JP2015509972A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 有効成分としての微粒子の形態のその全部の立体異性体、互変異性体および同位元素誘導体ならびにその溶媒和物を包含する、６−（２−（（４−アミノ−３−（３−ヒドロキシフェニル）−１Ｈ−ピラゾロ［３，４−ｄ］ピリミジン−１−イル）メチル）−３−（２−クロロベンジル）−４−オキソ−３，４−ジヒドロキナゾリン−５−イル）−Ｎ，Ｎ−ビス（２−メトキシエチル）ヘキス−５−インアミド若しくはその製薬学的に許容できる塩である、式（Ｉ）の化合物
   

   

   および微粒子乳糖を含有する、製薬学的製剤の化学的分解に対する安定性の増大方法であって、
   ステアリン酸マグネシウムのようなステアリン酸の金属塩およびフマル酸ステアリルの金属塩から選択される微粒子安定化剤の安定化量を前記製剤中に包含させることを含んでなる、
   上記方法。
2. 有効成分としての微粒子の形態のその全部の立体異性体、互変異性体および同位元素誘導体ならびにその溶媒和物を包含する、６−（２−（（４−アミノ−３−（３−ヒドロキシフェニル）−１Ｈ−ピラゾロ［３，４−ｄ］ピリミジン−１−イル）メチル）−３−（２−クロロベンジル）−４−オキソ−３，４−ジヒドロキナゾリン−５−イル）−Ｎ，Ｎ−ビス（２−メトキシエチル）ヘキス−５−インアミド若しくはその製薬学的に許容できる塩である、式（Ｉ）の化合物
   

   

   および微粒子乳糖を含有する製薬学的製剤中での、化学的分解に対する式（Ｉ）の化合物の安定性を増大させるための、ステアリン酸の金属塩およびフマル酸ステアリルの金属塩から選択される微粒子安定化剤の使用。
3. 式（Ｉ）の化合物がその遊離塩基の形態にある、請求項１に記載の方法。
4. 式（Ｉ）の化合物が固体の結晶性の無水の形態にある、請求項３に記載の方法。
5. 式（Ｉ）の化合物が、（±０．２）１７．６、１８．４、２２．５および２４．２°２θから選択される１、２、３若しくは４個のピークを含有するＸ線粉末回折パターンを有する固体の結晶の形態にある、請求項３に記載の方法。
6. 安定化剤がステアリン酸の金属塩である、請求項１および３ないし５のいずれか１つに記載の方法。
7. ステアリン酸の金属塩がステアリン酸マグネシウムである、請求項６に記載の方法。
8. 有効成分が微粉化されている、請求項１および３ないし７のいずれか１つに記載の方法。
9. 乳糖がα−乳糖一水和物である、請求項１および３ないし８のいずれか１つに記載の方法。
10. 式（Ｉ）の化合物がその遊離塩基の形態にある、請求項２に記載の使用。
11. 式（Ｉ）の化合物が固体の結晶性の無水の形態にある、請求項１０に記載の使用。
12. 式（Ｉ）の化合物が、（±０．２）１７．６、１８．４、２２．５および２４．２°２θから選択される１、２、３若しくは４個のピークを含有するＸ線粉末回折パターンを有する固体の結晶の形態にある、請求項１０に記載の使用。
13. 安定化剤がステアリン酸の金属塩である、請求項２および１０ないし１２のいずれか１つに記載の使用。
14. 安定化剤がステアリン酸マグネシウムである、請求項１３に記載の使用。
15. 乳糖がα−乳糖一水和物である、請求項２および１０ないし１４に記載の使用。