JP2016133706A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送スクリュー15の現像剤循環の下流側に設けた返しスクリュー152による押し戻し力を超えた現像剤を、排出スクリュー153によって現像容器外へ排出する機構を備えた現像装置10において、返しスクリュー152を超えた先で排出スクリュー153に搬送されずに現像容器11との空間に滞留する現像剤が増加し、余剰現像剤のスムーズな排出を阻害する。
【解決手段】返しスクリュー152の現像剤搬送方向の上流端につば部(円板部)154を備え、返しスクリュー152を超えた先でつば部154と現像容器との空間に滞留する現像剤を掻き取るために、つば部154から排出スクリュー153側へ突出した突起部155を設ける。周方向に部分的な突起部155を設けることで、スクリュー15と一体で回転する突起部155が搬送スクリュー15と現像容器の間に滞留する現像剤を掻き取り、余剰現像剤の排出を安定させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、トナー及びキャリアからなる2成分現像剤を内部に収納する現像装置に関する。
電子写真方式や静電記録方式を採用する画像形成装置、特に電子写真方式によってフルカラーやマルチカラー画像を形成する画像形成装置には、発色性や混色性といった観点から殆どの現像装置がトナーとキャリアを混合した2成分現像剤を使用している。
周知のように、2成分現像剤を用いた現像法は、キャリアとトナーの摩擦帯電によりトナーに電荷を付与し、電荷が付与されたトナーを潜像に対して静電的に付着させることによって画像を形成する方法である。このような2成分現像方式において、高耐久、高安定を満足した画像を提供していくためには、安定したトナー帯電量(以下「トリボ」と称す。)を付与することが重要であり、そのためにはキャリアの帯電付与能力が耐久前後で安定していることが必要である。
しかし、実際にはトナーは随時現像動作により消費されていくのに対し、キャリアは消費されずに現像装置内に残る。そのため、耐久(即ち、長時間使用)していくとキャリアは長時間トナーとともに攪拌され、表面がトナーやトナーの外添剤の付着により汚染されることとなる。その結果、キャリアのトリボ付与能力が下がりトリボが低下することで、飛散かぶり等の画像劣化が生じてしまう。
そこで、このような問題に対して、現像装置へキャリアを含む現像剤を補給することにより、帯電性能の劣化を抑制させる現像装置が提案されている。
特許文献1には、画像形成に伴って、トナーにキャリアを所定割合で混合した補給用2成分現像剤を現像装置に補給し、この補給により過剰となった現像装置内の余剰現像剤を、現像容器内に設けられた現像剤排出口から排出するという構成が提案されている。特許文献1に記載の構成について、図2を参照して簡単に説明する。
現像容器11内の現像剤を循環させる第1および第2の搬送スクリュー14、15を備えている。現像容器11は第2の搬送スクリュー15の現像剤搬送方向Bの下流の突き当りに現像剤を排出する現像剤排出路11cを備える。図2では現像剤排出路11cは第2の搬送スクリュー15に設けられたつば部154の陰になっている。第2の搬送スクリュー15は現像剤を循環させる方向に搬送して現像剤排出路11cに送り込む第1のスパイラル部151の下流側に、回転に伴う現像剤搬送方向が第1のスパイラル部151とは逆方向の第2のスパイラル部152が連結されている。
これにより、第2の搬送スクリュー15の回転に伴い第1のスパイラル部151によって現像剤排出路11cに向かって搬送される現像剤の大部分を、第2のスパイラル部152が押し戻して、現像剤の排出が過剰にならないような構成を実現している。
特許文献1の余剰現像剤排出構成について、さらに詳しく説明する。図示しない現像剤補給ユニットからの現像容器内への現像剤補給が多い状態が続く場合には、現像容器内の現像剤量が増加し、現像剤面(現像容器内の現像剤溜りの表面レベル)が上昇する。このとき、第1のスパイラル部151によって搬送される現像剤量に対して、第2のスパイラル部152で押し戻す現像剤量が相対的に小さくなる為、余剰現像剤が第2のスパイラル部152を乗り越える。
第2のスパイラル部152の押し戻しを乗り越えた余剰現像剤は、回転に伴う搬送方向が第1のスパイラル部151と同じ方向で、第2のスパイラル部152の上流側に連結された第3のスパイラル部153(図5)によって現像剤排出路11cに搬送される。この結果、現像容器内の現像剤面の上昇、及び現像剤量の増加は、ある最大値で飽和する。
一方、現像容器内への現像剤の補給が少ない、或いは補給が無い状態が続く場合には、上記で説明したような現像剤の排出により、徐々に現像剤量が減少し、現像容器内の現像剤面が低下する。但し、ある程度現像剤量が減少して現像剤面が低下すると、第1のスパイラル部151によって搬送される現像剤量に対して、第2のスパイラル部152で押し戻す現像剤量が相対的に大きくなる。その為、余剰現像剤が第2のスパイラル部152の押し戻しを乗り越えることが出来なくなり、現像剤の排出量が低下する。この結果、現像容器内の現像剤面の低下、及び現像剤量の減少は、ある最小値で飽和する。
従って、上記構成においては現像容器内の現像剤量にはある最大最小の現像剤量が存在し、その間で現像剤量は変動する。しかし、現像容器内の現像剤量が多過ぎると、現像剤の攪拌が不十分となって、ムラやカブリの発生などの問題や、現像容器からの現像剤の溢れが生じる。逆に、現像容器内の現像剤量が少な過ぎると、静電潜像を形成する現像剤量の不足から、濃度ムラや白抜けなどの画像不良が生じてしまう。従って、現像容器内の現像剤量の変動は適切な範囲内に維持することが重要である。
特許文献1では、画像形成のプロセススピードの変化等によって搬送スクリューの回転速度が変化した場合にも、現像剤の排出量を安定させ、現像容器内の現像剤量の変動を抑制させる構成として、以下を提案している。
即ち、第2のスパイラル部152の現像剤排出路11c側の末端につば部154を連結し、第2のスパイラル部152の谷部を現像剤排出口側へ露出させない構成である。これにより、スパイラル部の谷部が露出した際に、特に搬送スクリューの回転速度が高い場合に、谷部の位相の周期によって排出量が変動するのを抑制している。
また、特許文献2では、画像形成装置の連続運転や稼働環境によって、現像剤の流動性が低下した場合に、現像剤の排出量が極端に低下するのを防止する構成として、以下を提案している。即ち、つば部154の側面に、つば部154と一体に回転する突起を設ける構成である。これにより、現像剤の流動性が低下し、つば部154の周囲で現像剤が滞留して現像剤の排出が阻害されたときに、突起で滞留した現像剤を掻き取ることで安定した排出性を確保できると提案している。
特開2002−72686号公報 特開2010−237328号公報
しかしながら、特許文献2に記載のようなつば部(円板部)154に突起を設けた搬送スクリュー構成において、高温多湿環境において更なる長時間の連続運転の試験を行うと、現像剤の排出量が大きく低下する場合があった。そこで、現像容器内の現像剤の流れを詳細に観察したところ、以下の現象が発生していることが分かった。
即ち、現像剤の流動性の低下によってつば部の周囲に滞留が発生し、つば部の側面に設けた突起が、その滞留部を掻き取っている。しかし、つば部の排出路側の面と容器突き当り面との空間Hの段差部分(図3の領域H1及び図5の領域H2)にさらなる滞留が発生して、現像剤のスムーズな排出を阻害していることが分かった。
本発明は上記従来の技術の更なる改善に係る。その目的とするところは、長時間の連続運転及び高温多湿環境下でも、つば部(円板部)を乗り越えた現像剤が、現像剤排出路へスムーズかつ確実に搬送され、余剰現像剤の排出を適切に行うことができる現像装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る現像装置の代表的な構成は、
トナー及びキャリアからなる2成分現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部の底面よりも高い位置に底面を有する現像剤排出路を備えた現像容器と、
前記現像剤収容部の長手方向に延設され、前記現像剤収容部を仕切る隔壁と、
前記隔壁の一方の側に配置される第1の現像剤搬送部材と、
前記現像剤排出路に向かって現像剤を搬送する第1のスパイラル部と、前記第1のスパイラル部の搬送方向下流側で、前記第1のスパイラル部の螺旋方向とは逆方向に巻かれた第2のスパイラル部と、前記第2のスパイラル部よりも前記第1のスパイラル部の搬送方向下流側に設けられ、前記現像剤排出路に対向する円板部と、を備えた第2の現像剤搬送部材であって、前記隔壁を介して前記第1の現像剤搬送部材の逆側に配置される第2の現像剤搬送部材と、を備えており、
前記円板部の前記現像剤排出路と対向する面に突起部を有し、前記突起部が前記現像剤排出路の前記円板部への投影面よりも径方向外側の領域に配置され、かつ周方向に部分的に突出することを特徴とする。
本発明によれば、長時間の連続運転及び高温多湿環境下でも、円板部を乗り越えた現像剤が、現像剤排出口へスムーズかつ確実に搬送され、余剰現像剤の排出を適切に行うことが可能になる。その結果、現像容器内の現像剤量の変動を抑制し、長期に渡り安定した高画質の画像を得られる現像装置を提供することができる。
画像形成装置の一例の簡易断面図 現像ユニット(現像装置)の斜視図 現像ユニットの現像剤排出導入口近傍の上面断面図 現像ユニットの正面断面図 第1の実施形態に関する図 第1の実施形態に関する図 第1の実施形態に関する図 第2の実施形態に関する図 第3の実施形態に関する図
本発明の実施形態について以下に説明する。
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の一例の概略図である。この画像形成装置100は中間転写方式、タンデム型の4色フルカラーの電子写真デジタル複写機であり、記録材としてのシートSにフルカラートナー画像を形成してプリントアウトすることができる。この装置100の主たる構成、電子写真プロセスは公知に属するから以下の構成説明は簡単にとどめる。
装置100は上部に原稿読取部(リーダ部)101を有する。装置本体の内部には、図面上、左側から右側にほぼ水平に並設された4つのプロセスユニットU(UY、UM、YC、YK)と、露光手段としてのレーザースキャナユニット102と、中間転写ベルトユニット103を有する。
各プロセスユニットUは、それぞれ、像担持体である電子写真感光ドラム21を備えたドラムユニット20と現像剤担持体(現像ローラ、現像スリーブ)12を備えた現像ユニット(現像装置)10を有する。ドラムユニット20はドラム21に作用するプロセス手段としての帯電ローラやクリーニング装置(何れも不図示)なども有する。各プロセスユニットUの現像ユニット10には内部にトナー及びキャリアからなる2成分現像剤が収納されており、互いにトナーの色が異なるだけで同じ装置構成である。
本例においては、プロセスユニットUYの現像ユニット10に収容されている現像剤のトナーの色はイエロー(Y)であり、ドラム21にY色トナー像が形成される。プロセスユニットUMの現像ユニット10に収容されている現像剤のトナーの色はマゼンタ(M)であり、ドラム21にM色トナー像が形成される。プロセスユニットUCの現像ユニット10に収容されている現像剤のトナーの色はシアン(C)であり、ドラム21にC色トナー像が形成される。プロセスユニットUKの現像ユニット10に収容されている現像剤のトナーの色はブラック(K)であり、ドラム21にK色トナー像が形成される。
そして、各プロセスユニットUのドラム21と中間転写ベルトユニット103のベルト104との当接部である1次転写ニップ部T1にて上記4色のトナー像が順次に所定に重畳されてベルト104に1次転写される。これによりベルト104上にフルカラートナー像が形成される。そのフルカラートナー像がベルト104と2次転写ローラ109との当接部である2次転写ニップ部T2にてベルト104上のフルカラートナー像がシートSに対して2次転写される。
シートSはシートカセット105から給送ローラ106により一枚分離給送されて搬送路107により上方に搬送され、レジストローラ108で2次転写ニップ部T2に所定の制御タイミングで導入される。そして、2次転写ニップ部T2でトナー像の2次転写を受けたシートSが定着装置110に導入されて定着ニップ部で挟持搬送されることでトナー像の定着を受ける。定着装置110を出たシートSは排出ローラ111によりフルカラー画像形成物として排出トレイ112に排出される。
モノクロなどモノカラー画像形成モードの場合にはその画像形成に必要なプロセスユニットUだけが画像形成動作し、他のプロセスユニットUはドラム21の空回転がなされるだけで画像形成動作はしない。
50(Y、M、C、K)は各プロセスユニットUの現像ユニット10に対する補給用2成分現像剤(トナーにキャリアを所定の割合で混合した現像剤)を収容している4個の現像剤カートリッジである。各現像剤カートリッジ50は中間転写ベルトユニット103の上方部に配設された装着部に対して4個並べて取り外し可能に装着されている。
各現像剤カートリッジ50はそれぞれ対応する各プロセスユニットUの現像ユニット10に対して装置本体内部の奥側(図1の紙面奥方向)に配設されている現像剤補給ユニット51(Y、M、C、K)を介して連絡している。そして、各現像剤補給ユニット51がそれぞれ所定に駆動制御されることで各プロセスユニットUの現像ユニット10の現像容器に対して対応する現像剤カートリッジ50から現像剤が適時に適量補給される。
(現像ユニット)
前記のように各プロセスユニットUの現像ユニット10はそれぞれに収容されている2成分現像剤のトナーの色が異なるだけで、装置構成は互いに同じである。図2は現像ユニット10を装置本体内部の奥側から見た斜視図である。
現像ユニット10は、2成分現像剤を収容する現像剤収容部を備えた現像容器11と、トナー像を現像する現像剤担持体12を備えている。また、現像剤収容部の長手方向に延設され、現像剤収容部を仕切る隔壁13を備えている。
現像容器(現像剤収容部)11の内部には、現像剤攪拌・搬送手段として第1の搬送スクリュー(第1の現像剤搬送部材)14と第2の搬送スクリュー(第2の現像剤搬送部材)15が隔壁13を介して配置されている。
第1の搬送スクリュー14は隔壁13の一方の側である現像剤担持体12に近い側の現像容器内の底部に、現像剤担持体12の軸方向に沿ってほぼ平行に配置されており、回転することで現像剤を軸線方向に沿ってA方向に搬送する。
第2の搬送スクリュー15は隔壁13を介して第1の搬送スクリュー14の逆側において現像容器内の底部に第1の搬送スクリュー14とほぼ平行に配置されている。この第2の搬送スクリュー15による現像剤の主たる搬送方向としては、第2の搬送スクリュー15に設けられた第1のスパイラル部151によって、現像剤を第1の搬送スクリュー14とは反対のB方向に搬送する。
即ち、第1及び第2の搬送スクリュー14、15の回転による搬送と、隔壁13の両端に設けられた手前側開口部131および奥側開口部132により、現像剤は現像容器11の内部をA方向とB方向に循環搬送される。
現像容器11の内部において第1の搬送スクリュー14で攪拌されながら搬送されている現像剤の一部が回転駆動されている現像剤担持体12の表面に供給されて保持される。現像剤担持体12に保持される現像剤量は、穂切り部材16(図4)により体積規制され、ドラムユニット20のドラム21に現像部(ドラム21と現像剤担持体12との対向部)において適用される。これにより、ドラム21に形成されている潜像がトナー像として現像される。
潜像の現像に供されて現像部を通過した現像剤担持体12上の残留現像剤は引き続く現像剤担持体12の回転により現像容器11の内部に戻し搬送されて現像剤担持体12から除去される。現像剤が除去された現像剤担持体12には新たに現像剤が供給される。除去された現像剤は現像容器11の内部の現像剤に混入して現像容器内を循環し続ける。
(余剰現像剤の排出機構)
前述したように、現像ユニット10の現像容器11には現像剤補給ユニット51が所定に駆動制御されることで対応の現像剤カートリッジ50から補給用2成分現像剤が適時に適量補給される。この補給により過剰となった現像容器の余剰現像剤が現像容器内から排出される(トリクル現像方式、ACR(オートキャリアリフレッシュ)方式)。
これにより、現像容器11の現像剤に含まれるキャリアが少しずつ古いものから新しいものに入れ替わるので、劣化したキャリアが現像容器11内に残り続けることが少なく、キャリアのトナー帯電性能の劣化が抑制される。
本例における現像容器11からの余剰現像剤の排出機構について図3〜図5を用いて説明する。図3は図2の現像ユニット10において二点鎖線で囲った部分K、即ち第2の搬送スクリュー15の後述するつば部(円板部)154近傍の上面図である。図4は同じくつば部154近傍で第2の搬送スクリュー15の回転中心を通る側面断面図である。図5は隔壁13の手前開口部131を通る面の長手方向断面図である。
第2の搬送スクリュー15は、現像剤をB方向へ搬送する、即ち現像剤排出路11cに向かって現像剤を搬送する第1のスパイラル部(搬送スクリュー)151を備える。このスパイラル部151の搬送方向下流側(現像剤を搬送する方向の下流側)には、第1のスパイラル部151の螺旋方向とは逆方向にまかれた第2のスパイラル部152を備えている。この第2のスパイラル部152は通常の循環経路外から循環経路内に押し戻すように現像剤を搬送する、即ち現像剤排出路11cへ向かう現像剤の流れを逆方向に付勢する。
そして、第1のスパイラル部151と第2のスパイラル部152との接続部に対向する位置に隔壁13に設けられた手前開口部131が対応して位置している。
また、第2のスパイラル部152の搬送方向上流側の現像容器突き当り面には排出導入口17が設けられ、排出導入口17の先には現像剤排出路11cと、現像剤を現像容器11の外へ排出するための排出口18が配置されている。
これにより、第2の搬送スクリュー15の第1のスパイラル部151によって排出路11cの方向へ搬送される現像剤の大部分は、第2のスパイラル部152に押し戻されて排出導入口17からの排出を逃れる。排出を逃れた現像剤は隔壁13の手前開口部131を通過して第1の搬送スクリュー14に受け渡される(図3における矢印F1の流れ)。
第2の搬送スクリュー15は現像剤排出路11cの路内の現像剤を第1のスパイラル部151と同じ方向に搬送する第3のスパイラル部(排出スクリュー)153を備えている。第2のスパイラル部152によって押し戻されなかった現像剤は、排出導入口17を通過する(図5における矢印F2の流れ)。そして、排出口18から現像容器外へ余剰現像剤として排出される(図5における矢印F3の流れ)。
また、第2の搬送スクリュー15の第2のスパイラル部152の搬送方向の最上流に、排出導入口17を覆い隠すように、円板形状のつば部(円板部)154が設けられている。即ち、つば部154は第2のスパイラル部152よりも第1のスパイラル部151の搬送方向下流側に設けられ、現像剤排出路11cに対向している。
現像剤排出路11cの底面は、現像容器11の現像剤収容部の底面よりも重力方向において高い位置に設けられる。図5では高さZ分だけ排出路11cの底面が高くなっている。高さZの段差を設けなければ、現像剤排出量が増加し、現像容器内の現像剤量が不足する可能性がある。したがって、現像剤排出路11cをつば部154へ投影させた投影面はつば部の面積よりも小さくなる。
即ち、現像容器11は現像剤収容部と、この現像剤収容部の底面よりも重力方向において高い位置に底面を有する現像剤排出路11cを備えている。また、第2の搬送スクリュー15は、上記の第1のスパイラル部151と、第2のスパイラル部152と、第3のスパイラル部153と、現像剤排出路11cに対向するつば部154と、が連結されている。
つば部154は、第2の搬送スクリュー15の第1のスパイラル部151と第2のスパイラル部152との搬送能力の差によって、排出導入口17に向かって搬送されてきた現像剤の慣性力の差を低減させる機能を持つ。つば部154は、第2のスパイラル部152の最上流部のスクリュー羽根の切れ目から排出導入口17へ落ち込む現像剤を無くし、現像剤の排出量を安定させる。つば部154は、第2のスパイラル部152の排出導入口17に対向する末端を覆い隠してスクリュー羽根の谷部を排出導入口17に露出させない。
これにより、第2の搬送スクリュー15の回転速度が変動しても安定した排出量を確保できる。
しかし、従来の構成では、つば部154の排出導入口17と対向する側の面と排出導入口17を有する容器内壁との空間Hの段差部分(図3のH1の領域および図5のH2の領域)に現像剤が滞留し、現像剤のスムーズな排出を阻害していた。空間Hには、前述の通り高さZの段差が存在しているため、つば部154を乗り越えたにもかかわらず排出導入口17に入らなかった余剰現像剤はこの段差部分に溜まることになる。
特許文献1および特許文献2の構成では、この段差部分に溜まった現像剤を搬送する手段がない。そのため、この段差部の滞留現像剤を起点に現像剤の滞留が進行し、余剰現像剤の排出が不安定になる。
本発明は、課題でも前述したようにつば部と容器端面の空間Hの段差部分に生じる現像剤滞留に対して有効なものである。即ち、つば部154の現像剤排出路11cと対向する面に突起部155を有し、突起部155が現像剤排出路11cのつば部154への投影面よりも径方向外側に領域に配置され、かつ周方向に部分的に突出する構成にする。
つば部154に排出導入口17側へ突出した突起部155を設けることで、領域Hの段差部分に滞留する現像剤を掻き取ることを可能にする。その結果、つば部154を乗り越えた現像剤が、現像剤排出路11cへスムーズかつ確実に搬送され、余剰現像剤の排出を適切に行うことが可能になる。
以下、突起部155の実施形態を例示的に示していく。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の形状、配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1の実施形態)
図6(a)は直方体の突起部155を有する第2の搬送スクリュー15の斜視図、図6(b)は、図6(a)に図示した方向Dから見た図、図6(c)は図6(a)の方向Eから見た図である。また、外径線Cは第3のスパイラル部153の外形を表す。図6に示すように外径線Cよりも径方向外側に、現像剤排出路11c側へ突出する突起部155を設けることで、図3及び図5の領域Hに滞留する現像剤を掻き取ることが可能となる。
図6(a)では突起部155の長手方向の凸量は径方向に一様だが、径方向に変化しても構わない。また突起部155の形状は直方体に限らず、周方向に部分的な領域であれば形状は問わない。例えば、図7(a)に示すような扇形状であっても良いし、複数の突起部があっても良い。
突起部155は円板部154の中心から端面までの径方向全域に設けられても構わない。また、突起部155の径方向の領域は少なくとも外径線Cよりも外側にあれば本発明の効果として有効であるため、図7(b)に示すように径方向の一部でも良いし、図7(c)に示すように円板部より外側まで延長されても構わない。即ち、突起部155の径方向端面が、円板部154の外径よりも径方向外側へ延長されても構わない。
突起部155で掻き取られた現像剤が効果的に搬送されるよう、突起部155の位相は第3のスパイラル部153の開始位相から第2の搬送スクリュー15の回転方向を正としたとき、−30度〜+90度以内であることが望ましい。それ以外の位相であっても良い。
以上、説明した第1の実施形態は、つば部154と容器端面の空間Hの段差部分(H1およびH2)に生じる現像剤滞留に対して有効なものである。即ち、つば部154に排出導入口17側へ突出した突起部155を設けることで、これまで解消することのできていなかった領域Hの段差部分に滞留する現像剤を掻き取ることを可能にする。
かつ、第2の搬送スクリュー15と一体になって回転する突起部155は、段差部分の現像剤を掻き上げることができ、滞留していた現像剤を現像剤排出路11cへと導くことができる。
現像剤の滞留は、滞留の起点となる場所があるとその起点を中心に進行し、滞留が進行すると余剰現像剤の排出が阻害されることになる。現像剤滞留の起点となり得る上記領域Hの段差部分の現像剤滞留を改善することで、課題となっていた高温多湿環境下での長時間の連続運転においても、余剰現像剤の排出量を安定させることが可能となる。これにより、多様にわたる使用環境や二成分現像剤の状態に対応することができる。余剰現像剤の排出量の安定は、現像容器内の現像剤量の変動抑制につながり、長期に渡り安定した高画質の画像を得られる現像装置を提供することが可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、つば部154から明確に突出した形状を示したが、図8(a)に示すような、つば部154の排出路11c側の面が傾いている形状でも第1の実施形態と同様な効果を発揮する。
図8(b)は図8(a)記載の方向Fから見た断面図であるが、図7の斜線領域Gが、外径線Cの外側の領域で、周方向に部分的に突出しているため、第1の実施形態で述べた突起部155と同様に領域Hの滞留部分の現像剤を掻き取ることが可能となる。
(第3の実施形態)
図9に示すような、第3のスパイラル部153のつば部154との結合部近傍の一部のスパイラル径が、現像剤搬送路内を通る部分のスパイラル径よりも大きい場合、外径線Cよりも外側の領域の突起とみなせる。従って、第1の実施形態で述べた突起部と同様の効果を得ることが可能となる。即ち、突起部155が、第3のスパイラル部153のつば部154との連結部分が現像剤排出路11cの路内のスパイラル径よりも径方向外側に延長されて構成されても構わない。
(その他の事項)
1)2成分現像剤のキャリアは磁性キャリアであっても非磁性キャリアであってもよい。
2)画像形成装置はフルカラー画像形成機能機を例示したが、白黒単色機でも良い。
10・・現像ユニット(現像装置)、11・・現像容器、11c・・現像剤排出路、13・・隔壁、14・・第1の現像剤搬送部材、15・・第2の現像剤搬送部材、151・・第1のスパイラル部、152・・第2のスパイラル部、153・・第3のスパイラル部、154・・円板部(つば部)、155・・突起部

Claims (8)

  1. トナー及びキャリアからなる2成分現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部の底面よりも高い位置に底面を有する現像剤排出路を備えた現像容器と、
    前記現像剤収容部の長手方向に延設され、前記現像剤収容部を仕切る隔壁と、
    前記隔壁の一方の側に配置される第1の現像剤搬送部材と、
    前記現像剤排出路に向かって現像剤を搬送する第1のスパイラル部と、前記第1のスパイラル部の搬送方向下流側で、前記第1のスパイラル部の螺旋方向とは逆方向に巻かれた第2のスパイラル部と、前記第2のスパイラル部よりも前記第1のスパイラル部の搬送方向下流側に設けられ、前記現像剤排出路に対向する円板部と、を備えた第2の現像剤搬送部材であって、前記隔壁を介して前記第1の現像剤搬送部材の逆側に配置される第2の現像剤搬送部材と、を備えており、
    前記円板部の前記現像剤排出路と対向する面に突起部を有し、前記突起部が前記現像剤排出路の前記円板部への投影面よりも径方向外側の領域に配置され、かつ周方向に部分的に突出することを特徴とする現像装置。
  2. 前記突起部が前記円板部の中心から端面までの径方向全域に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記突起部の径方向端面が、前記円板部の外径よりも径方向外側へ延長されていることを特徴とする請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記突起部が前記円板部の周方向の一部であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の現像装置。
  5. 前記第2の現像剤搬送部材は前記現像剤排出路の路内の現像剤を搬送する第3のスパイラル部を備えていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の現像装置。
  6. 前記第2の現像剤搬送部材の回転方向を正としたときの前記第3のスパイラル部の開始位相が前記突起部の位相から−30度〜+90度以内であることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記突起部が、前記第3のスパイラル部の前記円板部との連結部分が前記現像剤排出路の路内のスパイラル径よりも径方向外側に延長されて構成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の現像装置。
  8. 前記現像剤収容部に補給用の2成分現像剤が補給されることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の現像装置。
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