JP2016175665A - 包装体及び蓋用ラベル - Google Patents

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雅彦 池田
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Abstract

【課題】蓋用ラベルの貼着状態を外側から容易にチェックすることができるインジケータ機能を備えた包装体とそれに使用される蓋用ラベルを提供する。【解決手段】被包装物を取り出すための取り出し口10を覆うように蓋用ラベル2が剥離可能且つ再貼着可能に貼着された包装体であって、蓋用ラベル2はその再貼着領域に半透明領域24を備えている。半透明領域24は、取り出し口10よりも剥離開始側の位置に設けられている。半透明領域24は、透明なベースフィルムの表面に形成された半透明印刷層により形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、包装材の取り出し口が蓋用ラベルで覆われた包装体と、それに使用される蓋用ラベルに関する。
例えば、ウェットティッシュが収容されたウェットティッシュ包装体においては、ウェットティッシュを包装袋から取り出すための取り出し口を覆うように蓋用ラベルが貼着されている。該蓋用ラベルは、包装袋に剥離可能に且つ再貼着可能に貼着されており、包装袋からウエットティッシュを取り出した後、蓋用ラベルを包装袋に再度貼着することで取り出し口を閉塞することができ、包装袋内に残ったウエットティッシュの乾燥を防止することができる。
しかしながら、蓋用ラベルが再貼着可能であることから、例えば店頭等において悪戯によって蓋用ラベルが一旦剥離された後に再貼着されるおそれがある。このような改ざんを防止するために、例えば、蓋用ラベルの剥離開始側の端部を跨ぐようにして破断用のタックラベルを貼着することが行われている(例えば下記特許文献1の図7の構成)。この構成では、仮に店頭等において悪戯で蓋用ラベルが剥離された場合には破断用のタックラベルが破断するので、その後に蓋用ラベルを再貼着したとしても破断用のタックラベルが破断されていることから蓋用ラベルが剥離されたという事実を知ることができる。従って、悪戯を未然に防止することができ、改ざん防止機能が発揮されることになる。
しかしながら、蓋用ラベルとは別に破断用のタックラベルを貼着する必要があるため製造コストが嵩むという問題がある。かかる問題に対して本出願人は既に下記特許文献1のような構成を提案している。即ち、剥離後に再貼着不可能な接着領域を設けることによって、店頭で仮に蓋用ラベルが剥離された場合には接着領域が包装袋から浮き上がった状態となり、その結果、剥離されたことが外見上容易に判別できるというものである。かかる構成によれば別途の破断用のタックラベルが不要になるため、構成を簡素化でき、製造コストを抑制することができるという利点がある。しかしながら、蓋用ラベルの裏面に再貼着不能な接着領域を設ける必要があることから、構成の更なる簡素化が求められる。
一方、正規に購入した後に包装体を使用する場合において、開封後にウエットティッシュを取り出し口から取り出し、その後、蓋用ラベルを包装袋に再貼着させて取り出し口を密封することが行われる。一般的に、蓋用ラベルは、包装袋のデザインをそのまま活かすために透明とされたり、あるいは、包装袋のデザインとは異なるデザインを不透明の印刷によって形成したりされている。そのため、蓋用ラベルを再貼着しても取り出し口を密封できているのかどうか外から判別しにくいという問題がある。取り出し口を蓋用ラベルで密封しているつもりであっても実際には蓋用ラベルと包装袋との間に貼着されていない箇所があってそこから空気が挿通して、残っているウエットティッシュが乾燥する場合がある。
特開2008−44632号公報
それゆえに本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、蓋用ラベルの包装材への貼着状態を外側から容易にチェックすることができるインジケータ機能を備えた包装体とそれに使用される蓋用ラベルを提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係る包装体は、被包装物を取り出すための取り出し口を覆うように蓋用ラベルが剥離可能且つ再貼着可能に貼着された包装体であって、蓋用ラベルはその再貼着領域に半透明領域を備え、該半透明領域の色は、該半透明領域を通して見える包装体の色とは異なる色であることを特徴とする。尚、半透明領域を通して見える包装体の色は、包装材に蓋用ラベルが直接貼着されている場合には、蓋用ラベルが貼着されている包装材の色であり、包装材の表面に補強シート等のシート材が貼着され、そのシート材の上に蓋用ラベルが貼着されている場合には、シート材が不透明な場合にはそのシート材の色であり、シート材が透明である場合にはシート材が貼着されている包装材の色である。また、半透明領域を通して見える包装体の色は一色であっても多色であってもよく、多色である場合には、半透明領域の色は、多色のうちの少なくとも一色と異なっていればよい。
該構成の包装体にあっては、蓋用ラベルの再貼着領域に半透明領域が設けられていて、その半透明領域の色は半透明領域を通してその向こう側に見える部分である包装体の色(背景色)とは異なる色であるため、その半透明領域が貼着されるとその半透明領域の裏側に位置する包装体の色の影響を受けて外見上の色合いが貼着前とは異なって見える。つまり、半透明領域の外見上の色が未貼着状態と貼着状態とで見え方として変化する。例えば、蓋用ラベルが包装材の表面に貼着されていれば、その包装材が黒色であって、蓋用ラベルの半透明領域が白色である場合、蓋用ラベルの半透明領域の色は貼着されていない状態では本来の白色であるが、包装材に貼着された状態では、包装材の黒色が背景色となってその色の影響を受けて色が濃く見えて例えばグレーの如き状態に見える。
この特性を利用することによって蓋用ラベルに改ざん防止機能を付加することができる。即ち、仮に店頭において蓋用ラベルが一旦剥離されて再貼着されたとすると、蓋用ラベルは元の剥離前の状態には完全には貼着されないことから、蓋用ラベルの裏側には少なからず気泡が介在することになる。特に包装材が包装袋である場合には、包装袋が柔軟であることから、蓋用ラベルを押してもその力が吸収される結果、気泡が発生しやすい。そして、半透明領域において気泡が存在している箇所は貼着されていない箇所であるから、背景色の影響を受けにくい。それに対して半透明領域において気泡が存在していない箇所は貼着されている箇所であるから、背景色の影響を受けやすい。上述した色の例では、半透明領域において気泡が存在している箇所は薄く、気泡が存在していない箇所は濃くなる。このように蓋用ラベルが一旦剥離されると、半透明領域には気泡が少なからず介在することになるので、半透明領域の色合いがまだら模様となり、完全に貼着されていた剥離前の状態とは異なった状態に見えることになる。従って、悪戯によって蓋用ラベルが剥離されたことを容易にチェックすることができ、悪戯を抑止することができる。
一方、正規に購入された後の使用状態においては、蓋用ラベルが剥離されることによって再貼着されても半透明領域には気泡が残ることになるが、その気泡の量によって蓋用ラベルがしっかりと再貼着されたかどうかをチェックすることができる。気泡が多ければ蓋用ラベルの貼着状態が良好ではないことがわかり、気泡が少なければ蓋用ラベルを比較的しっかりと再貼着できていると判断できる。このように再貼着された蓋用ラベルの半透明領域における色合いの変化や見え方によって蓋用ラベルの貼着状態を外側から容易にチェックすることができる。
特に、半透明領域の透過濃度が0.2〜0.5であることが好ましく、蓋用ラベルの貼着状態を容易にチェックすることができる。
また、半透明領域の色は、該半透明領域を通して見える包装体の色との色差ΔEがL表色系で3以上であることが好ましい。アルミニウム表面技術便覧によれば、L表色系で色差ΔEの値が3.15〜6.3の範囲は「塗料では色違いといわれる領域」と定められ、また、米国標準局NBS単位では、ΔEの値が3.0〜6.0の範囲は「感知する程」と定められている。このように、半透明領域の色は、該半透明領域を通して見える包装体の色との色差ΔEが3以上であると、貼着状態を目視によって容易にチェックできる。尚、上述したように背景色は一色の他、多色であってもよいが、背景色が多色である場合には、そのうちの一色と比較した色差ΔEが3以上であればよい。
また、半透明領域は、透明なベースフィルムの表面に形成された半透明印刷層により形成されていることが好ましく、容易に半透明領域を形成することができる。また、半透明印刷層がベースフィルムの表側に形成されているのでウエットティッシュ等の被包装物に接触しにくい。
また、半透明領域が、取り出し口よりも剥離開始側の位置に設けられていることが好ましく、悪戯によって蓋用ラベルを少しだけ剥離して取り出し口の一部のみを開口させたような場合であっても、取り出し口よりも剥離開始側に半透明領域を設けておくことによって容易に対応でき、改ざん防止効果を高めることができる。
また、半透明領域が、取り出し口の周囲の全周に亘って設けられていることが好ましい。購入後の使用状態において、取り出し口の周囲に空気の流路が存在しているかどうかを半透明領域によって容易に視認することができ、それによって高い密封性で蓋用ラベルを再貼着することができるようになることから、包装材の内部の乾燥をより一層確実に防止できる。
また、本発明に係る蓋用ラベルは、被包装物を取り出すための取り出し口を覆うように剥離可能且つ再貼着可能に貼着される包装体の蓋用ラベルであって、包装材への再貼着領域に半透明領域が設けられていることを特徴とする。
以上のように、蓋用ラベルに半透明領域を設けることにより、その半透明領域がインジケータとなって、蓋用ラベルの貼着状態を外側から容易にチェックすることができる。
本発明の一実施形態における包装体を示す斜視図。 本発明の一実施形態における包装体を示す平面図。 同包装体の蓋用ラベルの要部拡大図であって、(a)は未剥離状態の貼着状態を示し、(b)は貼着されていない状態を示す。 同蓋用ラベルの要部拡大図であって、剥離後に再貼着した状態を示す。 (a)及び(b)は同蓋用ラベルの層構造を示す要部断面図。 本発明の他の実施形態における包装体を示す平面図。 本発明の他の実施形態における包装体を示す平面図。 本発明の他の実施形態における包装体を示す平面図。 (a)及び(b)は同包装体の蓋用ラベルの再貼着状態を示す要部平面図。
以下、本発明の一実施形態に係る包装体とそれに使用される蓋用ラベルについて図1〜図5を参酌しつつ説明する。図1及び図2に示す包装体1は、各種の被包装物が軟質包装材によってピロー包装等により包装された軟包体であって、被包装物を包装する包装材としての包装袋1と、それに貼着された蓋用ラベル2とを備えている。包装形態や種類、形状等は特には限定されないが、一例としては、被包装物としてのウエットティッシュが柔軟な包装袋1によって密封包装された包装体を例示できる。この包装体の場合、内容物であるウエットティッシュ(ウエットシート)が略矩形に形成されて多数枚積層された状態で収容されており、従って、ウエットティッシュの積層体は略直方体形状であり、それがピロー包装されて形成された包装体もまた略直方体形状となる。
包装袋1の上面には被包装物を包装袋1から取り出すための取り出し口10が形成され、該取り出し口10を蓋用ラベル2が覆っている。図1等において取り出し口10の外縁を破線で示しており、その破線の内側の部分が取り出し口10である。該取り出し口10は包装袋1に予め開口して設けられた構成であってもよいし、包装袋1に各種の切り込み線が形成され、該切り込み線で囲まれた包装袋1の内側部分が蓋用ラベル2に貼着しつつ外側部分から切離することによって開口する構成であってもよい。切り込み線は、ハーフカットを含む各種の破断線であってよく、例えば円形状や楕円形状、矩形状、コの字状等であってよい。取り出し口10の位置は好ましくは上面の中央部である。また、取り出し口10の形状は任意であるが、包装袋1の上面が長方形であるためその長辺に沿って長い形状とすることが好ましい。尚、図示しないが、包装袋1の底面には背貼り部(ヒートシール部)が形成されている。
包装袋1を構成する包装フィルムは、特には限定されず、単層又は多層の合成樹脂フィルム、該合成樹脂フィルムにアルミニウム箔等の金属箔を積層した積層フィルム、合成樹脂と紙の積層フィルム等、各種の柔軟なフィルムを用いることができる。包装フィルムはガスバリア性や遮光性等を有するものであってもよい。また、包装フィルムは、袋状に形成する際にヒートシールできるようにするため、シーラント層を有するものが好ましい。包装フィルムの厚みは、例えば50〜300μm程度である。
蓋用ラベル2は、包装袋1の上面に剥離可能且つ再貼着可能に貼着されていて、取り出し口10を開閉自在に覆っている。蓋用ラベル2の形状は取り出し口10を覆うことができるものであればよく、従って、取り出し口10よりも大型である。取り出し口10が平面視略長方形の包装袋1の上面の長辺に沿って長い形状であるため、蓋用ラベル2もまた包装袋1の上面の長辺に沿って長い形状とされ、具体的には長方形とされ、その長手方向が剥離方向(開封方向)とされる。図2において矢印Aの方向が剥離方向である。この剥離方向は蓋用ラベル2の長手方向と略一致しており、図中向かって左側である蓋用ラベル2の一端側が剥離方向の始端側となり、同じく向かって右側である蓋用ラベル2の他端側が剥離方向の終端側となる。
蓋用ラベル2は、一端側を始端側とし他端側を終端側として包装袋1から剥離されて取り出し口10を開口させる開閉部20と、該開閉部20を支持する支持部21とを備えている。図2等において開閉部20と支持部21との間には二点鎖線で仮想的に境界線を引いている。本実施形態では、蓋用ラベル2の一端側に開閉部20が位置し他端側に支持部21が位置している。そして、その開閉部20と支持部21との境界付近に、蓋用ラベル2の剥離を止めるためのストッパー用切り込み線22が形成されている。即ち、ストッパー用切り込み線22は、蓋用ラベル2の剥離終端側(他端側)に形成されている。該ストッパー用切り込み線22の形状も種々であってよいが、一例としては図1等のようなU字状とすることができ、蓋用ラベル2の幅方向に間隔をあけて一対設けることができる。また、蓋用ラベル2の剥離開始側の端部である一端部には、包装袋1に対して非接着とされた摘み部23が形成されている。該摘み部23の形状は任意であるが、例えば図1等のように半円状とすることができる。但し、摘み部23を半円状等の突出形状とするのではなく、蓋用ラベル2の全幅に亘って非接着の領域を帯状に形成することによってその帯状の領域を摘み部23としてもよい。尚、非接着とは非常に小さい力で剥離する程度の弱接着のものも含む。
蓋用ラベル2の裏面は、包装袋1に対して剥離可能且つ再貼着可能な接着部と、包装袋1に非接着な非接着部とに区画され、摘み部23の裏面が非接着部とされ、他の部分が接着部とされる。上述したように非接着部は非常に小さい力で剥離する弱接着の状態を含むものとする。
蓋用ラベル2の再貼着領域には半透明領域24が設けられている。蓋用ラベル2の再貼着領域は、蓋用ラベル2が包装袋1に剥離可能且つ再貼着可能に貼着された領域であり、具体的には、上述した開閉部20のうち取り出し口10よりも外側の領域であって、摘み部23を除いた領域である。図1等において半透明領域24には多数のドットを付して示している。該半透明領域24の大きさや形成箇所は任意であるが、本実施形態では、取り出し口10よりも剥離開始側の位置に設けられており、より詳細には、剥離開始側の端部近傍に設けられている。
半透明領域24は、その裏側の包装袋1の色が透けて見える程度の半透明の領域である。即ち、半透明領域24は、透明でもなく、また、不透明でもなく、その透過濃度は、特には0.2〜0.5であることが好ましい。この透過濃度は、伊原電子工業(株)製のポータブル白黒透過濃度計である「ihac−T5」を使用して、測定径φ3mmとして測定できる。尚、後述するように半透明領域24は半透明印刷層32を形成することにより構成できる。例えば、ポリエステル系フィルム(東洋紡社製:A4100(50μm))に凸版輪転印刷により白色インキ(T&K TOKA社製:UV161 白S)を塗布した場合、白色のインキを一回塗りとすれば透過濃度は0.31となり、二回塗りとすれば透過濃度は0.45となり、三回塗りとすれば透過濃度は0.58となった。目視評価では、一回塗りと二回塗りのものにおいて特に気泡の有無の判別が容易であり、三回塗りのものはそれらに比べると判別が少し困難であった。尚、同じ条件で紙の透過濃度を測定すると0.54であり、この場合も三回塗りの場合と同様に一回塗りや二回塗りに比して判別が少し困難であった。
また、半透明領域24の色は、その裏側に位置する包装袋1の部分の色とは異なる色であればよく、包装袋1の色とは同系色ではない色とされることが好ましい。尚、半透明領域24の色は、半透明領域24の裏側に位置する包装袋1の色がそのデザインの関係から多色となっている場合にはそのうちの一色と異なる色とする。半透明領域24は白色とされることが好ましく、包装袋1のデザインに対する汎用性が高くなる。半透明領域24が白色の場合、その内側の包装袋1の色は例えば黒色や銀色、青色、赤色等が好ましい。半透明領域24と包装袋1の色差ΔEは、L表色系で3以上であることが好ましい。半透明領域24の裏側に位置する包装袋1の色がそのデザインの関係から多色となっている場合にはそのうちの一色との色差ΔEがL表色系で3以上であることが好ましい。色差は、色差計として例えばエックスライト(株)製の反射分光濃度計「X−rite939」を使用して測定できる。
ここで、蓋用ラベル2の層構造について説明する。蓋用ラベル2は、図5のように、ベースフィルム30と、該ベースフィルム30の裏面に積層された粘着剤層31と、ベースフィルム30の表面に形成された印刷層32,33と、ベースフィルム30の表側にラミネート層34を介して積層された保護フィルム35とを備えている。
ベースフィルム30は、透明で柔軟なフィルムから構成され、種々の透明なプラスチックフィルムが使用される。プラスチックフィルムとしては、例えばポリエチレンテレフタレートやポリ乳酸などのエステル系樹脂、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体等のスチレン系樹脂、環状オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂等の熱可塑性樹脂を含む延伸フィルム等を用いることができ、その中でも機械的強度に優れることから、これらの二軸延伸フィルムを用いることが好ましい。特に二軸延伸ポリエステル系フィルムを使用することが好ましい。ベースフィルム30の厚さも特には限定されないが、例えば25μm〜120μmであり、好ましくは30μm〜100μmである。ポリエチレンテレフタレートフィルムの場合、厚さは35〜75μmとすることが好ましい。
粘着剤層31は各種の透明な粘着剤により構成され、例えばアクリル系、ゴム系等の感圧型粘着剤を用いることができる。また、感熱性粘着剤を用いてもよい。粘着剤層31の厚さは、例えば10〜30μmである。粘着剤層31はベースフィルム30の裏面の全体に形成されており、該粘着剤層31の裏面全体のうちの一部にいわゆる「糊殺し」や「糊抑え」とも称されるマスキング層が形成されることによって、蓋用ラベル2の裏面が接着部と非接着部とに区画される。即ち、マスキング層が形成された部分は、マスキング層が形成されずに残った部分に比して接着力が小さくなる。従って、粘着剤層31の裏面のうちマスキング層が形成された部分が非接着部となり、粘着剤層31の裏面のうちマスキング層が形成されずに残った部分が接着部となる。マスキング層は、マスキング剤を用いて公知の印刷手法によって形成できる。マスキング剤としては、非粘着性であって紫外線により硬化する層を粘着剤層31の上に形成できるものが好ましく、紫外線硬化型インキ等が使用できる。但し、ベースフィルム30の裏面全体に粘着剤層31を形成するのではなく、接着部に対応するベースフィルム30の裏面のみに粘着剤層31を形成し、非接着部に対応するベースフィルム30の裏面には粘着剤層31を形成しないようにして、接着部と非接着部とを区画形成してもよい。
印刷層として半透明印刷層32が形成されている。該半透明印刷層32を形成することによって蓋用ラベル2の全領域のうちの一部が半透明となってそこが半透明領域24となっている。該半透明印刷層32は、各種の印刷手法によって、印刷手法に適合した各種のインキをベースフィルム30に塗工し、硬化させることによって形成される。尚、印刷層としては、半透明印刷層32の他にも各種のデザイン印刷層33を形成できる。デザイン印刷層33としては、種々の文字や図柄であってよいが、一例としては摘み部23に「OPEN」の文字や剥離方向を示す矢印等を形成できる。無論、摘み部23以外の蓋用ラベル2の部分に各種の文字や図柄を形成してもよい。このようにデザイン印刷層33を形成する場合には、図5(a)のように半透明印刷層32とは離れた別の箇所にデザイン印刷層33を形成してもよいし、図5(b)のようにベースフィルム30の表面に半透明印刷層32を形成し、その半透明印刷層32の上に更にデザイン印刷層33を重ねて印刷して形成するようにしてもよい。図5(b)のように半透明印刷層32の上にデザイン印刷層33を形成した場合には、半透明印刷層32の全体のうちデザイン印刷層33が形成されていない部分が半透明領域24となる。尚、印刷層として、白色ベタ印刷層や銀色ベタ印刷層を形成してもよく、そのようなベタ印刷層を形成しない箇所に半透明印刷層32を形成する構成としてもよい。印刷層としては、紫外線硬化型インキ等が使用できる。
ラミネート層34は、印刷層を表側から覆うようにベースフィルム30の全体に亘って積層されていて、ベースフィルム30と保護フィルム35とを積層一体化させる接着剤層である。該ラミネート層34は、ドライラミネート、UVラミネート等の各種ラミネート法により形成される。該ラミネート層34も透明である。
保護フィルム35は印刷層を表側から保護するためのものであって、透明なフィルムが使用される。該フィルムには、上述したベースフィルム30と同様のフィルムが使用可能である。
次に、蓋用ラベル2の半透明領域24の色の見え方の変化について説明する。図3(a)は包装袋1に貼着された未剥離状態(未開封前の状態)における蓋用ラベル2の半透明領域24の見え方を模式的に示しており、図3(b)は包装袋1に貼着される前の状態、あるいは、包装袋1から剥離された状態における蓋用ラベル2の半透明領域24の見え方を模式的に示している。図3(a)では半透明領域24を示すドットの密度を高くして示しており、図3(b)では同じくドットの密度を低くして示している。図3(b)に示しているような貼着前の状態では半透明領域24は本来の色合いに見えるが、図3(a)に示すような包装袋1に貼着された未剥離状態では包装袋1のデザイン等の色が半透明領域24を介して透けて見えることになるため、半透明領域24は包装袋1の色が背景色となってその影響を受けて貼着前の状態に比して相対的に濃く見えることになる。このように貼着状態と非貼着状態とで半透明領域24の色の見え方に差が生じることになる。そして、図3(a)の状態から蓋用ラベル2の開閉部20を一旦包装袋1から剥離した後、再び包装袋1に貼着すると、蓋用ラベル2の再貼着領域と包装袋1との間には気泡が挟まれた状態で残ることになる。この気泡の量や大きさは種々であるが少なからず存在することになる。
その一例を図4に示している。この図4のように半透明領域24においても蓋用ラベル2と包装袋1との間に気泡40が介在することになる。尚、実際には半透明領域24以外の領域にも同様に気泡が発生しているが、その図示は省略している。半透明領域24において気泡40が存在する箇所は包装袋1に貼着されずに包装袋1から浮き上がっている所であり、気泡40が存在しない箇所は包装袋1に貼着されて包装袋1に密着している箇所である。従って、気泡40が存在している箇所においては半透明領域24の色は、背景色である包装袋1の色の影響を受けにくくなる結果相対的に薄く見え、気泡40が存在していない箇所においては半透明領域24の色は、背景色である包装袋1の色の影響を強く受ける結果相対的に濃く見えることになる。即ち、蓋用ラベル2が一旦剥離された後に再貼着されると蓋用ラベル2と包装袋1との間に気泡40が介在することになる結果、半透明領域24が濃淡のまだら模様に見えることになり、図3(a)に示した未開封状態とは違った見え方になる。そのため、仮に店頭で悪戯によって蓋用ラベル2が剥離されて再貼着された場合には、まだら模様の半透明領域24を見ることで剥離されたという事実を容易に目視確認することができる。
かかる構成では、蓋用ラベル2に半透明領域24を形成してその半透明領域24を改ざん防止のインジケータとしているので、改ざん防止の構成が簡易であって、従来のような別途の破断用のタックラベルが不要になり、低コストで済む。更には、半透明印刷層32を設けることで半透明領域24を形成できるので、半透明領域24の形成工程も印刷工程で済み、容易に製造できる。しかも、半透明領域24を設けても裏面の粘着剤層31には影響がないので、蓋用ラベル2の再貼着領域も従来どおりの面積を確保でき、再貼着の性能も維持できる。また、半透明領域24が蓋用ラベル2の剥離開始側の端部近傍に形成されているので、蓋用ラベル2を少しだけ剥離して元に戻すというような悪戯をされた場合であっても容易に発見できる。しかも、半透明領域24が蓋用ラベル2の全幅よりも小さく、小面積でスポット状に形成されていて蓋用ラベル2に占める割合が小さいので、蓋用ラベル2が透明であって包装袋1のデザインを蓋用ラベル2を介して見せるデザイン構成であっても、また、蓋用ラベル2に包装袋1とは異なるデザインを施したデザイン構成であっても、何れの場合においても包装袋1や蓋用ラベル2のデザインの邪魔にならず、デザインの制約が少なくて済む。
また、改ざん防止のインジケータの機能の他、購入後に蓋用ラベル2を繰り返し再貼着する使用状況において蓋用ラベル2の貼着状態を容易にチェックすることができるという機能も発揮する。即ち、使用者は取り出し口10を密封するようにして蓋用ラベル2を貼着するが、半透明領域24に形成される気泡40の状態をチェックすることで蓋用ラベル2の貼着状態をチェックすることができるので、半透明領域24における色合いの変化を目安にして蓋用ラベル2をしっかりと包装袋1に密着させることができ、その結果、取り出し口10を容易に密封することができる。このように、購入後においても半透明領域24を蓋用ラベル2の貼着状態をチェックするためのインジケータとして用いることができる。
尚、図6のように、蓋用ラベル2の外側であって半透明領域24に隣接する包装袋1の箇所に、未剥離状態の半透明領域24の色合いと同じ色合いで対比表示部25を半透明領域24と連続するように設けておくことも好ましい。このように半透明領域24に隣接して対比表示部25を連続して設けておくと、悪戯で蓋用ラベル2が剥離され再貼着された場合には、対比表示部25の側縁と半透明領域24の側縁とが位置ずれすることで、悪戯されたことを容易に判別できる。また、半透明領域24の色合いも未剥離状態とは異なることになるが、対比表示部25の色合いを基準として半透明領域24の色合いをそれと比較しながら見ることができるので、改ざんの有無をそれによっても容易に判別できる。
また、半透明領域24の形状や位置についても種々変更可能であって、上述したように摘み部23に対して左右何れかに偏心した位置に設ける他、図7のように摘み部23と取り出し口10との間の位置に半透明領域24を形成するようにしてもよい。即ち、半透明領域24を図2のように幅方向の左右何れかに偏心した位置に形成してもよいし、図7のように蓋用ラベル2の幅方向の中央部に形成してもよい。また、半透明領域24を蓋用ラベル2の全幅に亘って形成してもよい。何れにしても、半透明領域24の少なくとも一部が取り出し口10よりも剥離開始側に形成されていれば、蓋用ラベル2を少しだけ剥離して再貼着されてもその事実を容易に判別できるため、高い改ざん防止機能が発揮される。この観点において、半透明領域24を蓋用ラベル2の全領域に形成してもよいし、剥離開始側の半分の領域に形成してもよい。
また更に、図8のように、取り出し口10の周囲を周回するように全周に亘って半透明領域24を形成してもよい。即ち、半透明領域24を環状に形成してもよい。このように取り出し口10を包囲するように半透明領域24を形成すると、改ざん防止機能も発揮されるが、それ以外にも、購入後に蓋用ラベル2を繰り返し再貼着する使用状況において蓋用ラベル2の貼着状態を容易にチェックすることができる。即ち、取り出し口10の周囲に形成した半透明領域24の色合いをチェックすることで、取り出し口10を蓋用ラベル2で密封できているか否かを容易に判別することができる。
例えば図9(a)のように取り出し口10と蓋用ラベル2の外縁とを結ぶように気泡40が通路状に内外方向に連続して形成されると、取り出し口10が蓋用ラベル2で密封できず、気泡40の通路40aを介して空気が連通することになり、包装袋1の内部が乾燥しやすくなる。一方、図9(b)のように気泡40が内外方向に連続したものではなく島状に独立したものであった場合には、蓋用ラベル2の外縁と取り出し口10との間が連通されないため、取り出し口10の密封性が確保される。このように半透明領域24における色合いの変化を目視確認することによって取り出し口10の閉塞度合いを容易にチェックすることができる。そして、半透明領域24の気泡40の発生具合を目安にすることで、取り出し口10を密閉できるような貼着状態で蓋用ラベル2を包装袋1に再貼着して、取り出し口10を蓋用ラベル2で確実に密封することができる。このように半透明領域24は取り出し口10が密封されているか否かをチェックするためのインジケータとしても機能する。
尚、図8及び図9では取り出し口10を囲むように半透明領域24を環状に形成したが、半透明領域24の形状は環状には限られず、少なくとも取り出し口10を囲むように形成されていればよく、例えば、取り出し口10の周囲の部分を含めて取り出し口10よりも外側の領域の全てに半透明領域24を形成するようにしてもよい。また、図2に示したような剥離開始側の端部近傍の箇所と、取り出し口10の周囲の箇所とにそれぞれ半透明領域24を設けてもよいし、剥離開始側の端部近傍の箇所から取り出し口10の周囲の箇所にかけて連続的に半透明領域24を形成してもよい。また、蓋用ラベル2のデザインや包装袋1のデザインに合わせた形状に半透明領域24を形成してもよい。
尚、上記実施形態では、ベースフィルム30の表面側に保護フィルム35をラミネートした蓋用ラベル2の構成について説明したが、保護フィルム35及びラミネート層34を省略した構成であってもよい。
尚、上記実施形態では、包装材が柔軟なフィルムを袋状に形成した包装袋1である場合について説明したが、それには限られず、例えば、紙や合成樹脂シートの組立て箱や合成樹脂製の成形容器、ガラス製の容器、金属製の容器等であってもよく、包装材の種類や材質も任意である。
また、上記実施形態では、半透明領域24を半透明印刷層32により形成したが、これに限らず、粘着剤層31を半透明として半透明領域24を形成してもよいし、ベースフィルム30をフロスト調として半透明領域24を形成してもよい。また更に、包装材の表面に別途、補強シート等のシート材を設け、そのシート材の上に蓋用ラベル2を貼着してもよい。この場合、蓋用ラベル2と補強シート等のシート材とが異なる色であってもよいし、包装材の色を背景色とすべく、補強シート等のシート材を透明とし、蓋用ラベル2と包装材の色とが異なる色であってもよい。即ち、半透明領域24を通してその向こう側に見える包装体の背景部分は包装材であってもよいしシート材であってもよい。
1 包装袋
2 蓋用ラベル
10 取り出し口
20 開閉部
21 支持部
22 ストッパー用切り込み線
23 摘み部
24 半透明領域
25 対比表示部
30 ベースフィルム
31 粘着剤層
32 半透明印刷層
33 デザイン印刷層
34 ラミネート層
35 保護フィルム
40 気泡
40a 通路
A 剥離方向

Claims (7)

  1. 被包装物を取り出すための取り出し口を覆うように蓋用ラベルが剥離可能且つ再貼着可能に貼着された包装体であって、
    蓋用ラベルはその再貼着領域に半透明領域を備え、該半透明領域の色は、該半透明領域を通して見える包装体の色とは異なる色であることを特徴とする包装体。
  2. 半透明領域の透過濃度が0.2〜0.5である請求項1記載の包装体。
  3. 半透明領域の色は、該半透明領域を通して見える包装体の色との色差ΔEがL表色系で3以上である請求項1又は2記載の包装体。
  4. 半透明領域は、透明なベースフィルムの表面に形成された半透明印刷層により形成されている請求項1乃至3の何れかに記載の包装体。
  5. 半透明領域が、取り出し口よりも剥離開始側の位置に設けられている請求項1乃至4の何れかに記載の包装体。
  6. 半透明領域が、取り出し口の周囲の全周に亘って設けられている請求項1乃至4の何れかに記載の包装体。
  7. 被包装物を取り出すための取り出し口を覆うように剥離可能且つ再貼着可能に貼着される包装体の蓋用ラベルであって、
    包装材への再貼着領域に半透明領域が設けられていることを特徴とする包装体の蓋用ラベル。
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