JP2015535533A - トラボプロストを調製するための方法 - Google Patents

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Abstract

本発明の主題は、式(I)のトラボプロストの調製方法であって、式(II)の遊離酸を、a)2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウムクロリド(DMC)で活性化させ、生じた活性化カルボン酸中間体をイソプロピルアルコールと反応させる、またはb)アルキルハロホルメートと反応させ、生じた混合無水物をイソプロピルアルコールと反応させる、またはc)直鎖もしくは分枝鎖C1−8ジアルキルジカルボネートで活性化させ、無水マグネシウム塩の存在下で、イソプロパノールと反応させることを特徴とする、調製方法。

Description

本発明の主題は、トラボプロストを調製するための新規な方法である。
式(I)
Figure 2015535533
のトラボプロストは、緑内障および高眼圧の治療に用いられる公知のプロスタグランジン誘導体である(EP0639563A)。
トラボプロストの公知の調製方法(EP2143712A、WO2011046569、US7166730)において、エステル基は、強塩基の存在下、遊離酸と、例えばハロゲン化アルキルまたはアルキル硫酸塩のような活性アルキル誘導体との反応によって生成される。
強塩基として、とりわけ、炭酸カリウム、炭酸セシウム、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンが用いられる。炭酸セシウムを使用すると反応はセシウム塩を経て進行する。溶媒として、該方法には通常ジメチルホルムアミドが用いられる。該方法の不利益は、ハロゲン化アルキルまたはアルキル硫酸塩が毒性であることにあり、従ってそれらの使用は、高い安全性と環境リスクのため回避されるべきである。
欧州特許第0639563号明細書 欧州特許出願公開第2143712号明細書 国際公開第2011/046569号 米国特許第7166730号明細書
本発明の目的は、公知の合成経路の欠点を回避しながらトラボプロストの新規な調製法を提供することにある。
本発明による方法において、式(I)のトラボプロストは、式(II)
Figure 2015535533
の遊離酸(「トラボプロスト酸」)を、
a)2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウムクロリド(DMC)で活性化させ、生じた活性化カルボン酸中間体をイソプロピルアルコールと反応させる、または
b)直鎖もしくは分枝鎖C1−6アルキルハロホルメートで活性化させ、生じた混合無水物をイソプロピルアルコールと反応させる、または
c)直鎖もしくは分枝鎖C1−8ジアルキルジカルボネートで活性化させ、無水マグネシウム塩の存在下で、イソプロピルアルコールと反応させる、
手段で調製することができる。
本発明によれば、反応を促進するためにアルコール成分のイソプロピルアルコールを活性化することもできる。アルコール成分の活性化は金属アルコレートで行うことができ、金属アルコレートとして、例えばカリウムtert−ブトキシドを使用することができる。
本発明による方式a)およびb)において、ジメチルホルムアミドの代わりに、極性非プロトン性溶媒、芳香族溶媒、ハロゲン化溶媒、エステル型溶媒もしくはエーテル型溶媒、好ましくは適切なアルコールを溶媒として使用することができ、方式c)においては、アセトニトリルを溶媒として使用することができる。
イソプロピルエステルを生成するため、文献から公知の毒性のあるハロゲン化アルキル試薬の代わりに、本発明による方法では試薬としてアルコールそれ自体を使用し、使用される活性化剤も毒性ではない。
方式a)による全合成は図1に示される。
Figure 2015535533
方式b)による全合成は図2に示される。
Figure 2015535533
本発明の別の主題は、一般式(III)
Figure 2015535533
のプロスタグランジンエステルの調製方法であり、
式中、置換基の意味は以下の通りである:
点線の結合が単結合または二重結合であってもよく、各々、5,6位および13,14位における二重結合の場合には、シスまたはトランス配置であってもよく、
QおよびZがヒドロキシル基を表し、
が直鎖または分岐鎖C1−10アルキル基を表し、
が直鎖もしくは分岐鎖、飽和もしくは不飽和C4−6炭化水素基、またはC4−10アルキルシクロアルキルもしくはシクロアルキル基、またはフェニル、C7−10アルキルアリールもしくはヘタアリール基(場合によってアルキル基、ハロゲン原子もしくはトリフルオロメチル基で置換されている)を表し、
Yが(CH基、またはOもしくはS原子を意味し、および
nが0〜3である。
一般式(III)のプロスタグランジンエステルは、一般式(IV)
Figure 2015535533
[式中、点線、Q、Z、R、Yおよびnの意味は上記の通りである]
の酸を、
a)2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウムクロリド(DMC)で活性化させ、生じた活性化カルボン酸中間体を一般式ROH[Rの意味は上記の通りである]のアルコールと反応させる、または
b)直鎖もしくは分枝鎖C1−6アルキルハロホルメートと反応させ、生じた混合無水物を一般式ROH[Rの意味は上記の通りである]のアルコールと反応させる、または
c)直鎖もしくは分枝鎖C1−8ジアルキルジカルボネートで活性化させ、次いで無水マグネシウム塩の存在下で、一般式ROH[Rの意味は上記の通りである]のアルコールと反応させる、
手段で調製することができる。
式(II)のトラボプロスト酸および一般式(IV)のプロスタグランジン酸、例えばラタノプロスト酸は、9,11位および15位にエステル化が可能である遊離第二級ヒドロキシル基を含み、それらの保護がエステル化反応の前には必要であるように思われる。
驚くべきことに、本発明による方法において、上記の遊離第二級ヒドロキシル基の保護無しで、分子内および分子間副反応が起きるレベルは低く、イソプロピルエステル(式(I))および一般式(III)の別のエステルが高収率で得られることが見出された。
本発明によれば、アルコール成分も活性化して、反応を促進することができる。アルコール成分の活性化は金属アルコレートで行うことができ、例えば、金属アルコレートとして、カリウムtert−ブトキシドを使用することができる。
本発明による方式a)およびb)において、極性非プロトン性溶媒、芳香族溶媒、ハロゲン化溶媒、エステル型溶媒もしくはエーテル型溶媒または適切なアルコール、好ましくはイソプロピルアルコールを、方式c)においてはアセトニトリルを溶媒として使用することができる。
アルキルハロホルメートとして直鎖または分枝鎖C1−6アルキルハロホルメートを使用することができる。イソプロピルクロロホルメートの使用が好ましいが、他のクロロホルメートもしくはブロモホルメートも使用できる。
活性カルボン酸誘導体は、0〜80℃の間の温度で、好ましくは0℃で有利に生成し、次いで、0〜80℃の間の温度で、好ましくは70℃で活性化脂肪族第一級もしくは第二級アルコールと反応させる。
活性混合無水物は、(−)10〜40℃の間の温度で、好ましくは室温で生成し、次いで、0〜80℃の間の温度で、好ましくは70℃で脂肪族第一級もしくは第二級アルコールと反応させる。
方式c)において、活性カルボン酸誘導体は0〜80℃の温度で、好ましくは25℃で生成する。
方式c)において、無水マグネシウム塩として、ハロゲン化マグネシウムを使用することができる。典型的な代表例は塩化マグネシウムである。
本発明による方法の利点は、文献から公知の毒性のあるハロゲン化アルキル試薬の代わりに、イソプロピルエステルの生成に対して、本発明による方法が試薬としてアルコールそれ自体を使用し、使用した活性化剤がいずれも毒性がないことである。一般式(III)の別のエステル生成の場合に、使用する活性化剤も同様に毒性がない。
さらに本発明の詳細を実施例で説明するが、特許請求の範囲は実施例に限定されない。
[実施例1]
トラボプロスト酸(式(II)の化合物)300mg(0.654mmol)をイソプロパノール6mlに溶解する。溶液を0℃に冷却する。この温度で攪拌しながら、溶液に、カリウムtert−ブチレート59mg、2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウムクロリド(DMC)活性化剤133mg(0.785mmol)、およびトリエチルアミン274μl(1.963mmol)を添加する。反応混合物を徐々に1時間で70℃まで加熱し、出発物質が無くなるまで(およそ1時間)、その温度で攪拌する。反応をTLCで追跡する。
仕上げ処理
反応混合物をイソプロピルアセテートおよび1MのNaHSO溶液の混合物に注ぐ。相を分離し、水相をイソプロピルアセテートで2度洗浄する。合わせた有機相を1MのNaHCO溶液で洗浄し、次いで水で洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、減圧下で留去する。トラボプロスト(式(I)の化合物)粗生成物289mg(0.577mmol)が得られる。収率88%。
トラボプロスト粗生成物を、トルエン−アセトン溶離液を用いてシリカゲルクロマトグラフィーで精製する。
[実施例2]
トラボプロスト酸(式(II)の化合物)300mg(0.654mmol)をイソプロパノール6mlに溶解する。室温で攪拌しながら、溶液に、トリエチルアミン182μl(1.309mmol)およびトルエン中1Mのイソプロピルクロロホルメート溶液982μl(0.982mmol)を添加する。反応混合物を20〜25℃で30分間攪拌し、次いで−10±10℃に冷却し、イソプロパノール2ml中のカリウムtert−ブチレート37mg(0.327mmol)溶液を反応混合物に添加する。反応混合物をその温度で1時間攪拌し、次いで徐々に1時間で70℃まで加熱し、出発物質が無くなるまで(およそ1時間)、その温度で攪拌する。反応をTLCで追跡する。
仕上げ処理
反応混合物をイソプロピルアセテートおよび1MのNaHSO溶液の混合物に注ぐ。相を分離し、水相をイソプロピルアセテートで2度洗浄する。合わせた有機相を1MのNaHCO溶液で洗浄し、次いで水で洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、減圧下で留去する。トラボプロスト(式(I)の化合物)粗生成物285mg(0.569mmol)が得られる。収率87%。トラボプロスト粗生成物を、ヘキサン−イソプロピルアセテート溶離液を用いてシリカゲルクロマトグラフィーで精製する。
[実施例3]
無水塩化マグネシウム6.3mg(0.066mmol)、ジ−tert−ブチルジカルボネート143mg(0.654mmol)およびトラボプロスト酸(式(II)の化合物)300mg(0.654mmol)をアセトニトリル1ml中で攪拌し、次いでイソプロパノール100ml(1.31mmol)を添加し、その混合物を一晩攪拌する。反応をTLCで追跡する。
仕上げ処理
反応混合物をイソプロピルアセテートおよび1MのNaHSO溶液の混合物に注ぐ。相を分離し、水相をイソプロピルアセテートで2度洗浄する。合わせた有機相を1MのNaHCO溶液で洗浄し、次いで水で洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、減圧下で留去する。トラボプロスト粗生成物270mg(0.539mmol)が得られる。収率82%。トラボプロスト(式(I)の化合物)粗生成物を、トルエン−アセトン溶離液を用いてシリカゲルクロマトグラフィーで精製する。
[実施例4]
ラタノプロスト酸(式(IV)の化合物、ここで、QとZはヒドロキシル基およびRはベンジル官能基ならびに13,14位に二重結合がない)255.2mg(0.654mmol)をイソプロパノール6mlに溶解する。溶液を0℃に冷却する。この温度で攪拌しながら、溶液に、カリウムtert−ブチレート59mg、2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウムクロリド(DMC)活性化剤133mg(0.785mmol)、およびトリエチルアミン274μl(1.963mmol)を添加する。反応混合物を徐々に1時間で70℃まで加熱し、出発物質が無くなるまで(およそ1時間)、その温度で攪拌する。反応をTLCで追跡する。
仕上げ処理
反応混合物をイソプロピルアセテートおよび1MのNaHSO溶液の混合物に注ぐ。相を分離し、水相をイソプロピルアセテートで2度洗浄する。合わせた有機相を1MのNaHCO溶液で洗浄し、次いで水で洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、減圧下で留去する。ラタノプロスト粗生成物230mg(0.532mmol)が得られる。収率81.3%。
ラタノプロスト粗生成物を、ジイソプロピルエーテル−アセトン溶離液を用いてシリカゲルクロマトグラフィーで精製する。

Claims (15)

  1. 式(I)
    Figure 2015535533
    のトラボプロストを調製するための方法であって、
    式(II)の遊離酸を、
    Figure 2015535533
    a)2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウムクロリド(DMC)で活性化させ、生じた活性化されたカルボン酸中間体を、活性化されていてもよいイソプロピルアルコールと反応させる、または
    b)直鎖もしくは分枝鎖C1−6アルキルハロホルメートで活性化させ、生じた混合無水物を、活性化されていてもよいイソプロピルアルコールと反応させる、または
    c)直鎖もしくは分枝鎖C1−8ジアルキルジカルボネートで活性化させ、無水マグネシウム塩の存在下で、活性化されていてもよいイソプロパノールと反応させる、
    ことを特徴とする、方法。
  2. 一般式(III)
    Figure 2015535533
    [式中、置換基の意味は以下の通りである:
    点線の結合が、単結合または二重結合であってもよく、各々、5,6位および13,14位における二重結合の場合には、シスまたはトランス配置であってもよく、
    QおよびZがヒドロキシル基を表し、
    が直鎖または分岐鎖C1−10アルキル基を表し、
    が直鎖もしくは分岐鎖、飽和もしくは不飽和C4−6炭化水素基、またはC4−10アルキルシクロアルキルもしくはシクロアルキル基またはフェニル、C7−10アルキルアリールもしくはヘタアリール基(場合によってアルキル基、ハロゲン原子もしくはトリフルオロメチル基で置換されている)を表し、
    Yが(CH基またはOもしくはS原子を意味し、および
    nが0〜3である]
    のプロスタグランジンエステルを調製するための方法であって、
    一般式(IV):
    Figure 2015535533
    [式中、点線、Q、Z、R、Yおよびnの意味は上記の通りである]
    の酸を、
    a)2−クロロ−1,3−ジメチルイミダゾリニウムクロリド(DMC)で活性化させ、生じた活性化カルボン酸中間体を、塩基の存在下で、活性化されていてもよい一般式ROH[Rの意味は上記の通りである]のアルコールと反応させる、または
    b)直鎖もしくは分枝鎖C1−6アルキルハロホルメートで活性化させ、生じた混合無水物を、場合による一般式ROH[Rの意味は上記の通りである]のアルコールと反応させる、または
    c)直鎖もしくは分枝鎖C1−8ジアルキルジカルボネートで活性化させ、次いで無水マグネシウム塩の存在下で、活性化されていてもよい一般式ROH[Rの意味は上記の通りである]のアルコールと反応させる、
    ことを特徴とする、方法。
  3. aにおける活性化カルボン酸中間体の調製が、極性非プロトン性溶媒、芳香族溶媒、ハロゲン化溶媒、エステル型溶媒もしくはエーテル型溶媒または適切なアルコール溶媒の存在下で行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. bにおける活性化混合無水物の中間体の調製が、極性非プロトン性溶媒、芳香族溶媒、ハロゲン化溶媒、エステル型溶媒もしくはエーテル型溶媒または適切なアルコール溶媒の存在下で行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  5. cにける活性化カルボン酸中間体の調製が、極性非プロトン性溶媒、芳香族溶媒、ハロゲン化溶媒、エステル型溶媒もしくはエーテル型溶媒の存在下で行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  6. イソプロピルアルコールが、溶媒として使用されることを特徴とする、請求項3または4に記載の方法。
  7. アセトニトリルが、溶媒として使用されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  8. aにおける活性化カルボン酸誘導体が、0〜80℃の間の温度で、好ましくは0℃で生成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  9. bにおける活性化混合無水物が、−10〜40℃の温度、好ましくは室温で生成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  10. cにおける活性化カルボン酸誘導体が、0〜80℃の間の温度で、好ましくは25℃で生成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  11. アルコールに関しては、活性化されているアルコールが使用されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  12. アルコール成分が、金属アルコレートで活性化されることを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 金属アルコレートに関しては、カリウムtert−ブトキシドが使用されることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 方式c)における無水マグネシウム塩として、塩化マグネシウムが使用されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  15. 方式c)における活性化が、ジ−tert−ブチルジカルボネートを使用して行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
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