JP6420996B2 - 撮像装置 - Google Patents

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本発明は、撮像レンズによって結像された被写体像を撮像素子により撮像する撮像装置に関する。
従来より、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの撮像素子を用いて撮像する撮像装置が広く知られている。
例えば、特許文献1に記載の撮像装置は、撮像レンズと、撮像素子と、撮像レンズを保持するレンズホルダと、レンズホルダを固定するフロントケースと、撮像素子を実装固定する基板を備えている。この撮像装置は、フロントケースの背面に基板をネジ締めすることにより撮像レンズに対する撮像素子の固定を行う構造を有する。
特開2012−74934号公報
このような撮像装置は、組立工程においてネジにより基板を締め込むため、ネジの締め込み過ぎによる基板の沈み込み等の影響により、撮像レンズに対する撮像素子の位置ずれが生じることがあった。
このような問題を回避するために、撮像レンズを保持する部材に対し撮像素子を接着固定する方法がある。しかしながら接着剤は、熱膨張率が大きいため温度変化により撮像素子と撮像レンズとの相対的な距離が変化してしまうという問題があった。
本発明の撮像装置は、上記課題を解決するために、撮像レンズを保持するレンズホルダと撮像素子を実装した基板を有する撮像装置において、レンズホルダに取り付けられるネジと、基板をネジに当接させるよう付勢する弾性体を有し、基板をネジのネジ頭の上部で受けることを特徴とする。
本発明によれば、組立工程における撮像素子の位置ずれをなくすことができ、更に、接着剤による温度変化に起因する撮像素子の位置ずれも無くすことができる。
本発明に係る撮像装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 図1における撮像装置の外観図である。(a)背面図を示す。(b)底面図を示す。 図2におけるA−A部の断面図である。 ケースと弾性体の形状を示す斜視図である。
図面を参照しつつ本発明に係る撮像装置の好適な実施形態について説明する。図1から図4に示されるように、撮像装置10は、撮像レンズ12,13,14を介して撮像素子20上に結像された被写体像を撮像する撮像装置であり、撮像レンズ12,13,14を保持するレンズホルダ11と、撮像レンズ12,13,14と、調整用ネジ15,16,17と、撮像素子20と、撮像素子20を実装固定する基板18と、基板18を固定するためのケース19を備えている。
撮像レンズ12,13,14は、被写体像を撮像素子20に結像させる為の光学レンズであり、レンズホルダ11に保持(固定)されている。尚、本実施形態では複数の撮像レンズを収容してレンズホルダ11に取り付けられる場合を示したが、単体の撮像レンズから構成してもよく、用途に応じてズームレンズとしてもよい。また、撮像レンズを筒状のレンズバレルの内周部に固定し、このレンズバレルをレンズホルダに固定してもよい。
撮像素子20は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconducter)などの固体撮像素子からなる撮像素子である。撮像素子20は、基板18に実装され固定される。
レンズホルダ11は、本体部11aと本体部11aに形成される円筒部11bとを有する。円筒部11bの内周部には、前述の撮像レンズ12,13,14が固定されている。また、レンズホルダ11の本体部11aには、調整用ネジ15,16,17を取り付けるネジ穴11c,11d,11eと、ケース19を固定する突起11f,11gが形成されている。
ネジ穴11c,11d,11eは、撮像レンズ11,12,13を中心として、撮像レンズ11,12,13の周囲に3つ設けられている。3箇所のネジ穴11c,11d,11eを仮想の線で結べば二等辺三角形状である。尚、より好適には、ネジ穴11c,11d,11eは、等間隔で設けられているとよい。この場合、3箇所のネジ穴11c,11d,11eを仮想の線で結べば正三角形状となる。これによって、後述する撮像素子20の調整について、特に傾き調整を確実に且つ容易に行うことができる。突起11f,11gは、撮像レンズ11,12,13を挟んで対向して2つ設けられている。
レンズホルダ11のネジ穴11c,11d,11eに取り付けられる調整用ネジ15,16,17は、ナベ小ネジである。この調整用ネジ15,16,17は、ネジ穴11c,11d,11eに対して背面側から螺合させる。尚、調整用ネジ15,16,17のネジ頭はナベ小ネジを図示しているが、ナベ小ネジに限るものではない。
撮像素子20を実装した基板18には、撮像素子20の周囲に円形の基板穴18a,18b,18cが3つ設けられている。基板穴18a,18b,18cは、光軸L方向の平面視で、レンズホルダ11のネジ穴11c,11d,11eと同じ位置に形成されており、基板18を貫通している貫通穴である。
そして、図3に示すように、基板穴18a,18b,18cの撮像レンズ11,12,13側のエッジが、レンズホルダ11に取り付けられた調整用ネジ15,16,17のネジ頭の上部に当接する。言い換えれば、調整用ネジ15,16,17のネジ頭の上部は、基板穴18a,18b,18cを通して背面側の外部に露出している。このように、基板穴18a,18b,18cの直径の大きさは、調整用ネジ15,16,17のネジ頭の直径より小さくされているが、後述するように撮像素子20の傾き調整時に調整ネジ15,16,17を回す冶具としてドライバーを使用するため、ドライバーの先端が入る程度の大きさとしている。
基板18は、調整用ネジ15,16,17のネジ頭の上部で受けた基板18の背面側から、板バネを有したケース19にて付勢することで固定される。調整用ネジ15,16,17においてネジ頭が丸いネジを使用することで、ネジ頭の上部と基板穴18a,18b,18cのエッジとを確実に当接させることができる。ネジ頭の首部に基板18を当接させる場合は、ネジ頭の首部に対して基板18の一部が浮いてしまうことがあり、基板18が不安定な状態になることがあったが、ネジ頭が丸い調整ネジ15,16,17の上部に円形の基板穴18a,18b,18cのエッジを当接させることで、ネジ頭に対して基板18の一部が浮くことを防止できる。このように、ネジ頭が丸いネジであればより好適である。
ケース19は、薄い金属板をコ字状に折り曲げることで形成され、レンズホルダ11に係合するケース穴19a,19bと基板18に圧接する弾性体としての板バネ19c,19dが設けられている。ケース穴19a,19bは、コ字状に折り曲げられたケース19の端部に形成され、レンズホルダ11の突起11f,11gが挿入される穴である。
ケース19の板バネ19c,19dは、コ字状に折り曲げられたケース19の中間部において切り曲げ加工されている。すなわち、ケース19に板バネ19c,19dが一体形成されている。板バネ19c,19dの先端が背面側から基板18に当接し、板バネ19c,19dの付勢力によって基盤18を調整ネジ15,16,17のネジ頭の上部に押し付けている。また、板バネ19c,19dは、背面側から見た平面視において、3つの調整ネジ15,16,17で囲まれた範囲内で基板18に当接しているため、基盤18を調整ネジ15,16,17に対して安定して押し付けることができる。尚、板バネ19c,19dを形成することに替えて、例えば、ケース19と基板18との間に設けた圧縮バネや、レンズホルダ11と基板18との間に設けた引っ張りバネ等を使用することができる。
図1を参照して、組み立て手順について説明する。撮像レンズ12,13,14を固定したレンズホルダ11の本体部11aの背面側を上向きにして、ネジ穴11a,11b,11cに調整用ネジ15,16,17を背面側から螺合する。そして、調整用ネジ15,16,17の上に撮像素子20を実装した基板18を置く。このとき、基板穴18a,18b,18cのエッジが調整用ネジ15,16,17のネジ頭の上部に当接するように置く。その後、板バネ19c,19dを基板18の背面側に当接させつつ、ケース穴19a,19bをレンズホルダ11の突起11f,11gに係合させることで、ケース19と基板18を固定する。
次に、撮像素子20の位置調整を行う。具体的には、各調整ネジ15,16,17を回して基板18の位置調整を行う。冶具としてのドライバーを基板穴18a,18b,18cの背面側から挿入し、実際に撮像素子20に結像された画像を確認しながら、調整ネジ15,16,17を回転させることで調整ネジ15,16,17を光軸L方向に移動させ、基板18(撮像素子20)の光軸L方向の位置調整や、光軸Lに対する傾き調整を行う。
このように、撮像装置10は、部材を上から載せていくだけで組み立てができるため、容易に組み立てることが可能である。
以上のように、撮像レンズ12,13,14を固定したレンズホルダ11に調整用ネジ15,16,17を取り付け、この調整ネジ15,16,17のネジ頭の上部で撮像素子20を実装した基板18を受け、ケース19の板バネ19c、19d(弾性体)によって基板18を調整ネジ15,16,17のネジ頭の上部に押し付ける。そして、調整用ネジ15,16,17を回転させることで、基板18の光軸L方向での位置、および基板18の傾きを調整する。したがって、撮像素子20の位置ずれをなくすことができ、更に、接着剤による温度変化に起因する撮像素子20の位置ずれも無くすことができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
10:撮像装置
11:レンズホルダ
12,13,14:撮像レンズ
15,16,17:調整用ネジ
18:基板
18a,18b,18c:基板穴
19:ケース
19c,19d:板バネ(弾性体)
20:撮像素子

Claims (4)

  1. 撮像レンズを保持するレンズホルダと撮像素子を実装した基板を有する撮像装置において、
    前記レンズホルダにおける前記撮像レンズの周囲に取り付けられる3つのネジと、
    前記基板を前記ネジに当接させるよう付勢する弾性体と、を有し、
    前記基板を前記ネジのネジ頭の上部で受け
    前記3つのネジの前記ネジ頭の上部が前記基板に設けられた3つの基板穴をそれぞれ通して前記基板の背面側に露出し、
    前記弾性体は、前記3つのネジで囲まれた範囲内で前記基板を付勢していることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記ネジ頭は丸く、
    前記基板穴は、円形であり、
    前記基板穴の直径が前記ネジ頭の直径より小さく、
    前記ネジ頭の上部が前記基板穴のエッジに当接することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記弾性体は、前記基板および前記レンズホルダを覆うケースと一体形成されており、
    前記ケースは、両端にそれぞれ2つのケース穴が設けられたコ字状をしており、
    前記レンズホルダには、前記2つのケース穴にそれぞれ係合し、外側に突出する2つの突起が設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記3つのネジは、前記撮像レンズを中心に等間隔で取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の撮像装置。
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