JP2016020104A - 前面衝突用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の斜め衝突時又は微小ラップ衝突時において、乗員の頭部に対する反力を良好に作用させる。
【解決手段】運転席用エアバッグ装置30では、前突用インフレータ34が2段階にガスを噴出可能に構成されている。そして、前突用インフレータ34の2段目の作動タイミングが、正面衝突時に比べて斜め衝突時又は微小ラップ衝突時の方が遅くなるように設定されている。具体的には、斜め衝突時又は微小ラップ衝突時において運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たる直前に前突用インフレータ34の2段目の作動が開始する。このため、運転席エアバッグ32内の圧力が動圧となる運転席エアバッグ32に運転者Dの頭部を当接させることができる。これにより、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たるまでの時間が正面衝突時に比べて遅くなる斜め衝突時又は微小ラップ衝突時においても、運転者Dの頭部に対して良好な反力を作用させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、前面衝突用エアバッグ装置に関する。
下記特許文献1には、フロントメインチャンバ及びサブチャンバを有するカーテンエアバッグ装置と、運転席用エアバッグを有する運転席用エアバッグ装置と、が開示されている。具体的には、フロントメインチャンバと運転席用エアバッグとの間の隙間を車両前側からサブチャンバが塞ぐように構成されている。そして、車両の微小ラップ衝突時に慣性力によって車幅方向外側斜め前方へ移動する乗員の頭部が上記隙間に突入した場合には、乗員の頭部をサブチャンバによって受け止めるようになっている。なお、車両用エアバッグ装置としては、下記特許文献2〜特許文献5に記載されたものがある。
特開2014−37159号公報 特開平6−239195号公報 特開2007−153224号公報 特開2013−133049号公報 特開2014−501205号公報
しかしながら、上記車両用エアバッグ装置では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、車両の微小ラップ衝突時に乗員の頭部が上記隙間に突入するときには、乗員の頭部が先ず運転席用エアバッグの外周部(ステアリングホイールよりも径方向外側部)及びフロントメインチャンバに当たる。このため、運転席用エアバッグにおいて反力の出し難い部位に乗員の頭部が当たる。
また、車両の微小ラップ衝突時では、乗員の頭部が運転席用エアバッグに当たるまでの時間が、車両の正面衝突時に比べて遅くなる。このため、運転席用エアバッグによって乗員の頭部を拘束するときに、運転席用エアバッグ内の圧力が下がり、乗員の頭部に対する反力を良好に作用させることができなくなる可能性がある。したがって、上記車両用エアバッグ装置では、この点において改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮し、車両の斜め衝突時又は微小ラップ衝突時において、乗員の頭部に対する反力を良好に作用させることができる前面衝突用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の前面衝突用エアバッグ装置は、作動することでガスを2段階に噴出する前面衝突用インフレータと、前記前面衝突用インフレータからのガスの供給を受けて乗員の車両前側で膨張展開されると共に、前記乗員の車幅方向外側で膨張展開される側面衝突用エアバッグの車幅方向内側に隣接して配置される前面衝突用エアバッグと、車両の前面衝突時に前記前面衝突用インフレータを作動させると共に、車両の前面衝突が正面衝突である場合には、前記前面衝突用インフレータの1段目の作動と同時又は第1所定時間経過後に前記前面衝突用インフレータの2段目の作動を開始させ、車両の前面衝突が斜め衝突又は微小ラップ衝突である場合には、前記前面衝突用インフレータの1段目の作動開始から前記第1所定時間よりも遅い第2所定時間経過後に前記前面衝突用インフレータの2段目の作動を開始させる制御部と、を備えている。
請求項1に記載の前面衝突用エアバッグ装置では、前面衝突用インフレータがガスを2段階に噴出するインフレータとして構成されている。そして、車両の前面衝突時に制御部によって前面衝突用インフレータが作動すると、前面衝突用インフレータから噴出されたガスの供給を受けて前面衝突用エアバッグが乗員の車両前側で膨張展開される。また、前面衝突用エアバッグの膨張展開状態では、乗員の車幅方向外側で膨張展開される側面衝突用エアバッグの車幅方向内側に前面衝突用インフレータが隣接して配置される。このため、車両の斜め衝突時又は微小ラップ衝突時において、慣性力によって車幅方向外側斜め前方へ移動する乗員の頭部が、前面衝突用エアバッグ及び側面衝突用エアバッグによって拘束される。
ここで、車両の前面衝突が正面衝突である場合には、インフレータの1段目の作動と同時又は第1所定時間経過後にインフレータの2段目の作動が開始される。また、車両の前面衝突が斜め衝突又は微小ラップ衝突である場合には、前面衝突用インフレータの1段目の作動開始から第1所定時間よりも遅い第2所定時間経過後に前面衝突用インフレータの2段目の作動が開始される。すなわち、インフレータの2段目の作動タイミングが、車両の正面衝突時に比べて車両の斜め衝突時又は微小ラップ衝突時の方が遅くなるように設定されている。このため、前面衝突用エアバッグ内の圧力が動圧となる状態のときに、乗員の頭部が前面衝突用エアバッグに当たるように設定できる。これにより、乗員の頭部が前面衝突用エアバッグに当たるまでの時間が正面衝突時に比べて遅くなる斜め衝突時又は微小ラップ衝突時においても、前面衝突用エアバッグから乗員の頭部に対する反力を良好に作用させることができる。
以上説明したように、本発明の前面衝突用エアバッグ装置によれば、車両の斜め衝突時又は微小ラップ衝突時において、乗員の頭部に対する反力を良好に作用させることができる。
本実施の形態に係る運転席用エアバッグ装置が適用された車両のキャビン内の前部における左側部分を示す平面図であり、運転席エアバッグ及びカーテンエアバッグが膨張展開された状態を示す平面図である。 (A)は、自動車の斜め衝突時又は微小ラップ衝突時に作動する前面衝突用インフレータのタンク圧力を示すグラフであり、(B)は、(A)の前面衝突用インフレータが作動したときの運転席エアバッグ内の圧力を示すグラフである。 (A)は、比較例において自動車の斜め衝突時又は微小ラップ衝突時に作動する前面衝突用インフレータのタンク圧力を示すグラフであり、(B)は、(A)の前面衝突用インフレータが作動したときの運転席エアバッグ内の圧力を示すグラフである。 自動車の斜め衝突時又は微小ラップ衝突時における運転者の頭部に作用する衝撃荷重を比較例と比較して説明するためのグラフである。
以下、図面を用いて本実施の形態に係る「前面衝突用エアバッグ装置」としての運転席用エアバッグ装置30について説明する。なお、図1に示す矢印FR、矢印LHは、それぞれ運転席用エアバッグ装置30が適用された自動車(車両)Vの前側、車幅方向の一方側である左側を示している。以下、単に前後、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両(前方を向いた場合)の左右を示すものとする。
図1には、運転席用エアバッグ装置30が適用された自動車VのキャビンC内の前部における左側部分が模式的な平面図にて示されている。なお、図1では、後述する運転席用エアバッグ装置30の運転席エアバッグ32及びカーテンエアバッグ装置40のカーテンエアバッグ42が膨張展開された状態が示されている。この図に示されるように、キャビンC内の前部における左側部分には、運転席用の車両用シート10が配置されている。この車両用シート10は、乗員D(以下、「運転者D」という)が着座するシートクッション12と、運転者Dの背部を支えるシートバック14と、を含んで構成されており、シートバック14の下端部がシートクッション12の後端部に連結されている。
また、車両用シート10には、乗員拘束用のシートベルト装置(図示省略)が設けられており、シートベルト装置は所謂3点式シートベルト装置とされている。このため、運転者Dの腰部がラップベルトによって拘束されると共に、運転者Dの上体がショルダベルトによって拘束されるようになっている。
車両用シート10の前側には、車幅方向に延びるインストルメントパネル16が設けられている。このインストルメントパネル16における車幅方向の車両用シート10側部分には、ステアリングホイール18が配置されている。ステアリングホイール18は、ステアリングコラム20を介して支持されて、インストルメントパネル16に対して後側(車両用シート10側)に配置されている。
(運転席用エアバッグ装置30について)
運転席用エアバッグ装置30はステアリングコラム20に設けられている。また、運転席用エアバッグ装置30は、「前面衝突用エアバッグ」としての運転席エアバッグ32と、ガスを噴出して運転席エアバッグ32に供給する前面衝突用インフレータ34(以下、「前突用インフレータ34」という)と、運転席エアバッグ32及び前突用インフレータ34を収容するエアバッグケース36(広義には「ケース」として把握される要素である)と、を含んで構成されている。
エアバッグケース36は、後側(運転者D側)へ開放された略箱形状に形成されて、ステアリングコラム20の後端部に固定されている。そして、エアバッグケース36の後端側の開口部が、図示しないステアリングホイールパッドによって閉止されている。運転席エアバッグ32は、一例として複数の基布の外周部を縫製することにより袋状に構成されている。また、運転席エアバッグ32には、図示しない位置においてベントホールが形成されている。さらに、運転席エアバッグ32の基端側に前突用インフレータ34が内蔵されており、運転席エアバッグ32が折り畳まれた状態で前突用インフレータ34と共にエアバッグケース36内に収納されている。そして、運転席エアバッグ32が前突用インフレータ34からガスの供給を受けると、運転席エアバッグ32の膨張圧によってステアリングホイールパッドが開裂されて、運転席エアバッグ32が運転者Dの前側で膨張展開されるようになっている。これにより、前方へ移動する運転者Dを運転席エアバッグ32によって拘束するように構成されている。
また、前突用インフレータ34は、2段階にガスを噴出可能に構成された所謂デュアルインフレータとされている。そして、前突用インフレータ34は、「制御部」としてのエアバッグECU50に電気的に接続されており、エアバッグECU50の制御によって前突用インフレータ34が作動するようになっている。なお、前突用インフレータ34の作動タイミングについては後述する。
(カーテンエアバッグ装置40について)
カーテンエアバッグ装置40は、「側面衝突用エアバッグ」としてのカーテンエアバッグ42と、カーテンエアバッグ42に接続され且つガスを噴出してカーテンエアバッグ42に供給する側面衝突用インフレータ44(以下、「側突用インフレータ44」という)と、を含んで構成されている。カーテンエアバッグ42は、前後方向を長手方向とする略長尺状に折り畳まれて、自動車Vのフロントピラー22、ルーフサイドレール24、及びリヤピラー(図示省略)の内側に配設されている。また、カーテンエアバッグ42は、運転者Dの車幅方向外側で膨張展開されるメインチャンバ42Aと、メインチャンバ42Aの前側で且つステアリングホイール18の略車幅方向外側で膨張展開されるディレイチャンバ42Bと、を含んで構成されている。このメインチャンバ42Aとディレイチャンバ42Bとは、図示しない連通路を介して互いに連通されており、メインチャンバ42Aの膨張展開に遅れてディレイチャンバ42Bが膨張展開されるようになっている。そして、カーテンエアバッグ42の膨張展開状態では、運転席エアバッグ32が、前後方向において、メインチャンバ42Aとディレイチャンバ42Bとの間に配置されると共に、メインチャンバ42Aの車幅方向内側に隣接して(隙間がないよう)配置される構成となっている。これにより、左斜め前方へ移動する運転者Dの頭部を運転席エアバッグ32及びメインチャンバ42Aによって拘束するように構成されている。
また、側突用インフレータ44は、前後方向を長手方向とする略円柱状に形成されると共に、ルーフサイドレール24の内側に配設されている。そして、側突用インフレータ44がエアバッグECU50に電気的に接続されており、エアバッグECU50の制御によって側突用インフレータ44が作動するようになっている。なお、側突用インフレータ44の作動タイミングについては後述する。
(エアバッグECU50について)
エアバッグECU50は衝突センサ52に電気的に接続されている。衝突センサ52は、一例として、自動車Vの前端部における車幅方向両側に設けられた左右一対の加速度センサによって構成されている。そして、衝突センサ52からエアバッグECU50へ出力される信号に基づいて、自動車Vの前面衝突の形態(詳しくは、自動車Vの前面衝突が正面衝突であるのか、或いは斜め衝突又は微小ラップ衝突であるのか)をエアバッグECU50が判定するように構成されている。具体的には、一対の加速度センサからエアバッグECU50へ信号が出力された場合には、自動車Vの前面衝突を正面衝突であるとエアバッグECU50が判定する。一方、一対の加速度センサの一方からエアバッグECU50へ信号が出力された場合には、自動車Vの前面衝突を斜め衝突又は微小ラップ衝突であるとエアバッグECU50が判定する。そして、エアバッグECU50による判定結果に基づいて、前突用インフレータ34及び側突用インフレータ44をエアバッグECU50が作動させるようになっている。
ここで、斜め衝突(MDB斜突、オブリーク衝突)とは、例えばNHSTAにて規定される斜め前方(一例として、衝突相手方との相対角15°、車幅方向のラップ量35%程度の衝突)とされる。この実施形態では、一例として相対速度90km/hrでの斜め衝突が想定されている。また、微小ラップ衝突とは、自動車Vの前面衝突のうち、例えばIIHSにて規定される衝突相手方との車幅方向のラップ量が25%以下の衝突とされる。例えば車体骨格であるフロントサイドメンバに対する車幅方向外側への衝突が微小ラップ衝突に該当する。この実施形態では、一例として相対速度64km/hrでの微小ラップ衝突が想定されている。
(前突用インフレータ34及び側突用インフレータ44の作動タイミングについて)
エアバッグECU50が自動車Vの前面衝突を正面衝突であると判定した場合には、自動車Vの衝突開始から20msec経過後に前突用インフレータ34の1段目の作動が開始するように構成されている。そして、前突用インフレータ34の2段目の作動は、前突用インフレータ34の1段目の作動と同時又は1段目の作動開始から5msec(第1所定時間)経過後に開始するように構成されている。なお、本実施の形態では、前突用インフレータ34の1段目及び2段目の作動が同時に開始するように構成されている。
一方、エアバッグECU50が自動車Vの前面衝突を斜め衝突又は微小ラップ衝突であると判定した場合には、衝突開始から20msec経過後に前突用インフレータ34の1段目の作動及び側突用インフレータ44の作動が開始するように構成されている。そして、前突用インフレータ34の1段目の作動開始から略20〜30msec(第2所定時間)経過後(本実施の形態では、30msec経過後)に、前突用インフレータ34の2段目の作動が開始するように構成されている。つまり、本実施の形態では、自動車Vの前面衝突が斜め衝突又は微小ラップ衝突である場合には、自動車Vの前面衝突が正面衝突である場合と比べて、前突用インフレータ34の2段目の作動タイミングが遅くなるように設定されている。
ここで、詳細については後述するが、上述のように規定された斜め衝突又は微小ラップ衝突に基づくダミー人形を用いた自動車Vの衝突試験では、自動車Vの衝突開始から運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32及びメインチャンバ42Aに当接するまでの当接時間が略70msecであることが判明されている。また、運転者Dの体格や着座位置等を考慮した場合においても、上記当接時間が略60msec〜80msecであることが判明されている。そして、本実施の形態では、上述したように、自動車Vの斜め衝突又は微小ラップ衝突において衝突開始から50msec経過後に前突用インフレータ34の2段目の作動が開始する構成とされている。このため、自動車Vの斜め衝突又は微小ラップ衝突では、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32及びメインチャンバ42Aに当接する直前に、前突用インフレータ34の2段目の作動が開始するように設定されている。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
(自動車Vの正面衝突)
自動車Vの前面衝突が正面衝突である場合には、慣性力によって運転者Dは前方へ移動しようとする。このとき、運転者Dはシートベルト装置によって拘束されているため、運転者Dの上体が腰部を中心に前傾して、運転者Dの頭部が主として前方へ移動する。
一方、エアバッグECU50は、衝突センサ52からの信号に基づいて、自動車Vの前面衝突を正面衝突であると判定する。このため、自動車Vの衝突開始から20msec経過後に前突用インフレータ34の1段目及び2段目の作動が同時に開始される。これにより、運転席エアバッグ32が運転者Dの前側で瞬時に膨張展開されて、前方へ移動する運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32の略中央部に当たる。したがって、運転者Dの前方への移動が制限されると共に、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32によって拘束される。
(自動車Vの運転席側への斜め衝突又は微小ラップ衝突)
自動車Vへの前面衝突が運転席側(左側)への斜め衝突又は微小ラップ衝突である場合、運転者Dは、慣性力によって、前方へ移動しつつ車体に対し車幅方向の衝突側である左側へ移動しようとする。すなわち、運転者Dが左斜め前方へ移動しようとする(図1の矢印A参照)。このとき、上述と同様に、運転者Dはシートベルト装置によって拘束されているため、運転者Dの上体が腰部を中心に前傾して、運転者Dの頭部が左斜め前方へ移動する。
一方、エアバッグECU50は、衝突センサ52からの信号に基づいて、自動車Vの前面衝突を斜め衝突又は微小ラップ衝突であると判定する。このため、自動車Vの衝突開始から20msec経過後に前突用インフレータ34の1段目の作動が開始すると共に、側突用インフレータ44の作動が開始する。これにより、運転者Dの前側で運転席エアバッグ32が瞬時に膨張展開されると共に、運転者Dの車幅方向外側でカーテンエアバッグ42が瞬時に膨張展開される。さらに、前突用インフレータ34の1段目の作動開始から30msec経過後(自動車Vの衝突開始から50msec経過後)に、前突用インフレータ34の2段目の作動が開始する。そして、前突用インフレータ34の2段目の作動開始後、略20msec経過した後に、運転者Dの頭部が、運転席エアバッグ32の外周部(詳しくは、ステアリングホイール18よりも径方向外側部)及びメインチャンバ42Aの前端部に衝突する(図1の運転者D(Sa)参照)。これにより、運転者Dの移動が制限されて、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32及びメインチャンバ42Aによって拘束される。
このように、本実施の形態では、前突用インフレータ34の2段目の作動タイミングが、自動車Vの正面衝突時に比べて自動車Vの斜め衝突時又は微小ラップ衝突時の方が遅くなるように設定されている。具体的には、自動車Vの斜め衝突時又は微小ラップ衝突時において運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たる直前に前突用インフレータ34の2段目の作動が開始する。このため、運転席エアバッグ32内の圧力が動圧になる運転席エアバッグ32に運転者Dの頭部が当たる。これにより、自動車Vの斜め衝突時又は微小ラップ衝突時に、運転席エアバッグ32において運転者Dの頭部に対する反力を良好に作用させることができる。
この点について、図2及び図3を用いて、比較例と比較しつつ説明する。比較例では、前突用インフレータ34の作動タイミングが、自動車Vの斜め衝突時又は微小ラップ衝突時と、自動車Vの正面衝突時と、で同じに設定されている。つまり、自動車Vの斜め衝突時又は微小ラップ衝突時において、自動車Vの衝突開始から20msec経過後に前突用インフレータ34の1段目及び2段目の作動が同時に開始されるようになっている。
また、図2(A)及び図3(A)のグラフは、自動車Vの斜め衝突又は微小ラップ衝突時における前突用インフレータ34のタンク圧力を示しており、図2(A)が本実施の形態のタンク圧力を示し、図3(A)が比較例のタンク圧力を示している。なお、図2(A)及び図3(A)のグラフでは、横軸を自動車Vの衝突開始からの時間とし、縦軸をタンク圧力としている。
さらに、図2(B)及び図3(B)のグラフは、自動車Vの斜め衝突又は微小ラップ衝突時における運転席エアバッグ32内の圧力を示しており、図2(B)が本実施の形態における運転席エアバッグ32内の圧力を示し、図3(B)が比較例における運転席エアバッグ32内の圧力を示している。なお、図2(B)及び図3(B)のグラフでは、横軸を自動車Vの衝突開始からの時間とし、縦軸を運転席エアバッグ32内の圧力としている。
図3(A)のグラフに示されるように、比較例では、前突用インフレータ34の1段目及び2段目の作動が同時に開始するため、前突用インフレータ34のタンク圧力が1段階で立ち上がるようになる。また、自動車Vの衝突開始から略50msecの付近で前突用インフレータ34のガスの噴出が終了する。このため、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たる略70msec付近では、前突用インフレータ34はガスを噴出していないため、運転席エアバッグ32内の圧力が静圧になっている。このため、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たると、運転席エアバッグ32内のガスがベントホールから抜けて運転席エアバッグ32内の圧力が下がる。これにより、運転者Dの頭部に対する反力を良好に作用させることができなくなる可能性がある。
以下この点について、図3(B)のグラフを用いて詳述する。すなわち、運転席エアバッグ32が前突用インフレータ34からガスの供給を受けると、運転席エアバッグ32内の圧力が上昇して運転席エアバッグ32が膨張する。そして、運転席エアバッグ32がステアリングホイールパッドを開裂させるまで運転席エアバッグ32内の圧力が上がる(図3(B)に示される「a」の期間を参照)。また、運転席エアバッグ32によってステアリングホイールパッドが開裂されると、運転席エアバッグ32内の圧力が一旦下がる(図3(B)に示される「b」の期間を参照)。なお、この状態では、前突用インフレータ34はガスを噴出し続けているので、運転席エアバッグ32の膨張は継続している。
そして、運転席エアバッグ32の膨張が完了すると、運転席エアバッグ32は、それ以上膨張することができないため、運転席エアバッグ32内の圧力が再び上昇する(図3(B)に示される「c」の期間を参照)。この後、前突用インフレータ34によるガスの噴出が終了して、運転席エアバッグ32内の圧力が静圧になる(図3(B)に示される「d」の期間を参照)。そして、運転者Dの頭部が当たる略70msec付近では、運転席エアバッグ32内の圧力が静圧であるため、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たると運転席エアバッグ32内のガスがベントホールから抜けて運転席エアバッグ32内の圧力が下がる(図3(B)に示される「e」の期間を参照)。以上により、運転席エアバッグ32において、運転者Dの頭部に対する反力を良好に作用させることができなくなる可能性がある。
一方、図2(A)のグラフに示されるように、本実施の形態では、前突用インフレータ34の1段目の作動開始から30msec経過後(自動車Vの衝突開始から50msec経過後)に、前突用インフレータ34の2段目の作動が開始するため、前突用インフレータ34のタンク圧力が2段階に立ち上がるようになる。また、前突用インフレータ34の2段目の作動による前突用インフレータ34のガスの噴出が、自動車Vの衝突開始から略80msec付近で終了する。このため、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たる略70msec付近では、前突用インフレータ34がガスを噴出し続けているため、運転席エアバッグ32内の圧力が動圧になっている。このため、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たるときにおいて、運転席エアバッグ32内の圧力が下がることが抑制される。これにより、運転席エアバッグ32において、運転者Dの頭部に対する反力を良好に作用させることができる。
具体的には、図2(B)のグラフに示されるように、前突用インフレータ34の1段目の作動が開始すると、上述と同様に、運転席エアバッグ32が前突用インフレータ34からガスの供給を受けて、ステアリングホイールパッドが開裂するまで運転席エアバッグ32内の圧力が上昇する(図2(B)に示される「a」の期間を参照)。そして、運転席エアバッグ32がステアリングホイールパッドを開裂させると、運転席エアバッグ32内の圧力が一旦下がる(図2(B)に示される「b」の期間を参照)。この状態では、前突用インフレータ34がガスを噴出し続けているので、運転席エアバッグ32の膨張は継続している。
そして、運転席エアバッグ32の膨張が完了すると、運転席エアバッグ32は、それ以上膨張することができないため、運転席エアバッグ32内の圧力が再び上昇する(図2(B)に示される「c」の期間を参照)。ここで、自動車Vの衝突開始から50msec経過後に前突用インフレータ34の2段目の作動が開始する。このため、前突用インフレータ34のガスの噴出が継続されて、運転席エアバッグ32内の圧力がさらに上昇する(図2(B)に示される「d」の期間を参照)。
そして、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たる略70msec付近では、前突用インフレータ34がガスを噴出し続けているため、運転席エアバッグ32内の圧力が動圧になっている。このため、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たるときにおいて、運転席エアバッグ32内の圧力が下がることが抑制される。しかも、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32を押圧するため、運転席エアバッグ32の体積が膨張完了時の体積に比べて徐々に小さくなる。すなわち、体積が小さくなる運転席エアバッグ32内に前突用インフレータ34がガスを噴出し続けるため、運転席エアバッグ32内の圧力が、さらに上昇する。そして、前突用インフレータ34のガスの噴出の終了に伴い、運転席エアバッグ32内の圧力が下がっていく(図2(B)に示される「e」の期間を参照)。このように、本実施の形態では、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当たるときにおいて、前突用インフレータ34がガスを噴出し続けるように前突用インフレータ34の2段目の作動タイミングを設定しているため、運転者Dの頭部に対する反力を良好に作用させることができる。
また、本実施の形態では、自動車Vの斜め衝突時又は微小ラップ衝突時において、運転者Dの頭部に対して反力が良好に作用するため、運転者Dの頭部の回転を抑制しつつ、運転者Dの頭部に対する頭部傷害値を低減することができる。以下、この点について図4を用いて説明する。
図4に示されるグラフでは、自動車Vの斜め衝突又は微小ラップ衝突時における運転者Dの頭部に作用する衝撃荷重を示しており、点線が上記比較例の衝撃荷重を示し、実線が本実施の形態の衝撃荷重を示している。このグラフでは、横軸を運転者Dの頭部の移動ストロークとし、縦軸を運転者Dの頭部に作用する衝撃荷重としている。また、横軸に示されたストロークSaは、運転者Dの頭部が運転席エアバッグ32に当接し始めたときのストローク位置(図1の運転者D(Sa)の位置を参照)であり、横軸に示されたストロークSbは、ストロークSaよりさらに左斜め前方へ運転者Dの頭部が移動したストローク位置(図1の運転者D(Sb)の位置を参照)である。さらに、縦軸に示された衝撃荷重Fは、目標とする頭部傷害値に対応する運転者Dの頭部の衝撃荷重である。
そして、上述したように、自動車Vの斜め衝突又は微小ラップ衝突時では、運転者Dの頭部に対する運転席エアバッグ32の反力が、本実施の形態に比べて比較例の方が小さくなる。このため、比較例では、運転者Dの頭部と運転席エアバッグ32との当接直後において、運転者Dの頭部に対する衝撃荷重が本実施の形態に比べて小さくなる一方、運転者Dの頭部移動ストロークが長くなる。詳しくは、運転者Dの頭部がストロークSb位置よりもさらに左斜め前方へ移動すると共に、運転者Dの頭部が、運転席エアバッグ32とメインチャンバ42Aとの間をすり抜けて、運転者Dの車幅方向外側に配置されたドアトリム等に当たる可能性がある。この場合には、運転者Dの頭部において回転が発生すると共に、運転者Dの頭部に対する衝撃荷重が、目標とする衝撃荷重Fよりも高くなる。
これに対して、本実施の形態では、運転者Dの頭部に対する運転席エアバッグ32の反力が、比較例に比べて本実施の形態の方が大きくなる。このため、運転者Dの頭部と運転席エアバッグ32との当接直後において、運転者Dの頭部に対する衝撃荷重が比較例に比べて大きくなるが、運転者Dの頭部移動ストロークが短くなる。詳しくは、移動ストロークSb位置付近において運転者Dの頭部拘束が完了して、運転席エアバッグ32及びカーテンエアバッグ42によって運転者Dの頭部が効果的に拘束される。これにより、運転者Dの頭部の回転が抑制され、運転者Dの頭部に作用する衝撃荷重を、目標とする衝撃荷重Fに対して低くすることができる。したがって、運転者Dの頭部の回転を抑制しつつ、運転者Dの頭部に対する頭部傷害値を低減することができる。
なお、本実施の形態では、自動車Vの前面衝突時において自動車Vの衝突開始から20msec経過後に前突用インフレータ34の1段目の作動が開始するように構成されているが、前突用インフレータ34の1段目の作動開始タイミングは任意に設定することができる。
また、本実施の形態では、自動車Vの斜め衝突又は微小ラップ衝突時において自動車Vの衝突開始から20msec経過後に側突用インフレータ44の作動が開始するように構成されているが、側突用インフレータ44の作動開始タイミングは任意に設定することができる。
また、本実施の形態では、前突用インフレータ34が2段階にガスを噴出可能に構成された所謂デュアルインフレータとされている。これに代えて、前突用インフレータ34を一対のインフレータによって構成して、一対のインフレータの作動タイミングを上述と同様に設定してもよい。
また、本実施の形態では、本発明の前面衝突用エアバッグ装置を運転席用エアバッグ装置30に適用した例を示したが、本発明の前面衝突用エアバッグ装置を助手席用エアバッグ装置に適用してもよい。すなわち、助手席乗員に対して前側で膨張展開するエアバッグにガスを供給するインフレータの作動タイミングを、本発明と同様に設定してもよい。
30 運転席用エアバッグ装置(前面衝突用エアバッグ装置)
32 運転席エアバッグ(前面衝突用エアバッグ)
34 前面衝突用インフレータ
42 カーテンエアバッグ(側面衝突用エアバッグ)
50 エアバッグECU(制御部)

Claims (1)

  1. 作動することでガスを2段階に噴出する前面衝突用インフレータと、
    前記前面衝突用インフレータからのガスの供給を受けて乗員の車両前側で膨張展開されると共に、前記乗員の車幅方向外側で膨張展開される側面衝突用エアバッグの車幅方向内側に隣接して配置される前面衝突用エアバッグと、
    車両の前面衝突時に前記前面衝突用インフレータを作動させると共に、車両の前面衝突が正面衝突である場合には、前記前面衝突用インフレータの1段目の作動と同時又は第1所定時間経過後に前記前面衝突用インフレータの2段目の作動を開始させ、車両の前面衝突が斜め衝突又は微小ラップ衝突である場合には、前記前面衝突用インフレータの1段目の作動開始から前記第1所定時間よりも遅い第2所定時間経過後に前記前面衝突用インフレータの2段目の作動を開始させる制御部と、
    を備えた前面衝突用エアバッグ装置。
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