JP7427871B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。
自動車の内燃機関の点火システムには、点火コイルへの通電および遮断を制御するイグナイタとして半導体装置が用いられている。このような半導体装置は、大電力を取り扱うパワー半導体素子と、このパワー半導体素子を確実にスイッチングさせるための機能を有する集積回路とを備えたものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。以下に、この特許文献1に記載の半導体装置に基づいて構成された従来の半導体装置について説明する。
図8は従来の半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図、図9は従来の半導体装置を用いた点火システムの動作例を示すタイミングチャートであって、(A)は正常動作時の動作例を示し、(B)はノイズ混入時の動作例を示している。
自動車に搭載される内燃機関の点火システムは、半導体装置100と、点火コイル110と、点火プラグ120と、バッテリ130と、エンジン制御ユニット(ECU:Engine Control Unit)140とを備えている。半導体装置100は、エンジン制御ユニット140からの制御信号Vinを入力する入力端子101と、点火コイル110の一次コイル111の一方の端子に接続される出力端子102と、バッテリ130の負極端子に接続された接地端子103とを有している。点火コイル110の一次コイル111の他方の端子は、バッテリ130の正極端子に接続されている。点火コイル110の二次コイル112の一方の端子は、点火プラグ120の一方の電極に接続され、点火プラグ120の他方の電極は、接地されている。点火コイル110の二次コイル112の他方の端子は、バッテリ130の正極端子に接続されている。なお、バッテリ130の負極端子は、この点火システムの基準電位をなしている。
半導体装置100は、パワー半導体素子104と、抵抗105と、しきい値設定部106と、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)107とを備えている。パワー半導体素子104は、この例では、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)が使用されている。パワー半導体素子104のコレクタ端子は、半導体装置100の出力端子102に接続され、パワー半導体素子104のエミッタ端子は、半導体装置100の接地端子103に接続されている。パワー半導体素子104のゲート端子は、抵抗105の一方の端子に接続され、抵抗105の他方の端子は、半導体装置100の入力端子101に接続されている。
しきい値設定部106は、抵抗106aと、コンデンサ106bと、遮断信号生成部106cとを有している。抵抗106aの一方の端子は、半導体装置100の入力端子101に接続され、抵抗106aの他方の端子は、コンデンサ106bの一方の端子に接続され、コンデンサ106bの他方の端子は、半導体装置100の接地端子103に接続されている。抵抗106aおよびコンデンサ106bは、ローパスフィルタを構成し、抵抗106aおよびコンデンサ106bの接続端子は、遮断信号生成部106cの電源端子に接続されている。遮断信号生成部106cの出力端子は、MOSFET107のゲート端子に接続され、遮断信号生成部106cの接地端子は、半導体装置100の接地端子103に接続されている。MOSFET107のドレイン端子は、パワー半導体素子104のゲート端子に接続され、MOSFET107のソース端子は、半導体装置100の接地端子103に接続されている。
次に、エンジン制御ユニット140が制御信号Vinを出力したときの点火システムの動作について、図9(A)に示すタイミングチャートを参照して説明する。なお、図9(A)には、上から、制御信号Vin、遮断信号生成部106cの電源となる電圧信号Vs、パワー半導体素子104のゲート電圧Vgおよびコレクタ電流Ic、および点火プラグ120の電圧Vpの変化を示している。
まず、制御信号Vinが基準電位のオフ信号を出力しているとき、パワー半導体素子104のゲート端子に印加されるゲート電圧Vgも、オフ信号であるので、パワー半導体素子104は、オフ状態にある。このとき、パワー半導体素子104のコレクタ電流Icは、流れていない。また、点火プラグ120の電圧Vpは、バッテリ130の電圧に維持されている。
時刻t0にて半導体装置100の入力端子101にオン信号の制御信号Vinが入力されると、そのオン信号は、まず、しきい値設定部106にその電源電圧として入力される。しきい値設定部106では、制御信号Vinは、抵抗106aおよびコンデンサ106bによるローパスフィルタを介して遮断信号生成部106cの電圧信号Vsになる。遮断信号生成部106cは、電圧信号Vsが立ち上がるときに所定のしきい値Vthinに達するまでは、オン信号の遮断信号を出力してMOSFET107をオン状態にし、パワー半導体素子104のゲート電圧Vgを基準電位まで引き下げている。
時刻t1にて電圧信号Vsが所定のしきい値Vthinに達すると、MOSFET107は、オフ状態になる。このとき、パワー半導体素子104のゲート電圧Vgは、パワー半導体素子104がオンするしきい値よりも高い電圧になっていることにより、MOSFET107がオフ状態になるタイミングで、パワー半導体素子104は、オン状態になる。
パワー半導体素子104がオン状態になると、点火コイル110の一次コイル111に電流が流れ始めるので、パワー半導体素子104のコレクタ電流Icは、徐々に増えていく。時刻t2にてパワー半導体素子104のコレクタ電流Icが飽和すると、コレクタ電流Icは、一定の値を維持するようになる。
時刻t3にて制御信号Vinがオフ信号になると、制御信号Vinの低下をしきい値設定部106の遮断信号生成部106cが判断する。すなわち、電圧信号Vsが所定のしきい値Vthinまで低下すると、遮断信号生成部106cは、オン信号の遮断信号を出力してMOSFET107をオン状態にし、パワー半導体素子104のゲート電圧Vgを基準電位まで引き下げる。これにより、パワー半導体素子104は、オフ状態になるので、コレクタ電流Icが遮断される。点火コイル110の一次コイル111に流れる電流が遮断されると、磁界が変化し、自己誘導作用により一次コイル111に電圧が発生し、相互誘導により二次コイル112に高電圧が発生する。この高電圧は、点火プラグ120に供給され、その電圧Vpにより点火プラグ120のギャップ間に放電が生じて火花が発生される。
自動車には、イグナイタとして用いられる半導体装置100が内燃機関の気筒数に応じた数だけ設置されており、それぞれ火花が発生したときには、ノイズが発生する。また、自動車には、多くの電装品が搭載されており、これらもノイズの発生源になっている。特に、この半導体装置100では、ノイズに対する耐性が求められており、ノイズの影響を受けて、誤動作するようなことがあれば、適正な点火時期を得ることができないばかりか、内燃機関を破損してしまう可能性がある。
図9(B)は、パワー半導体素子104がオン状態にあるときに、時刻t2aにて、負方向に大きな外来ノイズ(負のサージ電圧)の混入の影響を受けて制御信号Vinが急激に大きく低下した場合を例示している。このような場合、遮断信号生成部106cに供給される電圧信号Vsも低下し、場合によっては、しきい値Vthinよりも低下して、遮断信号生成部106cが遮断信号を出力してしまうことがある。遮断信号生成部106cが遮断信号を出力すると、MOSFET107がオン状態になるので、パワー半導体素子104のゲート電圧Vgが一瞬強制的に低下される。特に、ノイズの継続時間が長い場合、ゲート電圧Vgを完全に基準電位まで引き下げることになり、半導体装置100は、パワー半導体素子104をオン状態にする制御信号Vinを受け取っているにも拘わらず、オフ状態にするといった誤動作をしてしまう。ゲート電圧Vgがパワー半導体素子104をオフ状態にするまで達していなくても、ゲート電圧Vgが低下することによりコレクタ電流Icが急激に低下するので、点火コイル110の二次コイル112に負の電圧Vpが発生することがある。この電圧Vpが放電電圧を超えてしまうと、狙った点火時期ではないところで、放電が発生してしまうことになる。
このような誤動作を防止するには、しきい値設定部106のローパスフィルタの時定数を大きくすればよい。これにより、制御信号Vinが外来ノイズ混入の影響を受けて急激に低下したとしても、抵抗106aまたはコンデンサ106bが電圧信号Vsの低下を抑制するので、誤点火のような誤動作を防止することができる。
特開2009-284420号公報(段落〔0002〕~〔0005〕,図6)
しかしながら、ノイズ耐量を上げるには、ローパスフィルタの時定数を大きくする必要があるが、集積回路で容量の大きなコンデンサを実現するにはチップサイズを大きくしなければならず、コストアップに繋がるという問題点がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、チップサイズを大きくすることなくノイズ耐性を向上させた半導体装置を提供することを目的とする。
本発明では、上記の課題を解決するために、1つの案では、出力端子と接地端子との間に接続され、ゲート電位に応じてターンオンまたはターンオフに制御されるパワー半導体素子と、入力端子に供給された制御信号を動作電源とし、パワー半導体素子のしきい値として設定される所定の電圧よりも制御信号の電圧が低いときに遮断信号を出力するしきい値設定部と、パワー半導体素子のゲート端子と接地端子との間に接続され、遮断信号を受けてオン状態になることでパワー半導体素子をターンオフさせる遮断回路と、を備えた半導体装置が提供される。ここで、しきい値設定部は、制御信号の電圧を減圧して電圧信号にする抵抗と、電源端子を通じて受信した電圧信号をモニタして制御信号が所定の電圧よりも低いときに遮断信号を出力する遮断信号生成部と、制御信号の電圧が急激に低下したときに、パワー半導体素子のゲート容量に蓄積されている電荷を補助電源として抵抗と遮断信号生成部に給電する給電回路とを有し、給電回路の入力端は、パワー半導体素子のゲート端子に接続され、給電回路の出力端は、抵抗を介して入力端子に接続される
また、電源端子を通じて印加される電圧信号は、入力端子に供給された制御信号の電圧、またはパワー半導体素子のゲート端子に蓄積されている給電回路からの電荷であり、給電回路は、制御信号の電圧がパワー半導体素子のターンオン制御中に低下してゲート電圧と電源端子の電圧との電位差が所定値より大きくなった場合、電荷を電源端子に供給し、遮断信号生成部は、電荷にもとづいて遮断信号を非出力にする。
上記構成の半導体装置は、パワー半導体素子がターンオン制御されているときに、制御信号の電圧が急激に低下しても、制御信号から作られたしきい値設定部の動作電源の電圧がパワー半導体素子のゲート容量に蓄積された電荷によって補われるので、しきい値設定部が誤動作することがないという利点がある。
第1の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図である。 遮断信号生成部の構成例を示す回路図である。 遮断信号生成部の入出力特性を示す図である。 第1の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの動作例を示すタイミングチャートであって、(A)は正常動作時の動作例を示し、(B)はノイズ混入時の動作例を示している。 第2の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図である。 第3の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図である。 第4の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図である。 従来の半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図である。 従来の半導体装置を用いた点火システムの動作例を示すタイミングチャートであって、(A)は正常動作時の動作例を示し、(B)はノイズ混入時の動作例を示している。
以下、本発明の実施の形態について、自動車の内燃機関の点火システムに用いられるイグナイタに適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。なお、図中、同一の符号で示される部分は、同一の構成要素を示している。また、各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を部分的に組み合わせて実施することができる。
図1は第1の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図、図2は遮断信号生成部の構成例を示す回路図、図3は遮断信号生成部の入出力特性を示す図、図4は第1の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの動作例を示すタイミングチャートであって、(A)は正常動作時の動作例を示し、(B)はノイズ混入時の動作例を示している。
図1に例示した点火システムは、半導体装置10と、点火コイル20と、点火プラグ30と、バッテリ40と、エンジン制御ユニット50とを備えている。半導体装置10は、エンジン制御ユニット50からの制御信号Vinを入力する入力端子11と、点火コイル20の一次コイル21の一方の端子に接続される出力端子12と、バッテリ40の負極端子に接続される接地端子13とを有している。点火コイル20の一次コイル21の他方の端子は、バッテリ40の正極端子に接続され、バッテリ40の負極端子は、この点火システムの基準電位をなす自動車のシャシに接続されている。点火コイル20の二次コイル22の一方の端子は、点火プラグ30の中心電極に接続され、点火プラグ30の接地電極は、バッテリ40の負極端子に接続されている。点火コイル20の二次コイル22の他方の端子は、バッテリ40の正極端子に接続されている。
半導体装置10は、パワー半導体素子14と、抵抗(ゲート抵抗)15と、しきい値設定部16と、MOSFET(遮断回路)17とを備えている。ここで、抵抗15、しきい値設定部16およびMOSFET17は、集積回路化されている。
パワー半導体素子14は、ここでは、IGBTを使用しており、一例として、数百ボルト(V)に至る耐圧を有する。パワー半導体素子14は、たとえば、基板の第1面側にコレクタ電極が形成され、第1面とは反対側の第2面側にゲート電極およびエミッタ電極が形成される縦型デバイスである。なお、パワー半導体素子14は、IGBTに代えて、縦型構造のパワーMOSFETのような他の電圧制御型のパワー半導体素子を使用することができる。
パワー半導体素子14のコレクタ端子は、半導体装置10の出力端子12に接続され、パワー半導体素子14のエミッタ端子は、半導体装置10の接地端子13に接続されている。パワー半導体素子14のゲート端子は、抵抗15の一方の端子に接続され、抵抗15の他方の端子は、半導体装置10の入力端子11に接続されている。この抵抗15は、パワー半導体素子14のゲート端子と半導体装置10の入力端子11との間にゲート電圧Vgと制御信号Vinの電圧との電位差を発生させる電位差生成部となる。抵抗15による電位差生成部の抵抗値は、1~10kΩ程度とすることが望ましい。
しきい値設定部16は、制御信号Vinを減圧する抵抗16aと、遮断信号を生成する遮断信号生成部16bと、給電回路を構成するダイオード16cとを有している。抵抗16aの一方の端子は、半導体装置10の入力端子11に接続され、抵抗16aの他方の端子は、遮断信号生成部16bの電源端子に接続されている。遮断信号生成部16bの出力端子は、nチャネル型のMOSFET17のゲート端子に接続され、遮断信号生成部16bの接地端子は、半導体装置10の接地端子13に接続されている。MOSFET17のドレイン端子は、パワー半導体素子14のゲート端子に接続され、MOSFET17のソース端子は、半導体装置10の接地端子13に接続されている。ダイオード16cのアノード端子は、パワー半導体素子14のゲート端子に接続され、ダイオード16cのカソード端子は、遮断信号生成部16bの電源端子に接続されている。ダイオード16cは、マイクロアンペア(μA)オーダーの給電ができるものであればよい。
遮断信号生成部16bは、図2に示したように、電源端子61と、接地端子62と、出力端子63と、分圧回路を構成する抵抗64,65と、インバータ66とを有している。電源端子61は、抵抗16aの他方の端子とダイオード16cのカソードとに接続され、接地端子62は、半導体装置10の接地端子13に接続され、出力端子63は、MOSFET17のゲート端子に接続される。
遮断信号生成部16bにおいて、電源端子61は、抵抗64の一方の端子とインバータ66の電源端子とに接続されている。抵抗64の他方の端子は、抵抗65の一方の端子とインバータ66の入力端子とに接続されている。抵抗65の他方の端子は、遮断信号生成部16bの接地端子62とインバータ66の接地端子とに接続されている。インバータ66の出力端子は、遮断信号生成部16bの出力端子63に接続されている。インバータ66は、制御信号Vinを抵抗16aと抵抗64および抵抗65の直列回路とで分圧した電圧信号Vsを動作電源としている。なお、抵抗16aの抵抗値は、抵抗16aと抵抗64および抵抗65の直列回路との分圧比による抵抗16aでの電圧降下(Vin-Vs)がダイオード16cの順方向電圧よりも小さくなるようにしている。
この遮断信号生成部16bは、図3に示した入出力特性を有している。すなわち、遮断信号生成部16bは、制御信号Vinを減圧した電圧信号Vsを動作電源としている。このため、制御信号Vinが過渡的に立ち上がる過程においては、電圧信号Vsを抵抗64,65による分圧回路で分圧した電圧がインバータ66のしきい値Vthinに達するまでは、制御信号Vinと略同一の電位の出力電圧Voutを出力する。この出力電圧Voutは、遮断信号として作用し、MOSFET17のしきい値を超えると、MOSFET17をオン状態にし、パワー半導体素子14のゲート電圧Vgを接地電位付近まで低下させる。これにより、パワー半導体素子14は、ターンオンの制御信号Vinが入力されているにも拘わらず、ターンオンにならずにターンオフのままである。
制御信号Vinの立ち上がりの途中で、電圧信号Vsを抵抗64,65で分圧した電圧がインバータ66をオフさせるしきい値Vthinを超えると、インバータ66がロー電位を出力し、MOSFET17がオフ状態となる。この瞬間に、パワー半導体素子14のゲート端子には、制御信号Vinが抵抗15を介して印加されるので、パワー半導体素子14は、ターンオンして導通状態になる。
次に、制御信号Vinの立ち下がりの途中で、インバータ66の入力電圧がそのしきい値Vthinより低下すると、インバータ66がハイ電位を出力し、MOSFET17がオン状態となる。この瞬間に、パワー半導体素子14のゲート電圧Vgが低下するので、パワー半導体素子14は、ターンオフして非導通状態になる。
その後、インバータ66の出力電圧Voutは、制御信号Vinの電圧に応じて低下し、出力電圧VoutがMOSFET17のしきい値より低下すると、MOSFET17がオフ状態となる。
このように、このしきい値設定部16は、パワー半導体素子14をターンオン・ターンオフするタイミングに特性ばらつきの大きいパワー半導体素子14のしきい値を用いないで、特性ばらつきの小さいインバータ66のしきい値Vthinを利用している。なお、図3に示す図は、制御信号Vinおよび出力電圧Voutの過渡的な変化をわかりやすくするために、時間軸を拡大して示している。
以上の構成の半導体装置10を用いた点火システムの動作について、図4(A)および(B)を参照しながら説明する。図4(A)および(B)において、横軸は時間、縦軸は電圧値または電流値を示していて、上から、制御信号Vin、電圧信号Vs、パワー半導体素子14のゲート電圧Vg、パワー半導体素子14のコレクタ電流Icおよび点火プラグ30の電圧Vpを示している。
まず、正常動作時においては、図4(A)に示したように、時刻t10にて、エンジン制御ユニット50から供給された制御信号Vinがロー電位の0Vからハイ電位(たとえば5V)に立ち上がると、しきい値設定部16の電圧信号Vsも同様に立ち上がる。電圧信号Vsを分圧した電圧がインバータ66のしきい値Vthinを超えると、遮断回路のMOSFET17がオフ状態となる。これにより、パワー半導体素子14のゲート電圧Vgが立ち上がり、パワー半導体素子14のゲート・エミッタ間容量(ゲート容量)が充電されて、パワー半導体素子14がターンオンする。
これにより、パワー半導体素子14には、バッテリ40から点火コイル20の一次コイル21を介してコレクタ電流Icが流れる。なお、コレクタ電流Icの時間変化dI/dtは、一次コイル21のインダクタンスおよびバッテリ40の供給電圧に応じて定まり、あらかじめ定められた電流値となる時刻t11まで増加する。その後、コレクタ電流Icは、一定に維持される。
時刻t12において、制御信号Vinがハイ電位からロー電位に立ち下がると、パワー半導体素子14は、ターンオフし、コレクタ電流Icが急激に減少する。コレクタ電流Icの急激な減少により、一次コイル21の両端電圧は、自己誘導起電力により急激に増加し、二次コイル22の両端に数十kV程度に至る誘導起電力が発生される。この二次コイル22の電圧Vpは、点火プラグ30に供給され、点火プラグ30のギャップ間に火花が発生される。
このように、制御信号Vinの電圧がパワー半導体素子のターンオン制御中に急激な低下がない場合、ゲート電圧Vgと電圧信号Vsとの間には、ダイオード16cの順方向電圧を超える電位差が発生しないので、ダイオード16cは、何の機能もしない。
次に、図4(B)に示したように、パワー半導体素子14がオン状態にあるときの時刻t11aにて、負のサージ電圧の影響を受けて制御信号Vinが急激に(たとえば、数μ秒)低下する場合について説明する。
時刻t11aにおいて負のサージ電圧が入力端子11に印加されると、その負のサージ電圧は、抵抗16aにより減衰されて電圧信号Vsとなり、遮断信号生成部16bに入力される。このとき、負のサージ電圧を減衰すべく電圧信号Vsを減衰しても、遮断信号生成部16bのインバータ66に入力される電圧がインバータ66のしきい値Vthinより低下してしまうと、MOSFET17がオン状態になるので、ゲート電圧Vgは、急激に低下することになる。
この負のサージ電圧が印加される直前のコレクタ電流Icが、Ic>1/2×gm×(Vga-Vthi)である場合、コレクタ電流Icは、負のサージ電圧により急激に減少する。ここで、Vgaは、サージ電圧発生直後のパワー半導体素子14のゲート電圧、Vthiは、パワー半導体素子14のしきい値、gmは、パワー半導体素子14の相互コンダクタンスである。
以上のように、制御信号Vinがパワー半導体素子14の導通条件を満たしても、パワー半導体素子14は、負のサージ電圧によりコレクタ電流Icを急激に減少させてしまう場合があることがわかる。この場合、点火プラグ30は、本来は、時刻t12まで点火してはいけないのに、時刻t11aにおいて早期に誤点火してしまうことになる。
しかし、この半導体装置10では、制御信号Vinがハイ電位の状態にあるとき、負のサージ電圧によって制御信号Vinが急激に低下したとしても、電圧信号Vsがインバータ66のしきい値Vthinよりも低下することはない。すなわち、制御信号Vinが急激に低下して制御信号Vinと電圧信号Vsとの電位差がダイオード16cの順方向電圧よりも大きくなると、ダイオード16cがオン状態になる。これにより、ダイオード16cは、パワー半導体素子14のゲート容量に蓄積されていた電荷を遮断信号生成部16bの電源端子61に給電することになる。このように、ゲート容量の電荷を、制御信号Vinが急激に低下した非常時の補助電源とし、ダイオード16cが遮断信号生成部16bの電源端子61に給電するので、電圧信号Vsの低下が抑制される。この結果、負のサージ電圧によるしきい値設定部16の誤動作および点火プラグ30の誤点火を防止することができる。
図5は第2の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図である。この図5において、図1に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第2の実施の形態に係る半導体装置10aは、遮断信号生成部16bの電源端子と接地端子とにコンデンサ16dが接続されている。これにより、抵抗16aおよびコンデンサ16dは、ローパスフィルタを形成し、遮断信号生成部16bに侵入する高周波ノイズを減衰させることができる。
しきい値設定部16に追加されたコンデンサ16dは、抵抗16a、遮断信号生成部16bおよびダイオード16cと一緒に形成されるので、ピコファラッド(pF)オーダーの容量値を有している。これに対し、パワー半導体素子14のゲート容量は、ナノファラッド(nF)オーダーの容量値を有していてコンデンサ16dの容量値よりも3桁程度大きい。したがって、制御信号Vinが急激に低下したときにパワー半導体素子14のゲート容量から電荷が供給されたときに、コンデンサ16dへの充電は、急激に行われるので、電圧信号Vsが実質的に低下することはない。このため、第2の実施の形態に係る半導体装置10aは、第1の実施の形態に係る半導体装置10と実質的に同じ動作をすることになる。
図6は第3の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図である。この図6において、図5に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第3の実施の形態に係る半導体装置10bでは、ゲート容量の電荷を供給する給電回路を、第1および第2の実施の形態のダイオード16cに代えて、nチャネルのMOSFET16eで構成している。すなわち、MOSFET16eのドレイン端子は、パワー半導体素子14のゲート端子に接続され、MOSFET16eのソース端子は、遮断信号生成部16bの電源端子に接続されている。そして、MOSFET16eは、そのゲート端子を自身のドレイン端子に接続してダイオードを構成している。
この半導体装置10bにおいても、制御信号Vinが急激に低下したときに、パワー半導体素子14のゲート容量に蓄積されている電荷がダイオード構成のMOSFET16eを介して遮断信号生成部16bの電源端子に供給される。これにより、制御信号Vinが急激に低下しても、遮断信号生成部16bの電源端子における電圧信号Vsが低下することはないので、インバータ66の誤動作、ひいては点火プラグ30の誤点火を防止することができる。
また、この半導体装置10bは、第1の実施の形態に係る半導体装置10と同様に、遮断信号生成部16bの電源端子および接地端子にコンデンサ16dを接続しない構成としてもよい。
図7は第4の実施の形態に係る半導体装置を用いた点火システムの構成例を示す回路図である。この図7において、図5に示した構成要素と同じまたは均等の構成要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
第4の実施の形態に係る半導体装置10cでは、パワー半導体素子14を遮断する回路として、パワー半導体素子14のゲート端子と半導体装置10cの入力端子11との間にpチャネル型のMOSFET18が接続されている。すなわち、MOSFET18のドレイン端子は、パワー半導体素子14のゲート端子に接続され、MOSFET18のソース端子は、半導体装置10cの入力端子11に接続され、MOSFET18のゲート端子は、遮断信号生成部16bの出力端子に接続されている。これにより、このMOSFET18は、パワー半導体素子14をターンオンする制御信号Vinが入力されているときに、ゲート電圧Vgと制御信号Vinの電圧との電位差を発生させる電位差生成部となる。したがって、MOSFET18がオン動作したときのオン抵抗の抵抗値は、1~10kΩ程度にしている。MOSFET18は、また、遮断信号生成部16bからの遮断信号を受けてオフ動作をし、パワー半導体素子14をターンオフするので、第1ないし第3の実施の形態にて遮断回路として機能するMOSFET17の代わりをしていることになる。
第4の実施の形態に係る半導体装置10cでは、また、パワー半導体素子14のゲート端子と半導体装置10cの接地端子13との間に抵抗19が接続されている。この抵抗19は、MOSFET18が遮断信号生成部16bから遮断信号を受けてオフ動作したときに、パワー半導体素子14のゲート端子の電位をプルダウンするためのものである。
この第4の実施の形態に係る半導体装置10cによれば、オフ制御の制御信号Vinが入力されると、遮断信号生成部16bおよびMOSFET18はオフ状態になり、パワー半導体素子14のゲート端子は、抵抗19により接地電位付近まで低下される。
オン制御の制御信号Vinが入力されて、遮断信号生成部16bがロー電位の信号を出力すると、MOSFET18は、オン状態になり、パワー半導体素子14は、ターンオンする。
ハイ電位の制御信号Vinが入力されているときに、負のサージ電圧が混入して制御信号Vinが急激に低下すると、パワー半導体素子14のゲート容量に蓄積されている電荷がダイオード16cを介して遮断信号生成部16bの電源端子に供給される。このように、制御信号Vinが急激に低下しても、遮断信号生成部16bの電源端子における電圧信号Vsが低下することはないので、インバータ66の誤動作、ひいては点火プラグ30の誤点火を防止することができる。
この半導体装置10cは、第1の実施の形態に係る半導体装置10と同様に、遮断信号生成部16bの電源端子および接地端子にコンデンサ16dを接続しない構成としてもよい。また、給電回路を構成するダイオード16cは、第3の実施の形態に係る半導体装置10bと同様に、MOSFETで構成してもよい。
10,10a,10b,10c 半導体装置
11 入力端子
12 出力端子
13 接地端子
14 パワー半導体素子
15 抵抗(ゲート抵抗)
16 しきい値設定部
16a 抵抗
16b 遮断信号生成部
16c ダイオード(給電回路)
16d コンデンサ
16e MOSFET(給電回路)
17 MOSFET(遮断回路)
18 MOSFET(遮断回路)
19 抵抗
20 点火コイル
21 一次コイル
22 二次コイル
30 点火プラグ
40 バッテリ
50 エンジン制御ユニット
61 電源端子
62 接地端子
63 出力端子
64,65 抵抗(分圧回路)
66 インバータ

Claims (8)

  1. 出力端子と接地端子との間に接続され、ゲート電位に応じてターンオンまたはターンオフに制御されるパワー半導体素子と、
    入力端子に供給された制御信号を動作電源とし、前記パワー半導体素子のしきい値として設定される所定の電圧よりも前記制御信号の電圧が低いときに遮断信号を出力するしきい値設定部と、
    前記パワー半導体素子のゲート端子と前記接地端子との間に接続され、前記遮断信号を受けてオン状態になることで前記パワー半導体素子をターンオフさせる遮断回路と、
    を備え、
    前記しきい値設定部は、前記制御信号の電圧を減圧して電圧信号にする抵抗と、電源端子を通じて受信した前記電圧信号をモニタして前記制御信号が前記所定の電圧よりも低いときに前記遮断信号を出力する遮断信号生成部と、前記制御信号の電圧が急激に低下したときに、前記パワー半導体素子のゲート容量に蓄積されている電荷を補助電源として前記抵抗と前記遮断信号生成部に給電する給電回路とを有し
    記給電回路の入力端は、前記パワー半導体素子のゲート端子に接続され、前記給電回路の出力端は、前記抵抗を介して前記入力端子に接続され
    前記電源端子を通じて印加される前記電圧信号は、前記入力端子に供給された前記制御信号の電圧、または前記パワー半導体素子のゲート端子に蓄積されている前記給電回路からの前記電荷であり、
    前記給電回路は、前記制御信号の電圧が前記パワー半導体素子のターンオン制御中に低下してゲート電圧と前記電源端子の電圧との電位差が所定値より大きくなった場合、前記電荷を前記電源端子に供給し、前記遮断信号生成部は、前記電荷にもとづいて前記遮断信号を非出力にする、
    半導体装置。
  2. 前記遮断信号生成部は、前記電圧信号を分圧する分圧回路と、前記電圧信号を電源とし、前記分圧回路によって分圧された電圧が自身のしきい値より低いときにハイ電位を出力し、前記自身のしきい値以上であるときロー電位を出力するインバータとを有前記遮断信号生成部の電源端子は、前記分圧回路および前記インバータの高電位側に接続されている、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記給電回路は、アノード端子が前記パワー半導体素子のゲート端子に接続され、カソード端子が前記抵抗と前記遮断信号生成部との接続部に接続されたダイオードである、請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記給電回路は、ドレイン端子およびゲート端子が前記パワー半導体素子のゲート端子に接続され、ソース端子が前記抵抗と前記遮断信号生成部との接続部に接続されたnチャネルのMOSFETである、請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記遮断回路は、ドレイン端子が前記パワー半導体素子のゲート端子に接続され、ソース端子が前記接地端子に接続され、ゲート端子が前記しきい値設定部の出力に接続されたnチャネルのMOSFETである、請求項1記載の半導体装置。
  6. 前記しきい値設定部は、前記抵抗および前記遮断信号生成部の接続部と前記接地端子とに接続されたコンデンサを有している、請求項1記載の半導体装置。
  7. 前記パワー半導体素子は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタまたは縦型MOSFETである、請求項1記載の半導体装置。
  8. 前記しきい値設定部は、前記出力端子と接続されていない、請求項1記載の半導体装置。
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