JP2016162776A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016162776A
JP2016162776A JP2015037250A JP2015037250A JP2016162776A JP 2016162776 A JP2016162776 A JP 2016162776A JP 2015037250 A JP2015037250 A JP 2015037250A JP 2015037250 A JP2015037250 A JP 2015037250A JP 2016162776 A JP2016162776 A JP 2016162776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type semiconductor
region
type
semiconductor region
depth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015037250A
Other languages
English (en)
Inventor
聡 浦野
Satoshi Urano
聡 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2015037250A priority Critical patent/JP2016162776A/ja
Publication of JP2016162776A publication Critical patent/JP2016162776A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】アバランシェ耐量の低下の抑制を可能とする半導体装置を提供する。
【解決手段】実施形態の半導体装置は、第1の面と、第2の面を有する半導体基板と、第1の面側に設けられる第1のp型半導体領域と、第1のp型半導体領域内に選択的に設けられ、第1のp型半導体領域よりもp型不純物濃度が高く、深さが深い複数の第2のp型半導体領域と第1のp型半導体領域、及び、第2のp型半導体領域を囲んで設けられ、第1のp型半導体領域よりもp型不純物濃度が高く、深さが深い第3のp型半導体領域と、第2の面側に設けられるn型半導体領域と、アノード電極と、カソード電極と、を備える。そして、第3のp型半導体領域に囲まれる領域内の単位面積あたりのp型不純物量が、第3のp型半導体領域の端部から、第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
電力用の半導体装置の一例として、pn接合を用いたPINダイオードがある。特に、高速動作を実現するFRD(Fast Recovery Diode)には、逆回復特性の高速化と、アバランシェ耐量の向上の両立が要求される。
p型のアノード領域のp型不純物濃度を低減したり、p型のアノード領域の深さを浅くしたりすることで、少数キャリアの注入量を抑制し逆回復特性を高速化することが可能である。しかし、p型のアノード領域のp型不純物濃度を低減したり、p型のアノード領域の深さを浅くしたりすることで、素子領域とガードリング層との境界部の空間電荷分布が不均一となる恐れがある。素子領域とガードリング層との境界部の空間電荷分布が不均一になると、電界集中が生じ、PINダイオードのアバランシェ耐量が低下する恐れがある。
特開2000−22176号公報
本発明が解決しようとする課題は、アバランシェ耐量の低下の抑制を可能とする半導体装置を提供することにある。
実施形態の半導体装置は、第1の面と、前記第1の面と対向する第2の面を有する半導体基板と、前記半導体基板の前記第1の面側に設けられる第1のp型半導体領域と、前記第1のp型半導体領域内に選択的に設けられ、前記第1のp型半導体領域よりもp型不純物濃度が高く、前記第1のp型半導体領域よりも前記第1の面からの深さが深い複数の第2のp型半導体領域と、前記第1のp型半導体領域、及び、前記第2のp型半導体領域を囲んで設けられ、前記第1のp型半導体領域よりもp型不純物濃度が高く、前記第1のp型半導体領域よりも前記第1の面からの深さが深い第3のp型半導体領域と、前記半導体基板の前記第2の面側に設けられるn型半導体領域と、前記第1のp型半導体領域、前記第2のp型半導体領域、及び、前記第3のp型半導体領域に電気的に接続されるアノード電極と、前記n型半導体領域に電気的に接続されるカソード電極と、を備え、前記第3のp型半導体領域に囲まれる領域内の単位面積あたりのp型不純物量が、前記第3のp型半導体領域の端部から、前記第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる。
第1の実施形態の半導体装置の模式断面図。 比較形態の半導体装置の模式断面図。 第1の実施形態の半導体装置の作用の説明図。 第2の実施形態の半導体装置の模式断面図。 第3の実施形態の半導体装置の模式断面図。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明では、同一の部材等には同一の符号を付し、一度説明した部材等については適宜その説明を省略する。
また、本明細書中、n型、n型、n型の表記は、この順で、n型の不純物濃度が低くなっていることを意味する。同様に、p型、p型、p型の表記は、この順で、p型の不純物濃度が低くなっていることを意味する。
また、本明細書中、「半導体基板」とは、例えば、基板上にエピタキシャル成長により形成された半導体層も含む概念とする。
(第1の実施形態)
本実施形態の半導体装置は、第1の面と、第1の面と対向する第2の面を有する半導体基板と、半導体基板の第1の面側に設けられる第1のp型半導体領域と、第1のp型半導体領域内に選択的に設けられ、第1のp型半導体領域よりもp型不純物濃度が高く、第1のp型半導体領域よりも第1の面からの深さが深い複数の第2のp型半導体領域と、第1のp型半導体領域、及び、第2のp型半導体領域を囲んで設けられ、第1のp型半導体領域よりもp型不純物濃度が高く、第1のp型半導体領域よりも第1の面からの深さが深い第3のp型半導体領域と、半導体基板の第2の面側に設けられるn型半導体領域と、第1のp型半導体領域、第2のp型半導体領域、及び、第3のp型半導体領域に電気的に接続されるアノード電極と、n型半導体領域に電気的に接続されるカソード電極と、を備える。そして、第3のp型半導体領域に囲まれる領域内の単位面積あたりのp型不純物量が、第3のp型半導体領域の端部から、第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる。
更に、本実施形態の半導体装置は、第3のp型半導体領域の端部から、第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて、第2のp型半導体領域の間隔が広くなる。
図1は、本実施形態の半導体装置の模式断面図である。
本実施形態の半導体装置は、半導体基板を挟んでアノード電極とカソード電極が設けられたPINダイオードである。本実施形態のPINダイオード100は、高速動作を実現するFRDである。
本実施形態のPINダイオード100は、素子領域と、素子領域を囲む終端領域とを備える。素子領域は、PINダイオード100のオン時に主に電流が流れる領域として機能する。終端領域は、PINダイオード100のオフ時に、素子領域の端部に印加される電界を緩和し、PINダイオード100の素子耐圧を向上させる領域として機能する。また、終端領域は、PINダイオード100のスイッチング時に、素子領域の端部の電界集中を緩和し、PINダイオード100のアバランシェ耐量を向上させる領域として機能する。
本実施形態のPINダイオード100は、図1に示すように、半導体基板10、p型のアノード領域(第1のp型半導体領域)12、p型のアノード領域(第2のp型半導体領域)14、p型の第1のガードリング(第3のp型半導体領域)16、p型の第2のガードリング18、n型のドリフト領域(n型半導体領域)20、n型のカソード領域22、アノード電極24、カソード電極26、絶縁膜28を備える。
本実施形態のPINダイオード100は、第1の面と、第1の面に対向する第2の面とを有する半導体基板10を備える。半導体基板10は、例えば、単結晶シリコンである。半導体基板10の膜厚は、例えば、50μm以上300μm以下である。
半導体基板10の第1の面側には、p型のアノード領域12が設けられる。p型のアノード領域12は、素子領域の全面に設けられる。p型のアノード領域12は、p型不純物として、例えば、ボロン(B)を含む。p型のアノード領域12のp型不純物の濃度は、例えば、1×1016cm−3以上1×1017cm−3以下である。
型のアノード領域12内に、複数のp型のアノード領域14が選択的に設けられる。第1の面におけるp型のアノード領域14の表面形状は、特に限定されるものではない。p型のアノード領域14の表面形状は、例えば、環状、ストライプ状、又は、ドット状である。
型のアノード領域14は、p型のアノード領域12よりもp型不純物濃度が高い。p型のアノード領域14のp型不純物の濃度は、例えば、1×1018cm−3以上1×1020cm−3以下である。また、p型のアノード領域14の第1の面からの深さは、p型のアノード領域12の第1の面からの深さよりも深い。
型のアノード領域12、及び、p型のアノード領域14を囲んで、p型の第1のガードリング16が設けられる。第1の面における第1のガードリング16の表面形状は、例えば、環状である。
第1のガードリング16は、p型のアノード領域12よりもp型不純物濃度が高い。第1のガードリング16のp型不純物の濃度は、例えば、1×1018cm−3以上1×1020cm−3以下である。また、第1のガードリング16の第1の面からの深さは、p型のアノード領域12の第1の面からの深さよりも深い。
型のアノード領域14のp型不純物濃度が、第1のガードリング16のp型不純物濃度と略同一であることが望ましい。また、p型のアノード領域14の第1の面からの深さが、第1のガードリング16の第1の面からの深さと略同一であることが望ましい。
PINダイオード100では、第1のガードリング16の端部から、第1のガードリング16に囲まれる領域(素子領域)の中心部に向けて、p型のアノード領域14の間隔(図1中の“s”)が広くなる。したがって、第1のガードリング16に囲まれる領域内の、単位面積あたりのp型不純物量が、第1のガードリング16の端部から、第1のガードリング16に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる。言い換えれば、p型不純物の第1の面における面密度が、第1のガードリング16の端部から、第1のガードリング16に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる。なお、本明細書中、「単位面積」とは、第1の面内における所定の面積で、p型不純物量の変化をモニタできる程度に十分に広い面積である。
第1のガードリング16を囲んで、複数の第2のガードリング18が設けられる。第1の面における第2のガードリング18の表面形状は、例えば、環状である。
第2のガードリング18のp型不純物濃度が、第1のガードリング16のp型不純物濃度と略同一であることが望ましい。また、第2のガードリング18の第1の面からの深さが、第1のガードリング16の第1の面からの深さと略同一であることが望ましい。
第2のガードリング18の電位は、例えば、フローティングである。
半導体基板10の第2の面側、p型のアノード領域12の第2の面側には、n型のドリフト領域20が設けられる。n型のドリフト領域20は、n型不純物として、例えば、リン(P)又はヒ素(As)を含む。n型不純物の濃度は、例えば、1×1013cm−3以上1×1015cm−3以下である。
型のドリフト領域20の第2の面側には、n型のカソード領域22が設けられる。n型のカソード領域22は、n型のドリフト領域20よりもn型不純物濃度が高い。n型のカソード領域22のn型不純物の濃度は、例えば、5×1019cm−3以上1×1022cm−3以下である。
型のアノード領域12、p型のアノード領域14、n型のドリフト領域20、及び、n型のカソード領域22が、素子領域を構成する。
PINダイオード100は、p型のアノード領域12、p型のアノード領域14、及び、第1のガードリング16に電気的に接続されるアノード電極24を備えている。アノード電極24は、半導体基板10の第1の面上に設けられた絶縁膜28に開口された開口部において、p型のアノード領域12、p型のアノード領域14、及び、第1のガードリング16に接している。
型のアノード領域14のp型不純物濃度が高いことにより、アノード電極24とp型のアノード領域14のコンタクト抵抗が低くなり、オーミックコンタクトが実現される。p型のアノード領域12は、n型のドリフト領域20と、アノード電極24とを分離する。
また、n型のカソード領域22に電気的に接続されるカソード電極26を備えている。カソード電極26は、半導体基板10の第2の面でn型のカソード領域22に接している。n型のカソード領域22のn型不純物濃度が高いことにより、カソード電極26とn型のカソード領域22のコンタクト抵抗が低くなり、オーミックコンタクトが実現される。
次に、本実施形態のPINダイオードの作用及び効果について説明する。
PINダイオードの逆回復特性を高速化させるためには、p型のアノード領域のp型不純物濃度を低減したり、p型のアノード領域の深さを浅くしたりすることで、少数キャリアのドリフト領域への注入量を抑制することが有効である。
図2は、比較形態の半導体装置の模式断面図である。比較形態の半導体装置は、PINダイオードである。
比較形態のPINダイオード900は、p型のアノード領域14の第1の面からの深さが、p型のアノード領域12の第1の面からの深さよりも浅い。高不純物濃度のp型のアノード領域14を備えることで、低抵抗のオーミックコンタクトを実現する。そして、p型のアノード領域14の深さを浅くすることにより、少数キャリアのドリフト領域20への注入を抑制し、逆回復特性を高速化させる。
しかし、PINダイオード900では、第1のガードリング16の深さに対して、p型のアノード領域14の深さが浅くなる。このため、素子領域と終端領域との境界部で電界集中が生じ、PINダイオード900のアバランシェ耐量が低下する恐れがある。
本実施形態のPINダイオード100では、p型のアノード領域14の第1の面からの深さを、p型のアノード領域12の第1の面からの深さよりも深くする。したがって、素子領域と終端領域との境界部で空間電荷が素子領域側に向けて分散され、電界集中が緩和される。よって、PINダイオード100のアバランシェ耐量の低下が抑制される。
PINダイオード100のアバランシェ耐量の低下を抑制する観点から、p型のアノード領域14のp型不純物濃度が、第1のガードリング16のp型不純物濃度と略同一であることが望ましい。また、p型のアノード領域14の第1の面からの深さが、第1のガードリング16の第1の面からの深さと略同一であることが望ましい。
更に、PINダイオード100では、第1のガードリング16に囲まれる領域(素子領域)の中心部に向けて、p型のアノード領域14の間隔を広くする。これにより、素子全体としては少数キャリアのドリフト領域20への注入が抑制される。よって、逆回復特性の高速化も実現される。
図3は、本実施形態の半導体装置の作用の説明図である。図3は、比較形態及び実施形態の半導体装置の空間電荷分布のシミュレーション結果を示す図である。図3(a)が比較形態、図3(b)が実施形態である。
図3に示すように、実施形態の場合は、比較形態と比べ、素子領域と終端領域との境界部で空間電荷が素子領域側に向けて分散される。したがって、比較形態と比べ、電界集中する領域が分散され、アバランシェ耐量の低下が抑制される。
本実施形態によれば、アバランシェ耐量の低下の抑制と、逆回復特性の高速化とを両立可能なPINダイオード100が実現される。
(第2の実施形態)
本実施形態の半導体装置は、第3のp型半導体領域の端部から、第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて、第2のp型半導体領域の幅が狭くなる点で、第1の実施形態と異なっている。第1の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
図4は、本実施形態の半導体装置の模式断面図である。
PINダイオード200では、第1のガードリング16の端部から、第1のガードリング16に囲まれる領域(素子領域)の中心部に向けて、p型のアノード領域14の幅(図4中の“w”)が狭くなる。したがって、第1のガードリング16に囲まれる領域内の、単位面積あたりのp型不純物量が、第1のガードリング16の端部から、第1のガードリング16に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる。言い換えれば、p型不純物の第1の面における面密度が、第1のガードリング16の端部から、第1のガードリング16に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用により、アバランシェ耐量の低下の抑制と、逆回復特性の高速化とを両立可能なPINダイオード200が実現される。
(第3の実施形態)
本実施形態の半導体装置は、第3のp型半導体領域の端部から、第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて、第2のp型半導体領域の第1の面からの深さが浅くなる点で、第1の実施形態と異なっている。第1の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
図5は、本実施形態の半導体装置の模式断面図である。
PINダイオード300では、第1のガードリング16の端部から、第1のガードリング16に囲まれる領域(素子領域)の中心部に向けて、p型のアノード領域14の第1の面からの深さ(図5中の“d”)が浅くなる。したがって、第1のガードリング16に囲まれる領域内の、単位面積あたりのp型不純物量が、第1のガードリング16の端部から、第1のガードリング16に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる。言い換えれば、p型不純物の第1の面における面密度が、第1のガードリング16の端部から、第1のガードリング16に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の作用により、アバランシェ耐量の低下の抑制と、逆回復特性の高速化とを両立可能なPINダイオード300が実現される。
以上、実施形態では、半導体基板の材料として単結晶シリコンを例に説明したが、その他の半導体材料、例えば、炭化珪素、窒化ガリウム等を本発明に適用することが可能である。
また、本実施形態では、単体のPINダイオードを例に説明したが、例えば、本発明をIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)とPINダイオードがワンチップ化されたRC−IGBT(Reverse Conduction diode−IGBT)のPINダイオード部分に適用することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、一実施形態の構成要素を他の実施形態の構成要素と置き換え又は変更してもよい。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 半導体基板
12 p型のアノード領域(第1のp型半導体領域)
14 p型のアノード領域(第2のp型半導体領域)
16 p型の第1のガードリング(第3のp型半導体領域)
20 n型のドリフト領域(n型半導体領域)
24 アノード電極
26 カソード電極
100 PINダイオード(半導体装置)
200 PINダイオード(半導体装置)
300 PINダイオード(半導体装置)

Claims (5)

  1. 第1の面と、前記第1の面と対向する第2の面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の前記第1の面側に設けられる第1のp型半導体領域と、
    前記第1のp型半導体領域内に選択的に設けられ、前記第1のp型半導体領域よりもp型不純物濃度が高く、前記第1のp型半導体領域よりも前記第1の面からの深さが深い複数の第2のp型半導体領域と、
    前記第1のp型半導体領域、及び、前記第2のp型半導体領域を囲んで設けられ、前記第1のp型半導体領域よりもp型不純物濃度が高く、前記第1のp型半導体領域よりも前記第1の面からの深さが深い第3のp型半導体領域と、
    前記半導体基板の前記第2の面側に設けられるn型半導体領域と、
    前記第1のp型半導体領域、前記第2のp型半導体領域、及び、前記第3のp型半導体領域に電気的に接続されるアノード電極と、
    前記n型半導体領域に電気的に接続されるカソード電極と、を備え、
    前記第3のp型半導体領域に囲まれる領域内の単位面積あたりのp型不純物量が、前記第3のp型半導体領域の端部から、前記第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて小さくなる半導体装置。
  2. 前記第3のp型半導体領域の端部から、前記第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて、前記第2のp型半導体領域の間隔が広くなる請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第3のp型半導体領域の端部から、前記第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて、前記第2のp型半導体領域の幅が狭くなる請求項1又は請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記第3のp型半導体領域の端部から、前記第3のp型半導体領域に囲まれる領域の中心部に向けて、前記第2のp型半導体領域の前記第1の面からの深さが浅くなる請求項1乃至請求項3いずれか一項記載の半導体装置。
  5. 前記第2のp型半導体領域のp型不純物濃度が、前記第3のp型半導体領域のp型不純物濃度と略同一であり、前記第2のp型半導体領域の前記第1の面からの深さが、前記第3のp型半導体領域の前記第1の面からの深さと略同一である請求項1乃至請求項4いずれか一項記載の半導体装置。
JP2015037250A 2015-02-26 2015-02-26 半導体装置 Pending JP2016162776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037250A JP2016162776A (ja) 2015-02-26 2015-02-26 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015037250A JP2016162776A (ja) 2015-02-26 2015-02-26 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016162776A true JP2016162776A (ja) 2016-09-05

Family

ID=56847097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015037250A Pending JP2016162776A (ja) 2015-02-26 2015-02-26 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016162776A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019096708A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 三菱電機株式会社 半導体装置およびその製造方法
US20200286989A1 (en) * 2019-03-08 2020-09-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
JP7388027B2 (ja) 2019-07-23 2023-11-29 富士電機株式会社 炭化珪素半導体装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02137368A (ja) * 1988-11-18 1990-05-25 Toshiba Corp 半導体整流装置
JP2008270412A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Denso Corp 炭化珪素半導体装置
JP2013243186A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Origin Electric Co Ltd 半導体素子
JP2014143277A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Toyota Motor Corp 半導体装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02137368A (ja) * 1988-11-18 1990-05-25 Toshiba Corp 半導体整流装置
JP2008270412A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Denso Corp 炭化珪素半導体装置
JP2013243186A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Origin Electric Co Ltd 半導体素子
JP2014143277A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Toyota Motor Corp 半導体装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019096708A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 三菱電機株式会社 半導体装置およびその製造方法
US10658523B2 (en) 2017-11-22 2020-05-19 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device and manufacturing method thereof
US20200286989A1 (en) * 2019-03-08 2020-09-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
CN111668313A (zh) * 2019-03-08 2020-09-15 株式会社东芝 半导体装置
US11676995B2 (en) * 2019-03-08 2023-06-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device
JP7388027B2 (ja) 2019-07-23 2023-11-29 富士電機株式会社 炭化珪素半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7114873B2 (ja) 半導体装置
JP6080023B2 (ja) 逆導通型igbt
JP5967065B2 (ja) 半導体装置
JP5787853B2 (ja) 電力用半導体装置
WO2014199465A1 (ja) 半導体装置
US9508870B2 (en) Diode
JP6222702B2 (ja) 半導体装置
JP2015153784A (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置
JP6833848B2 (ja) 面積効率の良いフローティングフィールドリング終端
US20160027866A1 (en) Semiconductor device
JP2012195519A (ja) 半導体素子及び半導体素子の製造方法
JP6146097B2 (ja) 半導体装置
JP2016174029A (ja) 半導体装置
JP2014120685A (ja) 半導体装置
JP2015162610A (ja) 半導体装置
JP2019169575A (ja) 半導体装置
JP2008227238A (ja) 半導体装置
US9455148B2 (en) Method for manufacturing semiconductor device
JP2016195271A (ja) 半導体装置
JP2016162776A (ja) 半導体装置
JP2013182905A (ja) 半導体装置
JPWO2016071969A1 (ja) 半導体素子
JP6537711B2 (ja) 半導体装置
JP2014192433A (ja) 半導体装置
JP2017028055A (ja) ダイオード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170227

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170914

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171017

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180410