JP2016118496A - 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016118496A
JP2016118496A JP2014259049A JP2014259049A JP2016118496A JP 2016118496 A JP2016118496 A JP 2016118496A JP 2014259049 A JP2014259049 A JP 2014259049A JP 2014259049 A JP2014259049 A JP 2014259049A JP 2016118496 A JP2016118496 A JP 2016118496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facility
route
information
link
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014259049A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6388828B2 (ja
Inventor
清貴 田中
Seiki Tanaka
清貴 田中
チョン 陳
Chon Chin
チョン 陳
朝生 下村
Tomoo Shimomura
朝生 下村
秀太 鹿倉
Shuta Shikakura
秀太 鹿倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zenrin Datacom Co Ltd
Original Assignee
Zenrin Datacom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zenrin Datacom Co Ltd filed Critical Zenrin Datacom Co Ltd
Priority to JP2014259049A priority Critical patent/JP6388828B2/ja
Publication of JP2016118496A publication Critical patent/JP2016118496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6388828B2 publication Critical patent/JP6388828B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】学校や幼稚園までの施設に距離の近い経路が、ルート探索において探索されにくくすることを可能とする。【解決手段】ユーザから目的地の設定を受け付ける受付部と、所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定する設定部と、設定された重み情報に基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、探索されたルートを提示する提示部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、GPS(Global Positioning System: 全地球測位システム)や基地局、アクセスポイント等を利用して測位した、端末装置の位置情報を処理する技術に関する。
近年、指定された出発地から目的地までの推奨ルートを提示する装置が普及しつつある。例えば特許文献1には、道路情報及び走行注意箇所を取得し、これらに基づいて、走行注意箇所が存在する道路を特定し、走行注意箇所が存在する道路のコストを増加させて、誘導を行う装置が開示されている。
特開2009−97916号公報
しかしながら、例えば、特許文献1のような従来の技術は、道路上の走行注意箇所を含むリンクのコストを増加させるにすぎない。そのため、特定された走行注意箇所近辺における、人の流量や交通量等を考慮して、柔軟にルート探索を行うことができない。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、学校や幼稚園など多くの人が出入りし、走行する際に注意を要する施設が付近にある場合に、そのような施設までの距離や接続関係に応じて、リンクやノードのコストを設定可能とすることを目的とするものである。
本発明に係る情報処理装置は、ユーザから目的地の設定を受け付ける受付部と、所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定する設定部と、設定された重み情報に基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、探索されたルートを提示する提示部と、を備えるものを含み得る。
また上記情報処理装置は、ユーザが目的地に到達するまでの旅行時間を計算する旅行時間計算部をさらに備え、旅行時間計算部は、施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して旅行時間を計算することが望ましい。
設定部は、記施設の出入り口からの距離に基づいて、リンク又はノードの重み情報を設定することが望ましい。
設定部は、現在時刻が所定の時間帯に含まれるか否かに基づいてリンク又はノードの重み情報を設定することが望ましい。
本発明に係る情報処理システムは、所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定する設定装置と、ユーザから目的地の設定を受け付ける受付部と、設定装置によって設定された前記重み情報に基づいて目的地までのルートを探索するルート探索部と、探索されたルートを提示する提示部と、を備える探索装置と、を有するものを含み得る。
本発明に係るプログラムは、コンピュータに、ユーザから目的地の設定を受け付けるステップと、所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定するステップと、設定された重み情報に基づいて目的地までのルートを探索するステップと、探索されたルートを提示するステップと、を実行させるプログラムを含み得る。
また、本発明に係る方法は、コンピュータにおいて実施される方法であって、コンピュータが、ユーザから目的地の設定を受け付けるステップと、所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定するステップと、設定された重み情報に基づいて目的地までのルートを探索するステップと、探索されたルートを提示するステップと、を実行する、方法を含み得る。
また、本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等の各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワーク等を介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
また、本明細書等において、「部」とは、単に物理的構成を意味するものではなく、その構成が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの構成が有する機能が2つ以上の物理的構成により実現されても、2つ以上の構成の機能が1つの物理的構成により実現されてもよい。
本発明によれば、ユーザが住宅街に進入する際に、通知を行うことで注意喚起することが可能となる。
本発明の実施形態における情報処理システムの構成図である。 本発明の実施形態における施設情報DBの一例を示す図である。 本発明の実施形態における小学校からの距離とリンクの位置関係を模式的に示す図である。 本発明の実施形態におけるコスト情報設定処理のフローを示す図である。 本発明の実施形態におけるルート探索処理のフローを示す図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施の形態の1つについて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。また、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。さらに、当業者であれば、以下に述べる各要素を均等なものに置換した実施の形態を採用することが可能であり、かかる実施の形態も本発明の範囲に含まれる。またさらに、必要に応じて示す上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図示の表示に基づくものとする。さらにまた、図面における各種の寸法比率は、その図示の比率に限定されるものではない。また、以下においては、理解を容易にするべく、情報処理装置を利用して本発明が実現される実施の形態を例にとって説明するが、上述の如く、本発明はそれに限定されない。
図1は、本実施形態にかかる情報処理装置100を備える情報処理システム10のシステム構成図を示している。図1に示すように情報処理装置100と端末装置200とが、インターネットや専用線等のネットワーク400を介して互いに通信可能に設定されることにより地図表示システムが構成される。ネットワーク400は、無線ネットワークや有線ネットワークにより構成される。通信ネットワークの一例としては、携帯電話網や、PHS(Personal Handy−phone System)網、無線LAN(Local Area Network)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation )、WiMax(登録商標)、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、有線LAN、電話線、電灯線ネットワーク、IEEE1394等に準拠したネットワークがある。
端末装置200は、例えばGPS(Global Positioning System)等により断続的にプローブ情報を取得して、ネットワーク400を介して情報処理装置100へ送信する機能を備えた情報処理装置である。図1に示すように、端末装置200は、CPUおよびメモリを含む主制御部220、ネットワーク400と接続するための通信部240、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネル等の入力部210、画面を表示する表示部250、現在の位置情報を測位する測位部260等を備えていることが好ましい。
プローブ情報は、ユーザID、測位時刻、緯度・経度等を含む情報をいう。ここで、端末装置200が情報処理システム10にプローブ情報を送信する間隔としては、例えば5分間隔や10分間隔等が考えられるが、これに限られるものではない。また、間隔が定期的であるか不定期であるかを問わない。
なお、端末装置200は、具体的には、携帯電話(いわゆるスマートフォンであるか、フィーチャーフォンであるかは問わない)、タブレット、ノートPC(Personal Computer)、PDA(Personal Data Assistance)、ゲーム機、カーナビゲーション装置等が想定されるが、これらに限られるものではない。たとえば、可搬性を有さないデスクトップPCなどの端末装置であってもよい。ユーザは、端末装置200にナビゲーションアプリケーション(以下、ナビアプリという)をインストールすることで、ナビゲーションサービスが利用可能となることが望ましい。ナビゲーションサービスは、情報処理装置100の提供する、ユーザに対して目的地までのルート案内を行うサービスをいう。
このようなナビゲーションサービスを実現するための、情報処理装置100の各構成について説明する。図1に示すように、情報処理装置100は、入力部110と、制御部120と、記憶部130と、通信部140と、表示部150とを備えている。
入力部110は、情報処理装置100の管理者からの操作を受け付けるように構成され、キーボードやマウス、タッチパネル等によって実現することができる。
制御部120は、CPUやMPUなどの演算処理部121、RAMなどのメモリ122及び画像処理部(不図示)を備えている。演算処理部121は、各種入力に基づき、記憶部130に記録されたプログラムを実行することで、各種機能部を動作させるものである。このプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記憶され、もしくはネットワーク400を介して配布され、コンピュータにインストールされるものであってもよい。メモリ122は、サーバ用プログラム及びこのプログラムにおいて処理の実行中に、演算等に必要な各種データを、一時的に記憶するためのものである。
記憶部130は、ハードディスク等の記憶装置によって構成され、制御部120における処理の実行に必要な各種プログラムや、各種プログラムの実行に必要なデータ等を記録しておくものである。図1には図示しないが、たとえば記憶部130は、地図データ、道路ネットワークデータを有していることが望ましい。
地図データは、ベクタ方式やラスタ方式等で構成される地図データである。道路ネットワークデータは、道路の交差点、屈曲点、端点などをノードとし、各ノード間を結ぶ経路をリンクとし、ノードデータ(ノードの緯度及び経度)と、リンクデータ(リンク番号)と、全てのリンクのコスト情報(距離や所要時間)に関するリンクコスト情報データとを含むデータベースとして構成される。
また、本実施形態において、記憶部130は、施設情報DB131を有している。図2は、施設情報DB131の一例を示す図である。図2に示すように施設情報DB131には、地図に含まれる施設のIDと施設の出入り口の緯度経度を示す位置情報、注意フラグ、及び注意時間帯が対応付けられて登録されている。
注意フラグは、対応する施設が注意を要する施設であるか否かを識別するフラグをいう。注意フラグに1が登録されている施設が注意を要する施設、注意フラグに0が登録されている施設が特に注意を要さない施設である。注意を要する施設は、本実施形態では、学校、幼稚園、保育所、託児所等、子供の出入りが多い施設を指すがこれに限定されない。たとえば、大型スーパー等の商業施設や図書館・公民館等の公共施設を指してもよい。
注意時間帯は、注意フラグが立てられた施設の付近を走行するのに注意を要する時間帯をいう。たとえば学校近く(スクールゾーン等)の場合、登下校の時間帯などであることが望ましい。また、たとえば商業施設の場合、開店時間、セール開催時間等を含む時間帯であってもよい。
さらに、図1に示すように、演算処理部121は、機能部として、受付部1211と、コスト設定部1212と、探索部1213と、旅行時間計算部1214と、提示部1215とを備えていることが望ましい。
受付部1211は、ユーザから目的地の設定を受け付ける。また、受付部1211は、ユーザから目的地と併せて出発地の設定を受け付けるとしてもよい。目的地及び出発地の設定は、緯度経度をユーザが指定して行うとしてもよいし、地図上の任意の地点をユーザが指定して行うとしてもよい。なお、受付部1211は、ユーザから目的地設定を受け付けたときのユーザの現在位置を、取得したプローブ情報から特定し、この現在位置を出発地としてもよい。
コスト設定部1212は、所定の施設からの距離または当該施設との接続関係に基づいて、リンクまたはノードに対して重み情報を設定する。重み情報は、各経路(以下、経路をリンクともよぶ)が目的地までのルートとして探索される優先度を示すコスト情報をいう(以下、重み情報をコスト情報ともよぶ)。たとえば、コスト設定部1212は、施設の出入り口からの距離に基づいてリンクとノードとのコスト情報を設定することができる。具体的には、コスト設定部1212は、施設情報DB131を参照し、注意フラグが立てられている施設の出入り口の緯度経度を特定する。そして、特定した緯度経度からの距離に基づいて、コスト設定部1212は、リンクのコスト情報を設定するとしてもよい。
また、コスト設定部1212は、施設の出入り口に接続するリンクに最も高いコスト情報を設定し、さらに出入り口に接続するリンクに接続するまでに経由するノードの数に基づいてコスト情報を徐々に減らして設定するとしてもよい。具体的には、施設の出入り口に接続するリンクにコスト情報として10を設定し、出入り口に接続するリンクへノードを1つ経由して接続するリンクに7を設定し、ノードを2つ経由して接続するリンクに5を設定するとしてもよい。
コスト設定部1212は、設定したコスト情報を記憶部130の道路ネットワークデータに登録することが望ましい。
図3を用いて、リンクにコスト情報を設定する場合を例にして、コスト設定部1212が設定するコスト情報と施設との位置関係を説明する。図3は、注意が必要な施設とリンクとを模式的に示した図である。
図3において、L101〜103、L201〜203、L301〜313、L401〜412、L501〜507はリンクを示している。また小学校Sは施設情報DB131に注意が必要な施設として注意フラグが登録された施設である。また、エリアA200は小学校Sの出入り口から半径100mの領域を示しており、エリアA300は小学校Sの出入り口から半径300mの領域を示しており、エリアA400は小学校Sの出入り口から半径500mの領域を示している。
このような場合、コスト設定部1212は、小学校Sの出入り口と接続するリンクL101〜103に最も高いコスト情報としてたとえば10を設定する。また、エリアA200内に少なくとも一部が含まれるリンクであってリンクL101〜103を除いたリンクL201〜203に2番目に高いコスト情報としてたとえば7を設定する。エリアA200に含まれないリンクであって、エリアA300に少なくとも一部が含まれるリンクL301〜313に、3番目に高いコスト情報としてたとえば5を設定する。さらにエリアA200、A300のいずれにも含まれずエリアA400に少なくとも一部が含まれるリンクL401〜412には、4番目に高いコスト情報としてたとえば3を設定する。さらに、エリアA200、A300、A400のいずれにも含まれないリンクL501〜507にはもっとも低いコスト情報としてたとえば1を設定する。
このように、小学校Sの出入り口と直接接続するリンクL101〜103にはもっとも高いコスト情報を設定し、出入り口から距離が遠ざかるにつれて段階的に設定するコスト情報値を下げることで、出入り口からの距離に基づいて、リンクがルートとして選択されにくくすることができる。
また、コスト設定部1212は、施設情報DB131に登録された注意時間帯に基づいて、コスト情報を設定するとしてもよい。たとえば現在時刻が通学時間帯に含まれる場合にコスト情報を変動させ、それ以外の時間帯には出入り口からの距離にかかわらずコスト情報を一定として設定してもよい。
さらに、コスト設定部1212は、距離、料金、所要時間、その他のパラメータ、及び各種パラメータを任意に組み合わせたもの等、目的に応じてもリンクやノードのコスト情報を設定可能とすることが望ましい。
ルート探索部1213は、設定されたコスト情報に基づいて目的地までのルートを探索する。たとえば、ルート探索部1213は、端末装置200から送信された出発地と目的地に従い、道路ネットワークデータ等の探索用ネットワークデータを参照して、出発地から目的地までのルートを探索する。このとき出発地のノードから目的地のノードに至るリンクを順次探索し、リンクのコスト情報が最小となるリンクをたどって案内ルートとすることによって最適ルートを探索することができる。このようなルート探索の手法としてはラベル確定法やダイクストラ法などの周知の手法を利用することができる。なお、「最適な」ルートとは、出発地から目的地までのコスト情報が最小であることをいう。
旅行時間計算部1214は、ユーザが目的地に到着するまでの旅行時間を計算する。具体的には、ルート探索部1213が探索した各ルートの道のりを所定の速度(たとえば一般道なら時速60km、高速道路なら時速100kmなど)で割って算出するとしてもよい。また、旅行時間計算部1214は、施設からの距離または施設との接続関係に基づいて、リンクまたはノードの旅行時間を計算することもできる。たとえば旅行時間計算部1214は、コスト設定部1212が設定したコスト情報に基づいて旅行時間を調整するとしてもよい。具体的には、コスト設定部1212が高コスト情報に設定したリンクは低い速度で走行し、低いコスト情報に設定したリンクは高い速度で走行するとして、旅行時間を計算することができる。
提示部1215は、ルート探索部1213が探索したルートをユーザに提示する。具体的には、端末装置200に探索したルートの情報を送信し、端末装置200側で地図情報と重畳してルートを表示するとしてもよい。また提示部1215は、ルートと併せて各ルートの旅行時間を提示することもできる。
次に、図4を用いて、情報処理装置100のコスト情報設定処理のフローについて説明する。なお、以下に説明する処理のフローに含まれる各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して又は並列に実行することができるとともに、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上1ステップとして記載されているステップは、複数ステップに分けて実行することができる一方、便宜上複数ステップに分けて記載されているものは、1ステップとして把握することができる。
コスト設定部1212は、施設情報DB131を参照し、注意フラグが立てられている施設に関するレコードを取得する(S101)。次に、コスト設定部1212は、取得したレコードに登録されている注意時間帯ごとに、コスト情報を設定する(S103)。このときコスト設定部1212は、施設の出入り口に接続するまでに経由するノードの数に基づいてリンクにコスト情報を設定するとしてもよい。たとえば、施設の出入り口に直接接続するリンクに最も高いコスト情報として10を設定し、出入り口に接続するリンクへノードを1つ経由して接続するリンクに7を設定し、ノードを2つ経由して接続するリンクに5を設定するとしてもよい。またたとえば、コスト設定部1212は、施設からの距離に基づいてリンクにコスト情報を設定するとしてもよい。さらにコスト設定部1212は、施設からの距離および施設の出入り口との位置関係の両方に基づいてリンクにコスト情報を設定することもできる。コスト設定部1212は、設定したコストを、時間帯ごとに道路ネットワークデータに登録する(S105)
次に、図5を用いて、情報処理装置100のルート探索処理のフローについて説明する。
ユーザが端末装置200を操作して事前にインストールしたナビアプリを起動させる。さらに端末装置200を操作して、目的地を指定してルート探索要求を情報処理装置100に対して送信する。目的地の指定は、緯度経度を指定して行うとしてもよいし、地図上の任意の地点を指定して行うとしてもよい。
ルート探索要求を受け付ける(S201:YES)と、ルート探索部1213は、ルート探索要求が送信された日時と、ルート探索要求に含まれる目的地を特定する。さらにルート探索部1213は、ユーザの端末装置200から受信したプローブ情報から現在位置を示す緯度経度を取得し、出発地として特定する(S203)。
次に、ルート探索部1213は、本発明の方法によりコスト情報が設定された(すなわち、施設からの距離または施設との接続関係に基づいてコスト情報が設定された)道路ネットワークデータを参照し、特定した日時に対応するコスト情報を参照する(S205)。ルート探索部1213は、設定されたコスト情報に基づいて、出発地から目的地までのルートを探索する(S207)。ルートはコスト情報の低いリンクが優先的に選択されることが望ましい。
次に、旅行時間計算部1214が、探索された各ルートの旅行時間を計算する(S209)。このとき旅行時間計算部1214は、抽出された小学校からの距離に基づいて旅行時間を計算することが望ましい。提示部1215は、探索されたルートと旅行時間とをユーザに提示する(S211)。
このように、本実施形態に係る情報処理装置100によれば、小学校等の注意を払って走行する必要な施設からの距離に基づいてリンクのコスト情報を設定することができる。これによって、そのような施設に近いリンクを通るルートをルート探索で探索されにくくすることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
たとえば、既述の実施形態において、コスト設定部1212は、付近を走行する際に注意が必要な施設の出入り口からの距離に基づいてコスト情報を設定する構成として説明した。しかしこれに限定されず、コスト設定部1212は、施設の代表点からの距離に基づいてコスト情報を設定する構成としてもよい。
また、たとえば既述の実施形態において、受付部1211と、コスト設定部1212と、ルート探索部1213と、旅行時間計算部1214と、提示部1215とは同一装置に実装される構成として説明した。しかしこれに限定されず、少なくともコスト設定部1212または旅行時間計算部1214は、別装置に実装する構成としてもよい。
さらに、既述の実施形態において、コスト情報はルート探索要求を行う前にあらかじめ道路ネットワークデータに登録される構成として説明した。しかし、これに限定されず、ルート探索要求があるたびに、コスト設定部1212がリンクまたはノードに設定する構成としてもよい。
10 情報処理システム
100 情報処理装置
110 入力部
120 制御部
121 演算処理部
1211 受付部
1212 コスト設定部
1213 ルート探索部
1214 旅行時間計算部
1215 提示部
130 記憶部
131 施設情報DB
140 通信部
200 端末装置
210 入力部
220 主制御部
230 記憶部
240 通信部
250 表示部
260 測位部
400 ネットワーク

Claims (8)

  1. ユーザから目的地の設定を受け付ける受付部と、
    所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定する設定部と、
    設定された前記重み情報に基づいて前記目的地までのルートを探索するルート探索部と、
    探索された前記ルートを提示する提示部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、
    前記ユーザが前記目的地に到達するまでの旅行時間を計算する旅行時間計算部をさらに備え、
    前記旅行時間計算部は、
    前記施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、前記リンク又はノードに対して前記旅行時間を計算することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定部は、
    前記施設の出入り口からの距離に基づいて、前記リンク又はノードの重み情報を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定部は、現在時刻が所定の時間帯に含まれるか否かに基づいて、前記リンク又はノードの重み情報を設定することを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定する設定部と、
    前記重み情報を、当該重み情報に基づいてルート探索を行う装置が参照するデータベースに登録する登録部と、を備える設定装置。
  6. ユーザから目的地の設定を受け付ける受付部と、
    所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定する設定装置によって設定された前記重み情報に基づいて前記目的地までのルートを探索するルート探索部と、探索された前記ルートを提示する提示部と、を備える探索装置。
  7. コンピュータに、
    ユーザから目的地の設定を受け付けるステップと、
    所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定するステップと、
    設定された前記重み情報に基づいて前記目的地までのルートを探索するステップと、
    探索された前記ルートを提示するステップと、
    を実行させるプログラム。
  8. コンピュータにおいて実施される方法であって、
    前記コンピュータが、
    ユーザから目的地の設定を受け付けるステップと、
    所定の施設からの距離又は当該施設との接続関係に基づいて、リンク又はノードに対して重み情報を設定するステップと、
    設定された前記重み情報に基づいて前記目的地までのルートを探索するステップと、
    探索された前記ルートを提示するステップと、
    を実行する、方法。
JP2014259049A 2014-12-22 2014-12-22 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法 Active JP6388828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014259049A JP6388828B2 (ja) 2014-12-22 2014-12-22 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014259049A JP6388828B2 (ja) 2014-12-22 2014-12-22 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016118496A true JP2016118496A (ja) 2016-06-30
JP6388828B2 JP6388828B2 (ja) 2018-09-12

Family

ID=56244047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014259049A Active JP6388828B2 (ja) 2014-12-22 2014-12-22 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6388828B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018059731A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 株式会社ゼンリンデータコム ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08261781A (ja) * 1995-03-24 1996-10-11 Alpine Electron Inc 車載用ナビゲーション装置
JP2003021525A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Zenrin Co Ltd 経路探索用電子地図データ
JP2009097916A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置
JP2012127770A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Clarion Co Ltd 経路探索方法および装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08261781A (ja) * 1995-03-24 1996-10-11 Alpine Electron Inc 車載用ナビゲーション装置
JP2003021525A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Zenrin Co Ltd 経路探索用電子地図データ
JP2009097916A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置
JP2012127770A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Clarion Co Ltd 経路探索方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018059731A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 株式会社ゼンリンデータコム ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6388828B2 (ja) 2018-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10359295B2 (en) Method and apparatus for providing trajectory bundles for map data analysis
EP1503180A1 (en) Vehicle navigation device
US20190033094A1 (en) Navigation apparatus, navigation method, and navigation system
JP2006119132A (ja) ナビゲーション方法及びナビゲーション装置
JP2016045020A (ja) 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2006065246A (ja) カーナビゲーション装置の地図データ更新方法、地図データ更新システム、カーナビゲーション装置、地図情報サーバ
US9361794B1 (en) Method and apparatus for providing a mixed mode traffic map display
Shahzada et al. Dynamic vehicle navigation: An A* algorithm based approach using traffic and road information
JP6388828B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、プログラム、及び情報処理方法
CN107750339B (zh) 基于无线信号特性使用移动装置检测用户的场境
JP6175394B2 (ja) 地図表示システム及び地図表示プログラム
JP6210629B2 (ja) ナビゲーション装置、地図表示制御方法および地図表示制御プログラム
JP5977576B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP5615777B2 (ja) 経路案内装置及び経路案内方法
JP6712208B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2012242237A (ja) 経路沿い施設検索システム及び経路沿い施設検索方法
JP2017083350A (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP6262683B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP2016081253A (ja) 情報出力装置、情報出力方法、およびプログラム
JP6168844B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP6325868B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP2016061696A (ja) 地図表示システム及びプログラム
JP6530910B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、及び情報処理方法
JP2016017826A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、およびプログラム
JP6521840B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6388828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250