JP2016034747A - 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の圧力発生手段の並びに対して片側供給で駆動信号を供給すると供給側に近い側と遠い側とで滴吐出特性にばらつきが生じて画質が低下する。【解決手段】液滴を吐出する複数のノズル4が配列され、各ノズル4に対応する複数の圧電素子11が配列され、複数の圧電素子11は、ノズル配列方向に沿って設けられた第1共通電極電源配線パターン121にそれぞれ接続され、第1共通電極電源配線パターン121は、ノズル配列方向において、圧電素子11に与える駆動信号の供給側に近い側と遠い側とがあり、第1共通電極電源配線パターン121の駆動信号の供給側に近い側と駆動信号の供給側から遠い側とは第2共通電極電源配線パターン122を介して電気的につながれている。【選択図】図4

Description

本発明は液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置に関する。
画像形成装置として、例えば液滴を吐出する液体吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)を記録ヘッドに用いた装置、例えばインクジェット記録装置が知られている。
ここで、液体吐出ヘッドとしては、例えば、液滴を吐出する複数のノズルが配列され、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段を有するものが知られている。そして、各圧力発生手段の個別電極は、駆動する圧力発生手段を選択するためのスイッチ回路を介して個別電極電源配線(個別電極用配線)に接続され、2以上の圧力発生手段を相互に接続する共通電極は共通電極電源配線(共通電極用配線)に接続される。
従来、配線抵抗による滴吐出特性のバラツキを低減するため、例えば、ノズル列を複数のブロックに分けて、各ブロック単位で第1共通配線電極を設け、更に各第1共通配線電極を相互に接続する第2共通配線電極を設けたものが知られている(特許文献1)。
特開平07−186378号公報
上述したように、ノズル配列方向に並ぶ複数の圧力発生手段の並び方向に電極電源配線パターンを配置し、片側から駆動波形(駆動信号)を供給又は受給(以下、単に「供給」という。)する場合、同時に駆動するノズル数が多くなると、配線抵抗による電圧降下の影響で、駆動信号の供給側に近い側に圧力発生手段が接続されているノズルと、駆動信号の供給側から遠い側に圧力発生手段が接続されているノズルとでは、吐出する液滴の滴速度、滴体積にばらつきが発生する。
ここで、上記特許文献1に開示されている構成を採用する場合、第1共通配線電極自体の抵抗が大きいと、ブロック毎の滴吐出特性のバラツキが発生し、また、構成が複雑になるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、滴吐出特性のバラツキを低減して画像品質を向上できるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の請求項1に係る液体吐出ヘッドは、
液滴を吐出する複数のノズルの配列方向に沿って、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段が配列され、
前記複数の圧力発生手段に接続される配線パターンがノズル配列方向に沿って設けられたアクチュエータ部材を有し、
前記配線パターンは、前記複数の圧力発生手段が接続される第1配線パターンを有し、
前記第1配線パターンの前記圧力発生手段に与える駆動信号の供給側に近い側と前記駆動信号の供給側から遠い側とが第2配線パターンを介して電気的につながれている
構成とした。
本発明によれば、簡単な構成で、滴吐出特性のバラツキを低減できて画像品質を向上することができるようになる。
本発明に係る液体吐出ヘッドの一例の分解斜視説明図である。 同じくノズル配列方向と直交する方向に沿う要部断面説明図である。 同じくノズル配列方向に沿う要部断面説明図である。 本発明の第1実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。 同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。 比較例の配線パターンの説明に供する平面説明図である。 同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。 本発明の第2実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。 同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。 本発明の第3実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。 同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。 本発明の第4実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。 同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。 本発明の第5実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。 同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。 本発明の第6実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。 同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。 本発明の第7実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。 本発明の第8実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。 本発明の第9実施形態に係る液体吐出ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う全体断面説明図である。 同じくノズル配列方向と直交する方向に沿う要部断面説明図である。 同じくノズル配列方向に沿う要部断面説明図である。 本発明の第10実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。 同実施形態における等価回路の説明図である。 本発明の第11実施形態における等価回路の説明図である。 本発明の第12実施形態を説明する略平面説明図である。 同実施形態における圧電部材の斜視説明図である。 本発明に係る液体を吐出する装置の一例の要部平面説明図である。 同装置の要部側面説明図である。 本発明に係る液体吐出ユニットの他の例の要部平面説明図である。 本発明に係る液体吐出ユニットの更に他の例の正面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る液体吐出ヘッドの一例について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同液体吐出ヘッドの分解斜視説明図、図2は同じくノズル配列方向と直交する方向に沿う要部断面説明図、図3は同じくノズル配列方向に沿う要部断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、ノズル板1と、流路板2と、振動板3と、圧力発生手段である圧電素子11と、保持基板50と、共通液室部材を兼ねるフレーム部材70とを備えている。
なお、本実施形態では、流路板2、振動板3及び圧電素子11で構成される部分を、本発明におけるアクチュエータ部材としての「アクチュエータ基板20」とする。ただし、アクチュエータ基板20として独立の部材が形成された後にノズル板1や保持基板50、フレーム部材70と接合されることまで意味するものではない。
ノズル板1には、液滴を吐出する複数のノズル4が形成されている。ここでは、ノズル4を配列したノズル列を2列配置した構成としている。
流路板2は、ノズル板1及び振動板3とともに、ノズル4が通じる個別液室6、個別液室6に通じる流体抵抗部7、流体抵抗部7が通じる液導入部(通路)8を形成している。
この液導入部8は振動板3の通路(供給口)9と保持基板50の共通液室の一部である流路10Aを介してフレーム部材70で形成される図示しない共通液室に通じている。
振動板3は、個別液室6の壁面の一部をなす変形可能な振動領域30を形成している。そして、この振動板3の振動領域30の個別液室6と反対側の面には、振動領域30と一体的に圧電素子11が設けられ、振動領域30と圧電素子11によって圧電アクチュエータ構成している。
圧電素子11は、振動領域30側から下部電極13、圧電層(圧電体)12及び上部電極14を順次積層形成して構成している。この圧電素子11上には層間絶縁膜21が形成されている。
圧電素子11の下部電極13は共通配線を介して接続パッドに引き出されている。上部電極14は個別配線16を介して駆動IC(ドライバIC)500に接続されている。
ドライバIC500は、複数の圧力発生手段である圧電素子11のうちの駆動信号を与える圧電素子を選択する複数の選択手段であるスイッチング素子(スイッチ)を有する駆動回路部である。
このドライバIC500は、圧電素子11の列の列間の領域を覆うようにアクチュエータ基板20にフリップチップボンディングやワイヤボンディングなどの工法により実装されている。
アクチュエータ基板20に搭載されたドライバIC500のI/O(入出力端子)、電源端子、駆動波形(駆動信号)の入力端子などからは、図1に示すように、接続端子群18まで配線が引き出されている。
そして、接続端子群18の各接続端子にはFPCやFFCなどの配線部材60に設けられた図示しない配線が、ACF接続、半田接続、ワイヤボンディングなどによって電気的に接続されており、配線部材60の他端側は図示しない制御部に接続されている。
なお、配線部材60はフレーム部材70に内包されており、引き出し口71からヘッド外部に引き出される。また、接続端子群18の各接続端子はアクチュエータ基板20の端部に平面的に配置されている。
そして、アクチュエータ基板20上には圧電素子11を収容する凹部(振動室)51を形成する保持基板50を設けている。
保持基板50は共通液室の一部10Aも形成している。この保持基板50は、接着剤によってアクチュエータ基板20の振動板3側に接合されている。
このように構成したこの液体吐出ヘッドにおいては、ドライバIC500から圧電素子11の上部電極14と下部電極13の間に電圧を与えることで、圧電層12が電極積層方向、すなわち電界方向に伸張し、振動領域30と平行な方向に収縮する。
このとき、下部電極13側は振動領域30で拘束されているため、振動領域30の下部電極13側に引っ張り応力が発生し、振動領域30が個別液室6側に撓み、内部の液体を加圧することで、ノズル4から液滴が吐出される。
次に、本発明の第1実施形態について図4及び図5を参照して説明する。図4は同実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図、図5は同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。
なお、図4において、圧電素子11やドライバIC500に含まれる複数の選択手段であるスイッチ(スイッチング素子)501などは等価的に示している(以下同様である)。また、本実施形態では、1列にノズルN1〜Nmのm個のノズル4が配列され、各ノズルN1〜Nmに対応する圧力発生手段である圧電素子11が配列されている(以下同様である)。
本実施形態において、アクチュエータ基板20には、配線部材60の配線61と接続される個別電極電源配線パターン101と、配線部材60の配線62と接続される共通電極電源配線パターン102とを有している。
個別電極電源配線パターン101は、駆動回路部であるドライバIC500の複数の選択手段であるスイッチ側に接続される配線パターンであり、ノズル配列方向に沿って設けられている。共通電極電源配線パターン102は、複数の圧力発生手段である圧電素子11側に接続される配線パターンであり、ノズル配列方向に沿って設けられている。
個別電極電源配線パターン101は接続パッド部110で配線部材60の配線61と接続される。また、共通電極電源配線パターン102は、接続パッド部120で配線部材60の配線62と接続される。なお、接続パッド部110、120は前述した接続端子群18を構成している。
ここで、個別電極電源配線パターン101の配線部材60の配線61と接続する接続パッド部110側が、図示しない制御部から駆動信号が供給される側(以下、「駆動信号の供給側」という。)となる。同様に、共通電極電源配線パターン102の配線部材60の配線62と接続する接続パッド部120側が、駆動信号の供給側となる。
また、本実施形態においては、m個のノズル4(ノズルN1〜Nm)は、駆動信号の供給側に最も近い側のノズル4をノズルN1とし、駆動信号の供給側から最も遠い側のノズル4をノズルNmとする。
なお、装置本体側の図示しない制御部には、駆動信号を生成出力する駆動波形生成部と、画像データに応じて選択手段であるスイッチ501をオン状態にする選択信号を出力する選択制御部とを有している。
そして、配線部材60を通じてアクチュエータ基板20の個別電極電源配線パターン101と共通電極電源配線パターン102との間に駆動信号を供給する。
これにより、選択信号でオン状態にされたスイッチ501を介して対応する圧電素子11に駆動信号が印加されて、ノズル4から液滴が吐出される。
共通電極電源配線パターン102は、圧力発生手段の並び方向(これも「ノズル配列方向」という。)に設けられた第1配線パターンである第1共通電極電源配線パターン121を有し、第1共通電極電源配線パターン121に複数の圧電素子11の下部電極13が接続されている。
このとき、本実施形態では、駆動信号を接続パッド部110、120側から供給する、つまり、第1個別電極電源配線パターン111、第1共通電極電源配線パターン121のノズル配列方向における両端部のうちの一端部側から供給する片側供給の構成を採用している。
したがって、第1共通電極電源配線パターン121は、ノズル配列方向において、圧電素子11に与える駆動信号の供給側を基点とすると、駆動信号の供給側に近い側と遠い側とがあることになる。
そして、この第1共通電極電源配線パターン121の駆動信号の供給側に最も近い側と駆動信号の供給側から最も遠い側とが第2配線パターンである第2共通電極電源配線パターン122で電気的につながれている。
これにより、本実施形態では共通電極電源配線パターン102はループ状パターンとなる。
ここでは、共通電極電源配線パターン102は、アクチュエータ基板20上に設けられて、ノズル配列方向に沿って圧電素子11が接続される範囲にわたってスリット123が設けられる。
これにより、アクチュエータ基板20の同じ面に、第1配線パターンである第1共通電極電源配線パターン121と第2配線パターンである第2共通電極電源配線パターン122を有するループ状パターンが形成されている。
同様に、個別電極電源配線パターン101は、ノズル配列方向に設けられた第1配線パターンである第1個別電極電源配線パターン111を有し、第1個別電極電源配線パターン111に駆動信号を与える圧電素子11を選択する選択手段であるスイッチ501が個々に接続されている。スイッチ501の他端は、個別配線16を介して、圧電素子11の上部電極14に接続されている。
ここで、第1個別電極電源配線パターン111は、上述したとおり片側供給の構成を採用しているので、ノズル配列方向において、圧電素子11に与える駆動信号の供給側を基点として、駆動信号の供給側に近い側と遠い側とがある。
そして、第1個別電極電源配線パターン111の駆動信号の供給側に近い側と駆動信号の供給側から遠い側とが第2配線パターンである第2個別電極電源配線パターン112で電気的につながれている。
これにより、本実施形態では、個別電極電源配線パターン101はループ状パターンとなる。
ここでは、個別電極電源配線パターン101は、アクチュエータ基板20上に設けられて、ノズル配列方向に沿ってスイッチ501が接続される範囲にわたってスリット113が設けられる。
これにより、アクチュエータ基板20の同じ面に、第1配線パターンである第1個別電極電源配線パターン111と第2配線パターンである第2個別電極電源配線パターン112とを有するループ状パターンが形成されている。
次に、比較例について図6及び図7を参照して説明する。図6は同比較例の配線パターンの説明に供する平面説明図、図7は同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。
この比較例は、第1実施形態における第2配線パターンを有しない構成としたものである。すなわち、共通電極電源配線パターン102は接続パッド部120から1本のパターンがノズル配列方向に設けられ、同様に、個別電極電源配線パターン101は接続パッド部110から1本のパターンがノズル配列方向に設けられている。
この比較例にあっては、駆動信号の供給側から離れるに従って配線抵抗による電圧降下が大きくなり、駆動信号の電圧が低くなる。すなわち、駆動信号の供給側に最も近いノズルN1に対応する圧電素子11に与えられる駆動信号の電圧が相対的に最も高く、駆動信号の供給側から最も遠いノズルNmに対応する圧電素子11に与えられる駆動信号の電圧が相対的に最も低くなる。
このように、駆動信号の供給側から離れるに従って駆動信号の電圧降下が大きくなることで、滴速度が遅くなって着弾位置が所望の位置からずれてしまったり、滴体積が小さくなって画像明度が所望の濃度よりも薄くなったりするという傾向が現れる。
例えば、図7に示すように、駆動信号の供給側に最も近いノズルN1の位置における画像濃度と駆動信号の供給側から最も遠いノズルNmの位置における画像濃度との間には、画像濃度差ΔE3が生じることになる。
このように、1つのヘッド内での画像濃度のバラツキによる画像品質の低下だけでなく、複数のヘッドをつないでライン型ヘッドを構成した場合には、ヘッドのつなぎ目部分で急激な濃度変化となって画像品質が低下することになる。
これに対して、本実施形態に係る液体吐出ヘッドにおいては、第1共通電極電源配線パターン121の両側(駆動信号の供給側に最も近い側と最も遠い側)が第2共通電極電源配線パターン122で電気的につながれている。
これにより、駆動信号は第1共通電極電源配線パターン121と第2共通電極電源配線パターン122を通じて供給されることになる。したがって、駆動信号の供給側から遠い側の圧電素子11には接続パッド部120から第2共通電極電源配線パターン122も通じて駆動信号が供給される。
したがって、駆動信号の供給側から見た場合、第1共通電極電源配線パターン121については、駆動信号の供給側から離れるに従って配線抵抗の影響を受ける。しかしながら、第1共通電極電源配線パターン121の駆動信号の供給側から最も遠い側には第2共通電極電源配線パターン122を介して駆動信号の供給が行われるので、配線抵抗の影響が低減される。
これにより、図5に示すように、駆動信号の供給側に最も近いノズルN1の位置から離れるに従って画像濃度は低下していく。しかしながら、ノズルN1の位置における画像濃度との差が画像濃度差ΔE2aとなるノズル位置からは、駆動信号の供給側から最も遠いノズルNmに近づくに従って(供給側から離れるに従って)画像濃度の低下量が少なくなるように変化する。
そして、駆動信号の供給側に最も近いノズルN1と供給側から最も遠いノズルNmとの間には、第2共通電極電源配線パターン122の配線抵抗分の電位差が生じる。
したがって、駆動信号の供給側のノズルN1の位置における画像濃度と駆動信号の供給側から最も遠いノズルNmの位置における画像濃度との間には、画像濃度差ΔE2aよりは小さい画像濃度差ΔE1aが生じる(ΔE1a<ΔE2a)。
このようにして、ノズル列の両端部のノズル位置における画像濃度差のバラツキを抑えることができ、複数のヘッドをつなぐ場合におけるつなぎ部分での画像濃度差のバラツキを抑制することができる。
また、本実施形態では、図4に示すように、第1共通電極電源配線パターン121の幅(ノズル配列方向と直交する方向の幅)t1と、第2共通電極電源配線パターン122の幅t2とは、ほぼ同じ(同じを含む)に形成している。同様に、第1個別電極電源配線パターン111及び第2個別電極電源配線パターン112の幅についてもほぼ同じにしている。
このように構成することで、第1共通電極電源配線パターン121と第2共通電極電源配線パターン122の抵抗値がバランスするため、限られた配線面積において、両端のノズル同士の画像濃度差である図5の画像濃度差ΔE1を小さくすることができる。
次に、本発明の第2実施形態について図8及び図9を参照して説明する。図8は同実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図、図9は同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。
本実施形態では、第1共通電極電源配線パターン121の幅t1よりも第2共通電極電源配線パターン122の幅t2を広く(t1<t2の関係)形成している。同様に、第1個別電極電源配線パターン111の幅よりも第2個別電極電源配線パターン112の幅を広くしている。
このように構成することで、図9に示すように、ノズル列内における最大画像濃度のばらつき(画像濃度差)ΔE2bは前記第1実施形態の画像濃度差ΔE2aよりも大きくなる。しかしながら、両端部のノズル位置における画像濃度差ΔE1bは第1実施形態の画像濃度差ΔE1aよりも小さくなる(ΔE1b<ΔE1a)。
したがって、複数のヘッドをつなぐ場合、つなぎ部分における画像濃度の変化をより低減することができる。
次に、本発明の第3実施形態について図10及び図11を参照して説明する。図10は同実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図、図11は同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。
本実施形態では、共通電極電源配線パターン102は、ノズル配列方向において、第1共通電極電源配線パターン121の駆動信号の供給側に近い側と供給側から遠い側との間で、第2共通電極電源配線パターン122を第1共通電極電源配線パターン121につなぐ架橋配線パターンである架橋配線パターン124を有している。
これにより、本実施形態では、ノズル配列方向において、第1共通電極電源配線パターン121の供給側に近い側と駆動信号の供給側から遠い側とが第2共通電極電源配線パターン122で電気的につながれた架橋配線パターン124を共用する2つのループ状パターンが形成される。
同様に、個別電極電源配線パターン101は、ノズル配列方向において、第1個別配電極電源線パターン111の駆動信号の供給側に近い側と供給側から遠い側との間で、第2個別電極電源配線パターン112を第1個別電極電源配線パターン111につなぐ架橋配線パターンである架橋配線パターン114を有している。
これにより、本実施形態では、ノズル配列方向において、第1個別電極電源配線パターン111の供給側に近い側と駆動信号の供給側から遠い側とが第2個別配線パターン112で電気的につながれた架橋配線パターン114を共用する2つのループ状パターンが形成される。
ここでは、共通電極電源配線パターン102には、ノズル配列方向に沿って、分割された2つのスリット123A、123Bをそれぞれ形成することで、架橋配線パターン124を形成している。また、個別電極電源配線パターン101には、ノズル配列方向に沿って、分割された2つのスリット113A、113Bをそれぞれ形成することで、架橋配線パターン114を形成している。
このように構成したので、第2共通電極電源配線パターン122から架橋配線パターン124を通じてノズル配列方向における中間部分のノズル位置に対応する圧電素子11に駆動信号が供給される。
これにより、図11に示すように、画像濃度分布で画像濃度が薄くなるノズル配列方向における中ほど付近の濃度が改善される。つまり、両端部のノズル位置における画像濃度差ΔE1cは第1実施形態の画像濃度差ΔE1aよりも大きくなる(ΔE1c>ΔE1a)が、ノズル列内における画像濃度の最大画像濃度差ΔE2cは、第1実施形態の画像濃度差ΔE2aよりも小さくなる(ΔE2c<ΔE2a)。
次に、本発明の第4実施形態について図12及び図13を参照して説明する。図12は同実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図、図13は同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。
本実施形態では、共通電極電源配線パターン102の架橋配線パターン124は、駆動信号の供給側から遠い側に偏らせて配置している。ここでは、ノズル配列方向において、第1共通電極電源配線パターン121の駆動信号の供給側に最も近い側から距離L1、最も遠い側から距離L2の位置とし、かつ、L1>L2としている。
すなわち、少なくとも2つのループ状パターンの境となる架橋配線パターン124は、ノズル配列方向において、第1共通電極電源配線パターン121の供給側に最も近い側と供給側から最も遠い側との間の中間位置よりも供給側から遠い側に設けられている。
個別電極電源配線パターン101の架橋配線パターン114を設ける位置も同様である。
このように構成することで、画像濃度が最も低下するノズル位置が、ノズル列の中央位置のよりも駆動信号の供給側から遠い側になるため、最も画像濃度の低い領域の画像濃度が改善される。
これにより、第3実施形態に比べて、ノズル列内の最大画像濃度差ΔE2dを小さくすることができる(ΔE2d<ΔE2c)。
次に、本発明の第5実施形態について図14及び図15を参照して説明する。図14は同実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図、図15は同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。
本実施形態は、前記第3実施形態の構成において、第1共通電極電源配線パターン121、第1個別電極電源配線パターン111の両側から駆動信号を供給する両側供給の構成としたものである。
このとき、共通電極電源配線パターン102において、第2共通電極電源配線パターン122は第1共通電極電源配線パターン121の両端部を電気的につなぐことになる。そして、ここでは、架橋配線パターン124を設けることで、第1共通電極電源配線パターン121の両端部と中央部とが第2共通電極電源配線パターン122を介してつながれる。
つまり、ノズル配列方向の両端部側が駆動信号の供給側に接続される第1共通電極電源配線パターン121を有し、第1共通電極電源配線パターン121の両端部は第2共通電極電源配線パターン122を介して電気的につながれ、ノズル配列方向において、第1共通電極電源配線パターン121の両端部の間で、第1共通電極電源配線パターン121と第2共通電極電源配線パターン122とを電気的につなぐ架橋配線パターン124を有している。
なお、個別電極電源配線パターン101も同様である。
このように構成した場合、図15に示すように、ノズル列の中央部における圧電素子11には架橋配線パターン124及び第2共通電極電源配線パターン122を介して供給側に接続されているので、中央部と両端部との間でノズル位置における画像濃度差ΔE2に比べて、中央部のノズル位置における画像濃度差ΔE4が小さくなる。
これにより、両側供給であっても、両端部と中間部との間の画像濃度のバラツキを低減することができる。
次に、本発明の第6実施形態について図16及び図17を参照して説明する。図16は同実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図、図17は同じく各ノズル位置における画像濃度の説明に供する説明図である。
本実施形態では、第1共通電極電源配線パターン121は駆動信号の供給側に近い側から遠い側に幅が漸次広くなり、第2共通電極電源配線パターン122は、駆動信号の供給側に近い側から遠い側に幅が漸次狭くなる形状に形成している。
ここでは、第1共通電極電源配線パターン121は駆動信号の供給側に最も近い側の幅t11から漸次幅を広くして最も遠い側で幅t12(t11<t12)とし、第2共通電極電源配線パターン122は駆動信号の供給側に最も近い側の幅t21から漸次幅を狭くして最も遠い側で幅t22(t22<t21)としている。なお、第1個別電極電源配線パターン111、第2個別電極電源配線パターン112の幅についても同様の関係にしている。
これにより、図17に示すように、ノズル配列方向における両端部のノズル位置における画像濃度差ΔE1eとなって濃度ばらつきが低減する。また、ノズル列内における画像濃度の最大画像濃度差ΔE2eが生じるが、ノズル列中央部付近での濃度勾配を比較的小さくすることができる。
次に、本発明の第7実施形態について図18を参照して説明する。図18は同実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。
本実施形態では、アクチュエータ基板20に形成した共通電極電源配線パターン102の第1共通電極電源配線パターン121と第2共通電極電源配線パターン122との間のスリット123の部分に、図1で示している供給口9を形成している。
また、本実施形態では個別電極電源配線パターン101は1つのパターンで形成している。
このように、スリット123の部分に供給口9を配置することで、スペースの有効活用を図れ、ヘッドを小型化することができて、低コスト化を図れる。
次に、本発明の第8実施形態について図19を参照して説明する。図19は同実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図である。
本実施形態では、上記第7実施形態の構成において、スリット123の周囲部分である第1共通電極電源配線パターン121及び第2共通電極電源配線パターン122で形成されるループ状パターンの内周側には、配線パターンと液体との接触を防止するため、液体の配線パターン側への移動を阻止するガードリング(障壁)126を形成している。
これにより、供給口9から液体が滲みだしても第1共通電極電源配線パターン121あるいは第2共通電極電源配線パターン122と接触することが防止される。
以上の各実施形態においては、個別電極電源配線パターン101及び共通電極電源配線パターン102のいずれも第1配線パターン及び第2配線パターンを有する例、共通電極電源配線パターン102のみ第1配線パターンと第2配線パターンを有する例について説明したが、個別電極電源配線パターンのみ第1配線パターンと第2配線パターンを有する構成とすることもできる。
また、個別電極電源配線パターン101及び共通電極電源配線パターン102のいずれも第1配線パターンと第2配線パターンを有する構成とする場合、パターンの幅やスリットの形状などは個別電極電源配線パターン101側と共通電極電源配線パターン102側で異ならせることができる。
また、上記各実施形態では、駆動波形生成部によって生成出力する駆動信号を個別電極電源配線パターン101側に与えることで、個別電極電源配線パターン101側に駆動信号の電流を流し込み、共通電極電源配線パターン102側から駆動信号の電流を返す構成としているが、逆にすることもできる。つまり、共通電極電源配線パターン102側に駆動信号の電流を流し込み、個別電極電源配線パターン101側から駆動信号の電流を返す構成とすることもできる。
また、上記各実施形態では、第2配線パターンをライン形状としているが、曲線形状とすることもできる。
また、上記実施形態では、薄膜圧電素子を使用しているが、積層型圧電素子を圧力発生手段に使用する圧電型ヘッド、あるいは、電気熱変換素子を圧力発生手段に使用するサーマル型ヘッドなどにも同様に適用することができる。
また、上記各実施形態では、第1配線パターンと第2配線パターンをアクチュエータ基板(アクチュエータ部材)の厚み方向で同じ面に形成した状態で説明しているが、第1配線パターンと第2配線パターンとを厚み方向で異なる面(層)で形成することもできる。この場合、第2配線パターンを第1配線パターンにつなぐコンタクトホールは第2配線パターンの一部を構成する。
次に、本発明の第9実施形態について図20ないし図22を参照して説明する。図20は同実施形態に係る液体吐出ヘッドのノズル配列方向と直交する方向に沿う全体断面説明図、図21は同じくノズル配列方向と直交する方向に沿う要部断面説明図、図22は同じくノズル配列方向に沿う要部断面説明図である。
この液体吐出ヘッドは、前記液体吐出ヘッドと同様に、ノズル板1と、流路板2と、振動板3と、圧力発生手段である圧電素子11と、保持基板50と、共通液室部材を兼ねるフレーム部材70とを備えている。
本実施形態でも、流路板2、振動板3及び圧電素子11で構成される部分を、本発明に係るアクチュエータ部材としての「アクチュエータ基板20」とする。ただし、アクチュエータ基板20として独立の部材が形成された後にノズル板1や保持基板50、フレーム部材70と接合されることまで意味するものではない。
ノズル板1には、液滴を吐出する複数のノズル4が形成されている。ここでは、ノズル4を配列したノズル列を4列配置した構成としている。
流路板2は、ノズル板1及び振動板3とともに、ノズル4が通じる個別液室6、個別液室6に通じる流体抵抗部7、流体抵抗部7が通じる液導入部(通路)8を形成している。
この液導入部8は振動板3の通路(供給口)9と保持基板50の共通液室の一部である流路10Aを介してフレーム部材70で形成される共通液室10に通じている。
振動板3は、個別液室6の壁面の一部をなす変形可能な振動領域30を形成している。そして、この振動板3の振動領域30の個別液室6と反対側の面には、振動領域30と一体的に圧電素子11が設けられ、振動領域30と圧電素子11によって圧電アクチュエータ構成している。
圧電素子11は、振動領域30側から下部電極13、圧電層(圧電体)12及び上部電極14を順次積層形成して構成している。この圧電素子11上には絶縁膜21が形成されている。
複数の圧電素子11の共通電極となる下部電極13は、共通配線15を介して共通電極電源配線パターン102の第1共通電極電源配線パターン121に接続されている。
ここでは、図22に示すように、下部電極13は、ノズル配列方向にすべての圧電素子11に跨って形成された1枚の電極層であるので、ノズル配列方向において、第1共通電極電源配線パターン121と少なくとも複数の圧電素子11の配列領域の全面に亘って接続されている。
また、図21に示すように、共通電極電源配線パターン102の第1共通電極電源配線パターン121は、第2共通電極電源配線パターン122によってノズル配列方向の両端部が電気的につながれている。
そして、図21に示すように、共通電極電源配線パターン102の第1共通電極電源配線パターン121と第2共通電極電源配線パターン122との間に共通液室10に通じる供給口9が形成されている。供給口9と第1共通電極電源配線パターン121と第2共通電極電源配線パターン122との間には液体のパターン側への移動を阻止するガードリング(障壁)126が形成されている。
また、圧電素子11の個別電極となる上部電極14は、個別配線16を介して駆動IC(ドライバIC)500に接続されている。個別配線16は絶縁膜22で覆われている。
ドライバIC500は、圧電素子列の列間の領域を覆うようにアクチュエータ基板20にフリップチップボンディングやワイヤボンディングなどの工法により実装されている。
アクチュエータ基板20に搭載されたドライバIC500は、駆動波形(駆動信号)が供給される個別電極電源配線パターン101と接続されている。
配線部材60に設けられた図示しない配線が、ドライバIC500、個別電極電源配線パターン101、共通電極電源配線パターン102と電気的に接続されており、配線部材60の他端側は図示しない制御部に接続されている。
そして、アクチュエータ基板20上には圧電素子11を収容する凹部(振動室)51を形成する保持基板50を設けている。
保持基板50は共通液室10の一部である流路10Aも形成している。この保持基板50は、接着剤によってアクチュエータ基板20の振動板3側に接合されている。
このように構成したこの液体吐出ヘッドの滴吐出動作は、前述した図1等で説明した液体吐出ヘッドと同様であるので、説明を省略する。
本実施形態においても、共通電極電源配線パターンの第1共通電極電源配線パターンの両端部を第2共通電極電源配線パターンで電気的につないでいるので、前述した各実施形態で説明した同様の作用効果を得ることができる。また、第7、第8実施形態で説明した作用効果も得ることができる。
次に、本発明の第10実施形態について図23及び図24を参照して説明する。図23は同実施形態におけるアクチュエータ基板上の配線パターンを説明する平面説明図、図24は同実施形態における等価回路の説明図である。
アクチュエータ基板20上には、圧力発生手段である圧電素子11がノズル配列方向に沿って配列されている。
圧電素子11の個別電極である上部電極14は、個別配線16を通じてアクチュエータ基板20上の駆動電源出力端子23と電気的に接続されている。駆動電源出力端子23は、ドライバIC500からの駆動電源(駆動信号)を圧電素子11に出力する端子である。
アクチュエータ基板20上の駆動電源出力端子23に近傍には、個別電極電源配線パターン101が、アクチュエータ基板20上の駆動電源出力端子23の列に沿って配置されている。
個別電極電源配線パターン101には、所々に、個別電極電源配線パターン101と電気的に繋がっているアクチュエータ基板20上の駆動電源入力端子25が複数箇所に設けられている。駆動電源入力端子25は、駆動電源(駆動信号)をドライバIC500に入力する端子である。
すなわち、本実施形態では、図24に等価回路で示すように、複数の選択手段であるスイッチ501は、ドライバIC500内で内部配線502によって相互に接続されている。そして、内部配線502にスイッチ501の数より少ない引出し配線503が設けられ、この引出し配線503にドライバIC500側の駆動電源入力端子504が設けられ、この駆動電源入力端子504と個別電極電源配線パターン101上の駆動電源入力端子25が接続される。
アクチュエータ基板20上の駆動電源出力端子23と個別電極電源配線パターン101を覆うようにドライバIC500が実装されている。
このドライバIC500の駆動電源入力端子25とアクチュエータ基板20の駆動電源入力端子25が重なって電気的に接続され、ドライバIC500自身の駆動電源出力端子とアクチュエータ基板20上の駆動電源出力端子23が重なって電気的に接続されている。
駆動電源入力端子25からドライバIC500の内部デバイスに引き込まれた図示しない配線は、ドライバIC500内部で、駆動電源出力端子23と同数以上の図示しないスイッチング素子が並列接続されており、該スイッチング素子の1つ以上を介して駆動電源出力端子23と電気的に繋がっている。
個別電極電源配線パターン101は、ノズル配列方向において、少なくとも、アクチュエータ基板20上の一端側の駆動電源出力端子23から他端側の駆動電源出力端子23までの範囲に設けられている。
この個別電極電源配線パターン101の一端部側(図で左端側)は、第1引き出し配線29を介して配線部材60の配線61に接続されている。
なお、個別電極電源配線パターン101と第1引き出し配線29は、アルミ、金、銅、ニッケルなどといった金属箔を同時にパターニングして形成したものであっても良いし、別々の工程でパターニングして互いを電気的に接続したものであっても良い。
圧電素子11の共通電極である下部電極13は、1列に並んだ複数の圧電素子11に共通する電極である。そして、共通電極電源配線パターン102の第1共通電極電源配線パターン121が、下部電極13に沿ってノズル配列方向に、1列に並んだ複数の圧電素子11の右端から左端まで圧電素子11と重ならない位置に配置されている。
共通電極電源配線パターン102の第1共通電極電源配線パターン121と下部電極13とは、同一列の圧電素子11毎に電気的に接続されている。
共通電極電源配線パターン102は、第1共通電極電源配線パターン121のノズル配列方向で駆動信号の供給側から近い側と遠い側とを電気的につなぐ第2共通電極電源配線パターン122を有している。
共通電極電源配線パターン102の一端部側(図で左端側)は、第2引き出し配線300を介して配線部材60に配線62と接続されている。
共通電極電源配線パターン102の第1共通電極電源配線パターン121と第2共通電極電源配線パターン122と第2引き出し配線30を含めて、アルミ、金、銅、ニッケルなどの金属箔を同時にパターニングして形成したものでもよいし、別々の工程でパターニングして互いを電気的に接続したものでも良い。
なお、共通電極である下部電極13の電気抵抗が十分小さい場合は、共通電極である下部電極13をそのまま共通電極電源配線パターン102の第1共通電極電源配線パターン121とできる。この場合には、下部電極13のノズル配列方向両端部を第2共通電極電源配線パターン122で電気的につなぐ構成とする。
このように構成することで、共通電極と別に第1共通電極電源配線パターンを設けなくとも、本発明の効果を得ることができ、構成が簡単になる。
一方、ドライバIC500は、制御信号入力、電源入力、GND接続を行う端子群33を備え、配線群34と電気的に繋がった配線部材60上の端子群63と電気的に接続されている。
そして、ドライバIC500は、図示しない制御部から配線部材60を介して転送される制御信号により、内部のスイッチング素子(選択手段)のON/OFF制御を行い、駆動電源(駆動信号)を供給して駆動する圧電素子11を選択している。
第1引き出し配線29と第2引き出し配線30と配線群34は、配線部材60と接続されている。
そして、配線61、62は図示しない制御部に接続され、第1引き出し配線29に個別電極側駆動電源を、第2引き出し配線30に共通電極側駆動電源或いはグランドを、配線群63は、配線群34に制御信号やドライバIC500の電源やグランドなどを供給している。
以上では、アクチュエータ基板20の図23で下半分の構成について説明したが、ノズル列を2列有しているので、図23で上半分も同じ構成としている。
本実施形態においても、共通電極電源配線パターンの第1共通電極電源配線パターンの両端部を第2共通電極電源配線パターンで電気的につないでいるので、前述した各実施形態で説明した同様の作用効果を得ることができる。
なお、ドライバIC500はワイヤボンディングによって実装される場合、アクチュエータ基板20上の端子23と個別電極電源配線パターン101の間の領域、又は、隣接する個別電極電源配線パターン101間の領域にドライバIC500を固定したうえで、ドライバIC500の端子とアクチュエータ基板20上の端子23、25、33とをボンディングワイヤで接続すると良い。
また、共通電極電源配線パターン102の第1共通電極電源配線パターン121と第2共通電極電源配線パターン122との間には、前述したように、共通液室から個別液室への供給口9を配置している。
これにより、スペースを有効に用いることができ、ヘッドを小型化することができる。
次に、本発明の第11実施形態について図25を参照して説明する。図25は同実施形態における等価回路の説明図である。
本実施形態では、上記第10実施形態における個別電極電源配線パターン101を、第1個別電極電源配線パターン111と、第1個別電極電源配線パターン111のノズル配列方向両端部を電気的につなぐ第2個別電極電源配線パターン112とで構成したものである。
そして、第1個別電極電源配線パターン111に複数の選択手段であるスイッチ501の数より少ない2以上の駆動電源入力端子504が設けられている。
一方、上記第11実施形態で説明したように、複数の選択手段であるスイッチ501は、ドライバIC500内で内部配線502によって相互に接続されている。そして、内部配線502に引出し配線503が設けられ、この引出し配線503にドライバIC500側の駆動電源入力端子504が設けられている。
そこで、ドライバIC500の駆動電源入力端子504と第1個別電極電源配線パターン111の駆動電源入力端子25が接続される。
ここでは、ドライバIC500の引出し配線503及びと接続する駆動電源入力端子504及び第1個別電極電源配線パターン111の駆動電源入力端子25によって、複数の選択手段であるスイッチ501の数よりも少ない2以上の接続部を構成している。
本実施形態においても、個別電極電源配線パターンの第1個別電極電源配線パターンの両端部を第2個別電極電源配線パターンで電気的につないでいるので、前述した各実施形態で説明した同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第12実施形態について図26及び図27を参照して説明する。図26は同実施形態を説明する略平面説明図、図27は同実施形態における図16の裏面から見た圧電部材の斜視説明図である。
本実施形態では、アクチュエータ部材としての圧電部材320を有している。この圧電部材320には、ハーフカットダイシングなどによって櫛歯状に複数の柱状の圧電素子(これを「圧電柱」という。)311を形成している。個々の圧電柱311は、前記各実施形態における圧電素子11に相当するものであり、ノズルが通じる個別液室の壁面を形成している振動板の振動領域に接合されている。
圧電部材320は、圧電膜と内部電極とを交互に積層した積層型圧電部材であり、内部電極を交互に異なる端面に引き出している。そして、一方の内部電極はノズル配列方向(圧電柱配列方向)と直交する方向の一端面に設けられた共通電極である共通外部電極313に接続され、他方の内部電極は他端面に設けられたに個別外部電極314に接続されている。
ここで、ノズル配列方向両端部の圧電柱320a、320aの少なくとも一部の内部電極は両端面に引き出されており、共通外部電極313は当該内部電極を通じて個別外部電極314側の端面に設けられた共通引出し電極315に接続されている。
そして、共通引出し電極315、315には、FPC、COF、TCPなどのフィルム状配線部材370に設けられた共通電極電源配線である第2配線372、372が接続されている。配線部材370の第2配線372は、配線部材60の配線62に接続されている。
これにより、共通外部電極313のノズル配列方向両端部側は、圧電柱311に与える駆動信号の供給側に接続されている。
この共通外部電極313の両端部は連結電極322を介して電気的につながれ、ノズル配列方向において、共通外部電極313の両端部の間で、共通外部電極313と連結電極322とを電気的につなぐ架橋電極324を有している。
ここでは、圧電部材320の一端面に形成した電極パターンにノズル配列方向に沿う2つのスリット321を入れることで、共通外部電極313、連結電極322及び架橋電極324を形成している。
配線部材370には、個別配線316が設けられて、先端部側は圧電部材320の圧電柱311の個別外部電極314に半田接合、ACF接合、導電性ペースト接着などで電気的に接続されている。個別配線316の基部側の配線部材370上の端子323に接続されている。
また、配線部材370の端子323の近傍には第1配線371が端子323の列に沿って設けられ、第1配線371上には、複数の端子325が設けられている。
配線部材370の端子323と第1配線371を覆うようにドライバIC500が実装されている。そして、ドライバIC500の駆動電源入力端子と配線部材370の端子325が重なって電気的に接続されている。また、ドライバIC500の駆動電源出力端子と配線部材370の端子323が重なって電気的に接続されている。
第1配線371の端子325からドライバIC500の内部デバイスに引き込まれた図示しない配線は、ドライバIC500内部で、駆動電源出力端子323と同数以上の図示しないスイッチング素子(選択手段)が並列接続されており、該スイッチング素子の1つ以上を介して駆動電源出力端子323と電気的に繋がっている。
第1配線371の両端部から第1引き出し配線329が引き出されている。そして、第1配線371は、第1引出し配線329を介して配線部材60の配線61に接続されている。
なお、第1配線371と第1引き出し配線329は同時にパターニングして形成したものであっても良いし、別々の工程でパターニングして互いを電気的に接続したものであっても良い。
第1配線371は、第1引出し配線329を介して配線部材60の配線61に接続されている。
一方、ドライバIC500は、制御信号入力、電源入力、GND接続を行う端子群333を備え、配線群334と電気的に繋がった配線部材60上の端子群63と電気的に接続されている。
そして、ドライバIC500は、図示しない制御部から配線部材60を介して転送される制御信号により、内部のスイッチング素子(選択手段)のON/OFF制御を行い、駆動電源(駆動信号)を供給して駆動する圧電柱311を選択している。
そして、配線61、62は図示しない制御部に接続され、第1配線371に個別電極側駆動電源を、第2配線372に共通電極側駆動電源或いはグランドを、配線群63は、配線群334に制御信号やドライバIC500の電源やグランドなどを供給している。
すなわち、本実施形態では、共通電極のノズル配列方向両端部側から駆動信号を供給する両側供給を行っている。そして、共通電極を前記各実施形態における第1配線パターンに相当するものとし、共通電極のノズル最列方向両端部を同じく第2配線パターンに相当する連結電極で電気的につないでいる。さらに、ノズル配列方向において、中間部に架橋電極を設けて共通電極と連結電極とを接続している。
このように構成することで、前述した各実施形態で説明した同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記各実施形態は矛盾しない範囲で相互に組み合わせることができる。
次に、本発明に係る液体を吐出する装置の一例について図28及び図29を参照して説明する。図28は同装置の要部平面説明図、図29は同装置の要部側面説明図である。
この装置は、シリアル型装置であり、主走査移動機構493によって、キャリッジ403は主走査方向に往復移動する。主走査移動機構493は、ガイド部材401、主走査モータ405、タイミングベルト408等を含む。ガイド部材401は、左右の側板491A、491Bに架け渡されてキャリッジ403を移動可能に保持している。そして、主走査モータ405によって、駆動プーリ406と従動プーリ407間に架け渡したタイミングベルト408を介して、キャリッジ403は主走査方向に往復移動される。
このキャリッジ403には、本発明に係る液体吐出ヘッド404及びヘッドタンク441を一体にした液体吐出ユニット440を搭載している。液体吐出ユニット440の液体吐出ヘッド404は、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液体を吐出する。また、液体吐出ヘッド404は、複数のノズル11からなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配置し、吐出方向を下方に向けて装着している。
液体吐出ヘッド404の外部に貯留されている液体を液体吐出ヘッド404に供給するための供給機構494により、ヘッドタンク441には、液体カートリッジ450に貯留されている液体が供給される。
供給機構494は、液体カートリッジ450を装着する充填部であるカートリッジホルダ451、チューブ456、送液ポンプを含む送液ユニット452等で構成される。液体カートリッジ450はカートリッジホルダ451に着脱可能に装着される。ヘッドタンク441には、チューブ456を介して送液ユニット452によって、液体カートリッジ450から液体が送液される。
この装置は、用紙410を搬送するための搬送機構495を備えている。搬送機構495は、搬送手段である搬送ベルト412、搬送ベルト412を駆動するための副走査モータ416を含む。
搬送ベルト412は用紙410を吸着して液体吐出ヘッド404に対向する位置で搬送する。この搬送ベルト412は、無端状ベルトであり、搬送ローラ413と、テンションローラ414との間に掛け渡されている。吸着は静電吸着、あるいは、エアー吸引などで行うことができる。
そして、搬送ベルト412は、副走査モータ416によってタイミングベルト417及びタイミングプーリ418を介して搬送ローラ413が回転駆動されることによって、副走査方向に周回移動する。
さらに、キャリッジ403の主走査方向の一方側には搬送ベルト412の側方に液体吐出ヘッド404の維持回復を行う維持回復機構420が配置されている。
維持回復機構420は、例えば液体吐出ヘッド404のノズル面(ノズル11が形成された面)をキャッピングするキャップ部材421、ノズル面を払拭するワイパ部材422などで構成されている。
主走査移動機構493、供給機構494、維持回復機構420、搬送機構495は、側板491A,491B、背板491Cを含む筐体に取り付けられている。
このように構成したこの装置においては、用紙410が搬送ベルト412上に給紙されて吸着され、搬送ベルト412の周回移動によって用紙410が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ403を主走査方向に移動させながら画像信号に応じて液体吐出ヘッド404を駆動することにより、停止している用紙410に液体を吐出して画像を形成する。
このように、この装置では、本発明に係る液体吐出ヘッドを備えているので、高画質画像を安定して形成することができる。
次に、本発明に係る液体吐出ユニットの他の例について図30を参照して説明する。図30は同ユニットの要部平面説明図である。
この液体吐出ユニットは、前記液体を吐出する装置を構成している部材のうち、側板491A、491B及び背板491Cで構成される筐体部分と、主走査移動機構493と、キャリッジ403と、液体吐出ヘッド404で構成されている。
なお、この液体吐出ユニットの例えば側板491Bに、前述した維持回復機構420、及び供給機構494の少なくともいずれかを更に取り付けた液体吐出ユニットを構成することもできる。
次に、本発明に係る液体吐出ユニットの更に他の例について図31を参照して説明する。図31は同ユニットの正面説明図である。
この液体吐出ユニットは、流路部品444が取付けられた液体吐出ヘッド404と、流路部品444に接続されたチューブ456で構成されている。
なお、流路部品444はカバー442の内部に配置されている。流路部品444に代えてヘッドタンク441を含むこともできる。また、流路部品444の上部には液体吐出ヘッド404と電気的接続を行うコネクタ443が設けられている。
本願において、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッド又は液体吐出ユニットを備え、液体吐出ヘッドを駆動させて、液体を吐出させる装置である。液体を吐出する装置には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能もの」とは液体が一時的にでも付着可能なものを意味する。「液体が付着するもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体」は、インク、処理液、DNA試料、レジスト、パターン材料、結着剤、造形液なども含まれる。
また、「液体を吐出する装置」には、特に限定しない限り、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置のいずれも含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液をノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
「液体吐出ユニット」とは、液体吐出ヘッドに機能部品、機構が一体化したものであり、液体の吐出に関連する部品の集合体である。例えば、「液体吐出ユニット」は、ヘッドタンク、キャリッジ、供給機構、維持回復機構、主走査移動機構の構成の少なくとも一つを液体吐出ヘッドと組み合わせたものなどが含まれる。
ここで、一体化とは、例えば、液体吐出ヘッドと機能部品、機構が、締結、接着、係合などで互いに固定されているもの、一方が他方に対して移動可能に保持されているものを含む。また、液体吐出ヘッドと、機能部品、機構が互いに着脱可能に構成されていても良い。
例えば、液体吐出ユニットとして、図29で示した液体吐出ユニット440のように、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。また、チューブなどで互いに接続されて、液体吐出ヘッドとヘッドタンクが一体化されているものがある。ここで、これらの液体吐出ユニットのヘッドタンクと液体吐出ヘッドとの間にフィルタを含むユニットを追加することもできる。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジが一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドを走査移動機構の一部を構成するガイド部材に移動可能に保持させて、液体吐出ヘッドと走査移動機構が一体化されているものがある。また、図30で示したように、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドとキャリッジと主走査移動機構が一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、液体吐出ヘッドが取り付けられたキャリッジに、維持回復機構の一部であるキャップ部材を固定させて、液体吐出ヘッドとキャリッジと維持回復機構が一体化されているものがある。
また、液体吐出ユニットとして、図31で示したように、ヘッドタンク若しくは流路部品が取付けられた液体吐出ヘッドにチューブが接続されて、液体吐出ヘッドと供給機構が一体化されているものがある。
主走査移動機構は、ガイド部材単体も含むものとする。また、供給機構は、チューブ単体、装填部単体も含むものする。
また、「液体吐出ヘッド」は、使用する圧力発生手段が限定されるものではない。例えば、上記実施形態で説明したような圧電アクチュエータ(積層型圧電素子を使用するものでもよい。)以外にも、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものでもよい。
また、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
1 ノズル板
2 流路板
3 振動板
4 ノズル
6 個別液室
9 供給口
10 共通液室
11 圧電素子
12 圧電膜
13 下部電極
14 上部電極
20 アクチュエータ基板
50 保持基板
60 配線部材
70 フレーム部材
101 個別電極電源配線パターン
102 共通電極電源配線パターン
110 接続パッド部
111 第1個別電極電源配線パターン
112 第2個別電極電源配線パターン
113、113A、113B スリット
114 架橋配線パターン
120 接続パッド部
121 第1共通電極電源配線パターン
122 第2共通電極電源配線パターン
123、123A、123B スリット
124 架橋配線パターン
126 ガードリング(障壁)
320 圧電部材
311 圧電柱
313 共通外部電極(共通電極)
314 個別外部電極
322 連結電極
321 スリット
324 架橋電極
370 配線部材
371 第1配線
372 第2配線
403 キャリッジ
404 液体吐出ヘッド
440 液体吐出ユニット
500 ドライバIC
501 スイッチ(選択手段)
502 内部配線
503 引出し配線
504 駆動電源入力端子

Claims (16)

  1. 液滴を吐出する複数のノズルの配列方向に沿って、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段が配列され、
    前記複数の圧力発生手段に接続される配線パターンがノズル配列方向に沿って設けられたアクチュエータ部材を有し、
    前記配線パターンは、前記複数の圧力発生手段が接続される第1配線パターンを有し、
    前記第1配線パターンの前記圧力発生手段に与える駆動信号の供給側に近い側と前記駆動信号の供給側から遠い側とが第2配線パターンを介して電気的につながれている
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 液滴を吐出する複数のノズルの配列方向に沿って、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段が配列され、
    前記複数の圧力発生手段の内の駆動信号を与える前記圧力発生手段を選択する複数の選択手段を含む駆動回路部が実装され、
    前記駆動回路部の前記複数の選択手段側に接続される配線パターンがノズル配列方向に沿って設けられたアクチュエータ部材を有し、
    前記配線パターンは、前記駆動回路部の複数の選択手段が個々に接続され、又は、前記複数の選択手段に接続される前記複数の選択手段の数より少ない2以上の接続部が接続される第1配線パターンを有し、
    前記第1配線パターンの前記圧力発生手段に与える駆動信号の供給側に近い側と前記駆動信号の供給側から遠い側とが第2配線パターンを介して電気的につながれている
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  3. 前記第2配線パターンの幅は、前記第1配線パターンの幅と同じか又は広い
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. ノズル配列方向において、前記第1配線パターンの前記供給側に最も近い側と前記供給側から最も遠い側との間で、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとを電気的につなぐ架橋配線パターンを有している
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記架橋配線パターンは、ノズル配列方向において、前記第1配線パターンの前記供給側に最も近い側と前記供給側から最も遠い側との間の中間位置よりも前記供給側から遠い側に設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとは前記アクチュエータ部材の同じ面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記アクチュエータ部材には、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとの間に、前記ノズルが通じる個別液室に対する液体を供給する供給口が設けられている
    ことを特徴とする請求項6に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記アクチュエータ部材の前記供給口の周囲には、前記液体の前記配線パターン側への移動を阻止する障壁が設けられている
    ことを特徴とする請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとは前記アクチュエータ部材の異なる面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記複数の圧力発生手段のすべてに共通する共通電極を有し、
    前記共通電極が前記第1配線パターンを兼ねている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 液滴を吐出する複数のノズルの配列方向に沿って、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段が配列され、
    前記複数の圧力発生手段が接続される配線パターンがノズル配列方向に沿って設けられたアクチュエータ部材を有し、
    前記配線パターンは、前記複数の圧力発生手段が接続される第1配線パターンを有し、
    前記第1配線パターンは、ノズル配列方向の両端部が前記圧力発生手段に与える駆動信号の供給側に接続され、
    前記第1配線パターンの両端部は第2配線パターンを介して電気的につながれ、
    ノズル配列方向において、前記第1配線パターンの両端部の間で、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとを電気的につなぐ架橋配線パターンを有している
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  12. 液滴を吐出する複数のノズルの配列方向に沿って、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段が配列され、
    前記複数の圧力発生手段の内の駆動信号を与える前記圧力発生手段を選択する複数の選択手段を含む駆動回路部が実装され、
    前記駆動回路部の前記複数の選択手段側に接続される配線パターンがノズル配列方向に沿って設けられたアクチュエータ部材を有し、
    前記配線パターンは、前記駆動回路部の複数の選択手段が個々に接続され、又は、前記複数の選択手段に接続される前記複数の選択手段の数より少ない2以上の接続部が接続される第1配線パターンを有し、
    前記第1配線パターンは、ノズル配列方向の両端部が前記圧力発生手段に与える駆動信号の供給側に接続され、
    前記第1配線パターンの両端部は第2配線パターンを介して電気的につながれ、
    ノズル配列方向において、前記第1配線パターンの両端部の間で、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとを電気的につなぐ架橋配線パターンを有している
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  13. 液滴を吐出する複数のノズルの配列方向に沿って、各ノズルに対応する複数の圧力発生手段が配列され、
    前記複数の圧力発生手段に共通する共通電極を有し、
    前記共通電極のノズル配列方向両端部側がそれぞれ前記圧力発生手段に与える駆動信号の供給側に接続され、
    前記共通電極の両端部は連結電極を介して電気的につながれ、
    ノズル配列方向において、前記共通電極の両端部の間で、前記共通電極と前記連結電極とを電気的につなぐ架橋電極を有している
    ことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  14. 請求項1ないし13のいずれかに記載の液体吐出ヘッドを備えていることを特徴とする液体吐出ユニット。
  15. 前記液体吐出ヘッドに供給する液体を貯留するヘッドタンク、前記液体吐出ヘッドを搭載するキャリッジ、前記液体吐出ヘッドに液体を供給する供給機構、前記液体吐出ヘッドの維持回復を行う維持回復機構、前記液体吐出ヘッドを主走査方向に移動させる主走査移動機構の少なくともいずれか一つと前記液体吐出ヘッドとを一体化した
    ことを特徴とする請求項7に記載の液体吐出ユニット。
  16. 請求項1ないし13のいずれかに記載の液体吐出ヘッド、又は、請求項14若しくは15に記載の液体吐出ユニットを備えていることを特徴とする液体を吐出する装置。
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