JP2016211381A - エンジン始動装置及びエンジン始動方法 - Google Patents

エンジン始動装置及びエンジン始動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016211381A
JP2016211381A JP2015092663A JP2015092663A JP2016211381A JP 2016211381 A JP2016211381 A JP 2016211381A JP 2015092663 A JP2015092663 A JP 2015092663A JP 2015092663 A JP2015092663 A JP 2015092663A JP 2016211381 A JP2016211381 A JP 2016211381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poles
engine
ring gear
unit
pinion gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015092663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6104310B2 (ja
Inventor
金田 直人
Naoto Kaneda
直人 金田
水野 大輔
Daisuke Mizuno
大輔 水野
弘明 北野
Hiroaki Kitano
弘明 北野
亀井 光一郎
Koichiro Kamei
光一郎 亀井
健介 加藤
Kensuke Kato
健介 加藤
小田原 一浩
Kazuhiro Odawara
一浩 小田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2015092663A priority Critical patent/JP6104310B2/ja
Publication of JP2016211381A publication Critical patent/JP2016211381A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6104310B2 publication Critical patent/JP6104310B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

【課題】エンジンの始動時間を短縮し、ギアの摩耗と始動時の衝突による騒音を抑制させることが可能なエンジン始動装置及びエンジン始動方法を提供する。【解決手段】モータ部10への通電電流をオンにするとき、モータ部10の出力軸20に設けられたピニオンギア部31を、エンジンに結合されたリングギア80と噛み合うように移動させ、モータ部10への通電電流をオンにするとき、モータ部10に設けられている複数の極数の内、少ない方の極数を選択し、その後、ピニオンギア部31とリングギアと80が噛み合ったと判定したとき、前記複数の極数の内、多い方の極数に切り替える。【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンを始動するためのスタータとして知られるエンジン始動装置及びエンジン始動方法に関するものである。
近年では低燃費化のためにアイドリングストップを行うシステムが普及しており、アイドリングストップを行うシステムに使用するエンジン始動装置に於いては、エンジン始動装置の使用頻度が高いためリングギアやピニオンギアの摩耗による損傷が進行し、ピニオンギアとリングギアの噛み合い失敗を引き起こすことがある。
また、アイドリングストップを行うシステムにおいては、エンジンの再始動性能を確保するため、リングギアの回転中にもピニオンギアをリングギアと噛み合わせることがある。
例えば、アイドリングストップした瞬間であってエンジンの回転がまだ止まっていない状態で再始動要求が入った場合、或いはエンジンの停止状態から再始動の際に時間を短縮する必要がある場合には、リングギアの回転中に事前にピニオンギアとリングギアとの噛み合わせを行なうようにしている。
このようにアイドリングストップを行う頻度が高くなるにつれて摩耗が激しくなるため噛み合い失敗をさせないためには摩耗を抑制しなければならない。また、エンジンを停止させる様々な状態からの再始動は従来よりもエンジンを始動させる時間を短縮しなければ始動時に違和感が発生してしまう。
そこでピニオンギアとリングギアの噛み合わせロス時間の短縮だけでなく、スタータモータでエンジンをアイドリング回転数に達する時間を短縮する必要がある。
例えば、エンジン始動装置において減速比を可変にすることで始動初期の高トルクから終盤の高回転で駆動できるスタータがある(例えば、特許文献1参照)。
また、モータの巻線コイルに対してエンジンの負荷変動に応じてコイルの通電を制御する制御素子を制御することで迅速に始動させ、トルク変動に伴うピニオンギアとリングギアの噛み合わせ騒音を小さくするスタータ制御システムがある(例えば、特許文献2参照。)
さらに、エンジンの始動性の向上と、大きなバッテリー電流がモータに流れるのを防止するため、直巻コイルをバイパスする回路を流れる電流量をモータの回転状態に応じて制御するエンジン始動装置がある(例えば、特許文献3参照。)。
特開2004‐218627号公報 特開2002−70700号公報 特開2004−312950号公報
上記の特許文献1の場合、減速比を可変にすることで出力トルクを変えて低速での高トルク化は可能であるが、減速比を可変にしてもエネルギーは変わらないため高速回転域での出力軸での回転数での高トルク化はできず、モータの出力を効率良く使っているものの、迅速にエンジンを始動させることはできない。
上記の特許文献2の場合には、迅速に始動させるためには出力を上げる必要があるが、ピニオンギアとリングギアが噛み合うまでに出力を上げるとその衝突音が大きくなって騒音となり、その衝突することで摩耗が激しくなる。
また、上記の特許文献2及び3の場合には、与えるエネルギーをエンジンやモータの回転数によって制御すればコストが高くなるばかりでなく、エンジンの回転を認識してからになるため、エンジン始動を加速させるタイミングが遅れてしまう。
本発明は、上記の課題を解決するために為されたもので、その目的は、エンジンの始動時間を短縮し、ギアの摩耗と始動時の衝突による騒音を抑制可能なエンジン始動装置及びエンジン始動方法を提供することに在る。
上記の目的を達成するため、本発明によるエンジン始動装置は、選択可能な複数の極数を有するモータ部と、前記モータ部の出力軸に設けられたピニオンギア部と、前記モータ部の出力軸に設けられ、軸方向に移動可能なピニオン移動体部と、前記ピニオンギア部が、エンジンに結合されたリングギアと噛み合うように前記ピニオン移動体部を移動させる押出機構部と、前記モータ部への通電電流をオン/オフするソレノイドスイッチ部であって、前記通電電流をオンにするとき前記押出機構部を駆動するとともに、前記複数の極数の内、少ない方の極数を選択し、その後、前記ピニオンギア部と前記リングギアとが噛み合ったと判定したとき、複数の極数の内、多い方の極数に切り替えるソレノイドスイッチ部とを備えたものである。
また、本発明では、モータ部への通電電流をオンにするとき、前記モータ部の出力軸に設けられたピニオンギア部を、エンジンに結合されたリングギアと噛み合うように移動させ、前記モータ部への通電電流をオンにするとき、前記モータ部に設けられている複数の極数の内、少ない方の極数を選択し、その後、前記ピニオンギア部と前記リングギアとが噛み合ったと判定したとき、前記複数の極数の内、多い方の極数に切り替えるエンジン始動方法が提供される。
本発明によるエンジン始動装置及びエンジン始動方法によれば、モータ部への通電電流をオンにするとき、モータ部に設けた複数の極数の内、少ない方の極数を選択し、その後はピニオンギア部とリングギアとが噛み合ったと判定したとき、複数の極数の内、多い方の極数に切り替えるように構成したので、初期噛み合い時のピニオンギア部とリングギアの衝突力を低減できることで、ギアの摩耗と騒音も抑制しながら、迅速にエンジンを始動させることができる。また、これらの切り替えを複雑な制御を用いることなく、低コスト化が可能となる。
本発明の実施の形態1によるエンジン始動装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1によるエンジン始動装置の側面断面図である。 本発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に使用されるモータ部の正面断面図である。 本発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に使用されるモータ部とソレノイドスイッチ部との接続関係を示した電気回路図である。 本発明の実施形態1によるエンジン始動装置におけるリングギアとピニオンギア部との噛み合い状態を説明した図である。 本発明の実施の形態1によるエンジン始動装置のピニオン回転数と出力トルクとの関係を示す特性グラフ図である。 本発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に使用されるモータ部の変形例を示した回路図である。 本発明の実施の形態1によるエンジン始動装置に使用されるモータ部のさらに別の変形例を示した回路図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1によるエンジン始動装置を図に基づいて詳細に説明する。
図1に示す本発明の実施の形態1によるエンジン始動装置は、概略的には、モータ部10と、出力軸20と、ピニオン移動体部30と、ソレノイドスイッチ部40と、プランジャ50と、レバー60と、ブラケット70と、内部減速部90とを備えている。
モータ部10は、入力部11,12を有し、エンジン(図示せず。)を始動するための回転力を発生する。出力軸20は、モータ部10に減速ギア部90を介して結合するためのヘリカルスプライン部20aを有する。ピニオン移動体部30は、出力軸20に対して、後述するヘリカルスプライン部と出力軸ヘリカルスプライン部20aとにより、ヘリカルスプライン係合され、出力軸20の周面を出力軸20の軸方向に回転しながら移動させるものである。
ソレノイドスイッチ部40は、入力部45と出力部41,42を有し、プランジャ50を備える。レバー60は、ほぼ中央部が回動自在に支持され、一端がプランジャ50に係合され他端がピニオン移動体部30に係合されている。ブラケット70は、ピニオン移動体部30が、モータ部10とは反対側の所定位置まで移動した際にその移動を停止させるもので、モータ部10と、出力軸20と、ピニオン移動体部30と、ソレノイドスイッチ部40等の構成部品を、エンジン側に固定している。
図2は、図1に分解図で示したエンジン始動装置を左右逆方向から見たときの断面図を示す。ソレノイドスイッチ部40は、車両のキースイッチ(図示せず。)がオンにされたとき、若しくはエンジン制御装置(図示せず。以下、ECUと称する。)からエンジン始動装置にオン指令が発動されたとき、内部に設けられた吸引コイル43が付勢され、プランジャ50を吸引する。吸引コイル43とプランジャ50とレバー60は、ピニオン移動体部30を介して、ピニオンギア部31がリングギア80と噛み合う位置に移動させる押出機構部を構成している。リングギア80はエンジンと結合されている。
エンジンを再始動させる際に再始動信号によりソレノイドスイッチ部40の吸引コイル43にバッテリー100(図3参照。)から通電されることによってプランジャ50が引き込まれてレバー60を引き込む。これにより、レバー回転中心61で回転することでピニオン移動体部30をリングギア80の方向に押し出す。これにより、後述する図5(A)に示すように、ピニオンギア部31がリングギア80と端面部で当接する。
また、図3の断面図に示すように、モータ部10は、継鉄の内側に、ロータ部14の周囲において回転方向に並べて配置された複数の磁極鉄心13と、これら複数の磁極鉄心13の各々に巻回された界磁巻線11a,11b及び12a,12bとで構成されて、所定の条件によって通電の極数を変えるように構成されている。
電気的には、図4に示すように、電源としてのバッテリー100は、ソレノイドスイッチ部40の入力部45に接続され、ソレノイドスイッチ部40の4極通電時のスイッチ40a及び2極通電時の40bを経て出力部41及び42に接続されている。なお、2極通電時にはスイッチ40bのみがオンにされ、4極通電時には、スイッチ40bとスイッチ40aの双方がオンにされる。
ソレノイドスイッチ部40の出力部41及び42は、それぞれ、モータ部10の4極通電時の入力部11及び2極通電時の12に接続されている。入力部11及び12は、それぞれ、4極通電時の界磁巻線11a,11bの並列回路及び2極通電時の界磁巻線12a,12bの並列回路に接続されている。これらの並列回路は、ロータ部14に接続されている。
以下、通電動作を、上記の図1〜図4、並びに図5及び図6を参照して説明する。
エンジン始動信号が発生されると、2極通電時としてスイッチ(又は接点)40bがオンにされる。このとき、2極通電時の入力部12から界磁巻線12a及び12bが通電され、2極モータとして回転を始める。ピニオンギア31とリングギア80が噛み合った後には4極通電時に移行し、スイッチ40bに加えてスイッチ(又は接点)40aをオンにすると、4極通電時の入力部11から界磁巻線11a及び11bも併せて通電され、4極モータとして回転する。
次に、2極通電から4極通電に切り替えるときの動作を、ピニオンギア部31とリングギア80の噛み合い状態を概念的に示す図5、及びトルク−回転数の特性関係を示した図6を参照して以下に説明する。
まず、スイッチ40bがオンにされるとき、これに対応して吸引コイル43が付勢されるので、プランジャ50及びレバー60を経由してピニオン移動体部30が、図5(A)の矢印の方向にピニオンギア部31を押し出す。これにより、上述したように、ピニオンギア部31がリングギア80と端面部で当接した、図5(A)に示す状態となる。
一方、2極通電時においてプランジャ50がスイッチ40bをオンにすると、モータ部10の入力部12を経由して界磁巻線12a,12bにバッテリー100からの電源が与えられる。これによりロータ部14が回転を開始し、さらに減速ギア部90を介してピニオン移動体部30が回転を開始する。
これにより、図5(B)の矢印で示すように、ピニオンギア部31が回転し始めることで、ピニオンギア部31とリングギア80とは一旦離れるとともに位相が合うようになり、この後、レバー60で押し込まれてピニオン移動体部30はリングギア80に噛み込まれるようになる。
そこで、図5(C)のようにピニオンギア部31とリングギア80が初期衝突を起こして噛み合う。レバー60で押し込まれるだけでなく、ロータ部14が回転することで出力軸20のヘリカルスプライン部20aによりさらに押し込まれて、図5(D)に示すように完全に噛み合うようになりリングギア80を回転開始させるとともに、矢印方向に移動させる。
この完全に噛み合うまでの時間若しくは噛み合うことを検知する機構やセンサーで噛み合ったことを検出した後、4極通電に移る。ここで噛み合うことを検知する機構はレバー60が動くことでその位置関係を一定以上動作すれば検知する機構を用いることで、問題無く低コストで簡単に検知が可能となる。
すなわち、ソレノイドスイッチ部40のスイッチ40aがオンとなり、すなわち吸引コイル44に通電することで、バッテリー100から出力部41及びモータ入力部11を経由して界磁巻線11a,11bが通電されることにより、ロータ部14の回転をさらに加速させてエンジンを迅速に始動させることになる。
この時のモータ部10は、図6に示すような特性を示す。
すなわち、最初の2極通電時には、2極通電時のトルク−回転数の特性100bの実線部分を辿り、そして、切替時の特性100cの実線部分を辿って、4極通電時のトルク−回転数の特性100aの実線部分を辿る。
さらに、この界磁巻線の仕様は、2極部の界磁巻線12a,12bは、例えば巻き数を減らす等、巻き数を変えておくことで明確に4極通電時の特性100aより2極通電時の特性100bのトルクを抑制できる。
このように極数を切り替えることが可能なモータを制御することにより、2極通電時のトルク特性が抑制できるので、図5(C)に発生する騒音とギア先端の摩耗が抑制できる。従って、始動性を改善するために出力を上げる手法として、または入力の電圧を上げる際の摩耗の抑制として効果を発揮できる。
噛み合い前は低温で始動できるだけの最低必要トルクまで抑制し、噛み合い後は可能な限り出力を大きくなっても問題ないため、高回転領域でトルクを上げるような巻線仕様にしておけば、エンジンの始動時間を短縮しながらギアの摩耗や騒音の抑制も可能になる。
また、図7に示すように、2極通電時の界磁巻線12a,12bの並列回路と直列に抵抗15などを取り付けるかそれ相当の回路によって12a,12bへの電流を抑制するようにしてもよい。
さらに、図8に示すように、2極通電時するスイッチ40bを最初にオンにした後、切り替え時には、そのスイッチ40bをオフにした後、スイッチ40aに通電して4極通電にするコイル構成でもよい。
その場合は、2極通電時の界磁巻線12a及び12bを2つに分け、その一部の界磁巻線12a1,12b1を2極通電用に残し、他方の界磁巻線12a2,12b2を4極通電時の界磁巻線11a及び11bに割り振るように結線状態を変えればよい。
10 モータ部、11 モータへの通電入力部、11a 4極通電時(ギア噛み合い後)の界磁巻線、11b 4極通電時の界磁巻線、12 モータへの通電入力部、12a 2極通電時(ギア噛み合い前)の界磁巻線、12b 2極通電時の界磁巻線、13 磁極鉄心、14 ロータ部、14a 電機子巻線、15 抵抗、20 出力軸、20a 出力軸ヘリカルスプライン部、30 ピニオン移動体部、31ピニオンギア部、31a スタータ側の歯、40 ソレノイドスイッチ部、41 4極通電時の出力部、42 2極通電時の出力部、43 吸引コイル、44 吸引コイル、45 入力部、50 プランジャ、60 レバー、61 レバー回転軸中心、70 ブラケット、80 リングギア、80a エンジン側ギアの歯、90 減速ギア部、100 バッテリー、100a 4極通電時のトルクと回転数の特性曲線、100b 2極通電時のトルクと回転数の特性曲線、100c 切り替え時のトルクと回転数の特性曲線。
上記の目的を達成するための本発明に係るエンジン始動装置は、選択可能な複数の極数を有するモータ部と、前記モータ部の出力軸に設けられたピニオンギア部と、前記モータ部の出力軸に設けられ、軸方向に移動可能なピニオン移動体部と、前記ピニオンギア部が、エンジンに結合されたリングギアと噛み合うように前記ピニオン移動体部を移動させる押出機構部と、前記モータ部への通電電流をオン/オフするソレノイドスイッチ部であって、前記通電電流をオンにするとき前記押出機構部を駆動し、前記ピニオンギア部が前記リングギアに当接した後に前記モータ部に通電する時間遅れのソレノイドスイッチ部であると共に、前記通電電流がオンになった時には前記複数の極数の内、少ない方の極数を選択し、その後、前記ピニオンギア部と前記リングギアとが当接から噛み合うまでの時間で、前記複数の極数の内、多い方の極数に切り替えるソレノイドスイッチ部とを備えている。
また本発明では、モータ部への通電電流をオンにするとき、前記モータ部の出力軸に設けられたピニオンギア部を、エンジンに結合されたリングギアと噛み合うように移動させ、前記モータ部への通電電流をオンにするとき、前記ピニオンギア部が前記リングギアに当接してから時間遅れで前記モータ部に通電し、このとき、前記通電電流がオンになった時には複数の極数の内、少ない方の極数を選択し、その後、前記ピニオンギア部と前記リングギアとが当接から噛み合うまでの時間で、噛み合ったと判定したとき、前記複数の極数の内、多い方の極数に切り替えるエンジン始動方法が提供される。

Claims (7)

  1. 選択可能な複数の極数を有するモータ部と、
    前記モータ部の出力軸に設けられたピニオンギア部と、
    前記モータ部の出力軸に設けられ、軸方向に移動可能なピニオン移動体部と、
    前記ピニオンギア部が、エンジンに結合されたリングギアと噛み合うように前記ピニオン移動体部を移動させる押出機構部と、
    前記モータ部への通電電流をオン/オフするソレノイドスイッチ部であって、前記通電電流をオンにするとき前記押出機構部を駆動するとともに、前記複数の極数の内、少ない方の極数を選択し、その後、前記ピニオンギア部と前記リングギアとが噛み合ったと判定したとき、複数の極数の内、多い方の極数に切り替えるソレノイドスイッチ部とを備えた
    エンジン始動装置。
  2. 前記判定の条件は、前記通電電流がオンになった時から、前記ピニオンギア部と前記リングギアとが噛み合うと想定される時間が経過することである
    請求項1に記載のエンジン始動装置。
  3. 前記判定の条件は、前記ピニオンギア部と前記リングギアとが噛み合ったことを検知することである
    請求項1に記載のエンジン始動装置。
  4. 前記モータ部は、回転子と、継鉄と、前記継鉄の内側に前記回転子の回転方向に並べて配置された複数の磁極鉄心と、前記複数の磁極鉄心の各々に巻回された界磁巻線とで構成されており、前記界磁巻線は極数によって巻線が異なる
    請求項1に記載のエンジン始動装置。
  5. 前記少ない極数の側の界磁巻線と直列に抵抗を設けた
    請求項4に記載のエンジン始動装置。
  6. 前記少ない方の極数の側の界磁巻線の一部を、前記多い方の極数の側の界磁巻線に割り振るように結線状態を変えた
    請求項4に記載のエンジン始動装置。
  7. モータ部への通電電流をオンにするとき、前記モータ部の出力軸に設けられたピニオンギア部を、エンジンに結合されたリングギアと噛み合うように移動させ、
    前記モータ部への通電電流をオンにするとき、前記モータ部に設けられている複数の極数の内、少ない方の極数を選択し、
    その後、前記ピニオンギア部と前記リングギアとが噛み合ったと判定したとき、前記複数の極数の内、多い方の極数に切り替える
    エンジン始動方法。
JP2015092663A 2015-04-30 2015-04-30 エンジン始動装置及びエンジン始動方法 Active JP6104310B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092663A JP6104310B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 エンジン始動装置及びエンジン始動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015092663A JP6104310B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 エンジン始動装置及びエンジン始動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016211381A true JP2016211381A (ja) 2016-12-15
JP6104310B2 JP6104310B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=57551510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015092663A Active JP6104310B2 (ja) 2015-04-30 2015-04-30 エンジン始動装置及びエンジン始動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6104310B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11156196B2 (en) 2017-03-02 2021-10-26 Denso Corporation Starting device, rotating electrical machine, and starting electric motor unit

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002201975A (ja) * 2001-01-09 2002-07-19 Toyota Industries Corp 車両用補機の駆動装置
JP2005330813A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Denso Corp エンジン自動停止再始動装置
JP2008121606A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Power System:Kk エンジン始動装置
WO2010013433A1 (ja) * 2008-07-30 2010-02-04 パナソニック株式会社 同期電動機
JP2011223676A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石式電動機
WO2013031493A1 (ja) * 2011-08-30 2013-03-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の再始動装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002201975A (ja) * 2001-01-09 2002-07-19 Toyota Industries Corp 車両用補機の駆動装置
JP2005330813A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Denso Corp エンジン自動停止再始動装置
JP2008121606A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Power System:Kk エンジン始動装置
WO2010013433A1 (ja) * 2008-07-30 2010-02-04 パナソニック株式会社 同期電動機
JP2011223676A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石式電動機
WO2013031493A1 (ja) * 2011-08-30 2013-03-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の再始動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11156196B2 (en) 2017-03-02 2021-10-26 Denso Corporation Starting device, rotating electrical machine, and starting electric motor unit

Also Published As

Publication number Publication date
JP6104310B2 (ja) 2017-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4893779B2 (ja) スタータ制御装置
KR101624812B1 (ko) 이중 동기화된 시동 모터들
US9255561B2 (en) Engine starting device
JP5910452B2 (ja) エンジン始動装置
KR20140112438A (ko) 시동기
JP5838070B2 (ja) エンジン始動装置
JP2015229944A (ja) エンジン始動装置
JP6364897B2 (ja) エンジン始動装置
US9752546B2 (en) Engine starting apparatus
JP2002303230A (ja) エンジン始動装置
US9624892B2 (en) Engine starting apparatus
JP6104310B2 (ja) エンジン始動装置及びエンジン始動方法
JP6565618B2 (ja) エンジン始動装置
JP3942401B2 (ja) エンジン始動システム
JP5910476B2 (ja) エンジン始動装置
JP6075920B2 (ja) 内燃機関のためのスタート装置を操作する方法、制御装置、および内燃機関のためのスタート装置
JP6250200B2 (ja) エンジン始動装置
JP6076445B1 (ja) エンジン始動装置
JPH0821344A (ja) 内燃機関用スタータ
JP2016205305A (ja) エンジン始動装置
JPH05180130A (ja) エンジンのスタータ
JP2015040560A (ja) エンジン始動装置
JP2013516562A (ja) 始動装置
JP2010169011A (ja) 始動装置
JP2006149004A (ja) スタータ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6104310

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250