JP2016095220A - 環境情報収集システム、環境情報取得装置、環境情報取得方法、および環境情報取得プログラム - Google Patents

環境情報収集システム、環境情報取得装置、環境情報取得方法、および環境情報取得プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】精度よく監視対象を監視することができる環境情報収集システム、環境情報取得装置、環境情報取得方法、および環境情報取得プログラムを提供する。
【解決手段】環境情報生成部11は、センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する。環境情報取得部12は、移動体に搭載され、環境情報を環境情報生成部11から近距離無線通信で取得する。環境情報収集部14は、環境情報取得部12が取得した環境情報を収集する。
【選択図】 図16

Description

本発明は、環境の情報を収集する環境情報収集システム、当該システムに用いられる環境情報取得装置、環境情報取得方法、および環境情報取得プログラムに関する。
災害発生時の被害を最小限に抑える減災のためには、平常時から環境の監視を行い、非常時には監視結果に基づいて正確に災害を予測し、予測結果に応じて住民に対応を呼びかけることが重要である。
そして、減災のために、監視対象の監視結果を示す情報である環境情報を生成する監視子局と、監視子局が生成した環境情報を収集する監視親局とを含む環境監視システムがある。
特許文献1には、そのような環境監視システムが記載されている。具体的には、特許文献1には、河川の上流部分から下流部分に亘って設置された複数の観測装置と、当該観測装置が観測した結果を示す水位情報等を収集するサーバとを含むシステムが記載されている。
特開2014−71065号公報
しかし、特許文献1に記載されているようなシステムは、監視子局や観測装置が設置された場所まで通信回線を敷設しなければならず、監視子局等の数に応じた多額の費用が掛かるという問題がある。そして、通信回線の敷設や維持管理に要する費用は、監視子局等の数に応じて増大するので、監視子局等の数を容易に増加させることができず、監視対象の監視結果の精度を十分に高めることができないという問題がある。
そこで、本発明は、精度よく監視対象を監視することができる環境情報収集システム、環境情報取得装置、環境情報取得方法、および環境情報取得プログラムを提供することを目的とする。
本発明による環境監視システムは、センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する環境情報生成手段と、移動体に搭載され、環境情報を環境情報生成手段から近距離無線通信で取得する環境情報取得手段と、環境情報取得手段が取得した環境情報を収集する環境情報収集手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による環境情報取得装置は、移動体に搭載され、センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する環境情報生成手段が生成した環境情報を近距離無線通信で取得して、環境情報を収集する環境情報収集手段に環境情報を提供する環境情報取得手段を備えたことを特徴とする。
本発明による環境情報取得方法は、センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する環境情報生成手段が生成した環境情報を、搭載された移動体による移動の過程で近距離無線通信で環境情報生成手段から取得し、環境情報を収集する環境情報収集手段に、取得した環境情報を提供することを特徴とする。
本発明による環境情報取得プログラムは、コンピュータに、センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する環境情報生成手段が生成した環境情報を、搭載された移動体による移動の過程で近距離無線通信で環境情報生成手段から取得する処理と、環境情報を収集する環境情報収集手段に、取得した環境情報を提供する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、精度よく監視対象を監視することができる。
本発明の第1の実施形態の環境監視システムの構成例を示すブロック図である。 環境監視子局の構成例を示すブロック図である。 移動体用通信モジュールの構成例を示すブロック図である。 情報通信基地局の構成例を示すブロック図である。 環境監視親局の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態において環境監視子局によって環境情報が生成されて、環境監視親局によって受信される動作の概要を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態において環境監視子局によって環境情報が生成されて、環境監視親局によって受信される動作の概要を示すシーケンス図である。 複数の移動体用通信モジュールが、複数の環境監視子局からそれぞれ取得した環境情報を、複数の情報通信基地局および通信ネットワークを介して環境監視親局に送信する例を示す説明図である。 複数の移動体用通信モジュールが、複数の環境監視子局からそれぞれ取得した環境情報を、複数の情報通信基地局および通信ネットワークを介して環境監視親局に送信する他の例を示す説明図である。 環境監視親局の通信部が受信した環境情報に基づく演算部による演算結果を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態において環境監視子局の動作設定を行う処理の概要を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態における環境監視子局の構成例を示すブロック図である。 GPS部を含まない環境監視子局の構成例を示すブロック図である。 GPS部を含む移動体用通信モジュールの構成例を示すブロック図である。 機能が削減された移動体用通信モジュールの構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の環境情報収集システムの構成例を示すブロック図である。
実施形態1.
本発明の第1の実施形態の環境監視システム100について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の環境監視システム100の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の第1の実施形態の環境監視システム100は、環境監視子局110、移動体用通信モジュール120、および環境監視親局140を含む。
環境監視子局110は、センサ400による監視対象の測定結果を含む情報である環境情報を生成する。移動体用通信モジュール120は、移動体200に搭載されて、移動して近づいた環境監視子局110から環境情報を取得する。移動体用通信モジュール120は、移動して近づいた情報通信基地局130および通信ネットワーク300を介して、環境監視親局140に、取得した環境情報を送信する。環境監視親局140は、移動体用通信モジュール120から送信された環境情報を受信して記憶する。
なお、移動体200は、例えば、列車である。また、通信ネットワーク300は、例えば、インターネット等の情報通信網である。そして、情報通信基地局130は、例えば、駅に設置され、インターネット回線へのゲートウェイとなるアクセスポイントである。
図2は、環境監視子局110の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態における環境監視子局110は、センサ部111、記録部112、制御部113、通信部114、およびGPS(Global Positioning System)部115を含む。
センサ部111には、例えば、気温や、湿度、水分、振動、圧力、熱、音声、電磁波、化学物質、放射線、河川の水位等を測定するセンサ400が接続されている。本例では、センサ部111には、河川の水位を測定する水位センサが接続されている。そして、センサ部111は、当該水位センサによる測定結果を示す測定情報を生成する。記録部112は、例えば、メモリ等の記憶手段であり、情報が記録される。制御部113は、プログラム制御に従って処理を実行し、環境監視子局110の全体を制御する。通信部114は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)802.11の規格等に基づく無線LAN(Local Area Network)通信等の近距離無線通信で、移動体用通信モジュール120と情報を送受信する。GPS部115は、GPS衛星から受信したGPS信号に基づいて、自局の位置を示す位置情報、および現在時刻を示す時刻情報を生成する。
図3は、移動体用通信モジュール120の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態における移動体用通信モジュール120は、記録部121、制御部122、および通信部123を含む。
記録部121は、例えば、メモリ等の記憶手段である。記録部121には、通信部123が、環境監視子局110または環境監視親局140から受信した情報が記録される。制御部122は、プログラム制御に従って処理を実行し、移動体用通信モジュール120の全体を制御する。通信部123は、例えば、無線LAN通信で接続された環境監視子局110と情報を送受信する。また、通信部123は、例えば、無線LAN通信で接続された情報通信基地局130および通信ネットワーク300を介して環境監視親局140と情報を送受信する。
図4は、情報通信基地局130の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態における情報通信基地局130は、制御部131と通信部132とを含む。
制御部131は、プログラム制御に従って処理を実行し、情報通信基地局130の全体を制御する。通信部132は、例えば、無線LAN通信で、移動体用通信モジュール120と情報を送受信する。また、通信部132は、通信ネットワーク300を介して環境監視親局140と情報を送受信する。
図5は、環境監視親局140の構成例を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態における環境監視親局140は、記録部141、制御部142、演算部143、および通信部144を含む。
記録部141は、情報通信基地局130および通信ネットワーク300を介して、通信部144が移動体用通信モジュール120から受信した環境情報を記録する。制御部142は、プログラム制御に従って処理を実行し、環境監視親局140の全体を制御する。演算部143は、環境情報に基づく演算処理を行う。通信部144は、情報通信基地局130および通信ネットワーク300を介して、移動体用通信モジュール120と情報を送受信する。
次に、本発明の第1の実施形態の環境監視システム100の動作について説明する。図6は、本発明の第1の実施形態において環境監視子局110によって環境情報が生成されて、環境監視親局140によって受信される動作の概要を示す説明図である。図7は、本発明の第1の実施形態において環境監視子局110によって環境情報が生成されて、環境監視親局140によって受信される動作の概要を示すシーケンス図である。
図6および図7に示すように、河川Aの近傍に設置された水位センサであるセンサ400が、河川Aの水位を測定し、測定結果を示す測定情報を生成し(ステップS101)、生成した測定情報を環境監視子局110のセンサ部111に入力する。環境監視子局110の制御部113は、センサ400が生成した測定情報、ならびにGPS部115が生成した現在時刻を示す時刻情報、および現在位置を示す位置情報を含む環境情報を生成して(ステップS102)、記録部112に記録する。
そして、移動体用通信モジュール120の通信部123は、移動体200が環境監視子局110に近づいたときに、具体的には、環境監視子局110の通信部114と通信可能になったときに、以下の処理を行う。すなわち、移動体用通信モジュール120の通信部123は、当該環境監視子局110に、環境情報の送信を要求する(ステップS103)。当該環境監視子局110の通信部114は、ステップS103の処理でなされた要求に応じて、記録部112に記録されている環境情報を送信する(ステップS104)。環境監視子局110の制御部113は、通信部114がステップS104の処理で送信した環境情報を記録部112から消去する。なお、環境監視子局110の制御部113は、記録部112における記録量が当該記録部112の記録容量に近づいたタイミングで、通信部114がステップS104の処理で送信した環境情報を記録部112から消去するように構成されていてもよい。
移動体用通信モジュール120の制御部122は、ステップS104の処理で送信された環境情報を通信部123が受信した場合に、当該環境情報を記録部121に記録する(ステップS105)。
情報通信基地局130の通信部132は、移動体200が近づいてきたときに、具体的には、移動体用通信モジュール120の通信部123と通信可能になった場合に、以下の処理を行う。すなわち、情報通信基地局130の通信部132は、当該移動体用通信モジュール120に、環境情報の送信を要求する(ステップS106)。当該移動体用通信モジュール120の通信部123は、ステップS106の処理でなされた要求に応じて、記録部121に記録されている環境情報を送信する(ステップS107)。
情報通信基地局130の通信部132は、ステップS107の処理で送信された環境情報を受信した場合に、当該環境情報を通信ネットワーク300を介して、環境監視親局140に送信する(ステップS108)。
環境監視親局140の制御部142は、通信部144がステップS108の処理で送信された環境情報を受信した場合に、当該環境情報を記録部141に記録する(ステップS109)。
図8は、複数の移動体用通信モジュール120−a〜zが、複数の環境監視子局110−a〜zからそれぞれ取得した環境情報を、複数の情報通信基地局130−a〜zおよび通信ネットワーク300を介して環境監視親局140に送信する例を示す説明図である。
図8に示す例では、複数の移動体用通信モジュール120−a〜zのそれぞれは、河川Aに沿って移動する移動体200−a〜zに搭載されているとする。そして、複数の環境監視子局110−a〜zは、河川Aに沿ってそれぞれ設置されているとする。
そうすると、各移動体用通信モジュール120−a〜zのそれぞれは、各環境監視子局110−a〜zに記録されている環境情報をそれぞれ取得することにより、河川Aの水位を示す測定情報を上流側から下流側に亘って取得することができる。したがって、環境監視親局140は、各情報通信基地局130−a〜zおよび通信ネットワーク300を介して環境情報を受信することで、河川Aの水位を上流側から下流側に亘って把握することができる。
図9は、複数の移動体用通信モジュール120−a〜zが、複数の環境監視子局110−a〜zからそれぞれ取得した環境情報を、複数の情報通信基地局130−a〜zおよび通信ネットワーク300を介して環境監視親局140に送信する他の例を示す説明図である。
図9に示す例では、複数の移動体用通信モジュール120−a〜zのそれぞれは、河川Bにおける互いに異なる橋梁を通過する移動体200−a〜zに搭載されているとする。そして、複数の環境監視子局110−a〜zは、河川Bに沿ってそれぞれ設置されているとする。
互いに異なる橋梁を通過する移動体200−a〜zに搭載された各移動体用通信モジュール120−a〜zのそれぞれは、各環境監視子局110−a〜zに記録されている環境情報をそれぞれ取得する。したがって、河川Bの水位を示す測定情報を含む環境情報を上流側から下流側に亘って取得することができる。よって、環境監視親局140は、移動体200−a〜zが河川Bに沿って移動しない場合であっても、各情報通信基地局130−a〜zおよび通信ネットワーク300を介して環境情報を受信することで、河川Bの水位を上流側から下流側に亘って把握することができる。
なお、図9に示す例では、環境監視子局110−a〜zおよびセンサ400が、河川Bの橋梁や橋脚に埋め込む等して設置されてもよい。そして、環境監視子局110−a〜zがGPS部115を備える代わりに、環境監視親局140の記録部141に当該当該環境監視子局110−a〜zの位置を示す位置情報が予め記録されているように構成されていてもよい。
そして、センサ400が振動センサや圧力センサを含む場合には、河川Bの水位の測定のみでなく、橋梁や橋脚を点検したり、異常を検知したりすることができる。
環境監視親局140の演算部143は、通信部144が受信した環境情報に含まれている位置情報と時刻情報と測定情報とに基づく演算を行う。そして、制御部142は、演算部143の演算結果を、例えば、表示手段(図示せず)に表示させる。
図10は、環境監視親局140の通信部144が受信した環境情報に基づく演算部143による演算結果を示す説明図である。図10には、環境監視親局140の通信部144が受信して記録部141に記録されている環境情報に含まれている各位置情報によって示される位置と各時刻情報が示す時刻と各測定情報によって示される水位とに基づく演算部143による演算結果の例が示されている。
図10に示す例では、各位置情報が示す位置毎に、1番目に新しく受信した環境情報に含まれている測定情報によって示される水位が、実線で、当該位置に応じて互いに接続されて折れ線グラフで示されている。より具体的には、図10に示す例では、対応する測定情報によって示される水位が、位置情報によって示される位置に基づいて河川Aにおける上流側から下流側へ順に左側から右側へ並べられて、折れ線グラフに実線で表現されている。
また、図10に示す例では、各位置情報が示す位置毎に、2番目に新しく受信した環境情報に含まれている測定情報によって示される水位が、破線で、位置情報によって示される位置に応じて互いに接続されて折れ線グラフで示されている。より具体的には、図10に示す例では、対応する測定情報によって示される水位が、位置情報によって示される位置に基づいて河川Aにおける上流側から下流側へ順に左側から右側へ並べられて、折れ線グラフに破線で表現されている。
図11は、本発明の第1の実施形態において環境監視子局110の動作設定を行う処理の概要を示すシーケンス図である。
環境監視親局140の制御部142は、管理者によって操作部(図示せず)になされた操作に応じて、または日時等に応じて、環境監視子局110の動作設定内容を示す設定情報を生成する(ステップS201)。日時に応じて設定情報を生成する理由について説明する。一般に、列車の運転時間間隔は日時に応じて変化する。例えば、列車は、早朝や夜間には、平日の通勤や通学の時間帯よりも長い時間間隔で運行される。そうすると、早朝や夜間には、例えば列車である移動体200に搭載された移動体用通信モジュール120が環境監視子局110の近傍を通過する時間間隔も、平日の通勤や通学の時間帯よりも長くなる。したがって、移動体用通信モジュール120が環境監視子局110から環境情報を取得する時間間隔が長くなる。すると、環境監視子局110の記録部112の記録量が増大して当該記録部112の記録容量に達してしまい、制御部113が新たな環境情報を記録部112に記録することができなくなってしまう。
そこで、本実施形態における環境監視親局140の制御部142は、環境監視子局110の制御部113が環境情報を生成する時間間隔を示す設定情報を生成する。具体的には、制御部142は、例えば、平日の通勤や通学の時間帯には、短い時間間隔で環境情報を生成させるための設定情報を生成する。また、制御部142は、例えば、早朝や夜間には、平日の通勤や通学の時間帯よりも長い時間間隔で環境情報を生成させるための設定情報を生成する。なお、環境監視親局140の制御部142が、各環境監視子局110−a〜zについて互いに異なる内容の設定情報を生成してもよいし、同じ内容の設定情報を生成してもよい。各環境監視子局110−a〜zについて互いに異なる内容の設定情報を生成した場合には、例えば、河川Aの上流側の環境監視子局110と下流側の環境監視子局110とで、環境情報を生成する時間間隔を異ならせることができる。また、河川Bの橋梁や橋脚を通過する移動体200−a〜zの運行頻度に応じて、各環境監視子局110−a〜zについて互いに異なる内容の設定情報を生成することができる。
環境監視親局140の制御部142は、通信部144に、ステップS201の処理で生成した設定情報を環境監視子局110宛に通信ネットワーク300を介して送信させる(ステップS202)。環境監視親局140の通信部144が送信した設定情報は、通信ネットワーク300を介して情報通信基地局130の通信部132によって受信される。なお、環境監視親局140の記録部141には、情報通信基地局130および環境監視子局110の位置関係を示す情報が記録されていてもよい。そして、環境監視親局140の通信部144は、当該情報に基づいて、設定情報の宛先の環境監視子局110に応じた情報通信基地局130を経由するように、当該設定情報を送信してもよい。
情報通信基地局130の通信部132は、移動体200が近づいてきたときに、具体的には、移動体用通信モジュール120の通信部123と通信可能になったときに、以下の処理を行う。すなわち、情報通信基地局130の通信部132は、移動体用通信モジュール120に、ステップS202の処理で送信された環境監視子局110宛の設定情報を送信する(ステップS203)。
移動体用通信モジュール120の制御部122は、ステップS204の処理で送信された設定情報を通信部123が受信した場合に、当該設定情報を記録部121に記録する(ステップS204)。
そして、移動体用通信モジュール120の通信部123は、移動体200が設定情報の宛先の環境監視子局110に近づいたときに、具体的には、環境監視子局110の通信部114と通信可能になったときに、以下の処理を行う。すなわち、移動体用通信モジュール120の通信部123は、当該環境監視子局110に、記録部121に記録されている設定情報を送信する(ステップS205)。
通信部114が当該設定情報を受信した環境監視子局110の制御部113は、当該設定情報によって示される動作設定内容に従って動作するように、環境監視子局110の全体を制御する(ステップS206)。具体的には、例えば、制御部113は、動作設定内容に応じた時間間隔で環境情報を生成して記録部112に記録するように動作する。
本実施形態の環境監視システム100によって解決される問題および効果について説明する。前述した特許文献1に記載されているようなシステムには、以下のような問題がある。
(1)景観への影響
(2)防災無線の無線回線の占有
(3)費用の問題によるシステム普及率の低迷
(4)観測地点不足によるシステムの精度不足
問題(1)に示した、環境監視システムが与える景観への影響について説明する。環境監視システムは、監視対象の測定結果を示す環境情報を生成する子局(以下、環境監視子局という)と、環境監視子局が生成した環境情報を収集する親局装置(以下、環境監視親局という)とが、有線通信回線または無線通信回線を介して接続される。
そうすると、環境監視子局と環境監視親局との間を接続する、有線通信回線用の通信ケーブルや、無線通信回線用の大型のアンテナ、ポール等が周囲の景観に影響を与えるという問題がある。
問題(2)に示した、防災無線の無線回線の占有について説明する。環境監視子局と環境監視親局との間の無線通信に、防災無線の無線回線が使用される場合がある。そのような場合に、環境監視子局と環境監視親局とが通信を行っている間は、防災無線を用いた放送を行うことができない。また、逆に、防災無線を用いた放送が行われているしているときは、環境監視子局と環境監視親局とが通信を行うことができないという問題がある。
問題(3)に示した、費用の問題による環境監視システム普及率の低迷について説明する。リアルタイムで情報を取得する環境監視システムは高価であるので、市町村へのシステム普及率が低いという問題がある。また、市町村は、環境監視システムに要する費用を削減するために、定期的に情報収集を行う環境監視システムや、環境監視子局が、監視対象の測定結果が閾値を超えたときのみ環境監視親局に情報を送信する環境監視システムを導入する場合がある。そのような環境監視システムは、環境監視子局からリアルタイムで情報を収集することができないという問題がある。
問題(4)に示した、観測地点不足による環境監視システムの精度不足について説明する。前述したような環境監視システムは、前述した問題(1)〜(3)を有するので、環境情報を取得する観測地点が制限される。例えば、河川に沿って観測地点を複数箇所設けることが難しく、河川が氾濫した場合に住民に与える影響が大きい下流における限られた場所にのみ観測地点が設けられるという場合がある。そのような場合に、河川の水位が急激に上昇したときに、河川下流における限られた場所の水位のみの観測結果に基づいて正確に災害を予測することは難しい。
しかし、本実施形態によれば、問題(1)〜(4)を全て解決することができる。
まず、本実施形態における環境監視子局110は、無線LAN通信で情報を送受信する。したがって、本実施形態の環境監視システム100は、環境監視子局110が環境監視親局140と情報を送受信するための有線通信回線用の通信ケーブルや、無線通信用の高出力増幅器等を含む機器、大型のアンテナ、ポール等を必要としない。また、環境監視子局110の動作内容設定は、環境監視親局140から送信された設定情報に基づいて行われる。したがって、本実施形態の環境監視システム100は、環境監視子局110に、管理者が作業するためのスペースや設備を必要としない。そうすると、環境監視子局110を、地中や橋脚の中、線路の敷地内等に設置することができる。よって、本実施形態によれば、景観に影響を与えるという問題(1)および防災無線の無線回線を占有するという問題(2)を解決することができる。
本実施形態によれば、環境監視子局110を河川の複数個所に設置し、各環境監視子局110によって生成された環境情報は、移動体200に搭載された移動体用通信モジュール120によって取得される。したがって、移動体200の運行本数に応じた高い頻度で、環境情報を取得することができる。また、本実施形態における各環境監視子局110は、河川の上流側から下流側に亘って設置されるので、環境監視親局140は、河川の上流側から下流側に亘って水位の変化を精度よく把握することができる。また、環境情報は、駅等に設置された情報通信基地局130および通信ネットワーク300を介して環境監視親局140によって受信される。したがって、駅等にインターネット回線が敷設されていれば、ゲートウェイとなるアクセスポイント装置を設置するだけで、安価に、情報通信基地局130を実現することができる。よって、費用の問題によるシステム普及率の低迷という問題(3)および観測地点不足によるシステムの精度不足という問題(4)を解決することができる。
さらに、本実施形態によれば、河川の上流側から下流側に亘る水位の変化を高精度で把握することで、集中豪雨等により、河川の上流側で水位が上昇した後で下流側における水位が急激に上昇する事象が発生するような状況に適切に対応することが可能になる。すなわち、高精度で把握した水位の変化に基づいて、既存の技術によって災害の発生の予兆を把握して災害の発生や規模を予測し、住民等に適切な避難指示を出すことが可能になる。
また、夜間や、列車が運行されない場合、河川に沿った道路が通行止めになった場合であっても、歩行者や、自転車、自動二輪車、自動車、無人飛行機、その他の移動体200に、移動体用通信モジュール120を搭載させればよい。そして、当該移動体が、情報通信基地局130が設置された各駅と、環境監視子局110との間を移動して往復することで、河川の上流側から下流側に亘る水位変化を監視することができる。
なお、自然環境および人工的環境における監視が必要な場所に、気温、湿度、振動、熱、音声、化学物質、放射線等を測定するセンサ400がセンサ部111に接続された環境監視子局110が設置されてもよい。そして、そのような監視対象子局110の周辺を、移動体用通信モジュール120が搭載された1つまたは複数の路線の列車、バス、その他の移動体200が移動することで、環境監視子局110が生成した環境情報を移動体用通信モジュール120が受信する。さらに、移動体用通信モジュール120が、情報通信基地局130を介して環境監視親局140に、受信した環境情報を送信する。すると、環境監視親局140が、街全体の環境監視を行うことができる。このような構成は交通網が集中して各交通機関が高頻度で運行されている都市部において、前述したような効果を特に発揮する。
また、環境監視子局110の周辺を、移動体用通信モジュール120が搭載された歩行者や、自転車、自動二輪車、自動車、無人飛行機、ヘリコプタ、船舶、その他の移動体200に移動させて、当該移動体用通信モジュール120が環境情報を受信するように構成されてもよい。そのような構成は、交通網が未発達な街や山間部、化学物質の監視が必要な活火山の近く等において、前述したような効果を特に発揮する。
他には、土砂崩れの恐れがある山、崖、棚田、段々畑等に、水分、振動、音声等を測定するセンサ400がセンサ部111に接続された環境監視子局110が設置されてもよい。そして、環境監視子局110の周辺を、移動体用通信モジュール120が搭載された無人飛行機や、ヘリコプタ、その他の移動体200を移動させて、当該移動体用通信モジュール120が環境情報を受信するように構成されてもよい。そのような構成によって、土砂災害の予兆を発見するシステムを構成することができる。
また、監視対象の人工的環境の例としてのダムや橋梁、橋脚、建物等の人工物に、水分、振動、音声、圧力、電磁波、熱等を測定するセンサ400がセンサ部111に接続された環境監視子局110が設置されてもよい。そして、環境監視子局110の周辺を、前述したような移動体200に移動させて、当該移動体用通信モジュール120が環境情報を受信するように構成されてもよい。そのような構成によって、人工物の老朽化や異常の発生を監視するシステムを構成することができる。なお、そのような構成において、環境監視子局110は、監視対象の人工物に外付けされてもよいし、監視対象の人工物の内部に埋め込まれてもよいし、監視対象の人工物の近傍に設置されてもよい。
実施形態2.
次に、本発明の第2の実施形態の環境監視システムについて説明する。本発明の第1の実施形態の環境監視システム100は、移動体200が環境監視子局110に近づく頻度よりも高い頻度(例えば、10分に1回等)で環境情報を生成することを前提に、環境監視子局110が記録部112を含むように構成されている。しかし、例えば、人工物の老朽化の監視等、数か月に1回等の低い頻度で環境情報を生成すればよい場合がある。本発明の第2の実施形態の環境監視システムは、そのような場合に対応して構成されている。すなわち、本発明の第2の実施形態の環境監視システムは、環境監視子局210が記録部112を含まない点で、第1の実施形態の環境監視システム100と異なる。その他の構成要素は、図1に示す環境監視システム100における構成と同様なため、対応する各構成要素には図1における符号と同じ符号を付して説明を省略する。
図12は、本発明の第2の実施形態における環境監視子局210の構成例を示すブロック図である。図12に示すように、本発明の第2の実施形態における環境監視子局210は、記録部112を含まない点で、図2に示す第1の実施形態における環境監視子局110と異なる。その他の構成は、図2に示す第1の実施形態における環境監視子局110と同様なため、対応する構成要素には図2と同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態の環境監視子局210の制御部113は、移動体200が近づいたときに、センサ400が生成した測定情報、ならびにGPS部115が生成した現在時刻を示す時刻情報、および現在位置を示す位置情報を含む環境情報を生成する。具体的には、制御部113は、移動体用通信モジュール120の通信部123と通信可能になったときに、センサ400が生成した測定情報、ならびにGPS部115が生成した現在時刻を示す時刻情報、および現在位置を示す位置情報を含む環境情報を生成する。そして、環境監視子局110の通信部114は、移動体用通信モジュール120の通信部123を介して環境監視親局140宛に、制御部113が生成した環境情報を送信する。
本実施形態によれば、環境監視子局210は、必要なときのみセンサ400から測定結果を受信し、受信結果に応じた環境情報を送信すればよい。したがって、環境監視子局210に接続されたセンサ400、および環境監視子局210を間欠的に動作させて、環境監視子局210に接続されたセンサ400、および環境監視子局210の消費電力量を低減させることができる。また、環境監視子局の記録部112を省略することで、環境監視システムの低価格化を図ることができる。
なお、環境監視子局がGPS部115を含まないように構成されていてもよい。図13は、GPS部115を含まない環境監視子局310の構成例を示すブロック図である。図13に示すように、本例の環境監視子局310は、GPS部115を含まない点で、図12に示す環境監視子局210と異なる。その他の構成は、図12に示す環境監視子局210と同様なため、対応する構成要素には図12と同じ符号を付して説明を省略する。なお、環境監視子局310は、例えば、自局を他局から識別する識別子を含む環境情報を送信するとする。
そして、本例では、環境監視親局140の記録部141に、環境監視子局310の識別子に対応付けられて、当該環境監視子局210の位置を示す位置情報が予め記録されているとする。
すると、環境情報を受信した環境監視親局140は、当該環境情報に含まれる識別子に基づいてどの位置における測定結果であるのかを把握することができる。
本例によれば、環境監視子局がGPS部115を含まないように構成されているので、環境監視システムの低価格化を図ることができる。
なお、必要に応じて、移動体用通信モジュールがGPS部224を含むように構成されていてもよい。図14は、GPS部224を含む移動体用通信モジュール220の構成例を示すブロック図である。図14に示すように、本例の移動体用通信モジュール220は、GPS部224を含む点で、図3に示す第1の実施形態における移動体用通信モジュール120の構成と異なる。その他の構成は、図3に示す移動体用通信モジュール120と同様なため、対応する構成要素には図3と同じ符号を付して説明を省略する。
本例の移動体用通信モジュール220は、通信部123が、環境監視子局310から位置情報および時刻情報を含まない環境情報を受信した場合に、制御部122が、GPS部224に、位置情報および時刻情報を生成させる。そして、制御部122は、環境監視子局310から受信した環境情報に、GPS部224が生成した情報を含ませる。
そのような構成によっても、環境情報を受信した環境監視親局140は、当該環境情報に基づいて、どの位置における測定結果であるのかを把握することができる。
本実施形態について述べたように、環境情報を取得する頻度の高低に応じて、環境監視システムの構成および運用形態を変更することが可能である。また、移動体用通信モジュールについては、図3や図14に示す構成以外にも、搭載される移動体が一部の機能を実現して、移動体用通信モジュールの機能を削減することができる。図15は、機能が削減された移動体用通信モジュール320の構成例を示すブロック図である。図15に示す移動体用通信モジュール320は、記録部121を含まない点で、図3に示す第1の実施形態における移動体用通信モジュール120の構成と異なる。本例では、例えば、搭載される移動体が記録部121およびGPS部224に相当する構成を有する。そして、移動体用通信モジュール320は、図15に示すように、制御部122および通信部123のみを含む。移動体用通信モジュール320の通信部123h、移動体の記録部およびGPS部と通信を行い、移動体のGPS部から位置情報や時刻情報を取得したり、記録部に環境情報を記録させたりする。
また、各環境監視子局間でアドホック通信が行われ、各環境監視子局が生成した情報を、移動体用通信モジュールを搭載した移動体が通信可能な距離まで近づくことができる環境監視子局へ伝達するように構成されていてもよい。そのような構成は、移動体用通信モジュールを搭載した移動体が、各環境監視子局の全ての周辺は移動できない場合に特に有効である。
そのような構成によれば、移動体用通信モジュールの数や、移動体の移動頻度および移動距離を削減することが可能になる。なお、移動体用通信モジュールと通信する環境監視子局の消費電力量が多くなるが、保守を高頻度で行ったり、バッテリを大容量化したりすればよい。
また、本発明システムでは、必要に応じて、環境監視子局と移動体用通信モジュールとの間の通信、および移動体用通信モジュールと情報通信基地局との間の通信を、接触通信や有線通信等で実現してもよい。
実施形態3.
次に、本発明の第3の実施形態の環境情報収集システム10について、図面を参照して説明する。図16は、本発明の第3の実施形態の環境情報収集システム10の構成例を示すブロック図である。図16に示すように、本発明の第3の実施形態の環境情報収集システム10は、環境情報生成部11、環境情報取得部12、および環境情報収集部14を含む。
環境情報生成部11は、例えば、図2に示す環境監視子局110や、図12に示す環境監視子局210、図13に示す環境監視子局310に相当する。環境情報取得部12は、例えば、図3に示す移動体用通信モジュール120や、図14に示す移動体用通信モジュール220、図15に示す移動体用通信モジュール320に相当する。環境情報収集部14は、例えば、図5に示す環境監視親局140に相当する。
環境情報生成部11は、センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する。環境情報取得部12は、移動体に搭載され、環境情報を環境情報生成部11から近距離無線通信で取得する。環境情報収集部14は、環境情報取得部12が取得した環境情報を収集する。
本実施形態によれば、精度よく監視対象を監視することができる。
10 環境情報収集システム
11 環境情報生成部
12 環境情報取得部
14 環境情報収集部
100 環境監視システム
110、110−a〜z、210、310 環境監視子局
111 センサ部
112、121、141 記録部
113、122、131、142 制御部
114、123、132、144 通信部
115、224 GPS部
120、120−a〜z、220、320 移動体用通信モジュール
130、130−a〜z 情報通信基地局
140 環境監視親局
143 演算部
200、200−a〜z 移動体
300 通信ネットワーク
400 センサ

Claims (8)

  1. センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する環境情報生成手段と、
    移動体に搭載され、前記環境情報を前記環境情報生成手段から近距離無線通信で取得する環境情報取得手段と、
    前記環境情報取得手段が取得した前記環境情報を収集する環境情報収集手段とを備えた
    ことを特徴とする環境情報収集システム。
  2. 前記環境情報収集手段は、前記環境情報生成手段の動作設定を示す設定情報を生成し、
    前記環境情報取得手段は、前記環境情報収集手段から前記設定情報を受信した場合に、前記環境情報生成手段に前記設定情報を前記近距離無線通信で送信し、
    前記環境情報生成手段は、前記設定情報を受信した場合に、前記設定情報によって示される前記動作設定に従って動作する
    請求項1に記載の環境情報収集システム。
  3. 前記環境情報取得手段は、通信ネットワークを介して前記環境情報取得手段と情報を送受信する
    請求項1または請求項2に記載の環境情報収集システム。
  4. 前記環境情報取得手段は、交通機関の前記移動体に搭載されている
    請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の環境情報収集システム。
  5. 前記環境情報生成手段は、生成した環境情報が記録される記録手段を含み、
    前記環境情報取得手段は、前記環境情報生成手段と通信可能になった場合に、前記記録手段に記録されている前記環境情報を取得する
    請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の環境情報収集システム。
  6. 移動体に搭載され、センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する環境情報生成手段が生成した前記環境情報を近距離無線通信で取得して、環境情報を収集する環境情報収集手段に前記環境情報を提供する環境情報取得手段を備えた
    ことを特徴とする環境情報取得装置。
  7. センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する環境情報生成手段が生成した前記環境情報を、搭載された移動体による移動の過程で近距離無線通信で前記環境情報生成手段から取得し、
    環境情報を収集する環境情報収集手段に、取得した前記環境情報を提供する
    ことを特徴とする環境情報取得方法。
  8. コンピュータに、
    センサによる測定結果を示す測定結果情報を含む環境情報を生成する環境情報生成手段が生成した前記環境情報を、搭載された移動体による移動の過程で近距離無線通信で前記環境情報生成手段から取得する処理と、
    環境情報を収集する環境情報収集手段に、取得した前記環境情報を提供する処理とを実行させる
    ための環境情報取得プログラム。
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