JP2016089813A - イグナイタおよび車両、イグニッションコイルの制御方法 - Google Patents

イグナイタおよび車両、イグニッションコイルの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】小さな回路規模でソフトシャットオフが可能なイグナイタを提供する。
【解決手段】判定ステージ300Aは、点火信号IGTに応じた電圧VINを基準電圧VREFと比較し、判定信号SDETを生成する。駆動ステージ300Bは、判定信号SDETに応じてスイッチ素子202のオン、オフを制御する。タイマー回路322は、判定信号SDETがスイッチ素子202のオンに対応するアサートレベルである状態が、所定の通電保護時間にわたり持続すると、通電保護信号S11をアサートする。時変電圧生成回路324は、通電保護信号S11のアサートを契機として、初期電圧から時間とともに低下する時変電圧VSSOを生成する。アンプ326は、スイッチ素子202に流れるコイル電流Iに応じた検出電圧VCSが時変電圧VSSOに近づくように、スイッチ素子202の制御端子の電圧を変化させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンの点火プラグと接続されるイグニッションコイルを制御するイグナイタに関する。
図1は、ガソリンエンジン車(以下、単に車両ともいう)100のエンジンルーム101の斜視図である。エンジンルーム101には、エンジン110、吸気マニホールド112、エアクリーナ113、ラジエータ114、バッテリ102などが収容される。図1には4気筒エンジンが示される。
エンジン110には、気筒ごとにプラグホール(不図示)が設けられ、プラグホールには、点火プラグ(不図示)が挿入される。エンジン110の各気筒には、エアクリーナ113、吸気マニホールド112を経由した空気と図示しない燃料タンクからの燃料との混合気体が供給される。点火プラグを適切なタイミングで点火(スパーク)させることで、エンジンが始動、回転する。
図2は、車両100rの電気系統の一部のブロック図である。車両100rの電気系統は、バッテリ102、イグニッションコイル104、点火プラグ106、ECU108、イグナイタ200を備える。ECU108は、点火プラグ106の点火タイミングを指示する点火信号IGT(Ignition Timing)を、エンジン110の回転と同期して周期的に発生する。イグニッションコイル104の2次コイルL2は点火プラグ106と接続される。イグナイタ200は、点火信号IGTに応じてイグニッションコイル104の1次コイルL1の電流を制御することにより、2次コイルL2に数十kVもの高電圧(2次電圧V)を発生させ、点火プラグ106を放電させて、エンジン110内の混合気を爆発させる。
イグナイタ200は、スイッチ素子202およびスイッチ制御装置300rを備える。スイッチ素子202はたとえばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であり、そのコレクタは1次コイルL1と接続され、そのエミッタは接地される。スイッチ制御装置300rは、点火信号IGTに応じてスイッチ素子202の制御端子(ゲート)の電圧を制御し、スイッチ素子202のオン、オフを制御する。具体的にはスイッチ制御装置300rは、点火信号IGTがハイレベルの期間、スイッチ素子202をオン状態とする。スイッチ素子202がオンすると、1次コイルL1の両端間にバッテリ電圧VBATが印加され、1次コイルL1に流れる電流が時間とともに増大する。点火信号IGTがローレベルに遷移すると、スイッチ制御装置300rはスイッチ素子202を瞬時にターンオフさせ、1次コイルL1の電流IL1を遮断する。このとき1次コイルL1には、電流IL1の時間微分に比例した数百Vもの1次電圧VL1(=L・dIL1/dt)が発生する。このとき2次コイルL2には、1次電圧VL1に巻線比を乗じた数十kVもの2次電圧Vが発生する。
スイッチ制御装置300rは、主として判定ステージ300Aと、駆動ステージ300Bを備える。判定ステージ300Aは、ECU108からの点火信号IGTを受け、そのレベル(ハイ・ロー)を判定する。たとえば判定ステージ300Aは、入力ライン301の電圧VINを所定の基準電圧VREFと比較し、ハイ・ロー2値の判定信号SDETを生成する判定コンパレータ302を含む。
駆動ステージ300Bは、判定信号SDETに応じて、スイッチ素子202のオン、オフを切りかえる。遅延回路304は、判定信号SDETに所定の遅延を与える。この遅延量は、点火信号IGTの遷移と点火プラグの放電の時間の時間差(遅れ)が所定値となるように設定される。プリドライバ306およびゲートドライバ308は、遅延回路304の出力に応じてスイッチ素子202のゲート電圧を制御する。
特開2011−185165号公報 特開2014−051904号公報
ECU108が正常動作する際には、点火信号IGTは、ハイレベルとなった後、適切な時間の経過後にローレベルに遷移し、点火プラグ106が点火する。ところがECU108に何らかの異常が生ずると、点火信号IGTがローレベルに遷移せずにハイレベルを維持し続け、スイッチ素子202がオンし続ける。これにより、スイッチ素子202の発熱が大きくなったり、イグニッションコイル104の1次コイルL1に大電流が流れるといった問題が生じうる。
この問題を解決するために、通電保護回路310が設けられる。通電保護回路310は、点火信号IGTがハイレベルに遷移してから所定の通電保護時間Tが経過すると強制的にスイッチ素子202をオフし、点火プラグ106を点火させるものである。図3(a)は、通電保護回路310の動作を説明する波形図である。点火信号IGTがハイレベルに遷移するとスイッチ素子202がターンオンし、コイル電流(IGBTのコレクタ電流)Iが増大する。通電保護回路310にはタイマーが内蔵され、タイマーは、点火信号IGT(判定信号SDET)がハイレベルである時間を測定する。そしてタイマーのカウント値が通電保護時間Tに対応する設定値(##)に達すると、スイッチ素子202を強制オフし、コイル電流Iを遮断する。この場合、コイル電流Iの強制遮断により、イグニッションコイル104の2次コイルL2の電圧(2次電圧V)が大きく変化し、点火プラグ106が点火することとなる。
エンジンやECUの種類によっては、スイッチ素子202の強制オフにともなう点火プラグ106の点火が好ましくない場合がある。この場合、図3(b)に示すように、通電保護時間Tの経過後にスイッチ素子202を緩やかにオフさせ、コイル電流Iを緩やかに減少させるソフトシャットオフ機能が要求される。
通電保護にともなうスイッチ素子202のターンオフによる点火を防止するためには、コイル電流Iを数十ms〜数百msもの長い時間スケールTSSOで減少させる必要があり、そのためにはスイッチ素子202のゲート電圧を、ハイレベル電圧(たとえば5V)からローレベル電圧(0V)まで、数十ms〜数百msの時間スケールで低下させる必要がある。これをソフトシャットダウン機能という。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、ソフトシャットダウン機能を具備したイグナイタの提供にある。
本発明のある態様はイグナイタに関する。イグナイタは、イグニッションコイルの1次コイルと接続されるスイッチ素子と、ECU(Engine Control Unit)からの点火信号に応じてスイッチ素子を制御するスイッチ制御装置と、を備える。スイッチ制御装置は、点火信号に応じた電圧を所定の基準電圧と比較し、判定信号を生成する判定ステージと、判定信号に応じてスイッチ素子のオン、オフを制御する駆動ステージと、判定信号がスイッチ素子のオンに対応するアサートレベルである状態が、所定の通電保護時間にわたり持続すると、通電保護信号をアサートするタイマー回路と、通電保護信号のアサートを契機として初期電圧から時間とともに低下する時変電圧を生成する時変電圧生成回路と、スイッチ素子に流れるコイル電流に応じた検出電圧が時変電圧に近づくように、スイッチ素子の制御端子の電圧を変化させるアンプと、を含む。
この態様では、通電保護信号がアサートされると時変電圧が低下し、スイッチ素子の制御端子の電圧を、検出電圧が時変電圧に追従するように低下させる。したがって時変電圧を緩やかに低下させることにより、ソフトシャッタダウンが実現できる。
アンプは、スイッチ素子の制御端子から電流をシンクするように構成されてもよい。これにより、アンプは、スイッチ素子の制御端子の電圧を低下させる方向にのみ作用し、アンプによってコイル電流が増大するのを防止できる。
アンプは、検出電圧が時変電圧より高いときに、検出電圧が時変電圧に近づくように、スイッチ素子の制御端子の電圧を変化させてもよい。
アンプは、スイッチ素子の制御端子と接地ラインの間に設けられた出力トランジスタと、検出電圧と時変電圧を比較し、検出電圧が時変電圧を超えると出力トランジスタをオンする電圧コンパレータと、を含んでもよい。
アンプは、スイッチ素子の制御端子と接地ラインの間に設けられた出力トランジスタと、検出電圧と時変電圧の誤差に応じて出力トランジスタの制御端子の電圧を調節する誤差増幅器と、を含んでもよい。
時変電圧生成回路は、時変電圧が発生する第1ノードと、所定の第1電圧レベルにレギュレートされた第1電圧ラインと第1ノードの間に設けられた第1抵抗と、第1ノードと接地ラインの間に設けられた可変インピーダンス回路と、を含んでもよい。可変インピーダンス回路は、通電保護信号のアサートを契機として、そのインピーダンスが、初期電圧に対応する初期インピーダンスからゼロに向かって時間とともに小さくなってもよい。
第1電圧レベルをVREG、第1抵抗の抵抗値をR1、可変インピーダンス回路のインピーダンスをRvと書くとき、式(1)の時変電圧VSSOを生成できる。
SSO=VREG×Rv/(R1+Rv) …(1)
そして可変インピーダンス回路のインピーダンスRvを最大値RMAXから最小値RMIN(ゼロ)に向かって低下させることにより、時変電圧VSSOを、VREG×RMAX/(R1+RMAX)からゼロまで変化させることができる。
可変インピーダンス回路は、第1ノードと接地ラインの間に設けられた第2抵抗と、第2抵抗と並列に設けられた第1トランジスタと、通電保護信号のアサートを契機として時間とともに増大する第1スロープ電圧を生成し、第1トランジスタの制御端子に供給する第1スロープ電圧源と、を含んでもよい。
この構成では、可変インピーダンス回路のインピーダンスRvは、第2抵抗の抵抗値R2と、第1トランジスタのオン抵抗(オフ抵抗)の合成抵抗となる。第1トランジスタの制御端子に第1スロープ電圧を印加するとそのオン抵抗は、時間とともに低下する。したがって可変インピーダンス回路のインピーダンスを、時間とともに低下させることができる。
第1スロープ電圧源は、第1キャパシタと、第1キャパシタに所定の電流を供給する第1電流源と、第1キャパシタと並列に設けられ、通電保護信号に応答してオン、オフが制御される第1スイッチと、を含んでもよい。第1キャパシタの電圧が、第1スロープ電圧であってもよい。
この構成によれば、時間とともにリニアに増大する第1スロープ電圧が生成でき、第1トランジスタをMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)とすることで、そのオン抵抗(オフ抵抗)を好適に制御できる。
可変インピーダンス回路は、直列に接続される複数N個(Nは2以上の整数)の可変インピーダンス要素と、複数N個の可変インピーダンス要素を制御するインピーダンスコントローラと、を含んでもよい。各可変インピーダンス要素は、そのインピーダンスが所定の最小値と所定の最大値の間で、制御信号に応じて可変に構成されている。インピーダンスコントローラは、複数N個の可変インピーダンス要素を順に選択し、選択された可変インピーダンス要素のインピーダンスを、最大値から最小値に向けて時間とともに変化させる。
この態様によれば、短い時定数を用いて、複数の可変インピーダンス要素を順に制御することにより、長い時定数を得ることができる。これにより、外付けのキャパシタや抵抗等を用いなくても、IC(Integrated Circuit)内で、長い時定数を生成できる。
インピーダンスコントローラは、通電保護信号のアサートを契機として動作を開始し、時間とともに増大する第1スロープ電圧を周期的に繰り返し発生する第1スロープ電圧源と、第1スロープ電圧の周期ごとにアサートされる周期信号を受け、Nビットのサーモメータコードを生成するカウンタと、を含んでもよい。インピーダンスコントローラは、サーモメータコードに応じたひとつの可変インピーダンス要素を選択し、選択された可変インピーダンス要素のインピーダンスを第1スロープ電圧に応じて制御し、サーモメータコードに応じて既に選択された可変インピーダンス要素のインピーダンスを、最小値で固定してもよい。
可変インピーダンス要素はそれぞれ、第2抵抗と、第2抵抗の高電位側の一端と接地ラインの間に直列に設けられた第1トランジスタおよび第2トランジスタと、第2抵抗の高電位側の一端と接地ラインの間に設けられた第3トランジスタと、を含んでもよい。インピーダンスコントローラは、第1スロープ電圧を複数の可変インピーダンス要素それぞれの第1トランジスタの制御端子に出力し、サーモメータコードの第iビット(1≦i≦N)に応じて、i番目の可変インピーダンス要素の第2トランジスタおよび(i−1)番目の可変インピーダンス要素の第3トランジスタを制御してもよい。
可変インピーダンス回路は、並列に接続される複数N個(Nは2以上の整数)の可変インピーダンス要素と、複数N個の可変インピーダンス要素を制御するインピーダンスコントローラと、を含んでもよい。各可変インピーダンス要素は、そのインピーダンスが所定の最小値と所定の最大値の間で、制御信号に応じて可変に構成されている。インピーダンスコントローラは、複数N個の可変インピーダンス要素を順に選択し、選択された可変インピーダンス要素のインピーダンスを、最大値から前記最小値に向けて時間とともに変化させる。
この態様によっても、可変インピーダンス要素を直列に接続した場合と同様に、長い時定数を得ることができる。
インピーダンスコントローラは、通電保護信号のアサートを契機として動作を開始し、時間とともに増大する第1スロープ電圧を周期的に繰り返し発生する第1スロープ電圧源と、第1スロープ電圧の周期ごとにアサートされる周期信号を受け、Nビットのサーモメータコードを生成するカウンタと、を含んでもよい。インピーダンスコントローラは、サーモメータコードに応じたひとつの可変インピーダンス要素を選択し、選択された可変インピーダンス要素のインピーダンスを第1スロープ電圧に応じて制御し、サーモメータコードに応じて既に選択された可変インピーダンス要素のインピーダンスを、最小値で固定してもよい。
可変インピーダンス要素はそれぞれ、第2抵抗と、第2抵抗の低電位側の一端と接地ラインの間に直列に設けられた第1トランジスタおよび第2トランジスタと、第2抵抗の低電位側の一端と接地ラインの間に設けられた第3トランジスタと、を含んでもよい。インピーダンスコントローラは、第1スロープ電圧を複数の可変インピーダンス要素それぞれの第1トランジスタの制御端子に出力し、サーモメータコードの第iビット(1≦i≦N)に応じて、i番目の可変インピーダンス要素の第2トランジスタおよび(i−1)番目の可変インピーダンス要素の第3トランジスタを制御してもよい。
時変電圧生成回路は、時変電圧が発生する第1ノードと、一端の電位が固定され、他端が第1ノードと接続された第3抵抗と、第3抵抗と接続され、通電保護信号のアサートを契機として時間とともに変化するスロープ電流を生成するスロープ電流源と、を含んでもよい。第3抵抗とスロープ電流源の接続ノードの電圧が時変電圧であってもよい。
スロープ電流源が高電位側、第3抵抗が低電位側に配置される場合、スロープ電流を時間とともに減少させることで、時変電圧を低下させることができる。
反対にスロープ電流源が低電位側、第3抵抗が高電位側に配置される場合、スロープ電流を時間とともに増加させることで、時変電圧を低下させることができる。
スロープ電流源は、第4トランジスタおよび第5トランジスタを含む差動トランジスタ対と、差動トランジスタ対と接続されるテイル電流源と、第4トランジスタの制御端子に所定の第1バイアス電圧を供給する第1バイアス回路と、通電保護信号のアサートを契機として、第1バイアス電圧と同じ電圧レベルから時間とともに変化する第2バイアス電圧を生成し、第5トランジスタの制御端子に供給する第2バイアス回路と、を含み、第5トランジスタに流れる電流に応じてスロープ電流を生成してもよい。
第1バイアス回路は、所定の第2電圧が供給される第2電圧ラインと第4トランジスタの制御端子の間に設けられた第4抵抗と、第4トランジスタの制御端子と接地ラインの間に設けられた第5抵抗と、を含んでもよい。第2バイアス回路は、第2電圧ラインと第5トランジスタの制御端子の間に設けられた第6抵抗と、第5トランジスタの制御端子と接地ラインの間に設けられ、通電保護信号のアサートを契機として、そのインピーダンスが、初期電圧に対応する初期インピーダンスからゼロに向かって時間とともに小さくなる可変インピーダンス回路と、を含んでもよい。
スロープ電流源は、複数N個(Nは2以上の整数)の可変電流源と、複数N個の可変電流源を制御する電流コントローラと、を含んでもよい。各可変電流源は、その出力電流が所定の最小値と所定の最大値の間で、制御信号に応じて可変に構成されてもよい。電流コントローラは、複数N個の可変電流源を順に選択し、選択された可変電流源の出力電流を、最大値と最小値の間で時間とともに変化させてもよい。スロープ電流源は、複数N個の可変電流源の出力電流の合計を出力してもよい。
電流コントローラは、通電保護信号のアサートを契機として動作を開始し、時間とともに変化する第2スロープ電圧を周期的に繰り返し発生する第2スロープ電圧源と、第2スロープ電圧の周期ごとにアサートされる周期信号を受け、Nビットのサーモメータコードを生成するカウンタと、を含んでもよい。電流コントローラは、サーモメータコードに応じたひとつの可変電流源を選択し、選択された可変電流源の出力電流を第2スロープ電圧に応じて制御し、サーモメータコードに応じて既に選択された可変電流源の出力電流を、制御後の最終値で固定してもよい。
各可変電流源は、第4トランジスタおよび第5トランジスタを含む差動トランジスタ対と、差動トランジスタ対と接続されるテイル電流源と、第4トランジスタの制御端子に所定の第1バイアス電圧を供給する第1バイアス回路と、第2スロープ電圧およびサーモメータコードに応じて、第5トランジスタの制御端子に第2バイアス電圧を供給する第2バイアス回路と、を含み、第5トランジスタに流れる電流を出力してもよい。
アンプは、コイル電流がカレントリミットを超えないようにスイッチ素子の制御端子の電圧を変化させる過電流保護回路を兼ねており、初期電圧は、カレントリミットに応じて定められてもよい。
これにより回路面積の増大を抑制しつつ、ソフトシャットオフ機能を実現できる。
アンプは、通電保護信号がアサートされる前は非動作状態であり、通電保護信号がアサートされた後に、スイッチ素子の制御端子の電圧を変化させる動作状態となってもよい。
スイッチ制御装置は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。
本発明の別の態様は、車両に関する。車両は、ガソリンエンジンと、点火プラグと、1次コイルと、点火プラグと接続される2次コイルと、を有するイグニッションコイルと、点火プラグの点火を指示する点火信号を生成するECUと、点火信号に応じてイグニッションコイルを駆動する上述のいずれかのイグナイタと、を備えてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、ソフトシャットオフを実現できる。
ガソリンエンジン車のエンジンルームの斜視図である。 車両の電気系統の一部のブロック図である。 図3(a)、(b)は、通電保護回路の動作を説明する波形図である。 実施の形態に係るイグナイタの回路図である。 図4のイグナイタの動作波形図である。 イグナイタの構成例を示す回路図である。 図7(a)、(b)は、第1構成例に係る時変電圧生成回路の回路図である。 図8(a)は、第2構成例に係る時変電圧生成回路の回路図であり、図8(b)は、第3構成例に係る時変電圧生成回路の回路図である。 図8(a)の時変電圧生成回路の一実施例の回路図である。 図9の時変電圧生成回路の動作波形図である。 図8(b)の時変電圧生成回路の一実施例の回路図である。 図12(a)〜(c)は、第4構成例に係る時変電圧生成回路の回路図である。 図13(a)は、第5構成例に係る時変電圧生成回路の回路図であり、図13(b)は、図13(a)の時変電圧生成回路の一実施例の回路図である。 第6構成例に係る時変電圧生成回路の回路図である。 図15(a)〜(c)は、第1変形例から第3変形例に係るイグナイタの一部の回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aと部材Bが接続」された状態とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図4は、実施の形態に係るイグナイタ200の回路図である。イグナイタ200は、その入力端子INにECU108からの点火信号IGTを受け、点火信号IGTに応じて、その出力端子OUTに接続されるイグニッションコイル104の1次コイルL1の電流(コイル電流、あるいはコレクタ電流という)を制御する。
イグナイタ200は、スイッチ素子202およびスイッチ制御装置300を備え、モジュール化されてひとつのパッケージに収容される。
スイッチ素子202はたとえばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。スイッチ素子202のコレクタはOUT端子と接続され、そのエミッタはGND(接地)端子を介して接地される。なおスイッチ素子202はMOSFETを用いてもよく、この場合、エミッタをソース、コレクタをドレインと読み替えればよい。
スイッチ制御装置300の基本構成は図2のそれと同様であり、判定ステージ300A、駆動ステージ300Bを備えて、ひとつの半導体基板に集積化された機能ICである。
判定ステージ300Aは、高周波フィルタ303および判定コンパレータ302を備える。入力ライン301には、ECU108からの点火信号IGTが入力される。高周波フィルタ303は、入力ライン301の高周波ノイズを除去する。
判定コンパレータ302は、高周波フィルタ303の出力電圧VFILを基準電圧VREFと比較し、判定信号SDETを生成する。本実施の形態では、VFIL>VREF(VIN>VREF)の状態が、スイッチ素子202のオンに、VFIL<VREF(VIN<VREF)の状態が、スイッチ素子202のオフに対応づけられる。また、判定信号SDETは、VFIL>VREFのとき、ハイレベル(アサート)、VFIL<VREFのときローレベル(ネゲート)であり、したがって、判定信号SDETのハイレベルは、スイッチ素子202のオンに対応するアサートレベルであり、判定信号SDETのローレベルは、スイッチ素子202のオフに対応するネゲートレベルである。なお、ハイレベル、ローレベルとアサート、ネゲートの割り当ては設計事項であり、入れかえてもよい。
駆動ステージ300Bは、判定ステージ300Aにより生成された判定信号SDETに応じて、スイッチ素子202のオン、オフを制御する。駆動ステージ300Bは、遅延回路304、プリドライバ306、ゲートドライバ308を含む。遅延回路304は、判定信号SDETに所定の遅延Td1を与える。この遅延量Td1は、点火信号IGTの遷移と点火プラグの放電の時間の時間差(遅れ)が所定値となるように設定される。プリドライバ306およびゲートドライバ308は、遅延回路304の出力S2に応じてスイッチ素子202の制御端子(ゲート)の電圧Vを制御する。
続いてイグナイタ200のソフトシャットオフ機能について説明する。
スイッチ制御装置300はさらにソフトシャットオフ回路320を備える。ソフトシャットオフ回路320は、タイマー回路322、時変電圧生成回路324、アンプ326を備える。タイマー回路322は、判定信号SDETがスイッチ素子202のオンに対応するアサートレベルである状態が、所定の通電保護時間τにわたり持続すると、通電保護信号S11をアサートする。タイマー回路322は、アナログタイマーであるとデジタルタイマーであるとを問わない。
時変電圧生成回路324は、通電保護信号S11がアサートされると、初期電圧VINITから時間とともに低下する時変電圧(ソフトシャットオフ電圧)VSSOを生成する。アンプ326は、スイッチ素子202に流れるコイル電流Iに応じた検出電圧VCSが時変電圧VSSOに近づくように、スイッチ素子202のゲート電圧Vを変化させる。アンプ326は、スイッチ素子202のゲートから電流(シンク電流ISINKという)をシンク可能に構成される。アンプ326は、検出電圧VCSが時変電圧VSSOより高いときに、検出電圧VCSが時変電圧VSSOに近づくように、シンク電流ISINKによりスイッチ素子202のゲート容量を放電してスイッチ素子202のゲート電圧Vを低下させてもよい。
本実施の形態において、ソフトシャットオフ回路320は、コイル電流IがカレントリミットICLを超えないようにスイッチ素子202のゲート電圧を変化させる過電流保護回路を兼ねている。そして時変電圧VSSOの初期電圧VINITは、カレントリミットICLに応じて定められる。これにより回路面積の増大を抑制しつつ、ソフトシャットオフ機能を実現できる。
以上がイグナイタ200の基本構成である。続いてその動作を説明する。
図5は、図4のイグナイタ200の動作波形図である。
時刻t0に、点火信号IGTがアサートされ、判定信号SDETがハイレベルに遷移する。駆動ステージ300Bは、スイッチ素子202のゲートにハイレベル電圧を印加してスイッチ素子202をターンオンする。スイッチ素子202がオンすると、コイル電流Iは時間とともに一定の傾きで増大していく。
時変電圧生成回路324が出力する時変電圧VSSOは、初期電圧VINITとなっており、ソフトシャットオフ回路320は、検出電圧VCSが初期電圧VINITを超えないように、スイッチ素子202のゲート電圧Vを制御する過電流保護回路として動作する。時刻t1に、検出電圧VCSが時変電圧VSSOに達すると、ゲート電圧Vが低下し、コイル電流IがカレントリミットICLにてクランプされる。
時刻t0から通電保護時間τ経過後の時刻t2に、通電保護信号S11がアサートされる。これを契機として時変電圧生成回路324は、時変電圧VSSOを時間とともに低下させる。するとアンプ326により、検出電圧VCSが時変電圧VSSOに追従して低下するようにゲート電圧Vが制御され、これによりコイル電流Iが緩やかに減少していく。
このように図4のイグナイタ200によれば、ソフトシャットオフを実現できる。このイグナイタ200は、過電流保護回路のカレントリミットICLを時間とともに低下させることにより、ソフトシャットオフを実現するものと捕らえることもできる。
本発明は、図4のブロック図・回路図として把握され、あるいは上述の説明から導かれるさまざまな回路に及ぶものであり、特定の回路構成に限定されるものではないが、以下では、その具体的な構成を説明する。
図6は、イグナイタ200の構成例を示す回路図である。
アンプ326は、電圧コンパレータ328と出力トランジスタ330とを備える。出力トランジスタ330は、スイッチ素子202の制御端子(ゲート)と接地ライン312の間に設けられる。電圧コンパレータ328は、検出電圧VCSと時変電圧VSSOを比較し、検出電圧VCSが時変電圧VSSOを超えると出力トランジスタ330をオンする。
電流センス抵抗RCSは、コレクタ電流Iの経路上に、より具体的には、スイッチ素子202のエミッタとGND端子の間に設けられる。電流センス抵抗RCSは、チップ部品であってもよいし、ボンディングワイヤの抵抗成分であってもよいし、スイッチ制御装置のICに集積化された抵抗であってもよい。
続いて、時変電圧生成回路324の構成例を説明する。
図7(a)、(b)は、第1構成例に係る時変電圧生成回路324の回路図である。
時変電圧生成回路324は、第1抵抗R1、第1ノードN1、可変インピーダンス回路332を備える。時変電圧VSSOは第1ノードN1に発生する。第1抵抗R1は、所定の第1電圧レベルVREGにレギュレートされた第1電圧ライン313と第1ノードN1の間に設けられる。可変インピーダンス回路332は、第1ノードN1と接地ライン312の間に設けられる。可変インピーダンス回路332は、通電保護信号S11がアサートされると、そのインピーダンスRvが、初期電圧VINITに対応する初期インピーダンス(最大値)RMAXからゼロ(最小値RMIN)まで時間とともに小さくなる。
この構成によれば、式(1)の時変電圧VSSOを生成できる。
SSO=VREG×Rv/(R1+Rv) …(1)
そして可変インピーダンス回路332のインピーダンス(抵抗値)Rvを最大値RMAXから最小値RMIN(=0)に向かって低下させることにより、時変電圧VSSOを、VREG×R1/(R1+RMAX)から0まで低下させることができる。
図7(b)は、図7(a)のタイマー回路322および時変電圧生成回路324の一実施例の回路図である。タイマー回路322は、たとえばカウンタ336とデジタルコンパレータ338を含む。カウンタ336は、判定信号SDETがアサートされるとクロックCLKをカウントする。デジタルコンパレータ338は、カウンタ336のカウント値CNTが、通電保護時間τの設定値S12と等しくなると、通電保護信号S11をアサートする。
可変インピーダンス回路332は、第2抵抗R2、第1トランジスタM1、第1スロープ電圧源334を備える。第2抵抗R2は、第1ノードN1と接地ライン312の間に設けられる。第1トランジスタM1はNチャンネルMOSFETであり、第2抵抗R2と並列に設けられる。第1スロープ電圧源334は、通電保護信号S11がアサートされると時間とともに増大する第1スロープ電圧VSLPを生成し、第1トランジスタM1の制御端子に供給する。第1スロープ電圧VSLPを時間に対してリニアに一定の傾きで増加させることで、時変電圧VSSOとして好ましい波形を得ることができる。
たとえば第1スロープ電圧源334は、第1キャパシタC1、第1電流源CS1、第1スイッチSW1を含む。第1キャパシタC1の一端は接地され、第1電流源CS1は、第1キャパシタC1に所定の定電流を供給する。第1スイッチSW1は、第1キャパシタC1と並列に設けられ、通電保護信号S11に応答してオン、オフが制御される。第1キャパシタC1の電圧が第1スロープ電圧VSLPである。なお第1スロープ電圧源334の構成は特に限定されず、公知の回路を用いればよい。
時変電圧VSSOは、数ms〜数百msのオーダーで変化する必要があり、この場合、第1スロープ電圧VSLPも同様のオーダーで変化させる必要がある。これを図7(b)の第1スロープ電圧源334で実現しようとすれば、第1電流源CS1の電流量を小さくするために数十MΩもの高抵抗が必要であり、あるいは、第1キャパシタC1として数nFもの巨大なキャパシタが必要となる。これらの素子はスイッチ制御装置300rの半導体チップに集積化することはサイズの観点から現実的でなく、外付けの追加のチップ部品が必要となり、コスト増加、面積増加の要因となる。
以下では、第1スロープ電圧源334を半導体チップに集積化するための技術を説明する。
図8(a)は、第2構成例に係る時変電圧生成回路324aの回路図である。可変インピーダンス回路332aは、第1ノードN1と接地ライン312の間に直列に接続される複数N個(Nは2以上の整数)の可変インピーダンス要素Rv〜Rvと、複数の可変インピーダンス要素Rv〜Rvのインピーダンスを制御するインピーダンスコントローラ340aを備える。
各可変インピーダンス要素Rvは、そのインピーダンスが独立して所定の最小値RMIN(ゼロ)と所定の最大値RMAXの間で、制御信号に応じて可変に構成されている。インピーダンスコントローラ340aは、複数N個の可変インピーダンス要素Rv〜Rvを順に選択し、選択された可変インピーダンス要素Rv〜Rvのインピーダンスを、最大値RMAXから最小値RMIN(ゼロ)に向けて時間とともに低下させる。
インピーダンスコントローラ340aは、ひとつの第1スロープ電圧源342を含む。第1スロープ電圧源342は、時変電圧VSSOに必要な時定数(遷移時間)TSSOの1/Nの周期を有するスロープ電圧VSLPを繰り返し生成する。選択された可変インピーダンス要素Rvのインピーダンスは、このスロープ電圧VSLPに応じて制御される。
これにより、第1スロープ電圧源342に要求される時定数は、図7の第1スロープ電圧源334の時定数の1/Nで足りるため、第1スロープ電圧源342の構成部品を半導体チップに集積化することが可能となる。
図8(b)は、第3構成例に係る時変電圧生成回路324bの回路図である。可変インピーダンス回路332aは、第1ノードN1と接地ライン312の間に並列に接続される複数N個(Nは2以上の整数)の可変インピーダンス要素Rv〜Rvと、複数の可変インピーダンス要素Rv〜Rvのインピーダンスを制御するインピーダンスコントローラ340bを備える。
各可変インピーダンス要素Rvは、そのインピーダンスが独立して、所定の最小値RMIN(非ゼロ)と所定の最大値RMAX(実質的に無限大)の間で、制御信号に応じて可変に構成されている。インピーダンスコントローラ340aは、複数N個の可変インピーダンス要素Rv〜Rvを順に選択し、選択された可変インピーダンス要素Rvのインピーダンスを、最大値(無限大)から最小値に向けて時間とともに低下させる。この構成によっても、図8(a)の時変電圧生成回路324aと同様の効果を得ることができる。
図9は、図8(a)の時変電圧生成回路324aの一実施例の回路図である。
可変インピーダンス要素Rvはそれぞれ、第2抵抗R2、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2、第3トランジスタM3を含む。なお、N番目の可変インピーダンス要素Rvについては、第3トランジスタM3を省略してもよい。
複数の可変インピーダンス要素Rv〜Rvの第2抵抗R2〜R2は直列に接続される。第2トランジスタM2(1≦i≦N)および第1トランジスタM1は、対応する第2抵抗R2の高電位側の一端と接地ラインの間に直列に設けられる。また第3トランジスタM3は、対応する第2抵抗R2の高電位側の一端と接地ラインの間に設けられる。
インピーダンスコントローラ340aは、第1スロープ電圧源342に加えて、カウンタ344、オシレータ346を含む。第1スロープ電圧源334は、通電保護信号S11がアサートされると動作を開始し、時間とともに増大する第1スロープ電圧VSLPを周期的に繰り返し発生する。第1スロープ電圧源342は、図7(b)の第1スロープ電圧源334と同様に構成できる。
オシレータ346は、第1スロープ電圧VSLPの周期ごとにアサートされる周期信号S13を生成する。第1スイッチSW1のゲートには、周期信号S13が入力され、所定の周期毎に第1スイッチSW1がターンオンし、第1スロープ電圧VSLPがゼロリセットされる。
カウンタ344は、第1スロープ電圧VSLPの周期ごとにアサートされる周期信号S14を受け、NビットのサーモメータコードTCを生成する。このサーモメータコードTCの各ビットが、制御信号S3〜S3となる。
インピーダンスコントローラ340aは、サーモメータコードTCに応じたひとつの可変インピーダンス要素Rvを選択し、選択された可変インピーダンス要素Rvのインピーダンスを第1スロープ電圧VSLPに応じて制御し、サーモメータコードTCに応じて既に選択された可変インピーダンス要素Rvのインピーダンスを、最小値で固定する。具体的には、第1スロープ電圧VSLPは、複数の可変インピーダンス要素Rvそれぞれの第1トランジスタM1の制御端子に出力される。サーモメータコードTCの第iビット(1≦i≦N)S3に応じて、i番目の可変インピーダンス要素Rvの第2トランジスタM2および(i−1)番目の可変インピーダンス要素Rvi−1の第3トランジスタM3i−1が制御される。
なお、オシレータ346を省略し、第1スロープ電圧源342を自走式のオシレータとしてもよい。この場合、第1スロープ電圧源342に、第1スロープ電圧VSLPを所定のピーク電圧と比較するコンパレータを追加し、このコンパレータの出力に応じて、第1スイッチSW1を制御すればよい。またこのコンパレータの出力を利用してカウンタ344を動作させることができる。
図10は、図9の時変電圧生成回路324aの動作波形図である。このように図9の時変電圧生成回路324aによれば、周期TSSO/Nのスロープ電圧VSLPを繰り返し利用することにより、長い時定数TSSOを実現できる。
図11は、図8(b)の時変電圧生成回路324bの一実施例の回路図である。
可変インピーダンス要素Rv〜Rvは同様に構成される。i番目の可変インピーダンス要素Rvに関して、第2抵抗R2、第2トランジスタM2、第1トランジスタM1は、第1ノードN1と接地ライン312の間に直列に接続される。第3トランジスタM3は、第2抵抗R2、第2トランジスタM2、第1トランジスタM1の両端間に並列に設けられる。N番目の可変インピーダンス要素Rvに関して、第3トランジスタM3は省略してもよい。
インピーダンスコントローラ340bは、図9のインピーダンスコントローラ340aと同様に構成することができる。インピーダンスコントローラ340bは、サーモメータコードTCに応じたひとつの可変インピーダンス要素Rvを選択し、選択された可変インピーダンス要素Rvのインピーダンスを第1スロープ電圧VSLPに応じて制御し、サーモメータコードTCに応じて既に選択された可変インピーダンス要素Rvのインピーダンスを最小値で固定する。
具体的には各可変インピーダンス要素Rvの第1トランジスタM1の制御端子には、第1スロープ電圧VSLPが入力される。またサーモメータコードTCの第iビット(1≦i≦N)S3に応じて、i番目の可変インピーダンス要素Rvの第2トランジスタM2および(i−1)番目の可変インピーダンス要素Rvi−1の第3トランジスタM3i−1が制御される。
この構成によっても、周期TSSO/Nのスロープ電圧VSLPを繰り返し利用することにより、長い時定数TSSOを実現できる。
図12(a)〜(c)は、第4構成例に係る時変電圧生成回路324cの回路図である。
図12(a)、(b)に示すように、時変電圧生成回路324cは、第3抵抗R3およびスロープ電流源350を含む。第3抵抗R3の一端の電位は固定される。スロープ電流源350は、第3抵抗R3と接続され、通電保護信号S11がアサートされると、時間とともに変化するスロープ電流ISLPを生成する。図12(a)では、スロープ電流ISLPを最大値からゼロに向かって時間とともに減少させることで、時変電圧VSSOを生成できる。図12(b)では、スロープ電流ISLPをゼロから最大値に向かって時間とともに増大させることで時変電圧VSSOを生成できる。
図12(c)は、図12(a)の時変電圧生成回路324cの一実施例の回路図である。スロープ電流源350は、差動トランジスタ対352、テイル電流源354、第1バイアス回路356、第2バイアス回路358を含む。差動トランジスタ対352は、第4トランジスタQ4および第5トランジスタQ5を含む。テイル電流源354は、差動トランジスタ対352と接続される。第1バイアス回路356は、第4トランジスタQ4の制御端子に所定の第1バイアス電圧Vb1を供給する。第2バイアス回路358は、通電保護信号S11のアサートを契機として、第1バイアス電圧Vb1と同じ電圧レベルから時間とともに変化する第2バイアス電圧Vb2を生成し、第5トランジスタQ5の制御端子に供給する。スロープ電流源350は、第5トランジスタQ5に流れる電流に応じてスロープ電流ISLPを生成する。トランジスタQ4,Q5は、バイポーラトランジスタであってもよい。たとえばスロープ電流源350には、電流IQ5を反転し、所定係数倍してスロープ電流ISLPを生成するカレントミラー回路351が設けられる。
第1バイアス回路356は、所定の第2電圧VREGが供給される第2電圧ライン357と第4トランジスタQ4の制御端子の間に設けられた第4抵抗R4と、第4トランジスタQ4の制御端子と接地ライン312の間に設けられた第5抵抗R5と、を含む。
第2バイアス回路358は、第2電圧ライン357と第5トランジスタQ5の制御端子の間に設けられた第6抵抗R6と、第5トランジスタQ5の制御端子と接地ライン312の間に設けられた可変インピーダンス回路360を含む。可変インピーダンス回路360は、通電保護信号S11のアサートを契機として、そのインピーダンスが、初期電圧VINITに対応する初期インピーダンスR7からゼロに向かって時間とともに小さくなる。可変インピーダンス回路360は、上述の可変インピーダンス回路332と同様に構成することができる。
図12(c)の時変電圧生成回路324cの動作を説明する。R4=R6、R5=R7とする。通電保護信号S11がアサートされる前は、Vb1=Vb2であり、IQ5=I/2である。通電保護信号S11がアサートされると、可変インピーダンス回路360のインピーダンスが低下し、第2バイアス電圧Vb2が低下し、電流IQ5およびスロープ電流ISLPが減少する。かくして時間とともに低下する時変電圧VSSOが生成される。
図13(a)は、第5構成例に係る時変電圧生成回路324dの回路図である。スロープ電流源350dは、複数N個(Nは2以上の整数)の可変電流源CSv〜CSvと、複数N個の可変電流源CSv〜CSvを制御する電流コントローラ362を含む。各可変電流源CSvは、その出力電流が所定の最小値と所定の最大値の間で、制御信号に応じて可変に構成されている。電流コントローラ362は、複数N個の可変電流源CSv〜CSvを順に選択し、選択された可変電流源の出力電流を、最大値と最小値の間で時間とともに変化させる。スロープ電流源350dは、複数N個の可変電流源CSv〜CSvの出力電流の合計を出力する。
電流コントローラ362は、ひとつのスロープ電圧源364を含む。スロープ電圧源364は、時変電圧VSSOに必要な時定数(遷移時間)TSSOの1/Nの周期を有するスロープ電圧VSLPを繰り返し生成する。選択された可変電流源CSvの出力電流は、このスロープ電圧VSLPに応じて制御される。
これにより、スロープ電圧源364に要求される時定数は、TSSOの1/Nで足りるため、スロープ電圧源364の構成部品を半導体チップに集積化することが可能となる。
図13(b)は、図13(a)の時変電圧生成回路324dの一実施例の回路図である。カレントミラー回路351は、複数の可変電流源CSvの出力電流の合計電流を折り返し、第3抵抗R3に出力する。各可変電流源CSvは、差動トランジスタ対352、テイル電流源354、第1バイアス回路(不図示)、可変インピーダンス要素Rvを含む。可変インピーダンス要素Rvは、第7抵抗R7、第1トランジスタM1〜第3トランジスタM3を含む。可変インピーダンス要素Rvの構成は、図9の可変インピーダンス要素Rvと同様である。
電流コントローラ362は、図9のインピーダンスコントローラ340aと同様に構成され、第1トランジスタM1〜第3トランジスタM3は、図9と同様に制御される。
図14は、第6構成例に係る時変電圧生成回路324eの回路図である。スロープ電流源350eは、カレントミラー回路351と可変電流源CSvを含む。可変電流源CSvは、第6トランジスタQ6、可変インピーダンス回路366を含む。第6トランジスタQ6のベース(ゲート)には所定電圧Vaが入力される。可変インピーダンス回路366は、第6トランジスタQ6のエミッタ(ソース)と接地ライン312の間に設けられる。可変インピーダンス回路366は、通電保護信号S11のアサートを契機として、そのインピーダンスが、初期電圧VINITに対応する初期インピーダンスから時間とともに変化する。スロープ電流源350eは、第6トランジスタQ6に流れる電流IQ6に応じて、スロープ電流ISLPを生成する。可変インピーダンス回路366は、上述の可変インピーダンス回路332あるいはその変形例と同様に構成すればよい。
実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例を説明する。
(第1変形例)
図15(a)は、第1変形例に係るイグナイタ200の一部の回路図である。この変形例では、ゲートドライバ308のローサイドトランジスタMLが、アンプ326の出力トランジスタ330と兼用される。
(第2変形例)
図15(b)は、第2変形例に係るイグナイタ200の一部の回路図である。この変形例では、アンプ326は、電圧コンパレータ328に代えて誤差増幅器329を含む。誤差増幅器329は、検出電圧VCSと時変電圧VSSOの誤差に応じて出力トランジスタ330の制御端子の電圧を調節する。
(第3変形例)
図15(c)は、第3変形例に係るイグナイタ200の一部の回路図である。この変形例では、ソフトシャットオフ回路320とは別に、過電流保護回路321をさらに備える。アンプ326は、通電保護信号S11がアサートされる前は非動作状態であり、通電保護信号S11がアサートされた後に動作状態となってスイッチ素子202の制御端子の電圧を変化させる。
(第4変形例)
実施の形態では、電流センス抵抗RCSによりコイル電流Iを検出したが、本発明はそれに限定されない。コイル電流Iを検出する手段としては、スイッチ素子202に流れる電流をカレントミラー回路によりコピーし、コピーされた電流を検出してもよいし、スイッチ素子202のオン抵抗を利用してコイル電流を検出してもよい。あるいは、イグニッションコイル104に補助巻線を追加し、補助巻線に流れる電流にもとづいてコイル電流Iを推定してもよい。
なお、図8(a)、(b)、図9、図11、図12(a)〜(c)、図13(a)、(b)、図14の時変電圧生成回路324の用途は、イグナイタ200には限定されず、その他の用途にも利用しうる。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められることはいうまでもない。
100…車両、102…バッテリ、104…イグニッションコイル、L1…1次コイル、L2…2次コイル、106…点火プラグ、108…ECU、110…エンジン、112…吸気マニホールド、113…エアクリーナ、114…ラジエータ、200…イグナイタ、202…スイッチ素子、300…スイッチ制御装置、300A…判定ステージ、300B…駆動ステージ、301…入力ライン、302…判定コンパレータ、304…遅延回路、306…プリドライバ、308…ゲートドライバ、310…通電保護回路、312…接地ライン、313…第1電圧ライン、320…ソフトシャットオフ回路、322…タイマー回路、324…時変電圧生成回路、326…アンプ、328…電圧コンパレータ、329…誤差増幅器、330…出力トランジスタ、N1…第1ノード、R1…第1抵抗、R2…第2抵抗、332…可変インピーダンス回路、334…第1スロープ電圧源、C1…第1キャパシタ、SW1…第1スイッチ、CS1…第1電流源、336…カウンタ、338…デジタルコンパレータ、340…インピーダンスコントローラ、342…第1スロープ電圧源、344…カウンタ、346…オシレータ、Rv…可変インピーダンス要素、M1…第1トランジスタ、M2…第2トランジスタ、M3…第3トランジスタ、R3…第3抵抗、350…スロープ電流源、351…カレントミラー回路、352…差動トランジスタ対、354…テイル電流源、356…第1バイアス回路、357…第2電圧ライン、358…第2バイアス回路、360…可変インピーダンス回路、362…電流コントローラ、364…スロープ電圧源、366…可変インピーダンス回路、R4…第4抵抗、R5…第5抵抗、R6…第6抵抗、R7…第7抵抗、Q4…第4トランジスタ、Q5…第5トランジスタ、Q6…第6トランジスタ、CSv…可変電流源、S11…通電保護信号、S12…設定値。

Claims (26)

  1. イグニッションコイルの1次コイルと接続されるスイッチ素子と、
    ECU(Engine Control Unit)からの点火信号に応じて前記スイッチ素子を制御するスイッチ制御装置と、
    を備え、
    前記スイッチ制御装置は、
    前記点火信号に応じた電圧を所定の基準電圧と比較し、判定信号を生成する判定ステージと、
    前記判定信号に応じて前記スイッチ素子のオン、オフを制御する駆動ステージと、
    前記判定信号が前記スイッチ素子のオンに対応するアサートレベルである状態が、所定の通電保護時間にわたり持続すると、通電保護信号をアサートするタイマー回路と、
    前記通電保護信号のアサートを契機として、初期電圧から時間とともに低下する時変電圧を生成する時変電圧生成回路と、
    前記スイッチ素子に流れるコイル電流に応じた検出電圧が前記時変電圧に近づくように、前記スイッチ素子の制御端子の電圧を変化させるアンプと、
    を含むことを特徴とするイグナイタ。
  2. 前記アンプは、前記スイッチ素子の前記制御端子から電流をシンクするように構成されることを特徴とする請求項1に記載のイグナイタ。
  3. 前記アンプは、前記検出電圧が前記時変電圧より高いときに、前記検出電圧が前記時変電圧に近づくように、前記スイッチ素子の前記制御端子の電圧を変化させることを特徴とする請求項1または2に記載のイグナイタ。
  4. 前記アンプは、
    前記スイッチ素子の前記制御端子と接地ラインの間に設けられた出力トランジスタと、
    前記検出電圧と前記時変電圧を比較し、前記検出電圧が前記時変電圧を超えると前記出力トランジスタをオンする電圧コンパレータと、
    を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のイグナイタ。
  5. 前記アンプは、
    前記スイッチ素子の前記制御端子と接地ラインの間に設けられた出力トランジスタと、
    前記検出電圧と前記時変電圧の誤差に応じて前記出力トランジスタの制御端子の電圧を調節する誤差増幅器と、
    を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のイグナイタ。
  6. 前記時変電圧生成回路は、
    前記時変電圧が発生する第1ノードと、
    所定の第1電圧レベルにレギュレートされた第1電圧ラインと前記第1ノードの間に設けられた第1抵抗と、
    前記第1ノードと接地ラインの間に設けられた可変インピーダンス回路であって、前記通電保護信号のアサートを契機として、そのインピーダンスが、前記初期電圧に対応する初期インピーダンスから時間とともに小さくなる可変インピーダンス回路と、
    を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のイグナイタ。
  7. 前記時変電圧生成回路は、
    前記時変電圧が発生する第1ノードと、
    一端の電位が固定され、他端が前記第1ノードと接続された第3抵抗と、
    前記第3抵抗と接続され、前記通電保護信号のアサートを契機として、時間とともに変化するスロープ電流を生成するスロープ電流源と、
    を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のイグナイタ。
  8. 前記スロープ電流源は、
    第4トランジスタおよび第5トランジスタを含む差動トランジスタ対と、
    前記差動トランジスタ対と接続されるテイル電流源と、
    前記第4トランジスタの制御端子に所定の第1バイアス電圧を供給する第1バイアス回路と、
    前記通電保護信号のアサートを契機として、前記第1バイアス電圧と同じ電圧レベルから時間とともに変化する第2バイアス電圧を生成し、前記第5トランジスタの制御端子に供給する第2バイアス回路と、
    を含み、前記第5トランジスタに流れる電流に応じてスロープ電流を生成することを特徴とする請求項7に記載のイグナイタ。
  9. 前記第1バイアス回路は、
    所定の第2電圧が供給される第2電圧ラインと前記第4トランジスタの制御端子の間に設けられた第4抵抗と、
    前記第4トランジスタの制御端子と接地ラインの間に設けられた第5抵抗と、
    を含み、
    前記第2バイアス回路は、
    前記第2電圧ラインと前記第5トランジスタの制御端子の間に設けられた第6抵抗と、
    前記第5トランジスタの制御端子と前記接地ラインの間に設けられ、前記通電保護信号のアサートを契機として、そのインピーダンスが、前記初期電圧に対応する初期インピーダンスからゼロに向かって時間とともに小さくなる可変インピーダンス回路と、
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のイグナイタ。
  10. 前記スロープ電流源は、
    複数N個(Nは2以上の整数)の可変電流源であって、各可変電流源は、その出力電流が所定の最小値と所定の最大値の間で、制御信号に応じて可変に構成されている、複数の可変電圧源と、
    前記複数N個の可変電流源を制御する電流コントローラであって、前記複数N個の可変電流源を順に選択し、選択された前記可変電流源の出力電流を、前記最大値と前記最小値の間で時間とともに変化させる電流コントローラと、
    を含み、
    前記スロープ電流源は、前記複数N個の可変電流源の出力電流の合計を出力することを特徴とする請求項7に記載のイグナイタ。
  11. 前記電流コントローラは、
    前記通電保護信号のアサートを契機として動作を開始し、時間とともに変化する第2スロープ電圧を周期的に繰り返し発生する第2スロープ電圧源と、
    前記第2スロープ電圧の周期ごとにアサートされる周期信号を受け、Nビットのサーモメータコードを生成するカウンタと、
    を含み、前記電流コントローラは、前記サーモメータコードに応じたひとつの可変電流源を選択し、選択された可変電流源の出力電流を前記第2スロープ電圧に応じて制御し、前記サーモメータコードに応じて既に選択された可変電流源の出力電流を、制御後の最終値で固定することを特徴とする請求項10に記載のイグナイタ。
  12. 各可変電流源は、
    第4トランジスタおよび第5トランジスタを含む差動トランジスタ対と、
    前記差動トランジスタ対と接続されるテイル電流源と、
    前記第4トランジスタの制御端子に所定の第1バイアス電圧を供給する第1バイアス回路と、
    前記第2スロープ電圧および前記サーモメータコードに応じて、前記第5トランジスタの制御端子に第2バイアス電圧を供給する第2バイアス回路と、
    を含み、前記第5トランジスタに流れる電流を出力することを特徴とする請求項11に記載のイグナイタ。
  13. 前記スロープ電流源は、
    そのベース/ゲートに所定電圧を受ける第6トランジスタと、
    前記第6トランジスタのエミッタ/ソースと接地ラインの間に設けられる可変インピーダンス回路であって、前記通電保護信号のアサートを契機として、そのインピーダンスが、前記初期電圧に対応する初期インピーダンスから時間とともに変化する可変インピーダンス回路と、
    を含み、前記第6トランジスタに流れる電流に応じて、前記スロープ電流を生成することを特徴とする請求項7に記載のイグナイタ。
  14. 前記可変インピーダンス回路は、
    前記第1ノードと前記接地ラインの間に設けられた第2抵抗と、
    前記第2抵抗と並列に設けられた第1トランジスタと、
    前記通電保護信号のアサートを契機として時間とともに増大する第1スロープ電圧を生成し、前記第1トランジスタの制御端子に供給する第1スロープ電圧源と、
    を含むことを特徴とする請求項6または13に記載のイグナイタ。
  15. 前記第1スロープ電圧源は、
    第1キャパシタと、
    前記第1キャパシタに所定の電流を供給する第1電流源と、
    前記第1キャパシタと並列に設けられ、前記通電保護信号に応答してオン、オフが制御される第1スイッチと、
    を含み、前記第1キャパシタの電圧が前記第1スロープ電圧であることを特徴とする請求項14に記載のイグナイタ。
  16. 前記可変インピーダンス回路は、
    直列に接続される複数N個(Nは2以上の整数)の可変インピーダンス要素であって、各可変インピーダンス要素は、そのインピーダンスが所定の最小値と所定の最大値の間で、制御信号に応じて可変に構成されている、複数の可変インピーダンス要素と、
    前記複数N個の可変インピーダンス要素を制御するインピーダンスコントローラであって、前記複数N個の可変インピーダンス要素を順に選択し、選択された前記可変インピーダンス要素のインピーダンスを、前記最大値から前記最小値に向けて時間とともに変化させるインピーダンスコントローラと、
    を含むことを特徴とする請求項6または13に記載のイグナイタ。
  17. 前記インピーダンスコントローラは、
    前記通電保護信号のアサートを契機として動作を開始し、時間とともに増大する第1スロープ電圧を周期的に繰り返し発生する第1スロープ電圧源と、
    前記第1スロープ電圧の周期ごとにアサートされる周期信号を受け、Nビットのサーモメータコードを生成するカウンタと、
    を含み、
    前記サーモメータコードに応じたひとつの前記可変インピーダンス要素を選択し、選択された前記可変インピーダンス要素のインピーダンスを前記第1スロープ電圧に応じて制御し、前記サーモメータコードに応じて既に選択された前記可変インピーダンス要素のインピーダンスを、前記最小値で固定することを特徴とする請求項16に記載のイグナイタ。
  18. 前記可変インピーダンス要素はそれぞれ、
    第2抵抗と、
    前記第2抵抗の高電位側の一端と前記接地ラインの間に直列に設けられた第1トランジスタおよび第2トランジスタと、
    前記第2抵抗の高電位側の一端と前記接地ラインの間に設けられた第3トランジスタと、
    を含み、
    前記インピーダンスコントローラは、前記第1スロープ電圧を前記複数の可変インピーダンス要素それぞれの前記第1トランジスタの制御端子に出力し、前記サーモメータコードの第iビット(1≦i≦N)に応じて、i番目の可変インピーダンス要素の前記第2トランジスタおよび(i−1)番目の可変インピーダンス要素の前記第3トランジスタを制御することを特徴とする請求項17に記載のイグナイタ。
  19. 前記可変インピーダンス回路は、
    並列に接続される複数N個(Nは2以上の整数)の可変インピーダンス要素であって、各可変インピーダンス要素は、そのインピーダンスが所定の最小値と所定の最大値の間で、制御信号に応じて可変に構成されている、複数の可変インピーダンス要素と、
    前記複数N個の可変インピーダンス要素を制御するインピーダンスコントローラであって、前記複数N個の可変インピーダンス要素を順に選択し、選択された前記可変インピーダンス要素のインピーダンスを、前記最大値から前記最小値に向けて時間とともに変化させるインピーダンスコントローラと、
    を含むことを特徴とする請求項6または13に記載のイグナイタ。
  20. 前記インピーダンスコントローラは、
    前記通電保護信号のアサートを契機として動作を開始し、時間とともに増大する第1スロープ電圧を周期的に繰り返し発生する第1スロープ電圧源と、
    前記第1スロープ電圧の周期ごとにアサートされる周期信号を受け、Nビットのサーモメータコードを生成するカウンタと、
    を含み、
    前記サーモメータコードに応じたひとつの前記可変インピーダンス要素を選択し、選択された前記可変インピーダンス要素のインピーダンスを前記第1スロープ電圧に応じて制御し、前記サーモメータコードに応じて既に選択された前記可変インピーダンス要素のインピーダンスを、前記最小値で固定することを特徴とする請求項19に記載のイグナイタ。
  21. 前記可変インピーダンス要素はそれぞれ、
    前記第1ノードと前記接地ラインの間に直列に接続された第2抵抗、第1トランジスタおよび第2トランジスタと、
    前記第2抵抗、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタの両端間に設けられた第3トランジスタと、
    を含み、
    前記インピーダンスコントローラは、前記第1スロープ電圧を前記複数の可変インピーダンス要素それぞれの前記第1トランジスタの制御端子に出力し、前記サーモメータコードの第iビット(1≦i≦N)に応じて、i番目の可変インピーダンス要素の前記第2トランジスタおよび(i−1)番目の可変インピーダンス要素の前記第3トランジスタを制御することを特徴とする請求項20に記載のイグナイタ。
  22. 前記アンプは、前記コイル電流がカレントリミットを超えないように前記スイッチ素子の前記制御端子の電圧を変化させる過電流保護回路を兼ねており、前記初期電圧は、前記カレントリミットに応じて定められることを特徴とする請求項1から21のいずれかに記載のイグナイタ。
  23. 前記アンプは、前記通電保護信号がアサートされる前は非動作状態であり、前記通電保護信号がアサートされた後に、前記スイッチ素子の前記制御端子の電圧を変化させる動作状態となることを特徴とする請求項1から22のいずれかに記載のイグナイタ。
  24. 前記スイッチ制御装置は、ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から23のいずれかに記載のイグナイタ。
  25. ガソリンエンジンと、
    点火プラグと、
    1次コイルと、前記点火プラグと接続される2次コイルと、を有するイグニッションコイルと、
    前記点火プラグの点火を指示する点火信号を生成するECUと、
    前記点火信号に応じて前記イグニッションコイルを駆動する請求項1から24のいずれかに記載のイグナイタと、
    を備えることを特徴とする車両。
  26. 点火プラグと接続されるイグニッションコイルの制御方法であって、
    ECU(Engine Control Unit)が前記点火プラグの点火を指示する点火信号を生成するステップと、
    前記点火信号が伝送する入力ラインの電圧を基準電圧と比較し、判定信号を生成するステップと、
    前記判定信号に応じて、前記イグニッションコイルの1次コイルと接続されるスイッチ素子のオン、オフを制御するステップと、
    前記判定信号が前記スイッチ素子のオンに対応するアサートレベルである状態が、所定の通電保護時間にわたり持続すると、通電保護信号をアサートするステップと、
    前記通電保護信号のアサートを契機として、初期電圧から時間とともに低下する時変電圧を生成するステップと、
    前記スイッチ素子に流れるコイル電流に応じた検出電圧が前記時変電圧に近づくように、前記スイッチ素子の制御端子の電圧を変化させるステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
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