JP2017053678A - 走行支援システム、走行支援方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

走行支援システム、走行支援方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両移動に係る案内を直感的に分かり易い態様で案内することを可能にした走行支援システム、走行支援方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】車両を誘導する誘導車線を特定し、誘導車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定し、車両が走行する道路の画像をHUD19により表示するとともに、表示される道路の画像の内、車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像65を複数表示するように構成する。【選択図】図12

Description

本発明は、特定車線への車両の誘導案内を行う走行支援システム、走行支援方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより自車の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD−ROMやHDDなどの記録媒体またはネットワークを通じて取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。更に、かかるナビゲーション装置には、所望する目的地を入力すると、出発地から目的地までの最適経路を探索する経路探索機能を備えている。そして、探索結果に基づいて設定された案内経路をディスプレイ画面に表示するとともに、右左折等の案内の対象となる交差点(以下、案内交差点という)に接近した場合には音声やディスプレイ画面を用いた案内を行うことによって、ユーザを所望の目的地まで確実に案内するようになっている。また、近年は携帯電話機、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ等においても上記ナビゲーション装置と同様の機能を有するものがある。
ここで、案内経路が特に複数車線から構成される場合には、車両が走行すべき車線(以下、誘導車線という)へ車両を誘導する為の誘導案内をすることが重要である。例えば、次の案内交差点において車両が左折を行う場合には、左折方向に通行区分された車線を案内交差点に到達する前に車両に走行させる必要があり、一方、次の案内交差点において車両が右折を行う場合には、右折方向に通行区分された車線を案内交差点に到達する前に車両に走行させる必要がある。しかし、車線の案内を行わずに案内交差点の直前で右左折の指示を案内しても車両が通過方向に対応する車線を走行しているとは限らないことから、右左折ができずに案内経路から外れてしまう可能性がある。従って、予め誘導車線へと車両を誘導する為の誘導案内を行うことが望ましい。また、案内交差点以外にも例えば工事や事故による車線減少区間等において、同様にして特定の誘導車線へと車両を誘導する為の誘導案内を行う必要の生じる場合がある。
そこで、例えば特開2010−236915号公報には、案内交差点等の誘導車線が存在する区間へと車両が接近した場合に、誘導車線上にある道路標識を強調表示することによって誘導車線が存在することをユーザに報知するとともに、誘導車線への車線移動を促す技術について提案されている。
特開2010−236915号公報(第10、図6、図7)
ここで、上記特許文献1の技術では、誘導車線上にある道路標識を強調表示することによって、誘導車線の位置を案内することは可能であるが、具体的にどのように車線移動を行って誘導車線まで移動するのかを案内することができなかった。また、道路標識を強調表示するという案内態様では、案内内容の認知までに時間がかかり、特に弱視者に対して案内内容を把握させることが難しい問題もあった。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、第1車線から第2車線へと車両を誘導する誘導案内を行う場合において、具体的にどのように車線移動を行って第1車線から第2車線へと移動するのかを直感的に分かり易い態様で案内することにより、ユーザに案内内容を瞬間的に認知させることを可能にした走行支援システム、走行支援方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る走行支援システムは、第1車線から前記第1車線と異なる第2車線へと車両を誘導する誘導案内を行う走行支援システムであって、前記第1車線から前記第2車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定する推奨区間特定手段と、前記車両が走行する道路の画像を表示装置に表示する道路画像表示手段と、前記表示装置に表示される前記道路の画像の内、前記車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像を複数表示する指示画像表示手段と、を有する。
尚、「第1車線」は車両が現在走行する車線であっても良いし、車両を最終的に誘導する必要のある車線(誘導車線)以外の車線であれば車両が現在走行する車線以外の車線であってもよい。また、「第2車線」は誘導車線であっても良いし、車両が現在走行する車線と誘導車線の間にある車線としても良い。
また、本発明に係る走行支援方法は、第1車線から前記第1車線と異なる第2車線へと車両を誘導する誘導案内を行う走行支援方法である。具体的には、推奨区間特定手段が、前記第1車線から前記第2車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定するステップと、道路画像表示手段が、前記車両が走行する道路の画像を表示装置に表示するステップと、指示画像表示手段が、前記表示装置に表示される前記道路の画像の内、前記車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像を複数表示するステップと、を有する。
更に、本発明に係るコンピュータプログラムは、第1車線から前記第1車線と異なる第2車線へと車両を誘導する誘導案内を行わせるコンピュータプログラムである。具体的には、コンピュータを、前記第1車線から前記第2車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定する推奨区間特定手段と、前記車両が走行する道路の画像を表示装置に表示する道路画像表示手段と、前記表示装置に表示される前記道路の画像の内、前記車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像を複数表示する指示画像表示手段と、して機能させる。
前記構成を有する本発明に係る走行支援システム、走行支援方法及びコンピュータプログラムによれば、第1車線から第2車線へと車両を誘導する誘導案内を行う場合において、第1車線から第2車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定し、道路画像中の車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像を複数表示するので、具体的にどのように車線移動を行って第1車線から第2車線へと移動するのかを直感的に分かり易い態様で案内することが可能となる。また、案内内容をユーザに瞬間的に認知させることが可能であり、弱視者に対しても把握が容易な案内を行うことができる。
本実施形態に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。 本実施形態に係る走行支援処理プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係る案内領域設定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 案内交差点の一例を示した図である。 案内交差点の一例を示した図である。 案内道路に対して設定される各地点の一例を示した図である。 案内道路に対して設定される案内領域の一例を示した図である。 各案内領域に対して設定される案内の一例を示した図である。 本実施形態に係る誘導案内処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 車両が案内領域に到達する前の移動案内画面を示した図である。 車両が案内領域に到達した後の移動案内画面を示した図である。 車両が車線移動注意区間内に位置する際の移動案内画面を示した図である。 車両が車線移動警告区間内に位置する際の移動案内画面を示した図である。 車両が車線移動警告区間内を通過した後の移動案内画面を示した図である。 誘導案内のうち、特に音声案内による案内の一例を示した図である。
以下、本発明に係る走行支援システムをナビゲーション装置に具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るナビゲーション装置1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。
図1に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1が搭載された車両の現在位置を検出する現在位置検出部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU13と、ユーザからの操作を受け付ける操作部14と、ユーザに対して車両周辺の地図や車線の誘導案内等を表示する液晶ディスプレイ15と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ17と、プローブセンタやVICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール18と、を有する。また、ナビゲーション装置1はCAN等の車載ネットワークを介して、ヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUDという)19が接続されている。
以下に、ナビゲーション装置1が有する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB31や所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部12は、ハードディスクの代わりにフラッシュメモリやメモリーカードやCDやDVD等の光ディスクを有しても良い。また、地図情報DB31は外部のサーバに格納させ、ナビゲーション装置1が通信により取得する構成としても良い。
ここで、地図情報DB31は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ32、ノード点に関するノードデータ33、各交差点に関する交差点データ34、施設等の地点に関する地点データ、地図を表示するための地図表示データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等が記憶された記憶手段である。
ここで、リンクデータ32としては、例えば、該リンクを識別するリンクID、該リンクの端部に位置するノードを特定する端部ノード情報、該リンクを構成する道路の道路種別、車線数、道路幅、車線毎の進行方向の通行区分等が記憶される。また、ノードデータ33としては、該ノードを識別するノードID、該ノードの位置座標、該ノードがリンクを介して接続される接続先ノードを特定する接続先ノード情報等が記憶される。また、交差点データ34としては、該交差点を形成するノードを特定する該当ノード情報、該交差点に接続されるリンク(以下、接続リンクという)を特定する接続リンク情報、該交差点に設けられた停止線の位置等が記憶される。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)13は、ナビゲーション装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラムのほか、後述の走行支援処理プログラム(図2)等が記録されたROM43、ROM43から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ44等の内部記憶装置を備えている。尚、ナビゲーションECU13は、処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、推奨区間特定手段は、第1車線から第2車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定する。道路画像表示手段は、車両が走行する道路の画像をHUD19により表示する。指示画像表示手段は、HUD19で表示される道路の画像の内、車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像を複数表示する。
操作部14は、走行開始地点としての出発地及び走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)を有する。そして、ナビゲーションECU13は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、操作部14は液晶ディスプレイ15の前面に設けたタッチパネルを有しても良い。また、マイクと音声認識装置を有しても良い。
また、液晶ディスプレイ15には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。
また、スピーカ16は、ナビゲーションECU13からの指示に基づいて案内経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。特に本実施形態では、後述のように車両が複数車線から構成される道路を走行する場合に、車両が走行すべき車線へと車両を誘導する音声案内についても出力する。
また、DVDドライブ17は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、地図情報DB31の更新等が行われる。尚、DVDドライブ17に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール18は、交通情報センタ、例えば、VICSセンタやプローブセンタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。
また、HUD19は、車両のダッシュボード内部に設置されており、内部にプロジェクタやプロジェクタからの映像が投射されるスクリーン等を有する。そして、スクリーンに投射された映像を、運転席の前方のフロントウィンドウに反射させて車両の乗員に視認させるように構成されている。そして、フロントウィンドウを反射して乗員がスクリーンに投射された映像を視認した場合に、乗員にはフロントウィンドウの位置ではなく、フロントウィンドウの先の遠方の位置にスクリーンに投射された映像が虚像として視認される。尚、本実施形態ではHUD19によって生成する虚像は、後述のように車両が複数車線から構成される道路を走行する場合に、車両が走行すべき車線へと車両を誘導する案内画像とする。尚、HUD19ではなく、液晶ディスプレイ15によってそれらの案内を行う構成としても良い。その場合にはHUD19は不要となる。
続いて、前記構成を有するナビゲーション装置1においてナビゲーションECU13が実行する走行支援処理プログラムについて図2に基づき説明する。図2は本実施形態に係る走行支援処理プログラムのフローチャートである。ここで、走行支援処理プログラムは車両のACC電源(accessory power supply)がONされた後に実行され、走行中の車両に対して車両の走行すべき車線へと車両を誘導する案内を行うプログラムである。以下の説明では車両の走行すべき車線へと車両を誘導する案内を“誘導案内”と定義し、誘導案内によって車両を最終的に誘導する車線を“誘導車線”と定義する。尚、以下の図2、図3及び図9にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置1が備えているRAM42やROM43に記憶されており、CPU41により実行される。
先ず、走行支援処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU41は、ナビゲーション装置1において現在設定されている案内経路(ユーザの走行予定経路)を取得する。尚、案内経路はナビゲーション装置1によって設定された出発地から目的地までの推奨経路であり、例えば公知のダイクストラ法を用いて探索される。また、案内経路はナビゲーション装置1が探索する構成としても良いし、外部のサーバが探索する構成としても良い。また、出発地はユーザの現在位置としても良いし、ユーザにより選択された任意の地点(例えば自宅)としても良い。一方、目的地は例えば操作部14において受け付けたユーザの操作(例えば登録地点の読出操作、施設の検索や選択操作)に基づいて設定する。
次に、S2においてCPU41は、前記S1で取得した案内経路に含まれる案内交差点を特定する。尚、案内交差点を複数含む場合には、案内経路に含まれる全ての案内交差点を特定しても良いし、車両の現在位置から最も近傍にある案内交差点のみを特定しても良い。ここで、案内交差点とは、案内経路に従って車両の走行の案内を行う際に、右左折指示等の案内を行う対象となる交差点である。
続いて、S3においてCPU41は、車両の現在位置を現在位置検出部11の検出結果に基づいて取得する。尚、車両の現在位置を地図データ上で特定するマップマッチング処理についても行う。更に、車両の現在位置は、高精度ロケーション技術を用いて詳細に特定することが望ましい。ここで、高精度ロケーション技術とは、車両後方のカメラから取り込んだ白線や路面ペイント情報を画像認識により検出し、更に、白線や路面ペイント情報を予め記憶した地図情報DBと照合することにより、走行車線や高精度な車両位置を検出可能にする技術である。本実施形態では特に車両が現在走行する車線の特定についても行う。尚、高精度ロケーション技術の詳細については既に公知であるので省略する。
その後、S4においてCPU41は、車両の現在位置から案内経路に沿って最も近傍にある案内交差点(以下、直近案内交差点という)に対して、後述の案内領域が既に設定されているか否かを判定する。尚、案内領域は誘導案内を行う領域であり、後述のS8において案内交差点に進入する際に車両が走行する道路に含まれる車線に対して設定される。尚、車両が案内経路から外れたり、交通状況が変化すること等によってナビゲーション装置1で案内経路の再探索(リルート)が行われると、直近案内交差点が変更となる場合があり、その場合には新たな直近案内交差点に対して案内領域を設定する必要が生じる。
そして、直近案内交差点に対して案内領域が設定されていないと判定された場合(S4:YES)には、直近案内交差点に対して案内領域を設定する為にS7へと移行する。それに対して、直近案内交差点に対して既に案内領域が設定されていると判定された場合(S4:NO)には、S5へと移行する。
S5においてCPU41は、車速センサ22から車両の現在の車速を取得する。
次に、S6においてCPU41は、車両の車速が変化したか否か判定する。尚、CPU41の処理負担を軽減する為に所定速度(例えば10km/h)以上変化したか否かを判定しても良い。尚、後述のように案内領域は車両の現在の車速によってその領域の長さが決定されるので、車両の車速が変化した場合には変化後の車速に基づいて案内領域を再度設定する必要が生じる。
そして、車両の車速が変化したと判定された場合(S6:YES)には、新たな車速に基づいて案内領域を再設定する為にS8へと移行する。それに対して、車両の車速が変化していないと判定された場合(S6:NO)には、現在の案内領域の設定を維持してS8へと移行する。
次に、S7においてCPU41は、後述の案内領域設定処理(図3)を実行する。尚、案内領域設定処理は、後述のように直近案内交差点に進入する際に車両が走行する道路に含まれる車線に対して、誘導案内を行う領域(以下、案内領域という)を設定する処理である。
その後、S8においてCPU41は、後述の誘導案内処理(図9)を実行する。尚、誘導案内処理は、後述のように道路画像や音声案内を用いて誘導車線へと車両を誘導する誘導案内を行う処理である。
次に、前記S7において実行される案内領域設定処理のサブ処理について図3に基づき説明する。図3は案内領域設定処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S11においてCPU41は、直近案内交差点に関する情報を地図情報DB31から取得する。具体的には、案内交差点に接続される道路の道路形状、車線数、車線毎の進行方向の通行区分、停止線の位置等である。
次に、S12においてCPU41は、直近案内交差点に接続される道路のうち、特に直近案内交差点へと進入する車両が走行する道路(即ち、案内経路沿いに直近案内交差点の手前側に接続される道路であり、以下、案内道路という)の車線数Nを特定する。尚、車線数が増減する道路である場合(例えば右折専用レーンが追加される場合等)には最大の車線数を取得する。
続いて、S13においてCPU41は、前記S12で取得した案内道路の車線数Nが1であるか否かを判定する。
そして、案内道路の車線数Nが1であると判定された場合(S13:YES)、即ち案内道路が1の車線のみから構成される場合には、直近案内交差点に対しては誘導案内を行う必要が無いので、案内道路に対して案内領域を設定することなくS8へと移行する。一方、案内道路の車線数Nが2以上であると判定された場合(S13:NO)、即ち案内道路が複数の車線を含む場合には、S14へと移行する。
S14においてCPU41は、前記S12で取得された案内道路に含まれる各車線に対して車線番号を付与する。具体的には、図4に示すように車両の進行方向に対して右から順に番号を付与する。従って、案内道路がN本の車線を含む場合には、1〜Nまでの車線番号が付与されることとなる。
続いて、S15においてCPU41は、前記S12で取得された案内道路に含まれる各車線のうち、誘導車線を車線番号により特定する。特定された誘導車線の車線番号をMとする。尚、誘導車線は前記したように誘導案内によって車両を最終的に誘導する車線であり、案内経路に沿って車両が走行する場合に車両の走行すべき車線となる。即ち、案内交差点の進行方向に対応する通行区分の車線を誘導車線とする。例えば、図4に示す案内交差点50において車両が右折する案内経路が設定されている場合には、案内交差点50に対する誘導車線は右折方向に通行区分された最も右側の車線(車線番号“1”の車線)となる。一方、図4に示す案内交差点50において車両が左折する案内経路が設定されている場合には、案内交差点50に対する誘導車線は左折方向に通行区分された最も左側の車線(車線番号“4”の車線)となる。
尚、誘導車線の候補として複数の車線が該当する場合もある。例えば、図5に示す案内交差点51において車両が右折する案内経路が設定されている場合には、右折方向に通行区分された最も右側の車線(車線番号“1”の車線)と右側から2番目の車線(車線番号“2”の車線)の2本の車線が誘導車線の候補となる。この場合において、誘導車線の候補となる全ての車線を誘導車線に特定しても良いし、いずれか一のみを誘導車線として特定する構成としても良い。いずれか一のみを誘導車線として特定する場合には、最も端にある車線(図5に示す例では車線番号“1”の車線)を優先して誘導車線に特定するのが望ましい。
その後、S16においてCPU41は、誘導車線への車両の車線移動を完了する必要のある“車線移動終了地点X”を特定する。尚、本実施形態では図6に示すように“車線移動終了地点X”を停止線52から所定距離(例えば30m)手前の位置とする。また、停止線がない場合には交差点への進入開始地点から所定距離(例えば1m)手前に停止線があると仮定する。前記S16で特定される“車線移動終了地点X”は、後述の案内領域の設定を行う際において基準の地点となる。
次に、S17においてCPU41は、以降の処理に用いるパラメータnに対して初期値として1を代入する。尚、パラメータnはフラッシュメモリ44等のメモリに記憶される。
続いて、S18においてCPU41は、案内道路に含まれる車線のうち、車線番号M−nと車線番号M+nの車線に対して案内領域を設定する為の基準となる各地点を特定する。尚、特定する地点としては“車線移動限界地点A”、“車線移動警告地点B”、“車線移動注意地点C”、“車線移動準備地点D”がある。ここで、“車線移動限界地点A”は、車線移動終了地点に到達するまでに誘導車線へと移動する為に車線移動を開始する必要のある限界点であり、この地点を車両が通過した後は車線移動を諦め、基本的に誘導案内を行わない。また、“車線移動警告地点B”は、誘導車線までの車線移動に余裕がないと判断される地点であり、この地点を通過した後は危機感を与えないように車線移動を促す誘導案内を行う。また、“車線移動注意地点C”は、誘導車線への車線移動を開始したほうが良いと判断される地点であり、この地点を通過した後は車線移動を促す誘導案内を行う。また、“車線移動準備地点D”は、車線移動の準備を開始したほうが良いと判断される地点であり、この地点を通過した後は車線移動を意識させる誘導案内を行う。
そして、上記A〜Dの各地点は具体的に以下の基準に基づいて特定される。
先ず、誘導車線に隣接する車線(車線番号M−1又はM+1の車線)について図6を用いて説明すると、“車線移動限界地点A”は、“車線移動終了地点X”まで4.8秒で到達する地点とする。尚、4.8秒は車線移動に必要な平均時間3.8秒に反応時間の1秒を加算した時間である。そして、“車線移動限界地点A”から“車線移動終了地点X”までの距離は、車両の現在の車速に基づいて特定され、例えば車両の現在の車速が50km/hである場合には66.7mとなる。
また、“車線移動警告地点B”は、“車線移動限界地点A”まで4秒で到達する地点とする。尚、4秒は車線移動に必要な平均時間3.8秒に準じた時間である。そして、“車線移動警告地点B”から“車線移動限界地点A”までの距離は、車両の現在の車速に基づいて特定され、例えば車両の現在の車速が50km/hである場合には55.6mとなる。
また、“車線移動注意地点C”は、“車線移動警告地点B”まで8秒で到達する地点とする。尚、8秒は車線移動に必要な平均時間3.8秒に一定の猶予時間を加算した時間であり、道路種別や形状に基づいて適宜変更可能である。但し、“車線移動警告地点B”から“車線移動限界地点A”までの距離よりも“車線移動注意地点C”から“車線移動警告地点B”からまでの距離が長くなるように時間を設定する。そして、“車線移動注意地点C”から“車線移動警告地点B”までの距離は、車両の現在の車速に基づいて特定され、例えば車両の現在の車速が50km/hである場合には111.1mとなる。
また、“車線移動準備地点D”は、“車線移動注意地点C”まで18秒で到達する地点とする。尚、18秒は車線移動に必要な平均時間3.8秒に一定の猶予時間を加算した時間であり、道路種別や形状に基づいて適宜変更可能である。但し、“車線移動注意地点C”から“車線移動警告地点B”までの距離よりも“車線移動準備地点D”から“車線移動注意地点C”までの距離が長くなるように時間を設定する。そして、“車線移動準備地点D”から“車線移動注意地点C”までの距離は、車両の現在の車速に基づいて特定され、例えば車両の現在の車速が50km/hである場合には250.0mとなる。
同様にして、誘導車線に隣接する車線(車線番号M−1又はM+1の車線)以外の車線(例えば、誘導車線の間に1本の車線を隔てる車線(車線番号M−2又はM+2の車線)や誘導車線の間に2本の車線を隔てる車線(車線番号M−3又はM+3の車線))についても上記A〜Dの各地点が特定される。図7は案内交差点50に接続する案内道路が片側4車線の道路である場合において、各車線に設定されるA〜Dの各地点の例を示す。ここで、誘導車線に隣接する車線(車線番号M−1又はM+1の車線)以外の車線については、“車線移動限界地点A”は、“車線移動終了地点X”まで4.8秒で到達する地点ではなく、誘導車線側に隣接する車線の“車線移動警告地点B”と隣接する地点まで4.8秒で到達する地点に設定する。即ち、“車線移動限界地点A”で誘導車線側に車線移動を開始した車両が、誘導車線側に隣接する車線の“車線移動警告地点B”に到達可能な位置に設定する。尚、他の“車線移動警告地点B”、“車線移動注意地点C”、“車線移動準備地点D”については、“車線移動限界地点A”を基準に上述した方法でそれぞれ設定される。
その後、S19においてCPU41は、案内道路に含まれる車線のうち、車線番号M−nと車線番号M+nの車線に対して案内領域を設定する。具体的には、前記S18で特定された上記A〜Dの各地点で区分される複数の区間を含む領域を案内領域として設定する。特に本実施形態では“(1)車線移動警告区間”、“(2)車線移動注意区間”、“(3)車線移動準備区間”の3つの区間を含む領域を案内領域とする。以下に、各区間について説明する。
“(1)車線移動警告区間”は、案内領域のうち、危機感を与えないように車線移動を促す誘導案内を行う対象となる区間であり、“車線移動警告地点B”を始点とし、“車線移動限界地点A”を終点とする車線内に車線に沿った矩形形状で設定される。図7に示す例では区間54が該当する。
また、“(2)車線移動注意区間”は、案内領域のうち、通常の車線移動を促す誘導案内を行う対象となる区間であり、“車線移動注意地点C”を始点とし、“車線移動警告地点B”を終点とする車線内に車線に沿った矩形形状で設定される。図7に示す例では区間55が該当する。尚、本実施形態では“(1)車線移動警告区間”と“(2)車線移動注意区間”を合わせた区間を、現在の走行車線から誘導車線側に隣接する車線への車線移動を推奨する「車線移動推奨区間」とする。
また、“(3)車線移動準備区間”は、案内領域のうち、車線移動を意識させる誘導案内を行う対象となる区間であり、“車線移動準備地点D”を始点とし、“車線移動注意地点C”を終点とする車線内に車線に沿った矩形形状で設定される。図7に示す例では区間56が該当する。
上記(1)〜(3)の区間を設定した結果、案内領域は図7に示すように、誘導車線との間にある車線の数に応じた距離だけ“車線移動終了地点X”から離れた地点を終点とした所定距離以内の領域に設定される。また、誘導車線との間にある車線の数が多い程、“車線移動終了地点X”から離れた位置に案内領域を設定し、具体的には案内領域の終点を誘導車線側に隣接する車線の案内領域の終点よりも所定距離(例えば8.8秒で車両が走行可能な距離)だけ離れた地点に設定する。その結果、各車線の案内領域は図7に示すように階段状に設定されることとなる。
次に、S20においてCPU41は、パラメータnを読み出し、1加算する。
その後、S21においてCPU41は、案内道路に含まれる全ての車線(但し、誘導車線は除く)を対象として前記S19により案内領域を設定したか否か判定する。
そして、案内道路に含まれる全ての車線を対象として前記S19により案内領域を設定したと判定された場合(S21:YES)には、S22へと移行する。それに対して、案内道路に含まれる全ての車線を対象として前記S19により案内領域を設定していないと判定された場合(S21:NO)にはS18へと戻り、残りの車線に対する案内領域の設定処理を継続して行う。
S22においてCPU41は、前記S19で設定された案内領域が含む区間毎に、誘導車線や車線移動終了地点との位置関係に応じて誘導案内の案内内容を設定する。具体的に前記S22においてCPU41は、案内領域が含む区間毎に指示画像の表示態様を設定する。ここで、本実施形態において指示画像は誘導車線側に隣接する車線へと向かう矢印の画像とし、後述のように車両周辺の道路画像を表示する場合に、道路画像に重畳して表示される。そして、本実施形態では以下のように区間毎に異なる指示画像の表示態様を設定する。図8は案内領域が含む各区間に設定される指示画像の表示態様を示した図である。
図8に示すように、先ず、車線移動終了地点から最も離れた“(3)車線移動準備区間”に該当する区間56は、車線移動終了地点までは余裕があり、現時点では積極的に車線移動を促す必要が無い。従って、指示画像については表示しないように設定する。
一方“(2)車線移動注意区間”に該当する区間55は、車線移動を推奨する区間である。従って、車線移動を促す為に、該区間の配置された車線から誘導車線側に隣接する車線へと跨る矢印57を、区間の始点から終点まで所定間隔(例えば5m間隔)で連続して表示する表示態様を設定する。
最後に、車線移動終了地点に最も近い“(1)車線移動警告区間”に該当する区間54は、車線移動注意区間と同じく車線移動を推奨する区間であるが、車線移動終了地点に近いため、強く車線移動を示唆する案内はユーザに危機感を与えて運転操作を誤らせる原因にもなる。従って、ユーザに危機感を与えないように誘導車線側に隣接する車線内のみに、矢印58を区間の始点から終点まで所定間隔(例えば5m間隔)で連続して表示する表示態様を設定する。その結果、図8に示すように車線移動終了地点までの距離に応じて指示画像の表示態様が段階的に変更されることとなる。尚、案内道路の車線数が3車線以上あって、矢印57と矢印58が重複するエリアが存在する場合には、該エリアでは矢印57を優先して表示するように設定する。
更に、前記S22においてCPU41は、各区間に対して案内フレーズについても設定する。尚、案内フレーズは車線移動終了地点に近い区間程、車線移動の余裕がないことを示す内容に設定し、例えば“(1)車線移動警告区間”は「直ちにY(Yは誘導車線までの車線数)つ右(左)のレーンに移動して下さい」とする。また、“(2)車線移動注意区間”は「Y(Yは誘導車線までの車線数)つ右(左)のレーンに移動して下さい」とし、“(3)車線移動準備区間”は「Y(Yは誘導車線までの車線数)つ右(左)のレーンに移動する準備をして下さい」とする。
そして、後述のようにナビゲーション装置1は、案内道路の画像をHUD19により表示する際に、前記S22で設定された表示態様で指示画像を該当区間に対して重畳して表示する。また、車両が案内領域に含まれる各区間に進入した際に、車両が位置する区間に対して設定された案内フレーズによる音声案内を行う。
次に、前記S8において実行される誘導案内処理のサブ処理について図9に基づき説明する。図9は誘導案内処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S31においてCPU41は、車両の現在位置を現在位置検出部11の検出結果に基づいて取得する。尚、詳細についてはS3と同様であるので説明は省略する。
次に、S32においてCPU41は、車両の現在位置が車線移動終了地点から所定距離以内にあるか否かを判定する。尚、所定距離は、車線移動終了地点から最も離れた位置にある案内領域の始点(車線移動準備地点D)までの距離よりも長い距離とし、例えば3kmとする。図7に示すように案内交差点50に対して案内領域が設定されている場合には、停止線52から最も左側の車線に設置された案内領域の始点(車線移動準備地点D)までの距離よりも長い距離とする。尚、前記S32では前記S7で設定された案内領域に車両が位置するか否かを判定しても良い。また、S32の判定処理を省略し、車両の走行中は常に後述のS33の道路画像の表示を行う構成としても良い。
そして、車両の現在位置が車線移動終了地点から所定距離以内にあると判定された場合(S32:YES)には、S33へと移行する。それに対して、車両の現在位置が車線移動終了地点から所定距離以内にないと判定された場合(S32:NO)には、S36へと移行する。
S33においてCPU41は、HUD19によって誘導車線へと車両を誘導する移動案内画面61の虚像を生成する。移動案内画面61では、車両が現在走行する道路の画像とともに、前記S22で設定された指示画像を道路の画像に重畳して表示する。尚、移動案内画面61の虚像を生成する位置は、車両のフロントガラスの前方であり、ユーザがフロントガラスを介して前方環境を視認した際に、ユーザの視界を妨げない位置且つサイズとする。
ここで、図10〜図14は前記S33においてHUD19によって生成される移動案内画面61の例を示した図である。先ず、図10には移動案内画面61がHUD19によって生成された直後、即ち車両が案内領域に到達する前の移動案内画面61の表示内容を示す。
図10に示すように、移動案内画面61には車両が現在走行する道路の画像62が表示される。更に、車両が現在走行する道路の画像62に対して、車両の現在位置を示す自車位置マーク63と、車両の現在位置から車両の現在走行する車線に沿って進行方向前方に直線状に描かれる経路画像64とが重畳して表示される。尚、経路画像64は、車両の現在位置から車両が現在走行する車線に沿って指示画像までを結ぶ線分の画像となる。
その後、車両が直近案内交差点へと接近し、案内領域のうち、特に“(2)車線移動注意区間”や“(1)車線移動警告区間”が移動案内画面61の表示対象に含まれると、図11に示すように車線移動を促す指示画像65が追加して表示される。ここで、指示画像65は、前記したように車両が現在走行する車線から誘導車線側の車線への移動を促す矢印であり、道路の画像に重畳して表示される。また、前述したように指示画像65は区間毎に表示態様が異なり、“(2)車線移動注意区間”に該当する区間55は、該区間の配置された車線から誘導車線側に隣接する車線へと跨る矢印が、区間の始点から終点まで所定間隔(例えば5m間隔)で連続して表示される。尚、図11に示すように経路画像64は“(2)車線移動注意区間”に表示される指示画像65と接続され、一体の矢印として表示される。一方、“(1)車線移動警告区間”に該当する区間54は、誘導車線側に隣接する車線内において、矢印が区間の始点から終点まで所定間隔(例えば5m間隔)で連続して表示される。その結果、車線移動終了地点までの距離に応じて指示画像65の表示態様が“矢印なし”→“車線間に跨って表示される矢印”→“移動先の車線のみに表示される矢印”へと段階的に変更されることとなる。尚、指示画像65として表示される矢印の向きは車線移動の方向に対応し、より具体的には誘導車線側へと向かう矢印となる。
その後、車両が直近案内交差点へと更に接近し、案内領域のうち、特に“(2)車線移動注意区間”内に到達すると、図12に示すように自車位置マーク63は誘導車線側を指し示す矢印の指示画像65と重複する。その結果、ユーザは現在のタイミングで矢印の指し示す方向へ車線移動をすべきであることを把握できる。
その後、車両が車線移動することなく直近案内交差点へと更に接近し、案内領域のうち、特に“(1)車線移動警告区間”内に到達すると、図13に示すように自車位置マーク63は矢印の指示画像65と重複することはなくなるが、誘導車線側の隣接する車線に矢印が表示されることとなる。その結果、ユーザは現在のタイミングで矢印の指し示す方向へ車線移動をすべきであることを把握できる。また、車線移動警告区間では指示画像65と自車位置マーク63をあえて重複して表示させないことによって、車線移動終了地点へと近づいていることに対してユーザに危機感を与えないようにする。
その後、車両が車線移動をすることなく“(1)車線移動警告区間”を通過すると、図14に示すように指示画像65は削除される。即ち、車両が“車線移動限界地点A”を通過したことにより、車線移動を諦め、以後は基本的に誘導案内を行わない構成とする。尚、車両の現在位置から進行方向前方に直線状に描かれる経路画像64は再度表示する構成としても良いし、表示しない構成としても良い。一方で、ナビゲーション装置1は車両が“(1)車線移動警告区間”を通過した時点で、車両が案内交差点を現在走行する車線の通行区分に対応する方向(例えば直進方向)に通過すると仮定し、案内経路の再探索(リルート)を行う構成とする。それによって、ユーザに無理な車両操作を行わせることがない。
一方、車両が(1)〜(3)の各区間から車線移動を行い、誘導車線へと移動した場合には、以後誘導案内を行う必要がなくなるので指示画像65は削除される。その後、車両の現在位置から進行方向前方に直線状に描かれる経路画像64を表示する構成としても良い。また、車両が誘導車線へと移動した後は移動案内画面61の表示を終了しても良い。
その後、S34においてCPU41は、車両が案内領域に含まれる各区間へと進入したか否かを判定する。
そして、車両が案内領域に含まれる各区間に進入したと判定された場合(S34:YES)には、S35へと移行する。それに対して。車両が案内領域に含まれる各区間に進入していないと判定された場合(S34:NO)には、S36へと移行する。
S35においてCPU41は、車両が進入後に位置する区間に対して設定された案内内容で音声案内による誘導案内を行う。例えば、図15に示すように片側2車線の道路を誘導車線と異なる左側の車線を案内交差点50に向かって走行する場合には、車両が“(3)車線移動推奨区間”である区間56に進入した時点で「1つ右のレーンに移動する準備をして下さい」との音声案内をスピーカ16から出力する。その後、車両が車線移動せずに“(2)車線移動注意区間”である区間55に進入した時点で「1つ右のレーンに移動して下さい」とのより強く車線移動を促す音声案内をスピーカ16から出力する。更に、車両が車線移動せずに“(1)車線移動警告区間”である区間54に進入した時点で「直ちに1つ右のレーンに移動して下さい」との更に強く車線移動を促す音声案内をスピーカ16から出力する。その後、車両が車線移動せずに“(1)車線移動警告区間”である区間54を抜けると、車線移動を諦め、以後は基本的に音声案内の出力は行われない。また、車両が車線移動をして誘導車線へと進入した場合においても基本的に音声案内の出力は行われない。但し、「現在のレーンを継続して走行してください」等の走行する車線を維持することを示唆する案内を行う構成としても良い。尚、上記音声案内が開始されるタイミングは車両が区間の境界を跨いだタイミングとする。
以上のように本実施形態では、道路画像中の“(1)車線移動警告区間”や“(2)車線移動注意区間”に重畳して車線移動を促す指示画像65を複数表示するので、具体的にどのように車線移動を行って誘導車線へと移動するのかを直感的に分かり易い態様で案内することが可能となる。具体的には、指示画像65が連続して表示されている区間が車線移動を推奨する区間となるので、ユーザは車線移動を行うタイミングを容易に把握できる。また、指示画像65として表示される矢印の向きから、車線移動を行う方向を容易に把握できる。従って、弱視者に対しても把握が容易な案内を行うことができる。
その後、S36においてCPU41は、車両が直近案内交差点を通過したか否か判定する。
そして、車両が直近案内交差点を通過したと判定された場合(S36:YES)には、当該走行支援処理プログラムを終了する。その後、次の直近案内交差点に対する案内領域の設定処理や案内領域に基づく誘導案内を行う構成とする。それに対して、車両が直近案内交差点を通過していないと判定された場合(S36:NO)にはS31へと戻り、継続して誘導案内を行う。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るナビゲーション装置1、ナビゲーション装置1を用いた走行支援方法及びナビゲーション装置1で実行されるコンピュータプログラムによれば、車両を誘導する誘導車線を特定し(S15)、誘導車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定し(S19)、車両が走行する道路の画像をHUD19により表示するとともに、表示される道路の画像の内、車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像65を複数表示する(S33)ので、具体的にどのように車線移動を行って誘導車線へと移動するのかを直感的に分かり易い態様で案内することが可能となる。また、案内内容をユーザに瞬間的に認知させることが可能であり、弱視者に対しても把握が容易な案内を行うことができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、案内経路に含まれる案内交差点に対して車両を誘導する誘導車線及び誘導案内を行う為の案内領域を設定する構成としているが、案内交差点以外にも誘導車線が存在する道路であれば上述した誘導車線や案内領域を設定し、誘導案内を行う構成としても良い。例えば、工事や事故による車線減少区間がある。また、案内交差点以外の交差点であっても交差点に進入する道路に含まれる車線が、進行方向毎の通行区分のある交差点に対しては、同様に誘導車線や案内領域を設定し、誘導案内を行う構成としても良い。
また、本実施形態では、“(1)車線移動警告区間”、“(2)車線移動注意区間”、“(3)車線移動準備区間”の3つの区間を含む領域を案内領域としているが、案内領域は2区間、或いは4区間以上に区分しても良い。また、本実施形態では車線移動を推奨する車線移動推奨区間を“(1)車線移動警告区間”と“(2)車線移動注意区間”とを合わせた区間としているが、“(3)車線移動準備区間”を車線移動推奨区間に含めても良い。その場合には、“(3)車線移動準備区間”においても指示画像65を表示するように構成する。
また、本実施形態では、車両が走行する車線が1車線のみからなる車線である場合には誘導案内を実施しない構成としているが、1車線であっても車両が走行する車線に対して案内領域を設定し、誘導案内を実施する構成としても良い。
また、本実施形態では、車両の現在位置から最も近傍にある案内交差点に対して車両を誘導する誘導車線及び誘導案内を行う為の案内領域を設定する(S7)構成としているが、予め案内経路に含まれる全ての案内交差点に対して車両を誘導する誘導車線及び誘導案内を行う為の案内領域を設定する構成としても良い。その際には、区間の長さを設定する際に車両の現在の車速ではなく道路の規制速度や渋滞度から推定した車両の推定車速を用いる。
また、案内領域に含まれる“(1)車線移動警告区間”、“(2)車線移動注意区間”、“(3)車線移動準備区間”の3つの区間毎に案内色を設定し、車両が各区間に位置する場合には位置する区間に対応する色で自車位置マーク63を表示しても良い。また、道路画像62や指示画像65の色を区間に対応する色で表示する構成としても良い。
また、本実施形態では、指示画像65を表示する間隔を一定間隔(例えば5m間隔)としているが、指示画像65を表示する間隔を車線移動終了地点Xまでの距離に応じて変更しても良い。具体的には、車線移動終了地点Xに近い位置程、より狭い間隔で指示画像65を表示する。その結果、ユーザは車線移動を終了しなければならない地点までの距離を表示された指示画像65から直感的に把握することが可能となる。
また、本実施形態では、指示画像65を誘導車線側を向く矢印の画像としているが、車線移動を示唆する画像であれば他の画像としても良い。但し、視覚的に車線移動する方向が分かり易い形状の画像とするのが望ましい。
また、本発明はナビゲーション装置以外に、案内経路に基づく経路案内を行う機能を有する各種装置に対して適用することが可能である。例えば、携帯電話機やスマートフォン等の携帯端末、パーソナルコンピュータ、タブレット型端末等(以下、携帯端末等という)に適用することも可能である。また、サーバと携帯端末等から構成されるシステムに対しても適用することが可能となる。その場合には、上述した走行支援処理プログラム(図2)の各ステップは、サーバと携帯端末等のいずれが実施する構成としても良い。
また、本発明に係る走行支援システムを具体化した実施例について上記に説明したが、走行支援システムは以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
第1車線から前記第1車線と異なる第2車線へと車両を誘導する誘導案内を行う走行支援システム(1)であって、前記第1車線から前記第2車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間(54、55)を特定する推奨区間特定手段(41)と、前記車両が走行する道路の画像(62)を表示装置(19)に表示する道路画像表示手段(41)と、前記表示装置に表示される前記道路の画像の内、前記車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像(65)を複数表示する指示画像表示手段(41)と、を有する。
上記構成を有する走行支援システムによれば、具体的にどのように車線移動を行って第1車線から第2車線へと移動するのかを直感的に分かり易い態様で案内することが可能となる。また、案内内容をユーザに瞬間的に認知させることが可能であり、弱視者に対しても把握が容易な案内を行うことができる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
前記指示画像表示手段(41)は、前記車線移動推奨区間(54、55)の始点から終点まで所定間隔で前記指示画像(65)を連続して表示する。
上記構成を有する走行支援システムによれば、第1車線から第2車線へと移動するのが推奨される区間を視覚的に分かり易く案内することが可能となる、その結果、第1車線から第2車線へと車線移動すべきタイミングをユーザに瞬間的に認知させることが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
前記第2車線への前記車両の車線移動を完了する必要のある車線移動終了地点を特定する車線移動終了地点特定手段(41)を有し、前記指示画像表示手段(41)は、前記指示画像(65)の表示対象となる位置から前記車線移動終了地点までの距離に応じて前記指示画像の表示態様を段階的に変更する。
上記構成を有する走行支援システムによれば、第1車線から第2車線への車線移動を促す案内を、車線移動終了地点までの距離に応じた適切な対応で行うことが可能となる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
前記車線移動推奨区間(54、55)の内、前記車線移動終了地点から離れた区間を注意区間(55)、前記車線移動終了地点に近い区間を警告区間(54)として分割して設定し、前記指示画像表示手段(41)は、前記注意区間では前記第1車線から前記第2車線へと跨る前記指示画像(65)を表示し、前記警告区間では前記第2車線内に前記指示画像を表示する。
上記構成を有する走行支援システムによれば、第1車線から第2車線への車線移動を行うべきタイミングを指示画像により明確に案内可能とする一方で、車線移動終了地点に近い警告区間では指示画像と自車位置をあえて重複させないことによって、車線移動終了地点へと近づいていることに対してユーザに危機感を与えないことが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記指示画像表示手段(41)は、前記車線移動終了地点に近い位置ほど前記指示画像(65)をより狭い間隔で表示する。
上記構成を有する走行支援システムによれば、車線移動を終了しなければならない地点までの距離を表示された指示画像から直感的に把握することが可能となる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記指示画像(65)は、前記第1車線から前記第2車線側へと向かう矢印である。
上記構成を有する走行支援システムによれば、ユーザは表示された矢印の方向と矢印が表示された区間を視認することによって、車線移動を行う方向と車線移動を行うタイミングをそれぞれ明確に示唆することが可能となる。
また、第7の構成は以下のとおりである。
前記道路画像表示手段(41)は、前記車両の現在位置の周辺の道路の画像(62)を表示し、前記道路の画像上において前記車両の現在位置を示す画像(63)を前記表示装置(19)に表示する。
上記構成を有する走行支援システムによれば、車両の現在位置と車線移動を推奨する車線移動推奨区間との位置関係を明確に案内することが可能となり、ユーザは車線移動を行うタイミングを容易に把握することが可能となる。
また、第8の構成は以下のとおりである。
前記第1車線は、前記車両が走行する走行車線であって、前記車両の現在位置から前記第1車線に沿って前記指示画像(65)までを結ぶ画像(64)を前記道路の画像(62)に重畳して前記表示装置(19)に表示する経路画像表示手段(41)を有する。
上記構成を有する走行支援システムによれば、今後に車両が走行すべき走行ラインを視覚的に分かり易く表示することが可能となる。
また、第9の構成は以下のとおりである。
前記指示画像表示手段(41)は、前記車両が前記第2車線へと移動することなく前記車線移動推奨区間(54、55)を通過した後には前記指示画像(65)を消去する。
上記構成を有する走行支援システムによれば、第2車線への車線移動を諦めるべき状況では第2車線への誘導案内を行わないように構成するので、ユーザに無理な車両操作を行わせることがない。また、ユーザの操作負担を軽減することが可能となる。
また、第10の構成は以下のとおりである。
前記車両の走行を案内する案内経路を取得する案内経路取得手段(41)を有し、前記推奨区間特定手段(41)は、前記案内経路に含まれる案内交差点(50、51)に対して前記車線移動推奨区間(54、55)を特定する。
上記構成を有する走行支援システムによれば、特に案内交差点を車両が通過する場合において、車両を案内経路に沿って走行させる為にどのタイミングでどのような車両操作を行えばよいのかをユーザに適切に把握させることが可能となる。その結果、案内交差点において車両が案内経路から外れることなく、案内経路に沿った方向へと車両を右左折させることが可能となる。
1 ナビゲーション装置
13 ナビゲーションECU
19 HUD
41 CPU
42 RAM
43 ROM
50、51 案内交差点
52 停止線
54 車線移動警告区間
55 車線移動注意区間
56 車線移動準備区間
61 移動案内画面
62 道路画像
63 自車位置マーク
64 経路画像
65 指示画像

Claims (12)

  1. 第1車線から前記第1車線と異なる第2車線へと車両を誘導する誘導案内を行う走行支援システムであって、
    前記第1車線から前記第2車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定する推奨区間特定手段と、
    前記車両が走行する道路の画像を表示装置に表示する道路画像表示手段と、
    前記表示装置に表示される前記道路の画像の内、前記車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像を複数表示する指示画像表示手段と、を有する走行支援システム。
  2. 前記指示画像表示手段は、前記車線移動推奨区間の始点から終点まで所定間隔で前記指示画像を連続して表示する請求項1に記載の走行支援システム。
  3. 前記第2車線への前記車両の車線移動を完了する必要のある車線移動終了地点を特定する車線移動終了地点特定手段を有し、
    前記指示画像表示手段は、前記指示画像の表示対象となる位置から前記車線移動終了地点までの距離に応じて前記指示画像の表示態様を段階的に変更する請求項1又は請求項2に記載の走行支援システム。
  4. 前記車線移動推奨区間の内、前記車線移動終了地点から離れた区間を注意区間、前記車線移動終了地点に近い区間を警告区間として分割して設定し、
    前記指示画像表示手段は、
    前記注意区間では前記第1車線から前記第2車線へと跨る前記指示画像を表示し、
    前記警告区間では前記第2車線内に前記指示画像を表示する請求項3に記載の走行支援システム。
  5. 前記指示画像表示手段は、前記車線移動終了地点に近い位置ほど前記指示画像をより狭い間隔で表示する請求項3又は請求項4に記載の走行支援システム。
  6. 前記指示画像は、前記第1車線から前記第2車線側へと向かう矢印である請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の走行支援システム。
  7. 前記道路画像表示手段は、前記車両の現在位置の周辺の道路の画像を表示し、
    前記道路の画像上において前記車両の現在位置を示す画像を前記表示装置に表示する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の走行支援システム。
  8. 前記第1車線は、前記車両が走行する走行車線であって、
    前記車両の現在位置から前記第1車線に沿って前記指示画像までを結ぶ画像を前記道路の画像に重畳して前記表示装置に表示する経路画像表示手段を有する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の走行支援システム。
  9. 前記指示画像表示手段は、前記車両が前記第2車線へと移動することなく前記車線移動推奨区間を通過した後には前記指示画像を消去する請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の走行支援システム。
  10. 前記車両の走行を案内する案内経路を取得する案内経路取得手段を有し、
    前記推奨区間特定手段は、前記案内経路に含まれる案内交差点に対して前記車線移動推奨区間を特定する請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の走行支援システム。
  11. 第1車線から前記第1車線と異なる第2車線へと車両を誘導する誘導案内を行う走行支援方法であって、
    推奨区間特定手段が、前記第1車線から前記第2車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定するステップと、
    道路画像表示手段が、前記車両が走行する道路の画像を表示装置に表示するステップと、
    指示画像表示手段が、前記表示装置に表示される前記道路の画像の内、前記車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像を複数表示するステップと、を有する走行支援方法。
  12. 第1車線から前記第1車線と異なる第2車線へと車両を誘導する誘導案内を行わせるコンピュータプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記第1車線から前記第2車線への車線移動を推奨する車線移動推奨区間を特定する推奨区間特定手段と、
    前記車両が走行する道路の画像を表示装置に表示する道路画像表示手段と、
    前記表示装置に表示される前記道路の画像の内、前記車線移動推奨区間に重畳して車線移動を促す指示画像を複数表示する指示画像表示手段と、
    して機能させる為のコンピュータプログラム。
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