JP2002004991A - 点火用半導体装置 - Google Patents

点火用半導体装置

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JP2002004991A JP2000210910A JP2000210910A JP2002004991A JP 2002004991 A JP2002004991 A JP 2002004991A JP 2000210910 A JP2000210910 A JP 2000210910A JP 2000210910 A JP2000210910 A JP 2000210910A JP 2002004991 A JP2002004991 A JP 2002004991A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号が連続して印加後に出力段素子を強
制オフ動作させるときに点火コイルの2次巻線に無用な
高圧電圧を発生することがないようにした点火用半導体
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 入力信号19の連続印加時にIGBT2
を強制的にオフ動作させるセルフシャットダウン回路と
して、タイマ回路14と、コンデンサ11と、抵抗10
と、FET15とからなる主電流漸減回路を構成する。
入力信号19の印加で動作するタイマ回路14がタイム
アウトすると、FET15がオンし、電流制限回路の基
準電圧を作る抵抗9に並列に接続されたコンデンサ11
を抵抗10を通じて緩放電させ、基準電圧を徐々に低減
させる。これに伴い電流制限回路が徐々に主電流を絞っ
ていき、IGBT2をオフ動作させる。IGBT2の低
速オフ動作で、点火コイル16に高圧電圧が発生しなく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は点火用半導体装置に
関し、特に自動車用内燃機関の点火装置系に適用される
点火用半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用内燃機関の点火装置系は、内燃
機関の気筒ごとに点火コイルおよび点火用半導体装置を
取り付けるようにしたディストリビュータレス点火シス
テムが一般的になってきている。このようなシステムで
使われる点火用半導体装置は、点火コイルの1次側電流
をオン・オフさせるスイッチングデバイスから構成され
ている。
【0003】各気筒に設けられた点火用半導体装置は、
エンジンコントロールユニットによって個々にオン・オ
フ制御されるが、たとえばエンジンがエンストした場合
のように、そのオン・オフ制御が正常に行われなくなる
場合がある。特に、スイッチングデバイスに連続した駆
動信号が印加されるような場合には、1次側に連続電流
が流れることにより点火コイルが破壊または焼損した
り、特定の気筒だけが勝手に爆発することによってエン
ジンが異常振動したりするようになる。
【0004】このような異常動作に対処した装置が、た
とえば特開平8−28415号公報に記載されている。
この公報に記載の技術によれば、連続通電防止回路を備
え、エンジンコントロールユニットからの駆動信号によ
りスイッチングデバイスの通電状態が所定時間以上続い
た場合に、そのスイッチングデバイスに入力される駆動
信号を強制的に遮断してスイッチングデバイスの駆動を
停止させるようにしている。これにより、連続通電によ
るスイッチングデバイスおよび点火コイルの損傷を防止
している。
【0005】また、このような点火用半導体装置には、
電流制限回路が設けられていて、スイッチングデバイス
が過電流を検出した場合に、スイッチングデバイスの駆
動信号を抑えることで、スイッチングデバイスが破壊さ
れないようにすることも行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
点火用半導体装置では、電流制限回路が出力段素子の過
電流を防止して点火用半導体装置および点火コイルが熱
破壊することを防止し、さらに連続通電防止回路が一定
時間以上の連続した駆動信号が印加された場合にその駆
動信号をオフさせて点火用半導体装置の出力段素子をオ
フ動作させているが、特に、一定時間経過後のオフ動作
は通常時と同一速度で行っているため、点火コイルの2
次巻線に通常動作時と同様の高圧電圧が発生し、気筒内
に残っているガソリン混合気が着火してエンジンに異常
な回転力を与えてしまうことがあるという問題点があっ
た。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、駆動信号が連続して印加後に出力段素子をオ
フ動作させるが、そのオフ動作時に点火コイルの2次巻
線に無用な高圧電圧を発生することがないようにした点
火用半導体装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、点火コイルと直列に接続されて前記点火
コイルに流れる電流をオン・オフ制御するスイッチング
デバイスと、前記点火コイルに流れる電流を制限するよ
う前記スイッチングデバイスを制御する電流制限回路
と、前記点火コイルから放出される電圧をクランプする
電圧制限回路とを搭載した点火用半導体装置において、
前記スイッチングデバイスの駆動端子に印加された入力
信号に応答して動作を開始し、前記入力信号の印加から
一定時間経過後に出力信号を出力するタイマ回路と、前
記タイマ回路の出力信号に応答して、前記入力信号の継
続印加に拘らず、前記スイッチングデバイスに流れてい
る電流を低減させる主電流漸減回路と、を備えているこ
とを特徴とする点火用半導体装置が提供される。
【0009】このような点火用半導体装置によれば、ス
イッチングデバイスをオン駆動する入力信号が連続して
印加されるような場合、タイマ回路が出力信号を出力
し、この出力信号に応答して、主電流漸減回路がスイッ
チングデバイスに流れている電流を低減させるように制
御する。これにより、スイッチングデバイスは通常のオ
フ動作よりも低速度でオフ動作を行うことにより、点火
コイルの1次巻線を流れる電流が低速度で遮断され、し
たがって、2次巻線に高圧電圧が発生することが抑制さ
れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明による点火用
半導体装置の第1の実施の形態における構成例を示す回
路図である。この点火用半導体装置1は、出力段素子で
あるスイッチングデバイスとしてIGBT(Insulated
Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート型バイポーラト
ランジスタ)2を使用している。IGBT2のコレクタ
とゲートとの間には、点火コイルから放出された電圧を
クランプするためのツェナーダイオード3が接続されて
いる。IGBT2のエミッタは、シャント抵抗4を介し
て接地され、ゲートは抵抗5,6を介して入力端子7に
接続されている。IGBT2のエミッタとシャント抵抗
4との接続点は演算増幅器8の非反転入力に接続され、
演算増幅器8の反転入力は抵抗9,10、コンデンサ1
1および定電流素子12の共通接続点に接続され、演算
増幅器8の出力はFET(Field-Effect Transistor:
電界効果トランジスタ)13のゲートに接続されてい
る。このFET13のドレインは抵抗5,6の共通接続
点に接続され、ソースは接地されている。入力端子7
は、また、演算増幅器8の電源端子、定電流素子12お
よびタイマ回路14に接続されている。タイマ回路14
の出力はFET15のゲートに接続されている。このF
ET15のドレインは抵抗10に接続され、ソースは接
地されている。さらに、IGBT2のコレクタは、点火
コイル16の1次巻線に接続され、この1次巻線の他端
は電池17に接続されている。点火コイル16の2次巻
線は点火プラグのギャップ18を介して接地されてい
る。
【0011】ここで、シャント抵抗4、演算増幅器8、
FET13、抵抗5、抵抗9、定電流素子12、および
抵抗6は、IGBT2の負荷電流を制限するための電流
制限回路を構成している。また、定電流素子12は、演
算増幅器8の基準電圧を作る目的の素子であり、その基
準電圧は定電流素子12が流す電流と抵抗9の抵抗値と
の積で定まる値であり、IGBT2の制限電流値がシャ
ント抵抗4に流れたときの端子電圧に相当する。
【0012】さらに、抵抗9に並列に接続されたコンデ
ンサ11、抵抗10、FET15およびタイマ回路14
は、入力信号19が連続して入力端子7に印加された場
合にIGBT2をオフ動作させるセルフシャットダウン
回路を構成しているが、特に本発明では、このセルフシ
ャットダウン回路は、IGBT2のターンオフ動作を低
速で行う主電流漸減回路としている。タイマ回路14
は、入力信号19が印加されたときからある一定時間経
過後にFET15のゲートに駆動信号を出す回路であ
る。
【0013】以上の構成において、入力信号19が入力
端子7に印加されると、IGBT2がターンオン動作を
し、電池17から点火コイル16の1次巻線およびIG
BT2を介して電流が流れる。その後、タイマ回路14
の動作時間より短い時間範囲内で入力信号19がオフに
なると、IGBT2はターンオフ動作をし、点火コイル
16の1次巻線に流れていた電流が遮断される。これに
より、点火コイル16の1次巻線に蓄えられたエネルギ
が2次巻線に誘起され、2次巻線に高圧電圧が発生して
ギャップ18にて放電が発生し、気筒内の混合気に点火
される。この通常動作でのIGBT2のターンオフ動作
は、IGBT2の入力容量と抵抗5,6および入力信号
回路の抵抗値で決定され、一般に、50マイクロ秒以下
で動作する。
【0014】入力端子7に入力信号19が印加されたと
き、入力信号19の電位が演算増幅器8の電源電圧にな
るとともに、定電流素子12により抵抗9に一定の電流
を供給し、演算増幅器8の反転入力に基準電圧を与え
る。これにより、この点火用半導体装置1の電流制限回
路が動作する。IGBT2がターンオン動作することに
より、シャント抵抗4に電流が流れるが、この電流が異
常に増えて、シャント抵抗4の端子電圧が基準電圧を越
えると、演算増幅器8の出力電位が反転し、FET13
をターンオンし、抵抗5,6の共通接続点をアースに接
続することにより、IGBT2のゲートへの入力信号1
9を遮断し、IGBT2を強制的にターンオフ動作させ
る。
【0015】次に、エンストなどにより、入力端子7に
入力信号19が連続して印加されるときのこの点火用半
導体装置の動作を図2を参照しながら説明する。図2は
点火コイルの2次側電圧と1次側電流・電圧の関係を示
す図であって、(A)は点火コイル周りを示し、(B)
は点火コイルの1次側電流・電圧の変化を示し、(C)
は点火コイルの2次側電圧の変化を示している。図2の
(A)において、IGBT2はスイッチで表し、点火コ
イル16の1次巻線を流れる電流をIL、IGBT2の
コレクタ・エミッタ間電圧をVSW、2次巻線に発生され
るギャップ18の電圧をVC2で表している。
【0016】まず、点火用半導体装置1の通常動作から
説明する。IGBT2がターンオンすると、(B)に示
したように、電圧VSWは電池の電圧から接地電位に低下
し、点火コイル16の1次巻線を流れる電流ILは徐々
に上昇する。その後、電流ILが所定の電流値以上にな
ると、電流制限回路が動作し、電流値が制限され、電圧
SWが若干上昇する。IGBT2がターンオフ動作をす
ると、電流ILは0まで低下し、これに伴って、電圧V
SWが急上昇する。この電圧VSWは、ツェナーダイオード
3によって決まるツェナー電圧でクランプされると、1
次巻線のエネルギが2次巻線側に誘起し、その後低下す
る。2次巻線側は、その誘起されたエネルギによって、
マイナスの電位が生起し、(C)に示したように、ギャ
ップ18の電圧VC2がマイナス方向に上昇していく。こ
の2次巻線に生起された電圧は、ある位相遅れをもって
1次巻線側に帰還され、低下していた電圧VSWは再度上
昇する。そして、2次巻線の電圧、すなわちギャップ1
8の電圧VC2がある電圧まで上昇すると、ギャップ18
にて放電が発生し、これにより、点火コイル16の1次
巻線および2次巻線の電圧は低下し、電圧VSWは電池電
圧に、ギャップ18の電圧VC2は0になる。
【0017】次に、エンストが発生して、入力信号19
が連続して印加される場合について説明する。入力信号
19の印加が一定時間以上経過すると、タイマ回路14
がFET15のゲートに駆動信号を出す。すると、FE
T15はターンオンし、コンデンサ11に蓄えられた電
荷を抵抗10を介して放電する。この放電する速度はこ
れらコンデンサ11および抵抗10の時定数によって決
められる。
【0018】タイマ回路14がFET15に対して駆動
信号を出すとき、IGBT2は演算増幅器8、FET1
3などにより電流制限が掛かっている状態にある。この
状態のときに、コンデンサ11が放電されると、演算増
幅器8の基準電圧が徐々に低下していくことになる。I
GBT2は、シャント抵抗4の端子電圧と演算増幅器8
の基準電圧とが同じになるよう電流制御するので、図2
の(B)に破線で示したように、基準電圧の低下に伴っ
て徐々に電流ILを減少させていく。これにより、電圧
SWについても、破線で示したように、電流制限されて
いるときの電位から徐々に上昇するようになり、これに
伴って、ギャップ18の電圧VC2は、図2の(C)に破
線で示したように変化することになる。このように、I
GBT2の電流制限値を変化させてIGBT2を低速で
ターンオフ動作させるようにしたことで、ギャップ18
の電圧VC2は放電に至る電圧まで昇圧されることがなく
なり、したがって、無用な爆発が起きることもなくな
る。
【0019】以上の、IGBT2の負荷電流を制限する
ための電流制限回路およびIGBT2のターンオフ動作
を低速で行う主電流漸減回路を備えた点火用半導体装置
1はそれらの各部品を組み合わせた混成集積回路によっ
て構成することができる。たとえばセラミック基板上
に、IGBT2、演算増幅器8、定電流素子12、タイ
マ回路14、FET13,15などのシリコンチップを
搭載し、抵抗5,6,9,10として印刷抵抗または抵
抗チップを、シャント抵抗4として抵抗チップを、コン
デンサ11としてコンデンサチップを搭載し、それらを
ワイヤで接続し、樹脂封止することによって1パッケー
ジに納めることができる。
【0020】また、点火用半導体装置1は、IGBT
2、電流制限回路および主電流漸減回路の複数の半導体
チップ(ベアチップ)のみで構成して1パッケージに納
めるようにすることもできる。
【0021】さらに、点火用半導体装置1のすべての機
能を一つのシリコン基板上に形成することにより、点火
用半導体装置1を1チップにて構成することもできる。
図3は点火用半導体装置の第2の実施の形態における構
成例を示す回路図である。この図3において、図1に示
した要素と同じ要素については同じ符号を付してその詳
細な説明は省略する。本実施の形態では、主電流漸減回
路を、タイマ回路14と、発振回路20と、シフト回路
21と、n組の抵抗22−1〜22−nおよびFET2
3−1〜23−nとで構成している。
【0022】タイマ回路14は、入力信号19が印加さ
れたときからある一定時間経過後に主電流漸減開始信号
を出す回路であり、その出力は発振回路20に接続され
る。発振回路20の出力はシフト回路21に接続され、
シフト回路21のn個の出力はそれぞれFET23−1
〜23−nのゲートに接続されている。抵抗22−1〜
22−nおよびFET23−1〜23−nの各直列回路
は、演算増幅器8の基準電圧を生成する抵抗9にそれぞ
れ並列に接続されている。この抵抗9と抵抗22−1〜
22−nとの並列回路により、演算増幅器8の基準電圧
を階段状に低減させる回路を構成している。
【0023】発振回路20は、階段状に低減させる速度
を決め、シフト回路21は、FET23−1、FET2
3−nあるいはFET23−1とFET23−nとの中
間に存在するFETの、どのFETを駆動するかを決め
る回路である。抵抗22−1〜22−nが同一抵抗値の
場合には、1番目のFET23−1からn番目のFET
23−nまで、順番に駆動信号を与えれば、抵抗9の両
端低抗値は、抵抗9とn個の抵抗値の並列値になり、徐
々に抵抗値が下がる。そして抵抗9の両端電圧はオーム
の法則(抵抗×電流=電圧)で決まる電圧になり、結果
としてIGBT2のコレクタ電流をゆっくり減少させる
ことができる。それが、点火コイル16の2次巻線に高
圧電圧が発生するのを抑制することにつながる。
【0024】図4は点火用半導体装置の第3の実施の形
態における構成例を示す回路図である。この図4におい
て、図1に示した要素と同じ要素については同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する。本実施の形態では、
電流制限回路を、抵抗24,25とトランジスタ26と
で構成し、主電流漸減回路を、タイマ回路14と、抵抗
27と、FET28とで構成している。
【0025】すなわち、電流制限回路では、IGBT2
のエミッタとシャント抵抗4との接続点は抵抗24を介
してトランジスタ26のベースに接続され、トランジス
タ26のコレクタは抵抗5と抵抗6との共通接続点に接
続され、エミッタは抵抗25を介して接地されている。
主電流漸減回路では、タイマ回路14の出力はFET2
8のゲートに接続され、ドレインは抵抗5と抵抗6との
共通接続点に接続され、ソースは接地されている。
【0026】入力端子7への入力信号19の印加によっ
てIGBT2がターンオンし、主電流が増加していく途
中で、主電流によって生じるシャント抵抗4の端子電圧
がトランジスタ26の順方向バイアス電圧を越えると、
トランジスタ26がターンオンし、抵抗5と抵抗6との
共通接続点の電位をアース電位の方向に引き込み、IG
BT2のゲート電圧を低下させることにより、主電流を
低下させ、主電流を予め決められた値に制限する。
【0027】次に、入力信号19が連続して入力端子7
に印加された場合は、入力信号19の印加時点から所定
時間後にタイマ回路14が駆動信号を出力する。これに
より、FET28がターンオンし、入力信号19が抵抗
27に分流してIGBT2のゲート電圧を下げようとす
る。また、IGBT2のゲートに蓄えられた電荷は抵抗
5および抵抗27を介し放出され、IGBT2はオフ動
作を開始する。IGBT2のターンオフ速度を決めるの
は抵抗5および抵抗27であり、抵抗27の抵抗値を大
きくすることでIGBT2のターンオフ速度を遅くする
ことができる。すなわち、IGBT2および点火コイル
16の1次巻線を流れる電流をゆっくり低減させること
ができ、点火コイル16の2次巻線に高圧電圧が発生す
るのを抑制することができる。
【0028】図5は点火用半導体装置の第4の実施の形
態における構成例を示す回路図である。この図5におい
て、図1に示した要素と同じ要素については同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する。本実施の形態では、
主電流漸減回路を、定電流素子12と、抵抗9と、ダイ
オード35と、コンデンサ11と、タイマ回路14と、
FET31,32,33とで構成している。
【0029】すなわち、主電流漸減回路において、コン
デンサ11は、定電流素子12から抵抗9へ流れる電流
の一部がダイオード35を介して充電するように接続さ
れ、また、定電流放電するように、FET32のドレイ
ンに接続されている。このFET32のソースは接地さ
れ、ゲートはFET33のゲートおよびドレインに接続
され、このFET33のドレインは定電流素子34に接
続され、ソースは接地されている。これらFET32,
33はカレントミラー回路を構成し、コンデンサ11は
定電流素子34によって決まる電流で定電流放電するこ
とになる。タイマ回路14の出力はFET31のゲート
に接続され、ドレインは抵抗5とダイオード35との共
通接続点に接続され、ソースは接地されている。
【0030】入力端子7への入力信号19の印加によっ
てIGBT2がターンオンし、主電流が増加していく途
中で、主電流によって生じるシャント抵抗4の端子電圧
が定電流素子12と抵抗9とによって決まる基準電圧を
越えると、FET13がターンオンし、抵抗5と抵抗6
との共通接続点の電位をアース電位の方向に引き込み、
IGBT2のゲート電圧を低下させることにより、主電
流を低下させ、主電流を予め決められた値に制限する。
【0031】次に、入力信号19が連続して入力端子7
に印加された場合は、入力信号19の印加時点から所定
時間後にタイマ回路14が駆動信号を出力し、FET3
1をターンオンし、ダイオード35のアノードをアース
電位にする。このとき、ダイオード35は、コンデンサ
11へ充電しないようにするとともにコンデンサ11の
放電電流が、抵抗9とFET31に流れ込まないように
する。これにより、FET32はコンデンサ11に蓄え
られた電荷を定電流放電する。
【0032】タイマ回路14がFET31に対して駆動
信号を出すとき、IGBT2は演算増幅器8,FET1
3などにより電流制限がかかっている状態にある。この
状態のときにコンデンサ11が放電されると、FET3
2には、定電流素子34で決まる定電流が流れるFET
33とFET32との比で決まる定電流が流れるため、
コンデンサ11は徐々に放電され、演算増幅器8の基準
電圧が徐々に低下していくことになる。これにより、I
GBT2および点火コイル16の1次巻線を流れる電流
はゆっくり低減されることになり、点火コイル16の2
次巻線に高圧電圧を発生することが抑制される。
【0033】ところで、一般の自動車の電池電圧は12
V仕様であるが、寒冷地などにおいて電池を2個直列に
して始動したり、あるいは夏場であっても電池が劣化
し、再始動できない状況下で他の車の電源を利用してエ
ンジン始動する場合がある。当然、12V車が電池電圧
24V車の電源を利用するケースがある。このようなケ
ースにおいて、入力信号19が連続して入力端子7に印
加される場合が発生すると、電流制限動作時にスイッチ
ングデバイスであるIGBT2に印加される電圧が多大
になり、IGBT2が熱破壊することがあり得る。
【0034】たとえば電池電圧12V、電流制限値20
A、点火コイル抵抗0.5Ωの場合、IGBT2のコレ
クタ損失は、20A×(12V−20A×0.5Ω)=
40Wになる。一方、電池電圧12V、電流制限値20
A、点火コイル抵抗0.5Ωの回路に24Vの電源を利
用した場合には、20A×(24V−20A×0.5
Ω)=280Wにもなってしまう。
【0035】そこで、電源電圧が通常時より高い場合で
もスイッチングデバイスのIGBT2が熱破壊しないよ
うにすることが必要である。次に、このような対策を施
した点火用半導体装置について説明する。
【0036】図6は点火用半導体装置の第5の実施の形
態における構成例を示す回路図である。この図6におい
て、図1に示した要素と同じ要素については同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する。本実施の形態では、
電流制限回路および主電流漸減回路を含む電流制限/主
電流漸減回路40に加え、電池17の電圧が規定電圧以
上であって、連続した入力信号19がある場合に、IG
BT2の主電流を高速に遮断する主電流遮断回路を備え
ている。
【0037】すなわち、主電流遮断回路は、IGBT2
のコレクタ電圧を検出する分圧用の抵抗41,42と、
規定電圧を設定する基準電圧源43と、非反転入力が抵
抗41,42の共通接続点に接続され、反転入力が基準
電圧源43に接続された演算増幅器44と、この演算増
幅器44の出力に接続された抵抗45と、ドレインがI
GBT2のゲートに直列に接続された2つの抵抗5a,
5bの接続点に接続され、ソースが接地され、ゲートが
抵抗45を介して演算増幅器44の出力に接続されたF
ET46とから構成されている。演算増幅器44の電源
端子は、入力端子7に接続されている。これにより、入
力信号19およびIGBT2のコレクタ電圧をモニタ
し、コレクタ電圧が規定電圧以上のときに入力信号19
が連続して印加された場合、IGBT2のゲート電圧を
IGBT2がオン状態を持続できない駆動電圧に強制的
に低減し、主電流を遮断する回路を構成している。
【0038】この構成において、入力信号19が連続し
て印加された場合、電流制限/主電流漸減回路40によ
りIGBT2は一定の主電流を流した後、ゆるやかに主
電流を低減させる動作を行う。この場合、電流制限動作
時のIGBT2のコレクタ電圧は、電池17の電圧から
点火コイル抵抗と電流制限値との積を差し引いた電圧、
すなわち、VCE=VB−Rc×Iclが加わる。ここ
で、VCEはIGBT2のコレクタ・エミッタ間電圧、V
Bは電池電圧、Rcは点火コイル抵抗、Iclは電流制
限値である。
【0039】この場合、電池電圧が高い場合でも電流制
限値の増加は殆どないため、IGBT2のコレクタ電圧
は、電池電圧の増加分増加することになる。以上の構成
によれば、まず、抵抗41,42および基準電圧源43
で決まるコレクタ電圧値で演算増幅器44に出力が発生
し、FET46を駆動する。FET46はIGBT2の
ゲート・エミッタ間に並列に接続されているため、電流
制限/主電流漸減回路40の動作に拘らず、IGBT2
のゲート電圧を強制的にグランドに落とし、IGBT2
を高遠にターンオフ状態に移行させる働きをする。
【0040】なお、演算増幅器44の非反転入力に加え
るコレクタ電圧の分圧は、抵抗41の代わりにツェナー
ダイオードとしてもよい。また、ツェナーダイオードと
抵抗41との直列構成でもよい。さらに、抵抗41と直
列に定電流素子を接続し、一定電圧以上のコレクタ電圧
を定電流素子で分担させてもよい。
【0041】また、電流制限/主電流漸減回路40とし
て、図1、図4または図5に例示した電流制限回路およ
び主電流漸減回路で構成することができる。次に、上述
のように、一般の自動車の電池電圧は12V仕様である
が、寒冷地や電池劣化時などではエンジン始動時に電池
電圧が降下することがある。このとき、スイッチングデ
バイスをオン・オフさせる入力信号19は、通常電池電
圧時に比べて長いオン時間に制御されて入力されること
がある。したがって、異常に長い時間の入力信号19が
入力されたときの保護回路として動作する上述の主電流
漸減回路は、通常電池電圧時に比べて長い時間に制御さ
れた入力信号に合せ、その時間を越えて継続して入力さ
れたときに動作するよう構成すればよい。しかし、その
ような構成にすると、逆に、電池電圧が高くなった場合
には、スイッチングデバイスが熱破壊する可能性がでて
くる。これを防止するには、電池電圧がある電圧以上に
なると、タイマ回路が主電流漸減回路を漸減動作開始さ
せるための出力信号を出力するまでのタイムアウト時間
を短くする必要がある。そのためには、電池電圧をスイ
ッチングテバイスがモニタする必要がある。
【0042】一般的に、スイッチングデバイスの主電流
回路の一方が負荷である点火コイル16の1次巻線を介
して電池に接続され、他方が接地されているような回路
構成では、スイッチングデバイス自身で電池電圧を直接
モニタすることはできない。このため、電池電圧をモニ
タしようとすると、電池から直接電圧信号を受け取るた
めの端子がもう1本必要となる。以下では、このような
追加の端子を必要とすることなく、電池電圧をモニタし
て、スイッチングデバイスの熱破壊を防止する機能を備
えた点火用半導体装置について説明する。
【0043】図7は点火用半導体装置の第6の実施の形
態における構成例を示す回路図である。この図7におい
て、図1に示した要素と同じ要素については同じ符号を
付してその詳細な説明は省略する。本実施の形態では、
電池17の電圧をモニタする回路として、IGBT2が
ターンオフ動作のときにそのコレクタ・エミッタ間にか
かる電圧VCEを検出して保持するオフ時VCE電圧保持回
路47と、電池17の電圧が高いかどうかを比較するた
めの演算増幅器48と、電圧比較のための基準電圧源4
9とを備え、タイマ制御回路を構成している。なお、こ
の図では、説明のため、主電流漸減回路を構成している
モニタ回路を独立させ、モニタ回路14aと電流制限/
主電流漸減回路40aとで示している。
【0044】タイマ制御回路において、オフ時VCE電圧
保持回路47は、IGBT2のコレクタに接続されてI
GBT2がターンオフ動作のときにコレクタに印加され
る電圧(=電池17の電圧)を入力し、電池17の電圧
をその変化に追従して記憶するようにし、IGBT2が
ターンオン動作する入力信号19が入力端子7に印加さ
れると、入力信号19の印加直前に記憶された電圧値を
保持し、出力するよう構成されている。IGBT2がタ
ーンオフ動作のときにそのコレクタ・エミッタ間電圧V
CEをモニタすることで、電池17の電圧値を正確に検知
することができる。演算増幅器48は、IGBT2がタ
ーンオン動作する入力信号19が入力端子7に印加され
たとき動作し、非反転入力に印加されたオフ時VCE電圧
保持回路47に保持されている電池17の電圧と反転入
力に印加された基準電圧源49の電圧とを比較し、その
比較結果をタイマ回路14aに供給する構成にしてあ
る。タイマ回路14aは、入力信号19が印加されてか
らある一定時間経過後に電流制限/主電流漸減回路40
aに主電流漸減開始信号を出す回路であるが、演算増幅
器48から電池17の電圧が高い状態を表す電圧比較結
果を受けた場合は、たとえばその時定数を小さく切り換
えて、入力信号19の印加から主電流漸減開始信号を出
力するまでの時間が短くなるように構成されている。
【0045】このような回路によれば、入力信号19が
入力端子7に印加される前では、オフ時VCE電圧保持回
路47によって、入力信号19の印加前のVCE電圧、す
なわち電池17の電圧を保持し、入力信号19が印加さ
れると同時に演算増幅器48が作動して、オフ時VCE
圧保持回路47によって保持されていたVCE電圧と基準
電圧源49の電圧との比較の結果を出力し、タイマ回路
14aに電圧比較結果信号が入力される。電圧比較結果
信号が入力されたタイマ回路14aは、電圧比較結果信
号に応じた時間で主電流漸減開始信号を出力する。すな
わち、タイマ回路14aは、電圧比較の結果、電池17
の電圧が高い場合に、主電流漸減開始信号を短い時間で
出力する。
【0046】図8は点火用半導体装置の第6の実施の形
態における構成をより具体的に示した回路図である。こ
の図において、タイマ制御回路のオフ時VCE電圧保持回
路47は、2つのデプレッションIGBT50,51
と、抵抗52〜55と、2つのMOSFET(Metal-Ox
ide Semiconductor Field-Effect Transistor)56,
57と、コンデンサ58とから構成されている。
【0047】デプレッションIGBT50,51は、そ
れぞれコレクタがIGBT2のコレクタに接続され、ゲ
ートおよびエミッタはともに接続され、抵抗52,53
および抵抗54,55を介して接地されている。MOS
FET56のゲートは、抵抗54,55の共通接続点に
接続され、ドレインは抵抗52,53の共通接続点に接
続され、ソースはコンデンサおよび演算増幅器48の非
反転入力に接続されている。また、MOSFET57の
ゲートは、入力端子7に接続され、ドレインはデプレッ
ションIGBT51のゲートおよびエミッタと抵抗54
との共通接続点に接続され、ソースは接地されている。
演算増幅器48では、その電源端子が入力端子7に接続
され、非反転入力は基準電圧源49に接続され、出力は
タイマ回路14aに接続されている。
【0048】この回路によれば、入力信号19によりI
GBT2がターンオフ動作しているときには、IGBT
2のコレクタ・エミッタ間電圧VCEに比例した電流がデ
プレッションIGBT50に流れ、抵抗52,53の共
通接続点に分圧された電圧が生じる。このとき、デプレ
ッションIGBT51、抵抗54,55に流れる電流に
よって抵抗54,55の共通接続点に分圧された電圧に
よりMOSFET56がターンオン動作状態になるた
め、抵抗52,53の共通接続点に分圧された電圧は、
MOSFET56を介してコンデンサ58に充電され、
保持される。
【0049】次に、入力端子7に入力信号19が印加さ
れると、MOSFET57がターンオン動作状態とな
り、MOSFET56のゲート電圧をアース電位の方向
に引き込むため、MOSFET56はターンオフ動作状
態になり、コンデンサ58は、入力信号19の印加直前
の電池17の電圧に対応した電圧を保持することにな
る。このとき、入力信号19の印加と同時に、入力信号
19を電源とする演算増幅器48が動作し、コンデンサ
58の電圧は、演算増幅器48によって基準電圧源49
の電圧と比較され、その比較結果はタイマ回路14aに
出力される。演算増幅器48からの信号が入力されたタ
イマ回路14aは、演算増幅器48の電圧比較の結果、
電池17の電圧が高い場合には、電池17の電圧が低い
場合よりも短い時間で主電流漸減開始信号を電流制限/
主電流漸減回路40aに出力し、スイッチングデバイス
が熱破壊するのを防止する。
【0050】なお、上記の例では、1組の演算増幅器4
8および基準電圧源49を設けて、電池17の電圧があ
る規定電圧より高いか低いかを判断し、高い場合に低い
場合よりも短い時間で主電流漸減開始信号を出力するよ
うにしたが、そのような演算増幅器および基準電圧源を
複数組設けて、電池17の電圧の高さに応じて主電流漸
減開始信号が出力するまでの時間を順次短くするように
タイマ回路14aを制御してもよい。
【0051】また、電流制限/主電流漸減回路40aと
して、図1、図4または図5に例示した電流制限回路お
よび主電流漸減回路で構成することができる。図9は点
火用半導体装置を1チップで構成した例を示す図であ
る。この図9において、図4に示した要素と同じ要素に
ついては同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この点火用半導体装置1は、点火コイル16に流れる主
電流を制御する出力段素子のIGBT2aと、主電流の
電流検出用のIGBT2bと、主電流を制限する電流制
限回路と、点火コイルから放出される電圧を制限(クラ
ンプ)するツェナーダイオード3と、主電流漸減回路と
を1つのシリコン基板上に形成したモノリシック集積回
路とし、外部端子として、入力端子7と、出力端子59
と、グランド端子60とを備えている。この回路におい
て、電力容量値の大きなシャント抵抗4をシリコン基板
上に作ることができないので、主電流制御用のIGBT
2aに電流検出用のIGBT2bを並列に接続し、この
IGBT2bに主電流の一部を分流させ、その分流電流
を検出することで、主電流の値を検出するようにしてい
る。
【0052】図示の例では、電流制限回路および主電流
漸減回路として図4に例示したものを示したが、もちろ
ん、図1、図3または図5に示した電流制限回路および
主電流漸減回路で構成してもよい。また、同時に、図6
に示した主電流遮断回路または図8に示したタイマ制御
回路を含むように構成することもできる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、入力
信号が長時間連続して印加された場合に入力信号に無関
係に点火コイル電流を遮断するようにしたセルフシャッ
トダウン回路として、出力段素子を低速でターンオフ動
作させるように構成した。これにより、セルフシャット
ダウンのとき、出力段素子は通常動作時のターンオフ動
作よりもゆっくりオフ状態になるため、点火コイルに高
圧電圧が発生することが抑制され、エンジンに異常な回
転力を与えることがなくなる。また、異常な回転力を与
えないため、エンジンからの異常音、異常振動が発生せ
ず、静粛な車両を提供することが可能になる。
【0054】また、電池電圧が高い場合であって駆動信
号が連続して印加された場合に、スイッチングデバイス
の主電流を強制的に高速で遮断する回路を備える構成に
した。これにより、スイッチングデバイスに過大な電圧
が加わることによる熱破壊を防止することが可能にな
る。
【0055】さらに、スイッチングデバイスがオフ時に
このスイッチングデバイスに印加される電池電圧を記憶
保持する手段と、電池電圧に応じてタイマ回路が主電流
漸減開始信号を出力するまでの時間を制御する構成にし
た。これにより、点火用半導体装置を、電池電圧をモニ
タするための端子を設けることなく、入力端子、点火コ
イル接続用の出力端子および接地用のグランド端子から
なる既存の3端子パッケージのままで構成することがで
き、かつ、電池電圧に応じて主電流漸減開始信号を出力
するまでの時間を制御するようにしたことで、スイッチ
ングデバイスの熱破壊を防止することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による点火用半導体装置の第1の実施の
形態における構成例を示す回路図である。
【図2】点火コイルの2次側電圧と1次側電流・電圧の
関係を示す図であって、(A)は点火コイル周りを示
し、(B)は点火コイルの1次側電流・電圧の変化を示
し、(C)は点火コイルの2次側電圧の変化を示してい
る。
【図3】点火用半導体装置の第2の実施の形態における
構成例を示す回路図である。
【図4】点火用半導体装置の第3の実施の形態における
構成例を示す回路図である。
【図5】点火用半導体装置の第4の実施の形態における
構成例を示す回路図である。
【図6】点火用半導体装置の第5の実施の形態における
構成例を示す回路図である。
【図7】点火用半導体装置の第6の実施の形態における
構成例を示す回路図である。
【図8】点火用半導体装置の第6の実施の形態における
構成をより具体的に示した回路図である。
【図9】点火用半導体装置を1チップで構成した例を示
す図である。
【符号の説明】
1 点火用半導体装置 2 IGBT 3 ツェナーダイオード 4 シャント抵抗 5,5a,5b,6 抵抗 7 入力端子 8 演算増幅器 9,10 抵抗 11 コンデンサ 12 定電流素子 13 FET 14,14a タイマ回路 15 FET 16 点火コイル 17 電池 18 ギャップ 19 入力信号 20 発振回路 21 シフト回路 22−1〜22−n 抵抗 23−1〜23−n FET 24,25 抵抗 26 トランジスタ 27 抵抗 28 FET 31,32,33 FET 34 定電流素子 35 ダイオード 40,40a 電流制限/主電流漸減回路 41,42 抵抗 43 基準電圧源 44 演算増幅器 45 抵抗 46 FET 47 オフ時VCE電圧保持回路 48 演算増幅器 49 基準電圧源 50,51 デプレッションIGBT 52〜55 抵抗 56,57 MOSFET 58 コンデンサ 59 出力端子 60 グランド端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23Q 3/00 620 F23Q 3/00 620B

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火コイルと直列に接続されて前記点火
    コイルに流れる電流をオン・オフ制御するスイッチング
    デバイスと、前記点火コイルに流れる電流を制限するよ
    う前記スイッチングデバイスを制御する電流制限回路
    と、前記点火コイルから放出される電圧をクランプする
    電圧制限回路とを搭載した点火用半導体装置において、 前記スイッチングデバイスの駆動端子に印加された入力
    信号に応答して動作を開始し、前記入力信号の印加から
    一定時間経過後に出力信号を出力するタイマ回路と、 前記タイマ回路の出力信号に応答して、前記入力信号の
    継続印加に拘らず、前記スイッチングデバイスに流れて
    いる電流を低減させる主電流漸減回路と、 を備えていることを特徴とする点火用半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記主電流漸減回路は、前記電流制限回
    路の電流制限値を漸減させて前記スイッチングデバイス
    をターンオフ動作させることを特徴とする請求項1記載
    の点火用半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記電流制限回路は前記スイッチングデ
    バイスと直列に接続されて前記スイッチングデバイスに
    流れている電流に比例した電圧値を検出するシャント抵
    抗と、前記電流制限値に対応した基準電圧値を生成する
    基準電圧回路と、前記シャント抵抗の電圧値と前記基準
    電圧値とを入力とする演算増幅器と、前記演算増幅器の
    出力によって前記スイッチングデバイスの駆動端子に印
    加される入力信号の電圧を制御する第1のトランジスタ
    とを備え、前記主電流漸減回路は前記基準電圧回路に並
    列に接続されたコンデンサと、前記タイマ回路の出力信
    号に応答してターンオンする第2のトランジスタと、前
    記コンデンサおよび前記第2のトランジスタと直列に接
    続されて前記第2のトランジスタのターンオン時に前記
    コンデンサの電荷を放電させる抵抗とを備えていること
    を特徴とする請求項2記載の点火用半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記電流制限回路は前記スイッチングデ
    バイスと直列に接続されて前記スイッチングデバイスに
    流れている電流に比例した電圧値を検出するシャント抵
    抗と、前記電流制限値に対応した基準電圧値を生成する
    基準電圧回路と、前記シャント抵抗の電圧値と前記基準
    電圧値とを入力とする演算増幅器と、前記演算増幅器の
    出力によって前記スイッチングデバイスの駆動端子に印
    加される入力信号の電圧を制御する第1のトランジスタ
    とを備え、前記主電流漸減回路は前記タイマ回路の出力
    信号に応答して動作する発振回路と、前記発振回路の発
    振出力を受けるシフト回路と、前記シフト回路の各出力
    信号によってターンオン動作する複数の第2のトランジ
    スタと、一端がそれぞれ前記第2のトランジスタと直列
    に接続され他端がそれぞれ前記基準電圧回路に共通に接
    続されて前記基準電圧値を階段状に低減させる複数の抵
    抗とを備えていることを特徴とする請求項2記載の点火
    用半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記主電流漸減回路は、前記タイマ回路
    の出力信号に応答してターンオンするトランジスタと、
    前記トランジスタと直列に接続されて前記トランジスタ
    のターンオン動作時に前記入力信号を分流させて前記ス
    イッチングデバイスの駆動端子に印加される電圧を低減
    するとともに前記スイッチングデバイスの駆動端子に並
    列に接続されて前記スイッチングデバイスの入力容量に
    蓄えられた電荷を放電させる抵抗とを備えていることを
    特徴とする請求項2記載の点火用半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記電流制限回路は前記スイッチングデ
    バイスと直列に接続されて前記スイッチングデバイスに
    流れている電流に比例した電圧値を検出するシャント抵
    抗と、前記電流制限値に対応した基準電圧値を生成する
    基準電圧回路と、前記シャント抵抗の電圧値を入力する
    とともにダイオードを介して前記基準電圧値を入力する
    演算増幅器と、前記演算増幅器の出力によって前記スイ
    ッチングデバイスの駆動端子に印加される入力信号の電
    圧を制御する第1のトランジスタとを備え、前記主電流
    漸減回路は前記演算増幅器の前記基準電圧値の入力端子
    に並列に接続されたコンデンサと、前記タイマ回路の出
    力信号に応答してターンオンされ前記基準電圧回路の出
    力を無効にする第2のトランジスタと、前記コンデンサ
    に並列に接続されて前記コンデンサの電荷を放電させる
    定電流放電回路とを備えていることを特徴とする請求項
    2記載の点火用半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチングデバイスの主端子間電
    圧と前記スイッチングデバイスの駆動端子に印加される
    入力信号の電圧とをモニタし、前記電流制限回路が電流
    制限動作中に前記主端子間電圧が規定電圧以上にあると
    き、前記入力信号を制御して前記主電流漸減回路の動作
    に拘らず主電流を遮断する主電流遮断回路を備えている
    ことを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記
    載の点火用半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記主電流遮断回路は、前記スイッチン
    グデバイスの主端子間電圧に比例した電圧を入力すると
    ともに前記規定電圧に対応した第2の基準電圧を入力
    し、前記スイッチングデバイスの駆動端子に印加される
    入力信号の電圧を電源とする第2の演算増幅器と、前記
    第2の演算増幅器の出力によって前記入力信号の電圧を
    制御して前記スイッチングデバイスを高速にターンオフ
    させる第3のトランジスタとを備えていることを特徴と
    する請求項7記載の点火用半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記スイッチングデバイスがターンオフ
    動作時の主端子間電圧を保持することにより前記点火コ
    イルを介して接続される電池の電圧をモニタするオフ時
    主端子間電圧保持回路と、前記電池の電圧がある規定電
    圧以上の値に対応した基準電圧を生成する基準電圧源
    と、前記スイッチングデバイスの駆動端子に印加される
    入力信号の電圧を電源とし、前記オフ時主端子間電圧保
    持回路に保持されている前記電池の電圧に比例した電圧
    と前記基準電圧源の電圧とを比較して前記オフ時主端子
    間電圧保持回路に保持されている電圧値が前記基準電圧
    源の電圧を越えたときに前記タイマ回路が前記入力信号
    の印加から出力信号を出力するまでの時間を短縮させる
    信号を前記タイマ回路に出力する第2の演算増幅器とを
    備えていることを特徴とする請求項3ないし6のいずれ
    か1項に記載の点火用半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記オフ時主端子間電圧保持回路は、
    前記スイッチングデバイスの前記点火コイルに接続され
    る側の主端子の電圧を分圧する第1および第2の分圧回
    路と、前記第2の分圧回路の出力電圧によってターンオ
    ン動作する第3のトランジスタと、前記第3のトランジ
    スタのターンオン動作によって前記第1の分圧回路の出
    力電圧を充電する第2のコンデンサと、前記スイッチン
    グデバイスの駆動端子に印加される入力信号の電圧によ
    ってターンオン動作されることで前記第3のトランジス
    タをターンオフ動作する第4のトランジスタとを備えて
    いることを特徴とする請求項9記載の点火用半導体装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第2の演算増幅器および電圧値の
    異なる前記基準電圧源を複数組備え、前記タイマ回路が
    出力信号を出力するまでの時間を前記電池の電圧に応じ
    て変化させるようにしたことを特徴とする請求項9記載
    の点火用半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記スイッチングデバイスと、前記電
    流制限回路と、前記電圧制限回路と、前記タイマ回路
    と、前記主電流漸減回路とからなる部品を複数組み合わ
    せて構成した混成集積回路であることを特徴とする請求
    項1記載の点火用半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記スイッチングデバイス、前記電流
    制限回路、前記電圧制限回路、前記タイマ回路、および
    前記主電流漸減回路を1つのシリコン基板上に構成した
    モノリシック集積回路であることを特徴とする請求項1
    記載の点火用半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記スイッチングデバイス、前記電流
    制限回路、前記電圧制限回路、前記タイマ回路、および
    前記主電流漸減回路を構成する複数の半導体チップのみ
    で構成して1パッケージとしたことを特徴とする請求項
    1記載の点火用半導体装置。
  15. 【請求項15】 前記スイッチングデバイスの主端子間
    電圧と前記スイッチングデバイスの駆動端子に印加され
    る入力信号の電圧とをモニタし、前記電流制限回路が電
    流制限動作中に前記主端子間電圧が規定電圧以上にある
    とき、前記入力信号を制御して前記主電流漸減回路の動
    作に拘らず主電流を高速に遮断する主電流遮断回路を含
    んでいることを特徴とする請求項12ないし14のいず
    れか1項に記載の点火用半導体装置。
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