JP2017066345A - ノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた絶縁電線・ケーブル - Google Patents

ノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた絶縁電線・ケーブル Download PDF

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修一 永田
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Abstract

【課題】バイオマス材料を有効に利用し、かつ難燃性及び機械的強度にも優れるノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを導体の被覆材として用いた絶縁電線・ケーブルを提供すること。【解決手段】(A)ポリオレフィン系樹脂及び(B)難燃剤を含有するノンハロゲン難燃性樹脂組成物であって、前記(A)ポリオレフィン系樹脂がバイオマス由来のバイオマス樹脂を含有し、該バイオマス樹脂はノンハロゲン難燃性樹脂組成物中45質量%以上含有され、前記(A)ポリオレフィン系樹脂100質量部に対して、前記(B)難燃剤を30質量部以上含有するノンハロゲン難燃性樹脂組成物とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ノンハロゲン難燃性樹脂組成物に関し、更に詳しくは、電線・ケーブルの絶縁体やシース等の被覆材として好適なノンハロゲン難燃性樹脂組成物及び該ノンハロゲン難燃性樹脂組成物を用いた絶縁電線・ケーブルに関する。
近年、地球的環境問題への取り組みから、バイオマス材料が注目されている。バイオマス材料は、植物等の生物体を由来とし、その炭素源は大気中二酸化炭素を利用したものであるため、カーボンニュートラルの観点から環境に配慮したものと言える。
電線やケーブルという技術分野においても環境問題への関心は高く、例えば、導体と該導体の外周を被覆する絶縁体とを備えた絶縁電線において、絶縁体をバイオマス材料と塩化ビニル樹脂とを含有する樹脂組成物より形成する技術が開示されている(例えば、特許文献1、2)。
また、燃焼時に有害なガスを発生させることのないノンハロゲン難燃性樹脂組成物が多用されるようになっており、例えば、(A)エチレン−酢酸ビニル共重合体40〜80質量部、(B)融点が100℃以上のエチレン−エチルアクリレート共重合体60〜20質量部、(C)金属水酸化物を(A)と(B)の合計100質量部に対して20〜300質量部からなり、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体(A)がシラン架橋されているノンハロゲン難燃性樹脂組成物が開示され、該ノンハロゲン難燃性樹脂組成物を、絶縁体又はシースに用いた電線・ケーブルが提案されている(例えば、特許文献3)。
特開2012−99380号公報 特開2012−182034号公報 特開2011−1495号公報
特許文献1、2に記載の技術では、塩化ビニル樹脂というハロゲンを含む樹脂が使用されているため、例えば建築物、発電所、各種プラント等において火災が発生した場合に、人体に対する影響や機器の腐食の原因となるハロゲン系ガスが発生する恐れがある。
また、特許文献3に記載の技術では、金属水酸化物を比較的多量に配合する必要があり、これにより電線・ケーブルの密度が高くなり、運搬時のコストが増加するとともに、引張強度や伸び等の機械的強度の低下を招いてしまうという問題点があった。
したがって本発明の目的は、バイオマス材料を有効に利用し、かつ難燃性及び機械的強度にも優れるノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを導体の被覆材として用いた電線・ケーブルを提供することにある。
本発明者は鋭意研究を重ねた結果、ベース樹脂にバイオマス由来のバイオマス樹脂を特定量以上使用するとともに、難燃剤の含有量を特定量としたノンハロゲン難燃性樹脂組成物が上記課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は以下の(1)〜(7)の通りである。
(1)(A)ポリオレフィン系樹脂及び(B)難燃剤を含有するノンハロゲン難燃性樹脂組成物であって、前記(A)ポリオレフィン系樹脂がバイオマス由来のバイオマス樹脂を含有し、該バイオマス樹脂はノンハロゲン難燃性樹脂組成物中45質量%以上含有され、前記(A)ポリオレフィン系樹脂100質量部に対して、前記(B)難燃剤を30質量部以上含有することを特徴とするノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
(2)前記バイオマス樹脂は、密度が0.915〜0.950g/cmであり、JIS K7210に準拠して190℃、2.16kg荷重の条件で測定したメルトフローレート(MFR)が0.2〜10.0g/10minであることを特徴とする前記(1)に記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
(3)前記バイオマス樹脂が、バイオマス由来のポリオレフィン樹脂であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
(4)前記ポリオレフィン樹脂が、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン―エチルアクリレート共重合樹脂及びエチレン―酢酸ビニル共重合樹脂からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする前記(3)に記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
(5)前記(B)難燃剤が、リン系難燃剤及び窒素系難燃剤のうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1つに記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
(6)導体と該導体を被覆する被覆層とを備える絶縁電線・ケーブルであって、前記被覆層は少なくとも一層からなり、前記被覆層の少なくとも最外層が、前記(1)〜(5)のいずれか1つに記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物により形成されることを特徴とする絶縁電線・ケーブル。
(7)前記最外層の密度が、1.10g/cm以下であることを特徴とする前記(6)に記載の絶縁電線・ケーブル。
本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物は、ベース樹脂である(A)ポリオレフィン系樹脂がバイオマス由来のバイオマス樹脂を含有し、バイオマス樹脂が組成物中45質量%以上含まれるため、地球環境上有利であり、また、難燃剤の構成及び配合量を特定化したことから難燃性及び機械的強度に優れる。
したがって本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物を用いた絶縁電線・ケーブルは、環境面に優れ、難燃性及び機械的強度にも優れる。
図1は、本発明の実施形態に係る絶縁電線の概略断面図である。 図2(a)及び(b)は、本発明の実施形態に係る絶縁ケーブルの概略断面図である。
以下、本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた絶縁電線・ケーブルについてさらに詳細に説明する。
〔ノンハロゲン難燃性樹脂組成物〕
本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物は、(A)ポリオレフィン系樹脂及び(B)難燃剤を含有する。
以下、各成分について説明する。
(A)ポリオレフィン系樹脂は本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物のベース樹脂として用いられる。ポリオレフィン系樹脂としては、ハロゲンを含まないものであれば特に限定されず、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE),中密度ポリエチレン(MDPE),低密度ポリエチレン(LDPE),線状低密度ポリエチレン(L−LDPE),超低密度ポリエチレン(V−LDPE)等のポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体(EPR)、エチレン−メチルアクリレート共重合体(EMA)、等が挙げられる。これらの(A)ポリオレフィン系樹脂は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
本発明において、(A)ポリオレフィン系樹脂はバイオマス由来のバイオマス樹脂を含有する。バイオマス樹脂を含むことにより、環境に配慮した樹脂組成物を得ることができる。
バイオマス樹脂は、バイオマス由来のポリオレフィン樹脂であることが好ましい。このようなポリオレフィン樹脂は公知であり、例えば、サトウキビやトウモロコシ等の植物原料から抽出する糖の発酵物又はセルロース発酵物から得たエチルアルコールを用いて、アルコール脱水反応を介して植物由来のエチレンやプロピレンを製造し、これを出発原料にして合成したポリエチレンやポリプロピレン等が挙げられる。
本発明の効果向上の観点から、バイオマス由来のポリオレフィン樹脂は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂からなる群から選択される少なくとも1種であるのが好ましい。このようなポリエチレンとしては、市販されているものを使用することができ、例えば、Braskem社製のグリーンポリエチレンに属する各種ポリエチレン樹脂、具体的には商品名SLH118、SBC818、SHE150、SHA7260、SGF4960等が挙げられる。
また、ノンハロゲン難燃性樹脂組成物の難燃性及び機械的強度を高めるという理由から、バイオマス由来のバイオマス樹脂の密度は0.915〜0.950g/cmであることが好ましい。なお、本発明でいう密度は、JIS K7112(1992)に準拠して測定される値である。バイオマス樹脂の密度が0.915g/cm未満であると、電線用途として十分な引張強さを保持できなくなるため好ましくなく、0.950g/cmを超えると、電線用途として十分な引張伸びを保持できなくなるため好ましくない。そのため、本発明において、バイオマス樹脂の密度は、0.915〜0.950g/cmであるのが好ましい。
さらにまた、ノンハロゲン難燃性樹脂組成物の難燃性及び機械的強度を高めるという理由から、バイオマス由来のバイオマス樹脂の、JIS K7210に準拠して190℃、2.16kg荷重の条件で測定したメルトフローレート(MFR)が0.2〜10.0g/10minであることが好ましい。バイオマス樹脂のMFRが0.2g/10min未満であると、電線押出時の負荷が高くなるため好ましくなく、10.0g/10minを超えると、電線の外観を著しく損なう虞があるため好ましくない。そのため、本発明において、バイオマス樹脂のMFRは0.2〜1.0g/10minであるのが好ましい。
本発明において、ノンハロゲン難燃性樹脂組成物中、前記バイオマス由来のバイオマス樹脂を45質量%以上含有する。組成物中のバイオマス樹脂の含有量が45質量%以上であると、環境に悪影響を与えることのない樹脂組成物を得ることができる。バイオマス樹脂は、ノンハロゲン難燃性樹脂組成物中、50質量%以上であるのが好ましく、70質量%以上であるのがより好ましく、95質量%以上であるのが更に好ましい。
また、(A)ポリオレフィン系樹脂におけるバイオマス樹脂の割合は、65質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、(A)ポリオレフィン系樹脂が全てバイオマス樹脂であるのが更に好ましい。
本発明で使用できる(B)難燃剤としては、特に制限されないが、リン系難燃剤、窒素系難燃剤等が挙げられる。
リン系難燃剤としては、例えば、ポリリン酸メラミン等のポリリン酸化合物、芳香族リン酸エステル、芳香族縮合リン酸エステル等が挙げられる。詳細には、リン系難燃剤としては、例えば、リン酸メラミン、ポリリン酸メラミン、リン酸グアニジン、ポリリン酸グアニジン、リン酸アンモニウム、ポリリン酸アンモニウム、リン酸アミドアンモニウム、ポリリン酸アミドアンモニウム、リン酸カルバメート、ポリリン酸カルバメート等のリン酸塩系化合物やポリリン酸塩系化合物、赤リン、有機リン酸エステル化合物、ホスファゼン化合物、ホスホン酸化合物、ホスフィン酸化合物、ホスフィンオキシド化合物、ホスホラン化合物、ホスホルアミド化合物等を使用することができる。
窒素系難燃剤としては、メラミンシアヌレート等のメラミン系化合物、トリアジン化合物、グアニジン化合物等が挙げられる。詳細には、窒素系難燃剤としては、メラミン、メラム、メレム、メロン、メラミンシアヌレート等のトリアジン系化合物、シアヌル酸化合物、イソシアヌル酸化合物、トリアゾール系化合物、テトラゾール化合物、ジアゾ化合物、尿素等を使用することができる。
これらの(B)難燃剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。(B)難燃剤を2種類以上併用することにより、難燃剤の相乗効果により、難燃剤の使用量を低減しつつ、電線・ケーブルの被覆材として使用する場合は、電線・ケーブルに十分な難燃性を付与することができる。
本発明において、(B)難燃剤は、リン系難燃剤と窒素系難燃剤を組み合わせて用いることが好ましい。
なお、本発明では、ノンハロゲン難燃性樹脂組成物を低密度にし、運搬コストを低減し、取扱い性を高めるという観点から、(B)難燃剤として金属水酸化物をできる限り配合しないことが望ましい。金属水酸化物としては、例えば水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、水酸化カルシウム、ハイドロタルサイト類等が挙げられる。
本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物において、(B)難燃剤は、(A)ポリオレフィン系樹脂100質量部に対し30質量部以上含有する。(B)難燃剤の含有量が30質量部以上であると、ノンハロゲン難燃性樹脂組成物に所望の難燃性を付与することができるので、本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物を被覆材として用いた絶縁電線・ケーブルを軽量化することができ、絶縁電線・ケーブルの機械特性を向上させることができる。(B)難燃剤の含有量は、(A)ポリオレフィン系樹脂100質量部に対し、30〜60質量部であるのが好ましい。
本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物は、必要に応じて、発泡剤、酸化防止剤、加工助剤、紫外線吸収剤、着色剤、帯電防止剤、分散剤、その他の滑剤等の公知の各種添加剤を配合することもできる。
発泡剤としては、化学的分解によって炭酸ガスや窒素ガスなどを発生させる公知の化学分解型発泡剤等を用いることができ、例えば、アゾジカルボンアミド(ADCA)等のアゾ化合物、N−N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン等のニトロソ化合物、4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)(OBSH)やヒドラゾジカルボンアミド(HDCA)等のヒドラジン誘導体、炭酸水素ナトリウム等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えば、フェノール系酸化防止剤、アミン系酸化防止剤、リン系酸化防止剤などが挙げられる。
加工助剤としては、例えば、樹脂材料等に添加されるパラフィン系油、アロマチック系油、ナフテン系油等の石油系油が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、サリチレート系化合物、置換トリル系化合物、金属キレート系化合物等が挙げられる。
着色剤としては、「顔料便覧(日本顔料技術協会編)」に記載されている一般的な無機顔料や有機顔料を用いることができる。例えば、無機顔料としては、チタンイエロー等のチタンを含む(複合)金属酸化物、酸化亜鉛、酸化鉄、硫化亜鉛、三酸化アンチモン等が挙げられる。有機顔料はフタロシアニン系、アンスラキノン系、キナクリドン系、アゾ系、イソインドリノン系、キノフタロン系、ペリノン系、ペリレン系等の顔料が挙げられる。
帯電防止剤としては、例えば、アルキルリン酸エステル、ケイ酸化合物などが挙げられる。
分散剤としては、例えば、アクリル系分散剤、脂肪酸エステル系分散剤、ポリエチレングリコール系分散剤、非イオン性界面活性剤、両親媒性トリフェニレン誘導体、ピレン誘導体等が挙げられる。
その他の滑剤としては、例えば、炭化水素系滑剤、脂肪酸系滑剤、エステル系滑剤等が挙げられる。
また、本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物を電線・ケーブルの被覆層に使用する場合は、シランカップリング剤、架橋剤、架橋触媒を配合してもよい。具体的には、(A)ポリオレフィン系樹脂に、架橋剤を用いてシランカップリング剤を導入した後、架橋触媒を用いて(A)ポリオレフィン系樹脂をシラン架橋させることが好ましい。より詳細には、(A)ポリオレフィン系樹脂の主鎖に対し、シランカップリング剤をグラフト反応させ、その後、シランカップリング剤を縮合等させることにより、架橋構造を形成することが好ましい。このように架橋構造としてシロキサン結合を生成することにより、(A)ポリオレフィン系樹脂の柔軟性を損なわずに耐久性を付与することができる。
シランカップリング剤としては、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン等のビニルシラン化合物、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、β−(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノシラン化合物、β−(3,4エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン等のエポキシシラン化合物、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等のアクリルシラン化合物、ビス(3−(トリエトキシシリル)プロピル)ジスルフィド、ビス(3−(トリエトキシシリル)プロピル)テトラスルフィド等のポリスルフィドシラン化合物、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン等のメルカプトシラン化合物等を挙げることができる。ただ、シランカップリング剤はこれらに限定されるものではない。また、これらは1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。さらに、シランカップリング剤の配合割合は、(A)ポリオレフィン系樹脂100質量部に対して1.0〜2.0質量部であることが好ましい。
架橋剤(ラジカル発生剤)としては、有機過酸化物が挙げられるが、これに限定されるものではない。具体的には、架橋剤としては、ジクミルパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(tert−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、1,3−ビス(tert−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、n−ブチル−4,4−ビス(tert−ブチルパーオキシ)バレレート、ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、tert−ブチルパーオキシベンゾエート、tert−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、ジアセチルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、tert−ブチルクミルパーオキサイド等が挙げられる。また、これらは1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。さらに、架橋剤の配合割合は、(A)ポリオレフィン系樹脂100質量部に対して0.05〜0.10質量部であることが好ましい。
架橋触媒としては、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジオクタエート、酢酸第1錫、カプリル酸第1錫、カプリル酸亜鉛、ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルトが挙げられるが、これらに限定されるものではない。さらに、架橋触媒の配合割合は、ジブチル錫ジラウレートの場合であれば(A)ポリオレフィン系樹脂100質量部に対して0.1〜0.2質量部であることが好ましい。
本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物の調製は、公知の方法に従い行うことができる。例えば、あらかじめヘンシェルミキサー等の高速混合装置を用いてプリブレンドした後、バンバリーミキサー、ニーダー、ロールミル等の公知の混練機を用いて混練する方法が挙げられる。
なお、シラン架橋を形成する場合には、まず、(A)ポリオレフィン系樹脂に、架橋剤を用いてシランカップリング剤をグラフト反応させる。次に、シランカップリング剤を導入した(A)ポリオレフィン系樹脂と、架橋触媒とを混練することにより、シラン架橋を形成することができる。なお、この場合、(B)難燃剤は、シラン架橋を形成する前に添加してもよく、形成後に添加してもよい。
また、本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物の機械特性は、密度が1.000g/cm以下(JIS K7112(1999)準拠)、引張強さが10MPa以上(JIS C3005(2014)準拠)、引張伸びが350%以上(JIS C3005(2014)準拠)であることが好ましい。また、上記ノンハロゲン難燃性樹脂組成物の柔軟性は硬度がHDD55以下(JIS K7215準拠)であることが好ましい。このような機械的特性及び柔軟性を満たすことにより、電線及びケーブルの絶縁体やシースとして使用した場合に、長期間に亘り絶縁性を確保することが可能となる。
本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物の難燃性は、JIS C3005(4.26)に準拠した燃焼試験に基づき、60秒以内の消炎性を有することが好ましい。滑り性は静摩擦係数が0.7以下(ASTM D1894準拠)であることが好ましい。このような難燃性及び滑り性を満たすことにより、電線及びケーブルの絶縁体やシースとして使用した場合でも、耐燃特性を維持しながら施工性を向上させることができる。
〔絶縁電線・ケーブル〕
本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物は、絶縁体やシースなどの導体の被覆材として用いることにより、耐熱性及び滑り性に優れた絶縁電線・ケーブルを得ることができる。
本発明の絶縁電線・ケーブルは、導体と該導体を被覆する被覆層とを備え、この被覆層が、本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物によって形成される。被覆層は少なくとも一層からなり、被覆層の少なくとも最外層が本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物によって形成される。
図1は、本発明の実施形態に係る絶縁電線の概略断面図であり、図2(a)及び(b)は、本発明の実施形態に係る絶縁ケーブルの概略断面図である。
図1に示すように、本実施形態における絶縁電線(以下、単に「電線」という)1は、導体10と、該導体10の周縁を覆う、被覆層5としての絶縁体11とを備える。また、図2(a)に示すように、本実施形態における絶縁ケーブル(以下、単に「ケーブル」という)2は、束ねられた複数の電線1(1a,1b,1c)と、束ねられた複数の電線1の周縁を覆う、被覆層5としてのシース21とを備える。なお、ケーブル2は、必ずしも複数の電線1を束ねている必要はなく、図2(b)に示すように、導体10の周縁を絶縁体11とシース21からなる被覆層5で覆ったものとしてもよい。
導体10は、1本の素線のみであってもよく、複数本の素線を束ねて形成したものであってもよい。導体10の材料としては、例えば、銅、メッキされた銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等の導電性金属を用いることができる。
本発明において、被覆層5は少なくとも一層からなり、被覆層5の少なくとも最外層が本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物より形成される。すなわち、図1においては、絶縁体11が本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物より形成され、図2(a)及び図2(b)においては、少なくともシース21が本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物より形成される。なお、図2(a)及び図2(b)における絶縁体11も本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物より形成されていても構わない。
本発明の電線1及びケーブル2において、本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物により形成された絶縁体11及びシース21の密度は、1.10g/cm以下であることが好ましい。このような密度によれば、電線1又はケーブル2の軽量化が達成され、運搬コストや取扱い性を高めることができる。なお、該密度は、ベースポリマー種類、難燃剤及びその他の配合物の種類や配合部数によって調節することができる。
電線・ケーブルの作製方法は、公知の方法に従い行うことができ、例えば、一般的な押出成形法を採用することができる。
例えば、導体10を構成する銅等の素線上に、単軸押出機や二軸押出機等の押出機により本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物を押出被覆して絶縁体11を形成することにより電線1が得られる。ケーブル2は、このようにして得られた電線1を1本ないしは複数本束ねて、それらの外部に本発明のノンハロゲン難燃性樹脂組成物を押出被覆してシース21を形成することにより得られる。
以下、本発明を実施例及び比較例によりさらに説明するが、本発明は下記例に制限されるものではない。なお、単に「部」とあるのは質量部を意味する。
実施例、比較例に使用した各成分は以下の通りである。
<バイオマス樹脂>
A1:ポリエチレン(PE)、Braskem社製「SLH118」(商品名、密度0.916g/cm、MFR1.0)
A2:ポリエチレン(PE)、Braskem社製「SBC818」(商品名、密度0.918g/cm、MFR8.1)
A3:ポリエチレン(PE)、Braskem社製「SHE150」(商品名、密度0.948g/cm、MFR1.0)
A4:ポリエチレン(PE)、Braskem社製「SHA7260」(商品名、密度0.92g/cm、MFR22.0)
A5:ポリエチレン(PE)、Braskem社製「SGF4960」(商品名、密度0.961g/cm、MFR0.3)
<非バイオマス樹脂>
B1:ポリエチレン(PE)、JPE社製「LF640MA」(商品名、密度0.924g/cm、MFR5.0)
B2:ポリエチレン(PE)、日本ポリエチレン株式会社製「KF270」(商品名、密度0.907g/cm、MFR2.0)
B3:エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、宇部丸善ポリエチレン株式会社製「V215」(商品名、密度0.940g/cm、MFR2.0)
<シランカップリング剤>
C1:ビニルトリエトキシシラン、信越シリコーン株式会社製「KBA−1003」(商品名)
<架橋剤>
D1:有機過酸化物、三井化学ファイン株式会社「DCP」(商品名)
<架橋触媒>
E1:ジブチル錫ジラウレート、東京ファインケミカル株式会社製「L−101」(商品名)
<難燃剤>
G1:ポリリン酸メラミン、BASF社製「Melapur200」(商品名)
G2:メラミンシアヌレート、堺化学工業株式会社製「STABIACE MC−5S」(商品名)
G3:水酸化マグネシウム、新鉱工業株式会社製「マグラックスST」(商品名)
<試験例1>
(実施例1〜10及び比較例1〜3)
表1に示す配合量(質量部)に従い、各成分を温度140℃のニーダーにて混練し、ノンハロゲン難燃性樹脂組成物を調製した。
続いて、押出成形機(HAAKE製「ポリラボシステム」(商品名))を用いて各ノンハロゲン難燃性樹脂組成物を直径2.0mmの銅線上に0.8mm厚となるように絶縁体を形成して試験電線を作製した。
各絶縁体及び試験電線について、下記の評価を行い、結果を表1に示す。
(絶縁体の引張伸び・引張強さ)
JIS C3005(2014)に従い、絶縁体の引張伸びを測定した。引張伸びが350%以上であるものを「〇」、350%未満であるものを「×」と評価した。
JIS C3005(2014)に従い、絶縁体の引張強さを測定した。引張強さが20MPa以上のものを「◎」、10MPa以上20MPa未満のものを「〇」、10MPa未満のものを「×」と評価した。
(絶縁体の密度)
JIS K7112(1992)に従い、絶縁体の密度を測定した。密度が1.10g/cm以下のものを「〇」、1.10g/cmを超えるものを「×」と評価した。
(難燃性)
JIS C3005(2014)に従い、試験電線の燃焼試験を行った。着火後、60秒以内に自然に火が消えるものを「〇」、60秒を超えても火が消えないものを「×」と評価した。
Figure 2017066345
表1の結果から、実施例1〜10で作製したノンハロゲン難燃性樹脂組成物から形成した絶縁体は、地球環境上有利であり、また、難燃性及び機械的強度に優れることがわかった。また、絶縁体の密度が低いことから、運搬コストを低減でき、取扱い性にも優れる。
これに対し、比較例1,2は難燃性に劣る結果となった。また、比較例3は、バイオマス樹脂の含有量が少なく、また機械的強度及び低密度を同時に満足することができなかった。
<試験例2>
(実施例11〜21及び比較例4〜8)
表2に示す配合量(質量部)に従い、各成分を温度140℃のニーダーにて混練し、ノンハロゲン難燃性樹脂組成物を調製した。
続いて、日本コークス工業製「FM 10C/I型ミキサ」(商品名)を用いてプリプレグ処理により調整した絶縁体用樹脂組成物を、直径2.0mmの銅線上に0.8mm厚となるように絶縁体を形成し、さらにノンハロゲン難燃性樹脂組成物でシースを形成した試験ケーブルを作製した。
各絶縁体、シース及び試験ケーブルについて、下記の評価を行い、結果を表2に示す。
(絶縁体の引張伸び・引張強さ)
JIS C3005(4.16)に従い、絶縁体の引張伸びを測定した。引張伸びが200%以上であるものを「〇」、200%未満であるものを「×」と評価した。
JIS C3005(4.16)に従い、絶縁体の引張強さを測定した。引張強さが10MPa以上のものを「〇」、10MPa未満のものを「×」と評価した。
(絶縁体の加熱変形度)
JIS C3005(4.23)に従い、加熱温度を120℃として、絶縁体の加熱変形度を測定した。加熱変形度が40%以下であるものを「〇」、40%を超えるものを「×」と評価した。
(シースの引張伸び・引張強さ)
JIS C3005(4.16)に従い、シースの引張伸びを測定した。引張伸びが350%以上であるものを「〇」、350%未満であるものを「×」と評価した。
JIS C3005(4.16)に従い、シースの引張強さを測定した。引張強さが20MPa以上のものを「◎」、10MPa以上20MPa未満のものを「〇」、10MPa未満のものを「×」と評価した。
(シースの密度)
JIS K7112(5.1)に従い、シースの密度を測定した。密度が1.10g/cm以下のものを「〇」、1.10g/cmを超えるものを「×」と評価した。
(難燃性)
JIS C3005(4.26)に従い、試験ケーブルの燃焼試験を行った。着火後、60秒以内に自然に火が消えるものを「〇」、60秒を超えても火が消えないものを「×」と評価した。
Figure 2017066345
表2の結果から、実施例11〜21で作製したノンハロゲン難燃性樹脂組成物から形成したシースは、地球環境上有利であり、また、難燃性及び機械的強度に優れることがわかった。また、シースの密度が低いことから、運搬コストを低減でき、取扱い性にも優れる。
これに対し、比較例4〜7は難燃性に劣る結果となった。また、比較例8は、バイオマス樹脂の含有量が少なく、また機械的強度及び低密度を同時に満足することができなかった。
1 絶縁電線(電線)
2 絶縁ケーブル(ケーブル)
5 被覆層
10 導体
11 絶縁体
21 シース
1a,1b,1c 電線

Claims (7)

  1. (A)ポリオレフィン系樹脂及び(B)難燃剤を含有するノンハロゲン難燃性樹脂組成物であって、
    前記(A)ポリオレフィン系樹脂がバイオマス由来のバイオマス樹脂を含有し、該バイオマス樹脂はノンハロゲン難燃性樹脂組成物中45質量%以上含有され、
    前記(A)ポリオレフィン系樹脂100質量部に対して、前記(B)難燃剤を30質量部以上含有する
    ことを特徴とするノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
  2. 前記バイオマス樹脂は、密度が0.915〜0.950g/cmであり、JIS K7210に準拠して190℃、2.16kg荷重の条件で測定したメルトフローレート(MFR)が0.2〜10.0g/10minであることを特徴とする請求項1に記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
  3. 前記バイオマス樹脂が、バイオマス由来のポリオレフィン樹脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
  4. 前記ポリオレフィン樹脂が、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン―エチルアクリレート共重合樹脂及びエチレン―酢酸ビニル共重合樹脂からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項3に記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
  5. 前記(B)難燃剤が、リン系難燃剤及び窒素系難燃剤のうちの少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物。
  6. 導体と該導体を被覆する被覆層とを備える絶縁電線・ケーブルであって、
    前記被覆層は少なくとも一層からなり、前記被覆層の少なくとも最外層が、請求項1〜5のいずれか1項に記載のノンハロゲン難燃性樹脂組成物により形成されることを特徴とする絶縁電線・ケーブル。
  7. 前記最外層の密度が、1.10g/cm以下であることを特徴とする請求項6に記載の絶縁電線・ケーブル。
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