JP2016076613A - 電子装置 - Google Patents

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Yukiyasu Ueno
之靖 上野
山口 敦嗣
Atsushi Yamaguchi
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Abstract

【課題】複雑な構成の保持部材を用いることなく、簡素な構成で電子部品を確実に保持することができる電子装置を提供する。【解決手段】コンデンサ110は、本体部110aが保持部材120に保持された状態で、配線基板10とともに、筐体13を構成する樹脂130でモールドされている。保持部材120は、筐体13を構成する樹脂130でモールドする際にコンデンサ110の本体部110aがずれないよう本体部110aを保持する。コンデンサ110は、筐体13を構成する樹脂130でモールドされている。そのため、樹脂130によってコンデンサ110を確実に保持することができる。そのため、保持部材120の構成を簡素化することができる。従って、複雑な構成の保持部材を用いることなく、簡素な構成でコンデンサ110を確実に保持することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品を保持する保持部材を備えた電子装置に関する。
車両乗員を保護するためのエアバッグを制御するエアバッグ制御装置は、車両衝突に伴ってバッテリからの電力供給が途絶えても動作できるよう、バックアップ電源を備えている。バックアップ電源には、コンデンサが用いられている。充分な電力を供給しようとする場合、コンデンサの容量を増加させなければならない。その結果、コンデンサが大型化し、質量が増加してしまう。
エアバッグ制御装置は車両に搭載されており、コンデンサには常に振動が加わる。コンデンサが確実に固定されておらず、がたつく場合、コンデンサの質量の増加に伴ってコンデンサの振動エネルギーが増加してしまう。エアバッグ制御装置内において車両衝突に伴う加速度等を検出している場合、その検出に悪影響を与える可能性がある。また、コンデンサのリード線を断線させてしまう可能性もある。そのため、コンデンサを確実に固定しておく必要がある。
従来、電子部品であるコンデンサを保持する保持部材として、例えば以下に示す特許文献1に開示されているコンデンサホルダがある。
このコンデンサホルダは、配線基板に固定され、円柱状の本体部と、本体部の軸方向一端面から突出するリード線とを備えたコンデンサを保持するための部材である。コンデンサホルダは、固定部と、保持部と、壁部とを備えている。固定部は、コンデンサホルダを配線基板に固定するための部位である。保持部は、固定部に設けられ、コンデンサの本体部の左右方向及び上下方向へのずれを抑える部位である。壁部は、固定部に設けられ、コンデンサの本体部の後方向へのずれを抑える部位である。
コンデンサは、リード線が配線基板に接続された状態でコネクタホルダに保持される。コンデンサの本体部は、配線基板に接続されたリード線によって前方向へのずれが抑えられる。また、コンデンサホルダの保持部によって左右方向及び上下方向のずれが、壁部によって後方向のずれが抑えられる。そのため、コンデンサのがたつきを確実に抑えることができる。
特開2014−096537号公報
しかし、前述したコンデンサホルダは、コンデンサの本体部の左右方向及び上下方向へのずれを抑える保持部と、コンデンサの本体部の後方向へのずれを抑える壁部とを備えており、構成が複雑になってしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、複雑な構成の保持部材を用いることなく、簡素な構成で電子部品を確実に保持することができる電子装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、配線基板と、本体部と、本体部から突出し配線基板に接続されるリード線とを有し、配線基板に接続されたリード線が折り曲げられ、本体部が配線基板に沿うように配置される電子部品と、電子部品を保持する保持部材と、配線基板、電子部品及び保持部材を収容する樹脂からなる筐体と、を備えた電子装置において、電子部品は、本体部が保持部材に保持された状態で、配線基板とともに、筐体を構成する樹脂でモールドされていることを特徴とする。
この構成によれば、電子部品は、筐体を構成する樹脂でモールドされている。そのため、樹脂によって電子部品を確実に保持することができる。従って、保持部材の構成を簡素化することができる。これにより、複雑な構成の保持部材を用いることなく、簡素な構成で電子部品を確実に保持することができる。
第1実施形態におけるエアバッグ制御装置の斜視図である。 第1実施形態におけるエアバッグ制御装置の断面図である。 図1及び図2に示す保持部材の斜視図である。 図1及び図2に示す保持部材の正面図である。 図1及び図2に示す保持部材の側面図である。 第2実施形態におけるコンデンサ及び保持部材の斜視図である。 図6におけるコンデンサ及び保持部材の組み付け後の斜視図である。 第2実施形態におけるエアバッグ制御装置の断面図である。 第2実施形態の変形形態におけるコンデンサ及び保持部材の断面図である。 第3実施形態におけるコンデンサ及び保持部材の斜視図である。 図10に示すコンデンサ及び保持部材の組み付け後の斜視図である。 第3実施形態におけるエアバッグ制御装置の断面図である。 第3実施形態の変形形態におけるコンデンサ及び保持部材の断面図である。 第4実施形態における保持部材の斜視図である。 図14に示す保持部材にコンデンサが保持された状態における斜視図である。 第4実施形態におけるエアバッグ制御装置の断面図である。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る電子装置を、車両に搭載されるエアバッグ制御装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5を参照して第1実施形態のエアバッグ制御装置の構成について説明する。なお、図2において、コンデンサの本体部、コネクタ及び保持部材については、断面ではなく側面を表している。
図1及び図2に示すエアバッグ制御装置1は、車両に搭載され、車両乗員を保護するためのエアバッグを制御する装置である。エアバッグ制御装置1は、配線基板10と、電子部品11と、付属部品12と、筐体13とを備えている。
配線基板10は、電子部品11を配線するための銅からなる配線パターンが形成された樹脂からなる板状の部材である。
電子部品11は、エアバッグを制御するための電子回路を構成する部品である。電子部品11は、配線基板10に形成された配線パターンによって接続され、電子回路を構成する。電子部品11として、コンデンサ110及びコネクタ111が用いられている。
コンデンサ110は、バックアップ電源を構成するための素子である。具体的には、電解コンデンサである。コンデンサ110は、円柱状の本体部110aと、本体部110aの軸方向一端面から突出する2本のリード線110bとを備えている。コンデンサ110は配線基板10に接続されたリード線110bが折り曲げられ、本体部110aが配線基板10に沿うように配置されている。つまり、本体部110aが横向きになるように配置されている。
コネクタ111は、電子回路を外部装置に接続するための部品である。コネクタ111は、樹脂からなるハウジング111aを備えている。コネクタ111は、配線基板10に接続されている。
付属部品12は、エアバッグ制御装置1を構成するための電子部品以外の部品である。付属部品12として、保持部材120が用いられている。
保持部材120は、配線基板10に固定され、コンデンサ110を保持するための樹脂からなる部材である。具体的には、後述するように、筐体13を構成する樹脂130でモールドする際に、コンデンサ110の本体部110aがずれないように保持する部材である。より具体的には、本体部110aを配線基板10の上面から離した状態で保持する部材である。図3〜図5に示すように、保持部材120は、保持部120aと、支柱部120bと、鍔部120cと、係合部120dとを備えている。
保持部120aは、図2に示すように、コンデンサ110の本体部110aの下側の外周面に当接して本体部110aを保持する円弧板状の部位である。図2〜図5に示すように、支柱部120bは、保持部120aの下部中央から下側に突出し、保持部120aを支える円柱状の部位である。鍔部120cは、支柱部120bの下端部に設けられ、配線基板10の上面に当接する円板状の部位である。係合部120dは、配線基板10に設けられた貫通孔100を挿通して、配線基板10の下面に係合する部位である。
図2に示すように、鍔部120cが配線基板10の上面に当接し、配線基板10に設けられ貫通孔100を挿通した係合部120dが配線基板10の下面に係合することで、保持部材120が配線基板10に固定される。コンデンサ110の本体部110aが保持部120aに当接することで、保持部材120が本体部110aを配線基板10の上面から離した状態で保持する。本体部110aの先端部側において下側の外周面が保持部120aに当接するため、筐体13を構成する樹脂130でモールドする際に、本体部110aのずれが抑えられる。
図1及び図2に示すように、筐体13は、配線基板10、電子部品11及び付属部品12を収容する樹脂130からなる部材である。具体的には、発泡樹脂からなる部材である。図2に示すように、コンデンサ110は、本体部110aが保持部材120に保持された状態で、配線基板10とともに、筐体13を構成する樹脂130でモールドされている。また、コネクタ111も、配線基板10に接続された部分が配線基板10とともに筐体を構成する樹脂130でモールドされている。具体的には、樹脂130で筐体13を成形する際に、コンデンサ110、コネクタ111及び保持部材120が一体的にモールドされる。
次に、第1実施形態のエアバッグ制御装置の効果について説明する。
エアバッグ制御装置1は、車両衝突に伴ってバッテリからの電力供給が途絶えても動作できるよう、バックアップ電源を備えている。コンデンサ110は、バックアップ電源を構成するための素子である。充分な電力を供給しようとする場合、コンデンサ110の容量を増加させなければならない。その結果、コンデンサ110が大型化し、質量が増加してしまう。
エアバッグ制御装置1は車両に搭載されており、エアバッグ制御装置1を構成する電子部品11には常に振動が加わる。当然、コンデンサ110にも常に振動が加わる。コンデンサ110が確実に固定されておらず、がたつく場合、コンデンサ110の質量の増加に伴ってコンデンサ110の振動エネルギーが増加してしまう。エアバッグ制御装置1内において車両衝突に伴う加速度等を検出している場合、その検出に悪影響を与える可能性がある。また、コンデンサ110のリード線110bを断線させてしまう可能性もある。そのため、コンデンサ110を確実に固定しておく必要がある。
第1実施形態によれば、コンデンサ110は、本体部110aが保持部材120に保持された状態で、配線基板10とともに、筐体13を構成する樹脂130でモールドされている。そのため、樹脂130によってコンデンサ110を確実に保持することができる。従って、保持部材120の構成を簡素化することができる。これにより、車両に搭載され、常に振動が加わるエアバッグ制御装置1において、複雑に構成の保持部材を用いることなく、簡素な構成でコンデンサ110を確実に保持することができる。その結果、エアバッグ制御装置1内において車両衝突に伴う加速度等を検出している場合であっても、その検出に悪影響を与えるような事態を抑えることができる。また、コンデンサ110のリード線110bを断線を抑えることができる。しかも、コンデンサ110は、本体部110aが横向きになるように配置されている。そのため、エアバッグ制御装置1の高さ方向の寸法を抑えることができる。従って、エアバッグ制御装置1の車両搭載に必要なスペースを抑えることができる。
第1実施形態によれば、保持部材120は、筐体13を構成する樹脂130でモールドする際に本体部110aがずれないよう本体部110aを保持する部材である。つまり、モールドする際に生じる樹脂の流れによって本体部110aがずれないように保持するだけでよい。従来のように、左右方向、上下方向及び後方向へのずれを抑える必要はない。そのため、保持部材120の構成を確実に簡素化することができる。
第1実施形態によれば、保持部材120は、配線基板10に固定されている。そのため、モールドする際に、コンデンサ110の本体部110aがずれないように保持することができる。
第1実施形態によれば、保持部材120は、コンデンサ110の本体部110aを配線基板10の上面から離した状態で保持する。そのため、コンデンサ110の本体部110aの下側に、他の電子部品を実装するスペースを確保することができる。従って、エアバッグ制御装置1を小型化することができる。
なお、第1実施形態では、保持部材120によって保持される電子部品11がコンデンサ110である例を挙げているが、これに限られるものではない。保持部材によって保持される電子部品は、コンデンサ以外の電子部品であってもよい。同様に適用できる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のエアバッグ制御装置について説明する。第2実施形態のエアバッグ制御装置は、第1実施形態のエアバッグ制御装置に対して、保持部材をコンデンサの本体部に固定するようにしたものである。
保持部材以外の構成は、第1実施形態と同一であるため説明を省略する。まず、図6〜図8を参照して第2実施形態のエアバッグ制御装置における保持部材の構成について説明する。なお、図8において、コンデンサの本体部及びコネクタについては、断面ではなく側面を表している。
図6〜図8に示す保持部材220は、コンデンサ210の本体部210aに固定され、コンデンサ210を保持するためのゴムからなる部材である。具体的には、筐体23を構成する樹脂230でモールドする際に本体部210aがずれないように保持する部材である。より具体的には、本体部210aを配線基板20の上面から離した状態で保持する部材である。保持部材220は、円環部220aと、平面部220bとを備えている。
円環部220aは、コンデンサ210の本体部210aの外周面に全周に渡って当接し、本体部210aと嵌合する円環状の部位である。
平面部220bは、円環部220aの外周面の一部に形成された、配線基板20の表面に当接する平面状の部位である。
図6及び図7に示すように、保持部材220は、コンデンサ210の本体部210aの先端部側から本体部210aに組み付けられる。
図8に示すように、円環部220aがコンデンサ210の本体部210aの先端部に嵌合した状態で、平面部220bが配線基板20の上面に当接することで、保持部材220が本体部210aを配線基板20の上面から離した状態で本体部210aを保持する。保持部材220がゴムによって構成されているため、摩擦により、筐体23を構成する樹脂230でモールドする際に、本体部210aのずれが抑えられる。
次に、第2実施形態のエアバッグ制御装置の効果について説明する。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同一構成を有することにより、その同一構成に対応した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
第2実施形態によれば、エアバッグ制御装置2の保持部材220は、コンデンサ210の本体部210aに固定されている。そのため、モールドする際に、本体部210aがずれないように保持することができる。
なお、第2実施形態では、保持部材220がコンデンサ210とは別に設けられている例を挙げているが、これに限られるものではない。図9に示すように、コンデンサ210の本体部210aは、素子210cと、ケース210dと、スリーブ210eと、封口部材210fとを備えている。ケース210dは、素子210cを収容する有底円筒状の金属からなる部材である。スリーブ210eは、ケース210dの外周面を覆う有底円筒状の樹脂から部材である。封口部材210fは、ケース210dの開口部を封止するためのゴムからなる円板状の部材である。保持部材220は、コンデンサ210の構成部材と一体的に構成されていてもよい。材質が樹脂になってしまうが、スリーブ210eと一体的に構成されていてもよい。
第2実施形態では、保持部材220によって保持される電子部品がコンデンサ210である例を挙げているが、これに限られるものではない。保持部材によって保持される電子部品は、コンデンサ以外の電子部品であってもよい。同様に適用できる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態のエアバッグ制御装置について説明する。第3実施形態のエアバッグ制御装置は、第1実施形態のエアバッグ制御装置に対して、保持部材をコンデンサのリード線を利用して固定するようにしたものである。
保持部材以外の構成は、第1実施形態と同一であるため説明を省略する。まず、図10〜図12を参照して第3実施形態のエアバッグ制御装置における保持部材の構成について説明する。なお、図12において、コンデンサの本体部及びコネクタについては、断面ではなく側面を表している。
図10〜図12に示す保持部材320は、リード線310bが挿通することでコンデンサ310に固定され、コンデンサ310を保持するためのゴムからなる部材である。具体的には、筐体33を構成する樹脂330でモールドする際に、コンデンサ310の本体部310aがずれないように保持する部材である。より具体的には、本体部310aを配線基板30の上面から離した状態で保持する部材である。保持部材320は、円板部320aと、平板部320bとを備えている。
円板部320aは、リード線310bが挿通する円板状の部位である。円板部320aには、リード線310bが挿通する貫通孔320cが板厚方向に形成されている。
平板部320bは、円板部320aの外周面の一部から円板部320aの板厚方向に延在し、一面がコンデンサ310の本体部310aの外周面に、一面に背向する他面が配線基板30の表面にそれぞれ当接する矩形板状の部位である。
図10及び図11に示すように、保持部材320は、コンデンサ310の本体部310aの後端部側からリード線310bが挿通するように本体部310aに組み付けられる。
図12に示すように、貫通孔320cにリード線310bが挿通することで円板部320aがコンデンサ310に固定される。平板部320bがコンデンサ310の本体部310aの後端部側で配線基板30の上面に当接することで、保持部材320が本体部310aを配線基板30の上面から離した状態で保持する。保持部材320がゴムによって構成されているため、摩擦により、筐体33を構成する樹脂330でモールドする際に、本体部310aのずれが抑えられる。
次に、第3実施形態のエアバッグ制御装置の効果について説明する。
第3実施形態によれば、第1実施形態と同一構成を有することにより、その同一構成に対応した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
第3実施形態によれば、エアバッグ制御装置3の保持部材320は、リード線310bが挿通することでコンデンサ310に固定されている。そのため、モールドする際に、本体部310aがずれないように保持することができる。
なお、第3実施形態では、保持部材320がコンデンサ310とは別に設けられている例を挙げているが、これに限られるものではない。図13に示すように、コンデンサ310の本体部310aは、素子310cと、ケース310dと、スリーブ310eと、封口部材310fとを備えている。ケース310dは、素子310cを収容する有底円筒状の金属からなる部材である。スリーブ310eは、ケース310dの外周面を覆う有底円筒状の樹脂から部材である。封口部材310fは、ケース310dの開口部を封止するためのゴムからなる円板状の部材である。保持部材320は、コンデンサ310の構成部材と一体的に構成されていてもよい。具体的には、封口部材310fと一体的に構成されていてもよい。
第3実施形態では、保持部材320によって保持される電子部品がコンデンサ310である例を挙げているが、これに限られるものではない。保持部材によって保持される電子部品は、コンデンサ以外の電子部品であってもよい。同様に適用できる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態のエアバッグ制御装置について説明する。第4実施形態のエアバッグ制御装置は、第1実施形態のエアバッグ制御装置に対して、保持部材をコネクタのハウジングを利用して構成したものである。
保持部材以外の構成は、第1実施形態と同一であるため説明を省略する。まず、図14〜図16を参照して第4実施形態のエアバッグ制御装置における保持部材の構成について説明する。なお、図16において、コンデンサの本体部及びコネクタの一部については、断面ではなく側面を表している。
図14〜図16に示すコネクタ411は、第1実施形態のコネクタ111と外観が多少異なるが、電子回路を外部装置に接続するための部品である。コネクタ411は、樹脂からなるハウジング411aを備えている。コネクタ411は、配線基板40に接続されている。
保持部材420は、コネクタ411を利用して構成され、コンデンサ410を保持するための部材である。具体的には、筐体43を構成する樹脂430でモールドする際に、コンデンサ410の本体部410aがずれないように保持する部材である。より具体的には、本体部410aを配線基板40の上面から離した状態で保持する部材である。保持部材420は、保持部420aを備えている。
保持部420aは、コンデンサ410の本体部410aの先端部において、下側の外周面に当接して本体部410aを保持する部位である。保持部420aは、ハウジング411aの端部を半円柱状に切り欠いて構成されている。
図15及び図16に示すように、コンデンサ410の本体部410aが保持部420aに当接することで、保持部材420が本体部410aを配線基板40の上面から離した状態で保持する。本体部410aの先端部において、下側の外周面が保持部420aに当接するため、筐体43を構成する樹脂430でモールドする際に、本体部410aのずれが抑えられる。
次に、第4実施形態のエアバッグ制御装置の効果について説明する。
第4実施形態によれば、第1実施形態と同一構成を有することにより、その同一構成に対応した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
第4実施形態によれば、保持部材420は、配線基板40に接続されるコネクタ411利用して構成されている。具体的には、コネクタ411のハウジング411aを利用して構成されている。そのため、部品点数を削減することができる。従って、エアバッグ制御装置4のコストを抑えるとともに、エアバッグ制御装置4を小型化することができる。
なお、第4実施形態では、保持部材420がコネクタ411を利用して構成されている例を挙げているが、これに限られるものではない。コネクタ以外の電子部品、又は、付属部品を利用して構成してもよい。
第4実施形態では、保持部材420によって保持される電子部品がコンデンサ410である例を挙げているが、これに限られるものではない。保持部材によって保持される電子部品は、コンデンサ以外の電子部品であってもよい。同様に適用できる。
1・・・エアバッグ制御装置、10・・・配線基板、110・・・コンデンサ、110a・・・本体部、110b・・・リード線、111・・・コネクタ、120・・・保持部材、13・・・筐体、130・・・樹脂

Claims (11)

  1. 配線基板(10、20、30、40)と、
    本体部と、前記本体部から突出し前記配線基板に接続されるリード線とを有し、前記配線基板に接続された前記リード線が折り曲げられ、前記本体部が前記配線基板に沿うように配置される電子部品(110、210、310、410)と、
    前記電子部品を保持する保持部材(120、220、320、420)と、
    前記配線基板、前記電子部品及び前記保持部材を収容する樹脂からなる筐体(13、23、33、43)と、
    を備えた電子装置において、
    前記電子部品は、前記本体部が前記保持部材に保持された状態で、前記配線基板とともに、前記筐体を構成する樹脂でモールドされていることを特徴とする電子装置。
  2. 前記保持部材は、前記筐体を構成する樹脂でモールドする際に前記電子部品の前記本体部がずれないよう前記本体部を保持することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記保持部材(120)は、前記配線基板に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 前記保持部材(220)は、前記電子部品の前記本体部に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
  5. 前記保持部材(320)は、前記電子部品の前記リード線が挿通することで前記電子部品に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
  6. 前記保持部材は、前記電子部品の構成部材と一体的に構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子装置。
  7. 前記保持部材(420)は、前記配線基板に実装される他の部品を利用して構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
  8. 前記他の部品は、コネクタ(411)であり、
    前記保持部材は、前記コネクタのハウジング(411a)を利用して構成されていることを特徴とする請求項7に記載の電子装置。
  9. 前記保持部材は、前記電子部品の前記本体部を前記配線基板の表面から離した状態で保持することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子装置。
  10. 前記電子部品は、円柱状の前記本体部と、前記本体部の軸方向一端面から突出する前記リード線とを有するコンデンサであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子装置。
  11. 車両に搭載されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子装置。
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