JP2003181743A - 旋盤用工具ホルダ - Google Patents

旋盤用工具ホルダ

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JP2003181743A
JP2003181743A JP2001382907A JP2001382907A JP2003181743A JP 2003181743 A JP2003181743 A JP 2003181743A JP 2001382907 A JP2001382907 A JP 2001382907A JP 2001382907 A JP2001382907 A JP 2001382907A JP 2003181743 A JP2003181743 A JP 2003181743A
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insertion hole
oil supply
spindle
shank
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JP2001382907A
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Shogo Kitamura
正吾 北村
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SEIWA SEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 工具の種類に応じて外部給油方式又は内部給
油方式とすることができる兼用タイプの工具ホルダを提
供することである。 【解決手段】アジャストスクリュ17の背部に形成され
た油溜り18に連通する第1給油通路24bと、上記油
溜り18とハウジング1の前面に設けられた外部給油ノ
ズル22に連通させる第2給油通路24cとを形成し、
その第2給油通路24cに切換えバルブ26を組込む。
シャンク挿入孔9に工具TのシャンクSを挿入し、シャ
ンク後端面をアジャストスクリュ17の端面に密着させ
た状態でスピンドル7の先端部に設けたチャック機構1
2によりシャンクSを挟持し、切換えバルブ26の開閉
によって第1給油通路24bに送られたクーラントをア
ジャストスクリュ17の通路20先端から工具内に流通
させ、あるいは外部給油ノズル22から工具Tの刃部外
周に向けて噴射させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、旋盤の刃物取付
台に取付けられる旋盤用工具ホルダに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】旋盤の刃物台に工具ホルダを取付け、そ
の工具ホルダに保持された工具を回転させてワークを切
削加工する場合、普通、工具の刃部にクーラントを供給
して、切り刃の潤滑と冷却とを行なうようにしている。
【0003】工具に対する給油方式には、油噴射ノズル
から工具の刃部外周に向けてクーラントを噴射する外部
給油方式と、工具のシャンク後端から工具内に形成され
た通路にクーラントを供給し、工具先端の油出口から流
出させる内部給油方式とが存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、旋盤の刃物
台に取付けられた工具の給油は、外部給油仕様が殆どで
ある。この外部給油方式は工具刃部の潤滑、冷却効果が
よいとは言えず、高速回転時に焼付き等が生じるおそれ
がある。
【0005】近年、内部給油仕様のものが提案されてい
るが、内部給油の専用タイプであり、内部給油方式と外
部給油方式の兼用タイプは未だ存在しない。
【0006】このため、外部給油と内部給油の2種類の
給油方式を切削条件に応じて切換えて採用しようとする
と、外部給油用工具ホルダと内部給油用工具ホルダの2
種類の工具ホルダを取り揃える必要が生じ、経済性に問
題がある。
【0007】また、給油方式の変更の都度、工具ホルダ
を取替える必要が生じ、準備に非常に手間がかかるとい
う問題が生じる。
【0008】この発明の課題は、外部給油と内部給油の
2種類の給油方式を採用することができると共に、給油
方式の切換えも簡単に行なうことができるようにした旋
盤用工具ホルダを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、旋盤の刃物台に取付けられる
ハウジングにスピンドル挿入孔を設け、このスピンドル
挿入孔内に挿通されて一方向に回転駆動されるスピンド
ルには先端面から軸方向に延びるシャンク挿入孔と、そ
のシャンク挿入孔の閉塞端から軸方向に延びるねじ孔と
を形成し、前記スピンドルの先端部にシャンク挿入孔に
挿入される工具のシャンクを挟持するチャック機構を設
け、前記ねじ孔に工具のシャンク後端面を位置決めする
アジャストスクリュをねじ係合し、そのアジャストスク
リュに軸方向の通路を形成し、前記ハウジングには工具
の刃部外周に向けてクーラントを噴射する外部給油ノズ
ルを設け、前記ハウジングにはその後端面から前記アジ
ャストスクリュの背部に形成された油溜りに連通する第
1給油通路と、その油溜りと外部給油ノズルに連通する
第2給油通路とを設け、前記第2給油通路に開閉用の切
換えバルブを組込んだ構成を採用している。
【0010】上記の構成から成る工具ホルダを用いて切
削加工を行なう場合は、シャンク挿入孔内に工具のシャ
ンクを挿入し、シャンク後端面をアジャストスクリュの
先端面に密着させた状態で、そのシャンクをチャック機
構により挟持してスピンドルと共に工具を回転させる。
【0011】ここで、工具が油通路を有しない工具であ
れば、アジャストスクリュに形成された通路の先端開口
は、アジャストスクリュの先端面に密着された工具シャ
ンクの後端面で閉塞される。一方、油通路を内部に有す
る工具の場合、その油通路はアジャストスクリュの通路
と連通する。
【0012】工具の種類によって外部給油方式か内部給
油方式かを選択する。油通路を有しない工具の場合は、
切換えバルブを開放し、油通路を有する工具の場合は切
換えバルブを閉鎖する。
【0013】切換えバルブを開放すると、刃物台側から
第1給油通路に供給されたクーラントは油溜りから第2
給油通路に流れて外部給油ノズルに至り、その外部給油
ノズルから工具の刃部外周に向けてクーラントが噴射さ
れる。
【0014】一方、切換えバルブを閉鎖すると、第1給
油通路に供給されたクーラントはアジャストスクリュの
通路に流れ、工具シャンクの後端から工具内に形成され
た油通路に流れ、油通路先端から流出する。
【0015】このように、切換えバルブを開閉すること
によって外部給油と内部給油のいずれかの給油方式を採
用することができ、その給油方式の切換えに際して工具
ホルダを取替える必要がないため、準備時間の大幅な短
縮化を図ることができる。
【0016】この発明に係る旋盤用工具ホルダにおい
て、スピンドル挿入孔は、ハウジングの前後に貫通する
横孔から成るものであってもよく、あるいは、上下方向
に延びる縦孔から成るものであってもよい。縦孔から成
るスピンドル挿入孔の場合は、ハウジングにその後端面
からスピンドル挿入孔に連通するシャフト挿入孔を形成
し、そのシャフト挿入孔に挿入されて一方向に回転駆動
されるトルク伝達シャフトとスピンドルとの間に回転ト
ルク伝達用の歯車機構を設けて、トルク伝達シャフトの
回転をスピンドルに伝えるようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1乃至図5は、この発明に係
る旋盤用工具ホルダの第1の実施形態を示す。図1に示
すように、旋盤の刃物台Aの前側に設けられたハウジン
グ1の前記刃物台Aに対する後面には突軸部2と、その
上方に位置決めピン3とが設けられている。また、ハウ
ジング1には、図3に示すように、前後に貫通するボル
ト挿入孔4が四隅部に形成されている。
【0018】刃物台Aには図では省略したが、上記突軸
部2が挿入される挿入孔と、位置決めピン3が嵌合され
る位置決め孔と、前記ボルト挿入孔4と対向する位置に
ねじ孔とが形成され、各ボルト挿入孔4からねじ孔にね
じ込まれるボルトの締付けによって刃物台Aにハウジン
グ1が固定される。
【0019】図1に示すように、ハウジング1には、突
軸部2の端面からハウジング1の前面に貫通するスピン
ドル挿入孔5が形成され、そのスピンドル挿入孔5の両
端部内に組込まれた軸受6によってスピンドル7が回転
自在に支持されている。
【0020】スピンドル7の後端面には突条8が形成さ
れ、その突条8は刃物台Aにハウジング1を取付けるこ
とによって、刃物台A内に設けられた図示省略の駆動軸
の先端の係合溝と係合し、その係合によって駆動軸の回
転が突条8を介してスピンドル7に伝達される。
【0021】スピンドル7には、先端面から軸方向に延
びるシャフト挿入孔9と、そのシャフト挿入孔9の閉塞
端から軸方向に延びるねじ孔10と、外周面からねじ孔
10の閉塞端部内に至る半径方向の複数の孔11とが形
成されている。
【0022】シャンク挿入孔9はテーパ孔部9aと、そ
の小径端に連続するストレート孔部9bとから成り、そ
のシャンク挿入孔9内に挿入される工具TのシャンクS
は、スピンドル7の先端部に設けられたチャック機構1
2によって着脱自在に挟持される。
【0023】チャック機構12は、スピンドル7の先端
部外周に形成された雄ねじ13に締付ナット14をねじ
係合し、その締付ナット14の先端部内にテーパリング
15を回転自在に、かつ軸方向に非可動に組込み、シャ
ンク挿入孔9のテーパ孔部9a内に挿入されたテーパコ
レット16にはその先端から軸方向に延びる複数のスリ
ット16aと、テーパリング15の内周のテーパ面15
aに係合するテーパ面16bとを設け、前記締付ナット
14の回転によりテーパリング15でテーパコレット1
6のテーパ面16bを軸方向に押圧してテーパコレット
16を縮径させ、そのテーパコレット16で工具Tのシ
ャンクSを挟持するようにしている。
【0024】図2に示すように、スピンドル7に設けら
れたねじ孔10にはアジャストスクリュ17がねじ係合
され、このアジャストスクリュ17のねじ込みによって
その背部に油溜り18が形成されている。アジャストス
クリュ17は工具TのシャンクS後端面を位置する大径
のシート部17aを先端部に有し、そのシート部17a
の先端面にシャンクSの後端面に弾性接触する環状のシ
ール部材19が取付けられている。また、アジャストス
クリュ17には軸方向に貫通する通路20が形成されて
いる。
【0025】ハウジング1の前面上部には、ノズル嵌合
凹部21が形成され、そのノズル嵌合凹部21内に工具
Tの刃部外周に向けてクーラントを噴射する外部給油ノ
ズル22が組込まれている。
【0026】外部給油ノズル22は球形をなし、クーラ
ントの噴射方向を調整し得るよう回転自在に支持され、
図5(I)に示す皿ビス23の締付けによって向きを調
整した位置で固定されるようになっている。
【0027】また、ハウジング1にはその後端面で開口
する給油通路24が形成され、その給油通路24の開口
端は給油口24aとされている。給油口24aはハウジ
ング1の取付けによって刃物台Aの内部に形成された図
示省略の油通路と連通する。
【0028】給油通路24は、給油口24aとアジャス
トスクリュ17の背部の油溜り18を連通する第1給油
通路24bと、上記油溜り18と外部給油ノズル22を
連通させる第2給油通路24cとから成っている。
【0029】図2および図5(I)に示すように、ハウ
ジング1には第2給油通路24cを横切るようにしてバ
ルブ組込み孔25が形成され、そのバルブ組込み孔25
内に切換えバルブ26が回転自在に組込まれている。切
換えバルブ26は、ハウジング1の外部から回動操作さ
れ、その回動によって第2給油通路24cを開閉するよ
うになっている。
【0030】第1の実施形態で示す工具ホルダは上記の
構造から成り、ワークの切削加工に際しては、スピンド
ル7に形成されたシャンク挿入孔9内に工具Tのシャン
クSを挿入し、そのシャンクSの後端面をアジャストス
クリュ17のシート部17aに取付けられたシール部材
19に密着させたのち、チャック機構12により工具T
のシャンクSを挟持する。その挟持後、スピンドル7と
共に工具Tを回転させてワークを切削する。
【0031】ここで、工具Tには、図1に示すように、
油通路aを内部に有する工具T1 と、図4に示すよう
に、油通路を有しない工具T2 とが存在し、工具T1
2 の種類に応じて内部給油と外部給油のいずれかを選
択する。
【0032】すなわち、油通路aを有する工具T1 の場
合は、内部給油方式を採用し、油通路を有しない工具T
2 の場合は外部給油方式を採用する。
【0033】内部給油方式を採用する場合は、図2およ
び図5(I)に示すように、切換えバルブ26を閉位置
にして第2給油通路24cを閉鎖する。その閉鎖によっ
て給油口24aから第1給油通路24bに供給されたク
ーラントは、スピンドル7に形成された半径方向の孔1
1から油溜り18内に流れ、さらにアジャストスクリュ
17の通路20に流れて工具T1 の油通路a内に流入
し、その油通路aの先端開口から工具Tの刃部に供給さ
れる。
【0034】一方、外部給油方式を採用する場合は、図
4および図5(II)に示すように、切換えバルブ26を
開位置にして第2給油通路24cを開放する。その開放
によって給油口24aから第1給油通路24bに供給さ
れたクーラントは、第2給油通路24cに送られて外部
給油ノズル22から工具Tの刃部外周に向けて噴射され
る。このとき、工具TのシャンクS後端面はシール部材
19に密着してアジャストスクリュ17における通路2
0の先端開口を閉鎖しているため、クーラントは通路2
0先端から流出することはなく、給油通路24に供給さ
れたクーラントの全ては外部給油ノズル22から確実に
噴射されることになる。
【0035】ここで、工具ホルダが外部給油又は内部給
油の専用タイプであると、2種類の工具ホルダを用意し
て給油方式の変更の都度、工具ホルダの取替えを必要と
するが、この発明に代る工具ホルダの場合は切換えバル
ブ26を開閉する簡単な操作によって内部給油方式から
外部給油方式に、あるいは外部給油方式から内部給油方
式に切換えることができるため、給油方式の変更の際に
工具ホルダを取替える必要がなくなり、準備のための作
業時間が短く、能率よく切削作業を行なうことができ
る。
【0036】図6および図7は、この発明に係る工具ホ
ルダの第2の実施形態を示す。この実施形態で示す工具
ホルダは、保持した工具を昇降動させてワークを切削加
工するZ軸用の工具ホルダを示す。図示のように、ボル
トの締付けによって旋盤の刃物台Aに取付けられるハウ
ジング30は前後に分割され、その前部ハウジング30
aと後部ハウジング30bはボルト31の締付けにより
結合されている。
【0037】後部ハウジング30bには突軸部32と刃
物台Aの油通路を位置決め孔とする位置決めピン33と
が設けられている。
【0038】ハウジング30には、前部ハウジング30
aを上下に貫通するスピンドル挿入孔34と、前記突軸
部32の端面からスピンドル挿入孔34に連通するシャ
フト挿入孔35とが形成されている。
【0039】スピンドル挿入孔34の上下端部内には軸
受36が組込まれ、その軸受36によって回転自在に支
持されたスピンドル37には、下端から軸方向に延びる
シャンク挿入孔38と、そのシャンク挿入孔38の閉塞
端から軸方向に延びるねじ孔39と、そのねじ孔39の
閉塞端から上方に延びる軸方向の油溜りとしての孔40
および上端部外周からその軸方向の孔40に連通する複
数の半径方向の孔41とが形成されている。
【0040】シャンク挿入孔38はテーパ孔部38aと
その小径端に連続するストレート孔部38bとから成
り、そのシャンク挿入孔34に挿入された工具Tのシャ
ンクSはスピンドル37の下端部に設けられたチャック
機構12によって挟持されるようになっている。
【0041】なお、チャック機構12は図1に示すチャ
ック機構12と同一であるため、同一部品に同一の符号
を付して説明を省略する。
【0042】ねじ孔39にはアジャストスクリュ17が
ねじ込まれている。このアジャストスクリュ17は図1
に示すアジャストスクリュ17と同一の構成とされてい
るため、同一箇所に同一符号を付して説明を省略する。
【0043】スピンドル37の上端部にはシールリング
42が嵌合され、そのシールリング42の外側に第1シ
ールカバー43と第2シールカバー44が嵌合され、各
シールカバー43、44はハウジング30にねじ込まれ
るボルト45の締付けによって固定されている。
【0044】シャフト挿入孔35の内部には複数の軸受
46が組込まれ、その軸受46によってトルク伝達シャ
フト47が回転自在に支持されている。トルク伝達シャ
フト47は刃物台Aの内部に組込まれた前述の駆動軸に
着脱自在に接続されて、その駆動軸により回転される。
トルク伝達シャフト47の回転は、歯車機構としての一
対のベベルギヤ48、49を介してスピンドル37に伝
達されるようになっている。
【0045】ハウジング30の下面には工具Tの刃部外
周に向けてクーラントを噴射する外部給油ノズル50が
設けられている。また、ハウジング30には、前記位置
決めピン33の端面で開口し、その開口端を給油口51
aとする給油通路51が設けられている。
【0046】給油通路51は、給油口51aからスピン
ドル37の半径方向の孔41を介して軸方向の孔40に
連通する第1給油通路51bと、上記孔41から外部給
油ノズル50に至る第2給油通路51cとから成り、上
記第2給油通路51cにその第2給油通路51cを開閉
する切換えバルブ52が組込まれている。
【0047】第2の実施形態で示す工具ホルダは上記の
構造から成り、この工具ホルダにおいても切換えバルブ
52の開閉操作によって外部給油方式から内部給油方式
に、あるいは内部給油方式から外部給油方式に切換える
ことができる。
【0048】すなわち、切換えバルブ52を開放する
と、給油口51aに供給されたクーラントは第1給油通
路51bから第2給油通路51cに流れて外部給油ノズ
ル50から噴射される。一方、切換えバルブ52を閉鎖
すると、給油口51aに供給されたクーラントは第1給
油通路51bから半径方向の孔41および軸方向の孔4
0に流れてアジャストスクリュ17内の通路20に流
れ、その通路20から工具T1 内に形成された通路a内
に流動し、通路先端から流出される。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、切
換えバルブを開閉する簡単な操作によって内部給油方式
と外部給油方式のいずれかの給油方式を採用することが
でき、給油方式の切換えのために工具ホルダを取替える
必要がなく、準備のための作業時間の短縮化を図り、切
削作業を能率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る工具ホルダの第1の実施形態を
示す縦断正面図
【図2】図1の一部分を拡大して示す断面図
【図3】図1に示す工具ホルダの側面図
【図4】図1に示す工具ホルダを外部給油方式とした状
態の断面図
【図5】(I)、(II)は切換えバルブの切換え状態を
示す断面図
【図6】この発明に係る工具ホルダの第2の実施形態を
示す縦断正面図
【図7】図6のVII −VII 線に沿った断面図
【符号の説明】
A 刃物台 T 工具 S シャンク 1 ハウジング 5 スピンドル挿入孔 7 スピンドル 9 シャンク挿入孔 10 ねじ孔 12 チャック機構 17 アジャストスクリュ 18 油溜り 20 通路 22 外部給油ノズル 24b 第1給油通路 24c 第2給油通路 26 切換えバルブ 30 ハウジング 34 スピンドル挿入孔 35 シャフト挿入孔 37 スピンドル 38 シャンク挿入孔 39 ねじ孔 40 孔(油溜り) 47 トルク伝達シャフト 48、49 ベベルギヤ 50 外部給油ノズル 51b 第1給油通路 51c 第2給油通路 52 切換えバルブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋盤の刃物台に取付けられるハウジング
    にスピンドル挿入孔を設け、このスピンドル挿入孔内に
    挿通されて一方向に回転駆動されるスピンドルには先端
    面から軸方向に延びるシャンク挿入孔と、そのシャンク
    挿入孔の閉塞端から軸方向に延びるねじ孔とを形成し、
    前記スピンドルの先端部にシャンク挿入孔に挿入される
    工具のシャンクを挟持するチャック機構を設け、前記ね
    じ孔に工具のシャンク後端面を位置決めするアジャスト
    スクリュをねじ係合し、そのアジャストスクリュに軸方
    向の通路を形成し、前記ハウジングには工具の刃部外周
    に向けてクーラントを噴射する外部給油ノズルを設け、
    前記ハウジングにはその後端面から前記アジャストスク
    リュの背部に形成された油溜りに連通する第1給油通路
    と、その油溜りと外部給油ノズルに連通する第2給油通
    路とを設け、前記第2給油通路に開閉用の切換えバルブ
    を組込んだ旋盤用工具ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記スピンドル挿入孔がハウジングの前
    後方向に延びる横孔から成る請求項1に記載の旋盤用工
    具ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記スピンドル挿入孔が上下方向に延び
    る縦孔から成り、前記ハウジングには後端面からスピン
    ドル挿入孔に連通するシャフト挿入孔を設け、このシャ
    フト挿入孔に挿入されて一方向に回転駆動されるトルク
    伝達シャフトと前記スピンドルとの間に回転トルク伝達
    用の歯車機構を設けた請求項1に記載の旋盤用工具ホル
    ダ。
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