JP2016020148A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クッションパッドを飛散させることなく、好適にエアバッグを膨出させることが可能なサイドエアバッグ装置を提供する。【解決手段】車体2と後部座席1の間に設けられるサイドエアバッグ装置Sは、エアバッグ10及びインフレータ11を格納するベース部材20と、ベース部材20の車体前方側の位置に載置されるパッド部材50と、ベース部材20及びパッド部材50を車体前方側から覆う表皮材60と、エアバッグ10の膨出方向をガイドする力布70とを備えている。力布70は、表皮材60の表皮開裂部61に一端部71が縫着され、一端部71から連続してパッド部材50を覆うように延びて、ベース部材20に設けられた力布係止部27に他端部72が係止されており、パッド部材50とエアバッグ10との間を通過している。【選択図】図3

Description

本発明は、車体側方から加えられる衝撃を緩和するためのサイドエアバッグ装置に係り、特に、車体と後部座席との間に配置されるサイドエアバッグ装置に関するものである。
従来、車体幅方向において車体ドアと後部座席との間に配置されるサイドエアバッグ装置として、エアバッグの内部にガスを注入するインフレータと、エアバッグおよびインフレータを格納する格納ケースと、格納ケースを車体前方側から覆う樹脂製のベースカバーと、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載されたサイドエアバッグ装置では、格納ケースに格納されたエアバッグをインフレータで膨出させると、エアバッグが車体前方側にあるベースカバーの薄肉部を破壊して膨出展開する構成となっている。
詳しく説明すると、車体側方から所定値以上の衝撃が加わったときに不図示の衝撃センサが感知し、インフレータに点火用電力が供給され、エアバッグが着座者の側方で膨出展開することになる。
また、特許文献2に記載された側突用エアバッグ装置では、エアバッグ及びインフレータが格納されたエアバッグモジュールを後部座席の側方部に備え、エアバッグモジュールの前方面にクッションパッドが載置されて表皮カバーで覆われて構成されている。
このとき、エアバッグの膨出展開方向が表皮カバーに設けられた開裂部に集中するように、表皮カバー背面の車外側に相当する部分には力布が取り付けられている。
上記構成によって、エアバッグが車体前方側にある表皮カバーの開裂部に向けて膨出展開することになる。
特開2006−88850号公報 特開平11−91487号公報
ところで、特許文献2のようなサイドエアバッグ装置では、エアバッグモジュールの前方面にクッションパッドが載置されているため、エアバッグが膨出展開するときに、クッションパッドが車体前方側に飛散する恐れや、クッションパッドが邪魔となってエアバッグの膨出展開方向に影響を与える恐れがあった。
そのため、エアバッグの膨出展開時にエアバッグモジュールの前方面にあるクッションパッドを飛散させることなく、好適にエアバッグを車体前方側に展開させることが可能なサイドエアバッグ装置が望まれていた。
また、上記のような、車体と後部座席との間の狭い空間に配置されるサイドエアバッグ装置にあっては、サイドエアバッグ装置の省スペース化を果たすと共に、各構成部品の組み付け作業の効率化を果たすことが望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、クッションパッドを飛散させることなく、好適にエアバッグを膨出展開させることが可能なサイドエアバッグ装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、車体と後部座席との間の空間に配置され、省スペース化及び組み付け作業の効率化を果たしたサイドエアバッグ装置を提供することにある。
前記課題は、本発明のサイドエアバッグ装置によれば、車体と後部座席との間に設けられるサイドエアバッグ装置であって、膨出可能なエアバッグと、該エアバッグの内部にガスを供給するインフレータと、折り畳まれた状態の前記エアバッグ及び前記インフレータを格納するベース格納部を有するベース部材と、該ベース部材のうち、少なくとも前記ベース格納部の車体前方側の位置に載置されるパッド部材と、前記ベース部材及び前記パッド部材を車体前方側から覆う表皮材と、該表皮材に一端側が取り付けられ、該一端側から連続して前記パッド部材を覆うように延びて、他端側が前記ベース部材に設けられた力布係止部に係止され、前記エアバッグの膨出方向をガイドする力布と、を備え、該力布は、前記パッド部材と前記エアバッグとの間を通過していること、により解決される。
上記のように、表皮材に一端側が取り付けられ、一端側から連続してパッド部材を覆うように延びて、ベース部材に設けられた力布係止部に他端側が係止され、エアバッグの膨出方向をガイドする力布を備え、力布は、パッド部材とエアバッグとの間を通過しているため、力布がパッド部材を保護しながらエアバッグの膨出展開方向をガイドすることができる。その結果、パッド部材の飛散を抑制し、好適にエアバッグを膨出展開させることが可能となる。
このとき、前記力布は、前記表皮材に設けられた表皮開裂部に一端側が取り付けられ、前記エアバッグの膨出方向を前記表皮開裂部側にガイドし、該表皮開裂部は、車体幅方向において前記エアバッグに重なる位置に配置されていると良い。
上記のように、力布はエアバッグの膨出方向を表皮開裂部側にガイドし、表皮開裂部は車体幅方向においてエアバッグに重なる位置に配置されているため、力布のガイド及び表皮開裂部の配置によって、エアバッグを車体前方側の真正面に向かって好適に膨出させることができる。
このとき、前記パッド部材には、前記力布を前記表皮材側から前記ベース部材側に向かって挿通可能なパッド開口部が形成され、該パッド開口部と、前記力布係止部とは、前記エアバッグに対して互いに車体幅方向の反対側に位置していると良い。
上記構成により、表皮開裂部に一端側が取り付けられ、他端側が力布係止部に係止されてパッド部材を覆っている力布の全長を比較的短くでき、コンパクトに配置できる。
具体的には、力布をパッド部材とエアバッグとの間に通過させて配置しようとするときに、例えば、パッド開口部と力布係止部とをエアバッグに対して車体幅方向の同一側に設けた場合と比較して、力布がパッド部材を覆う面積が大きくならず、力布の延ばし方も複雑にならなくて済む。
このとき、前記力布係止部は、車体幅方向において前記エアバッグよりも前記後部座席側の位置に配置されていると良い。
上記構成により、力布によって、エアバッグを車体前方側に安定して膨出させることができ、乗員が着座する後部座席側へのエアバッグ展開衝撃を抑制できる。
理由として、エアバッグを格納するベース格納部の車体幅方向において、車外側は剛性の高い車体ドアに支持されている一方で、車内側は弾性の高い後部座席に支持されている。すると、エアバッグの膨出展開方向が、一般に車体幅方向において弾性の高い後部座席側に引き寄せられる傾向となる。
そこで、後部座席側の位置に力布係止部を設けて、後部座席側を力布によって優先的にガイドすれば、エアバッグの膨出展開方向が安定するからである。
このとき、前記ベース格納部は、前記エアバッグ及び前記インフレータの車体後方側に配置される後壁部と、該後壁部の車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びる第1側壁部と第2側壁部と、を備え、前記力布係止部は、前記第1側壁部に設けられ、前記インフレータには、該インフレータを前記ベース格納部に組み付けるための被組み付け部が設けられ、該被組み付け部は、前記第1側壁部とは異なる壁部に組み付けられていると良い。
上記のように、力布係止部は、ベース格納部において第1側壁部に設けられ、インフレータを組み付けるための被組み付け部は、第1側壁部とは異なる壁部に組み付けられているため、互いに干渉することを抑制でき、力布及びインフレータの組み付け作業が効率化する。
このとき、前記ベース部材には、車体幅方向の両端部から連続して車体後方側に延びるベース外壁部及びベース内壁部と、が設けられ、前記ベース外壁部の車体前後方向の幅が、前記ベース内壁部の幅よりも狭いと良い。
上記構成により、ベース外壁部の車体前後方向の幅がベース内壁部の幅よりも狭いため、ベース部材においてベース外壁部周辺部分の組み付け作業が比較的容易になる。
このとき、前記ベース格納部、及び前記力布係止部を車体後方側から覆うリテーナ部材を備え、該リテーナ部材のうち、前記力布係止部を保持する部分には、前記力布が取り付けられる側とは反対側の面に補強部が形成されていると良い。
上記構成により、力布の支持剛性が向上するため、エアバッグが膨出展開するときに力布に比較的強い力が加わったとしても、力布が外れることなくエアバッグを安定してガイドできる。
このとき、前記表皮材は、一端側が各々前記表皮開裂部の位置で連結され、該表皮開裂部に対して前記車体側に配置されるアウタ表皮材と、前記後部座席側に配置されるインナ表皮材と、を備え、前記ベース部材には、車体幅方向の前記車体側に設けられ、前記アウタ表皮材の他端部を係止する係止爪と、車体幅方向の前記後部座席側に設けられ、前記インナ表皮材の他端部を木目込む木目込み溝と、が形成され、前記力布は、前記表皮材において前記インナ表皮材に一端側が取り付けられていると良い。
上記のように、表皮材のうち、インナ表皮材側が木目込み溝に木目込まれ、アウタ表皮材側が係止爪で係止されているため、インナ表皮材がアウタ表皮材よりも比較的支持剛性が低くなる。そこで、インナ表皮材に力布を取り付けることで、インナ表皮材を補強することができ、表皮材全体の支持剛性が向上する。
請求項1の発明によれば、力布がパッド部材を保護しながらエアバッグの膨出方向をガイドできる。その結果、パッド部材の飛散を抑制し、好適にエアバッグを膨出展開させることが可能となる。
請求項2の発明によれば、力布のガイド及び表皮開裂部の配置によって、エアバッグを車体前方側の真正面に向かって好適に膨出させることができる。
請求項3の発明によれば、表皮開裂部に一端側が取り付けられ、他端側がベース部材の力布係止部に係止されてパッド部材を覆っている力布の全長を比較的短くでき、コンパクトに配置できる。
請求項4の発明によれば、力布によって、エアバッグを車体前方側に一層安定して膨出展開でき、乗員が着座する後部座席側へのエアバッグ展開衝撃を抑制できる。
請求項5の発明によれば、力布係止部と、インフレータの被組み付け部とが互いに干渉することを抑制でき、力布及びインフレータの組み付け作業が効率化する。
請求項6の発明によれば、サイドエアバッグ装置の車体前後方向の省スペース化を果たすことができる。
そして、ベース外壁部の車体前後方向の幅がベース内壁部の幅よりも狭いため、ベース部材においてベース外壁部周辺部分の組み付け作業が比較的容易になる。そして、インフレータが組み付けられる第2側壁部が、ベース外壁部側に配置されているため、インフレータの組み付け作業が効率化する。
請求項7の発明によれば、力布の支持剛性が向上するため、エアバッグが膨出展開するときに力布に比較的強い力が加わったとしても、力布が外れることなくエアバッグを安定してガイドできる。
請求項8の発明によれば、表皮材のうち、インナ表皮材に力布を取り付けることで、インナ表皮材を補強することができ、表皮材全体の支持剛性が向上する。
本実施形態のサイドエアバッグ装置の配置を示す説明図である。 サイドエアバッグ装置のベース部材を正面側から見たときの斜視図である。 ベース部材を背面側から見たときの斜視図である。 ベース部材とリテーナ部材の組み付け構造を説明する分解斜視図である。 インフレータの組み付け軸と組み付け部材の組み付け構造を説明する分解斜視図である。 図1のA−A断面図であって、エアバッグが格納された状態を示す図である。 図1のA−A断面図であって、エアバッグが膨出した状態を示す図である。 第2実施例を示す図1のA−A断面図であって、エアバッグが格納された状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図1〜図8を参照しながら説明する。
本実施形態は、車体と後部座席との間に設けられるサイドエアバッグ装置であって、エアバッグ及びインフレータを格納するベース部材と、ベース部材の車体前方側の位置に載置されるパッド部材と、ベース部材及びパッド部材を車体前方側から覆う表皮材と、エアバッグの膨出方向をガイドする力布と、を備え、力布は、表皮材の表皮開裂部に一端が縫着され、一端から連続してパッド部材を覆うように延びて、他端がベース部材に設けられた力布係止部に係止されており、パッド部材とエアバッグとの間を通過していることを特徴とするサイドエアバッグ装置の発明に関するものである。
本実施形態のサイドエアバッグ装置Sは、車体側方から着座者に加えられる衝撃を緩和するための装置であって、図1に示すように、車体幅方向において後部座席1の背もたれ部となるシートバック1aと、車体2の車体ドア2aとの間に配置されている。
なお、サイドエアバッグ装置Sは、後部座席1の車体幅方向の左右外側にそれぞれ1つずつ配置されている。
サイドエアバッグ装置Sは、図2に示すように、膨出可能なエアバッグ10と、エアバッグ10の内部にガスを供給するインフレータ11と、折り畳まれた状態のエアバッグ10及びインフレータ11を格納するベース部材20と、図3に示すように、ベース部材20に格納されたエアバッグ10及びインフレータ11を車体後方側から保持するリテーナ部材30と、インフレータ11に接続され、インフレータ11に点火用電力を供給するハーネス40と、を主に備えている。
また、サイドエアバッグ装置Sは、図6に示すように、ベース部材20の車体前方側の位置に載置されるパッド部材50と、ベース部材20及びパッド部材50を車体前方側から覆う表皮材60と、表皮材60に一端部が縫着され、他端部がベース部材20の力布係止部27に係止され、エアバッグ10の膨出方向をガイドする力布70と、を備えている。
エアバッグ10は、車体側方から衝撃が加わったときに、図6に示す折り畳まれた状態から、図7に示すように車体前方側に向かって風船状に膨出展開する袋状部材からなる。
詳しく言うと、エアバッグ10に連結され、ガス発生源となるインフレータ11からエアバッグ10の内部に向かってガスが供給されることで、エアバッグ10が膨出する。
インフレータ11は、図2に示すように、長尺な略円柱形状のガス発生装置からなり、上下方向に長尺となるように配置されている。
インフレータ11は、その外表面よりも車体前方側に突出してエアバッグ10内部に直接連結される不図示のエアバッグ連結部と、上端部に形成され、ハーネス40に接続される図3に示すハーネス接続部12と、外表面よりも車体側方側に突出し、ベース部材20及びリテーナ部材30に組み付けられる図4に示す組み付け軸部13と、を備えている。
上記構成において車体側方から衝撃が加わったときには、車体上において着座者の足下側に配置された不図示の車両用バッテリーからハーネス40を介してインフレータ11に点火用電力が供給され、エアバッグ10が着座者の側方で膨出展開することになる。
エアバッグ10及びインフレータ11は、ベース部材20に設けられた後述のベース格納部24に格納されている。
ベース部材20は、サイドエアバッグ装置Sの基板となる樹脂製のフレーム部材からなり、図2に示すように、エアバッグ10及びインフレータ11を格納するものである。
ベース部材20は、車体側方から見て略逆L字形状からなり、車体幅方向においてシートバック1aと車体ドア2aの間に配置されており、上端部及び下端部がそれぞれ車体部材に着脱可能に取り付けられている。
ベース部材20は、図2又は図3に示すように、後部座席1と車体2との間に配置されるベース本体部21と、ベース本体部21の車体幅方向の両端部から連続して車体後方側に延びるベース外壁部22とベース内壁部23と、から主に構成されている。
ベース本体部21は、略逆L字形状の板状部材からなり、構成要素として車体幅方向において略中央部分よりもやや車体外側寄りに一体的に形成され、車体後方側に窪んだベース格納部24を備えている。
ベース外壁部22は、略矩形状の板状部材からなり、車体2の車体ドア2aと対向する部分に配置されており、ベース外壁部22の延出端部には、上下方向に所定の間隔を空けて複数設けられ、表皮材60の一端部を係止する係止爪22aが一体的に形成されている。
ベース内壁部23は、同様に略矩形状の板状部材からなり、後部座席1のシートバック1aと対向する部分に配置されており、ベース内壁部23の延出端部には、上下方向に長尺に延びて設けられ、表皮材60の他端部を木目込む木目込み溝23aが一体的に形成されている。
ベース外壁部22の車体前後方向の幅は、ベース内壁部23の幅よりも狭くなうように形成されている。
ベース格納部24は、図2又は図3に示すように、車体前方側に開口部分を有する上下方向に長尺な箱体からなり、略凸形状の内部空間を備えており、エアバッグ10及びインフレータ11がベース格納部24の内部空間内の底部分に着脱可能に格納されている。
ベース格納部24は、エアバッグ10及びインフレータ11の車体後方側に配置される後壁部24aと、後壁部24aの車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びて、車体幅方向の車外側に配置される外側壁部24bと車内側に配置される内側壁部24cと、を備えている。
また、ベース格納部24の上端にあたる上壁部分には、インフレータ11の上端部分が露出するように設けられた開口部分が形成されている。
外側壁部24bには、図3に示すように、インフレータ11のハーネス接続部12に対向する部分において、ハーネス40の一部を支持可能な切欠き部25が設けられている。
内側壁部24cには、図4に示すように、上下方向に所定の間隔を空けて2つ張り出すように形成され、力布70の他端部を係止可能な力布係止部27と、上下方向に所定の間隔を空けて2つ形成され、2つの力布係止部27の間に配置され、インフレータ11の組み付け軸部13を挿通可能なベース穴部28と、ベース穴部28から連続して車体前方側に切り欠かれ、組み付け軸部13が挿通可能なスリット部28aと、が設けられている。
なお、組み付け軸部13は、特許請求の範囲においてインフレータの被組み付け部に相当する。
リテーナ部材30は、エアバッグ10及びインフレータ11を車体後方側から保持する金属製の保持部材からなり、図3に示すように、ベース格納部24に車体後方側から装着されている。
リテーナ部材30は、略コ字形状からなり、ベース格納部24の車体後方側に配置される後壁部30aと、後壁部30aの車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びて、車外側に配置される外側壁部30bと車内側に配置される内側壁部30cと、を備えている。
外側壁部30b、内側壁部30cは、それぞれベース格納部24の外側壁部24b、内側壁部24cに沿わせて配置されている。
外側壁部30bには、図3に示すように、ベース部材20の切欠き部25に対向する部分に形成され、ハーネス40の一部を支持可能な切欠き部31が設けられている。
内側壁部30cには、図4に示すように、上下方向に所定の間隔を空けて2つ張り出すように形成され、力布70が係止された力布係止部27を保持する力布保持部32と、上下方向に所定の間隔を空けて2つ形成され、2つの力布保持部32の間に配置され、インフレータ11の組み付け軸部13を挿通可能なリテーナ穴部33と、リテーナ穴部33から連続して車体前方側に切り欠かれ、組み付け軸部13が挿通可能なスリット部33aと、リテーナ穴部33の周縁部分においてインフレータ11側に窪むように形成され、組み付け部材35が嵌合可能な嵌合凹部34と、が設けられている。
力布保持部32は、図4に示すように、略L字形状からなり、内側壁部30cの一部が車内側に折り曲げられて形成されている。
力布保持部32には、力布70が取り付けられる側とは反対側の面に補強部に相当するビードが形成されている。そのため、力布保持部32の支持剛性が向上している。
なお、補強部としては、ビード形状のほか、段付き形状等を採用しても良い。
リテーナ穴部33とベース穴部28とは、リテーナ部材30及びベース格納部24が組み付けられた状態で互いに連通するように配置されている。
具体的には、リテーナ部材30の嵌合凹部34が、ベース穴部28の内部に嵌合することで、リテーナ部材30とベース格納部24とが組み付けられる。
上記構成において、図5に示すように、インフレータ11の組み付け軸部13がベース穴部28及びリテーナ穴部33を挿通し、その挿通端部が組み付けナットに相当する組み付け部材35に組み付けられることで、インフレータ11、ベース部材20及びリテーナ部材30がそれぞれ固定されている。
そして、組み付け軸部13に組み付け部材35が組み付けられると、組み付け部材35がリテーナ部材30の嵌合凹部34内部に嵌め込まれて収容され、コンパクトな配置が可能となる。
また上記構成において、図4に示すように、ベース格納部24にはスリット部28aが形成されているため、ベース格納部24内部にインフレータ11を格納するときに、インフレータ11の組み付け軸部13を斜めに傾けながらスリット部28aに一部挿通させて、さらにインフレータ11を回転させながら挿し込ませることができる。
その結果、組み付け軸部13とベース格納部24との干渉を抑制することができ、インフレータ11の格納作業が容易になる。
また上記構成において、図5に示すように、リテーナ部材30にはスリット部33aが形成されているため、ベース格納部24の背面にリテーナ部材30を装着するときに、インフレータ11のうち、ベース格納部24のベース穴部28から露出した組み付け軸部13と、リテーナ部材30とが互いに干渉してしまうことを抑制でき、リテーナ部材30の装着作業が容易になる。
ハーネス40は、インフレータ11に点火用電力を供給するワイヤーハーネスであって、複数の電気配線をコルゲートチューブでまとめ、カプラを端部に取り付けたものからなる。
ハーネス40は、図3に示すように、インフレータ11の上端部にあるハーネス接続部12に上端部41が接続され、下端部42が車体上において着座者の足下側に配置される車両用バッテリーに接続されており、上下方向に長尺となるように延びている。
ハーネス40は、図3に示すように、インフレータ11のハーネス接続部12に接続された上端部41から車体幅方向の外側に延びて、ベース格納部24の切欠き部25、及びリテーナ部材30の切欠き部31に上端部分が取り付けられ支持されている。
このとき、ハーネス40の外表面には、コルゲートチューブを巻くことで凹凸形状が形成されており、ハーネス40と切欠き部25,31とを互いに掛け止めすることで、ハーネス40を位置決めし、支持させることができる。
パッド部材50は、図6に示すように、ベース部材20と表皮材60との間に載置されるクッション材からなり、ベース部材20の車体前方側の全面にわたって載置されており、ベース部材20の所定位置に設けられた不図示のパッド取り付け部に固定されることで、パッド部材50とベース部材20とが連結されている。
パッド部材50には、ベース格納部24に対向する部分において、詳しく言うと、ベース格納部24のうち、外側壁部24b側の対向する部分において、車体前後方向に貫通したパッド開口部51が形成されている。
パッド部材50は、パッド開口部51よりも車外側に配置されるアウタパッド部材50aと、パッド開口部51よりも車内側に配置されるインナパッド部材50bと、を一体的に備えている。
パッド開口部51は、上下方向に長尺な開口部分であり、表皮材60側からベース部材20側に向かって力布70が挿通されている。
パッド開口部51と、力布係止部27とは、エアバッグ10に対して互いに車体幅方向の反対側に位置している。
上記構成において、図7に示すようにエアバッグ10が膨出展開したときには、パッド部材50は、車体幅方向においてパッド開口部51を分岐点としてアウタパッド部材50aとインナパッド部材50bとに分かれて展開される。
このとき、エアバッグ10の膨出方向が力布70によってガイドされるため、ベース格納部24の車体前方にあるパッド部材50の一部が飛散することなく、好適にエアバッグ10を展開させることができる。
詳しく言うと、エアバッグ10の膨出展開後、アウタパッド部材50aは、所定位置からほぼ移動することなく設けられており、インナパッド部材50bは、その一部が力布70と共に車体前方側に展開されることになる。
表皮材60は、図6に示すように、ベース部材20及びパッド部材50を車体前方側から覆うカバー部材からなり、車体幅方向の略中央部分であって、ベース格納部24の略中央部分に対応する位置には、エアバッグ10の膨出展開時に開裂する部分となる表皮開裂部61が形成されている。
表皮材60は、一端部が各々表皮開裂部61の位置で連結され、表皮開裂部61に対して車外側に配置されるアウタ表皮材62と、車内側に配置されるインナ表皮材63と、から主に構成されている。
アウタ表皮材62の車外側の他端部62aが、ベース外壁部22の係止爪22aに上下方向にわたって係止されており、インナ表皮材63の車内側の他端部63aがベース内壁部23の木目込み溝23aに木目込まれている。
具体的には、アウタ表皮材62の他端部62aには、係止爪22aに係止させるための係止孔が上下方向にわたって形成されており、インナ表皮材63の他端部63aには、木目込み溝23aに木目込むための樹脂製のトリムコードが縫着されている。
上記構成において、図7に示すようにエアバッグ10が膨出展開したときには、表皮材60は、表皮開裂部61を分岐点としてアウタ表皮材62とインナ表皮材63とに分かれて展開される。
表皮開裂部61は、車体幅方向においてエアバッグ10に重なる位置に配置されている。
力布70は、エアバッグ10の膨出展開方向を車体前方側にガイドする布部材からなる。
力布70は、図6に示すように、表皮材60の表皮開裂部61に一端部71が取り付けられ、一端部71から連続してパッド部材50を覆うように延びて、ベース部材20の力布係止部27に他端部72が係止されている。
具体的には、力布70は、インナ表皮材63側の表皮開裂部61に縫着された一端部71から連続してインナパッド部材50bの前面を沿うように車外側に延びて、パッド開口部51に対向する部分まで到達している。
そして、力布70は、パッド開口部51を通過してインナパッド部材50bの車外側面及び背面を沿うように連続して延びて、ベース格納部24の所定位置に設けられた不図示の力布挿通孔まで到達している。
このとき、力布70は、車体前後方向においてパッド部材50とエアバッグ10との間を通過するように延びている。
そして、力布70は、ベース格納部24に設けられた力布挿通孔を通過して力布係止部27まで連続して延びて、力布係止部27に係止される。
このとき、力布70の他端部72には、力布係止部27に係止するための樹脂製のトリムコードが縫着されている。
上記構成において、図7に示すようにエアバッグ10が膨出展開したときには、力布70は、エアバッグ10の膨出方向を表皮材60の表皮開裂部61側にガイドする。
また、力布70の一端部71側は、インナパッド部材50b及びインナ表皮材63と共に車体前後方向の前方側に展開され、また車体幅方向の車内側に展開されることになる。
<サイドエアバッグ装置の第2実施形態>
次に、サイドエアバッグ装置Sの第2実施例について、図8に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、上述したサイドエアバッグ装置Sと重複する内容は説明を省略する。
第2実施例に係るサイドエアバッグ装置Sでは、図8に示すように、ベース部材120のベース格納部124において、インフレータ11の組み付け軸部13が外側壁部124b側に組付けられている構成が異なっている。
ベース格納部124において、インフレータ11の組み付け軸部13は外側壁部124b側に組み付けられ、力布70の他端部72は、内側壁部124c側に配置された力布係止部127に係止されている。
また、ベース格納部124において、外側壁部124bに設けられたベース穴部128と、内側壁部124cに設けられた力布係止部127とは、上下方向において重ならない位置に形成されている。
そして、ベース格納部124の背面には、エアバッグ10及びインフレータ11を車体後方側から保持するためのリテーナ部材130が装着されている。
上記構成により、ベース格納部124において、インフレータ11の組み付け軸部13が組み付けられるベース穴部128と、力布係止部127とが異なる壁部に形成されているため、互いに干渉を抑制してコンパクトに配置できる。
また、インフレータ11の組み付け軸部13が、ベース部材120背面のうち、インフレータ11に対して車外側の位置に配置されており、比較的スペースを確保し易い位置となるため、省スペース化及び力布の組み付け作業の効率化を果たすことができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態において、サイドエアバッグ装置Sでは、図3又は図4に示すように、ベース部材20のベース格納部24において、ハーネス40が外側壁部24b側に配置され、力布70の他端部72、及びインフレータ11の組み付け軸部13がそれぞれ内側壁部24c側に配置されているが、それぞれの配置を適宜変更可能である。
例えば、ベース格納部24において、ハーネス40が後壁部24a側に配置され、インフレータ11の組み付け軸部13が外側壁部24b側に配置され、力布70の他端部72がそのまま内側壁部24c側に配置される構成にしても良い。このように構成すれば、互いに干渉を抑制してコンパクトに配置することができる。
上記実施形態において、表皮開裂部61は、図6に示すように、車体幅方向においてエアバッグ10に重なる位置に配置されているが、これに限定されることなく、例えば、表皮開裂部61と力布係止部27とが、エアバッグ10に対して互いに車体幅方向の反対側となるように配置されていても良い。
このように構成することで、表皮開裂部に一端側が取り付けられ、他端側がベース部材の力布係止部に係止されてパッド部材を覆っている力布の全長を比較的短くできる。
具体的には、表皮開裂部と力布係止部とが、エアバッグに対して互いに車体幅方向の同一側に配置されるような場合と比較して、図6に示すように、力布がパッド部材を覆う面積が少なくて済むため、力布の全長を短くできる。
上記実施形態において、パッド開口部51は、図6に示すように、エアバッグ10に対して車外側に配置される一方で、力布係止部27はエアバッグ10に対して車内側に配置されているが、エアバッグ10に対して互いに逆側の位置に配置されても良い。
このように構成しても、エアバッグ10とパッド部材50との間を通過する力布70の全長を比較的短くでき、コンパクトに延ばすことができる。
上記実施形態において、力布70は、エアバッグ10の膨出方向をガイドするガイド部材として、エアバッグ10とパッド部材50との間を通過して、図6に示すような位置に配置されているが、適宜変更可能である。
すなわち、力布70は、その一端部71が表皮材60の所定位置に取り付けられ、他端部72がベース部材20の所定位置に取り付けられ、パッド部材50の一部を覆うように延びてエアバッグ10とパッド部材50との間を通過しているものであれば良い。
上記実施形態において、パッド部材50は一体物として形成されているが、これに限定されることなく、例えば、アウタパッド部材50aとインナパッド部材50bとが別物として形成されていても良い。
また、パッド部材50は、少なくともベース部材20のうち、ベース格納部24の車体前方側の位置に載置されていれば良い。このように、少なくともベース格納部24の前方位置に載置されていれば、サイドエアバッグ装置Sの車体前方面が部分的に凹むようなことがなく、略面一な外表面を形成することができる。
上記実施形態では、具体例として自動車の後部座席に用いられるサイドエアバッグ装置Sについて説明したが、これに限定されることなく、自動車の前部座席、電車、バス等の車両用シート、飛行機、船等の乗物用シート等に利用されるものであっても良い。
本実施形態では、主として本発明に係るサイドエアバッグ装置Sに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、サイドエアバッグ装置Sを構成するベース部材20、パッド部材50、表皮材60及び力布70の配置や構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
S サイドエアバッグ装置
1 後部座席
1a シートバック
2 車体
2a 車体ドア
10 エアバッグ
11 インフレータ
12 ハーネス接続部
13 組み付け軸部
20、120 ベース部材
21 ベース本体部
22 ベース外壁部
22a 係止爪
23 ベース内壁部
23a 木目込み溝
24、124 ベース格納部
24a 後壁部
24b、124b 外側壁部
24c、124c 内側壁部
25 切欠き部
27、127 力布係止部
28、128 ベース穴部
28a スリット部
30、130 リテーナ部材
30a 後壁部
30b 外側壁部
30c 内側壁部
31 切欠き部
32 力布保持部
33 リテーナ穴部
33a スリット部
34 嵌合凹部
35 組み付け部材
40 ハーネス
41 上端部
42 下端部
50 パッド部材
50a アウタパッド部材
50b インナパッド部材
51 パッド開口部
60 表皮材
61 表皮開裂部
62 アウタ表皮材
62a 他端部
63 インナ表皮材
63a 他端部
70 力布
71 一端部
72 他端部

Claims (8)

  1. 車体と後部座席との間に設けられるサイドエアバッグ装置であって、
    膨出可能なエアバッグと、
    該エアバッグの内部にガスを供給するインフレータと、
    折り畳まれた状態の前記エアバッグ及び前記インフレータを格納するベース格納部を有するベース部材と、
    該ベース部材のうち、少なくとも前記ベース格納部の車体前方側の位置に載置されるパッド部材と、
    前記ベース部材及び前記パッド部材を車体前方側から覆う表皮材と、
    該表皮材に一端側が取り付けられ、該一端側から連続して前記パッド部材を覆うように延びて、他端側が前記ベース部材に設けられた力布係止部に係止され、前記エアバッグの膨出方向をガイドする力布と、を備え、
    該力布は、前記パッド部材と前記エアバッグとの間を通過していることを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  2. 前記力布は、前記表皮材に設けられた表皮開裂部に一端側が取り付けられ、前記エアバッグの膨出方向を前記表皮開裂部側にガイドし、
    該表皮開裂部は、車体幅方向において前記エアバッグに重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
  3. 前記パッド部材には、前記力布を前記表皮材側から前記ベース部材側に向かって挿通可能なパッド開口部が形成され、
    該パッド開口部と、前記力布係止部とは、前記エアバッグに対して互いに車体幅方向の反対側に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載のサイドエアバッグ装置。
  4. 前記力布係止部は、車体幅方向において前記エアバッグよりも前記後部座席側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は3に記載のサイドエアバッグ装置。
  5. 前記ベース格納部は、前記エアバッグ及び前記インフレータの車体後方側に配置される後壁部と、該後壁部の車体幅方向の両端部から連続して車体前方側に延びる第1側壁部及び第2側壁部と、を備え、
    前記力布係止部は、前記第1側壁部に設けられ、
    前記インフレータには、該インフレータを前記ベース格納部に組み付けるための被組み付け部が設けられ、
    該被組み付け部は、前記第1側壁部とは異なる壁部に組み付けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
  6. 前記ベース部材には、車体幅方向の両端部から連続して車体後方側に延びるベース外壁部とベース内壁部と、が設けられ、
    前記ベース外壁部の車体前後方向の幅が、前記ベース内壁部の幅よりも狭いことを特徴とする請求項5に記載のサイドエアバッグ装置。
  7. 前記ベース格納部、及び前記力布係止部を車体後方側から覆うリテーナ部材を備え、
    該リテーナ部材のうち、前記力布係止部を保持する部分には、前記力布が取り付けられる側とは反対側の面に補強部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
  8. 前記表皮材は、一端側が各々前記表皮開裂部の位置で連結され、該表皮開裂部に対して前記車体側に配置されるアウタ表皮材と、前記後部座席側に配置されるインナ表皮材と、を備え、
    前記ベース部材には、車体幅方向の前記車体側に設けられ、前記アウタ表皮材の他端部を係止する係止爪と、車体幅方向の前記後部座席側に設けられ、前記インナ表皮材の他端部を木目込む木目込み溝と、が形成され、
    前記力布は、前記表皮材において前記インナ表皮材に一端側が取り付けられていることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
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