JP2012155144A - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で余剰現像剤を現像容器から安定して排出する小型である現像装置、及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像装置2は、第2撹拌部材44と現像剤排出口22hとの間で下流側連通部22fに対向して設けられ、第2搬送路22dから第1搬送路22cに下流側連通部22fを介して現像剤を搬送する搬送羽根51と、この搬送羽根51と現像剤排出口22hとの間に設けられ、搬送羽根51から現像剤排出口22h側への現像剤の移動を規制する複数の規制板52と、を備える。規制板52は、下流側壁部22jに対向し回転軸44b方向に間隔を隔てて複数設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤の補給を行うとともに余剰現像剤を排出する現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置においては、感光体等からなる像担持体上に形成した潜像を、現像装置により現像しトナー像として可視化することを行っている。このような現像装置の一つとして、2成分現像剤を用いる2成分現像方式が採用されている。この種の現像装置は、現像容器内にキャリアとトナーとからなる現像剤を収容し、像担持体に現像剤を供給する現像ローラーを配設するとともに、現像容器内の現像剤を搬送撹拌しながら現像ローラーへと供給する撹拌部材を配設している。
この現像装置では、トナーは現像によって消費されていく一方、キャリアは消費されずに現像容器内に残る。従って、現像容器内でトナーとともに撹拌されるキャリアは撹拌頻度が多くなるにつれて劣化し、その結果、トナーに対するキャリアの帯電付与性能が徐々に低下してしまう。
そこで、現像容器内にキャリアを含む現像剤を補給するとともに、余剰となった現像剤を排出することで、帯電性能の低下を抑制するようにした現像装置が提案されている。
例えば、特許文献1では、回転軸とその外周に螺旋状に形成される螺旋羽根とを有する2つの撹拌部材が各搬送路内に平行に配置されている。各搬送路の間には仕切り部が設けられ、仕切り部の両端部には、現像剤を受け渡す連通部が設けられている。そして、現像剤搬送方向に対して搬送路の下流側に現像剤排出口が形成され、撹拌部材と現像剤排出口との間には、撹拌部材の螺旋羽根とは逆向きで螺旋状に形成される逆螺旋羽根が回転軸に一体に設けられている。この構成において、現像剤が現像容器内に補給されると、撹拌部材の回転により現像剤が撹拌されながら搬送路の下流側まで搬送される。逆螺旋羽根が撹拌部材と同方向に回転すると、逆螺旋羽根によって、撹拌部材による現像剤搬送方向とは逆方向の搬送力が現像剤に付与される。この逆方向の搬送力によって、搬送路の下流側では現像剤が塞き止められて嵩高となることから、余剰の現像剤が逆螺旋羽根を乗り越えて現像剤排出口に移動し外部へ排出される。
しかしながら、上述した先行技術では、逆螺旋羽根は、搬送路の下流側と現像剤排出口の間に設けられ、螺旋状に形成されることになり、装置が軸方向に大型化する。また、逆螺旋羽根によって、現像剤が塞き止められ、嵩高となった現像剤が現像剤排出口側へ移動するが、逆螺旋羽根の向き(位相)によって、逆螺旋羽根の周方向に対して現像剤の嵩が異なるために、安定して現像剤を排出できないという不都合があった。
特開2001−265098号公報(段落[0021]、[0023]、[0024]、[0028]、第4図)
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で余剰現像剤を現像容器から安定して排出する小型である現像装置、及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明は、現像剤を撹拌、搬送し、撹拌した現像剤を現像ローラーに供給する現像装置であって、回転軸の周りに軸方向に沿って延びる螺旋状羽根を有し、前記現像ローラーに供給する現像剤を撹拌、搬送する複数の撹拌部材と、前記各撹拌部材によって現像剤が循環搬送される搬送路を仕切る仕切り部と、前記仕切り部と長手方向の両端部側に設けられる側壁部とによって形成され前記各搬送路を連通させる連通部と、現像剤を前記搬送路に補給する現像剤補給口と、前記搬送路のうちいずれか一つの搬送路の下流側に設けられ、余剰の現像剤が排出される現像剤排出口と、を備えた現像装置において、前記一つの搬送路内に配置される前記撹拌部材は、前記螺旋状羽根と前記現像剤排出口との間で前記連通部に対向して設けられ、前記一つの搬送路から他の搬送路に前記連通部を介して現像剤を搬送する搬送羽根と、前記搬送羽根と前記現像剤排出口との間に設けられ、前記搬送羽根から前記現像剤排出口側への現像剤の移動を規制する規制板と、を備え、前記規制板は、前記側壁部に対向し前記回転軸方向に間隔を隔てて複数配置されることを特徴としている。
また、第2の発明では、上記の現像装置において、前記規制板は、少なくとも前記側壁部の連通部側の端面に対向する位置と、前記現像剤排出口の直近の位置とに設けられることを特徴としている。
また、第3の発明では、上記の現像装置において、前記複数の規制板は、同一の外径を有する三つの規制板からなることを特徴としている。
また、第4の発明では、上記の現像装置において、前記規制板は、前記側壁部の連通部側の端面に対向する位置から前記現像剤排出口へ向かって順に外径が大きくなるように設けられることを特徴としている。
また、第5の発明では、上記の構成の現像装置を備えた画像形成装置である。
第1の発明によれば、現像剤補給口から搬送路内に現像剤が補給される。搬送路内に補給された現像剤は、撹拌部材によって撹拌されながら搬送され、一つの搬送路の下流側に搬送される。この下流側では、現像剤は、複数の規制板によって塞き止められ、現像剤排出口に搬送されることなく、搬送羽根の回転によって、連通部から他の搬送路側に搬送される。しかし、規制板より嵩高となった現像剤は、規制板の外周面と側壁部との隙間に搬送され、余剰の現像剤として、この隙間から現像剤排出口に溢れ出る。従って、複数の規制板を設けるという簡単な構成で、装置を小型化することができ、且つ、余剰現像剤を現像剤排出口から現像装置外に安定して排出させることができる。
本発明の第1実施形態に係る現像装置を備える画像形成装置に示す図 第1実施形態に係る現像装置を概略的に示す断面図 第1実施形態に係る現像装置の撹拌部を示す断面平面図 第1実施形態に係る現像装置の現像剤排出部を示す平面断面図 第2実施形態に係る現像剤排出部を示す平面断面図 第3実施形態に係る現像剤排出部を示す平面断面図 本発明の実施例4に係る現像剤排出部を示す平面断面図 比較例に係る現像剤排出部を示す平面断面図 本発明の実施例及び比較例に係る現像剤排出部の現像剤排出量の変化を示す図示す図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る現像装置が搭載された画像形成装置の構成を示す図である。画像形成装置1はタンデム型のカラープリンターであり、回転自在である感光体11a〜11dは、感光層を形成する感光材料として、有機感光体(OPC感光体)が用いられ、ブラック、イエロー、シアン、及びマゼンタの各色に対応させて配設される。各感光体11a〜11dの周囲に、現像装置2a〜2d、露光ユニット12、帯電器13a〜13d及びクリーニング装置14a〜14dが配設される。
現像装置2a〜2dは、感光体11a〜11dの右方に夫々対向して配置され、感光体11a〜11dにトナーを供給する。帯電器13a〜13dは、感光体回転方向に対し現像装置2a〜2dの上流側であって感光体11a〜11dの表面に対向して配置され、感光体11a〜11d表面を一様に帯電させる。
露光ユニット12は、パーソナルコンピューター等から画像入力部(図略)に入力された文字や絵柄などの画像データに基づいて、各感光体11a〜11dを走査露光するためのものであり、現像装置2a〜2dの下方に設けられる。露光ユニット12には、レーザー光源、ポリゴンミラーが設けられ、各感光体11a〜11dに対応して反射ミラー及びレンズが設けられる。レーザー光源から出射されたレーザー光が、ポリゴンミラー、反射ミラー及びレンズを介して、帯電器13a〜13dの感光体回転方向下流側から、各感光体11a〜11dの表面に照射される。照射されたレーザー光により、各感光体11a〜11d表面には静電潜像が形成され、この静電潜像が各現像装置2a〜2dによりトナー像に現像される。
無端状の中間転写ベルト17は、テンションローラー6、駆動ローラー25及び従動ローラー27に張架されている。駆動ローラー25は図示しないモーターによって回転駆動され、中間転写ベルト17は駆動ローラー25の回転によって循環駆動させられる。
この中間転写ベルト17に接触するように各感光体11a〜11dが中間転写ベルト17の下方で回転方向(図1の矢印方向)に沿って隣り合うように配列されている。1次転写ローラー26a〜26dは、中間転写ベルト17を挟んで感光体11a〜11dと対向し、中間転写ベルト17に圧接して1次転写部を形成する。この1次転写部において、中間転写ベルト17の回転とともに所定のタイミングで各感光体11a〜11dのトナー像が中間転写ベルト17に順次転写される。これにより、中間転写ベルト17表面にはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたトナー像が形成される。
2次転写ローラー34は、中間転写ベルト17を挟んで駆動ローラー25と対向し、中間転写ベルト17に圧接して2次転写部を形成する。この2次転写部において、中間転写ベルト17表面のトナー像が用紙Pに転写される。転写後に、ベルトクリーニング装置31が中間転写ベルト17に残存するトナーを清掃する。
画像形成装置1内の下方には、用紙Pを収納する給紙カセット32が配設され、給紙カセット32の右方には、手差しの用紙を供給するスタックトレイ35が配設される。給紙カセット32の左方には、給紙カセット32から繰り出された用紙Pを中間転写ベルト17の2次転写部に搬送する第1用紙搬送路33が配設される。また、スタックトレイ35の左方には、スタックトレイ35から繰り出された用紙を2次転写部に搬送する第2用紙搬送路36が配設される。更に、画像形成装置1の左上方には、画像が形成された用紙Pに対して定着処理を行う定着部18と、定着処理の行われた用紙を用紙排出部37に搬送する第3用紙搬送路39とが配設される。
給紙カセット32は、装置の外部(図1の紙面表側)に引き出すことにより用紙の補充を可能にしたもので、収納されている用紙Pがピックアップローラー33b及び捌きローラー33aにより1枚ずつ第1用紙搬送路33側に繰り出される。
第1用紙搬送路33と第2用紙搬送路36とはレジストローラー33cの手前で合流しており、レジストローラー33cにより、中間転写ベルト17における画像形成動作と給紙動作とのタイミングを取って、用紙Pが2次転写部に搬送される。2次転写部に搬送された用紙Pは、バイアス電位が印加された2次転写ローラー34によって、中間転写ベルト17上のトナー像を2次転写され、定着部18に搬送される。
定着部18は、ヒーターにより加熱される定着ベルトと、定着ベルトに内接する定着ローラーと、定着ベルトを挟んで定着ローラーに圧接して配設された加圧ローラー等とを備え、トナー像が転写された用紙Pを加熱及び加圧することにより定着処理を行う。用紙Pは、トナー像が定着部18で定着された後、必要に応じて第4用紙搬送路40で反転されて用紙の裏面にも2次転写ローラー34でトナー像が2次転写され、定着部18で定着される。トナー像が定着された用紙は第3用紙搬送路39を通って、排出ローラー19aにより用紙排出部37に排出される。
図2は、上述の画像形成装置1に用いられる現像装置の構成を示す断面図である。なお、以下の説明では、図1に示す感光体11aに対応する現像装置2aの構成及び動作について説明するが、現像装置2b〜2dの構成及び動作については現像装置2aと同様であり、説明を省略し、また各色の現像装置及び感光体を示すa〜dの符号を省略する。
現像装置2は、現像ローラー20と、磁気ローラー21と、規制ブレード24と、撹拌部材42、及び現像容器22等により構成されている。
現像容器22は、現像装置2の外郭を構成し、その下部で仕切り部22bによって第1搬送路22cと第2搬送路22dに仕切られている。第1搬送路22c及び第2搬送路22dには、キャリアとトナーからなる現像剤が収容される。また、現像容器22は、撹拌部材42と磁気ローラー21及び現像ローラー20を回転可能に保持している。更に、現像容器22には、現像ローラー20を感光体11に向けて露出させる開口22aが形成されている。
現像ローラー20は、感光体11に対向し、一定の間隔を設けて感光体11の右方に配設される。また、現像ローラー20は、感光体11に接近した対向位置において、感光体11にトナーを供給する現像領域Dを形成している。磁気ローラー21は、一定の間隔を設けて現像ローラー20に対向し、現像ローラー20の右斜め下方に配設される。また、磁気ローラー21は、現像ローラー20に接近した対向位置において、現像ローラー20にトナーを供給する。規制ブレード24は磁気ローラー21の左斜め下方にて現像容器22に固定保持されている。撹拌部材42は磁気ローラー21の略下方に配設される。
撹拌部材42は、第1撹拌部材43と第2撹拌部材44との2本で構成される。第2撹拌部材44が磁気ローラー21の下方で、第2搬送路22d内に設けられ、第1撹拌部材43が第2撹拌部材44の右方に隣接して、第1搬送路22c内に設けられる。
第1及び第2の撹拌部材43、44は現像剤を撹拌して現像剤中のトナーを所定のレベルに帯電させる。これによりトナーはキャリアに保持される。また、第1搬送路22cと第2搬送路22dを仕切る仕切り部22bの長手方向(図2の紙面表裏方向)の両端部側には、連通部(図略)が設けられており、第1撹拌部材43が回転すると、帯電した現像剤は、仕切り部22bに設けた一方の連通部から第2搬送路22d内に搬送され、第1搬送路22c内と第2搬送路22d内とを循環する。そして、第2撹拌部材44から磁気ローラー21に現像剤が供給される。
磁気ローラー21は、ローラー軸21aと磁極部材M及び非磁性材からなる回転スリーブ21bを備え、第2撹拌部材44により供給された現像剤を担持し、担持した現像剤からトナーのみを現像ローラー20に供給するものである。磁極部材Mは、断面扇形に形成された外周部の極性の異なる複数の磁石からなり、ローラー軸21aに接着等により固着される。ローラー軸21aは、回転スリーブ21b内で、磁極部材Mと回転スリーブ21bの間に所定の間隔を設けて、現像容器22に回転不能に支持される。回転スリーブ21bは、図示しないモーターと歯車からなる駆動機構により、現像ローラー20と同方向(図2の時計回り方向)に回転し、また直流電圧56aに交流電圧56bを重畳したバイアス56を印加される。回転スリーブ21b表面において、帯電した現像剤は磁極部材Mの磁力によって磁気ブラシを形成して担持され、磁気ブラシは規制ブレード24によって所定の高さに調節される。
回転スリーブ21bの回転によって、磁気ブラシは、磁極部材Mによって回転スリーブ21b表面に担持されて搬送され、現像ローラー20に設けた磁極部材20bにて磁気ブラシが立ち上がり現像ローラー20に接触すると、磁気ブラシのトナーのみが、回転スリーブ21bに印加されたバイアス56に応じて、現像ローラー20に供給される。
現像ローラー20は、固定軸20aと、磁極部材20bと、非磁性の金属材料で円筒状に形成される現像スリーブ20c等を備えて構成されている。
固定軸20aは現像容器22に回転不能に支持される。この固定軸20aには、現像スリーブ20cが回転自在に保持され、更に、磁石よりなる磁極部材20bが磁気ローラー21と対向する位置に現像スリーブ20cと所定の間隔を設けて、接着等により固着される。現像スリーブ20cは、図示しないモーターと歯車からなる駆動機構により、図2の矢印方向(時計回り方向)に回転させられる。また、現像スリーブ20cには、直流電圧57aに交流電圧57bを重畳した現像バイアス57が印加される。
現像バイアス57が現像スリーブ20cに印加されると、現像バイアス電位と感光体11の露光部位の電位との電位差により、現像スリーブ20c表面に担持されたトナーが現像領域Dにおいて感光体11に向けて飛翔する。飛翔したトナーは矢印A方向(反時計回り方向)に回転する感光体11上の露光部位に順次付着し、感光体11上の静電潜像が現像される。
次に、図3を用いて現像装置の撹拌部について詳しく説明する。図3は撹拌部を上側から見た平面断面図である。
現像容器22には、前述のように、第1搬送路22cと、第2搬送路22dと、仕切り部22bと、上流側連通部22e、及び下流側連通部22fが形成され、その他に、現像剤補給口22gと、現像剤排出口22hと、上流側壁部22i、及び下流側壁部22jが形成されている。
仕切り部22bは、現像容器22の長手方向に延びて第1搬送路22cと第2搬送路22dを並列させるように仕切っている。仕切り部22bの長手方向の両端部分には、上流側連通部22eと下流側連通部22fが設けられており、現像剤は、第1搬送路22cと、上流側連通部22eと、第2搬送路22d、及び下流側連通部22f内を循環することが可能である。
現像剤補給口22gは、現像容器22の上部に設けられた現像剤補給容器(図略)から新たなトナー及びキャリアを現像容器22内に補給するための開口であり、第1搬送路22cの上流側(図2の左側)に配置される。
現像剤排出口22hは、現像剤の補給によって、第1及び第2搬送路22c、22d内で余剰となった現像剤を排出するための開口であり、第2搬送路22dの下流側で第2搬送路22dの長手方向に連続して設けられる。
第1搬送路22c内には第1撹拌部材43が配設され、第2搬送路22d内には第2撹拌部材44が配設されている。
第1撹拌部材43は、回転軸43bと、回転軸43bに一体に設けられ、回転軸43bの軸方向に一定のピッチで螺旋状に形成される第1螺旋羽根43aとを有する。また、第1螺旋羽根43aは、第1搬送路22cの長手方向の両端部側まで延び、上流側及び下流側連通部22e、22fにも対向して設けられている。回転軸43bは現像容器22の上流側壁部22iと下流側壁部22jに回転可能に軸支されている。
第2撹拌部材44は、回転軸44bと、回転軸44bに一体に設けられ、回転軸44bの軸方向に第1螺旋羽根43aと同じピッチで第1螺旋羽根43aとは逆方向の羽根で螺旋状に形成される第2螺旋羽根44aとを有する。また、第2螺旋羽根44aは、磁気ローラー21の軸方向長さ以上の長さを有し、上流側連通部22eに対向して設けられている。回転軸44bは、回転軸43bと平行に配置され、現像容器22の上流側壁部22iと下流側壁部22jに回転可能に軸支されている。
また、回転軸44bには、第2螺旋羽根44aとともに、搬送羽根51と複数の規制板52及び排出羽根53が配設されている。
搬送羽根51は、第2螺旋羽根44aの左側(搬送方向下流側)に隣接し、下流側連通部22fに対向して配置される。また、搬送羽根51は、4〜6枚の矩形型のシート材からなり、回転軸44bの軸方向に平行に平面部が延在し、回転軸44bの周りに放射状に配置される。この構成によって、搬送羽根51が回転すると、第2搬送路22d内で下流側(図2の左側)に搬送された現像剤は、下流側連通部22fから第1搬送路22cに搬送されることになる。尚、搬送羽根51は、樹脂または金属で円筒状の軸部と一体で形成され、第2螺旋羽根44a側の回転軸44bに軸合わせてして固着される。または、搬送羽根51は第2螺旋羽根44aとともに回転軸44bと一体に形成される。
複数の規制板52は、第2搬送路22d内で下流側に搬送された現像剤を塞き止め、且つ、搬送羽根51において所定量以上になった現像剤を現像剤排出口22hに搬送することを可能にするものである。複数の規制板52は、搬送羽根51の外周に対して同径以下であって比較的厚みの小さい円板で形成され、搬送羽根51と現像剤排出口22hとの間に設けられる。そして、複数の規制板52は樹脂または金属で搬送羽根51と一体に形成される。
回転軸44bは現像剤排出口22h内まで延びている。現像剤排出口22h内の回転軸44bには排出羽根53が設けられている。排出羽根53は、第2螺旋羽根44aと同じ方向の螺旋状の羽根からなるが、第2螺旋羽根44aよりピッチが小さく、また羽根の外径が小さくなっている。従って、回転軸44bが回転すると、排出羽根53も回転し、複数の規制板52を乗り越えて現像剤排出口22h内に搬送された余剰現像剤は、図3の左側に送られて、現像容器22外に排出されるようになっている。
上流側壁部22i及び下流側壁部22jの外壁には、歯車61〜64が配設されている。歯車61、62は回転軸43bに固着され、歯車64は回転軸44bに固着され、歯車63は、上流側壁部22iに回転可能に保持されて、歯車62、64に噛合している。
従って、モーター等の駆動源によって、歯車61が回転すると、回転軸43bとともに第1螺旋羽根43aが回転し、第1螺旋羽根43aは第1搬送路22c内の現像剤を矢印P方向に搬送する。更に歯車62〜64の歯車列によって、回転軸44bとともに第2螺旋羽根44aが回転すると、第2螺旋羽根44aは第2搬送路22d内の現像剤を矢印Q方向に搬送し、現像剤は、第1搬送路22cから、上流側連通部22e、第2搬送路22d、及び下流側連通部22fと循環しながら撹拌される。そして、撹拌された現像剤が磁気ローラー21に供給される。
次に、現像剤補給口22gから現像剤が補給される場合について説明する。現像によってトナーが消費されると、所定のタイミングで、現像剤補給口22gから第1搬送路22c内にキャリア、またはキャリアを含む現像剤が補給される。
補給された現像剤は、現像時と同様に、第1搬送路22cから、上流側連通部22e、第2搬送路22d、及び下流側連通部22fと循環しながら撹拌されるが、補給にともない余剰となった現像剤は、複数の規制板52を乗り越えて現像剤排出口22hから現像容器22外に排出される。
余剰現像剤の排出について、図4を用いて詳しく説明する。図4は現像剤排出部を示す平面断面図である。
図4に示すように、第2搬送路22dの下流端側には、下流側連通部22f側に突出した下流側壁部22jと前壁部22kとで囲まれるとともに搬送羽根51から現像剤排出口22hとの間に広がる規制空間Kが形成される。この規制空間Kは略円筒型に形成され、規制空間Kには複数の規制板52が配設されている。尚、下流側壁部22jの端面22j1は、仕切り部22bの端面とともに下流側連通部22fを形成している。
現像剤排出口22hは排出羽根53を収納する排出口空間を有し、この排出口空間は円筒型に形成されている。排出口空間の内径は、前記の規制空間Kの内径より小さくて、また、規制板52の外周より小さい。
複数の規制板52は同一の外径を有する三つの規制板52a〜52cからなる。規制板52aは、下流側壁部22jの端面22j1に対向する位置にて、搬送羽根51に軸方向に当接して配設される。また、規制板52cは、現像剤排出口22hの直近の位置にて、排出羽根53に軸方向に当接して配設される。さらに、規制板52bは規制板52a、52bの軸方向の中間位置に配設される。
複数の規制板52a〜52cの各外周面と規制空間Kとの間には、隙間Sが形成される。規制板52aは下流側壁部22jの端面22j1に対向する位置にあるために、この隙間Sは、複数の規制板52a〜52cの全周にわたって形成され、同じ大きさになっている。第2搬送路22d内で搬送羽根51まで搬送された余剰現像剤は、この隙間Sから現像剤排出口22hに溢れ出る。規制板52を複数個にて構成することで、第2撹拌部材44の回転速度が変化して、複数の規制板52a〜52cに搬送される現像剤量が変動しても、複数の規制板52a〜52c間で現像剤排出口22hに送る現像剤量の変動を抑えるために、現像剤の現像剤排出口22hへの排出量を安定させることができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る現像剤排出部を示す平面断面図である。第2実施形態は、規制板が二つで構成される点が、第1実施形態と異なる。第1実施形態と異なる規制板について主に説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
複数の規制板52は同一の外径を有する二つの規制板52a、52bからなる。規制板52aは、下流側壁部22jの端面22j1に対向する位置にて、搬送羽根51に軸方向に当接して配設される。また、規制板52bは、現像剤排出口22hの直近の位置にて、排出羽根53に軸方向に当接して配設される。
複数の規制板52a、52bの各外周面と規制空間Kとの間には、隙間Sが形成される。規制板52aは下流側壁部22jの端面22j1に対向する位置にあるために、この隙間Sは、複数の規制板52a、52bの全周にわたって形成され、同じ大きさになっている。第2搬送路22d内で搬送羽根51まで搬送された余剰現像剤は、この隙間Sから現像剤排出口22hに溢れ出る。規制板52を複数個にて構成することで、第2撹拌部材44の回転速度が変化して、複数の規制板52a、52bに搬送される現像剤量が変動しても、複数の規制板52a、52b間で現像剤排出口22hに送る現像剤量の変動を抑えるために、現像剤の現像剤排出口22hへの排出量を安定させることができる。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態に係る現像剤排出部を示す平面断面図である。第3実施形態は、複数の規制板の外径が異なる点が、第1実施形態と異なる。
複数の規制板52は異なる外径を有する三つの規制板52a〜52cからなる。規制板52aは、下流側壁部22jの端面22j1に対向する位置にて、搬送羽根51に軸方向に当接して配設される。また、規制板52cは、現像剤排出口22hの直近の位置にて、排出羽根53に軸方向に当接して配設される。さらに、規制板52bは規制板52a、52bの軸方向の中間位置に配設される。規制板52a〜52cは、搬送路の上流側から順に外径が大きくなり、規制板52a、52bは、搬送羽根51に対して外径サイズが小さく形成され、また、規制板52cは、搬送羽根51と同じサイズの外径に形成されている。
複数の規制板52a〜52cの各外周面と規制空間Kとの間には、隙間Sが形成される。規制板52aは下流側壁部22jの端面22j1に対向する位置にあるために、この隙間Sは、複数の規制板52a〜52cの全周にわたって形成され、搬送路の下流側に向かって小さくなっている。第2搬送路22d内で搬送羽根51まで搬送された余剰現像剤は、この隙間Sから現像剤排出口22hに溢れ出る。規制板52を複数個にて構成することで、第2撹拌部材44の回転速度が変化して、複数の規制板52a〜52cに搬送される現像剤量が変動しても、複数の規制板52a〜52c間で現像剤排出口22hに送る現像剤量の変動を抑えるために、現像剤の現像剤排出口22hへの排出量を安定させることができる。
上記第1〜3実施形態によれば、現像装置2は、第2撹拌部材44と現像剤排出口22hとの間で下流側連通部22fに対向して設けられ、第2搬送路22dから第1搬送路22cに下流側連通部22fを介して現像剤を搬送する搬送羽根51と、この搬送羽根51の現像剤排出口22h側に設けられ、現像剤排出口22h側への現像剤の移動を規制する複数の規制板52と、を備える。規制板52は、下流側壁部22jに対向し回転軸44b方向(長手方向)に間隔を隔てて複数設けられる。
この構成によると、第2搬送路22dの下流側では、現像剤は、複数の規制板52によって塞き止められ、複数の規制板52より嵩高となった現像剤は、複数の規制板52の外周面と下流側壁部22jとの隙間Sに搬送され、余剰の現像剤として、この隙間Sから現像剤排出口22hに溢れ出る。従って、複数の規制板52を設けるという簡単な構成で、装置を小型化することができ、且つ、第2撹拌部材44の回転速度が変化しても、余剰現像剤を現像剤排出口22hに安定して排出させることができる。また、撹拌部材42の回転速度を例えば全速、半速に切り替えられる現像装置2に適用することが可能となり、さらに、撹拌部材42の回転速度の異なる種々の現像装置2を画像形成装置1に搭載することが可能となる。
また、上記第1〜第3実施形態によれば、規制板52は、少なくとも下流側連通部22fの端面22j1に対向する位置と、現像剤排出口22hの直近の位置とに設けられる。
この構成によると、第2撹拌部材44の回転速度が変化して、複数の規制板52に搬送される現像剤量が変動しても、複数の規制板52の間の隙間Sで現像剤排出口22hに送る現像剤量の変動を抑えるために、余剰現像剤を現像剤排出口22hに安定して排出させることができる。
また、上記第1実施形態によれば、複数の規制板52は、同一の外径を有する三つの規制板52a〜52cからなる。
この構成によると、第2撹拌部材44の回転速度が変化して、複数の規制板52a〜52cに搬送される現像剤量が変動しても、複数の規制板52a〜52c間の隙間Sで現像剤排出口22hに送る現像剤量の変動を抑えるために、余剰現像剤を現像剤排出口22hに安定して排出させることができる。
また、上記第3実施形態によれば、規制板52は、側壁部22jの端面22j1に対向する位置から現像剤排出口22hへ向かって順に外径が大きくなるように設けられる。
この構成によると、第2撹拌部材44の回転速度が変化して、複数の規制板52に搬送される現像剤量が変動しても、複数の規制板52間の隙間Sで現像剤排出口22hに送る現像剤量の変動を抑えるために、余剰現像剤を現像剤排出口22hに安定して排出させることができる。
尚、上記実施形態では、複数の規制板52が二つあるいは三つの規制板からなる構成を示したが、本発明はこれに限らず、複数の規制板52は四つ以上の規制板で構成するようにしてもよい。この構成でも上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、上記2実施形態では、複数の規制板52は同一の外径を有する二つの規制板52a、52bからなる構成を示したが、本発明はこれに限らず、二つの規制板52a、52bは、搬送路の上流側から順に外径が大きくなるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、現像ローラー20及び磁気ローラー21を備え、磁気ローラー21上に磁気ブラシを担持し、トナーのみを現像ローラー20に供給し、現像ローラー20上のトナーを感光体に飛翔させる現像装置に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、撹拌部材から現像ローラーに現像剤を汲み上げ、磁石を内蔵する現像ローラー上の現像剤からトナーのみを感光体に供給する現像装置に適用してもよい。
以下、本発明の実施形態をさらに具体化した実施例1〜4と、比較例1を説明する。尚、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
実施例1〜4及び比較例1に用いる現像ローラー20は、外径が16mm、回転数が630rpmであり、磁気ローラー21は、外径が20mm、回転数が800rpmである。第1撹拌部材43は、第1螺旋羽根43aの外径が20mmであり、羽根ピッチが30mm(2条巻き)であり、更に、回転軸43bの軸径が7mmである。一方、第2撹拌部材44は、第2螺旋羽根44aの外径が20mmであり、羽根ピッチが30mm(2条巻き)であり、更に、回転軸44bの軸径が7mmであり、第1螺旋羽根43aに対して逆回転する。搬送羽根51は、外径は20mmで、幅(軸方向の長さ)が10mmである4枚羽根からなる。規制空間Kの幅(軸方向の長さ)は12mmである。
現像容器22内のトナーは平均粒径6.8μmであり、キャリアは平均粒径35μmで、キャリアに対するトナーの重量比率は9%である。現像容器22内に補給した新現像剤のトナーに対するキャリアの重量比率は10%とした。現像剤は現像容器22(第1及び第2搬送路22c、22d)内に400g収容され、この量は、現像容器22内に余剰現像剤を含まない所定量である。
以上の構成において、実施例1〜3及び比較例1、2では、規制板52の構造及び配置を異ならせて、第2撹拌部材44の回転速度に対する現像剤の排出量の変化を評価した。
実施例1に係る複数の規制板52は、図4に示すように、同一の外径を有する三つの規制板52a〜52cからなり、各外径が20mmの円板であり、その厚みが夫々2mmである。規制板52a、52bの間隔、及び規制板52b、52cの間隔は、夫々2mmである。規制板52cと現像剤排出口22hとの間隔は2mmである。
実施例2に係る複数の規制板52は、図5に示すように、同一の外径を有する二つの規制板52a、52bからなり、各外径が20mmの円板であり、その厚みが夫々2mmである。規制板52a、52bの間隔は6mmで、規制板52bと現像剤排出口22hとの間隔は2mmである。
実施例3に係る複数の規制板52は、図6に示すように、異なる外径を有する三つの規制板52a〜52cからなり、規制板52aの外径が10mmであり、規制板52bの外径が15mmであり、規制板52cの外径が20mmである。各規制板52a〜52cの厚みは2mmである。規制板52a、52bの間隔、及び規制板52b、52cの間隔は、夫々2mmである。規制板52cと現像剤排出口22hとの間隔は2mmである。
実施例4に係る規制板52は、図7に示すように、複数の規制板52は、異なる外径を有する三つの規制板52a〜52cからなり、規制板52aの外径が20mmであり、規制板52bの外径が15mmであり、規制板52cの外径が10mmである。各規制板52a〜52cの厚みは2mmである。規制板52a、52bの間隔、及び規制板52b、52cの間隔は、夫々2mmである。
比較例1に係る規制板52は、図8に示すように、一つの規制板からなり、下流側壁部22jの端面22j1に対向する位置にて、排出羽根53に軸方向に当接して配置される。規制板52は、外径が20mmの円板であり、その厚みが2mmである。
実施例1〜4、及び比較例1において、第2撹拌部材44の回転速度の変化に対する現像剤の排出量の変化の評価結果を図9に示す。図9は、横軸に第2撹拌部材44の回転速度、縦軸に単位時間当たりの現像剤の排出量をとったグラフであり、回転速度100rpmでの現像剤の排出量に対する各回転速度における現像剤の排出量を示している。即ち、回転速度100rpmでも現像剤が排出されるが、回転速度100rpmでの排出量を基準とするために、グラフ上では排出量を0g/minとして、他の回転速度での排出量は、回転速度100rpmでの排出量に対する差分を示している。
図9に示すように、第2撹拌部材44の回転速度が大きくなっても、実施例1〜4は、比較例1に対して現像剤排出量の変化が小さく、現像剤の排出が安定していた。特に、実施例1、2は、第2撹拌部材44の回転速度が大きくなっても、現像剤排出量の変化が殆どなく現像剤の排出が安定している。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる現像装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができ、特に、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤の補給を行うとともに余剰現像剤を排出する現像装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
2a〜2d、2 現像装置
11a〜11d、11 感光体
20 現像ローラー
21 磁気ローラー
22 現像容器
22b 仕切り部
22c 第1搬送路(他の搬送路)
22d 第2搬送路(一つの搬送路)
22e 上流側連通部
22f 下流側連通部(連通部)
22g 現像剤補給口
22h 現像剤排出口
22i 上流側壁部
22j 下流側壁部(側壁部)
22j1 端面
22k 前壁部
42 撹拌部材
43 第1撹拌部材
43a 第1螺旋羽根
43b、44b 回転軸
44 第2撹拌部材
44a 第2螺旋羽根(螺旋状羽根)
51 搬送羽根
52、52a〜52c 規制板
61〜64 歯車
K 規制空間
S 隙間

Claims (5)

  1. 現像剤を撹拌、搬送し、撹拌した現像剤を現像ローラーに供給する現像装置であって、
    回転軸の周りに軸方向に沿って延びる螺旋状羽根を有し、前記現像ローラーに供給する現像剤を撹拌、搬送する複数の撹拌部材と、
    前記各撹拌部材によって現像剤が循環搬送される搬送路を仕切る仕切り部と、
    前記仕切り部と長手方向の両端部側に設けられる側壁部とによって形成され前記各搬送路を連通させる連通部と、
    現像剤を前記搬送路に補給する現像剤補給口と、
    前記搬送路のうちいずれか一つの搬送路の下流側に設けられ、余剰の現像剤が排出される現像剤排出口と、を備えた現像装置において、
    前記一つの搬送路内に配置される前記撹拌部材は、前記螺旋状羽根と前記現像剤排出口との間で前記連通部に対向して設けられ、前記一つの搬送路から他の搬送路に前記連通部を介して現像剤を搬送する搬送羽根と、
    前記搬送羽根と前記現像剤排出口との間に設けられ、前記搬送羽根から前記現像剤排出口側への現像剤の移動を規制する規制板と、を備え、
    前記規制板は、前記側壁部に対向し前記回転軸方向に間隔を隔てて複数設けられることを特徴とする現像装置。
  2. 前記規制板は、少なくとも前記側壁部の連通部側の端面に対向する位置と、前記現像剤排出口の直近の位置とに設けられることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記複数の規制板は、同一の外径を有する三つの規制板からなることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記規制板は、前記側壁部の連通部側の端面に対向する位置から前記現像剤排出口へ向かって順に外径が大きくなるように設けられることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像装置を備えた画像形成装置。
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