JP2016500421A - 内燃機関用のピストン燃料ポンプ - Google Patents

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Abstract

内燃機関用のピストン燃料ポンプ(18)が、ポンプシリンダ(40)と、ポンプシリンダ(40)内に移動可能に収容されたポンプピストン(28)とを含む。ポンプピストンが、少なくとも1つの第1の案内部分(51)と少なくとも1つの第2の案内部分(72)とを用いて半径方向に案内されており、第1の案内部分と第2の案内部分とが、軸方向で互いに間隔を持って配置されており、第1の案内部分が、ピストン燃料ポンプのポンプシリンダ内に配置され、第2の案内部分が、駆動装置(29)寄りの端部分(52)の領域で半径方向外側に配置されていることが提案される。さらに、ピストン燃料ポンプ(18)の第1の案内部分(51)が、ポンプピストン(28)のための支持・シール装置(46)を有しており、支持・シール装置(46)が、ポンプシリンダ(40)内にポンプピストン(28)を半径方向で案内するための案内領域(48)と、シールリップを有しているシール領域(50)とを含むことが提案される。

Description

背景技術
本発明は、請求項1の前提部に記載されたピストン燃料ポンプに関する。
燃料が燃料タンクから、機械的に駆動されるピストン燃料ポンプを用いて高い圧力下に燃料レールに圧送されるような内燃機関の燃料システムは市場により知られている。このためには、ピストン燃料ポンプに、移動可能に支持されたポンプピストンが設けられており、このポンプピストンはピストン燃料ポンプの圧送室内で燃料を圧縮する。ポンプピストンは、ピストンブシュ内に、密な嵌合によってスライド式に、かつ僅かなシールギャップを持って案内されている。ピストンブシュは、支持と、ギャップシールによるシールとのために、ある程度の長さを有しなければならず、かつ場合によっては大きな横方向力を受け止めなければならない。したがって、ピストンブシュはしばしば鋼から製造される。さらに、高い公差要求に基づいて、いわゆる「ピストンペアリング」が使用される。すなわち、各ポンプケーシングには、それぞれ特定のピストンが対応する。さらに、シリンダはポンプケーシングに手間をかけてホーニング加工されなければならない。
発明の開示
本発明の根底を成す問題は、請求項1の特徴部に記載の特徴を備えたピストン燃料ポンプによって解決される。本発明の有利な別の態様は従属項の形の各請求項に記載されている。さらに、本発明にとって重要な別の特徴は、以下の説明および図面に記載されている。
本発明は、駆動装置寄りの端部分を有するポンプピストンを備えたピストン燃料ポンプに関する。本発明によれば、ポンプピストンは少なくとも1つの第1の案内部分と、少なくとも1つの第2の案内部分とを用いて、半径方向に案内されており、この場合、第1の案内部分と第2の案内部分とは軸方向で互いに間隔を持って配置されている。第1の案内部分は、ピストン燃料ポンプのポンプシリンダ内に配置されており、第2の案内部分は、ポンプピストンの、駆動装置寄りの端部分の領域において半径方向外側に配置されている。したがって、ポンプピストンは、互いに大きく間隔を持って配置された2つの支持個所において案内されていて、かつ/または支持されている。第1に、案内もしくは支持が、第1の案内部分によって行われ、第2に、案内もしくは支持が、第2の案内部分によって行われる。この場合、各案内点もしくは各支持点は、ポンプピストンの各端部分において、横方向力が発生し得る力作用点の近傍、たとえばポンプピストンの駆動装置(カム駆動装置)の周辺に位置する。したがって、案内点もしくは支持点に作用する負荷を減少させることができる。本発明はさらに、第2の案内部分が付加的な掻取りエレメントとして作用することにより、ピストン燃料ポンプのオイル漏れもしくは燃料漏れを減少させることができるという利点を有する。さらに、望ましくない横方向力によって生ぜしめられる、ポンプピストンの軸方向の傾き(「傾斜状態」)を減少させることができる。これによって、ピストン燃料ポンプの耐久性も改善することができる。
ピストン燃料ポンプの1実施態様では、第2の案内部分がピストンシールに直接隣接して配置されている。これによって、ピストンシールに作用する横方向力を減少させ、ひいてはピストンシールの摩耗を防止し、かつオイル漏れもしくは燃料漏れを付加的に減少させることができる。
さらに、第2の案内部分が、ピストンシールの、駆動装置に向いた側に配置されていることが考えられる。これによって、第1の案内部分と第2の案内部分との間に、軸方向の特に大きな間隔が可能となり、これにより、特に、前記横方向力をさらに大きく減少させることができる。
ピストン燃料ポンプのさらに別の実施態様では、ピストン燃料ポンプがシールキャリアを含み、このシールキャリアにより、ピストンシールも第2の案内部分も保持される。これによって、これらの部材の、特にコンパクトでかつ頑丈な配置が可能となる。
ピストンシールのシール作用は、ピストンシールが、半径方向内側の部分に、軸方向で互いに反対の側に配置された少なくとも2つのシールリップを有する場合に改善され得る。これによって、ポンプピストンの上昇運動時にも、下降運動時にも、特に良好な作用が可能となる。
さらに別の実施態様では、ピストンシールの半径方向外側の部分が、半径方向に***して全周にわたって延びる少なくとも1つのシール部分を含むことができる。これによって、ピストンシールと、シールキャリアの内壁との間のシール作用を改善することができる。これによって、オイル漏れおよび/または燃料漏れを再度減少させることができる。***部状のシール部分は、単にピストンシールをシールキャリアに軸方向移動不能に保持するためにしか働かなくてもよい。
ピストン燃料ポンプのさらに別の実施態様では、第2の案内部分が環状であり、かつほぼL字形の半径方向の横断面を有する。これによって、第2の案内部分は、シールキャリアに特に密にかつ固く、特に摩擦結合を用いて配置されていてよい。これによって、とりわけピストン燃料ポンプの耐久性を向上させることができる。
さらに別の実施態様では、第2の案内部分とポンプピストンとの間の半径方向の遊びと、第2の案内部分の軸方向の長さとの比が0.01より小さい。これによって、第2の案内部分の機能をさらに改善することができる。特に、第2の案内部分は、半径方向の僅かな遊びに基づいて、ギャップシールと同様に作用する。
ピストン燃料ポンプのさらに別の実施態様は、特に第1の案内部分に関する。したがって、本発明によるピストン燃料ポンプは、第2の案内部分(上述の通り)を用いて、かつ/または以下に説明する第1の案内部分のさらに別の構成によって改善され得る。
特に、ポンプピストンの第1の案内部分は、ポンプピストンのための支持・シール装置を有し、この場合、支持・シール装置は、ポンプシリンダ内にポンプピストンを半径方向で案内するための第1の案内領域と、シールリップを有するシール領域とを含む。上述した支持・シール装置は、本発明独自の特性を有し、その点では、他の特徴とは別個に独立して、もしくは他の特徴との任意の組み合わせの形で請求され得る。支持・シール装置は、ピストンブシュと、ピストンブシュ内のピストンの相応する高精度の嵌合とが、もはや必ずしも必要とならず、したがって莫大なコストを節約することができるという利点を有する。その代わりに、支持とシールとが、支持領域とシール領域とに機能的に分離される。シール領域に設けられたシールリップは、摩擦の少ない、ギャップなしの、ひいては高精度のシールを可能とする。シールリップが弾性的に形成されていて、少なくとも部分的にプリロード(予荷重)をかけられてポンプシリンダ壁に接触することにより、プリロードが生ぜしめられる。プリロードによって、ピストン燃料ポンプの吸込行程においても、すなわちポンプピストンが下死点に向かって運動する際にも、シール領域におけるシール機能が保証され得る。圧縮行程、すなわちポンプピストンが上死点に向かって運動する際には、シールリップは、シールリップが圧送室に向けられている場合、圧送室内に生ぜしめられた燃料圧により圧力支援されて、ポンプシリンダ壁に密に押圧され得る。
さらに別の実施態様では、ピストン燃料ポンプがプラスチックエレメントを含み、このプラスチックエレメントに、支持・シール装置が形成されている。第1の案内部分および/または第2の案内部分をプラスチックエレメントとして構成することによって、高い公差要求が不要となり、ピストン燃料ポンプの組立てラインにおける付加的なホーニング加工プロセスを不要にすることができる。さらに、プラスチックエレメントは単純な射出成形品として製造されていてよく、これによってプラスチックエレメントは特に安価に製造可能となる。材料溶融による「ピストンシージング」の危険も、プラスチックエレメントの選択によって回避され得る。
ピストン燃料ポンプのさらに別の構成では、支持・シール装置が、ポンプピストンに固く結合されており、好ましくはポンプピストンは円環状の段部を有しており、この円環状の段部に、支持・シール装置がクリップ結合されていて、かつ/または接着されている。好ましくは、支持・シール装置はプラスチックエレメントを用いて形成されている。プラスチックエレメントとポンプピストンとの結合によって、プラスチックエレメントは、ポンプピストンの昇降運動に従動することができ、この場合、クリップ結合の場合には、結合が、好ましくは解離可能でかつ再形成可能に形成されている。したがって、プラスチックエレメントは摩耗時に交換され得る。
前記段部は、ポンプピストンの、ピストン燃料ポンプの圧送室寄りの端部分の周辺に配置されていてよい。この端部分の近傍に段部を設けることは有利である。なぜならば、案内部分が、可能となる支持点もしくは力作用点の近傍に配置され得るようになり、かつポンプピストンの端部分における横方向力発生が、プラスチックエレメントにより吸収され得るからである。
さらに、支持・シール装置が、単一部分から一体的に形成されていることが提案される。プラスチックエレメントの一体的な製造によって、このプラスチックエレメントは、唯一回の製造ステップにおいて、たとえば射出成形プロセスによって製造され得る。
ピストン燃料ポンプのさらに別の実施態様では、支持・シール装置が複数の部分から形成されている。このことは有利である。なぜならば、各要求に適合させられて、すなわち案内および/または支持およびシール機能に合わせて、案内領域とシール領域とのために種々異なるプラスチックが選択され得るからである。
本発明によるピストン燃料ポンプのさらに別の改良形では、支持・シール装置の一部が互いにクリップ結合されていて、かつ/または互いに接着されている。このことは、材料選択とは無関係に、すなわち案内領域とシール領域との材料とは無関係に、これらの部分を互いに結合させることができるという理由で有利である。
さらに、ポンプシリンダと案内領域との間に、約1/100mm(ミリメートル)〜約10/100mmの範囲、有利には約3/100mmのギャップが存在することが考えられる。このことは、このギャップによって、ポンプシリンダ内でのポンプピストンの引っかかりを回避することができるという理由で有利である。
本発明によるピストン燃料ポンプのさらに別の実施態様では、第1の案内部分、すなわち支持・シール装置および/または第2の案内部分が、プラスチック材料、特にポリアミド(PA)および/またはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を含んでいる。プラスチックエレメントがポリアミド(PA)またはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)から製造されると、案内領域における案内もしくは支持に関して、またシール領域におけるシールに関して、極めて良好な結果が得られることが判った。
本発明は、ポンプピストンと、ポンプピストンのための支持・シール装置とを備えたピストン燃料ポンプにも関する。この場合、支持・シール装置は、ポンプシリンダ内にポンプピストンを半径方向で案内するための案内領域と、シールリップを有するシール領域とを含む。
以下に、本発明の実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
ポンプピストンが第1の案内部分と第2の案内部分とを用いて半径方向に案内されている、本発明によるピストン燃料ポンプの一部を含む、内燃機関の燃料システムを示す概略図である。 図1の下側の領域と類似している、第2の案内部分の領域におけるピストン燃料ポンプの軸方向の断面図である。 従来技術による、ポンプピストンと、ポンプピストンに作用する力とを示す第1の概略図である。 本発明における、ポンプピストンと、ポンプピストンに作用する力とを示す第2の概略図である。 第2の案内部分を備えたポンプピストンの第3の概略図である。 第1の案内部分を形成する支持・シール装置の説明のために、図1で示したピストン燃料ポンプの一部を拡大して示す断面図である。 図6に示した断面図の一部を拡大した図である。
すべての図面において、機能的に同等の部材およびサイズには、異なる実施形態であっても同一の符号を付してある。
図1には、内燃機関の燃料システム全体が符号10で示されている。この燃料システム10は燃料タンク12を有し、この燃料タンク12からは、電気式のプレフィードポンプ14によって燃料が低圧管路16へ圧送される。この低圧管路16は、ピストン燃料ポンプ18として形成された高圧ポンプに通じている。この高圧ポンプからは、高圧管路20が燃料レール22に通じている。この燃料レール22には複数のインジェクタ24が接続されており、これらのインジェクタ24によって、それぞれ対応する燃焼室(図示しない)内に燃料が直接に噴射される。
ピストン燃料ポンプ18は、ポンプケーシング26(一部のみ示す)を有しており、このポンプケーシング26内にはポンプピストン28が移動可能に案内されているか、もしくは支持されている。このポンプピストン28は、駆動装置29(ローラタペット、カム駆動装置)(符号によってのみ示す)によって、往復運動させられる。このことは、側方に示した二重矢印30によって示されている。ポンプピストン28の、図1で見て下側の端部分52には、ばね受け31がプレス嵌めにより装着されており、このばね受け31は、コイルばね32によって軸方向の力で付勢される。ポンプピストン28とポンプケーシング26とは圧送室34を画定している。この圧送室34は、流入弁36を介して低圧管路16に接続可能である。さらに、圧送室34は、流出弁38を介して高圧管路20に接続可能である。
流入弁36も流出弁38も、逆止弁として構成されている。この場合、流入弁36を流量制御弁として構成することも可能である(図示しない)。このような流量制御弁の場合、ポンプピストン28の吐出ストロークの間、流入弁36を強制的に開くことができるので、燃料は、燃料レール22に圧送されるのではなく低圧管路16に戻される。これによって、ピストン燃料ポンプ18から燃料レール22に圧送される燃料量を調節することができる。
ポンプピストン28は、ポンプシリンダ40内に案内されている。このポンプシリンダ40は、この場合にはポンプケーシング26の一部である。ポンプピストン28の、圧送室34寄りの端部は、図1で見て上側の端部分42を有する。さらに、この上側の端部分42の周辺において、ポンプピストン28は円環状の段部を有する。この段部は半径方向に突出した環状のつば44として形成されている。ポンプピストン28もしくは段部44は、プラスチックエレメント46によって形成された支持・シール装置とクリップ結合されている。この場合、プラスチックエレメント46は、ポンプシリンダ40内におけるポンプピストン28の軸方向の案内および/または半径方向の支持のための案内領域48と、シールリップとして形成されたシール領域50とを有する。段部44および案内領域48とシール領域50とを備えたプラスチックエレメント46は、図6および図7に判り易く図示されている。特に、段部44とプラスチックエレメント46とは一緒になって第1の案内部分51を形成しており、この案内部分51を用いて、ポンプピストン28はポンプシリンダ40内に半径方向で案内されている。
ポンプピストン28はさらに、圧送室34と反対の側の端部に、既にさらに上で述べた下側の端部分52を有する。この下側の端部分52の周囲では、シールキャリア54が、ポンプケーシング26に不動に配置されている。シールキャリア54とポンプケーシング26との間では、Oリングパッキン56が溝58内に設けられている。シールキャリア54は円筒状部分60を有し、この円筒状部分60は、ポンプピストン28に対して同軸に延びている。この円筒状部分60を用いて、コイルばね32が案内されている。コイルばね32は、ピストン長手方向軸線62に沿って少なくとも部分的に、シールキャリア54に設けられたばね収容溝64内に嵌入しており、このばね収容溝64内で、コイルばね32はシールキャリア54に軸方向で支持されている。全体として、シールキャリア54は図示した断面図において逆ハット形に形成されている。
シールキャリア54はさらに、内部に円筒状の収容部分66を有し、この収容部分66は、主として円筒状部分60の内周壁によって形成される。この収容部分66内には、環状のピストンシール68が、ポンプケーシング26に対して相対的に位置固定に配置されており、その際、このピストンシール68はほぼH字形の横断面を有する。さらに、円筒状部分60の突出した端部において半径方向内側に向かって延びているつば部分70には、第2の案内部分72が、同じくポンプケーシング26に対して相対的に位置固定に配置されている。特に、ピストンシール68および第2の案内部分72は、シールキャリア54に摩擦結合式に結合されている。図1においてピストンシール68の上方の領域は「燃料側」とも呼称され、第2の案内部分72の下方の領域は「オイル側」とも呼称される。
本実施形態において、第2の案内部分72は(第2の)プラスチックエレメント72aとして構成されている。ポンプピストン28の軸方向で見て第1の案内部分51(もしくは第1のプラスチックエレメント46)から大きな間隔を置いて配置されたこの第2の案内部分72(もしくは第2のプラスチックエレメント72a)は、第1の案内部分51(もしくは第1のプラスチックエレメント46の案内領域48)と共に、ポンプピストン28の半径方向の案内もしくは二点支持を提供する。この場合、シールキャリア54により、ピストンシール68も第2の案内部分72も保持される。念のため付言しておくと、第1の案内部分51と第2の案内部分72とは互いに別個に独立して実現可能である。
第2の案内部分72の支持点は、ポンプピストン28の、図1で見て下側の端部分52におけるコイルばね32による力導入部もしくはカム駆動装置(図示しない)による力導入部の近傍に位置している。したがって、支持部に加えられるトルク負荷を減少させることができる。支持部を第1の案内部分51と第2の案内部分72とに分離することによって、支持部を、ポンプピストン28の上側の端部分42の近傍と下側の端部分52の近傍とにそれぞれ設けることができる。これにより、横方向力の影響を減少させることができる(さらに下の、図3および図4を参照)。その結果、得られる支持負荷減少に基づき、プラスチックエレメント46,72aの使用を可能にすることができる。
図2には、シールキャリア54と第2の案内部分72との領域における、図1の下側の領域と似た、ピストン燃料ポンプ18の軸方向の断面図が示されている。本実施形態において、シールキャリア54は鋼製の深絞り加工部品として構成されているが、しかしシールキャリア54はプラスチック部品であってもよい。図2から判るように、第2の案内部分72は、ピストンシール68に直接隣接して配置されている。特に、第2の案内部分72は、ピストンシール68の、駆動装置29に向いた側に配置されている。
図2からさらに判るように、ピストンシール68の半径方向内側の部分は、半径方向内側に向かって延びている合計6つの環状のシールリップ80を有している。この場合、これらの6つのシールリップ80は、それぞれ3つずつに分かれて軸方向で互いに反対の側に配置されている。ピストンシール68の半径方向外側の部分には、半径方向に***して全周にわたって延びる合計2つの***部状のシール部分82が配置されている。したがって、シールリップ80は、軸方向に運動可能なポンプピストン28の半径方向外側の面に対して(「動的な」)シール機能を有しており、それに対してシール部分82は、シールキャリア54の収容部分66(図1参照)に対して(「静的な」)シール機能を有している。
図2からさらに判るように、第2の案内部分72もしくは第2の環状のプラスチックエレメント72aは、ほぼL字形の半径方向の横断面を有している。
図3には、従来技術によるピストン燃料ポンプ18の公知の構成において可能となるような、ポンプピストン28と、このポンプピストン28に作用する力とを示す第1の概略図が示されている。ポンプピストン28の、図3で見て真ん中の部分および上側の部分では、図面の右側の部分に、半径方向で作用する2つの支持部84,86が概略的に図示されている。図3で見て左下の領域では、ポンプピストン28の下側の端部分52の領域に、半径方向で作用する横方向力88が作用する。たとえば、横方向力88(図3において矢印により示す)は、コイルばね32によって、かつ/または駆動装置29によってばね受け31に伝達される横方向力の総和である。
二重矢印90,92は、支持部84,86と、横方向力88によって規定される力導入部の軸方向の位置との間の各軸方向の間隔を示している。支持部84,86の間の比較的小さな軸方向の間隔に基づき、横方向力88によってポンプピストン28に作用するモーメントは、支持部84,86の範囲においてポンプピストン28に対して、比較的大きな半径方向力を生ぜしめることが判る。
図4には、本発明によるピストン燃料ポンプ18において生じ得るような、ポンプピストン28と、このポンプピストン28に作用する力とを示す第2の概略図が示されている。図3に示した公知の構成とは異なり、支持部84,86(それぞれ第1の案内部分51と第2の案内部分72とに相応する)の間の軸方向の間隔が比較的大きく形成されている。相応して、横方向力88によってポンプピストン28に作用するモーメントは、ピストンシール68の領域および支持部84,86もしくは第1の案内部分51および第2の案内部分72の領域においてポンプピストン28に対して、比較的小さい半径方向力しか生ぜしめない。これによって、本発明によるピストン燃料ポンプ18の耐久性を改善することができ、かつ/または案内部分51もしくは案内部分72をプラスチック材料、たとえばポリアミド(PA)またはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)から製造することができる。
図5には、ポンプピストン28を第2の案内部分72と共に示す別の概略図が示されている。ポンプピストン28は外径Mを有し、第2の案内部分72もしくはプラスチックエレメント72aは内径Wを有する。第2の案内部分72の軸方向の寸法は、長さLを有する。ポンプピストン28は、第2の案内部分72内で最大に傾倒されて引っかかった状態で示されている。この場合、ピストン長手方向軸線62とピストン燃料ポンプ18の長手方向軸線94との間には、角度αが生ぜしめられる。
これによって、第2の案内部分72内でのポンプピストン28の遊びSを求めることができ、この場合S=W-Mが成り立つ。相応して、第2の案内部分72とポンプピストン28との間の半径方向の遊びSと、軸方向の長さLとの比は、できるだけ小さく設定されていて、たとえば0.01より小さいことが有利であり得る。簡略化のために、図5の概略図では第1の案内部分51(図1参照)の作用は考慮されていない。
第1の案内部分51のためのプラスチックエレメント46の構成は、この場合、特に重要である。したがって、このプラスチックエレメント46については、図6および図7につきさらに詳しく説明する。
図6は、図1に示したピストン燃料ポンプ18の一部分の断面図を示し、この場合、プラスチックエレメント46が明確に看取される。図6で見て上側の領域において、プラスチックエレメント46は、真っ直ぐな管部分として形成された押込部分74を有する。この押込部分74は、ポンプピストン28に対して同軸であり、ポンプピストン28によって貫通させられるか、もしくはポンプピストン28に押し被せられている。図6で見て下側の領域では、プラスチックエレメント46が段部44を介してポンプピストン28とクリップ結合されている。特に、プラスチックエレメント46の、段部44の外周面よりも半径方向外側に存在する材料領域は、既に上で述べた支持・案内領域48を形成し、この支持・案内領域48によってポンプピストン28はポンプシリンダ40内にスライド式に案内され、かつ半径方向で支持されている。
案内領域48は、ポンプシリンダ40の内周壁76から、図面上認識できない約3/100mm(ミリメートル)の間隙を有する。軸方向において、すなわちピストン長手方向軸線62に沿って、案内領域48に続いて圧送室34に向かって、シールリップとして形成されたシール領域50が延びている。このシールリップ50は、案内領域48に一体成形されかつ半径方向外側に向かって弾性的にプリロードをかけられた管部分として、ポンプピストン28に対してほぼ同軸に延びている。案内領域48とシール領域50とは、図6および図7で示した実施形態では一体的に構成されている。
シールリップ50は、図7に再度拡大して図示されているように、プリロードをかけられて、ポンプシリンダ40の内周壁76に接触している。シールリップとシール領域50との間では、プラスチックエレメント46に切欠きが存在しており、この切欠きは、プレッシャサポート領域78を形成する。このプレッシャサポート領域78は、上死点へのポンプピストン28の運動時に、すなわち燃料ピストンポンプ18の圧送ストローク時に、圧送室34内に生ぜしめられた圧力が、プレッシャサポート領域78内に作用し、ひいてはシールリップの自由な外側にも作用し、これによってシールリップ50が、前記プリロードに対して付加的に、内周壁76に対して密に押圧されるように構成されている。

Claims (17)

  1. 駆動装置(29)寄りの端部分(52)を有するポンプピストン(28)を備えたピストン燃料ポンプ(18)において、
    前記ポンプピストン(28)が、少なくとも1つの第1の案内部分(51)と、少なくとも1つの第2の案内部分(72)とを用いて半径方向に案内されており、前記第1の案内部分(51)と前記第2の案内部分(72)とが、軸方向で互いに間隔を持って配置されており、前記第1の案内部分(51)が、前記ピストン燃料ポンプ(18)のポンプシリンダ(40)内に配置されており、前記第2の案内部分(72)が、前記駆動装置(29)寄りの前記端部分(52)の領域に配置されていることを特徴とする、ピストン燃料ポンプ(18)。
  2. 前記第2の案内部分(72)が、ピストンシール(68)に直接隣接して配置されている、請求項1記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  3. 前記第2の案内部分(72)が、前記ピストンシール(68)の、前記駆動装置(29)に向いた側に配置されている、請求項2記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  4. 前記ピストン燃料ポンプ(18)が、シールキャリア(54)を含み、該シールキャリア(54)により、前記ピストンシール(68)も前記第2の案内部分(72)も保持されている、請求項2または3記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  5. 前記ピストンシール(68)の半径方向内側の部分が、軸方向で互いに反対の側に配置された少なくとも2つのシールリップ(80)を有する、請求項2から4までのいずれか1項記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  6. 前記ピストンシール(68)の半径方向外側の部分が、半径方向に***して全周にわたって延びる少なくとも1つのシール部分(82)を含む、請求項2から5までのいずれか1項記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  7. 前記第2の案内部分(72)が環状に形成されていて、ほぼL字形の半径方向の横断面を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  8. 前記第2の案内部分(72)と前記ポンプピストン(28)との間の半径方向の遊び(S)と、前記第2の案内部分(72)の軸方向の長さ(L)との比が、0.01より小さい、請求項1から7までのいずれか1項記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  9. 前記ポンプピストン(28)が、前記第1の案内部分(51)に、前記ポンプピストン(28)のための支持・シール装置(46)を有し、該支持・シール装置(46)が、前記ポンプシリンダ(40)内に前記ポンプピストン(28)を半径方向で案内するための案内領域(48)と、シールリップを有するシール領域(50)とを含む、請求項1から8までのいずれか1項記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  10. 前記ピストン燃料ポンプ(18)が、プラスチックエレメント(46)を含み、該プラスチックエレメント(46)に前記支持・シール装置(46)が形成されている、請求項9記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  11. 前記支持・シール装置(46)が、前記ポンプピストン(28)に固く結合されており、好ましくは前記ポンプピストン(28)が、円環状の段部(44)を有し、該円環状の段部(44)に、前記支持・シール装置(46)がクリップ結合されていて、かつ/または接着されている、請求項9または10記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  12. 前記段部(44)が、前記ポンプピストン(28)の、前記ピストン燃料ポンプ(18)の圧送室(34)寄りの端部分(42)の周辺に配置されている、請求項11記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  13. 前記支持・シール装置(46)が、単一部分から一体的に形成されている、請求項9から12までのいずれか1項記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  14. 前記支持・シール装置(46)が、複数の部分から形成されている、請求項9から12までのいずれか1項記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  15. 前記支持・シール装置(46)の一部が、互いにクリップ結合されていて、かつ/または互いに接着されている、請求項14記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  16. 前記ポンプシリンダ(40)と前記案内領域(48)との間に、約1/100mm(ミリメートル)〜約10/100mmの範囲、好ましくは約3/100mmのギャップが存在する、請求項9から15までのいずれか1項記載のピストン燃料ポンプ(18)。
  17. 前記第2の案内部分(72)および/または前記プラスチックエレメント(46)もしくは前記支持・シール装置が、プラスチック材料、特にポリアミド(PA)および/またはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を含む、請求項1から16までのいずれか1項記載のピストン燃料ポンプ(18)。
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