JP2017044936A - 調整ネジ部材、二部材の結合構造、レンズユニットとセンサープレートの実装構造、及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】二つの部材を結合した際の、一方の部材に対する他方の部材の傾き調整を精度よく無段階で可能とする。【解決手段】光学レンズ1aを有するレンズユニット1と、撮像素子4を囲むように配置されるセンサープレート5の実装構造であって、レンズユニット1の光学レンズ1aの周囲に、ネジ込まれて先端が突出する調整ネジ部材11が備えられている。その調整ネジ部材11の先端には、センサープレート5の取付孔5aから固定ネジ9をネジ込むための雌ネジ部11aが形成されている。そして、調整ネジ部材11の外周には、タッピング雄ネジ部11cが形成されている。さらに、調整ネジ部材11の先端と反対側端には、回転操作部材が係合する係合部11eが形成されている。また、調整ネジ部材11の先端は、周囲が面取り加工による先細りテーパー形状の傾斜面11dに形成されている。【選択図】図5
Description
本発明は、調整ネジ部材、二部材の結合構造、レンズユニットとセンサープレートの実装構造と、そのレンズユニットとセンサープレートの実装構造を備える撮像装置に関する。
二部材の結合構造の一例としては、例えば、デジタルカメラのセンサー(撮像素子)の撮像面がレンズの光軸に対して垂直になるように調整するため、レンズユニットに設けた、センサープレートをビス止めするボス部にシムを挿入して、撮像面の傾き(あおり)を調整する構造が知られている。
例えば、特許文献1には、回路基板をビス止めするボス部にスペーサを挿入して、あおり調整する構造が開示されている。
例えば、特許文献1には、回路基板をビス止めするボス部にスペーサを挿入して、あおり調整する構造が開示されている。
しかし、シム調整や特許文献1のようなスペーサ調整では、あおり調整量がシムやスペーサの厚みによって左右されてしまい、二つの部材を結合した際の、一方の部材に対する他方の部材の傾き調整は段階的な調整しかできないという課題がある。
本発明の課題は、二つの部材を結合した際の、一方の部材に対する他方の部材の傾き調整を精度よく無段階で可能とすることである。
以上の課題を解決するため、本発明の調整ネジ部材は、
外周に形成される雄ネジ部と、
一端側に形成される雌ネジ部と、
他端側に形成され、回転操作部材が係合する係合部と、を備えることを特徴とする。
外周に形成される雄ネジ部と、
一端側に形成される雌ネジ部と、
他端側に形成され、回転操作部材が係合する係合部と、を備えることを特徴とする。
以上の課題を解決するため、本発明の二部材の結合構造は、
前記二部材の一方の部材は、調整ネジ部材をネジ込むための組込孔を備え、前記調整ネジ部材が前記組込孔に組み込まれた状態において当該調整ネジ部材の先端が突出し、
前記二部材の他方の部材は、固定ネジを取り付けるための取付孔を備え、
前記調整ネジ部材の先端には、前記二部材の他方の部材の前記取付孔から前記固定ネジをネジ込むための雌ネジ部が形成されていることを特徴とする。
前記二部材の一方の部材は、調整ネジ部材をネジ込むための組込孔を備え、前記調整ネジ部材が前記組込孔に組み込まれた状態において当該調整ネジ部材の先端が突出し、
前記二部材の他方の部材は、固定ネジを取り付けるための取付孔を備え、
前記調整ネジ部材の先端には、前記二部材の他方の部材の前記取付孔から前記固定ネジをネジ込むための雌ネジ部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、二つの部材を結合した際の、一方の部材に対する他方の部材の傾き調整を精度よく無段階で可能とすることができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
また、以下においては、本願発明の調整ネジ部材を用いた二部材の結合の実施の一形態として、撮像装置が備えるレンズユニットとセンサープレートの結合を例にとって説明する。
(実施形態)
図1は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成として撮像装置を分解して示すもので、1はレンズユニット、2はセンサーアッシー、3はセンサー基板、4はセンサー(撮像素子)、5はセンサープレート、6はUV硬化型接着剤、7は光学フィルター、8は防塵ラバー、9は固定ネジ、11は調整ネジ部材である。
また、以下においては、本願発明の調整ネジ部材を用いた二部材の結合の実施の一形態として、撮像装置が備えるレンズユニットとセンサープレートの結合を例にとって説明する。
(実施形態)
図1は本発明を適用した電子機器の一実施形態の構成として撮像装置を分解して示すもので、1はレンズユニット、2はセンサーアッシー、3はセンサー基板、4はセンサー(撮像素子)、5はセンサープレート、6はUV硬化型接着剤、7は光学フィルター、8は防塵ラバー、9は固定ネジ、11は調整ネジ部材である。
例えばデジタルカメラにおいて、図示のように、光学レンズ1aを備えるレンズユニット1に対し、光学フィルター7及び防塵ラバー8を介在させて、センサーアッシー2の板金によるセンサープレート5がネジ止め固定される。
すなわち、レンズユニット1に対しセンサープレート5が、平行する二辺部において、1本の固定ネジ9と2本の固定ネジ9をセンサープレート5の取付孔5aから、レンズユニット1に組み込まれる調整ネジ部材11の雌ネジ部11a(図2以降参照)に各々ネジ込んでそれぞれ固定される。
すなわち、レンズユニット1に対しセンサープレート5が、平行する二辺部において、1本の固定ネジ9と2本の固定ネジ9をセンサープレート5の取付孔5aから、レンズユニット1に組み込まれる調整ネジ部材11の雌ネジ部11a(図2以降参照)に各々ネジ込んでそれぞれ固定される。
ここで、センサーアッシー2は、センサーである撮像素子4をセンサープレート5に対し、平行する二辺部において、UV(紫外線)硬化型接着剤6でそれぞれ固定したもので、撮像素子4はセンサー基板3に搭載さている。
そして、レンズユニット1の光学レンズ1aの周囲に形成した組込孔1bに調整ネジ部材11がネジ込んで備えられる。
図2(a)〜(c)は調整ネジ部材11部分を拡大したもので、図示のように、レンズユニット1の組込孔1bは、センサーアッシー2の取付面側が小径孔1cとなっている。
図2(a)〜(c)は調整ネジ部材11部分を拡大したもので、図示のように、レンズユニット1の組込孔1bは、センサーアッシー2の取付面側が小径孔1cとなっている。
調整ネジ部材11は、図示のように、雌ネジ部11aを有する一端側の外周が小径部11bに形成され、他端側までの外周にタッピング雄ネジ部11cが形成されている。小径部11bは、レンズユニット1の組込孔1bの小径孔1cと略同径で、タッピング雄ネジ部11cは組込孔1bより若干大径である。
そして、小径部11bの端面側周囲に面取り加工した先細りテーパー状の傾斜面11dが形成されている。
そして、小径部11bの端面側周囲に面取り加工した先細りテーパー状の傾斜面11dが形成されている。
また、調整ネジ部材11の雌ネジ部11aと反対側端面には、図示しない回転操作部材が係合する係合部11eが形成されている。
図示例では、六角の星型形状のヘックスローブによる係合部11eとなっているが、回転操作部材の種類に対応した形状の係合部11eであればよい。
なお、雌ネジ部11aは他端まで貫通してもよい。
図示例では、六角の星型形状のヘックスローブによる係合部11eとなっているが、回転操作部材の種類に対応した形状の係合部11eであればよい。
なお、雌ネジ部11aは他端まで貫通してもよい。
以上の調整ネジ部材11は、図1、図2(b)及び(c)に示すように、レンズユニット1の組込孔1bにタッピング雄ネジ部11cで組込孔1b周囲の樹脂材をネジ切りしながらネジ込んで組み付けられる。
図3はレンズユニット1の組込孔1bに調整ネジ部材11を組み込んだ状態を示すもので、図示のように、調整ネジ部材11の小径部11bが組込孔1bの小径孔1cを通って上方に若干突出している。
このように、レンズユニット1の組込孔1bにネジ込んで備えられる調整ネジ部材11にセンサープレート5をネジ止めする。
すなわち、センサー基板3に形成された取付用開口3aにおいて、固定ネジ9をセンサープレート5の取付孔5aから調整ネジ部材11の雌ネジ部11aにネジ込んで、レンズユニット1上にセンサープレート5を固定する。
すなわち、センサー基板3に形成された取付用開口3aにおいて、固定ネジ9をセンサープレート5の取付孔5aから調整ネジ部材11の雌ネジ部11aにネジ込んで、レンズユニット1上にセンサープレート5を固定する。
ここで、以上のネジ止めによる平行する二辺部において、レンズユニット1上に一対のガイドピン1dが形成されて、センサープレート5に一対のガイド孔5d(図1参照)が形成されている。
従って、レンズユニット1とセンサープレート5は、ネジ止めに先立って、そのネジ止め以外の平行する二辺部において、各々一組のガイドピン1d及びガイド孔5dで、光学レンズ1aのレンズ中心と撮像素子4の撮像中心とを一致させてそれぞれ位置決めされる。
なお、センサー基板3には、図示のように、位置決め用開口3bが形成されている。
従って、レンズユニット1とセンサープレート5は、ネジ止めに先立って、そのネジ止め以外の平行する二辺部において、各々一組のガイドピン1d及びガイド孔5dで、光学レンズ1aのレンズ中心と撮像素子4の撮像中心とを一致させてそれぞれ位置決めされる。
なお、センサー基板3には、図示のように、位置決め用開口3bが形成されている。
図4は以上によるレンズユニット1とセンサーアッシー2の組み付け状態を示したものである。
次に、図5はあおり調整を示すもので、図6(a)及び(b)はその要部を拡大して示すものである。
実施形態は、従来のビス止め用のボス部に代えて、調整ネジ部材11としたことにより、従来のボス高さを無段階で調整可能としている。
また、調整ネジ部材11の高さ調整をする場合は、固定ネジ9を一旦緩める必要はあるが、センサーアッシー2を外す必要はなく、調整ネジ部材11端面から係合部11eを専用ドライバーで必要量調節後、固定ビス9を再度締め付けることで、あおり調整作業は完了する。
また、調整ネジ部材11の高さ調整をする場合は、固定ネジ9を一旦緩める必要はあるが、センサーアッシー2を外す必要はなく、調整ネジ部材11端面から係合部11eを専用ドライバーで必要量調節後、固定ビス9を再度締め付けることで、あおり調整作業は完了する。
ここで、ネジ締めのトルクは、
固定ネジ9の締付トルク<調整ネジ部材11の締付トルク
となるように、調整ネジ部材11のタッピン部の下孔径を調整することにより、固定ネジ9を締付けの際にも、調整ネジ部材11が回転することはない。
固定ネジ9の締付トルク<調整ネジ部材11の締付トルク
となるように、調整ネジ部材11のタッピン部の下孔径を調整することにより、固定ネジ9を締付けの際にも、調整ネジ部材11が回転することはない。
さらに、図示のように、調整ネジ部材11の小径部11b先端に傾斜面11dを付けることにより、センサープレート5が傾き易くなり、あおり調整の精度を高めることが可能となる。
以上により、デジタルカメラの撮像面のあおり調整時に確実な調整が可能となり、カメラの品質向上が可能となる。
以上、実施形態のカメラ、すなわち、レンズユニット1とセンサープレート5の実装構造によれば、レンズユニット1の光学レンズ1aの周囲に、ネジ込まれて先端が突出する調整ネジ部材11が備えられ、その調整ネジ部材11は、センサープレート5の取付孔5aから固定ネジ9をネジ込むための雌ネジ部11aを先端に有して、タッピング雄ネジ部11cを外周に有しているので、撮像面のあおり調整を精度よく無段階で可能とすることができる。
(変形例)
以上の実施形態においては、カメラとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
また、調整ネジ部材の係合部の形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
以上の実施形態においては、カメラとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
また、調整ネジ部材の係合部の形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
(他の変形例)
前述したレンズユニット1とセンサープレート5の実装構造に代えて、任意の二部材を結合する構造にも適用可能である。
すなわち、図示しない二部材の一方の部材に調整ネジ部材11を備えて、その調整ネジ部材11の一方の部材から突出する先端の雌ネジ部11aに、二部材の他方の部材の取付孔から固定ネジ9をネジ込む構造でもよい。
前述したレンズユニット1とセンサープレート5の実装構造に代えて、任意の二部材を結合する構造にも適用可能である。
すなわち、図示しない二部材の一方の部材に調整ネジ部材11を備えて、その調整ネジ部材11の一方の部材から突出する先端の雌ネジ部11aに、二部材の他方の部材の取付孔から固定ネジ9をネジ込む構造でもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
外周に形成される雄ネジ部と、
一端側に形成される雌ネジ部と、
他端側に形成され、回転操作部材が係合する係合部と、を備えることを特徴とする調整ネジ部材。
<請求項2>
前記雄ネジ部は、タッピングネジであることを特徴とする請求項1に記載の調整ネジ部材。
<請求項3>
前記雌ネジ部側の端部周囲が面取り加工されていることを特徴とする請求項1または2に記載の調整ネジ部材。
<請求項4>
二部材を結合する構造であって、
前記二部材の一方の部材は、調整ネジ部材をネジ込むための組込孔を備え、前記調整ネジ部材が前記組込孔に組み込まれた状態において当該調整ネジ部材の先端が突出し、
前記二部材の他方の部材は、固定ネジを取り付けるための取付孔を備え、
前記調整ネジ部材の先端には、前記二部材の他方の部材の前記取付孔から前記固定ネジをネジ込むための雌ネジ部が形成されていることを特徴とする二部材の結合構造。
<請求項5>
前記調整ネジ部材の外周には、タッピング雄ネジ部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の二部材の結合構造。
<請求項6>
前記調整ネジ部材の前記先端と反対側端には、回転操作部材が係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の二部材の結合構造。
<請求項7>
前記調整ネジ部材の前記先端は、周囲が面取り加工されていることを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
<請求項8>
前記調整ネジ部材は、複数備えられていることを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
<請求項9>
前記他方の部材は、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込んで前記一方の部材に固定されることを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
<請求項10>
前記調整ネジ部材を前記タッピング雄ネジ部で前記一方の部材にネジ込むのに要する締付トルクは、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込むのに要する締付トルクより大きいことを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
<請求項11>
光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートの実装構造であって、
前記レンズユニットの前記光学レンズの周囲は、調整ネジ部材をネジ込むための組込孔を備え、前記調整ネジ部材が前記組込孔に組み込まれた状態において当該調整ネジ部材の先端が突出し、
前記センサープレートは、固定ネジを取り付けるための取付孔を備え、
前記調整ネジ部材の先端には、前記センサープレートの前記取付孔から前記固定ネジをネジ込むための雌ネジ部が形成されていることを特徴とするレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項12>
前記調整ネジ部材の外周には、タッピング雄ネジ部が形成されていることを特徴とする請求項11に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項13>
前記調整ネジ部材の前記先端と反対側端には、回転操作部材が係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項11または12に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項14>
前記調整ネジ部材の前記先端は、周囲が面取り加工されていることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項15>
前記調整ネジ部材は、複数備えられていることを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項16>
前記センサープレートは、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込んで前記レンズユニットに固定されることを特徴とする請求項11から15のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項17>
前記調整ネジ部材を前記タッピング雄ネジ部で前記レンズユニットにネジ込むのに要する締付トルクは、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込むのに要する締付トルクより大きいことを特徴とする請求項12から16のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項18>
請求項11から17のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造を備えることを特徴とする撮像装置。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
外周に形成される雄ネジ部と、
一端側に形成される雌ネジ部と、
他端側に形成され、回転操作部材が係合する係合部と、を備えることを特徴とする調整ネジ部材。
<請求項2>
前記雄ネジ部は、タッピングネジであることを特徴とする請求項1に記載の調整ネジ部材。
<請求項3>
前記雌ネジ部側の端部周囲が面取り加工されていることを特徴とする請求項1または2に記載の調整ネジ部材。
<請求項4>
二部材を結合する構造であって、
前記二部材の一方の部材は、調整ネジ部材をネジ込むための組込孔を備え、前記調整ネジ部材が前記組込孔に組み込まれた状態において当該調整ネジ部材の先端が突出し、
前記二部材の他方の部材は、固定ネジを取り付けるための取付孔を備え、
前記調整ネジ部材の先端には、前記二部材の他方の部材の前記取付孔から前記固定ネジをネジ込むための雌ネジ部が形成されていることを特徴とする二部材の結合構造。
<請求項5>
前記調整ネジ部材の外周には、タッピング雄ネジ部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の二部材の結合構造。
<請求項6>
前記調整ネジ部材の前記先端と反対側端には、回転操作部材が係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の二部材の結合構造。
<請求項7>
前記調整ネジ部材の前記先端は、周囲が面取り加工されていることを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
<請求項8>
前記調整ネジ部材は、複数備えられていることを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
<請求項9>
前記他方の部材は、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込んで前記一方の部材に固定されることを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
<請求項10>
前記調整ネジ部材を前記タッピング雄ネジ部で前記一方の部材にネジ込むのに要する締付トルクは、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込むのに要する締付トルクより大きいことを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
<請求項11>
光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートの実装構造であって、
前記レンズユニットの前記光学レンズの周囲は、調整ネジ部材をネジ込むための組込孔を備え、前記調整ネジ部材が前記組込孔に組み込まれた状態において当該調整ネジ部材の先端が突出し、
前記センサープレートは、固定ネジを取り付けるための取付孔を備え、
前記調整ネジ部材の先端には、前記センサープレートの前記取付孔から前記固定ネジをネジ込むための雌ネジ部が形成されていることを特徴とするレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項12>
前記調整ネジ部材の外周には、タッピング雄ネジ部が形成されていることを特徴とする請求項11に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項13>
前記調整ネジ部材の前記先端と反対側端には、回転操作部材が係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項11または12に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項14>
前記調整ネジ部材の前記先端は、周囲が面取り加工されていることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項15>
前記調整ネジ部材は、複数備えられていることを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項16>
前記センサープレートは、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込んで前記レンズユニットに固定されることを特徴とする請求項11から15のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項17>
前記調整ネジ部材を前記タッピング雄ネジ部で前記レンズユニットにネジ込むのに要する締付トルクは、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込むのに要する締付トルクより大きいことを特徴とする請求項12から16のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
<請求項18>
請求項11から17のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造を備えることを特徴とする撮像装置。
1 レンズユニット
1a 光学レンズ
1b 組込孔
1c 小径孔
1d ガイドピン
2 センサーアッシー
3 センサー基板
3a 取付用開口
3b 位置決め用開口
4 センサー(撮像素子)
5 センサープレート
5a 取付孔
5d ガイド孔
6 UV硬化型接着剤
7 光学フィルター
8 防塵ラバー
9 固定ネジ
11 調整ネジ部材
11a 雌ネジ部
11b 小径部
11c タッピング雄ネジ部
11d 傾斜面
11e 係合部
1a 光学レンズ
1b 組込孔
1c 小径孔
1d ガイドピン
2 センサーアッシー
3 センサー基板
3a 取付用開口
3b 位置決め用開口
4 センサー(撮像素子)
5 センサープレート
5a 取付孔
5d ガイド孔
6 UV硬化型接着剤
7 光学フィルター
8 防塵ラバー
9 固定ネジ
11 調整ネジ部材
11a 雌ネジ部
11b 小径部
11c タッピング雄ネジ部
11d 傾斜面
11e 係合部
Claims (18)
- 外周に形成される雄ネジ部と、
一端側に形成される雌ネジ部と、
他端側に形成され、回転操作部材が係合する係合部と、を備えることを特徴とする調整ネジ部材。 - 前記雄ネジ部は、タッピングネジであることを特徴とする請求項1に記載の調整ネジ部材。
- 前記雌ネジ部側の端部周囲が面取り加工されていることを特徴とする請求項1または2に記載の調整ネジ部材。
- 二部材を結合する構造であって、
前記二部材の一方の部材は、調整ネジ部材をネジ込むための組込孔を備え、前記調整ネジ部材が前記組込孔に組み込まれた状態において当該調整ネジ部材の先端が突出し、
前記二部材の他方の部材は、固定ネジを取り付けるための取付孔を備え、
前記調整ネジ部材の先端には、前記二部材の他方の部材の前記取付孔から前記固定ネジをネジ込むための雌ネジ部が形成されていることを特徴とする二部材の結合構造。 - 前記調整ネジ部材の外周には、タッピング雄ネジ部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の二部材の結合構造。
- 前記調整ネジ部材の前記先端と反対側端には、回転操作部材が係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の二部材の結合構造。
- 前記調整ネジ部材の前記先端は、周囲が面取り加工されていることを特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
- 前記調整ネジ部材は、複数備えられていることを特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
- 前記他方の部材は、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込んで前記一方の部材に固定されることを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
- 前記調整ネジ部材を前記タッピング雄ネジ部で前記一方の部材にネジ込むのに要する締付トルクは、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込むのに要する締付トルクより大きいことを特徴とする請求項5から9のいずれか一項に記載の二部材の結合構造。
- 光学レンズを有するレンズユニットと、撮像素子を囲むように配置されるセンサープレートの実装構造であって、
前記レンズユニットの前記光学レンズの周囲は、調整ネジ部材をネジ込むための組込孔を備え、前記調整ネジ部材が前記組込孔に組み込まれた状態において当該調整ネジ部材の先端が突出し、
前記センサープレートは、固定ネジを取り付けるための取付孔を備え、
前記調整ネジ部材の先端には、前記センサープレートの前記取付孔から前記固定ネジをネジ込むための雌ネジ部が形成されていることを特徴とするレンズユニットとセンサープレートの実装構造。 - 前記調整ネジ部材の外周には、タッピング雄ネジ部が形成されていることを特徴とする請求項11に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
- 前記調整ネジ部材の前記先端と反対側端には、回転操作部材が係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項11または12に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
- 前記調整ネジ部材の前記先端は、周囲が面取り加工されていることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
- 前記調整ネジ部材は、複数備えられていることを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
- 前記センサープレートは、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込んで前記レンズユニットに固定されることを特徴とする請求項11から15のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
- 前記調整ネジ部材を前記タッピング雄ネジ部で前記レンズユニットにネジ込むのに要する締付トルクは、前記固定ネジを前記雌ネジ部にネジ込むのに要する締付トルクより大きいことを特徴とする請求項12から16のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造。
- 請求項11から17のいずれか一項に記載のレンズユニットとセンサープレートの実装構造を備えることを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
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JP2015168552A JP2017044936A (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 調整ネジ部材、二部材の結合構造、レンズユニットとセンサープレートの実装構造、及び撮像装置 |
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JP2019134360A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
CN110118333A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-08-13 | 浙江嘉利(丽水)工业股份有限公司 | 一种车灯及其灯光调节机构 |
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2015
- 2015-08-28 JP JP2015168552A patent/JP2017044936A/ja active Pending
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JP2019134360A (ja) * | 2018-02-01 | 2019-08-08 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
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