JP2017017291A - フープロードポート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウエハ周辺の環境を適切に測定でき、ウエハ搬送容器であるフープ内のウエハ表面を酸化や汚染から守ることができるフープロードポート装置。【解決手段】側面にウエハを出し入れする開口が形成されたフープのためのフープロードポート装置であって、前記フープの底面に形成された第1の底孔に対し、一方側で連通可能な第1のボトムノズルを有する載置台と、前記第1のボトムノズルに対して、前記第1のボトムノズルの他方側で連通する配管部と、を有し、前記配管部には、前記フープの内部から流出した気体の成分及び前記気体の清浄度の少なくとも一方を検出するセンサ部が設けられていることを特徴とするフープロードポート装置。【選択図】図5

Description

本発明は、側面にウエハを出し入れする開口が形成されたフープのためのフープロードポート装置に関する。
たとえば半導体の製造工程では、スミフ(SMIF)やプープ(FOUP)と呼ばれる搬送容器を用いて、各処理装置の間のウエハの搬送が行われる。さらに、搬送容器は、各処理装置に備えられるロードポート装置に設置され、ロードポート装置は、搬送容器内の空間と処理室の空間を連通させる。これにより、ロボットアーム等により搬送容器からウエハを取り出し、このウエハを処理装置へ受け渡すことが可能となる。
ここで、ウエハが収納される搬送容器内の環境は、ウエハ表面を酸化や汚染から守るために、所定の状態を上回る不活性状態及び清浄度が保たれることが好ましい。搬送容器内の気体の不活性状態や清浄度を向上させる方法としては、搬送容器の内部又は搬送容器と連通する空間に清浄化ガスを導入するガスパージ等の技術が提案されている。また一方で、搬送容器内の気体の成分を検出してウエハ表面の汚染等を防ぐ技術として、搬送容器の側面に配管を接続し、その配管に水分濃度計や酸素濃度計を配置する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−353738号公報
搬送容器の側面に配管を接続して搬送容器内の気体の成分を検出する従来技術は、搬送容器内に検出器を配置しないため清浄性の面では有利である。しかしながら、従来技術では搬送容器から内部のウエハ全体を移載ユニットへ移動させるスミフに対して、配管をスミフの側方に接続するため、ロードポートに設置された搬送容器内の気体の成分を検出したとしても、ウエハ全体が搬送容器内から移載ユニットに搬出されている状態では、ウエハ周辺の環境を測定できていない場合がある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、ウエハ周辺の環境を適切に測定でき、ウエハ搬送容器であるフープ内のウエハ表面を酸化や汚染から守ることができるフープロードポート装置に関する。
上記目的を達成するために、本発明に係るロードポート装置は、
側面にウエハを出し入れする開口が形成されたフープのためのフープロードポート装置であって、
前記フープの底面に形成された第1の底孔に対し、一方側で連通可能な第1のボトムノズルを有する載置台と、
前記第1のボトムノズルに対して、前記第1のボトムノズルの他方側で連通する配管部と、を有し、
前記配管部には、前記フープの内部から流出した気体の成分及び前記気体の清浄度の少なくとも一方を検出するセンサ部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係るフープロードポート装置は、側面から一枚ずつウエハを出し入れできるフープに対して、そのフープに底面から接続する載置台の第1のボトムノズルに連通可能な配管部にセンサ部が設けられている。そのため、フープの内部から流出した気体の成分等をセンサ部が検出することにより、フープに収納されたウエハ周辺の気体の成分や清浄度を適切に測定することができる。すなわち、本発明に係るフープロードポート装置は、いくつかのウエハが処理中で搬出されていても、残りのウエハは底孔が形成されたフープ底面の上に載置されており、また、ウエハ周辺も、取り出し開口を除き、フープの側面等で覆われているため、フープに収納されたウエハ周辺の気体成分等を適切に測定することができる。また、本発明に係るフープロードポート装置は、配管部が、載置台にある第1のボトムノズルを介してフープ内部と連通するため、フープが載置台に載置された直後からセンサ部による検出が可能であり、また、フープが載置台から取り外される直前までセンサ部による検出が可能である。
また、例えば、前記載置台は、前記フープの前記底面に形成された第2の底孔に対し、一方側で連通可能な第2のボトムノズルを有してもよく、
前記配管部は、前記第2のボトムノズルに対して、前記センサ部を挟んで前記第1のボトムノズルとは反対側であって、前記第2ボトムノズルの他方側で連通可能であってもよい。
このようなフープロードポート装置では、配管部が第2のボトムノズルに対しても連通可能であるため、フープ内から流出し、センサ部を通過した気体を、再びフープ内に戻すことができる。これにより、フープ内に外気が流入することを防止しながら、継続的にウエハ周辺の環境を測定することができる。
また、例えば、前記載置台は、前記フープの前記底面に形成された第2の底孔に対し、一方側で連通可能な第2のボトムノズルを有してもよく、
フープロードポート装置は、前記第2のボトムノズルを介して前記フープの内部にガスを供給するガス供給部を有していてもよい。
このようなフープロードポート装置は、第1のボトムノズルおよび配管部を介してフープ内の気体を流出させ、第2のボトムノズルを介してフープ内にガスを供給することにより、フープ内の気体をパージし、ウエハ周辺の環境を清浄化することができる。
また、例えば、前記載置台は、前記フープの前記底面に形成された第2の底孔に対し、一方側で連通可能な第2のボトムノズルを有してもよく、
フープロードポート装置は、前記第2のボトムノズルを介して前記フープの内部にガスを供給するガス供給部を有してもよく、
前記配管部は、前記第2のボトムノズル及び前記ガス供給部に対して、前記センサ部を挟んで前記第1のボトムノズルとは反対側であって、前記第2ボトムノズルの他方側で連通可能であってもよい。
このようなフープロードポート装置は、センサ部で検出した気体を、第2のボトムノズルを介してフープ内に戻すことができ、かつ、これとは別に、ガス供給部が第2のボトムノズルを介してフープ内に清浄化ガスを供給することもできる。たとえば、センサ部がフープ内の環境が清浄であると判断した場合は配管部から第2のボトムノズルを介して気体を戻し、センサ部がフープ内の環境が清浄でないと判断した場合は、ガス供給部からフープ内にガスを供給して、フープ内のパージを実施することができる。
また、例えば、本発明に係るフープロードポート装置は、前記センサ部の検出結果に応じて、前記ガス供給部が単位時間あたりに前記フープの前記内部に供給する前記ガスの供給量を変える制御部を有してもよい。
このようなフープロードポート装置は、制御部がガスの供給量を調整することにより、素早くフープ内の清浄度を上昇させたり、十分に清浄であるときはガスの消費量を抑制したりすることができる。
また、例えば、前記配管部には、前記フープの前記内部から前記配管部へ前記気体を流出させる排出ポンプが設けられていても良い。
このようなフープロードポート装置は、配管内に確実にフープ内の気体を引き込み、センサ部がより適切にフープ内の気体成分等を検出することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るフープロードポート装置の概略図である。 図2は図1に示すフープロードポート装置の載置台付近を示す要部斜視図である。 図3は図1に示すフープロードポート装置がフープの搬出口を開いた状態を表す概略断面図である。 図4(A)は、ボトムノズルを移動させるためのノズル駆動機構を示す概略断面図、図4(B)は、ボトムノズルの動きを示す概略断面図である。 図5は、図1に示すフープロードポート装置の配管部周辺を示す概略断面図である。 図6は、第2実施形態に係るフープロードポート装置の配管部の周辺を示す概略断面図である。 図7は、第3実施形態に係るフープロードポート装置の配管部の周辺を示す概略断面図である。 図8は、第4実施形態に係るフープロードポート装置の配管部の周辺を示す概略断面図である。 図9は、第5実施形態に係るフープロードポート装置の配管部の周辺を示す概略断面図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るフープロードポート装置10は、半導体処理装置とフープロードポート装置10とを連結するイーフェム(EFEM)80に連結してある。フープロードポート装置10は、固定台12と、その固定台12に対して、Y軸方向に移動可能な載置台14とを有する。なお、図面において、Y軸が載置台14の移動方向を示し、Z軸が鉛直方向の上下方向を示し、X軸がこれらのY軸およびZ軸に垂直な方向を示す。
載置台14のZ軸方向の上部には、収容物としての複数のウエハ1を密封して保管及び搬送するフープ(FOUP)2が、着脱自在に載置可能になっている。フープ2の内部には、ウエハ1を内部に収めるための空間が形成されている。フープ2は、フープ2の内部に対して水平方向に位置する複数の側面と、上下方向に位置する上面と底面2fとを有する箱状の形状を有している。フープ2が有する複数の側面の一つである第1側面2dには、フープ2の内部に収容したウエハ1を出し入れする開口としての搬出口2bが形成されている。
また、フープ2は、搬出口2bを密閉するための蓋4を備えている。フープ2の内部には、水平に保持された複数のウエハ1を、鉛直方向に重ねるための棚(不図示)が配置されており、ここに載置されるウエハ1各々はその間隔を一定としてフープ2の内部に収容される。また、フープ2の底面2fには、第1の底孔5−1と、第2の底孔5−2と、位置決め部3とが形成されている。
フープロードポート装置10は、図1に示すようなフープ(Front Opening Unified Pod)2のための装置であるが、フープ2と同様に側面にウエハを出し入れする開口が形成された構造を有する密封搬送容器に対しても適用可能である。フープロードポート装置10は、フープ2の側面に形成された搬出口2bを自動的に開閉し、フープ2の内部に密封状態で収容してあるウエハ1を、クリーン状態を維持しながら、イーフェム80を介して半導体処理装置の内部に、移し替えるためのインターフェース装置である。このフープロードポート装置10は、壁部材11の受渡口13を開閉するドア18を有する。壁部材11は、イーフェム80の内部をクリーン状態に密封するケーシングの一部、またはイーフェム80を介して接続される半導体処理装置の内部をクリーン状態に密封するケーシングの一部として機能するようになっている。
フープ2からのウエハ1の搬出は、フープ2を載置台14の上に設置した状態で行われる。フープ2が設置された載置台14は、Y軸方向に移動し、フープ2の蓋4が壁部材11の受渡口13に入り込み、ドア18が蓋4に係合する。その後に、図3に示すように、ドア18を蓋4と共に、Y軸方向に平行移動させ、あるいは回動移動させて、蓋4をフープ2から取り外し、搬出口2bを開く。このようにして、フープロードポート装置10は、フープ2の内部とイーフェム80の内部とを連通させることにより、イーフェム80内に設けられるロボットアーム等を用いてフープ2内のウエハ1を搬出することが可能となる。
図2に示すように、載置台14の上面14aには、1つ以上(好ましくは3つ)の位置決めピン16が埋設されている。位置決めピン16は、フープ2の底面2fに設けられた位置決め部3の凹部に嵌合する。これにより、フープ2と載置台14とのX軸−Y軸位置関係が一義的に決定される。
また、載置台14の上面14aには、各位置決めピン16の近くに、位置検出センサ19が設置してある。位置検出センサ19は、フープ2が載置台14の上面14aでX−Y軸方向に所定の位置に位置決めされて配置されているか否かを検出する。位置検出センサ19としては、特に限定されず、接触式位置検出センサでも非接触式位置検出センサでも良い。
載置台14の上面14aには、さらに、第1〜第4のボトムノズル20−1〜20−4の頭部が露出している。載置台14は、第1のボトムノズル20−1、第2のボトムノズル20−2、第3のボトムノズル20−3、第4のボトムノズル20−4の合計4つのボトムノズルを有している。第1のボトムノズル20−1は、図1に示すフープ2の第1の底孔5−1に対し、上方側(一方側)で連通可能であり、第2のボトムノズル20−2は、図1に示す第2の底孔5−2に対し、上方側(一方側)で連通可能である。なお、図1に示すフープ2は、図示しない第3及び第4の底孔を有しており、載置台の第3及び第4のボトムノズル20−3、20−4は、それぞれフープ2の第3及び第4の底孔に連通可能である。
なお、図面においては、理解を容易にするために、第1の底孔5−1、第2の底孔5−2、第1のボトムノズル20−1、第2のボトムノズル20−2、位置決めピン16などを相対的に大きく図示してあるが、実際の寸法比とは異なる。
図4A及び図4Bは、第1のボトムノズル20−1の詳細構造を表す拡大断面図である。なお、第2〜第4のボトムノズル20−2〜20−4についても、詳細構造は第1のボトムノズル20−1とほぼ同様であるため、第1のボトムノズル20−1の詳細構造の説明のみを行い、他のボトムノズル20−2〜20−4の詳細構造の説明は省略する。
第1のボトムノズル20−1は、ノズル本体21、流路22、下方部材24及び仕切り板25等を有する。ノズル本体21は、上下方向に延びる筒状の形状を有しており、ノズル本体21に形成された貫通孔であるノズル口21aは、下方部材24及び仕切り板25によって形成された流路22に連通している。また、第1のボトムノズル20−1は、ノズル本体21を駆動する第1ノズル駆動機構26−1を有する。
第1ノズル駆動機構26−1は、シリンダ27、流入バルブ29a及び排出バルブ29b等を有しており、第1のボトムノズル20−1のノズル本体21を上下(Z軸方向)に移動させる。ノズル本体21とシリンダ27との間には、ピストン室28が形成してある。このピストン室28に、ピストン流路27aを通して油などの圧力流体を導入または導出させることで、第1ノズル駆動機構26−1は、ノズル本体21をシリンダ27に対して相対的に、Z軸方向に上下動させることができる。ピストン室28への圧力流体の導入及び導出は、ピストン流路27aへつながる流入バルブ29a及び排出バルブ29bを開閉することにより制御される。
第1ノズル駆動機構26−1は、第1のボトムノズル20−1のノズル本体21を、図4Aに示すように第1の底孔5−1の開口部5−1aから離間した下降位置と、図4Bに示すように第1の底孔5−1の開口部5−1aに気密に接触する上昇位置との間で移動させることができる。図4(A)に示すように第1のボトムノズル20−1のノズル本体21が下降位置に位置する際、第1のボトムノズル20−1のZ軸方向の頭部(上部)は、図2に示すように、載置台14の上面14aと面一または引っ込んでいる。
図4(B)に示すように、第1のボトムノズル20−1のノズル本体21が上昇位置に位置する際、ノズル本体21の頭部が、図2に示す載置台14の上面14aからZ軸方向の上部に飛び出し、図4(B)に示すフープ2の底面2fに形成してある第1の底孔5−1の下面に密着する。ノズル本体21の頭部には、Oリングなどのシール部材21bが装着してあることから、第1のボトムノズル20−1のノズル口21aと、第1の底孔5−1の開口部5−1aとが気密に連通する。
ノズル本体21のZ軸方向の下端には突出部が形成してあり、図4(B)に示すように、ノズル本体21が上昇位置にある場合でも、流路22の空間22aと、ノズル本体21のノズル口21aとが連通した状態が維持される。流路22の空間22aには、後述する配管部40(図5参照)が接続される。
図4(B)に示す状態では、第1の底孔5−1の開口部5−1aが第1のボトムノズル20−1のノズル口21aに連通し、さらにノズル口21aが流路22の空間22aに連通する。その結果、フープ2の内部の気体が、第1の底孔5−1及び第1のボトムノズル20−1を介して、図5に示す配管部40に流入する。また、第2のボトムノズル20−2についても、第1のボトムノズル20−1が第1の底孔5−1に接続するのと同様に、フープ2の第2の底孔5−2に接続する。その結果、フープ2から配管部40に流出した気体は、配管部40に設けられたセンサ部50を通過した後、第2のボトムノズル20−2及び第2の底孔5−2を介して、再びフープ2の内部に戻される。
図5は、フープロードポート装置10の配管部40の周辺を表す概略断面図である。図5に示すように、フープロードポート装置10は、第1のボトムノズル20−1に対して、第1のボトムノズル20−1の下方側(他方側)で連通する配管部40を有する。なお、図5では、図4(A)及び図4(B)に表されるような詳細構造については、図示を省略している。
配管部40には、フープ2の内部から流出した気体の成分及び気体の清浄度(気体に含まれるパーティクルの多少)のうち少なくとも一つを検出するセンサ部50が設けられている。センサ部50としては、フープ2内部に収納されるウエハ1の汚染に影響を及ぼしうる気体成分または気体中のパーティクルの多少を検出するものが好ましく、例えば、酸素濃度計、水分(水蒸気)濃度計、窒素濃度計、パーティクルカウンタなどが挙げられるが、特に限定されない。
さらに、配管部40は、第2のボトムノズル20−2に対して、センサ部50を挟んで第1のボトムノズル20−1とは反対側であって、第2のボトムノズル20−2の下方側(他方側)で連通可能である。したがって、配管部40は、第1のボトムノズル20−1とセンサ部50とを繋ぐ第1配管部41と、第2のボトムノズル20−2とセンサ部50とを繋ぐ第2配管部42とによって構成されている。
また、センサ部50には、フープ2の内部から流出した気体を、外部に排出するための流路である排出流路51が接続されている。センサ部50は、第1配管部41を通ってフープ2の内部から流出した気体を、第2配管部42へ流す状態と排出流路51へと流す状態とを切り換えられる切換弁とその制御手段を有している。
例えば、センサ部50が酸素濃度計である場合、センサ部50は、フープ2の内部から流出した気体の酸素濃度が所定の値より小さい場合、第1配管部41と第2配管部42とを接続し、フープ2の内部から流出した気体を、第2配管部42を介して再びフープ2の内部に戻すことができる。これとは反対に、センサ部50は、フープ2の内部から流出した気体の酸素濃度が所定の値以上である場合、第1配管部41と排出流路51とを接続し、フープ2の内部から流出した気体を、フープ2の内部に戻すことなく、外部に排出することができる。
フープロードポート装置10の第3のボトムノズル20−3及び第4のボトムノズル20−4(図2参照)には、清浄化ガスを供給するガス供給流路(不図示)が接続されている。フープロードポート装置10は、第3のボトムノズル20−3及び第4のボトムノズル20−4を介して、フープ2内に清浄化ガスを導入することができる。なお、フープ2の内部から流出した気体を排出流路51から外部に排出する際には、図2に示す第3及び第4のボトムノズル20−3、20−4及びこれに接続する第3及び第4の底孔、又は受渡口13及びこれに接続する搬出口2bを介して、フープ2の内部に清浄化ガスが供給されることが好ましい。これにより、フープロードポート装置10は、フープ2内の気体成分の濃度や清浄度が所定の値以上になるまで、フープ2の内部の気体をパージすることができる。
図5に示す配管部40aに設置されるセンサ部50は、第1及び第2のボトムノズル20−1、20−2が第1及び第2の底孔5−1、5−2に接続している間は常に、フープ2内部の気体の成分等を検出することが可能である。すなわち、センサ部50は、フープ2が載置台14に載置された直後からフープ2内部の気体の成分等の検出が可能であり、また、フープロードポート装置10が備えられた処理装置がウエハ1に対する処理を終え、フープ2が載置台14から取り外される直前までセンサ部50による検出が可能である。さらに、フープロードポート装置10が備えられた処理装置がウエハ1に対する処理を行っている最中も、継続的にフープ2内部の気体の成分等の検出が可能である。
図3と図5の比較から理解できるように、フープロードポート装置10は、第1のボトムノズル20−1及び第2のボトムノズル20−2を、フープ2における第1の底孔5−1及び第2の底孔5−2に接続した状態で、載置台14を移動させることができる。すなわち、載置台14がY軸方向に移動している間も、配管部40は、第1及び第2のボトムノズル20−1、20−2を介してフープ2の内部と連通しており、配管部40に設けられたセンサ部50は、フープ2内部の気体の成分等を検出できる。なお、図5に示す配管部40は、載置台14及びボトムノズル20−1、20−2の移動に伴い変形できるように、可撓性部分を有していてもよい。
このように、本実施形態に係るフープロードポート装置10は、センサ部50が設けられる配管部40が、フープ2の第1の底孔5−1から流出した気体によってフープ2内の気体の成分等を測定するため、フープ2に収納されたウエハ1周辺の気体の成分等を適切に測定することができる。また、フープロードポート装置10は、図3に示すようにフープ2の搬出口2bからウエハ1が取り出されて処理が行われている最中であっても、フープ2内に残されたウエハ1の周辺の気体の成分等を適切に測定することが可能である。
また、フープロードポート装置10は、その配管部40が第2のボトムノズル20−2を介してフープ2の第2の底孔5−2にも連通可能であるため、フープ2の内部から流出した気体を、第2配管部42を介して再びフープ2の内部に戻すことにより、フープ2の内部に清浄化ガスを供給しなくても、フープ2の内部の気体の成分等を継続的に測定することができる。また、センサ部50によってフープ2内部の不活性度や清浄度の低下を検出した場合には、フープロードポート装置10は、フープ2の内部から流出した気体を、フープ2の内部に戻すことなく外部に排出し、フープ2の内部の清浄度を向上させることができる。
図6は、第2実施形態に係るフープロードポート装置10aにおける配管部40aの周辺を表す概略断面図である。フープロードポート装置10aは、配管部40a周辺の構造が異なることを除き、多くの部分が図1〜図5に示すフープロードポート装置10と同様である。そのため、フープロードポート装置10aについては、フープロードポート装置10との相違点のみを説明し、共通点については説明を省略する。
図6に示すように、配管部40aは、第1のボトムノズル20−1とセンサ部50aとを繋ぐ第1配管部41と、第2のボトムノズル20−2とセンサ部50aとを繋ぐ第2配管部42aとによって構成されている。第2配管部42aに、フープ2の内部から配管部40aへ気体を流出させる排出ポンプ53が設けられている。排出ポンプ53は、第1のボトムノズル20−1から第2のボトムノズル20−2へ向かう気体の流れを発生させるものであれば特に限定されず、例えばギアポンプ等を用いることができる。
第2実施形態に係るフープロードポート装置10aは、第1のボトムノズル20−1と第2のボトムノズル20−2とを接続する配管部40aに、センサ部50aだけでなく、排出ポンプ53も設けられている。これにより、フープロードポート装置10aは、配管部40aを介してフープ2内の気体を循環させることにより、センサ部50aがフープ2内に満たされる気体の成分や清浄度の変化を素早く検出することが可能となる。
図6に示すフープロードポート装置10aのセンサ部50aには、排出流路51が接続されておらず、また、センサ部50aは、図5に示すセンサ部50のような切換弁も有していない。そのため、フープロードポート装置10aは、第1のボトムノズル20−1から、フープ2内の気体を外部に排出することができない。その代りに、フープロードポート装置10aは、第3及び第4のボトムノズル20−3、20−4のうち一方がガス供給路に接続しており、他方が排出流路に接続している。したがって、フープロードポート装置10aも、第3及び第4のボトムノズル20−3、20−4を用いて、フープ2内の気体をパージし、フープ2内の気体の清浄度を向上させることができる。
図7は、第3実施形態に係るフープロードポート装置10bにおける配管部40bの周辺を表す概略断面図である。フープロードポート装置10bは、配管部40b周辺の構造が異なることを除き、図1〜図5に示すフープロードポート装置10と同様であるため、フープロードポート装置10bについては、フープロードポート装置10との相違点のみを説明し、共通点については説明を省略する。
図7に示すように配管部40bは、第1のボトムノズル20−1とセンサ部50aとを繋ぐ第1配管部41によって構成されている。センサ部50aには、第1配管部41と排出流路51とが接続されている。第1のボトムノズル20−1がフープ2の第1の底孔5−1に連通すると、フープ2内の気体が第1配管部41へ流出し、さらにセンサ部50aを通って、排出流路51からフープロードポート装置10bの外部へ排出される。
フープロードポート装置10bは、第2のボトムノズル20−2及び第2の底孔5−2を介してフープ2の内部に清浄化ガスを供給するガス供給部60を有している。ガス供給部60は、不図示のガスタンクと第2のボトムノズル20−2とを接続するガス供給流路61を有しており、ガス供給流路61には第1流量制御器62が設けられている。第1流量制御器62は、センサ部50aによる検出結果に応じて、ガス供給部60が単位時間あたりにフープ2の内部に供給するガスの供給量を変えることができる。
例えば、第1流量制御器62は、センサ部50aによってフープ2内の気体に所定値以上のパーティクルが含まれていることが検出された場合、ガス供給部60からフープ2に供給される清浄化ガスの流量を増大させることができる。また、その反対に、第1流量制御器62は、センサ部50aによってフープ2内の気体に含まれるパーティクルが所定値未満であることが検出された場合、ガス供給部60からフープ2に供給される清浄化ガスの流量を低下させるか、またはガス供給部60からフープ2への清浄化ガスの供給を停止させることができる。第1流量制御器62は、例えば開放量を制御調整可能な電磁弁等で構成されるが、流量を制御できる弁等であれば特に限定されない。
図7には示されていないが、フープロードポート装置10bでは、ガス供給部60のガス供給流路61は、第3及び第4のボトムノズル20−3、20−4(図2参照)にも接続している。したがって、ガス供給部60は、第2〜第4のボトムノズル20−2〜20−4及び第2〜第4の底孔5−2の合計3箇所から、フープ2の内部へ清浄ガスを導入することができる。
なお、ガス供給部60からフープ2の内部へ導入される清浄化ガスは特に限定されず、窒素ガスやその他の不活性ガスを用いることができる。ガスタンク及びガス供給流路61の圧力はフープ2内の圧力より高く設定されており、第2〜第4のボトムノズル20−2〜20−4等を介してフープ2の内部とガス供給流路61が連通されると、清浄化ガスがフープ2の内部に導入される。また、清浄化ガスのフープ2への導入に伴い、フープ2の内部の気体が第1のボトムノズル20−1等を介して配管部40bへ流出する。このような気体の流れが発生することにより、フープロードポート装置10bは、フープ2内の気体の清浄度の検出と、その検出結果に基づく適切な流量のパージ動作とを、継続的に行うことができる。特に、フープロードポート装置10bは、第1流量制御器62が清浄化ガスの供給量を調整することにより、素早くフープ2内の清浄度を上昇させたり、またこれとは反対に、フープ2内が十分に清浄であるときは清浄化ガスの消費量を抑制することができる。
図8は、第4実施形態に係るフープロードポート装置10cにおける配管部40cの周辺を表す概略断面図である。フープロードポート装置10cは、配管部40cに第2流量制御器54及び排出ポンプ53が設けられていることを除き、図7に示すフープロードポート装置10bと同様であるため、フープロードポート装置10cの説明では、フープロードポート装置10bとの相違点のみを説明する。
図8に示すように、配管部40cは、第1のボトムノズル20−1とセンサ部50aとを繋ぐ第1配管部41と、センサ部50aと第2流量制御器54や、第2流量制御器54と排出ポンプ53とを接続する中継配管部43で構成される。第2流量制御器54は、センサ部50aによる検出結果に応じて、フープ2から単位時間あたりに流出する気体の流出量を変えることができる。
例えば、第2流量制御器54は、センサ部50aによってフープ2内の気体の水分濃度が所定値以上であることが検出された場合、フープ2から流出する気体の流量を増大させることができる。また、その反対に、第2流量制御器54は、センサ部50aによってフープ2内の気体の水分濃度が所定値未満であることが検出された場合、フープ2から流出する気体の流量を減少させることができる。第2流量制御器54は、第1流量制御器62と同様に電磁弁等で構成されるが、特に限定されない。
フープロードポート装置10cは、特にフープ2の搬出口2bが閉じている状態では、第2流量制御器54がフープ2から流出する気体の流量を制御することにより、ガス供給流路61からフープ2内に導入される清浄化ガスの流量も制御することができる。これにより、フープロードポート装置10cは、フープ2内の気体の清浄度の検出と、その検出結果に基づく適切な流量のパージ動作とを、継続的に行うことができる。ただし、フープロードポート装置10cは、ガス供給流路61に設けられる第1流量制御器62と、配管部40cに設けられる第2流量制御器54の両方を用いて、フープ2内に導入される清浄化ガスの流量と、フープ2から流出する気体の流量とを個別に制御することも可能である。
図9は、第5実施形態に係るフープロードポート装置10dにおける配管部40dの周辺を表す概略断面図である。フープロードポート装置10dは、配管部40dが第2のボトムノズル20−2とガス供給部60bの双方に接続している点で第2実施形態に係るフープロードポート装置10aと異なるが、その他の部分はフープロードポート装置10aと同様であるため、フープロードポート装置10aとの相違点のみを説明する。
図9に示すように、配管部40dは、第1のボトムノズル20−1とセンサ部50aとを接続する第1配管部41と、センサ部50aと共通流路70及びガス供給流路61aとを接続する第4配管部44と、第4配管部44及びガス供給流路61aと第2のボトムノズル20−2とを接続する共通流路70とで構成される。共通流路70は、ガス供給部60bの一部でもあり、ガス供給部60bは、ガス供給流路61aと、ガス供給流路61aに設けられる開閉バルブ63と、共通流路70で構成される。開閉バルブ63は、例えば電磁弁等で構成され、センサ部50aによる検出値に応じて開閉が制御される。
このように、フープロードポート装置10dにおける配管部40dは、第2のボトムノズル20−2及びガス供給部60bに対して、センサ部50a及び排出ポンプ53を挟んで第1のボトムノズル20−1とは反対側で連通している。
例えば、センサ部50aが窒素濃度計である場合、センサ部50aは、フープ2の内部から流出した気体の窒素濃度が所定値以上であることを検出した場合は、開閉バルブ63を閉じた状態とする。開閉バルブ63が閉じられると、清浄化ガスは共通流路70及びフープ2に導入されないため、フープロードポート装置10dは、排出ポンプ53および配管部40dを使ってフープ2内の気体を循環させ、センサ部50aによるフープ2内の気体成分等の計測を継続する。
これとは反対に、フープ2の内部から流出した気体の窒素濃度が所定値未満であることをセンサ部50aが検出した場合は、開閉バルブ63を開く。開閉バルブ63が開かれると、清浄化ガスは共通流路70を介してフープ2に導入される。この際、第1のボトムノズル20−1を介して配管部40dに流出した気体も、共通流路70及び第2のボトムノズル20−2を介して、清浄化ガスと一緒にフープ2に戻される。
フープロードポート装置10dでは、第2のボトムノズル20−2が、センサ部50aを通過した気体をフープ2内に戻す経路の機能と、清浄化ガスをフープ2に導入する経路の機能の2つの機能を兼ねる。したがって、フープロードポート装置10dは、図6に示すフープロードポート装置10aより多くの経路からフープ2内に清浄化ガスを導入することが可能であり、より効果的にフープ2の内部の清浄度を向上させることができる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。また、ある実施形態で示したフープロードポート装置に含まれる構成を、他の実施形態で示したフープロードポート装置の構成と組み合わせてもよく、そのようなフープロードポート装置も、本発明の実施形態の一つに含まれる。例えば、図8に示すような排出流路51を、図9に示すフープロードポート装置10dにおける配管部40dに設けてもよく、図9に示すようなセンサ部とガス供給部と接続する第4配管部44を、図7に示すフープロードポート装置10bの配管部40bに設けても良い。
また、センサ部50、50aは、酸素、水分又はパーティクルのような、単一の指標を検出するものであってもよく、複数の指標を検出可能なものであってもよい。
1… ウエハ
2… フープ
2f… 底面
5−1… 第1の底孔
5−2… 第2の底孔
10…ロードポート装置
11…壁部材
14…載置台
20−1…第1のボトムノズル
20−2…第2のボトムノズル
21…ノズル本体
21a…ノズル口
21b…シール部材
26−1…第1ノズル駆動機構
40…配管部
41…第1配管部
42…第2配管部
43…中継配管部
44…第4配管部
50…センサ部
51…排出流路
53…排出ポンプ
54…第2流量制御器
60…ガス供給部
61…ガス供給流路
62…第1流量制御器
63…開閉バルブ
70…共通流路

Claims (6)

  1. 側面にウエハを出し入れする開口が形成されたフープのためのフープロードポート装置であって、
    前記フープの底面に形成された第1の底孔に対し、一方側で連通可能な第1のボトムノズルを有する載置台と、
    前記第1のボトムノズルに対して、前記第1のボトムノズルの他方側で連通する配管部と、を有し、
    前記配管部には、前記フープの内部から流出した気体の成分及び前記気体の清浄度の少なくとも一方を検出するセンサ部が設けられていることを特徴とするフープロードポート装置。
  2. 前記載置台は、前記フープの前記底面に形成された第2の底孔に対し、一方側で連通可能な第2のボトムノズルを有し、
    前記配管部は、前記第2のボトムノズルに対して、前記センサ部を挟んで前記第1のボトムノズルとは反対側であって、前記第2ボトムノズルの他方側で連通可能であることを特徴とする請求項1に記載のフープロードポート装置。
  3. 前記載置台は、前記フープの前記底面に形成された第2の底孔に対し、一方側で連通可能な第2のボトムノズルを有し、
    前記第2のボトムノズルを介して前記フープの内部にガスを供給するガス供給部を有することを特徴とする請求項1に記載のフープロードポート装置。
  4. 前記載置台は、前記フープの前記底面に形成された第2の底孔に対し、一方側で連通可能な第2のボトムノズルを有し、
    前記第2のボトムノズルを介して前記フープの内部にガスを供給するガス供給部を有し、
    前記配管部は、前記第2のボトムノズル及び前記ガス供給部に対して、前記センサ部を挟んで前記第1のボトムノズルとは反対側であって、前記第2ボトムノズルの他方側で連通可能であることを特徴とする請求項1に記載のフープロードポート装置。
  5. 前記センサ部の検出結果に応じて、前記ガス供給部が単位時間あたりに前記フープの前記内部に供給する前記ガスの供給量を変える制御部を有することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のフープロードポート装置。
  6. 前記配管部には、前記フープの前記内部から前記配管部へ前記気体を流出させる排出ポンプが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のフープロードポート装置。
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