JP6325868B2 - 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、GPS(Global Positioning System: 全地球測位システム)や基地局、アクセスポイント等を利用して測位した、端末装置の位置情報を処理する技術に関する。
近年、携帯電話やスマートフォン等の端末装置や車載端末等の端末装置に搭載されたGPS機能を用いて、または基地局、アクセスポイント等の情報を用いて取得した、ユーザの位置情報を活用した、ユーザの移動経路を判定するカーナビ等のサービスが多く提供されている。
特許文献1には、移動体から位置情報を取得し、地図情報と合成して端末に送信することで、リアルタイムで精度の高い位置情報を提供する技術について開示されている。
特開2001−194993号公報
例えば、特許文献1のような従来の技術では、国や県等、あるエリアから別のエリアへとユーザが越境したことを判定する際には、境界線上の所定のノードを通過することで判定していた。そのため、例えば海を渡って国境を超えるときやエリア同士が隣接していないときのように、エリアの境界が存在せず、境界線上に所定のノードを設定できない場合には、ユーザの越境を判定できないという課題があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、エリア同士が隣接していないときであっても、ユーザの越境を判定可能とすることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、ユーザがエリアを脱出する際に、エリアの識別情報を記憶する記憶部と、ユーザがエリアに進入する際に、記憶部が記憶したエリアの識別情報と進入するエリアの識別情報とが一致するか否かに基づいて、ユーザが越境したか否かを判定する判定部と、を備えるものを含む。
エリアは、他のエリアのノードにリンクを介して接続する接続ノードを少なくとも1つ以上含むものであって、判定部は、接続ノードをユーザが通過する際に、エリアから脱出したか否かまたはエリアへ進入したか否かを判定することとしてもよい。
接続ノードは、陸上のルートである陸リンクと、陸地以外のルートである非陸リンクとに接続され、判定部は、ユーザが、接続ノードを通過する際に、陸リンクから非陸リンクへと移動する際に、エリアから脱出したか否かを判定し、非陸リンクから陸リンクへと移動する際に、エリアへ進入したか否かを判定することとしてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、記憶部に記憶されたノード及び/またはリンクのデータを参照し、他のエリアのノードにリンクを介して接続するノードを抽出する抽出部と、抽出部が抽出したノードに対して、接続ノードフラグを対応付けたデータを生成し出力する出力部と、を備えるものを含む。
また、本発明に係る方法は、制御部を備える情報処理装置において実施される方法であって、制御部が、ユーザがエリアを脱出する際に、エリアの識別情報を記憶するステップと、ユーザがエリアに進入する際に、記憶したエリアの識別情報と進入するエリアの識別情報とが一致するか否かに基づいて、ユーザが越境したか否かを判定するステップと、を備える方法を含む。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザがエリアを脱出する際に、エリアを記憶する手段、及びユーザがエリアに進入する際に、記憶部が記憶したエリアの識別情報と進入するエリアの識別情報とが一致するか否かに基づいて、ユーザが越境したか否かを判定する手段と、して機能させるプログラムを含む。
「経路案内システム」は、情報処理装置等から構成される、特定の機能をユーザに提供するためのシステムをいう。例えば、サーバ装置、クラウドコンピューティング形態のもの、ASP(Application Service Provider)、クライアントサーバモデルのもの、等により構成されるが、これに限られるものではない。
また、本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等の各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワーク等を介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
また、本明細書等において、「部」とは、単に物理的構成を意味するものではなく、その構成が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの構成が有する機能が2つ以上の物理的構成により実現されても、2つ以上の構成の機能が1つの物理的構成により実現されてもよい。
本発明の経路案内システムユーザがエリアを脱出する際に、エリアの識別情報を記憶する記憶部と、ユーザがエリアに進入する際に、記憶部が記憶したエリアの識別情報と進入するエリアの識別情報とが一致するか否かに基づいて、ユーザが越境したか否かを判定する判定部と、を備えることによって、エリア同士が隣接していないときであっても、ユーザの越境を判定可能となる。
本発明の第1の実施形態における経路案内システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態における隣接するエリアを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施形態における隣接しないエリアを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるサーバ装置のブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるノード情報テーブルを示す図である。 本発明の第1の実施形態における隣接ノードリストを示す図である。 本発明の第1の実施形態における経路案内システムの処理フローを示すチャートである。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態を図1乃至図7を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る経路案内システム10のシステム構成図を示している。図1に示すように、経路案内システム10は、サーバ装置100及び端末装置200A〜200D(以下、端末装置200A〜200Dを総称して端末装置200という。)を含む。サーバ装置100は、インターネットや専用線等のネットワーク300に接続されたサーバ用コンピュータである。また、このサーバ装置100と同じく、ネットワーク300に有線または無線で接続された端末装置200が、互いに通信可能に設定されることにより経路案内システム10が構成される。なお、本実施形態において、経路案内システム10は、サーバ装置100と端末装置200を含むものとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、経路案内システム10は、クラウドコンピューティング形式のシステムとして構成されてもよい。この場合、ユーザは、経路案内システム10のコンピュータ処理をネットワーク経由でサービスとして利用する。また、経路案内システム10は、ASPのサーバを含むシステムとして構成されてもよい。
端末装置200は、ネットワーク300を介してサーバ装置100と通信し、現在位置を測位した位置情報を所定時間間隔で、またはユーザの入力に基づいてアップロードする機能を備えた情報処理装置である。具体的には、車載端末や携帯電話やスマートフォン、ノートPC、PDA等が挙げられる。図1には図示しないが、端末装置200は、CPUおよびメモリを含む主制御部、ネットワーク300と接続するための通信部、ユーザからの操作を受け付けるタッチパネル等の入力部、画面を表示する表示部、現在の位置情報を測位する測位部等を備えていることが好ましい。
本発明に係るサーバ装置100の処理の概要について図2及び図3を用いて説明する。図2は隣接する2つのエリアA及びエリアBを表す模式図、図3は隣接しない2つのエリアC、D及びEを表す模式図である。エリアの後に続くアルファベットはエリアの識別子を表すものとする。
図2に示すように、エリアAとエリアBとは境界B1を挟んで隣接している。エリアAにはノードNa1、Na2の2つのノードがあり、エリアBにはノードNb1〜Nb3の3つのノードがある。また、エリアA及びエリアBは、境界B1上でノードN5を共有している。「共有する」とは、例えば国境検問所のように、両側のエリアでそれぞれが管理することを含んでもよい。ノードN5は、エリアAにおいて、ノードNa1とリンクLa1で接続し、ノードNa2とリンクLa2で接続している。また、ノードN5は、エリアBにおいて、ノードNb1とリンクLb1で接続し、ノードNb2とリンクLb2で接続し、ノードNb3とリンクLb3で接続している。
図2のように、エリアAとエリアBとが境界B1で隣接している場合、サーバ装置100は、ユーザが、境界B1上のノードN5を通過することでエリアAからエリアBへの越境を判定することが可能である。
一方で、図3に示すように、エリアCの境界B2とエリアDの境界B3とエリアEの境界B4は隣接していない。エリアCには、ノードNc1〜Nc3の3つのノードがある。ノードNc3とノードNc1とはリンクLc1で接続し、ノードNc3とノードNc2とはリンクLc2で接続している。また、エリアDには、ノードNd1〜Nd4の4つのノードがある。ノードNd4とノードNd1とはリンクLd1で接続し、ノードNd4とノードNd2とはリンクLd2で接続し、ノードNd4とノードN3とはリンクLd3で接続している。さらに、エリアEにはノードNe1及びノードNe2がある。
エリアCのノードNc3は、エリアC以外のエリアであるエリアDのノードNd4とリンクLf1で、エリアEのノードNe1とリンクLf2で接続している。このように、他のエリアのノードとリンクを介して接続するノードを接続ノード、という。
図3の例では、エリアCの境界B2とエリアDの境界B3とエリアEの境界B4は隣接していないので、エリア間で共有しているノードはない。そのため、いずれか1つのノードを通過しただけでは、サーバ装置100は、ユーザの越境を判定することができない。
例えば、現在地がエリアCであるユーザが、出発地としてノードNc1を、目的地としてエリアDのノードNd1を設定した場合について説明する。このとき、サーバ装置100は、例えば案内経路の一例として、ノードNc1を出発しリンクLc1を通ってノードNc3へ、ノードNc3からリンクLf1を通ってノードNd4へ、ノードNd4からリンクLd1を通ってノードNd1へと到着する経路を推奨経路として提示する。しかし、仮にユーザが、接続ノードNc3を通過したとしても、必ずしもリンクLf1を通ってNd4へと行くとは限らない。例えば、リンクLf2を通ってエリアEへと進入するかもしれないし、また、リンクLc2を移動する場合のように、一度エリアCの外を通過した後に、再びエリアCへと戻ってくるかもしれない。そのため、サーバ装置100は、ユーザが接続ノードNc3を通過しただけでは、エリアCからエリアDへの越境を判定することができない。
本発明に係るサーバ装置100は、ユーザが接続ノードを通過した際に、エリアの識別子を一時的に記憶する。そして、ユーザが次の接続ノードを通過する際に、その接続ノードのエリアと記憶したエリアの識別子とが一致するか否かによって越境を判定する。例えば、ユーザが接続ノードNc3を通過した際には、サーバ装置100は、エリアCの識別子Cを記憶する。そして、次にユーザが例えば、接続ノードNd4を通過する際に、ノードNd4のエリアの識別子Dと、記憶した識別子Cとを比較し、異なる識別子であるため、ユーザが越境した、と判定する。一方で、ユーザが接続ノードNc3を通過してリンクLc2を通って、ノードNc2を通過する場合には、通過する接続ノードのエリアの識別子Cと記憶した識別子Cとが一致するため、越境したとは判定しない。
これによって、本発明に係るサーバ装置100は、エリア同士が隣接しない場合であっても、ユーザの越境を判定することが可能となる。
次に、図4を用いて、このようなサーバ装置100を実現するための、各構成について説明する。図4は、サーバ装置100のブロック図である。図4に示すように、サーバ装置100は、通信部110と、制御部120と、記憶部130と、表示部140と、入力部150とを備えている。
通信部110は、サーバ装置100をネットワーク300に接続するように構成される。例えば、通信部110は、LANカード、アナログモデム、ISDNモデム等、及び、これらをシステムバス等の伝送路を介して処理部と接続するためのインタフェースから実現することができる。
制御部120は、CPUやMPU等の演算処理部121、RAM等のメモリ122を備えている。演算処理部121は、各種入力に基づき、記憶部130に記録されたプログラムを実行することで、各種機能部を動作させるものである。このプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記憶され、もしくはネットワーク300を介して配布され、コンピュータにインストールされるものであってもよい。
メモリ122は、サーバ用プログラム及びゲームプログラム、ならびに、これらのプログラムにおいて処理の実行中に、演算等に必要な各種データを、一時的に記憶するためのものである。メモリは、ユーザがエリアを脱出する際に、当該エリアの識別情報を記憶するよう構成される。
表示部140は、ディスプレイ等から構成される。また、入力部150は、サーバ装置100の管理者からの操作を受け付けるように構成され、キーボードやマウス、タッチパネル等によって実現することができる。
記憶部130は、ハードディスク等の記憶装置によって構成され、制御部110における処理の実行に必要な各種プログラムや、各種プログラムの実行に必要なデータ等を記録しておくものである。具体的には、記憶部130は、ノード情報テーブル131、及び各ノードの隣接ノードリスト132を有していることが望ましい。
図5はノード情報テーブル131を示す図である。ノード情報テーブル131には、図5に示すように、ノード識別子、緯度経度、エリア識別子、接続ノードフラグ等の情報等が格納されている。エリアは、国や県、市町村等、行政界で区切られた範囲としてもよい。また、エリアは、当該エリアの他のエリアのノードにリンクを介して接続する接続ノードを少なくとも1つ以上含む。接続ノードフラグは、後述する作成部1212の処理によって、他のエリアのノードにリンクを介して接続する接続ノードに対して設定される。接続ノードは、少なくとも2種類以上のルートに関するリンクが接続していることが望ましい。具体的には、陸上のルートである陸リンクと、陸地以外のルートである非陸リンクとに接続されているとしてもよい。非陸リンクは、例えば、航路や空路、運河等が挙げられる。非陸リンクが航路である場合、接続ノードの例として、例えば、フェリーターミナル等が挙げられる。また、非陸リンクが空路である場、接続ノードの例として、空港等が挙げられる。図3の例では、エリアC、及びエリアD内部にある、リンクLc1、Lc2、Ld1、Ld2、Ld3が陸リンク、エリア間をつなぐリンクLf1及びLf2が非陸リンクである。
また、接続ノードは、道路と線路という2種類の陸リンクに接続されているとしてもよい。この場合、接続ノードとして、列車の駅等が挙げられる。
図6は、隣接ノードリスト132を示す図である。記憶部130はノードごとに隣接ノードリスト132を有している。ここでは一例として、図3に示したエリアCのノードNc3の隣接ノードリストを示している。図6に示すように、ノードNc3の隣接ノードリスト132には、ノードNc3と隣接するノードとして、ノードNc1、Nc2、Nd4、Ne1と、ノードNc3とこれらの隣接ノードとのリンクLc1、Lc2、Lf1、Lf2と、が格納されている。
図4に戻り、サーバ装置100の構成の続きを説明する。
演算処理部121は、機能部として、受信部1211と、作成部1212と、経路探索部1213と、表示制御部1214と、判定部1215とを備えている。
受信部1211は、ユーザの端末装置200から、通信部110を介して、位置情報や経路探索要求を受け付けるように構成される。
作成部1212は、記憶部130に記憶されたノード及び/またはリンクのデータを参照し、他のエリアのノードにリンクを介して接続するノードを抽出する抽出機能と、抽出機能が抽出したノードに対して、接続ノードフラグを対応付けたデータを生成し出力する出力機能と、を備えるように構成される。作成部1212が作成したデータは、記憶部130のノード情報テーブル131に格納される。なお、本実施形態においては、作成部1212は、サーバ装置に設けられるとして説明するが、作成部1212は、サーバ装置100とは別筐体に設けられるものとしてもよい。また、サーバ装置100内の作成部1212を、データ作成装置としてとらえることも可能である。
経路検索部1213は、ユーザからの経路探索要求に応じて、目的地までの推奨経路を提示するように構成される。この経路探索には、各経路に含まれるリンクの重み情報を用いることが望ましい。この重み情報のパラメータには、距離、一般道か有料道路か、等の情報を用いることが可能である。重みが大きいほど、その経路は推奨されやすいとしてもよい。経路探索部1213が探索した経路は、各経路の重みに基づいて、端末装置200に提示させることができる。この経路探索処理は、既存の技術を用いて行うことができる。
表示制御部1214は、経路探索部1213が探索した推奨経路を地図上に重畳し、端末装置200の表示部に表示させるように制御するように構成される。この表示処理は、既存の技術を用いて行うことができる。
判定部1215は、ユーザがエリアに進入する際に、メモリ122が記憶したエリアの識別情報と進入するエリアの識別情報とが一致するか否かに基づいて、ユーザが越境したか否かを判定する。判定部1215は、接続ノードを通過する際に、エリアから脱出したか否かまたはエリアへ進入したか否かを判定することができる。また、判定部1215は、ユーザが、接続ノードを通過する際に、陸リンクから非陸リンクへと移動した場合に、エリアから脱出したか否かを判定し、非陸リンクから陸リンクへと移動した場合に、エリアへ進入したか否かを判定することとしてもよい。
次に図7を用いて、サーバ装置100の処理フローについて説明する。このときユーザは、図3に示した、エリアCのノードNc1を出発地として、エリアDのノードNd1を目的地としてそれぞれ指定し、経路案内要求を行った場合について説明する。なお、以下に説明する処理のフローに含まれる各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して又は並列に実行することができるとともに、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上1ステップとして記載されているステップは、複数ステップに分けて実行することができる一方、便宜上複数ステップに分けて記載されているものは、1ステップとして把握することができる。
まず、サーバ装置100の受信部1211は、端末装置200を用いたユーザからの経路探索要求を受け付ける(S101)。このとき、端末装置200から演算処理部121に対して、出発地のノードNc1と目的地のノードNd1の緯度経度に関する情報があわせて送信される。受信部1211は、この出発地と目的地の緯度経度に関する情報を、経路探索部1213へと通知する。通知を受けた経路探索部1213は、ノード情報テーブル131及び隣接ノードリスト132を参照して、出発地から目的地までの経路を探索し、探索した経路の重み等の情報に基づいて、推奨経路を選択する。例えば、経路探索部1213が推奨経路として、ノードNc1を出発しリンクLc1を通ってノードNc3へ、ノードNc3からリンクLf1を通ってノードNd4へ、ノードNd4からリンクLd1を通ってノードNd1へと到着する経路を推奨経路として提示する。選択された推奨経路は、表示制御部1214によって地図上に重畳され、端末装置200の表示部へと表示され、経路案内が実行される(S102)。
経路案内の実行中、受信部1211は、随時、端末装置200から位置情報を受信し、受信した位置情報に基づいて、表示制御部1214が地図上にユーザの現在位置を表示させる。端末装置200から受信した位置情報から、ユーザが接続ノードを通過したか否かを判定部1215が判定する(S103)。ユーザが接続ノードを通過していない場合(S103:NO)には、引き続き経路案内が実行される(S102)。
一方で、判定部1215は、ユーザが例えば接続ノードNc1や接続ノードNd4を通過した、と判断した場合(S103:YES)には、ユーザが移動したリンクを確認する(S104)。
まず、接続ノードNc1を通過する際には、ユーザはノードNc1を通過する前後でいずれも陸リンクであるリンクLc1、Lc2を移動している。このような場合や、いずれも非陸リンクを移動していした場合(S104:Case3)は、判定部1215はエリアからの脱出もエリアへの進入もしていないと判定する。次に、ユーザは、陸リンクLc1を通って接続ノードNc3を通過して非陸リンクLf1へと移動する。このときユーザは、接続ノードNc3を通過する前後で、陸リンクから非陸リンクへと移動している(S104:Case1)ため、判定部1215はユーザがエリアから脱出したことを判定し、メモリ122にこの接続ノードの含まれるエリアCの識別子Cが記憶される(S111)。
次に、ユーザが、非陸リンクLf1を通って接続ノードNd4を通過して陸リンクLd1へと移動する。このときユーザは、接続ノードNd4を通過する前後で、非陸リンクから陸リンクへと移動する(S104:Case2)ため、判定部1215はユーザがエリアへ進入したことを判定する。そして、判定部1215が、メモリ122を参照し、エリアの識別子が記憶されているか否かを確認する(S121)。記憶されている場合(S121:YES)には、判定部1215は、記憶されているエリアの識別子と、今回通過した接続ノードNd4が含まれるエリアDの識別子Dとを比較する(S122)。比較した結果、エリアが一致しなかった場合(S123:YES)には、判定部1215は、ユーザがエリアCからエリアDへと越境したと判定する。このとき、ユーザに対して、越境したことを、例えば端末装置200を介して音声や画面表示等によって通知することが可能である。また、越境したことを判定後、越境先のエリアの重み情報に基づいて、再度経路探索を行うことも可能である。経路案内は、目的地に到着したと判定される(S131:YES)まで継続される。
このように、本発明に係るサーバ装置100を含む経路案内システム10によれば、エリア同士が隣接していない場合であっても、適切に越境を判定することが可能となる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施形態において、端末装置200は、ネットワーク300を介して、サーバ装置100と直接アクセスする構成になっている。しかし、例えば、通信システムがWebサーバを有する場合には、端末装置200とのやりとりをWebサーバが中継する構成としてもよい。これによって、セキュリティ上のリスクを低減することが可能となる。
例えば、既述の実施形態において、表示制御部1214が、端末装置200に表示される地図画像を作成し、推奨経路を重畳する構成としているが、これに限定されるものでなく、例えば、情報処理装置100が、地図に関する情報を端末装置200に送信し、端末装置200側が、この情報を用いて、地図画像および推奨経路を描画するものとしてもよい。
10 経路案内システム
100 サーバ装置
110 通信部
120 制御部
121 演算処理部
1211 受信部
1212 作成部
1213 経路探索部
1214 表示制御部
1215 判定部
130 記憶部
131 ノード情報テーブル
132 隣接ノードリスト
122 メモリ
140 表示部
150 入力部
200A〜D 端末装置
300 ネットワーク
N5 共有ノード
Nc3、Nd4、Ne1 接続ノード
B1〜3 境界
Na1〜2、Nb1〜3、Nc1〜2、Nd1〜3、Ne1 ノード
La1〜2、Lb1〜3、Lc1〜2、Ld1〜3、Lf1〜2 リンク

Claims (6)

  1. ユーザが、他のエリアのノードにリンクを介して接続する接続ノードを少なくとも1つ以上含むエリアを脱出する際に、前記エリアの識別情報を記憶する記憶部と、
    前記ユーザが、接続ノードを少なくとも1つ以上含むエリアに進入する際に、前記記憶部が記憶したエリアの識別情報と進入するエリアの識別情報とが一致するか否かに基づいて、前記ユーザが越境したか否かを判定する判定部と、
    を備え
    前記判定部は、
    前記ユーザの端末から受信した位置情報に基づいて、前記接続ノードを前記ユーザが通過したと判定した場合に、当該ユーザが当該接続ノードを含むエリアへ越境したか否かを判定する
    情報処理装置。
  2. 前記接続ノードは、陸上のルートである陸リンクと、陸地以外のルートである非陸リンクとに接続され、
    前記判定部は、
    前記ユーザが、前記接続ノードを通過する際に、
    陸リンクから非陸リンクへと移動する際に、エリアから脱出したか否かを判定し、
    非陸リンクから陸リンクへと移動する際に、エリアへ進入したか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 記憶部に記憶されたノード及び/またはリンクのデータを参照し、他のエリアのノードにリンクを介して接続するノードを抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出したノードに対して、接続ノードフラグを対応付けたデータを生成し出力する出力部と、
    さらに備える請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部が前記ユーザが前記接続ノードを含むエリアへ越境したと判定した場合に、越境先のエリアの重み情報に基づいて推奨経路を探索する探索部をさらに備える、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 制御部を備える情報処理装置において実施される方法であって、
    前記制御部が、
    ユーザが、他のエリアのノードにリンクを介して接続する接続ノードを少なくとも1つ以上含むエリアを脱出する際に、前記エリアの識別情報を記憶するステップと、
    前記ユーザが、接続ノードを少なくとも1つ以上含むエリアに進入する際に、前記記憶したエリアの識別情報と進入するエリアの識別情報とが一致するか否かに基づいて、前記ユーザが越境したか否かを判定するステップと、
    を実行し、
    前記判定するステップは、
    前記ユーザの端末から受信した位置情報に基づいて、前記接続ノードを前記ユーザが通過したと判定した場合に、当該ユーザが当該接続ノードを含むエリアへ越境したか否かを判定するステップをさらに含む、
    方法。
  6. コンピュータを、
    ユーザが、他のエリアのノードにリンクを介して接続する接続ノードを少なくとも1つ以上含むエリアを脱出する際に、前記エリアを記憶する手段、及び
    前記ユーザが、接続ノードを少なくとも1つ以上含むエリアに進入する際に、前記記憶する手段が記憶したエリアの識別情報と進入するエリアの識別情報とが一致するか否かに基づいて、前記ユーザが越境したか否かを判定する手段と、
    して機能させ、
    前記判定する手段は、
    前記ユーザの端末から受信した位置情報に基づいて、前記接続ノードを前記ユーザが通過したと判定した場合に、当該ユーザが当該接続ノードを含むエリアへ越境したか否かを判定する
    プログラム。
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