JP2016034216A - ロータ及びモータ - Google Patents

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健仁 鹿嶋
Takehito Kajima
健仁 鹿嶋
力 後藤
Tsutomu Goto
力 後藤
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Abstract

【課題】ロータコアに固定することにより生じるカバーのひずみを抑制することができると共に構成部品の点数を削減する。
【解決手段】ロータ14は、ロータコア28と、ロータコア28に固定されたマグネット30と、ロータコア28に固定されたカバー32と、を備えている。ロータコア28の軸方向の端部には、被係合孔46が形成されている。カバー32は、ロータコア28の軸方向一方側の端面に沿って延在すると共に被係合孔46と軸方向に係合する係合突起部54が形成された軸方向対向部を備えている。またカバー32は、ロータコア28及びマグネット30の径方向外側に配置されていると共にロータコア28及びマグネット30の少なくとも一部と径方向にオーバーラップして配置された径方向対向部50を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロータ及びモータに関する。
下記特許文献1〜特許文献3には、ロータコア(回転子コア)と、ロータコアの外周部に沿って設けられたマグネットと、当該マグネットを径方向外側から覆うカバー(磁石カバー、径外部カバー、ロータケース)と、を備えたロータが開示されている。これらの文献に記載された構成によれば、マグネット及びロータコアがカバーに覆われていることによって、マグネットの飛散やマグネットのロータコアからの脱落が抑制されており、またマグネットがロータコアにより強固に固定されるようになっている。
特開2014−50244号公報 特開2014−87092号公報 特開2014−117131号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に記載されたロータでは、カバーが回転軸に圧入されることによって、ロータコアに対するカバーの位置が定まる構成とされている。そのため、回転軸への圧入によるひずみがカバーに生じ易い。また、上記特許文献3に記載されたロータでは、リベットを用いることによってカバーをロータコアに固定する構成とされているため、当該ロータを構成する部品の点数が多くなる。
本発明は上記事実を考慮し、ロータコアに固定することにより生じるカバーのひずみを抑制することができると共に構成部品の点数を削減することができるロータ及びモータを得ることが目的である。
請求項1記載のロータは、回転軸に固定され、軸方向の端部に被係合部が形成されたロータコアと、前記ロータコアに固定されたマグネットと、前記ロータコアの軸方向一方側の端面に沿って延在すると共に前記被係合部と軸方向に係合する係合部が形成された軸方向対向部と、前記ロータコア及び前記マグネットの径方向外側に配置されていると共に、前記ロータコア及び前記マグネットの少なくとも一部と径方向にオーバーラップして配置された径方向対向部と、を有し、前記係合部が前記被係合部に係合されることによって前記ロータコアに固定されるカバーと、を備えている。
請求項1記載のロータによれば、マグネットを外周部に備えたロータコアが回転軸に固定されることによって、当該ロータコア及びマグネットが回転軸と共に一体回転することが可能となっている。
ここで、本ロータでは、カバーの軸方向対向部に形成された係合部をロータコアに形成された被係合部に係合させることによって、カバーをロータコアに固定することができる。すなわち、本ロータでは、カバーをロータコアに固定するための別部品を設けることなく、即ち、構成部品の点数を増加させることなくカバーをロータコアに固定することができる。また、カバーがロータコアに固定された状態では、当該カバーの径方向対向部がロータコア及びマグネットの少なくとも一部と径方向にオーバーラップして配置されていることにより、マグネットのロータコアからの脱落を抑制することができる。
また、本ロータでは、カバーの係合部をロータコアの被係合部に軸方向に係合させることによってカバーをロータコアに固定する構成とされている。これにより、カバーを回転軸に圧入せずとも、回転軸に対して一体回転可能とすることができるため、軸方向対向部におけるひずみの発生を抑制することができる。
請求項2記載のロータは、請求項1記載のロータにおいて、前記ロータコアには、複数の前記被係合部が形成されていると共に、複数の前記被係合部が周方向に沿って等間隔に配置されており、前記カバーには、複数の前記被係合部にそれぞれ係合する複数の前記係合部が形成されている。
請求項2記載のロータによれば、カバーとロータコアとを複数箇所で係合させることによって、カバーとロータコアとをより強固に固定することができる。また、被係合部及び係合部を周方向に沿って等間隔に配置することにより、係合による軸方向対向部のひずみを周方向に分散させることができる。
請求項3記載のロータは、請求項1又は請求項2記載のロータにおいて、一の前記カバーの前記係合部が、前記ロータコアの軸方向一方側の端部に形成された前記被係合部に係合されており、他の前記カバーの前記係合部が、前記ロータコアの軸方向他方側の端部に形成された前記被係合部に係合されており、一の前記カバーと他の前記カバーとが同一の部品とされている。
請求項3記載のロータによれば、互いに異なる構成の一対のカバーをロータコアの軸方向一方側の端部及び軸方向他方側の端部に固定することによってマグネットのロータコアからの脱落を抑制した場合に比して、一対のカバーを同一部品とすることで管理部品の点数を削減することができる。
請求項4記載のロータは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のロータにおいて、前記ロータコアは、軸方向一方側に凸状に形成された凸状部と、軸方向他方側が開放された凹状部と、を有する複数のコアシートを軸方向に積層させると共に、一の前記コアシートの前記凸状部を他の前記コアシートの前記凹状部に係合させて複数の前記コアシートを一体化させることによって形成されており、前記軸方向対向部には、前記ロータコアの軸方向一方側の端部に配置された前記コアシートの前記凸状部を避ける逃げ孔又は逃げ凹部が形成されている。
請求項4記載のロータによれば、ロータコアを複数のコアシートによる積層構造とすることにより、渦電流損などによる磁気損失を低減することができる。また、コアシートの凸状部を避ける逃げ孔又は逃げ凹部を軸方向対向部に形成することにより、軸方向対向部とロータコアの軸方向の端面とのクリアランスをより狭くすることが可能となる。これにより、ロータの短軸化を図ることができる。
請求項5記載のモータは、回転磁界を発生するステータと、前記ステータの径方向内側に配置され、前記ステータが界磁する前記回転磁界によって回転する請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のロータと、を備えている。
請求項5記載のモータによれば、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のロータを含んで構成されていることにより、当該モータの構成部品の点数を削減することができる。
本実施形態のモータを模式的に示す側面図である。 本実施形態のロータを軸方向一方側から見た平面図である。 図2に示された3−3線に沿って切断したロータの断面を示す側断面図である。 カバーを示す斜視図である。 ロータコアに形成された被係合孔とカバーに設けられた係合突起部との係合部を拡大して示す拡大側断面図である。 コアシートに形成された凸状部と凹状部との係合状態、並びに、コアシートに形成された凸状部がカバーに形成された逃げ孔内に配置された状態を示す拡大側断面図である。
図1〜図6を用いて、本発明の実施形態に係るロータ及びモータについて説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、ロータ及びモータの軸方向、径方向及び周方向をそれぞれ示すものとする。また以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、ロータ及びモータの軸方向、径方向、周方向を示すものとする。
図1に示されるように、本実施形態のモータ10は、回転磁界を発生するステータ12と、ステータ12の径方向内側に配置され、当該ステータ12が界磁する回転磁界によって回転するロータ14と、を備えている。
ステータ12は、磁性材料を用いて形成されていると共に径方向内側に向けて延びる複数のティース部16を有するステータコア18と、各々のティース部16の回りに導電性の巻線20が巻回されることによって形成された複数のコイル22と、を含んで構成されている。また、コイル22を形成する巻線20の端末部は、制御回路24に接続されており、巻線20(コイル22)への通電が制御回路24によって制御されることによって、ステータ12が回転磁界を発生させるようになっている。
ロータ14は、回転軸26と、回転軸26に固定されたロータコア28と、ロータコア28に固定されたマグネット30と、ロータコア28に固定された一対のカバー32と、を含んで構成されている。
回転軸26は、鋼材等を用いて棒状に形成されており、この回転軸26は図示しないモータハウジングに固定された2つのベアリング34によって軸支されている。
図2及び図3に示されるように、ロータコア28は、鋼板材等の磁性材料を用いて形成された複数のコアシート36が軸方向に積層されて、当該複数のコアシート36が一体化されることによって構成されている。
具体的には、コアシート36は、軸方向視で円形状(円板状)に形成されており、このコアシート36の軸心部には、回転軸26が圧入される回転軸圧入孔38が形成されている。また、図3及び図6に示されるように、コアシート36において回転軸圧入孔38よりも径方向外側に部位には、軸方向一方側に凸状に形成された凸状部40が形成されている。この凸状部40は、パンチ等をコアシート36を形成する鋼板材に押圧することによって形成されており、これにより、凸状部40と反対側には、軸方向他方側が開放された凹状部42が形成されている。また、本実施形態では、4つの凸状部40及び凹状部42が形成されており、4つの凸状部40及び凹状部42は周方向に沿って等間隔に配置されている。そして、一のコアシート36の凸状部40を、当該一のコアシート36と軸方向一方側に隣合って配置された他のコアシート36の凹状部42に係合させることによって複数のコアシート36が一体化されて、ロータコア28が形成されている。
また、図3及び図5に示されるように、コアシート36において一の凸状部40と他の凸状部40との周方向の中間部には、円形の貫通孔44が形成されている。また、本実施形態では、4つの貫通孔44が形成されており、この4つの貫通孔44は、周方向に沿って等間隔に配列されている。また、複数のコアシート36が一体化された状態において、軸方向一方側の端部に配置された数枚のコアシート36の貫通孔44は、後述するカバー32に形成された係合突起部54が係合する被係合部としての被係合孔46とされている。さらに、軸方向他方側の端部に配置された数枚のコアシート36の貫通孔44も同様に、カバー32に形成された係合突起部54が係合する被係合部としての被係合孔46とされている。なお、貫通孔44は、必ずしも軸方向に貫通していなくてもよい、すなわち、軸方向に窪んだ凹部であってもよい。
また、図3に示されるように、ロータコア28の外周部には、複数のマグネット30が設けられており、この複数のマグネット30は、周方向に沿って等間隔に配置された状態で接着剤等を用いてロータコア28の外周面に固定されている。
図3及び図4に示されるように、カバー32はステンレス鋼板等の非磁性材料を用いて形成されており、このカバー32は、ロータコア28の軸方向一方側又は他方側の端面に沿って延在する軸方向対向部48と、軸方向対向部48の径方向外側の端部から軸方向に屈曲して延びる径方向対向部50と、を備えている。
軸方向対向部48の軸心部には、回転軸26(図3参照)が挿通(遊挿)される円形の挿通孔52が形成されている。また、軸方向対向部48において挿通孔52よりも径方向外側に部位には、軸方向に向けて(ロータコア28側に向けて)突出する係合部としての4つの係合突起部54が形成されており、4つの係合突起部54は、ロータコア28に形成された被係合孔46と径方向の同位置でかつ周方向に沿って等間隔に配置されている。そして、図5に示されるように、軸方向対向部48に形成された4つの係合突起部54が、ロータコア28に形成された4つの被係合孔46にそれぞれ軸方向に係合(圧入)されることによって、カバー32がロータ14に固定されるようになっている。
また、図4及び図6に示されるように、軸方向対向部48には、4つの逃げ孔56が形成されており、4つの逃げ孔56は、ロータコア28の軸方向一方側の端部に配置されたコアシート36の凸状部40と径方向の同位置でかつ周方向に沿って等間隔に配置されている。さらに、逃げ孔56の内径はコアシート36の凸状部40の外径よりも大きな内径とされている。これにより、図6に示されるように、カバー32をロータ14に固定する際に、軸方向対向部48において係合突起部54が形成されていない部位と軸方向一方側の端部に配置されたコアシート36とを密着させることが可能となっている。
図3及び図4に示されるように、径方向対向部50は、ロータコア28及びマグネット30の径方向外側においてマグネット30の軸方向の端部に沿って配置されている。これにより、ロータコア28及びマグネット30の軸方向の端部と軸方向対向部48とが径方向にオーバーラップして配置されている。
以上説明した一のカバーの係合突起部54が、ロータコア28の軸方向一方側の端部に形成された被係合孔46に係合され、また他のカバー32の係合突起部54が、ロータコア28の軸方向他方側の端部に形成された被係合孔46に係合されることによって、一対のカバー32がロータコア28に固定されている。また、一対のカバー32がロータコア28に固定された状態において、一のカバー32の径方向対向部50の軸方向他方側の端と他のカバー32の径方向対向部50の軸方向一方側の端とは離間している。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態のモータ10によれば、ステータ12の一部を構成するコイル22に制御回路24を介して通電がなされると、ステータ12が回転磁界を発生させてロータ14が回転する。
ここで、図3に示されるように、本実施形態のロータ14では、カバー32の軸方向対向部48に形成された係合突起部54をロータコア28に形成された被係合孔46に係合させることによって、カバー32をロータコア28に固定することができる。すなわち、本ロータ14では、カバー32をロータコア28に固定するための別部品を設けることなく、即ち、構成部品の点数を増加させることなくカバー32をロータコア28に固定することができる。
また、カバー32がロータコア28に固定された状態では、当該カバー32の径方向対向部50がロータコア28及びマグネット30の軸方向の端部と径方向にオーバーラップして配置されている。これにより、マグネット30のロータコア28からの脱落を抑制することができる。
さらに、本ロータ14では、カバー32の係合突起部54をロータコア28の被係合孔46に軸方向に係合させることによってカバー32をロータコア28に固定する構成とされている。これにより、カバー32を回転軸26に圧入せずとも、回転軸26に対して一体回転可能とすることができるため、軸方向対向部48におけるひずみの発生を抑制することができる。
また、図2に示されるように、本実施形態では、カバー32とロータコア28とを複数箇所で係合させる(複数の係合突起部54を複数の被係合孔46へそれぞれ係合させる)ことによって、カバー32とロータコア28とをより強固に固定することができる。また、被係合孔46及び係合突起部54を周方向に沿って等間隔に配置することにより、係合による軸方向対向部48のひずみを周方向に分散させることができる。
また、図3に示されるように、本実施形態では、同一の部品である一対のカバー32をロータコア28に固定することによってマグネット30のロータコア28からの脱落を抑制している。そのため、互いに異なる構成の一対のカバーをロータコア28の軸方向一方側の端部及び軸方向他方側の端部に固定することによってマグネット30のロータコア28からの脱落を抑制した場合に比して、一対のカバー31を同一部品とすることで管理部品の点数を削減することができる。
さらに、本実施形態では、ロータコア28が複数のコアシート36による積層構造とされていることにより、渦電流損などによる磁気損失を低減することができる。また、コアシート36の凸状部40を避ける逃げ孔56をカバー32の軸方向対向部48に形成することにより、軸方向対向部48とロータコア28の軸方向の端面(軸方向一方側の端部に配置されたコアシート36)とのクリアランスをより狭くすることが可能となる(密着させることが可能となる)。これにより、ロータ14の短軸化を図ることができる。
また、本実施形態のモータ10によれば、上記構成のロータ14を含んで構成されていることにより、モータ10の構成部品の点数を削減することができる。
なお、本実施形態では、ロータコア28が複数のコアシート36による積層構造とされている例について説明してきたが、本発明はこれに限定されない。ロータコア28を複数のコアシート36による積層構造とするか否かについては、ロータコアの製造工程等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、コアシート36の凸状部40を避ける逃げ孔56をカバー32の軸方向対向部48に形成した例について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、例えば、上記逃げ孔56を軸方向対向部48に形成しない構成とすることもできる。逃げ孔56を軸方向対向部48に形成するか否かについては、ロータ14の軸方向への寸法や係合突起部54と被係合孔46との係合代等を考慮して適宜設置すればよい。また、上記逃げ孔56に代えて、凸状部40を避ける逃げ凹部を軸方向対向部に形成することもできる。
さらに、本実施形態では、同一の部品である一対のカバー32をロータコア28に固定した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、互いに異なる構成の一対のカバーをロータコア28に固定してもよし、単一のカバー32をロータコア28に固定してもよい。
また、本実施形態では、カバー32とロータコア28とを複数箇所で係合させた例について説明したが、本発明はこれに限定されず、カバー32とロータコア28とを一箇所で係合させることもできる。カバー32とロータコア28とを一箇所で係合させるか複数個所で係合させるかについては、係合後の軸方向対向部に生じる歪のレベルなどを考慮して適宜設定すればよい。
さらに、本実施形態では、軸方向に突出する係合突起部54を被係合孔46に係合させることによってカバー32をロータコア28に固定した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記係合突起部54と同様の構成の被係合部をロータコアに形成すると共に、上記被係合孔46と同様の構成(貫通孔)の係合部をカバーに形成して、カバーに形成された係合部をロータコアに形成された被係合部に係合させることによって、カバーをロータコアに固定することもできる。
また、本実施形態では、マグネット30をロータコア28の外周面に固定する表面磁石型(SPMSurface Permanent Magnet)としたが、本発明はこれに限定されず、マグネット30をロータコア28の内部に埋設した埋込磁石型(IPM:Interior permanent Magnet)とすることもできる。すなわち、表面磁石型の場合は、一対のカバー32における軸方向対向部48と径方向対向部50とによって、マグネット30がロータコア28から脱落してしまうのを抑制することができる。また、埋込磁石型の場合は、一対のカバー32における軸方向対向部48によって、マグネット30がロータコア28から脱落してしまうのを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、ロータコア28を積層構造とした例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、圧粉磁心によってロータコアが構成されていてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10…モータ,12…ステータ,14…ロータ,26…回転軸,28…ロータコア,30…マグネット,32…カバー,36…コアシート,40…凸状部,42…凹状部,46…被係合孔(被係合部),48…軸方向対向部,50…径方向対向部,54…係合突起部(係合部),56…逃げ孔

Claims (5)

  1. 回転軸に固定され、軸方向の端部に被係合部が形成されたロータコアと、
    前記ロータコアに固定されたマグネットと、
    前記ロータコアの軸方向一方側の端面に沿って延在すると共に前記被係合部と軸方向に係合する係合部が形成された軸方向対向部と、前記ロータコア及び前記マグネットの径方向外側に配置されていると共に、前記ロータコア及び前記マグネットの少なくとも一部と径方向にオーバーラップして配置された径方向対向部と、を有し、前記係合部が前記被係合部に係合されることによって前記ロータコアに固定されるカバーと、
    を備えたロータ。
  2. 前記ロータコアには、複数の前記被係合部が形成されていると共に、複数の前記被係合部が周方向に沿って等間隔に配置されており、
    前記カバーには、複数の前記被係合部にそれぞれ係合する複数の前記係合部が形成されている請求項1記載のロータ。
  3. 一の前記カバーの前記係合部が、前記ロータコアの軸方向一方側の端部に形成された前記被係合部に係合されており、
    他の前記カバーの前記係合部が、前記ロータコアの軸方向他方側の端部に形成された前記被係合部に係合されており、
    一の前記カバーと他の前記カバーとが同一の部品とされている請求項1又は請求項2記載のロータ。
  4. 前記ロータコアは、軸方向一方側に凸状に形成された凸状部と、軸方向他方側が開放された凹状部と、を有する複数のコアシートを軸方向に積層させると共に、一の前記コアシートの前記凸状部を他の前記コアシートの前記凹状部に係合させて複数の前記コアシートを一体化させることによって形成されており、
    前記軸方向対向部には、前記ロータコアの軸方向一方側の端部に配置された前記コアシートの前記凸状部を避ける逃げ孔又は逃げ凹部が形成されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のロータ。
  5. 回転磁界を発生するステータと、
    前記ステータの径方向内側に配置され、前記ステータが界磁する前記回転磁界によって回転する請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のロータと、
    を備えたモータ。
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