JP2016076306A - 光源モジュール、光源ユニット及び照明器具 - Google Patents

光源モジュール、光源ユニット及び照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】更なるコスト削減を図る。【解決手段】光源モジュール1は、複数個の固体発光素子10と、下面に固体発光素子10が実装される基板11と、基板11の下面を覆う光学部材2と、基板11と光学部材2が取り付けられるモジュール本体3とを備える。モジュール本体3は、下面側において基板11の上面と接するベース板30と、ベース板30との間で基板11及び光学部材2を挟み込んで支持する複数の支持片32とを有する。故に、本実施形態の光源モジュール1は、固定用のねじなどの部品が不要となり、従来例と比較して、更なるコスト削減を図ることができる。【選択図】 図2

Description

本発明は、固体発光素子を光源とする光源モジュール、当該光源モジュールを用いる光源ユニット、及び当該光源モジュールを用いる照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載のLEDモジュール(光源モジュール)、光源ユニット、照明器具を例示する。特許文献1記載の照明器具は、光源ユニット、器具本体、枠、パネル、点灯装置などで構成される。また、光源ユニットは、4つのLEDモジュールと、反射体とで構成される。反射体は、矩形平板状の取付板と、取付板の周縁から下向きに曲げ起こされた4つの反射板とを有し、下面が開放された箱状に形成されている。LEDモジュールは、矩形の基板と、基板の下面に実装された複数のLED(発光ダイオード)と、LEDが実装された領域を除いて、基板の下面全体を覆う反射シートと、光学ブロックとを備える。光学ブロックは、LEDの光を拡散する複数のレンズと、これら複数のレンズを結合する結合部材とが透光性を有する合成樹脂によって一体に成形されている。光学ブロックは、基板及び反射シートとともに、反射体の取付板にねじ止めして取り付けられる。
特開2014−165273号公報
ところで、上記従来例のようなLEDモジュール、光源ユニット及び照明器具においては、更なるコスト削減が求められている。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、更なるコスト削減を図ることを目的とする。
本発明の光源モジュールは、1乃至複数個の固体発光素子と、表面に前記固体発光素子が実装される基板と、前記基板の前記表面を覆い且つ前記固体発光素子から放射される光の配光を制御する光学部材と、前記基板と前記光学部材が取り付けられるモジュール本体とを備え、前記モジュール本体は、前面側において前記基板の裏面と接するベース板と、前記ベース板との間で前記基板及び前記光学部材を挟み込んで支持する1乃至複数の支持片とを有し、前記ベース板と前記支持片は、同一の板材が加工されて一体に形成されることを特徴とする。
本発明の光源ユニットは、前記光源モジュールと、前記光源モジュールが取り付けられる取付部材と、透光性を有するカバーとを備え、前記カバーは、前記取付部材に取り付けられて前記光源モジュールを覆うように構成されることを特徴とする。
本発明の照明器具は、前記光源モジュールと、前記光源モジュールに電力を供給して前記固体発光素子を発光させる電源ユニットと、1乃至複数の前記光源モジュール及び1乃至複数の前記電源ユニットを支持する器具本体とを備えることを特徴とする。
本発明の光源モジュール、光源ユニット及び照明器具は、更なるコスト削減を図ることができるという効果がある。
本発明に係る光源モジュールの実施形態を示す分解斜視図である。 同上の一部省略した断面図である。 同上におけるモジュール本体の一部省略した斜視図である。 同上におけるモジュール本体の一部省略した斜視図である。 同上の光学部材を省略した斜視図である。 同上の斜視図である。 同上の光学部材を省略した状態を示す一部省略した断面図である。 本発明に係る光源ユニットの実施形態を示す分解斜視図である。 同上の一部省略した断面図である。 同上の平面図である。 本発明に係る照明器具の実施形態を示す斜視図である。 同上のパネルを省略した平面図である。 同上における器具本体の平面図である。 同上における点灯ユニットの斜視図である。
本発明に係る光源モジュール、光源ユニット及び照明器具の実施形態について、それぞれ図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態では、天井に取り付けられる照明器具の実施形態を例示するが、本実施形態の照明器具は、壁などの天井以外の場所に取り付けられる照明器具であっても構わない。
まず、図1〜図7を参照して、本実施形態の光源モジュール1を説明する。ただし、以下の説明では、特に断りのない限り、図1において上下、左右、前後の各方向を規定する。
本実施形態の光源モジュール1は、図1に示すように、複数個の固体発光素子10と、基板11と、光学部材2と、モジュール本体3とを有する。固体発光素子10は、例えば、白色光を放射する発光ダイオードであることが好ましいが、発光ダイオード以外の固体発光素子、例えば、有機エレクトロルミネッセンス素子などでも構わない。
基板11は、セラミックスなどの絶縁材料により、左右方向を長手方向とする長尺の矩形平板状に形成されることが好ましい。複数個の固体発光素子(発光ダイオード10)は、基板11の下面における前後方向の中央に、長手方向に沿って等間隔に並べて実装されることが好ましい。また、基板11の下面には、各発光ダイオード10のアノード及びカソードを電気的に接続する導電体(銅箔)が形成されている。さらに、基板11の長手方向の両端部における前後両端に、円形の位置決め孔110がそれぞれ設けられることが好ましい。
光学部材2は、レンズ部20と鍔部21とを有し、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料により、基板11の下面全体を覆うように長尺に形成される。レンズ部20は、図2に示すように、発光ダイオード10から放射される光が入射する入射面200と、入射面200から入射した光を伝搬する伝搬部201と、伝搬部201を伝搬した光が出射する出射面202とを有することが好ましい。入射面200は、左右方向から見た形状が放物線形状に形成されることが好ましい。また、出射面202は、入射面200の頂点(下端)と上下方向に対向する中心線の周囲が上方へ凹み、且つ前記中心線の周囲が下向きに凸となる曲面に形成されることが好ましい。伝搬部201は、入射面200と出射面202に囲まれた領域(合成樹脂成形体)で構成される。鍔部21は、レンズ部20の周囲を囲み、且つレンズ部20の伝搬部201よりも薄い(上下方向の高さが低い)、矩形の枠状に形成されることが好ましい。なお、光学部材2の上面には、矩形の凹所22が設けられることが好ましい。基板11は、この凹所22内に嵌め込まれることが好ましい(図2参照)。
モジュール本体3は、図1に示すように、ベース板30と、一対の側壁31とを有する。ベース板30は、左右方向を長手方向とする長尺の矩形平板状に形成される。一対の側壁31は、ベース板30の前端縁及び後端縁から長手方向に沿って下向きに立ち上がるように形成される。なお、ベース板30と一対の側壁31は、長尺の金属板が曲げ加工されることで一体に形成されることが好ましい。また、ベース板30の長手方向の両端部には、円形の挿通孔300と、半球状の一対の突起301とが設けられることが好ましい。
一対の側壁31は、それぞれ複数(図示例では4つずつ)の支持片32を有している。支持片32は、図3及び図4に示すように、長方形状に形成され、短辺部分で側壁31と繋がるように構成される。このような支持片32は、側壁31が部分的に打ち抜き加工されて形成されることが好ましい。なお、4つの支持片32は、側壁31の長手方向に沿って、等間隔に設けられることが好ましい(図1参照)。
また、ベース板30は、複数(図示例では8つ)の固定片33を有することが好ましい。各固定片33は、図3及び図4に示すように、長方形状に形成され、長辺の一部分でベース板30と繋がるように構成される。このような固定片33は、ベース板30から上面側に切り起こされて構成されることが好ましい。なお、8つの固定片33は、長手方向(左右方向)に沿って等間隔に4つずつ2列に並び、且つ短手方向(前後方向)に2つずつ隣り合うように設けられることが好ましい。
次に、本実施形態の光源モジュール1の組立手順を説明する。ただし、以下に説明する組立手順は人(作業者)が行う場合を例示しているが、人の代わりに機械が作業しても構わない。
まず、作業者は、発光ダイオード10が実装された基板11を、図5に示すように、モジュール本体3のベース板30の下面に載せる。このとき、作業者は、ベース板30の長手方向の両端部に設けられた一対の突起301を、基板11の長手方向の両端部に設けられた一対の位置決め孔110に嵌めることにより、ベース板30に対して基板11を位置決めすることが好ましい。さらに、作業者は、図6に示すように、上面の凹所22に基板11を嵌め込むようにして、光学部材2をベース板30の下面に載せる。
続いて、作業者は、モジュール本体3の各側壁31に設けられている4つの支持片32を内側に折り曲げる。ここで、光学部材2において、各支持片32と隣り合う8箇所に、それぞれ凹部23が形成されている。これらの凹部23は、底面(上面)の一部が凹所22と繋がり、且つ底壁を構成する鍔部21の厚みが基板11の厚みよりも小さく(薄く)なるように構成されることが好ましい。
作業者は、図2に示すように、凹部23の底面から露出する基板11に被さる位置まで、各支持片32を内側に折り曲げる。つまり、基板11及び光学部材2は、内側に折り曲げられた8つの支持片32とベース板30との間に挟まれるようにして、モジュール本体3に取り付けられて支持される。このように、基板11及び光学部材2がモジュール本体3に取り付けられることにより、本実施形態の光源モジュール1が組み立てられる。
上述のように本実施形態の光源モジュール1は、1乃至複数個の固体発光素子10と、表面(下面)に固体発光素子10が実装される基板11とを備える。また、本実施形態の光源モジュール1は、基板11の表面(下面)を覆い且つ固体発光素子10から放射される光の配光を制御する光学部材2と、基板11と光学部材2が取り付けられるモジュール本体3とを備える。モジュール本体3は、前面側(下面側)において基板11の裏面(上面)と接するベース板30と、ベース板30との間で基板11及び光学部材2を挟み込んで支持する1乃至複数の支持片32とを有する。ベース板30と支持片32は、同一の板材が加工されて一体に形成される。
本実施形態の光源モジュール1は上述のように構成され、1乃至複数の支持片32によって基板11及び光学部材2がモジュール本体3に支持されるので、固定用のねじなどの部品が不要となり、従来例と比較して、更なるコスト削減を図ることができる。また、ねじ止めの場合と比較して、支持片32を折り曲げる(かしめる)方が組立作業が簡素化されるため、更なるコスト削減を図ることができる。
また、本実施形態の光源モジュール1において、ベース板30は、側縁から立ち上がる側壁31が一体に設けられることが好ましい。支持片32は、側壁31の一部から切り起こされて構成されることが好ましい。光学部材2において、支持片32に支持される部位は、他の部位よりも、厚みが小さくなるように構成されることが好ましい。
本実施形態の光源モジュール1が上述のように構成されれば、支持片32から光学部材2に加わる応力を低減することができる。特に、支持片32と光学部材2(凹部23の底壁)との間に隙間(クリアランス)が形成されれば、支持片32から光学部材2に対して、殆ど応力が加わらなくなる。さらに、支持片32と光学部材2(凹部23の底壁)との間に隙間が形成されていれば、図7に示すように、光学部材2を省いて、基板11のみをモジュール本体3に取り付けて支持させることもできる。
さらに、本実施形態の光源モジュール1において、ベース板30は、側縁から立ち上がる側壁31が一体に設けられることが好ましい。支持片32は、側壁31の一部から切り起こされて構成されることが好ましい。そして、支持片32の先端部分には、ベース板30と対向する側に、先端に向かってベース板30から離れる向きに傾斜する傾斜面320が形成されることが好ましい(図2参照)。例えば、本実施形態における支持片32は、先端部分の下側の角が斜めに切断されることで傾斜面320が形成されている。
本実施形態の光源モジュール1が上述のように構成されれば、支持片32が内側に折り曲げられる際、支持片32の角が基板11に引っ掛かり難くなるため、作業性の向上を図ることができる。なお、厚みの異なる複数種類の基板11がモジュール本体3に取り付けられる場合、厚みの大きい基板11の側縁に支持片32の傾斜面320が当たり、折り曲げられるにつれて支持片32が基板11に食い込むため、厚みの大きい基板11でも確実に支持できる。
続いて、図8〜図10を参照して、本実施形態の光源ユニット4を説明する。ただし、以下の説明では、特に断りのない限り、図8において上下、左右、前後の各方向を規定する。
光源ユニット4は、図8に示すように、光源モジュール1と、取付部材5と、カバー6とを有することが好ましい。取付部材5は、板金が曲げ加工されることにより、長尺且つ矩形平板状の底板50と、底板50の短手方向(前後方向)における両端縁から上向きに立ち上がる一対の側板51とを有する角樋状に形成されることが好ましい。
底板50には、複数(図示例では8つ)の挿通孔500が設けられることが好ましい。これらの挿通孔500は、左右方向を長手方向とする矩形に形成されることが好ましい。なお、8つの挿通孔500は、長手方向(左右方向)に沿って等間隔に4つずつ2列に並び、且つ短手方向(前後方向)に2つずつ隣り合うように設けられることが好ましい。
カバー6は、カバー本体60と、一対のカバーエンド61とで構成されることが好ましい。
カバー本体60は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する材料により、略半円筒形の主部600と、主部600の短手方向(前後方向)の両端部より互いに並行するように上向きに突出した一対の突壁部601とが一体に形成されている。なお、各突壁部601の先端(上端)には、図9に示すように、内向きに突出する突起部602がそれぞれ一体に設けられている。また、主部600の短手方向の両端部には、主部600と連なるように各突壁部601の外側まで延出された延出部603がそれぞれ一体に形成されている。そして、カバー本体60は、各突壁部601の突起部602が、取付部材5の各側板51の先端(上端)に引っ掛かることにより、光源モジュール1の下方を覆うように取付部材5の下面側に取り付けられる(図9参照)。なお、カバー本体60は乳白色の拡散材が混入され、光源モジュール1から放射される光を拡散させて照明空間へ照射するように構成されることが好ましい。
カバーエンド61は、カバー本体60と同じ材料で半円板状に形成され、カバー本体60及び取付部材5の長手方向の両端に取り付けられる。
次に、本実施形態の光源ユニット4の組立手順を説明する。ただし、以下に説明する組立手順は人(作業者)が行う場合を例示しているが、人の代わりに機械が作業しても構わない。
まず、作業者は、8つの固定片33を、それぞれ取付部材5の8つの挿通孔500に各別に挿通するようにして、光源モジュール1の上に取付部材5を載せる。それから、作業者は、挿通孔500を通して取付部材5の底板50の上面側に突出する各固定片33を、それぞれ外側に折り曲げる(図9及び図10参照)。その結果、外側に折り曲げられた各固定片33が、取付部材5の底板50の上面側に引っ掛かるので、取付部材5の底板50に光源モジュール1が取り付けられて固定される。
そして、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー本体60を取付部材5に取り付ける。最後に、作業者は、カバー本体60及び取付部材5の長手方向の両端にカバーエンド61を取り付ける。以上のような手順で光源ユニット4が組み立てられる。
上述のように本実施形態の光源ユニット4は、モジュール本体3に設けられる固定片33がかしめられることで光源モジュール1を取付部材5に取り付けているので、固定用のねじなどの部品が不要となり、従来例と比較して、更なるコスト削減を図ることができる。また、ねじ止めの場合と比較して、固定片33を折り曲げる(かしめる)方が組立作業が簡素化されるため、更なるコスト削減を図ることができる。
なお、上述のように構成される本実施形態の光源ユニット4は、例えば、長尺の矩形箱状に形成されて天井に取り付けられる器具本体に、着脱可能に取り付けられることが好ましい。
上述のように本実施形態の光源ユニット4は、光源モジュール1と、光源モジュール1が取り付けられる取付部材5と、透光性を有するカバー6とを備える。カバー6は、取付部材5に取り付けられて光源モジュール1を覆うように構成される。
本実施形態の光源ユニット4は上述のように構成され、1乃至複数の支持片32によって基板11及び光学部材2がモジュール本体3に支持されるので、固定用のねじなどの部品が不要となり、従来例と比較して、更なるコスト削減を図ることができる。また、ねじ止めの場合と比較して、支持片32を折り曲げる(かしめる)方が組立作業が簡素化されるため、更なるコスト削減を図ることができる。
また、本実施形態の光源ユニット4は、モジュール本体3に設けられる固定片33がかしめられることで取付部材5に光源モジュール1が取り付けられる。そのため、光源モジュール1が取付部材5にねじ止めされる場合と比較して、更なるコスト削減を図ることができる。また、ねじ止めの場合と比較して、固定片33を折り曲げる(かしめる)方が組立作業が簡素化されるため、更なるコスト削減を図ることができる。
最後に、図11〜図14を参照して、本実施形態の照明器具7を説明する。ただし、以下の説明では、特に断りのない限り、図11において上下、左右、前後の各方向を規定する。
本実施形態の照明器具7は、器具本体8と、器具本体8に対して着脱可能に取り付けられる点灯ユニット9とを備えることが好ましい。点灯ユニット9は、複数(図示例では、15個)の光源モジュール1、ユニット本体90、パネル91、化粧枠92、電源ユニット70などで構成されることが好ましい。
ユニット本体90は、矩形平板状の取付板900と、取付板900の周縁から全周に渡って下向きに突出する矩形の周壁901とを有することが好ましい。取付板900には、複数(図示例では8×15=120個)の挿通孔902が設けられることが好ましい。これらの挿通孔902は、左右方向を長手方向とする矩形に形成されることが好ましい。なお、8つで1組の挿通孔902は、長手方向(左右方向)に沿って等間隔に4つずつ2列に並び、且つ短手方向(前後方向)に2つずつ隣り合うように設けられることが好ましい(図14参照)。
而して、取付板900の挿通孔902に固定片33が上向きに挿通され、取付板900の上面側に突出する固定片33が折り曲げられることにより、取付板900に光源モジュール1が取り付けられて固定される(図12及び図14参照)。
また、周壁901の左右両側の部位には、それぞれ取付ばね903が3つずつ取り付けられることが好ましい。取付ばね903は、ねじりコイルばねからなる本体9030と、本体9030の両方のばね端から延びる一対の腕片9031とが一体に形成されている。そして、取付ばね903は、周壁901に設けられた取付金具904にばね本体9030が支持されることでユニット本体90に取り付けられる。
電源ユニット70は、交流の電圧・電流を直流の電圧・電流に変換する電力変換回路や入力端子台71、複数の出力端子台、信号端子台72などが実装されたプリント配線板が金属製のケース73に収納されて構成される。なお、入力端子台71と信号端子台72は、プリント配線板の前端部に実装され、出力端子台は、プリント配線板の後端部に実装される(図14参照)。
ケース73は、角樋状に形成されたケース本体730と、ケース本体730の上に被せられる箱形のケース蓋731とを組み立てて構成される。ただし、入力端子台71、出力端子台、信号端子台72が実装されているプリント配線板の長手方向の両端部はケース蓋731で覆われていない。
電源ユニット70は、図14に示すようにユニット本体90の取付板900の上面に、ねじ止めされて取り付けられる。そして、電源ユニット70の出力端子台と、各光源モジュール1の基板11の導電体とが電気ケーブルを介して電気的に接続される。
パネル91は、透光性を有する材料(例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂、石英ガラスなど)で矩形平板状に形成されることが好ましい。
化粧枠92は、金属板が加工されて矩形枠状に形成されることが好ましい。そして、化粧枠92は、下からパネル91の全周縁を支持するようにして、ねじ止めなどの適宜の方法でユニット本体90に取り付けられることが好ましい。
器具本体8は、角筒状の枠体80と、矩形平板状の天板81とが結合されることにより、下面が開放された矩形箱状に形成されることが好ましい(図11及び図13参照)。天板81は、給電用の電源線が挿通される第1挿通孔810と、調光信号が伝送される信号線が挿通される第2挿通孔811とが設けられている。第1挿通孔810に挿通される電源線は、天板81の下面に固定される第1端子台82に電気的に接続される。また、第1端子台82は、電源ケーブルを介して、電源ユニット70の入力端子台71と電気的に接続される。故に、外部電源(商用の交流電源)から第1端子台82を介して電源ユニット70に交流電力が給電される。
また、天板81の下面には、第2端子台83も固定される。第2端子台83は、第2挿通孔811に挿通される信号線と、電源ユニット70の信号端子台72に電気的に接続される信号線とがそれぞれ接続される。つまり、図示しない調光器から信号線を介して伝送される調光信号が第2端子台83を通して電源ユニット70の信号端子台72に入力される。さらに、天板81は、吊りボルトが挿通される複数のボルト挿通孔84が左右方向に一列に並べて設けられる。
上述のように構成される天板81が、枠体80に取り付けられる。すなわち、枠体80の左右両側の上端部には、3つのブリッジ85が前後方向に間隔を空けて並ぶように形成され、天板81の左右両端にそれぞれ3つずつ設けられた爪812が、各ブリッジ85に各別に引っ掛けられる(図13参照)。
器具本体8は、天板81のボルト挿通孔84に挿通される吊りボルトにナットが締め付けられて吊りボルトに固定される。
一方、器具本体8を構成する枠体80には、各取付ばね903の一対の腕片9031の先端部が各別に引っ掛けられる複数の引掛部800が設けられている(図13参照)。つまり、点灯ユニット9は、枠体80の内側に収納された状態で、複数の取付ばね903によって枠体80に支持される。ただし、このように複数の取付ばね903を用いた取付構造は従来周知であるから、詳細な構成の図示並びに説明を省略する。
上述のように本実施形態の照明器具7は、光源モジュール1と、光源モジュール1に電力を供給して固体発光素子10を発光させる電源ユニット70と、1乃至複数の光源モジュール1及び1乃至複数の電源ユニット70を支持する器具本体8とを備える。
本実施形態の照明器具7は上述のように構成され、1乃至複数の支持片32によって基板11及び光学部材2がモジュール本体3に支持されるので、固定用のねじなどの部品が不要となり、従来例と比較して、更なるコスト削減を図ることができる。また、ねじ止めの場合と比較して、支持片32を折り曲げる(かしめる)方が組立作業が簡素化されるため、更なるコスト削減を図ることができる。
また、本実施形態の照明器具7は、モジュール本体3に設けられる固定片33がかしめられることで器具本体8(ユニット本体90の取付板900)に光源モジュール1が取り付けられる。そのため、光源モジュール1が取付板900にねじ止めされる場合と比較して、更なるコスト削減を図ることができる。また、ねじ止めの場合と比較して、固定片33を折り曲げる(かしめる)方が組立作業が簡素化されるため、更なるコスト削減を図ることができる。
1 光源モジュール
2 光学部材
3 モジュール本体
4 光源ユニット
5 取付部材
6 カバー
7 照明器具
8 器具本体
10 固体発光素子
11 基板
23 凹部(支持片に支持される部位)
30 ベース板
31 側壁
32 支持片
70 電源ユニット
320 傾斜面

Claims (5)

  1. 1乃至複数個の固体発光素子と、表面に前記固体発光素子が実装される基板と、前記基板の前記表面を覆い且つ前記固体発光素子から放射される光の配光を制御する光学部材と、前記基板と前記光学部材が取り付けられるモジュール本体とを備え、
    前記モジュール本体は、前面側において前記基板の裏面と接するベース板と、前記ベース板との間で前記基板及び前記光学部材を挟み込んで支持する1乃至複数の支持片とを有し、
    前記ベース板と前記支持片は、同一の板材が加工されて一体に形成されることを特徴とする光源モジュール。
  2. 前記ベース板は、側縁から立ち上がる側壁が一体に設けられ、前記支持片は、前記側壁の一部から切り起こされて構成され、
    前記光学部材において、前記支持片に支持される部位は、他の部位よりも、厚みが小さくなるように構成されることを特徴とする請求項1記載の光源モジュール。
  3. 前記ベース板は、側縁から立ち上がる側壁が一体に設けられ、前記支持片は、前記側壁の一部から切り起こされて構成され、前記支持片の先端部分には、前記ベース板と対向する側に、先端に向かって前記ベース板から離れる向きに傾斜する傾斜面が形成されることを特徴とする請求項1記載の光源モジュール。
  4. 請求項1〜3の何れかの光源モジュールと、前記光源モジュールが取り付けられる取付部材と、透光性を有するカバーとを備え、前記カバーは、前記取付部材に取り付けられて前記光源モジュールを覆うように構成されることを特徴とする光源ユニット。
  5. 請求項1〜3の何れかの光源モジュールと、前記光源モジュールに電力を供給して前記固体発光素子を発光させる電源ユニットと、1乃至複数の前記光源モジュール及び1乃至複数の前記電源ユニットを支持する器具本体とを備えることを特徴とする照明器具。
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