JP2016158071A - 電流制御装置及び電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱量が小さくて安価に製造することができる小型の電流制御装置、及び、該電流制御装置を備える電源システムを提供する。【解決手段】電源システム1が備える制御部15及び半導体スイッチ20,30は電流制御装置として機能する。半導体スイッチ20のソースが半導体スイッチ30のソースに接続されている。2つの半導体スイッチ20,30は第1蓄電器11及び第2蓄電器13夫々の正極間を接続する。制御部15は、2つの半導体スイッチ20,30を略同時にオン又はオフにすることによって、2つの半導体スイッチ20,30のドレイン間を流れる電流を制御する。2つの半導体スイッチ20,30夫々のドレイン及びソース間の耐圧は互いに異なっている。【選択図】図1

Description

本発明は、一端が互いに接続されている2つの半導体スイッチを略同時にオン又はオフにすることによって、2つの半導体スイッチの他端間に流れる電流を制御する電流制御装置、及び、該電流制御装置を備える電源システムに関する。
車両には、バッテリが負荷に給電する電源システムが搭載されている。バッテリが負荷に給電する電源システムの中には、夫々の一端が互いに接続された2つの半導体スイッチを備える電源システムがある。この電源システムでは、一方の半導体スイッチの他端がバッテリの正極に接続され、他方の半導体スイッチの他端が負荷の一端にされている。そして、2つの半導体スイッチを略同時にオン又はオフにすることによって、バッテリから負荷へ流れる電流を制御する。
特許文献1には、夫々の一端が互いに接続された2つの半導体スイッチを略同時にオン又はオフにすることによって、2つの半導体スイッチ夫々の他端間を流れる電流を制御する電流制御装置が開示されている。特許文献1に記載の電流制御装置は、2つのNチャネル型のFET(Field Effect Transistor)を備え、2つのFET夫々は半導体スイッチとして機能する。
2つのFETに関して、一方のFETのソースが他方のFETのソースに接続されている。2つのFET夫々のゲートに共通の電圧が印加される。2つのFET夫々のゲートに印加されている電圧を調整することによって、2つのFETを略同時にオン又はオフにする。これにより、2つのFET夫々のドレインを介して流れる電流が制御される。
特開2014−49686号公報
2つの半導体スイッチを介して電流が流れた場合、2つの半導体スイッチ夫々から熱が発生する。一端が互いに接続されている2つの半導体スイッチを備える電流制御装置から発生する熱の量は、2つの半導体スイッチの他端間の抵抗、即ち、2つの半導体スイッチのオン抵抗の合成抵抗が大きい程大きく、2つの半導体スイッチを介して流れる電流の値が大きい程大きい。2つの半導体スイッチで大きな熱が発生した場合、2つの半導体スイッチの他端間が短絡する虞がある。
現在、車両には、バッテリによって給電される多数の負荷が搭載されており、2つの半導体スイッチを介して大電流を多数の負荷に供給する必要がある。そこで、2つの半導体スイッチ夫々を略同時にオン又はオフにすることによって電流を制御する電流制御装置として、大電流が2つの半導体スイッチに流れた場合であっても発熱量が小さい電流制御装置が求められている。
発熱量が小さい電流制御装置として、オン抵抗が小さい2つの半導体スイッチを備える電流制御装置が考えられる。
しかしながら、両端間の耐圧が同じである半導体スイッチに関して、オン抵抗が小さい半導体スイッチのサイズは一般的に大きい。このため、両端間の耐圧が同一であってオン抵抗が小さい2つの半導体スイッチを備える電流制御装置は、大型であるため、空間が限定的である車両に搭載する電流制御装置として適していない。
また、大型の半導体スイッチは高価であるため、オン抵抗が小さい2つの半導体スイッチを備える電流制御装置には製造費用が嵩むという問題もある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、発熱量が小さくて安価に製造することができる小型の電流制御装置、及び、該電流制御装置を備える電源システムを提供することにある。
本発明に係る電流制御装置は、一端が互いに接続されている2つの半導体スイッチを略同時にオン又はオフにするスイッチ制御部を備え、該スイッチ制御部が前記2つの半導体スイッチをオン又はオフにすることによって前記2つの半導体スイッチの他端間を流れる電流を制御する電流制御装置において、該2つの半導体スイッチ夫々の両端間の耐圧は互いに異なっており、該2つの半導体スイッチは2つの蓄電器夫々の一端間を接続することを特徴とする。
本発明にあっては、2つの半導体スイッチ夫々の一端は互いに接続されている。2つの半導体スイッチの一方の他端に1つの蓄電器の一端が接続され、2つの半導体スイッチの他方の他端にもう1つの蓄電器の一端が接続される。半導体スイッチがFETである場合、例えば、一方の半導体スイッチのソースが他方の半導体スイッチのソースに接続されている。2つの半導体スイッチを略同時にオン又はオフにすることによって、2つの半導体スイッチを介して流れる電流を制御する。
2つの半導体スイッチ夫々の両端間の耐圧は異なっている。半導体スイッチのオン抵抗は、一般的に、耐圧が高い程大きい。従って、2つの半導体スイッチに関して、両端間の耐圧が異なるため、2つの半導体スイッチのオン抵抗の合成抵抗は小さい。これにより、2つの半導体スイッチ夫々の他端を介して電流が流れた場合に発生する熱の量は小さい。また、両端間の耐圧が低い半導体スイッチは、小型であり、安価である。このため、装置は小型であり、安価に製造される。
本発明に係る電流制御装置は、前記2つの半導体スイッチのいずれかに並列に接続されている一又は複数の第2の半導体スイッチを備え、該一又は複数の第2の半導体スイッチ夫々は、並列に接続されている前記半導体スイッチと略同じ耐圧を有し、前記スイッチ制御部は、前記2つの半導体スイッチと、前記一又は複数の第2の半導体スイッチとを略同時にオン又はオフにすることを特徴とする。
本発明にあっては、2つの半導体スイッチのいずれかに、一又は複数の第2の半導体スイッチが並列に接続されている。並列に接続されている半導体スイッチ、及び、第2の半導体スイッチ夫々の両端間の耐圧は略同じである。2つの半導体スイッチと、一又は複数の第2の半導体スイッチとを略同時にオン又はオフにすることによって、2つの半導体スイッチの他端間を流れる電流を制御する。
半導体スイッチに第2の半導体スイッチが並列に接続された場合、半導体スイッチの両端間の抵抗、即ち、半導体スイッチ及び第2の半導体スイッチ夫々のオン抵抗の合成抵抗は、半導体スイッチのオン抵抗よりも小さい。更に、半導体スイッチの両端間の抵抗は、並列に接続されている第2の半導体スイッチの数が多い程小さい。当然のことながら、半導体スイッチの両端間の抵抗が小さい場合、2つの半導体スイッチの他端間の抵抗も小さい。このため、2つの半導体スイッチ及び一又は複数の第2の半導体スイッチがオンである場合において、2つの半導体スイッチ夫々の他端間の抵抗がより小さく、装置の発熱量がより小さい。
本発明に係る電流制御装置は、前記2つの半導体スイッチ中の一方の半導体スイッチに並列に接続されている前記第2の半導体スイッチの数は、他方の半導体スイッチに並列に接続されている前記第2の半導体スイッチの数と異なっていることを特徴とする。
本発明にあっては、例えば、2つの半導体スイッチの中で、両端間の耐圧が高い半導体スイッチに、両端間の耐圧が低い半導体スイッチに並列に接続されている第2の半導体スイッチの数よりも多い第2の半導体スイッチを並列に接続する。通常、両端間の耐圧が高い半導体スイッチのオン抵抗は大きい。また、オン抵抗が高い半導体スイッチに第2の半導体スイッチを並列に接続した場合における抵抗の下げ幅は、オン抵抗が低い半導体スイッチに第2の半導体スイッチを並列に接続した場合における抵抗の下げ幅よりも大きい。従って、両端間の耐圧が高い半導体スイッチに、多くの第2の半導体スイッチを並列に接続した場合、2つの半導体スイッチ及び一又は複数の半導体スイッチがオンである状態での2つの半導体スイッチ夫々の他端間の抵抗が格段に小さい装置が実現される。
また、例えば、2つの半導体スイッチの中で、両端間の耐圧が低い半導体スイッチに、両端間の耐圧が高い半導体スイッチに並列に接続されている第2の半導体スイッチの数よりも多い第2の半導体スイッチを並列に接続する。両端間の耐圧が低い半導体スイッチは一般的に安価である。従って、両端間の耐圧が低い半導体スイッチに、多くの第2の半導体スイッチを並列に接続した場合、2つの半導体スイッチ及び一又は複数の半導体スイッチがオンである状態での2つの半導体スイッチ夫々の他端間の抵抗が更に小さい装置が安価に実現される。
本発明に係る電源システムは、前述した電流制御装置と、前記2つの蓄電器と、該2つの蓄電器によって給電される負荷とを備え、前記2つの蓄電器夫々には異なる電圧が印加されることを特徴とする。
本発明にあっては、2つの半導体スイッチの一方の他端に一端が接続されている1つの蓄電器と、2つの半導体スイッチの他方の他端に一端が接続されているもう1つの蓄電器とによって、負荷は給電される。2つの半導体スイッチを略同時にオン又はオフにすることによって、2つの半導体スイッチの他端間に流れる電流を制御する。蓄電が行われる場合に2つの蓄電器夫々に印加される電圧は異なっており、2つの半導体スイッチ夫々の両端間の耐圧は、2つの蓄電器夫々に印加される電圧に応じた値である。
本発明によれば、発熱量が小さくて安価に製造することができる小型の電流制御装置を実現することができ、更に、該電流制御装置を備える電源システムも実現することができる。
実施の形態1における電源システムの要部構成を示すブロック図である。 半導体スイッチのドレインにおける電圧変動の一例を示す電圧波形である。 実施の形態2における電源システムの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態3における電源システムの要部構成を示すブロック図である。 実施の形態4における電源システムの要部構成を示すブロック図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における電源システム1の要部構成を示すブロック図である。電源システム1は、好適に車両に搭載されており、発電機10、第1蓄電器11、DCDCコンバータ12、第2蓄電器13、負荷14、制御部15、電流センサ16及び2つの半導体スイッチ20,30を備える。
2つの半導体スイッチ20,30夫々はNチャネル型のFET(Field Effect Transistor)である。ダイオード21,31夫々は半導体スイッチ20,30の寄生ダイオードである。ダイオード21に関して、カソードは半導体スイッチ20のドレインに接続されており、アノードは半導体スイッチ20のソースに接続されている。また、ダイオード31に関して、カソードは半導体スイッチ30のドレインに接続されており、アノードは半導体スイッチ30のソースに接続されている。
半導体スイッチ20のソースは半導体スイッチ30のソースに接続されている。半導体スイッチ20のドレインには、発電機10及びDCDCコンバータ12夫々の一端と、第1蓄電器11の正極とが接続されている。半導体スイッチ30のドレインには、DCDCコンバータ12の他端と、第2蓄電器13の正極と、負荷14の一端とが接続されている。このように、2つの半導体スイッチ20,30は第1蓄電器11及び第2蓄電器13夫々の正極間を接続する。発電機10及び負荷14夫々の他端と、第1蓄電器11及び第2蓄電器13夫々の負極とは接地されている。半導体スイッチ20,30のゲートは各別に制御部15に接続されている。制御部15は更に電流センサ16に接続されている。
半導体スイッチ20,30夫々に関して、制御部15からゲートに印加されている電圧が一定電圧以上である場合、ドレイン及びソース間に電流が流れることが可能である。また、制御部15からゲートに印加されている電圧が一定電圧未満である場合、ドレイン及びソース間に電流が流れることはない。
従って、半導体スイッチ20,30夫々は、ゲートに印加されている電圧が一定電圧以上である場合にオンであり、ゲートに印加されている電圧が一定電圧未満である場合にオフである。
発電機10は、車両に搭載されている図示しないエンジンに連動して交流電力を発生させる。発電機10は、発生させた交流電力を直流電力に整流し、整流した直流電力に係る直流電圧を、出力電圧としてDCDCコンバータ12の一端に出力する。また、発電機10は、出力電圧を第1蓄電器11に印加する。
発電機10には、出力電圧の低下を指示する低下指示が制御部15から入力される。発電機10は、低下指示が入力された場合、通常、出力している出力電圧よりも低い出力電圧を出力する。以下では、発電機10が、通常、出力する出力電圧を通常電圧と記載し、低下指示が入力された発電機10が臨時に出力する出力電圧を臨時電圧と記載する。通常電圧及び臨時電圧夫々は一定である。
発電機10には、出力電圧の低下の解除を指示する解除指示が制御部15から更に入力される。発電機10は、解除指示が入力された場合、出力電圧を、臨時電圧から通常電圧に戻す。
第1蓄電器11は例えば、キャパシタである。発電機10の出力電圧が第1蓄電器11に印加された場合、第1蓄電器11は蓄電する。発電機10が発電していない場合、第1蓄電器11は出力電圧をDCDCコンバータ12の一端に出力する。
DCDCコンバータ12は、発電機10又は第1蓄電器11が出力した出力電圧を変圧する。DCDCコンバータ12が変圧した変圧電圧はDCDCコンバータ12から第2蓄電器13及び負荷14に印加される。
DCDCコンバータ12には、変圧の開始を指示する開始指示と、変圧の停止を指示する停止指示とが制御部15から入力される。DCDCコンバータ12は、制御部15から開始指示が入力された場合、前述した変圧を開始する。また、DCDCコンバータ12は、停止指示が入力された場合、変圧を停止する。DCDCコンバータ12を介して流れる電流は制限されている。
第2蓄電器13は例えば鉛蓄電池である。負荷14は車両に搭載される電気機器である。
2つの半導体スイッチ20,30がオフであってDCDCコンバータ12が変圧を行っている場合、第2蓄電器13及び負荷14夫々に、DCDCコンバータ12から変圧電圧が印加される。これにより、第2蓄電器13は蓄電し、負荷14は給電される。
また、2つの半導体スイッチ20,30がオンであってDCDCコンバータ12が変圧を停止している場合において、発電機10が発電しているとき、発電機10は、出力電圧を、2つの半導体スイッチ20,30を介して、第2蓄電器13及び負荷14に印加する。同様の場合において、発電機10が発電していないとき、第1蓄電器13は、出力電圧を、2つの半導体スイッチ20,30を介して、第2蓄電器13及び負荷14に印加する。発電機10又は第1蓄電器11が出力した出力電圧の印加により、第2蓄電器13は蓄電し、負荷14は給電される。
2つの半導体スイッチ20,30がオフであってDCDCコンバータ12が変圧を停止している場合、第2蓄電器13は負荷14に出力電圧を印加する。これにより、負荷14は給電される。
電流センサ16は、DCDCコンバータ12の他端、又は、半導体スイッチ30のドレインから出力される出力電流を検出し、検出した電流の大きさを示す電流情報を制御部15に出力する。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)を有し、図示しないROM(Read Only Memory)に記憶してある制御プログラムを実行することによって処理を実行する。制御部15は、電流センサ16から入力された電流情報が示す電流の大きさに基づいて、発電機10の出力電圧の調整と、DCDCコンバータ12の作動及び停止と、半導体スイッチ20,30夫々のオン及びオフとを制御する。
制御部15は、発電機10に低下指示及び解除指示を出力することによって発電機10の出力電圧を通常電圧又は臨時電圧に調整する。また、制御部15は、DCDCコンバータ12に開始指示及び停止指示を出力することによって、DCDCコンバータ12の作動及び停止を制御する。更に、制御部15は、半導体スイッチ20,30夫々のゲートに印加されている電圧を調整することによって半導体スイッチ20,30夫々のオン及びオフを制御する。
エンジンが作動している場合において、制御部15は、通常、発電機10の出力電圧を通常電圧に調整し、DCDCコンバータ12に変圧を行わせ、2つの半導体スイッチ20,30をオフにしている。このときの電源システム1の状態を以下では通常状態と記載する。
電源システム1が通常状態である場合、発電機10は通常電圧を出力し、DCDCコンバータ12から変圧電圧が第2蓄電器13及び負荷14に印加される。このとき、第1蓄電器11には発電機10から通常電圧が印加されて第1蓄電器11は蓄電し、第2蓄電器13にはDCDCコンバータ12から変圧電圧が印加されて第2蓄電器13は蓄電する。通常電圧は変圧電圧と異なっている。具体的には、通常電圧は変圧電圧よりも高い。通常電圧は例えば24ボルトであり、変圧電圧は例えば12ボルトである。
電源システム1が通常状態である場合、DCDCコンバータ12の他端から電流が出力されている。電源システム1が通常状態である場合において、制御部15は、電流センサ16から入力される電流情報が示す電流の大きさに基づいて、DCDCコンバータ12の出力電流が上限電流以上であるか否かを判定する。
上限電流は、DCDCコンバータ12を介して流れることが可能な最大電流以下である。
制御部15は、電源システム1が通常状態である場合において、DCDCコンバータ12の出力電流が上限電流以上であると判定したとき、発電機10の出力電圧を通常電圧から臨時電圧に低下させ、DCDCコンバータ12に変圧を停止させ、2つの半導体スイッチ20,30を同時又は略同時にオンにする。このときの電源システム1の状態を以下では直接給電状態と記載する。
電源システム1が直接給電状態である場合、第2蓄電器13及び負荷14夫々は、2つの半導体スイッチ20,30夫々のドレインを介して、発電機10又は第1蓄電器13によって直接に給電される。具体的には、発電機10が発電している場合、発電機10から第2蓄電器13及び負荷14に臨時電圧が印加される。これにより、第2蓄電器13は蓄電し、負荷14は給電される。発電機10が発電していない場合、第1蓄電器13から出力電圧が第2蓄電器13及び負荷14に印加される。これにより、第2蓄電器13は蓄電し、負荷14は給電される。
電源システム1が直接給電状態である場合、発電機10又は第1蓄電器13から負荷14に前述した最大電流を超える電流を供給することが可能である。
以上のように、電源システム1が通常状態である場合において、DCDCコンバータ12の出力電流が上限電流以上となったとき、電源システム1は通常状態から直接給電状態に切替わり、負荷14に給電し続ける。従って、負荷14が、DCDCコンバータ12を介して流れることが可能な最大電流以上の電流の供給を必要とする場合であっても、負荷14に給電し続けることができる。
電源システム1が直接給電状態である場合、半導体スイッチ30のドレインから電流が出力されている。電源システム1が直接給電状態である場合において、制御部15は、電流センサ16から入力される電流情報が示す電流の大きさに基づいて、半導体スイッチ30のドレインから出力される出力電流が下限電流未満であるか否かを判定する。下限電流は上限電流以下である。例えば、上限電流は100Aであり、下限電流は90Aである。
制御部15は、電源システム1が直接給電状態である場合において、半導体スイッチ30のドレインから出力される出力電流が下限電流未満であると判定したとき、2つの半導体スイッチ20,30を同時又は略同時にオフにし、DCDCコンバータ12に変圧を開始させ、発電機10の出力電圧を臨時電圧から通常電圧に戻す。これにより、電源システム1は通常状態に戻る。
制御部15はスイッチ制御部として機能する。
エンジンが停止している場合、発電機10が発電することはない。エンジンが停止した場合、制御部15は、DCDCコンバータ12に変圧を停止させ、2つの半導体スイッチ20,30をオフにする。従って、エンジンが停止している場合、負荷14は、第2蓄電器13から給電され、発電機10及び第1蓄電器11から給電されることはない。
以上のように、制御部15は、2つの半導体スイッチ20,30を同時又は略同時にオン又はオフすることによって、2つの半導体スイッチ20,30のドレイン間を流れる電流を制御する。制御部15及び2つの半導体スイッチ20,30は電流制御装置として機能する。
また、前述したように、半導体スイッチ20のソースは半導体スイッチ30のソースに接続されている。このため、ダイオード21のアノードがダイオード31のアノードに接続されている。従って、2つの半導体スイッチ20,30がオフである場合において、半導体スイッチ20,30のドレイン間を電流が流れることはない。
図2は半導体スイッチ20のドレインにおける電圧変動の一例を示す電圧波形である。図2の電圧波形は、第1蓄電器11の両端間の電圧が通常電圧Vnである場合において、外乱ノイズが通常電圧Vnに加わったときに半導体スイッチ20のドレインで生じる電圧変動を示している。図2に示すように、第1蓄電器11の両端間の電圧が通常電圧Vnである場合において、外乱ノイズが通常電圧Vnに加わったとき、半導体スイッチ20のドレインで生じる電圧がΔVnだけ急激に上昇する。その後、第1蓄電器11の両端間の電圧は通常電圧Vnに戻る。
電圧(Vn+ΔVn)は、半導体スイッチ20のドレインにおける電圧の最大値である。このため、半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧は、(Vn+ΔVn)以上であればよい。
電源システム1が通常状態である場合において、外乱ノイズが通常電圧Vnに加わったときに、半導体スイッチ20のドレインにおける電圧が電圧(Vn+ΔVn)となる可能性がある。
半導体スイッチ30のドレインにおける電圧は、第2蓄電器13の両端間の電圧が変圧電圧Vcである場合において、外乱ノイズが変圧電圧Vcに加わったとき、半導体スイッチ20のドレインにおける電圧と同様に変動し、ΔVcだけ急激に上昇する。その後、第2蓄電器13の両端間の電圧は変圧電圧Vcに戻る。
電圧(Vc+ΔVc)は、半導体スイッチ30のドレインにおける電圧の最大値である。このため、半導体スイッチ30のドレイン及びソース間の耐圧は、(Vc+ΔVc)以上であればよい。
電源システム1が通常状態である場合において、外乱ノイズが変圧電圧Vcに加わったときに、半導体スイッチ30のドレインにおける電圧が電圧(Vc+ΔVc)となる可能性がある。
前述したように、変圧電圧Vcは通常電圧Vn未満である。このため、電圧(Vc+ΔVc)は電圧(Vn+ΔVn)未満である。電圧(Vc+ΔVc)は電圧(Vn+ΔVn)未満であるので、電源システム1では、半導体スイッチ30として、ドレイン及びソース間の耐圧が、半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧よりも低い半導体スイッチが用いられる。
例えば、電圧(Vn+ΔVn)は48ボルトであり、電圧(Vc+ΔVc)は24ボルトである。このとき、電源システム1では、半導体スイッチ20として、例えば、ドレイン及びソース間の耐圧が50ボルトである半導体スイッチを用い、半導体スイッチ30として、例えば、ドレイン及びソース間の耐圧が25ボルトである半導体スイッチを用いる。
以上のように、電源システム1では、半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧は第1蓄電器11に印加される電圧に応じた値であり、半導体スイッチ30のドレイン及びソース間の耐圧は第2蓄電器13に印加される電圧に応じた値である。
半導体スイッチ、特に、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)に関して、オン抵抗は、一般的にドレイン及びソース間の耐圧が高い程大きい。これは、ドレイン及びソース間の耐圧が高い半導体スイッチでは、パンチスルー現象を防止するためにチャネル長が確保されており、リーチスルー現象を防止するためにエピタキシャル層のキャリア濃度を低くしているためである。
前述したように、2つの半導体スイッチ20,30に関して、ドレイン及びソース間の耐圧が異なっている。このため、2つの半導体スイッチ20,30のオン抵抗の合成抵抗は、2つの半導体スイッチ20,30の代わりに、ドレイン及びソース間の耐圧が(Vn+ΔVn)である2つの半導体スイッチが用いられた場合における該2つの半導体スイッチのオン抵抗の合成抵抗よりも小さい。2つの半導体スイッチ20,30のオン抵抗の合成抵抗が小さい場合、2つの半導体スイッチ20,30の他端間の抵抗が小さい。従って、制御部15及び2つの半導体スイッチ20,30を有する電流制御装置においては、2つの半導体スイッチ20,30夫々のドレインを介して電流が流れた場合に発生する熱の量は小さい。
また、ドレイン及びソース間の耐圧が低い半導体スイッチは、一般的に、小型であり、安価である。半導体スイッチ30は、ドレイン及びソース間の耐圧が低いので、小型であり、安価である。このため、制御部15及び2つの半導体スイッチ20,30を有する電流制御装置は小型であり、安価に製造される。
(実施の形態2)
実施の形態1においては、半導体スイッチ20のソースが半導体スイッチ30のソースに接続されている。しかしながら、半導体スイッチ20のドレインが半導体スイッチ30のドレインに接続されていてもよい。
以下では、実施の形態2について実施の形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については実施の形態1と同様であるため、同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図3は実施の形態2における電源システム1の要部構成を示すブロック図である。実施の形態2における電源システム1も、実施の形態1における電源システム1と同様に好適に車両に搭載されている。実施の形態2における電源システム1は、実施の形態1における電源システム1が備える全ての構成部を備える。実施の形態2において、発電機10、第1蓄電器11、DCDCコンバータ12、第2蓄電器13、負荷14、制御部15及び電流センサ16夫々は実施の形態1と同様に接続されている。
半導体スイッチ20のドレインは、半導体スイッチ30のドレインに接続されている。半導体スイッチ20のソースには、発電機10及びDCDCコンバータ12夫々の一端と、第1蓄電器11の正極とが接続されている。半導体スイッチ30のソースには、DCDCコンバータ12の他端と、第2蓄電器13の正極と、負荷14の一端とが接続されている。このように、2つの半導体スイッチ20,30は第1蓄電器11及び第2蓄電器13夫々の正極間を接続する。半導体スイッチ20,30のゲートは各別に制御部15に接続されている。
ダイオード21のカソード及びアノード夫々は半導体スイッチ20のドレイン及びソースに接続されている。ダイオード31のカソード及びアノード夫々は半導体スイッチ30のドレイン及びソースに接続されている。従って、ダイオード21のカソードはダイオード31のカソードに接続されている。このため、2つの半導体スイッチ20,30がオフである場合において、半導体スイッチ20,30のソース間を電流が流れることはない。
発電機10、第1蓄電器11、DCDCコンバータ12、第2蓄電器13、負荷14、制御部15及び電流センサ16夫々は、実施の形態1と同様に作用する。これらの作用については、実施の形態1の説明において、半導体スイッチ20のドレイン及びソースを入れ替え、半導体スイッチ30のドレイン及びソースを入れ替えることによって説明することができる。半導体スイッチ20,30のオン及びオフは制御部15によって実施の形態1と同様に行われる。
電圧(Vn+ΔVn)は、半導体スイッチ20のソースにおける電圧の最大値である。このため、半導体スイッチ30のドレイン及びソース間の耐圧は、(Vn+ΔVn)以上であればよい。
実施の形態2における電源システム1が通常状態である場合、半導体スイッチ30のドレイン及びソース間に電圧(Vn+ΔVn)が印加される可能性がある。
電圧(Vc+ΔVc)は、半導体スイッチ30のソースにおける電圧の最大値である。このため、半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧は、(Vc+ΔVc)以上であればよい。
実施の形態2における電源システム1が通常状態である場合、半導体スイッチ20のドレイン及びソース間に電圧(Vc+ΔVc)が印加される可能性がある。
変圧電圧Vcは通常電圧Vn未満である。このため、電圧(Vc+ΔVc)は電圧(Vn+ΔVn)未満である。電圧(Vc+ΔVc)は電圧(Vn+ΔVn)未満であるので、実施の形態2における電源システム1では、半導体スイッチ20として、ドレイン及びソース間の耐圧が、半導体スイッチ30のドレイン及びソース間の耐圧よりも低い半導体スイッチが用いられている。
実施の形態2における電源システム1では、半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧は、第2蓄電器13に印加される電圧に応じた値であり、半導体スイッチ30のドレイン及びソース間の耐圧は、第1蓄電器11に印加される電圧に応じた値である。
以上のように実施の形態2においても、2つの半導体スイッチ20,30に関して、ドレイン及びソース間の耐圧が異なっている。このため、制御部15及び2つの半導体スイッチ20,30を有する実施の形態2の電源システム1は、実施の形態1と同様の効果を奏する。
(実施の形態3)
実施の形態1における電源システム1では、2つの半導体スイッチ20,30に関して、ドレイン及びソース間の耐圧が異なるため、2つの半導体スイッチ20,30夫々のドレインを介して電流が流れた場合に発生する熱の量が小さい。半導体スイッチ20,30夫々に半導体スイッチを並列に接続することによって、発熱量を更に小さくすることができる。
以下では、実施の形態3について実施の形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については実施の形態1と同様であるため、同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図4は実施の形態3における電源システム4の要部構成を示すブロック図である。電源システム4も、実施の形態1における電源システム1と同様に、好適に車両に搭載されている。電源システム4は、電源システム1と同様に、発電機10、第1蓄電器11、DCDCコンバータ12、第2蓄電器13、負荷14、制御部15、電流センサ16及び2つの半導体スイッチ20,30を備え、これらは実施の形態1と同様に接続されている。
電源システム4は、更に、M(M:自然数)個の半導体スイッチ40,40,・・・,40と、N(N:自然数)個の半導体スイッチ50,50,・・・,50とを備える。半導体スイッチ40,50夫々はNチャネル型のFETである。以下では、単にNと記載した場合、それは、Nチャネルではなく、半導体スイッチ40の数を意味する。
M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々には、寄生ダイオードであるダイオード41が接続されている。ダイオード41に関して、カソードは半導体スイッチ40のドレインに接続され、アノードは半導体スイッチ40のソースに接続されている。
N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々にも、寄生ダイオードであるダイオード51が接続されている。ダイオード51に関して、カソードは半導体スイッチ50のドレインに接続され、アノードは半導体スイッチ50のソースに接続されている。
M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々に関して、ドレインは半導体スイッチ20のドレインに接続され、ソースは半導体スイッチ20のソースに接続されている。同様に、N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々に関して、ドレインは半導体スイッチ30のドレインに接続され、ソースは半導体スイッチ30のソースに接続されている。
以上のように、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々は半導体スイッチ20に並列に接続され、N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々は半導体スイッチ30に並列に接続されている。
M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々は第2の半導体スイッチとして機能する。
M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50のゲートは制御部15に各別に接続されている。
半導体スイッチ40,50夫々に関して、制御部15からゲートに印加されている電圧が一定電圧以上である場合、ドレイン及びソース間に電流が流れることが可能である。また、制御部15からゲートに印加されている電圧が一定電圧未満である場合、ドレイン及びソース間に電流が流れることはない。
従って、半導体スイッチ40,50夫々は、ゲートに印加されている電圧が一定電圧以上である場合にオンであり、ゲートに印加されている電圧が一定電圧未満である場合にオフである。
制御部15は、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々のゲートに印加されている電圧を調整することによって、これらのオン及びオフを制御する。
制御部15は、半導体スイッチ20,30を同時又は略同時にオン又はオフにする場合、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50も同時又は略同時にオン又はオフにする。言い換えると、制御部15は、半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50を同時又は略同時にオン又はオフにする。
従って、実施の形態1において2つの半導体スイッチ20,30をオンにすることは、実施の形態3では、半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50をオンにすることに対応する。更に、実施の形態1において2つの半導体スイッチ20,30をオフにすることは、実施の形態3では、半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50をオフにすることに対応する。
実施の形態3では、制御部15は、2つの半導体スイッチ20,30を実施の形態1と同様にオン又はオフにする。発電機10,第1蓄電器11、DCDCコンバータ12、第2蓄電器13、負荷14及び電流センサ16は実施の形態1と同様に作用する。
エンジンが作動している場合において、制御部15は、通常、発電機10の出力電圧を通常電圧に調整し、DCDCコンバータ12に変圧を行わせる。更に、制御部15は、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々をオフにしている。このとき、電源システム4は通常状態であり、電源システム4の通常状態は電源システム1の通常状態に対応する。
制御部15は、電源システム4が通常状態である場合において、DCDCコンバータ12の出力電流が上限電流以上であると判定したとき、発電機10の出力電圧を通常電圧から臨時電圧に低下させ、DCDCコンバータ12に変圧を停止させる。更に、制御部15は、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々を同時又は略同時にオンにする。このとき、電源システム4は直接給電状態であり、電源システム4の直接給電状態は電源システム1の直接給電状態に対応する。
電源システム4が通常状態である場合、及び、電源システム4が直接給電状態である場合夫々において制御部15は実施の形態1と同様の処理を行う。実施の形態3における制御部15の処理に関して、半導体スイッチ20,30だけではなく、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50も同時又は略同時にオン又はオフにする点が実施の形態1と異なる。
エンジンが停止している場合、発電機10が発電することはない。エンジンが停止した場合、制御部15は、DCDCコンバータ12に変圧を停止させ、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50をオフにする。従って、エンジンが停止している場合、負荷14は、第2蓄電器13によって給電され、発電機10及び第1蓄電器11によって給電されることはない。
電源システム4では、ダイオード21,41,41,・・・,41夫々のアノードがダイオード31,51,51,・・・,51夫々のアノードに接続されている。従って、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50がオフである場合において、半導体スイッチ20,30のドレイン間を電流が流れることはない。
電圧(Vn+ΔVn)は、半導体スイッチ20、及び、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々のドレインにおける電圧の最大値である。従って、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40のドレイン及びソース間の耐圧は、(Vn+ΔVn)以上であればよい。
M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々におけるドレイン及びソース間の耐圧は、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々に並列に接続されている半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧と同じ又は略同じである。
電圧(Vc+ΔVc)は、半導体スイッチ30、及び、N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々のドレインにおける電圧の最大値である。従って、N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50のドレイン及びソース間の耐圧は、(Vc+ΔVc)以上であればよい。
N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々におけるドレイン及びソース間の耐圧は、N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々に並列に接続されている半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧と同じ又は略同じである。
実施の形態3においては、制御部15、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50が電流制御装置として機能する。この電流制御装置でも、2つの半導体スイッチ20,30夫々におけるドレイン及びソース間の耐圧が異なる。このため、実施の形態3における電流制御装置も実施の形態1と同様の効果を奏する。
また、半導体スイッチ20、及び、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40のオン抵抗の合成抵抗は半導体スイッチ20のオン抵抗よりも小さい。更に、半導体スイッチ30、及び、N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50のオン抵抗の合成抵抗は半導体スイッチ30のオン抵抗よりも小さい。このため、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50がオンである場合において、2つの半導体スイッチ20,30のドレイン間の抵抗は、実施の形態1における2つの半導体スイッチ20,30のドレイン間の抵抗よりも小さい。従って、実施の形態3における電流制御装置において発生する熱の量は、実施の形態1における電流制御装置において発生する熱の量よりも小さい。
前述したように、半導体スイッチに関して、オン抵抗はドレイン及びソース間の耐圧が高い程大きい。従って、半導体スイッチ20及びM個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々のオン抵抗は、半導体スイッチ30及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々のオン抵抗よりも大きい。
このため、半導体スイッチ20,30のドレイン間の抵抗に関して、半導体スイッチ40を半導体スイッチ20に並列に接続することによって下がる抵抗の下げ幅は、半導体スイッチ50を半導体スイッチ30に並列に接続することによって下がる抵抗の下げ幅よりも大きい。
例えば、半導体スイッチ20,40夫々のオン抵抗が10オームである場合、半導体スイッチ20,40のオン抵抗の合成抵抗は5オームである。従って、半導体スイッチ40を半導体スイッチ20に並列に接続することによって、半導体スイッチ20,30のドレイン間の抵抗は、5オーム下がる。
例えば、半導体スイッチ30,50夫々のオン抵抗が6オームである場合、半導体スイッチ30,50のオン抵抗の合成抵抗は3オームである。従って、半導体スイッチ50を半導体スイッチ30に並列に接続することによって、半導体スイッチ20,30のドレイン間の抵抗は、3オーム下がる。
前述したように、ドレイン及びソース間の耐圧が低い半導体スイッチは一般的に安価である。
半導体スイッチ20に並列に接続されている半導体スイッチ40の数Mは、半導体スイッチ30に並列に接続されている半導体スイッチ50の数Nと異なっている。
以上のことから、MがNよりも大きい場合、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50がオンである状態での2つの半導体スイッチ20,30夫々の他端間の抵抗が実施の形態1における電流制御装置よりも格段に小さい電流制御装置が実現される。
また、NがMよりも大きい場合、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50がオンである状態での2つの半導体スイッチ20,30夫々の他端間の抵抗が実施の形態1における電流制御装置よりも小さい電流制御装置が安価に実現される。
なお、実施の形態3において、半導体スイッチ20に並列に接続されている半導体スイッチ40の数Mは、半導体スイッチ30に並列に接続されている半導体スイッチ50の数Nと同じであってもよい。この場合であっても、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50がオンである状態での2つの半導体スイッチ20,30夫々の他端間の抵抗が実施の形態1における電流制御装置よりも小さい電流制御装置が実現される。
(実施の形態4)
実施の形態3においては、半導体スイッチ20のソースが半導体スイッチ30のソースに接続されている。しかしながら、半導体スイッチ20のドレインが半導体スイッチ30のドレインに接続されてもよい。
以下では、実施の形態4について実施の形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については実施の形態1と同様であるため、同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5は実施の形態4における電源システム4の要部構成を示すブロック図である。実施の形態4における電源システム4も、実施の形態3における電源システム4と同様に好適に車両に搭載されている。実施の形態4における電源システム4は、実施の形態3における電源システム4が備える全ての構成部を備える。実施の形態4において、発電機10、第1蓄電器11、DCDCコンバータ12、第2蓄電器13、負荷14、制御部15及び電流センサ16夫々は実施の形態3と同様に接続されている。
半導体スイッチ20のドレインは、半導体スイッチ30のドレインに接続されている。半導体スイッチ20のソースには、発電機10及びDCDCコンバータ12夫々の一端と、第1蓄電器11の正極とが接続されている。半導体スイッチ30のソースには、DCDCコンバータ12の他端と、第2蓄電器13の正極と、負荷14の一端とが接続されている。このように、2つの半導体スイッチ20,30は第1蓄電器11及び第2蓄電器13夫々の正極間を接続する。半導体スイッチ20,30のゲートは各別に制御部15に接続されている。
M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々に関して、ドレイン及びソース夫々は半導体スイッチ20のドレイン及びソースに接続されている。N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々に関して、ドレイン及びソース夫々は半導体スイッチ30のドレイン及びソースに接続されている。M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50のゲートは各別に制御部15に接続されている。
ダイオード21のカソード及びアノード夫々は半導体スイッチ20のドレイン及びソースに接続されている。ダイオード31及び半導体スイッチ30の接続関係、ダイオード41及び半導体スイッチ40の接続関係、並びに、ダイオード51及び半導体スイッチ50の接続関係夫々は、ダイオード21及び半導体スイッチ20の接続関係と同様である。
従って、ダイオード21,41,41,・・・,41夫々のカソードがダイオード31,51,51,・・・,51夫々のカソードに接続されている。このため、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50がオフである場合において、半導体スイッチ20,30のソース間を電流が流れることはない。
発電機10、第1蓄電器11、DCDCコンバータ12、第2蓄電器13、負荷14、制御部15及び電流センサ16夫々は、実施の形態3と同様に作用する。これらの作用については、実施の形態3の説明において、半導体スイッチ20のドレイン及びソースを入れ替え、半導体スイッチ30のドレイン及びソースを入れ替え、半導体スイッチ40のドレイン及びソースを入れ替え、半導体スイッチ50のドレイン及びソースを入れ替える。これにより、発電機10、第1蓄電器11、第2蓄電器13、負荷14、DCDCコンバータ12、制御部15及び電流センサ16夫々の作用を説明することができる。
2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50のオン及びオフは制御部15によって実施の形態3と同様に行われる。
実施の形態2と同様の理由で、半導体スイッチ30のドレイン及びソース間の耐圧は、(Vn+ΔVn)以上であればよく、半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧は、(Vc+ΔVc)以上であればよい。従って、実施の形態4における電源システム4では、半導体スイッチ20として、ドレイン及びソース間の耐圧が、半導体スイッチ30のドレイン及びソース間の耐圧よりも低い半導体スイッチが用いられている。
実施の形態3と同様に、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々におけるドレイン及びソース間の耐圧は半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧と同じ又は略同じである。更に、N個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々におけるドレイン及びソース間の耐圧は、半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧と同じ又は略同じである。
実施の形態4においても、制御部15、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50が電流制御装置として機能する。この電流制御装置は実施の形態3と同様の特徴を有する。
即ち、実施の形態4における電流制御装置では、2つの半導体スイッチ20,30夫々のドレイン及びソース間の耐圧は互いに異なっており、半導体スイッチ20にM個の半導体スイッチ40,40,・・・,40夫々が並列に接続されており、半導体スイッチ30にN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50夫々が並列に接続されている。また、半導体スイッチ40の数Mは半導体スイッチ50の数Nと異なっている。従って、実施の形態4における電流制御装置は実施の形態3における電流制御装置と同様の効果を奏する。
ただし、実施の形態4では、半導体スイッチ20のドレイン及びソース間の耐圧は、半導体スイッチ30のドレイン及びソース間の耐圧よりも低い。従って、半導体スイッチ20,30のソース間の抵抗に関して、半導体スイッチ50を半導体スイッチ30に並列に接続することによって下がる抵抗の下げ幅は、半導体スイッチ40を半導体スイッチ20に並列に接続することによって下がる抵抗の下げ幅よりも大きい。
このため、MがNよりも大きい場合、実施の形態4における電流制御装置は、NがMよりも大きい場合に実施の形態3における電流制御装置が奏する効果を奏する。そして、NがMよりも大きい場合、実施の形態4における電流制御装置は、MがNよりも大きい場合に実施の形態3における電流制御装置が奏する効果を奏する。
なお、実施の形態4において、半導体スイッチ20に並列に接続されている半導体スイッチ40の数Mは、半導体スイッチ30に並列に接続されている半導体スイッチ50の数Nと同じであってもよい。この場合であっても、2つの半導体スイッチ20,30、M個の半導体スイッチ40,40,・・・,40及びN個の半導体スイッチ50,50,・・・,50がオンである状態での2つの半導体スイッチ20,30夫々の他端間の抵抗が実施の形態2における電流制御装置よりも小さい電流制御装置が実現される。
また、実施の形態1〜4において、半導体スイッチ20,30,40,50夫々は、Nチャネル型のFETに限定されず、例えば、Pチャネル型のFETであってもよい。この場合、制御部15は、ゲートに印加されている電圧を一定電圧未満に調整することよって半導体スイッチ20,30,40,50をオンにし、ゲートに印加されている電圧を一定電圧以上に調整することによって半導体スイッチ20,30,40,50をオフにする。
半導体スイッチ20がPチャネル型のFETである場合、ダイオード21のカソードが半導体スイッチ20のソースに接続され、ダイオード21のアノードが半導体スイッチ20のドレインに接続されている。半導体スイッチ30及びダイオード31の接続関係、半導体スイッチ40及びダイオード41の接続関係、及び、半導体スイッチ50及びダイオード51の接続関係夫々は、半導体スイッチ20及びダイオード21の接続関係と同様である。
従って、実施の形態1〜4において、半導体スイッチ20,30,40,50がPチャネル型のFETである場合における半導体スイッチ20,40のドレイン及びソース間の耐圧は、半導体スイッチ20,30,40,50がNチャネル型のFETである場合における半導体スイッチ30,50のドレイン及びソース間の耐圧である。また、半導体スイッチ20,30,40,50がPチャネル型のFETである場合における半導体スイッチ30,50のドレイン及びソース間の耐圧は、半導体スイッチ20,30,40,50がNチャネル型のFETである場合における半導体スイッチ20,40のドレイン及びソース間の耐圧である。
このため、実施の形態3,4において、半導体スイッチ20,30,40,50がPチャネル型のFETである場合においてMがNより大きいときに電流制御装置が奏する効果は、半導体スイッチ20,30,40,50がNチャネル型のFETである場合においてNがMより大きいときに電流制御装置が奏する効果である。更に、半導体スイッチ20,30,40,50がPチャネル型のFETである場合においてNがMより大きいときに電流制御装置が奏する効果は、半導体スイッチ20,30,40,50がNチャネル型のFETである場合においてMがNより大きいときに電流制御装置が奏する効果である。
また、実施の形態3,4において、半導体スイッチ40の数M又は半導体スイッチ50の数Nはゼロであってもよい。半導体スイッチ40の数Mがゼロである場合であっても、半導体スイッチ30にN個の半導体スイッチ50が並列に接続されているため、半導体スイッチ20,30のドレイン間の抵抗は小さい。同様に、半導体スイッチ50の数Nがゼロである場合であっても、半導体スイッチ20にM個の半導体スイッチ40が並列に接続されているため、半導体スイッチ20,30のドレイン間の抵抗は小さい。
更に、実施の形態1〜4において、DCDCコンバータ12の構成は、一端に印加されている電圧を降圧する構成に限定されず、一端に印加されている電圧を昇圧する構成であってもよい。この場合、通常電圧は変圧電圧よりも低い。
開示された実施の形態1〜4は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1,4 電源システム
11 第1蓄電器
13 第2蓄電器
14 負荷
15 制御部(スイッチ制御部、電流制御装置の一部)
20,30 半導体スイッチ(電流制御装置の一部)
40,50 半導体スイッチ(第2の半導体スイッチ、電流制御装置の一部)

Claims (4)

  1. 一端が互いに接続されている2つの半導体スイッチを略同時にオン又はオフにするスイッチ制御部を備え、該スイッチ制御部が前記2つの半導体スイッチをオン又はオフにすることによって前記2つの半導体スイッチの他端間を流れる電流を制御する電流制御装置において、
    該2つの半導体スイッチ夫々の両端間の耐圧は互いに異なっており、
    該2つの半導体スイッチは2つの蓄電器夫々の一端間を接続すること
    を特徴とする電流制御装置。
  2. 前記2つの半導体スイッチのいずれかに並列に接続されている一又は複数の第2の半導体スイッチを備え、
    該一又は複数の第2の半導体スイッチ夫々は、並列に接続されている前記半導体スイッチと略同じ耐圧を有し、
    前記スイッチ制御部は、前記2つの半導体スイッチと、前記一又は複数の第2の半導体スイッチとを略同時にオン又はオフにすること
    を特徴とする請求項1に記載の電流制御装置。
  3. 前記2つの半導体スイッチ中の一方の半導体スイッチに並列に接続されている前記第2の半導体スイッチの数は、他方の半導体スイッチに並列に接続されている前記第2の半導体スイッチの数と異なっていること
    を特徴とする請求項2に記載の電流制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の電流制御装置と、
    前記2つの蓄電器と、
    該2つの蓄電器によって給電される負荷と
    を備え、
    前記2つの蓄電器夫々には異なる電圧が印加されること
    を特徴とする電源システム。
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