JP2016215317A - マシニングセンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄用のツールを用いて液体をより高圧で外部に噴射可能にする。
【解決手段】マシニングセンタ1において、洗浄用ツールSTは、主軸6に装着するための装着部302と、洗浄用ツールSTの内部に形成され、洗浄用の液体を流すための第二流路35と、第一流路10の流出口12と第二流路35とを接続するための接続部30とを備える。洗浄用ツールSTの装着部302が主軸6に装着されたとき、洗浄用ツールSTの接続部30が主軸6の近接位置の流出口12に接続されて第一流路10と第二流路35とが連通される。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄用のツールを備えたマシニングセンタに関する。
従来、開示されている特許文献1のマシニングセンタでは、各種ツールを着脱可能に配置するためのツールマガジンと、洗浄用ツールを含む各種ツールを取り付けるための回動可能な主軸とを有する。またこのマシニングセンタは、主軸外部から主軸内部へ洗浄用の液体を流すためのベース流路を有する。また一般的なマシニングセンタでは、このベース流路と主軸との間に設けられ、ベース流路(固定配管)から供給された洗浄用の液体を主軸内部で回動させる各種ツールと接続する回動部分に供給するためのロータリージョイントを有する。また一般的な洗浄用ツールは、主軸と共にベース流路と接続するための接続部と、この接続部から洗浄用ツールの内部に形成され、ロータリージョイントを介して洗浄用の液体を流すためのツール流路と、このツール流路を介して洗浄用の液体を高圧で外部に噴出するためのノズルとを有する。また一般的なロータリージョイント内部は、その固定部分と回動部分との境界付近に液体の流れを封鎖するためのOリングやシールリング等が配置されている。そうすることで圧力をかけて液体を流すとき主軸の駆動部分への漏れを抑制している。このようにして主軸外部のベース流路からロータリージョイントを介して供給された洗浄用の液体をツール流路を介してノズルまで送り、高圧で外部に噴射させてワークの表面を広く効率よく洗浄することができた。
特開2011−125969号公報
上記のマシニングセンタでは、ベース流路から供給される液体が、ある一定の圧力を超えた場合、ロータリージョイント内部に流れるとき、その圧力に耐え切れず主軸内部の駆動部分等へ漏れ出す恐れがあった。
本発明は、上記の問題点を鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、洗浄用のツールを用いて液体をより高圧で外部に噴射可能にすることにある。
本発明のマシニングセンタは、洗浄用の液体を噴出可能な洗浄用ツールを含む各種ツールを選択的に取り付けるための主軸と、主軸に取り付けるための各種ツールを配置するツールマガジンとを備える。またマシニングセンタは、ツールマガジンと主軸との間で各種ツールを自動交換可能である。またマシニングセンタは、洗浄用ツールに洗浄用の液体を流すための第一流路と、主軸の近接位置に形成された第一流路の流出口とを備える。洗浄用ツールは、主軸に装着するための装着部と、洗浄用ツールの内部に形成され、洗浄用の液体を流すための第二流路と、第一流路の流出口と第二流路とを接続するための接続部と、第二流路を介して洗浄用の液体を高圧で外部に噴出するための噴出口とを備える。この際、洗浄用ツールの装着部が主軸に装着されたとき、洗浄用ツールの接続部が主軸の近接位置の流出口に接続されて第一流路と第二流路とが連通される。
この場合、洗浄用ツールが主軸へ装着されながら、主軸の近接位置で接続部により第一流路(流出口)と第二流路とが接続されて洗浄用の液体を流すための流路が連通され、流路が主軸内部を通らず、迂回させて流路と接続部とが配置されている。このため、洗浄用のツールを用いて液体をより高圧で外部に噴射できる。
またこのマシニングセンタでは、主軸に取り付けられた各種ツールを支持するための支持部材を備え、この支持部材は、主軸に取り付けられた洗浄用ツールの接続部に対して遠近方向に可動可能であることが好ましい。この際、洗浄用ツールの装着部が主軸に装着されたとき、支持部材が可動されて、洗浄用ツールの接続部付近が支持部材と当接されて重ね合わせられた状態で支持される。
この場合、洗浄用ツールの装着部は、主軸に装着されたとき、洗浄用ツールの接続部付近で、可動された支持部材により当接されて重ね合わせられた状態で支持される。このため、主軸への洗浄用ツールの装着部による支持に加えて、支持部材による洗浄用ツールの接続部付近で支持されるので、液体を高圧で外部に噴射させるとき、接続部付近のガタつきや振動を抑制し、接続部付近における洗浄用の液体の漏れを抑制できる。また洗浄用ツールの接続部付近で支持部材により当接されて重ね合わせられた状態で支持されるので、さらに接続部付近のガタつきや振動を抑制し、洗浄用のツールに流れる洗浄用の液体の漏れを抑制できる。また洗浄用のツールを用いて洗浄用の液体をさらに高圧で外部に噴射できる。
またこのマシニングセンタでは、洗浄用ツールは、上方へ向けて形成される突起を形成する位置決め部を備え、この位置決め部は、装着部と接続部との間の位置に配置されることが好ましい。またこの際、洗浄用ツールが主軸に装着されたとき、突起を主軸の近接位置に設けられた凹部に挿入することで位置が決められる。この場合、突起を有する位置決め部が凹部に挿入可能であるので、主軸と接続部の位置が合わせやすく各々取り付けしやすくなる。
本発明によれば、洗浄用のツールを用いて液体をより高圧で外部に噴射できる。
本発明の一実施形態に係るマシニングセンタの側面図である。 図1に示されるマシニングセンタの底面図である。 図1に示されるマシニングセンタの正面図である。 洗浄用ツールを部分的に拡大して示した側面図である。 洗浄用ツールを拡大して示した斜視図である。
本発明の一実施形態について説明する。本実施形態のマシニングセンタ1は、フライス、穴あけ、中グリ及びネジ立てが行われたり、必要応じて工作物等を洗浄したりする機能を有する工作機械である。またマシニングセンタ1は、数値制御(NC)プログラムで制御でき、複数の種類の各種ツールKT(工具)が自動で交換できる。なお、各図において示されるX軸、Y軸及びZ軸は互いに直交しており、Z軸方向は鉛直上方を示しており、X軸方向及びY軸方向は水平方向を示している。
図1に示されるマシニングセンタ1は、各種ツールKTを着脱可能に配置するためのツールマガジン2と、ツールマガジン2を取り付けるツールベース4と、各種ツールKTを取り付けるための主軸6とを備える。またマシニングセンタ1は、ツールマガジン2から各種ツールKTを取り外して主軸6に取り付けて取替え可能にするオートチェンジャ(図示しない)を備える。またマシニングセンタ1は、洗浄用の液体を流すための第一流路10と、この第一流路10の出口として形成される流出口12と、主軸6に取り付けられた各種ツールKTに対して遠近方向に可動できる支持部材14とを備える。その他必要に応じてワークWを下方から支えるためのワーク治具20と、ワークWやワーク治具20を載せるためのテーブル22とを備える。ワーク治具20及びテーブル22は、主軸6の駆動していない状態で、主軸6に取り付けられた各種ツールKTよりも下方に配置される。
図1に示されるツールベース4は、マシニングセンタ1の本体部分を形成しており、フレームの面で囲まれた箱状の部位である。ツールベース4の内部は、主軸6の外部から主軸6の近接位置にかけて第一流路10が配置されており、ツールベース4の下端側に、かつ、主軸6の近接位置に第一流路10の出口である流出口12が配置されている。第一流路10は、金属製の筒状の配管である。第一流路10は、ツールベース4の内部を通り、ツールベース4の下端から外部へ導かれる。その外部から流路が曲げられて、その先は、ツールベース4の下端に設けられた後述する位置決め部材42の外部(側部)から内部へ入り、その内部から位置決め部材42の下端にかけて配置されている。その配置された下端に流出口12が配置される。ツールベース4の側面にはツールマガジン2が取り付けられて配置されている。またツールベース4の下方には主軸6が配置されている。
主軸6は、図2に示すように略円柱状に形成された部位であり、各種ツールKTが取り付けられて主軸モータ(図示しない)により図4に示される主軸6の軸Iを中心に回動可能になっている。主軸6の上端は、図1に示すようにツールベース4の下端に取り付けられている。その取り付けられたツールベース4の下端は、主軸6をZ軸方向に移動可能にするZ軸モータ(図示しない)が配置されている。
図1に示されるツールマガジン2は、略円板状に形成されており、その外周に洗浄用の液体を噴射するための洗浄用ツールSTを含む各種ツールKTが複数配置される。洗浄用ツールSTは、洗浄用の液体を噴出可能であり、切削や研削されたワークW(工作物)を洗浄するためのツールである。各種ツールKTは、洗浄用ツールST以外のツールとして加工用ツールTが配置される。加工用ツールTは、主軸を回動させる等して切削や研削するためのエンドミル、ドリル又はリーマ等の刃物である。またツールマガジン2は、回動軸Jを有する。ツールマガジン2は、プログラムの制御により回動軸Jを中心に回動して、加工用ツールT又は洗浄用ツールSTを所定の位置に回動移動し、オートチェンジャ(図示しない)により加工用ツールT又は洗浄用ツールSTがツールマガジン2から取り外されて主軸6へと移動される。その移動と共に、加工用ツールT又は洗浄用ツールSTが主軸6に取り付けられる。
オートチェンジャ(図示しない)は、前述のとおりプログラムの制御によりツールマガジン2から洗浄用ツールST又は加工用ツールTを取り外して、主軸6へ移動させる機能を有する。またオートチェンジャは、プログラムの制御により主軸6に取り付けられていた洗浄用ツールST又は加工用ツールTを取り外して、ツールマガジン2へ移動させて戻す機能を有する。オートチェンジャは、両端に洗浄用ツールST又は加工用ツールTを持ち運ぶための保持部(図示しない)と、中央に回動機構を有する軸(図示しない)とを有する。したがって、一端側に1つの加工用ツールT又は洗浄用ツールSTを保持して、他端側に1つの加工用ツールT又は洗浄用ツールSTを保持し、軸を中心に回動させることで同時にツールマガジン2に配置された加工用ツールT又は洗浄用ツールSTと主軸6に取り付けられた加工用ツールT又は洗浄用ツールSTとを交換することもできる。
洗浄用ツールSTは、図4及び図5に示すように接続部30と、流入口32と、第二流路35と、噴出口39と、装着部302と、突出部36と、突起34とを備える。洗浄用ツールSTは、図4及び図5に示すように側面視で略三角形状に形成されたものであり、略中央部分が略三角形状にくり貫かれた貫通孔304が設けられている。洗浄用ツールSTは、その下端には液体を圧力によって高速に噴き出させるための筒状のノズル38が取り付けられている。
装着部302は、図1に示すように洗浄用ツールSTを主軸6に装着するための部位である。装着部302は、図5に示すように先端(上端)に向けて先細りになっており、先端部分に孔306aが設けられ、側面視で略三角形状に形成されている。その先端は、図4に示すように孔306aに螺合されて主軸6に固定するためのプルスタッド306が取り付けられている。プルスタッド306は、全体で略円柱状に形成されており、その先端部分が膨らんでいるものであるが、他の形状で形成されるようにしてもよい。装着部302は、主軸6の中心線に沿ったテーパ穴(図示しない)に嵌め込まれて支持される。
図1及び図4に示される接続部30は、主軸6の近接位置に配置された流出口12と接続するための部位である。接続部30は、略円筒状に形成されており、主軸6に取り付けられたとき、洗浄用ツールSTの上端に配置される。接続部30の上端は、略中央部分に流入口32が設けられており、ツールベース4の下端に配置された流出口12と当接して接続される。
流入口32は、図5に示すように略円形状に形成されており、流出口12から流出した洗浄用の液体を流入するための入口である。流入口32は、図4に示すように上方に配置されたツールベース4の流出口12と対向して突き合わせられ、接続されることで第一流路10と第二流路35とが連通される。
第二流路35は、図4に示すように流入口32から洗浄用ツールSTの内部にかけて形成され、洗浄用の液体を流すための流路である。第二流路35の経路は、流入口32から開始して洗浄用ツールSTの傾斜部31を通り、後述する噴出口39まで配置されている。傾斜部31は、内部が第二流路35で形成された筒状の部位であり、第二流路35の流路方向と略平行に形成された棒状の部位である。第二流路35は、接続部30の流入口32から洗浄用ツールSTの下端にかけて直線状に配置され、その第二流路35の流路方向と、主軸6の軸I方向とが傾斜した状態で配置される。その流路方向と主軸6の中心線に沿った軸I方向との間の傾斜角度θが任意に設定されている。即ち、傾斜部31と、主軸6の軸I方向に沿った装着部302の上端から噴出口39までの部位の略中央から下端にかけて形成される棒状の下端軸部33とが傾斜した状態で配置されており、傾斜部31の長手方向と、下端軸部33の長手方向との間の傾斜角度θが任意に設定されている。また、その一方で、傾斜部31の上端と、下端軸部33の上端とは、連結部Xで連結されている。連結部Xの上方は、後述する突起34(延設部37)が配置されている。第二流路35は、上端側で、その流路が上方へ向けて曲げられて、その曲げられた先が上方に向けて形成されて第一流路10と接続される。また第二流路35は、下端側で、その流路が下方に向けて曲げられて、その曲げられた先が下方に向けて形成されて噴出口39に導かれる。
図4及び図5に示される噴出口39は、略円状に形成されており、第二流路35を介して洗浄用の液体を高圧で外部に噴出するための出口である。噴出口39は、主軸6に取り付けられたとき洗浄用ツールSTの下端に配置される。洗浄用の液体は、ツールベース4側の流出口12から流入口32へと流入された場合、第二流路35を介して噴出口39に取り付けられた図2に示されるノズル38の噴出口38aから高圧で外部に噴出される。
突起34は、図4に示すように洗浄用ツールSTの位置決めするための部位である。突起34は、装着部302の下端部(基部)から接続部30側へ向けて延設された延設部37から上方へ向けて略円柱状に形成された部位であり、装着部302と接続部30との間に配置されている。突起34は、ツールベース4側の凹部42aに嵌め込まれることで、接続部30及び装着部302等の位置決めがなされる。凹部42aは、ツールベース4の下端に設けられた位置決め部材42に形成されている。位置決め部材42は、洗浄用ツールSTの接続部30及び突起34の上方に配置されている。なお凹部42aは、位置決め部材42の下端で下方に向けて開口されて形成されている。
突出部36は、図1に示すように洗浄用ツールSTの接続部30の近接部位から、後述する支持部材14に向けて水平方向に突出しており、下面が一部切り欠かれた略直方体状に形成されている。図4に示される突出部36は、切り欠かれて傾斜した下端面を形成する傾斜下面36aを有する。突出部36の傾斜下面36aは、後述する延設部16の上面と重ね合わせられて支持するための部位である。
支持部材14は、図1に示すようにツールベース4の下端側に配置されており、主軸6に取り付けられた洗浄用ツールST又は加工用ツールTに対してシリンダ18により遠近方向に可動される。また支持部材14は、主軸6側の下方で水平方向に延設して形成され、洗浄用ツールSTを支持するための延設部16を備える。支持部材14は、洗浄用ツールSTに近づく向きに可動することで、洗浄用ツールSTの接続部30に向けて移動される。そして、オートチェンジャにより洗浄用ツールSTの装着部302が主軸6に装着されたとき、支持部材14が図1に示されるX軸の正方向に可動することで洗浄用ツールSTに近づけられて、洗浄用ツールSTの突出部36が支持部材14の延設部16の上側で当接されて載置した状態となり、支持部材14の延設部16の上面により支持される。
図1及び図2に示される延設部16は、延設部分の末端に向けて狭くなる楔形を呈している。楔形を呈した延設部16は、洗浄用ツールSTが主軸6に取り付けられて、支持部材14が洗浄用ツールSTの突出部36に向けて可動したとき、延設部16の末端から突出部36の下面の一部切り欠かれた部位に当接された状態で上下に重ね合わせられ、突出部36が延設部16の上で当接されて載せられた状態で支持される。
本実施形態は、以下のような作用効果を有する。本実施形態のマシニングセンタ1において、洗浄用ツールSTに洗浄用の液体を流すための第一流路10と、主軸6の近接位置に形成された第一流路10の流出口12とを備える。洗浄用ツールSTは、主軸6に装着するための装着部302と、洗浄用ツールSTの内部に形成され、洗浄用の液体を流すための第二流路35と、第一流路10の流出口12と第二流路35とを接続するための接続部30とを備える。また洗浄用ツールSTは、第二流路35を介して洗浄用の液体を高圧で外部に噴出するための噴出口38a(ノズル38)とを備える。この際、洗浄用ツールSTの装着部302が主軸6に装着されたとき、洗浄用ツールSTの接続部30が主軸6の近接位置の流出口12に接続されて第一流路10と第二流路35とが連通される。
そうすることで、洗浄用ツールSTが主軸6へ装着されながら、主軸6の近接位置で接続部により第一流路10(流出口12)と第二流路35とが接続されて洗浄用の液体を流すための流路が連通される。またこのとき、その流路が主軸6内部を通らず、迂回させて流路と接続部30とが配置されている。このため、洗浄用のツールを用いて液体を高圧で外部に噴射させるとき、主軸6に、洗浄用ツールST内部に流路を有する洗浄用ツールSTを装着させながらマシニングセンタ1の主軸6内部に洗浄用の液体が漏れ出さないようにすることができる。そのため、洗浄用のツールを用いて液体をより高圧で外部に噴射できる。
またこのマシニングセンタ1では、ツールマガジン2と主軸6との間で洗浄用ツールSTが自動交換機能により、主軸6へ装着される。そうすることで、洗浄用ツールSTが主軸6内部以外で流路と流路とを、自動交換機能により接続すると共に連通させることができる。このため、各種ツールKTの自動交換機能を活用しながら、主軸6以外の位置(主軸の近接位置)で洗浄用の液体を主軸6内部に漏れ出すことなく、洗浄用ツールSTの装着と共に迂回して流路を接続できる。
またこのマシニングセンタ1では、主軸6に取り付けられた各種ツールKTを支持するための支持部材14を備え、この支持部材14は、主軸6に取り付けられた洗浄用ツールSTの接続部30に対して遠近方向に可動可能である。この際、洗浄用ツールSTの装着部302が主軸6に装着されたとき、支持部材14が可動されて、洗浄用ツールSTの接続部30付近が支持部材14と当接されて重ね合わせられた状態で支持される。
そうすることで、洗浄用ツールSTの装着部302は、主軸6に装着されたとき、洗浄用ツールSTの接続部30付近で、可動された支持部材14により当接されて重ね合わせられた状態で支持される。このため、主軸6への洗浄用ツールSTの装着部302による支持に加えて、支持部材14による洗浄用ツールSTの接続部30付近で支持されるので、液体を高圧で外部に噴射させるとき、接続部30付近のガタつきや振動を抑制できる。そのため、洗浄用のツールを用いて液体をさらに高圧で外部に噴射できる。また接続部30付近における洗浄用の液体の漏れを抑制できる。さらに洗浄用ツールの接続部30付近で支持部材14により当接されて重ね合わせられた状態で支持されるので、さらに接続部30付近のガタつきや振動を抑制し、洗浄用のツールに流れる洗浄用の液体の漏れを抑制できる。
またこのマシニングセンタ1では、支持部材14は、延設して形成された延設部16を備え、この延設部16は、その延設部分が楔形を呈している。また洗浄用ツールSTは、接続部30付近から水平方向に突出して形成され、楔形の部位と重ね合わせるための突出部36を備える。またオートチェンジャにより洗浄用ツールSTの装着部302が主軸6に装着されたとき、支持部材14が可動されて、洗浄用ツールSTの突出部36の下側に支持部材14の延設部16が重ね合わせられ、延設部16の上側で突出部36が載置した状態で支持される。
そうすることで、洗浄用ツールSTの突出部36が支持部材14の延設部16の上側に載せられた状態で、延設部16と突出部36が重なり合うことにより強固に洗浄用ツールSTが支持できる。したがって、さらに接続部30付近のガタつきや振動を抑制し、洗浄用のツールに流れる洗浄用の液体の漏れを抑制できる。
またこのマシニングセンタ1では、洗浄用ツールSTは、上方へ向けて形成される突起を形成する突起34(位置決め部)を備え、この突起34は、装着部302と接続部30との間の位置に配置され、洗浄用ツールSTが主軸6に装着されたとき、突起34を凹部42aに挿入することで位置決めされる。そうすることで、突起34が主軸6の近接位置に設けられた凹部42aに挿入されて位置決めされるので、主軸6(装着部302)と接続部30の位置が合わせやすく各々取り付けしやすくなる。
本実施形態のマシニングセンタ1は、上述した実施形態に限定されるものではなく他の形態でも実施できる。本実施形態では、マシニングセンタ1では、NCプログラムにより制御して適用したがこれに限られるものでない。他のプログラムの制御により行うようにして適用してもよい。
また本実施形態のマシニングセンタ1では、ツールマガジン2が円板状の形状で適用したがこれに限られるものでない。他の形状のツールマガジンを適用してもよい。
また本実施形態のマシニングセンタ1では、ノズル38を備えて適用したがこれに限られるものではない。ノズル38に代えて、ノズル38に対して相対的に本体部分や流路の幅が狭い金属製や樹脂製の延長用ノズルを備えて適用してもよい。
1 マシニングセンタ
2 ツールマガジン
4 ツールベース
6 主軸
10 第一流路
12 流出口
14 支持部材
16 延設部
18 シリンダ
20 ワーク治具
22 テーブル
30 接続部
31 傾斜部
32 流入口
33 下端軸部
34 突起
35 第二流路
36 突出部
37 延設部
38 ノズル
38a 噴出口
39 噴出口
42a 凹部
42 位置決め部材
302 装着部
304 貫通孔
306 プルスタッド
KT 各種ツール
ST 洗浄用ツール
T 加工用ツール
W ワーク
I 軸
X 連結部

Claims (3)

  1. 洗浄用の液体を噴出可能な洗浄用ツールを含む各種ツールを選択的に取り付けるための主軸と、
    前記主軸に取り付けるための前記各種ツールを配置するツールマガジンとを備え、前記ツールマガジンと前記主軸との間で前記各種ツールを自動交換可能なマシニングセンタであって、
    前記洗浄用ツールに前記洗浄用の液体を流すための第一流路と、
    前記主軸の近接位置に形成された前記第一流路の流出口とを備え、
    前記洗浄用ツールは、前記主軸に装着するための装着部と、前記洗浄用ツールの内部に形成され、前記洗浄用の液体を流すための第二流路と、前記第一流路の前記流出口と前記第二流路とを接続するための接続部と、前記第二流路を介して前記洗浄用の液体を高圧で外部に噴出するための噴出口とを備え、
    前記洗浄用ツールの前記装着部が前記主軸に装着されたとき、前記洗浄用ツールの前記接続部が前記主軸の近接位置の前記流出口に接続されて前記第一流路と前記第二流路とが連通されるマシニングセンタ。
  2. 前記主軸に取り付けられた前記洗浄用ツールを支持するための支持部材を備え、
    該支持部材は、前記主軸に取り付けられた前記洗浄用ツールの前記接続部に対して遠近方向に可動可能であり、
    前記洗浄用ツールの前記装着部が前記主軸に装着されたとき、前記支持部材が可動されて、前記洗浄用ツールの前記接続部付近が前記支持部材と当接されて重ね合わせられた状態で支持される請求項1に記載のマシニングセンタ。
  3. 前記洗浄用ツールは、上方へ向けて形成される突起を形成する位置決め部を備え、
    該位置決め部は前記装着部と前記接続部との間の位置に配置され、前記洗浄用ツールが前記主軸に装着されたとき、その突起を主軸の近接位置に設けられた凹部に挿入することで位置が決められる請求項1又は請求項2に記載のマシニングセンタ。

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