JP2016151714A - 光学機器の制御方法、レンズ装置、撮像装置および撮影システム - Google Patents

光学機器の制御方法、レンズ装置、撮像装置および撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】光学素子の良好な位置検出と省電力を両立すること【解決手段】発光素子131を備え、フォーカスレンズ110の位置を検出する位置センサ130を利用して撮影時の電力を制御する制御方法は、フォーカスレンズを所定位置に移動させる際に、発光素子を第1の発光量で点灯させ(S103)、フォーカスレンズが所定位置であり、かつ、長時間露光またはバルブ撮影が設定されている場合、露光前に、発光素子の発光量を小さくし(S114)、その他の撮影の場合は、露光前に、発光素子の第1の発光量を変更しない(S113のN)。【選択図】図1

Description

本発明は、光学機器の制御方法、レンズ装置、撮像装置および撮影システムに関する。
特許文献1は、レンズの位置を検出する位置検出手段を有し、レンズが停止している場合に位置検出手段への電力供給を停止させるテレビカメラ用レンズ装置を提案している。
特開平10−68862号公報
しかし、センサは電源投入後に出力が安定するまで一般に時間がかかる。このため、特許文献1のように、レンズが停止するたびに位置検出手段への電源を停止すると、レンズ駆動時の位置検出開始までに時間がかかり、連写撮影などではシャッタータイミングを逃したり、合焦ができなくなったりするおそれがある。
本発明は、光学素子の良好な位置検出と省電力を両立することが可能な光学機器の制御方法、レンズ装置、撮像装置および撮影システムを提供することを例示的な目的とする。
本発明のレンズ装置は、光学素子と、発光素子と、該発光素子からの光を受光する受光素子を備え、該受光素子の検出結果に基づいて、前記光学素子の位置を検出する位置検出手段と、前記発光素子の発光量を制御するレンズ制御手段と、を有し、撮像装置に取り外し可能に装着されるレンズ装置であって、前記レンズ制御手段は、前記撮像装置の撮影モードが第1の撮影モードに設定されている場合、前記発光素子を第1の発光量で点灯させ、前記撮像装置の撮影モードが前記第1の撮影モードよりも露光時間が長い第2の撮影モードに設定され、かつ前記光学素子が所定位置にあることが検出された場合、前記発光素子を第1の発光量よりも小さい第2の発光量で点灯させるか、または、前記発光素子を消灯させることを特徴とする。
本発明によれば、光学素子の良好な位置検出と省電力を両立することが可能な光学機器の制御方法、レンズ装置、撮像装置および撮影システムを提供することができる。
本実施形態のカメラシステムのブロック図である。 図1に示すフォーカスレンズの位置センサの構成を示す図である。 図1に示す絞りの位置センサの構成を示す図である。 図1に示すカメラシステムの動作を示すフローチャートである。 図5に示すフローチャートの変形例である。
図1は、本実施形態のカメラシステム(撮影システム)のブロック図である。カメラシステムは、交換レンズ(レンズ装置)100と、交換レンズ100が取り外し可能(交換可能)に装着されるカメラ(撮像装置)200を有する。本実施形態のカメラ200は、デジタル一眼レフカメラであるが、ノンフレックス一眼レフカメラ(ミラーレスカメラ)などこれに限定されない。また、本発明はレンズ一体型カメラ(光学機器)にも適用可能である。
カメラ200と交換レンズ100は、端子109と209を介して、情報通信可能に接続される。また、端子109と209を介して、交換レンズ100はカメラ200から電源を供給される。
交換レンズ100は、カメラ200に交換可能に装着されるレンズ装置である。交換レンズ100は、レンズCPU102、メモリ104、スイッチ106、端子109、撮影光学系、各種の駆動手段、位置検出手段、挿抜検出手段119、その他の部材を有する。
レンズCPU102は、交換レンズ100の各部の動作を制御するレンズ制御手段であり、マイクロコンピュータから構成される。レンズCPU102は、撮影時の電力を制御する制御方法を実行する。この場合、レンズCPU102は、カメラ200に後述する第1の撮影モードが設定されているかどうかの情報、第1の撮影モードよりも露光時間が長い第2の撮影モードが設定されているかどうかの情報など、をカメラCPU202から受信することになる。但し、この制御方法は、カメラCPU202が実行してもよい。
メモリ104は、交換レンズ100に固有の特性情報、光学情報、制御方法のプログラム、それに使用される情報を記憶する。レンズCPU102は、特性情報、光学情報、その他の情報をカメラ200内の後述するカメラCPU202に送信する。特性情報には、交換レンズ100の名称(機種を特定するためのID情報)、最大通信速度、開放F値、変倍レンズか否か、対応可能なAFシステム、AF可能な像高等の情報が含まれる。また、光学情報には、フォーカスレンズ110の位置、変倍レンズ112の位置、絞り114の状態等のマトリクスで得られるフォーカスレンズ110の敏感度情報、ピント補正量(設計値)、ピント補正製造誤差値の情報等が含まれる。その他の情報は、その他の動作状態、設定状態、各種情報の要求命令(送信要求)および駆動命令等の情報を含む。
スイッチ106は、ユーザが、自動焦点調節(AF)か手動焦点調節(MF)を選択することを可能にする操作手段である。スイッチ106の状態も、端子109、209を介して、交換レンズ100からカメラ200に送信される。
撮影光学系は、被写体像を形成し、フォーカスレンズ110、変倍レンズ112、絞り114、補正レンズ116、内蔵エクステンダー118等の複数の光学素子を含む。OAは、撮影光学系の光軸である。これらの光学素子は、移動によって撮影条件を変更することができる。
フォーカスレンズ110は、光軸方向に移動して焦点調節を行う。変倍レンズ112は、光軸方向に移動して焦点距離を変更する。また、不図示の変倍レンズ駆動手段をユーザが操作することにより、変倍レンズ112を駆動させることが可能である。変倍レンズ112が駆動された場合、不図示の変倍レンズ駆動検出手段により変倍レンズ112の駆動方向及び駆動量を検出することができる。絞り114は、撮影光学系の射出瞳位置に配置され、入射光量を調節する。補正レンズ116は、光軸に直交する方向に移動されて像ぶれを補正する。なお、「直交する方向」は光軸に直交する成分があれば足り、光軸に斜めに移動されてもよい。
内蔵エクステンダー118は、交換レンズ100の鏡筒に設けられたレバーなどの操作部をユーザが操作することによって光軸に挿抜される。内蔵エクステンダー118が光軸に挿抜されると、撮影光学系の焦点距離、明るさ、収差等の光学特性が変化する。内蔵エクステンダー118の光軸への挿入及び退避は挿抜検出手段119によって検出され、検出結果はレンズCPU102に送信され、その後、レンズCPU102からカメラCPU202に送信される。
駆動手段は、MF駆動手段120、AF駆動手段122、絞り駆動手段124、ロック駆動手段126、補正レンズ駆動手段128を含む。
MF駆動手段120は、ユーザが、MFにおいて、フォーカスレンズ110を手動で移動させることを可能にする。また、MF駆動手段120が操作された場合は、不図示のMF駆動検知手段によりMF駆動手段120が操作された方向及び操作量を検出することができる。AF駆動手段122は、AFにおいて、フォーカスレンズ110を移動させ、モータ123を含む。絞り駆動手段124は、絞り114を駆動して開口を変化させ、モータ125を含む。
ロック駆動手段126は、メカロック127を駆動して、メカロック127の状態をロック状態とロック解除状態(アンロック状態)の間で変化させる。メカロック127は、ロック状態のときに補正レンズ116を固定し、ロック解除状態のときに補正レンズ116が移動できるように補正レンズ116の固定を解除する。補正レンズ駆動手段128は、補正レンズ116を光軸OAに直交する方向に移動させる。
位置検出手段は、位置センサ130、140を含み、いずれも発光素子と、発光素子からの光を受光する受光素子を備え、受光素子の受光結果(検出結果)に基づいて、光学素子の位置を検出する光学機器である。位置センサ130は、フォーカスレンズ110の光軸上の位置を検出し、位置センサ140は、絞り114の開口位置を検出する。位置検出手段による検出結果はレンズCPU102からカメラCPU202に送信される。
図2(a)は、フォーカスレンズ110、モータ123、位置センサ130の配置例を示す図であり、図2(b)は位置センサ130の回路構成例を示す図である。位置センサ130は、発光素子131、受光素子132、スケール133、FET136を含む。位置センサ130は、図2では、スケール133で反射する光の光量変化により、フォーカスレンズ110の位置を検出する。
発光素子131は、スケール133に光束を照射し、図2(b)ではLEDとして構成されているが、これに限定されない。受光素子132は、フォトダイオード等からなり、発光素子131から照射され、スケール133によって反射された光束を受光する。スケール133は反射型であり、反射部134と非反射部135が交互に配列されたパターンを有する。なお、スケール133のパターンは図2(a)に示すものに限定されない。モータ123は、フォーカスレンズ110とスケール133を矢印方向に同時に駆動させる。スケール133が移動することによって、光束が明暗のパターンとなり、受光素子132に到達する。
FET136は、発光素子131が発光する発光量を調整する。発光素子131は、所定の発光量(第1の発光量)で点灯する状態と消灯との間で調整可能でもよいし、所定の発光量、所定の発光量よりも小さい発光量(第2の発光量)で点灯する状態と消灯との間で調整可能でもよい。第1の発光量は、位置センサ130がフォーカスレンズ110の位置を所定の精度で検出するのに必要な発光量である。また、第2の発光量は、位置センサ130がフォーカスレンズ110の位置を所定の精度で検出することができない発光量である。
レンズCPU102からのAD出力により、FET136のゲート電圧を設定して、発光素子131に流れる電流を調整する。FET136のゲート電圧制御は、レンズCPU102のPWM出力により制御してもよい。
図3(a)は、絞り114、モータ125、位置センサ140の配置例を示す図であり、図3(b)は、位置センサ140の回路構成例を示す図である。位置センサ140は、図3では、フォトインタラプタ141、遮光壁144、FET145を含む。モータ125は、絞り114と遮光壁144を同時に駆動させる。
フォトインタラプタ141の発光素子(LED等)142からの光を受光素子143で受光または遮光壁144が遮光することにより、絞り114の位置を検出する。この例では、絞り114が全開放状態となった時に、発光素子142の光線を遮光する位置に遮光壁144が到達する。
FET145は、発光素子142が発光する発光量を調節する。発光素子142は、所定の発光量(第1の発光量)で点灯する状態と消灯との間で調整可能でもよいし、所定の発光量、所定の発光量よりも小さい発光量(第2の発光量)で点灯する状態と消灯との間で調整可能でもよい。この場合の第1の発光量は、位置センサ140が絞り114の位置を所定の精度で検出するのに必要な発光量である。また、第2の発光量は、位置センサ140が絞り114の位置を所定の精度で検出することができない発光量である。
レンズCPU102からのAD出力により、FET145のゲート電圧を設定して、発光素子142に流れる電流を調整する。発光素子142の電流調整方法はこの方法に限定されない。例えば、FET145のゲート電圧をPWM制御したり、AD出力を発光素子142のカソードに直接接続して定電流回路を構成したり、レンズCPU102のポート出力としてFET145をオンオフしたりしてもよい。
カメラ200は、カメラCPU202、メモリ204、端子209、メインミラー210、サブミラー211、AFセンサ212、ペンタプリズム213、ファインダ214、シャッター215、撮像素子216、設定手段218、その他の部材を有する。
カメラCPU202は、カメラ200内の各部を制御するカメラ制御手段であり、マイクロコンピュータから構成される。カメラCPU202は、レンズCPU102と端子209、109を介して、各種の情報を通信し、ユーザの入力に応じてレンズCPU102に各種の命令を送信する。上述したように、カメラCPU202が、位置検出手段の発光素子の発光量を制御する制御方法を実行してもよい。この場合、カメラCPU202は、レンズCPU102から位置センサ130、140が発光素子131、142を含む情報を受信する。メモリ204は、カメラ200のID、レンズCPU102から受信した情報等を記憶するが、カメラCPU202が制御方法を行う場合は、制御方法のプログラム、それに使用される情報も記憶する。
メインミラー210は、ハーフミラーから構成され、光束の一部を反射し、残りを透過する。サブミラー211は、メインミラー210を透過した光を反射してAFセンサ212に導く。AFセンサ212は、一対の被写体像の像信号の位相差を検出することによって焦点検出をする、いわゆる位相差検出方式の焦点検出(位相差AF)を行う。なお、AF方式は位相差AFに限定されない。
ペンタプリズムは2回反射によって正立正像の光を射出する。ファインダ214は、ユーザが被写体を観察することを可能にする。シャッター215は撮像素子216の露光を調節する。撮像素子216は、被写体像を光電変換し、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成されている。
設定手段218は、ユーザが各種の設定を行うことが可能なダイアル、ボタン、パネル、レバー、スイッチなどの入力手段である。設定手段218は、第1の撮影モードと、第1の撮影モードよりも露光時間が長い第2の撮影モードと、を設定することができる。第1の撮影モードは、連写撮影モードを含む。第2の撮影モードは、長時間露光モード(長秒露光モード)やバルブ撮影モードを含む。長時間露光は、シャッター215を開放したまま、撮像素子216を長く露光する撮影方式である。バルブ撮影は、1秒よりも長いシャッタースピードの時、レリーズスイッチを押している間中シャッター215が開く撮影方式である。連写撮影は、レリーズスイッチを押している間中、連続して撮影する撮影方式をいう。
メインミラー210とサブミラー211は、図1に示すミラーダウン位置と不図示のミラーアップ位置の間で移動可能に構成されている。ミラーアップ位置では、メインミラー210とサブミラー211は光軸から退避し、撮影光束は撮像素子216に入射する。ミラーダウン位置では、撮影光学系を通った撮影光束は、メインミラー210にて反射され、一部がペンタプリズム213を通り、ファインダ214に導かれる光束と、サブミラー211に反射されてAFセンサ212に導かれる光束に分割される。
カメラCPU202は、スイッチ106がAFを選択していると判断するとAF動作に入る。カメラCPU202は、AFセンサ212からの出力を処理し、撮影光学系の焦点状態を検出し、取得したレンズの光学情報と共に、被写体に対する合焦状態を得るためのフォーカスレンズ110の駆動量を算出する。カメラCPU202は、算出したフォーカスレンズ駆動量をレンズCPU102に送信する。レンズCPU102は、位置センサ130からのフォーカスレンズ110の位置情報と受信したフォーカスレンズ駆動量に応じてAF駆動手段122を制御することにより、フォーカスレンズ110を合焦位置に駆動する。
カメラCPU202は、スイッチ106がMFを選択していると判断すると、AFは行われず、ユーザがMF駆動手段120を介してフォーカスレンズ110を所定位置に手動で駆動させて焦点調節を行う。
カメラCPU202は、カメラ200に設けられた不図示のレリーズスイッチの半押し操作に応じて、不図示の測光センサによる測光結果またはユーザが設定した絞り値に応じた絞り114の駆動量を算出する。次いで、カメラCPU202は、絞り駆動量をレンズCPU102に送信し、レンズCPU102は、受信した絞り駆動量と位置センサ140からの絞り位置情報に応じて絞り駆動手段124を制御することにより、絞り114を駆動する。
また、カメラCPU202は、レリーズスイッチの半押し操作に応じて、手振れ補正開始命令をレンズCPU102に送信する。レンズCPU102は、手振れ補正開始命令を受信すると、まず、補正レンズ駆動手段128を制御して補正レンズ116を制御中心位置に保持し、続いて、ロック駆動手段126を制御してメカロック127を駆動させてロックを解除する。その後、レンズCPU102は、不図示の手振れ検出手段の検出結果に従って補正レンズ駆動手段128を制御して補正レンズ116を駆動し、手振れを補正する。
カメラCPU202は、レリーズスイッチの全押し操作に応じて、シャッター215を駆動し、撮影光学系からの光束を撮像素子216に導き、露光(撮影)を行う。カメラCPU202は、撮像素子216からの出力に基づいて画像データ(動画や静止画)を生成し、記録媒体に記録する。
図4は、カメラシステムの動作を示すフローチャートであり、ここでは、レンズCPU102が主として撮影時の電力を制御する制御方法を実行している。図5は図4の変形例である。「S」はステップ(工程)、YはYes(はい)、NはNo(いいえ)を表している。図4、5に示すフローチャートは、コンピュータに各ステップを実行させるためのプログラムとして具現化が可能である。かかるプログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。
S101では、カメラCPU202は、ユーザがレリーズスイッチを操作したかどうかを判断している。ユーザがレリーズスイッチを操作して撮影動作開始を指示すればS102へ進み、操作がなければ、判断を続ける。
S102では、カメラCPU202は、レンズCPU102と通信し、ユーザが設定した撮影モードをレンズに通信する。撮影モードは、バルブ撮影モード、連写撮影モード等である。
S103では、レンズCPU102は、位置センサ130、140の発光素子131、142の光量を検出可能なレベルに設定する。S103は、発光素子131、142を第1の発光量で点灯させるステップとして機能する。
S104では、カメラCPU202は、AFセンサ212からの出力を処理して撮影光学系の焦点状態を検出し、レンズの光学情報と合わせて、被写体に対する合焦状態を得るためのフォーカスレンズ110の駆動量を算出する。
S105では、カメラCPU202は、フォーカスレンズ110の駆動量をレンズCPU102へ送信する。S106では、レンズCPU102は、位置センサ130の出力とカメラ200から受信した駆動量に従い、AF駆動手段122を制御し、フォーカスレンズ110を合焦位置に駆動する。
S107では、カメラCPU202は、AFセンサ212の出力等から合焦位置であるかどうか判断し、合焦していないと判断するとS108へ進み、合焦していると判断するとS109へ進む。即ち、S107のYは、位置センサ130によってフォーカスレンズが所定位置(合焦位置)にあることが検出されたことを意味する。
S108では、カメラCPU202は、再度レンズCPU102にフォーカスレンズ駆動量を送信し、S106に戻る。S109では、カメラCPU202は、不図示の測光センサ出力からの出力や、ユーザの設定を判断して絞り114の駆動量を決定する。
S110では、カメラCPU202は、絞り114の駆動量をレンズCPU102へ送信する。S111では、レンズCPU102は、受信した絞り駆動量と、位置センサ140からの絞り位置情報から絞り駆動手段124を制御し、絞り114を駆動する。S111は、位置センサ140によって検出された絞り114の位置が所定位置(設定されたFnoを与える位置)にあることを意味する。
S112では、カメラCPU202は、露光時間をレンズCPU102へ送信する。S113では、レンズCPU102は、カメラCPU202より受信した撮影モード情報と露光時間から、今回の撮影がバルブ撮影であるか、または所定の露光時間より長い長時間露光なのかを判断する。
S113で長時間露光またはバルブ撮影と判断されるとS114に進み、S113でバルブ撮影または長時間露光と判断されなかった場合はS115に進む。
S114では、レンズCPU102は、位置センサ130、140の発光素子131、142の光量をS103で設定した光量より小さい値に設定する。S114は、発光素子131、142の発光量を第1の発光量よりも小さい第2の発光量で点灯させるか、または、前記発光素子を消灯させるステップとして機能する。長時間露光またはバルブ撮影の場合には、発光素子131、142の発光量が小さくなるので、省電力となる。なお、S114を、S107のY、S111、S113のYが全て満足された直後に行われることによって省電力を図ることができる。
S113のNは、長時間露光またはバルブ撮影が設定されていない場合は、露光前に、発光素子131、142の第1の発光量を変更しないこと(第1の発光量で点灯させること)を意味する。発光素子131、142の発光量は維持されるので、連写撮影等で、直ちにフォーカスレンズ110等の位置を検出することができ、シャッターチャンスを逃すことを防止することができる。
S115では、カメラCPU202はシャッター215を開いて露光を開始し、一定時間後にシャッター215を閉じて露光を終了する(S116)。
その後、S117にて、レンズCPU102は、位置センサ140の発光素子142の光量を検出可能なレベルに設定し、S118にて、絞り114を開放状態へ駆動する。その後、S119にて、位置センサ140の発光素子142の光量をS103で設定した光量よりも小さい値に設定する。
図5に示すように、位置センサ130、140の発光素子131、142の光量を個別のタイミングで設定する点で図4と相違する。図5においては、図4と同様のステップには、同様の参照符号を付しており、以下、相違する点だけを説明する。S102の後で、S103の代わりにS121が行われる。S121では、レンズCPU102は、位置センサ130の発光素子131の光量を検出可能なレベルに設定する。その後、S104〜S108がなされ、S122がなされる。S122では、レンズCPU102は、位置センサ140の発光素子142の光量を検出可能なレベルに設定する。後のステップは図4と同一である。
なお、カメラCPU202が制御方法を実行する場合は以下のようになる。即ち、カメラCPU202は、まず、S103で、発光素子131、142を第1の発光量で点灯させて位置センサ130、140にフォーカスレンズ110、絞り114の位置を検出させる信号をレンズCPU102に送信する。次に、カメラCPU202は、位置センサによってこれらの光学素子が所定位置にあることが検出され、かつ、設定手段218によって第2の撮影モードが設定されている場合、露光前に、前記発光素子の前記発光量を前記第1の発光量よりも小さくする。即ち、第2の発光量で点灯させるか、または、前記発光素子を消灯させる。また、カメラCPU202は、設定手段218によって第1の撮影モードが設定されている場合は、露光前に、発光素子131、142の第1の発光量を変更しない(前記発光素子を第1の発光量で点灯させる)。
各実施例では、レリーズスイッチが操作されたことをトリガーとして、フォーカスレンズ110や絞り114の駆動を開始している。その他、フォーカスレンズ110のMF駆動手段120や不図示の変倍レンズ駆動手段が操作されたことをトリガーとして、フォーカスレンズ110や絞り114の駆動を開始してもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
光学機器は、たとえば、デジタルカメラ、監視カメラ、ビデオカメラなどの撮像装置、交換レンズとカメラ本体からなるカメラシステムに適用することができる。
102…レンズCPU(レンズ制御手段)、110…フォーカスレンズ(光学素子)、114…絞り(光学素子)、130、140…位置センサ(位置検出手段)、131、142…発光素子、132、143…受光素子、202…カメラCPU(カメラ制御手段)、

Claims (9)

  1. 光学素子と、
    発光素子と、該発光素子からの光を受光する受光素子を備え、該受光素子の検出結果に基づいて、前記光学素子の位置を検出する位置検出手段と、
    前記発光素子の発光量を制御するレンズ制御手段と、
    を有し、撮像装置に取り外し可能に装着されるレンズ装置であって、
    前記レンズ制御手段は、
    前記撮像装置の撮影モードが第1の撮影モードに設定されている場合、前記発光素子を第1の発光量で点灯させ、前記撮像装置の撮影モードが前記第1の撮影モードよりも露光時間が長い第2の撮影モードに設定され、かつ前記光学素子が所定位置にあることが検出された場合、前記発光素子を第1の発光量よりも小さい第2の発光量で点灯させるか、または、前記発光素子を消灯させることを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記レンズ装置は、焦点調節のためのフォーカスレンズを含み、
    前記撮像装置の撮影モードが前記第2の撮影モードに設定され、かつ、前記フォーカスレンズが合焦位置にある場合、前記発光素子を第1の発光量よりも小さい第2の発光量で点灯させるか、または、前記発光素子を消灯させることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記光学素子は、光量を調節するための絞りを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
  4. 前記第1の撮影モードは、連写撮影モードであることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
  5. 前記第2の撮影モードは、長時間露光モードまたはバルブ撮影モードであることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
  6. 発光素子と、該発光素子からの光を受光する受光素子を備え、該受光素子の検出結果に基づいて、光学素子の位置を検出する光学機器の制御方法であって、
    前記発光素子を点灯させるステップと、
    前記受光素子の検出結果に基づいて前記光学素子の位置を検出するステップを有し、
    撮影モードが第1の撮影モードに設定されている場合、前記発光素子を第1の発光量で点灯させ、撮影モードが前記第1の撮影モードよりも露光時間が長い第2の撮影モードに設定され、かつ前記光学素子が所定位置にあることが検出された場合、前記発光素子を第1の発光量よりも小さい第2の発光量で点灯させるか、または、前記発光素子を消灯させることを特徴とする光学機器の制御方法。
  7. 光学素子と、
    発光素子と、該発光素子からの光を受光する受光素子を備え、該受光素子の検出結果に基づいて、前記光学素子の位置を検出する位置検出手段と、
    を有するレンズ装置が取り外し可能に装着される撮像装置であって、
    撮影モードを設定するための設定手段と、
    前記位置検出手段の前記発光素子の発光量を制御するカメラ制御手段と、
    を有し、
    前記カメラ制御手段は、
    前記設定手段によって撮影モードが第1の撮影モードに設定されている場合、前記発光素子を前記第1の発光量で点灯させ、前記設定手段によって撮影モードが前記第1の撮影モードよりも露光時間が長い第2の撮影モードに設定され、かつ前記光学素子が所定位置にあることが検出された場合、前記発光素子を前記第1の発光量よりも小さい第2の発光量で点灯させるか、または、前記発光素子を消灯させることを特徴とする撮像装置。
  8. レンズ装置と、該レンズ装置が取り外し可能に装着される撮像装置と、を有する撮影システムであって、
    前記レンズ装置は、
    光学素子と、
    発光素子と、該発光素子からの光を受光する受光素子を備え、該受光素子の検出結果に基づいて、前記光学素子の位置を検出する位置検出手段と、
    前記発光素子の発光量を制御するレンズ制御手段と、
    を有し、
    前記レンズ制御手段は、
    前記撮像装置の撮影モードが第1の撮影モードに設定されている場合、前記発光素子を第1の発光量で点灯させ、前記撮像装置の撮影モードが前記第1の撮影モードよりも露光時間が長い第2の撮影モードに設定され、かつ前記光学素子が所定位置にあることが検出された場合、前記発光素子を第1の発光量よりも小さい第2の発光量で点灯させるか、または、前記発光素子を消灯させることを特徴とする撮影システム。
  9. レンズ装置と、該レンズ装置が取り外し可能に装着される撮像装置と、を有する撮影システムであって、
    前記レンズ装置は、
    光学素子と、
    発光素子と、該発光素子からの光を受光する受光素子を備え、該受光素子の検出結果に基づいて、前記光学素子の位置を検出する位置検出手段と、
    を有し、
    前記撮像装置は、
    撮影モードを設定するための設定手段と、
    前記位置検出手段の前記発光素子の発光量を制御するカメラ制御手段と、
    を有し、
    前記カメラ制御手段は、
    前記設定手段によって撮影モードが第1の撮影モードに設定されている場合、前記発光素子を前記第1の発光量で点灯させ、前記設定手段によって撮影モードが前記第1の撮影モードよりも露光時間が長い第2の撮影モードに設定され、かつ前記光学素子が所定位置にあることが検出された場合、前記発光素子を前記第1の発光量よりも小さい第2の発光量で点灯させるか、または、前記発光素子を消灯させることを特徴とする撮影システム。
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