JP2016188774A - 磁界検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁界誘導層でZ方向へ誘導された磁界が、誘導方向と直交するX方向に感度軸を有する磁気検知素子で検知されるものであって、Z方向以外の外乱磁界による影響を低減できる構造の磁界検知装置を提供する。
【解決手段】 Z方向の磁界成分が磁界誘導層30で誘導されて、磁気検知素子20に対してその感度軸方向と同じX方向へ与えられて検知出力が得られる。複数の磁気検知素子20でブリッジ回路が組まれて、X方向の磁界成分に対しては出力が出ないように構成されている。ただし、X方向の磁界成分が磁気検知素子20に作用すると、磁気検知素子20の抵抗変化にバイアスが発生し、Z方向の磁界の検知動作のリニアリティが低下する。そこで、ガード層40が形成されて、外乱磁界が磁気検知素子20に与える影響を低減できるようにしている。
【選択図】図1A

Description

本発明は、X−Y平面に沿って配置されたGMR素子などの磁気検知素子を使用して、GMR素子の感度軸と直交する向きの磁界成分を検知することができる磁界検知装置に関する。
特許文献1に記載された磁界検知装置は、感度軸が水平方向(X方向)に向けられた磁気抵抗効果素子でブリッジ回路が構成されており、磁気抵抗効果素子には、垂直方向(Z方向)に延びる軟磁性材料で形成された磁性体が対向して設けられている。垂直方向の磁界成分は、磁性体によって誘導され、磁性体の下端部からの漏れ磁束のうちの水平方向(X方向)の成分が磁気抵抗効果素子で検知される。これにより、垂直方向の磁界の強度を検知することが可能となっている。
この磁界検知装置では、外乱磁界の水平方向成分(X方向成分)に基づく検知出力が本来の検知出力に重畳されないことが必要である。そのため、水平方向(X方向)の磁界成分で個々の磁気抵抗効果素子の抵抗値が変化しても、その変化を相殺できるようにブリッジ回路が構成されている。
WO 2011/068146 A1
図7と図8は、特許文献1に記載されているような従来の磁界検知装置の課題を説明するための説明図である。図7(A)は、磁性体101とその下に対向する磁気抵抗効果素子102を平面図で示しており、図7(B)は、図7(A)をB矢視方向から見た端面図である。磁気抵抗効果素子102の感度軸の方向はX方向である。
図7(B)に示すように、測定しようとする垂直方向の磁界Hzは、磁性体101によってZ方向へ誘導され、磁性体101の下端部からの洩れ磁界Hz1が磁気抵抗効果素子102に与えられる。磁気抵抗効果素子102は、洩れ磁界Hz1のX方向成分の強度に応じて抵抗値が変化するため、ブリッジ回路の検知出力を得ることで、磁界成分Hzの強さを検知することができる。
磁界検知装置に外乱磁界である感度軸と同じ方向のX方向の磁界Hxが作用したときに、個々の磁気抵抗効果素子の抵抗値が変化する。同じく外乱磁界であるY方向の磁界Hyの場合は、磁界の向きが磁気抵抗効果素子の感度軸と直交しているために感度に影響を与えないように思えるが、実際には、図7(A)に示すように、Y方向の磁界Hyのうちの磁性体101に入り込む磁界Hy1と、磁性体101から出る磁界Hy2がX方向の磁界成分を含んでいるため、Y方向の磁界Hyによっても個々の磁気抵抗効果素子の抵抗値が変化する。
前述のとおり、磁気抵抗効果素子に対してX方向の磁界HxまたはY方向の磁界Hyが一律に作用したときには、磁気抵抗効果素子の抵抗値の変化を相殺できるようにブリッジ回路が構成されている。しかし、X方向の磁界HxまたはY方向の磁界Hyが大きくなると、図8に示すように、個々の磁気抵抗効果素子の感度のバランスが低下する新たな課題が生じる。
図8は、横軸が磁気抵抗効果素子に作用するX方向の磁界の強度Hを示し、縦軸が個々の磁気抵抗効果素子の抵抗変化ΔRを示している。磁気抵抗効果素子の特性としては、磁界Hの原点(O)付近で、磁界強度Hの変化に対して抵抗変化ΔRのリニアリティが確保できているが、磁界強度が原点(O)よりもX方向の(+)側または(−)側にシフトすると、リニアリティが低下する特性を有している。外乱磁界である磁界HxまたはHyが作用し、磁気抵抗効果素子に感度軸方向であるX方向にバイアス磁界H01が作用すると、その時点で磁気抵抗効果素子の抵抗変化ΔRが既にバイアス値ΔR01となっている。その状態のまま、本来測定すべき垂直方向の磁界Hzが作用したときには、その磁界Hzの強度変化に対して抵抗変化ΔRのリニアリティを確保できなくなる。その結果、ブリッジ回路から得られる検知出力の感度が、外部磁界の(+)側と(−)側とで相違することになり、感度のバランスを確保することができなくなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、外乱磁界による感度のバランスの低下を補償できる構造とした磁界検知装置を提供することを目的としている。
本発明は、3軸が直交するX−Y−Z座標のX−Y平面に沿って配置された磁気検知素子と、Z方向に高さを有してZ方向の磁界成分をX方向へ誘導して前記磁気検知素子に与える磁界誘導層と、を有する磁界検知装置において、
X方向に感度軸を有する前記磁気検知素子によって抵抗変化部が構成されて、複数の前記抵抗変化部が接続されてブリッジ回路が構成され、それぞれの抵抗変化部に前記磁界誘導層が対向しており、
磁性材料で形成されたガード層が設けられ、前記ガード層は、X方向に間隔を空けて配置された複数の前記抵抗変化部の前記間隔内を通過してY方向に延びる縦ガード部と、前記縦ガード部のY方向の両端部と連続してX方向に延びる一対の横ガード部とを有することを特徴とするものである。
本発明の磁界検知装置は、同じ方向の外部磁界に対して相反する抵抗変化を示す第1の抵抗変化部と第3の抵抗変化部とがX方向の一方の側に配置され、同じ方向の外部磁界に対して相反する抵抗変化を示す第2の抵抗変化部と第4の抵抗変化部とがX方向の他方の側に配置されており、
第1の抵抗変化部ならびに第3の抵抗変化部と、第2の抵抗変化部ならびに第4の抵抗変化部との間の前記間隔内に前記縦ガード部が配置され、Y方向に間隔を空けて形成された一対の前記横ガード部の間に、第1の抵抗変化部ならびに第3の抵抗変化部と、第2の抵抗変化部ならびに第4の抵抗変化部とがそれぞれ配置されているものとして構成できる。
本発明の磁界検知装置では、前記ガード層は、前記磁界誘導層と同じ磁性材料で形成されていることが好ましい。
また、前記ガード層のZ方向の高さ寸法は、前記磁界誘導層の高さ寸法と同じかまたはそれよりも低いことが好ましい。
本発明の磁界検知装置は、前記抵抗変化部は、前記縦ガード部に対してX方向の両側に対称に配置されていることが好ましい。
さらに、本発明の磁界検知装置は、前記抵抗変化部とX方向に並ぶ領域に、X方向またはY方向の磁界成分を検知する他方向磁界検知装置が配置されるものであってもよい。
この場合には、前記抵抗変化部と前記他方向磁界検知装置との隣接部に、Y方向に延びるガード部が存在していないことが好ましい。
また、前記横ガード部の前記他方向磁界検知装置に向けられるX側の端部は、前記磁界誘導層よりも、前記他方向磁界検知装置に近づく方向へ突出していないことが好ましい。
さらに、前記抵抗変化部と、前記他方向磁界検知装置に設けられる他の抵抗変化部が、同じチップ内に設けられていることが好ましい。
本発明の磁界検知装置は、磁性材料で形成されたガード層の縦ガード部によって、Y方向の外乱磁界を誘導でき、一対の横ガード部によってX方向とY方向の外乱磁界を誘導できるため、測定しようとするZ方向の磁界以外の外乱磁界が磁気検知素子に大きく作用するのを防止でき、図8に示した感度のバランスの低下を低減することができる。
また、前記ガード層は縦ガード部と横ガード部とから構成され、抵抗変化部のX方向の左右両側に、Y方向に延びるガード部が存在していないため、X方向に並ぶ位置にX方向またはY方向の磁界成分を検知する他の抵抗変化部を配置した構造を採用した場合に、ガード部に引き込まれる外乱磁界、またはガード部から出る外乱磁界が、他の抵抗変化部に対して感度軸方向のバイアス磁界を与えることを抑制できる。
本発明の実施の形態の磁界検知装置の全体構造を示す平面図、 図1Aに示す磁気検知装置において、磁気誘導層とガード層を除去した状態を示す平面図、 図1に示す磁界検知装置の等価回路図、 磁界検知装置に設けられている磁気検知素子の拡大断面図、 (A)は、磁界誘導層で誘導された磁界成分が第1の抵抗変化部と第2の抵抗変化部で検知される動作を示す説明図、(B)は、磁界誘導層で誘導された磁界成分が第3の抵抗変化部と第4の抵抗変化部で検知される動作を示す説明図、 (A)は、第1の抵抗変化部と第2の抵抗変化部にX方向の外部磁界が印加された状態を示す説明図、(B)は、第3の抵抗変化部と第4の抵抗変化部にX方向の外部磁界が印加された状態を示す説明図、 ガード層による磁界誘導効果を説明図する説明図、 (A)は従来の課題を説明するための磁性体と磁気抵抗効果素子の配置の概略構造を示す平面図、(B)は(A)のB矢視の端面図、 従来の課題を説明するためのものであり、磁気抵抗効果素子の感度の特性を示す線図、
図1Aに示す磁界検知装置Szは外部磁界のうちのZ方向の成分を検知するものである。磁界検知装置Szは、外部磁界のうちのX方向の成分を検知する磁界検知装置SxならびにY方向の成分を検知する磁界検知装置Syと組み合わされて、直交する3方向の外部磁界を検知できるものとなる。この磁界検知装置は地磁気センサなどとして使用される。
図1Aでは、Z方向の磁界を検知する本発明の実施の形態の磁界検知装置SzのX1方向に隣接する位置に、Y方向の磁界を検知する磁界検知装置Syが並んで配置されている。
図1Bには、磁界検知装置Szの上部に位置する磁界誘導層30とガード層40が除去された状態が示されている。この図に示すように、磁界検知装置Szは、基板11上に、第1の抵抗変化部1と第2の抵抗変化部2ならびに第3の抵抗変化部3と第4の抵抗変化部4が、X−Y平面に沿って形成されている。抵抗変化部1,2,3,4はいずれもY方向に長く延びるように形成されている。
図2の等価回路図にも示されているように、第1の抵抗変化部1と第3の抵抗変化部3とが直列に接続され、第2の抵抗変化部2と第4の抵抗変化部4とが直列に接続されている。第3の抵抗変化部3と第2の抵抗変化部2は配線部5aを介して端子5に接続され、端子5に電源電圧Vccが印加される。第1の抵抗変化部1と第4の抵抗変化部4との接続部は、配線部6aを介して端子6に接続され、端子6は接地されている。第1の抵抗変化部1と第3の抵抗変化部3との接続中間部は、配線部7aを介して第1の検知端子7に接続され、第2の抵抗変化部2と第4の抵抗変化部4との接続中間点は、配線部8aを介して第2の検知端子8に接続されている。
上記フルブリッジ回路の第1の検知端子7の出力と第2の検知端子8の出力との差動出力が磁界検知装置Szの検知出力となる。
図1Bに示すように、第1の抵抗変化部1には、Y方向へ細長い2個の磁気検知素子20が直列に接続されたものが2列に配置されている。それぞれの列では、Y方向に並ぶ2つの磁気検知素子20が中間電極部20aによって直列に接続されている。第1の抵抗変化部1では、2列に配置された磁気検知素子20のそれぞれの列のY1側の端部が導通連結層9aによって接続され、第1の抵抗変化部1は、磁気検知素子20の列がいわゆるミアンダパターンで接続されている。第4の抵抗変化部4は第1の抵抗変化部1と同じ構造で同じ平面パターンとなるように構成されている。第4の抵抗変化部4では、2列に配置された磁気検知素子20のY1側の端部が導通連結層9bで接続されている。
第2の抵抗変化部2は、Y方向に細長い磁気検知素子20が2列に設けられ、それぞれの列では、Y方向に並ぶ2つの磁気検知素子20が中間電極部20aによって直列に接続されている。2列の磁気検知素子20のそれぞれのY1側の端部が導通連結層9cで互いに接続されている。第3の抵抗変化部3は、第2の抵抗変化部2と同じ構造で同じパターンで形成されており、2列に設けられた磁気検知素子20のそれぞれの列のY1側が導通連結層9dで互いに接続されている。
配線部5a,6a,7a,8a,と端子5,6,7,8、ならびに導通連結層9a,9b,9c,9dは、銅や銀などの低抵抗材料で形成されている。
図3には、抵抗変化部1,2,3,4のそれぞれに設けられた磁気検知素子20をY−Z面と平行な切断面で切断した断面図が示されている。
基板11の表面に絶縁下地層12が形成され、その上に金属が多層に積層された磁気検知素子20が形成されている。磁気検知素子20を構成する金属層はスパッタ工程やCVD工程で成膜されている。
磁気検知素子20は、巨大磁気抵抗効果を発揮する磁気抵抗効果素子層(GMR層)であり、シード層21の上に、固定磁性層22と非磁性層23とフリー磁性層24が順に積層され、フリー磁性層24が保護層25で覆われている。
固定磁性層22は、第1の固定層22aと第2の固定層22b、ならびに第1の固定層22aと第2の固定層22bとの間に位置する非磁性中間層22cを有する積層フェリ構造である。第1の固定層22aと第2の固定層22bは、CoFe合金(コバルト−鉄合金)などの軟磁性材料で形成されている。非磁性中間層22cはRu(ルテニウム)などである。
積層フェリ構造の固定磁性層22は、第1の固定層22aと第2の固定層22bの磁化が反平行に固定されたいわゆるセルフピン構造である。セルフピン構造は、固定磁性層22の磁化を固定するために反強磁性層を用いていない。積層フェリ構造の固定磁性層22では、第1の固定層22aと第2の固定層22bの反強磁性結合により、磁化の向きが固定されている。固定磁性層22の磁化の固定方向は第2の固定層22bの磁化方向であり、全ての抵抗変化部1,2,3,4に設けられた全ての磁気検知素子20において、固定磁性層22の固定磁化Pの方向がX2方向に向けられている。よって、磁気検知素子20の感度軸の方向はX方向である。
図3に示す非磁性層23はCu(銅)などの非磁性材料で形成されている。フリー磁性層24は、NiFe合金(ニッケル−鉄合金)などの軟磁性材料で形成されている。フリー磁性層24は、縦方向(Y方向)の長さ寸法が横方向(X方向)の幅寸法よりも十分に大きく、その形状異方性によって、磁化がX2方向へ向けて揃えられている。したがって、フリー磁性層24の磁化を縦方向へ揃えるための縦バイアス付与構造を備えていない。フリー磁性層24を覆う保護層25はTa(タンタル)などで形成されている。
図1Aに示すように、全ての抵抗変化部1,2,3,4には、それぞれの磁気検知素子20に対してZ方向から対向する磁界誘導層30が設けられている。磁界誘導層30によって、Z方向の外部磁界をそれぞれの磁気検知素子20で検知できるようになる。
図1Aに示すように、磁界誘導層30は4か所に分割して形成されている。それぞれの磁界誘導層30は、Y方向に延びる4本の誘導部30aと1本の遮蔽部30dを有している。それぞれの誘導部30aおよび遮蔽部30dのY方向の両端部は、連結部30bによって連結されている。図3に示すように、磁気検知素子20はフリー磁性層24が保護層25で覆われているが、保護層25の上に図示しない絶縁層が形成されて、この絶縁層の上面が平坦面に加工され、その上に磁界誘導層30がめっき工程などによって形成されている。磁界誘導層30はNi−Fe合金などの軟磁性材料で形成されている。
図4(A)(B)に示すように、磁界誘導層30の誘導部30aは、Z方向へ立ち上がるように壁体状に形成されている。図4(A)に示すように、第1の抵抗変化部1と第2の抵抗変化部2では、それぞれの誘導部30aの下端面30cの下側に磁気検知素子20が配置されている。磁気検知素子20はX−Y平面と平行な面に形成されており、磁気検知素子20の中心は、下端面30cのX方向の幅中心に対してX1方向へ位置ずれして配置されている。図4(B)に示すように、第3の抵抗変化部3と第4の抵抗変化部4でも、誘導部30aの下端面30cの下側に磁気検知素子20が配置されている。磁気検知素子20は、X−Y平面と平行な面に形成されており、磁気検知素子20の中心は、下端面30cのX方向の幅中心に対してX2方向へ位置ずれして配置されている。
図4(A)(B)では、誘導部30aの下端面30cと磁気検知素子20の一部とがZ方向に重複しているが、第1の抵抗変化部1と第2の抵抗変化部2において、磁気検知素子20が誘導部30aの下端面30cとZ方向に重複しないように、磁気検知素子20が配置されていてもよい。これは、第3の抵抗変化部3と第4の抵抗変化部4においても同じである。
なお、第1の抵抗変化部1ならびに第2の抵抗変化部2において、磁気検知素子20が下端面30cの中心からX1方向へ位置ずれする位置ずれ距離と、第3の抵抗変化部3ならびに第4の抵抗変化部4において、磁気検知素子20が下端面30cの中心からX2方向へ位置ずれする位置ずれ距離とでは、絶対値が互いに等しく設定されている。
図1に示すように、それぞれの磁界誘導層30では、前記遮蔽部30dが、X1側の端部またはX2側の端部に形成されている。遮蔽部30dは、第1の抵抗変化部1よりもX2側に離れた位置と、第4の抵抗変化部4よりもX1側に離れた位置に形成されている。それぞれの遮蔽部30dはY方向に延びて形成されており、磁気検知素子20の上に対向していない。遮蔽部30dは、誘導部30aと同様に壁体状であり、Z方向へ立ち上がるように形成されている。
図4には、磁界検知装置SzがZ1方向の磁界成分Hvを検知している状態が示されている。Z1方向の磁界成分Hvは磁界誘導層30の誘導部30aで誘導されるが、誘導部30aの下端面30cから出た磁界が平面的に分散される。図4(A)に示すように、第1の抵抗変化部1と第2の抵抗変化部2では、磁気検知素子20で、X1方向へ向かう磁界成分Hh1が検知される。図4(B)に示すように、第3の抵抗変化部3と第4の抵抗変化部4では、磁気検知素子20で、X2方向へ向かう磁界成分Hh2が検知される。
抵抗変化部1,2,3,4において、全ての磁気検知素子20は、固定磁性層22の固定磁化Pの方向がX2方向である。図4(A)に示す第1の抵抗変化部1と第2の抵抗変化部2では、Z1方向への磁界成分Hvの強度が高くなるにしたがって、磁気検知素子20の電気抵抗値が大きくなり、図4(B)に示す第3の抵抗変化部3と第4の抵抗変化部4では、Z1方向への磁界成分Hvの強度が高くなるにしたがって、磁気検知素子20の電気抵抗値が小さくなる。
その結果、図2の等価回路図に示すように、直列に接続された第1の抵抗変化部1と第3の抵抗変化部3との中間に位置する検知端子7の電圧が変動し、直列に接続された第2の抵抗変化部2と第4の抵抗変化部4の中間に位置する検知端子8の電圧が変動する。検知端子7と検知端子8とで電圧の変化が逆極性となるため、検知端子7と検知端子8との電圧の差動を取ることで、Z1方向の磁界成分Hvの強度を検知することができる。
また、Z2方向へ向かう磁界成分も磁界誘導層30に導かれ、このとき、それぞれの磁気検知素子20で、X方向の磁界成分が検知される。よって、Z2方向の磁界強度も検知することが可能である。
一方で、磁界検知装置Szは、図2に示すフルブリッジ回路を構成することで、X方向の磁界成分については基本的に感度を持たないように設計されている。
図5(A)に示す第1の抵抗変化部1ならびに第2の抵抗変化部2と、図5(B)に示す第3の抵抗変化部3ならびに第4の抵抗変化部4とで、磁気検知素子10の固定磁性層22の固定磁化Pの向きが同じである。したがって、図5に示すように、磁界検知装置Szに対し、外乱磁界としてX2方向への磁界成分Hvxが与えられたときには、全ての抵抗変化部1,2,3,4において抵抗値が低下するため、第1の検知端子7と第2の検知端子8の電位は変化しない。よって磁界検知装置Szの検知出力は変化しない。これは、X1方向への磁界成分が作用したときも同じである。
また、図7(A)に示すように、磁界検知装置Szに対し、外乱磁界としてY1方向またはY2方向の磁界が作用したときには、磁界誘導層30の誘導部30aに側方から引き付けられる磁界成分Hy1と誘導部30aから側方へ抜け出ていく磁界成分Hy2が存在し、磁界成分Hy1,Hy2のX方向の成分により各磁気検知素子20の抵抗値が変化する。ただし、この磁界に関しても、Y1方向またはY2方向の磁界が一律であれば、各抵抗変化部1,2,3,4に設けられた磁気検知素子20の抵抗値が同じ極性で変化するため、磁界検知装置Szの検知出力は変化しない。
しかし、図8に示すように、X1方向とX2方向またはY1方向とY2方向の外乱磁界がGMR素子である磁気検知素子20に強い強度で作用すると、その磁界がX方向のバイアス磁界H01となり、抵抗変化ΔRがバイアス値ΔR1となる。この外乱磁界が作用しているときに、本来測定すべきZ方向の磁界成分Hvが現れると、外磁気検知素子20に作用する磁場の強度が、バイアス磁界H01に加算された値で変化する。このとき、磁気検知素子20の抵抗変化のリニアリティを確保できなくなり、抵抗変化部1,2,3,4で構成されるブリッジ回路において、それぞれの磁気検知素子20で検知された出力の差動出力を得たときに、磁界HzがZ1方向へ変化するときと、Z2方向へ変化するときとで、感度が相違することになる。
この課題を解消させるために、図1Aに示すように、磁界検知装置Szにガード層40が設けられている。
ガード層40は、磁界誘導層30と同じ軟磁性材料を用いてめっき工程で形成されている。ガード層40と磁界誘導層30とは、互いに連結されることなく分離して形成されている。ガード層40は、X方向やY方向への外乱磁界を吸収するものではあるが、Z方向の測定磁界をなるべく吸収しないことが必要である。そのために、ガード層40のZ方向の高さ寸法は、磁界誘導層30と同じが、それよりも低いことが好ましい。
ガード層40は、縦ガード部41と一対の横ガード部42,42とが一体に形成されている。縦ガード部41は、X2側の第1の抵抗変化部および第3の抵抗変化部3と、X1側の第2の抵抗変化部および第4の抵抗変化部4との中間に位置して、Y方向に直線的に延びるように形成されている。
横ガード部42,42は、縦ガード部41のY1側の端部とY2側の端部と連続してX方向に直線的に延びている。第1の抵抗変化部1と第3の抵抗変化部3は、縦ガード部41よりもX2側に位置して、Y1側の横ガード部42とY2側の横ガード部42との間に位置している。第2の抵抗変化部2と第4の抵抗変化部4は、縦ガード部41よりもX1側に位置して、Y1側の横ガード部42とY2側の横ガード部42との間に位置している。
Y1側の横ガード部42とY2側の横ガード部42は、共に第1の抵抗変化部1よりもX2側へ突出し、第4の抵抗変化部4よりもX1側へ突出している。
縦ガード部41と横ガード部42,42は、磁界誘導層30の誘導部30aおよび遮蔽部30dのいずれもよりも幅寸法が大きく形成されている。ガード層40の幅寸法を磁界誘導層30よりも大きくしておくことにより、X方向とY方向の外乱磁界をガード層40で吸収しやすくなる。
また、縦ガード部41のX方向での幅寸法は、横ガード部42,42のY方向の幅寸法よりも大きく形成されている。これにより、縦ガード部41の飽和磁束密度が横ガード部42,42よりも高くなり、大きな外乱磁界が作用しても磁界検知装置Szの感度のばらつきを低減できるようになる。また、横ガード部42,42の飽和磁束密度をやや低くすることで、隣接する磁界検知装置Syが検知しようとするY方向の磁界成分を、横ガード部42,42が吸収しすぎるのを抑制でき、磁界検知装置Syの感度のばらつきも低減できるようになる。
また、図1Aに示すように、横ガード部42,42のX1側の端部は、縦ガード部41よりもX1側に位置する磁界誘導層30のX1側の側縁部と同一位置か、または前記側縁部よりも縦ガード部41に近い位置に形成されていることが好ましい。この構成によっても、隣接する磁界検知装置Syが検知しようとするY方向の磁界成分を、横ガード部42,42が吸収しすぎるのを抑制でき、磁界検知装置Syの感度のばらつきも低減できるようになる。
図6は、磁界検知装置SzにY1方向の外乱磁界が作用したときの磁束密度の分布を示したシミュレーション結果を示している。
このシミュレーション結果では、Y1方向の外乱磁界が、ガード層40の横ガード部42で捕捉され、縦ガード部42に誘導されるため、それぞれの抵抗変化部1,2,3,4に作用する外乱磁界の磁束密度が低くなっている。
さらに、それぞれの磁界誘導層30には、遮蔽部30dが設けられ、この遮蔽部30dは第1の抵抗変化部1よりもX2側に外れた位置、および第4の抵抗変化部4よりもX1側に外れた位置にそれぞれ設けられている。よって、外乱磁界の一部は遮蔽部30dによっても吸収され、それぞれの抵抗変化部1,2,3,4に作用する外乱磁界の磁束密度を低く抑えることが可能となっている。
そのため、各抵抗変化部1,2,3,4の磁気検知素子20に作用するY方向の外乱磁界のうちの感度軸方向(X方向)の磁束成分の密度を低下させることができ、図8に示すように各磁気検知素子20に大きなバイアス磁界H01が作用するのを防止できるようになる。よって、本来測定しようとするZ方向の磁界が作用したときに、図4に示す磁界成分Hh1,Hh2が図8に示す原点(O)付近を始点として作用するようになり、リニアリティを維持した状態で検知動作を行うことができるようになる。
ガード層40は縦ガード層41と横ガード部42,42とからなり、X1側の端部とX2側の端部には、Y方向に延びるガード部が存在していない。すなわち、図1と図6に示すL線上に沿ってY方向に延びるガード部が存在していない。
ガード部は外部磁界を吸引し、吸引した磁界を放出するために、ガード部の近傍では、磁束がガード部に向けられるように乱されることになる。図1に示す例では、磁界検知装置SzのX1方向に隣接している位置にY方向の磁界成分を検知する磁界検知装置Syが設けられ、Y方向の磁界を検知するための抵抗変化部が隣接して存在している。仮に前記L線上にガード層が設けられていたとすると、Y方向の磁界成分の一部がガード層に吸引されて磁束の向きが乱れるため、隣接する磁界検知装置Syの抵抗変化部によって、Y方向の磁界成分を正確に検知することができなくなり、磁界検知装置Syの全体において検知出力のバランスが崩れることになる。
しかし、図1に示す実施の形態では、ガード層40が、中央部に位置する縦ガード部41およびY1側とY2側の端部に位置する横ガード部42,42とで構成され、L線上にガード層が設けられていない。そのため、L線上近傍で磁束密度に対する影響が少なくなっており、図6に示す境界線B−BよりもX1側では、Y1方向の磁束成分にほぼ乱れが生じなくなっている。そのため、図1に示すように、Z方向の磁界を検知するための磁界検知装置SzとX1方向で隣接する位置に、Y方向の磁界を検知するための磁界検知装置Syの抵抗変化部を接近して配置することが可能になる。そのため、3軸方向の磁界成分を検知する磁界検知装置Sx,Sy,Szを狭い面積で密集配置することが可能になる。
次に、磁界検知装置SzにX方向の外乱磁界が作用したときは、外乱磁界がY1側とY2側に位置する横ガード部42,42に吸引されて誘導されるため、各抵抗変化部1,2,3,4に作用するX方向の外乱磁界の磁束密度を低下させることが可能になる。
また、第1の抵抗変化部1よりもX2側に離れた位置に、磁界誘導層30の遮蔽部30dが存在し、第4の抵抗変化部4よりもX1側に離れた位置にも、磁界誘導層30の遮蔽部30dが存在しているため、この遮蔽部30dによっても、X方向の外乱磁界が、各抵抗変化部1,2,3,4の磁気検知素子20に直接に影響を与えるのを抑制することができる。
本発明では、磁界検知装置Szと隣接して配置される磁界検知装置がX方向の磁界を検知するものであってもよい。本明細書では、磁界検知装置Szと隣接してX方向またはY方向の磁界を検知する磁界検知装置が他方向磁界検知部である。前記磁界検知装置Szを構成する抵抗変化部1,2,3,4と、前記他方向磁界検知部を構成する他の抵抗変化部とが同じ基板11上に形成されていることが好ましく、さらには同一チップ内に形成されていることが好ましい。
なお、縦ガード部41と、横ガード部42,42とが分離して形成されていてもよい。この場合には、外乱磁界をガード層40で優先して吸収できるように、縦ガード部41と横ガード部42,42との間隙部の距離が、それぞれのガード部41,42,42と磁界誘導層30との距離よりも短いことが好ましい。
また、本発明では、図1に示すガード層40のY1方向とY2方向の中間において、さらにX方向に延びる中間ガード部が縦ガード部41から連続して延びているものであってもよい。
Sz 磁気検知素子
1 第1の抵抗変化部
2 第2の抵抗変化部
3 第3の抵抗変化部
4 第4の抵抗変化部
11 基板
20 磁気検知素子
22 固定磁性層
23 非磁性層
24 フリー磁性層
30 磁界誘導層
30a 誘導部
30d 遮蔽部
40 ガード層
41 縦ガード部
42 横ガード部

Claims (9)

  1. 3軸が直交するX−Y−Z座標のX−Y平面に沿って配置された磁気検知素子と、Z方向に高さを有してZ方向の磁界成分をX方向へ誘導して前記磁気検知素子に与える磁界誘導層と、を有する磁界検知装置において、
    X方向に感度軸を有する前記磁気検知素子によって抵抗変化部が構成されて、複数の前記抵抗変化部が接続されてブリッジ回路が構成され、それぞれの抵抗変化部に前記磁界誘導層が対向しており、
    磁性材料で形成されたガード層が設けられ、前記ガード層は、X方向に間隔を空けて配置された複数の前記抵抗変化部の前記間隔内を通過してY方向に延びる縦ガード部と、前記縦ガード部のY方向の両端部と連続してX方向に延びる一対の横ガード部とを有することを特徴とする磁界検知装置。
  2. 同じ方向の外部磁界に対して相反する抵抗変化を示す第1の抵抗変化部と第3の抵抗変化部とがX方向の一方の側に配置され、同じ方向の外部磁界に対して相反する抵抗変化を示す第2の抵抗変化部と第4の抵抗変化部とがX方向の他方の側に配置されており、
    第1の抵抗変化部ならびに第3の抵抗変化部と、第2の抵抗変化部ならびに第4の抵抗変化部との間の前記間隔内に前記縦ガード部が配置され、Y方向に間隔を空けて形成された一対の前記横ガード部の間に、第1の抵抗変化部ならびに第3の抵抗変化部と、第2の抵抗変化部ならびに第4の抵抗変化部とがそれぞれ配置されている請求項1記載の磁界検知装置。
  3. 前記ガード層は、前記磁界誘導層と同じ磁性材料で形成されている請求項1または2記載の磁界検知装置。
  4. 前記ガード層のZ方向の高さ寸法は、前記磁界誘導層の高さ寸法と同じかまたはそれよりも低い請求項1ないし3のいずれかに記載の磁界検知装置。
  5. 前記抵抗変化部は、前記縦ガード部に対してX方向の両側に対称に配置されている請求項1ないし4のいずれかに記載の磁界検知装置。
  6. 前記抵抗変化部とX方向に並ぶ領域に、X方向またはY方向の磁界成分を検知する他方向磁界検知装置が配置される請求項1ないし5のいずれかに記載の磁界検知装置。
  7. 前記抵抗変化部と前記他方向磁界検知装置との隣接部に、Y方向に延びるガード部が存在していない請求項6記載の磁界検知装置。
  8. 前記横ガード部の前記他方向磁界検知装置に向けられるX側の端部は、前記磁界誘導層よりも、前記他方向磁界検知装置に近づく方向へ突出していない請求項6または7記載の磁界検知装置。
  9. 前記抵抗変化部と、前記他方向磁界検知装置に設けられる他の抵抗変化部が、同じチップ内に設けられている請求項6ないし8のいずれかに記載の磁界検知装置。
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