JP2015507741A - 蓄積蛍光体粉末を含む画像蓄積装置、画像蓄積装置の形成方法、およびコンピューテッドラジオグラフィ装置 - Google Patents

蓄積蛍光体粉末を含む画像蓄積装置、画像蓄積装置の形成方法、およびコンピューテッドラジオグラフィ装置 Download PDF

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Abstract

画像蓄積装置は、複数の空隙と空隙の間に配置された隔壁と、空隙の内部の蓄積蛍光体粉末を含むセルとを含む基板を含むことができる。実施形態において、コンピューテッドラジオグラフィ装置は、画像蓄積装置と、刺激照射を発生させる刺激照射装置と、光を検出する光センサとを含む。別の実施形態において、画像蓄積装置を形成する方法は、複数の空隙と空隙の間に配置された隔壁とを含むパターン化基板を準備するステップと、パターン化基板の空隙の中にセルを形成するために蓄積蛍光体粉末を添加するステップと、蓄積蛍光体粉末が実質的にないトップコート層を適用するステップとを含む。【選択図】図2

Description

本開示は、放射検出装置を対象とし、特に、コンピューテッドラジオグラフィ用途で用いられる画像蓄積装置を対象とする。
コンピューテッドラジオグラフィ(CR)は、蓄積蛍光体としても知られている輝尽性蛍光体の利用に基づく。蓄積蛍光体を利用するCRイメージングプレートにおいて、捕獲電荷から構成される潜像が(例えば、レーザー光を用いて)光学的に刺激(励起)され、準安定トラップから解放される場合、有用な画像は、入射X線照射に対する迅速な反応において発光された光から得られず、むしろ後続の発光から得られる。これは、オリジナルの吸収されたX線照射に比例する量のレーザー光より短い波長の光の発光において起因する、光刺激発光(photostimulated luminescence、PSL)と呼ばれるプロセスを引き起こす。
粉末系蓄積蛍光体(powder based storage phosphor)CRイメージングプレートに関しては、連続的且つ均一の層を形成するために蓄積蛍光体とともに基板に載せられた結合剤を広げるために、「ドクターブレード」技術を用いてもよい。読み出しの間の蛍光体内の光刺激によるレーザー光散乱、および蓄積蛍光体層を抜け出る前の光刺激による光散乱は、結果として低画質の原因となり得る。別法として、蛍光体の構造体のようなニードルを成長させるために蒸着を用いてもよい。しかしながら、構造体のようなニードルを蒸着によって成長させると、手間がかかり、費用がかさみ、場合によってはサイズが制限される。
実施形態は、例として示されるのであって、添付の図面に限定されない。
実施形態による画像蓄積装置の基板の断面図である。 実施形態による画像蓄積装置の断面図である。 実施形態によるパターン化基板の平面図である。 別の実施形態によるパターン化基板の平面図である。 別の実施形態によるパターン化基板の平面図である。 実施形態による、刺激照射に晒される画像蓄積装置の一部分の断面図である。 実施形態によるコンピューテッドラジオグラフィ装置の概略描写を示す。
当業者は、示された図面内の構成要素が、簡易さや明瞭さのために、縮尺比にしたがって拡大縮小するようには必ずしも描画されていないことを認識する。例えば、本発明の実施形態の理解を高めるのを支援するために、図面内の構成要素のいくつかの寸法は、他の構成要素に比べて誇張され得る。
図と組み合わせる以下の説明は、本明細書に開示した教示を理解するのを支援するために提供される。以下の説明は、教示の特定の具体化および実施形態に焦点を当てることになる。この焦点は、教示を記載するのを支援するために提供され、教示の範囲または適用可能性の限定として解釈すべきでない。
以下で記載された実施形態の細部に取り組む前に、いくつかの用語が、定義または明確にされる。この明細書で用いられるように、用語「希土類」または「希土類元素」は、元素周期表内のイットリウム(Y)、スカンジウム(Sc)、ランタン(La)、およびランタニド元素(セリウム(Ce)からルテチウム(Lu))を意味するように意図する。化学式において、希土類元素は「RE」によって表現されることになる。希土類元素は、二価状態(例えば、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ユーロピウム(Eu)、ジスプロシウム(Dy)、ツリウム(Tm)、およびイッテルビウム(Yb))、三価状態、または四価状態(例えばセリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、およびテルビウム(Tb))になり得る。
本明細書で用いられるように、用語「備える(comprises)」「備える(comprising)」「含む(includes)」「含む(including)」「有する(has)」「有する(having)」または、それらの他のバリエーションは、非排他的な包含を網羅するように意図する。例えば、特徴のリストを備えるプロセス、方法、物品もしくは装置は、必ずしもそれらの特徴のみには限定されず、明示的にはリストアップされない他の特徴、またはこのようなプロセス、方法、物品もしくは装置に固有の他の特徴を含んでもよい。さらに、反対に明示しない限り、用語「または(or)」は、排他的論理和ではなく包含的論理和を指す。例えば、条件AまたはBは、以下のいずれか1つによって満足される。Aが真(または存在)であり、Bが偽(または不在)である、Aが偽(または不在)であり、Bが真(または存在)である、および、AおよびBの両方が真(または存在)である。
不定冠詞「a」または「an」の使用は、本明細書に記載される要素および構成部品を記載するために利用される。これは、単に便宜上のものであり、本発明の範囲の全般的な意味を与えるためである。この説明は、それが他の点を意味することが明らかでない限り、1つもしくは少なくとも1つおよび複数をも含む単数を含み、またはその逆も成立するように読み取るべきである。
別段の規定がない限り、本明細書に使用される技術的用語および科学的用語は、すべて本発明が属する分野の当業者によって、概して理解されるものと同一の意味を有する。材料、方法、および実例は、例示のみであって、限定されるようには意図されない。本明細書に記載されない範囲で、特定物質および処理実行に関する多くの細部は、従来的であり、シンチレーションおよび照射検出技術の範囲内のテキストブックおよび他のソースにおいて見出され得る。
本開示は、光の取り扱い(light handling)において画素またはニードル(pixels or needles)を模倣するような、基板の複数のセルの中へインストールする蓄積蛍光体粉末を記載する。連続層を形成するために蓄積蛍光体とともに基板に載せられたエポキシまたは他の結合剤を広げるドクターブレード技術を用いる代わりに、本開示は、蓄積蛍光体粉末が読み出しの間に高アスペクト比の画素のように機能するセル内に充填される場合の構造化本体の中に蓄積蛍光体粉末をロードすることを記載する。これは、刺激照射(stimulating radiation)(例えばレーザー光)の拡散を制限し、その散乱を制限して、出口表面に刺激光を誘導することを支援してもよい。これらは両方とも、ドクターブレード技術を用いて、蓄積蛍光体層によってコーティングされた従来のCR画像蓄積プレート(CR image storage plate)と比較して、画像蓄積装置(例えばCR画像蓄積「プレート」)からの画質を向上させることができる。
特定の実施形態において、画像蓄積装置は、複数の空隙と空隙間に配置された隔壁(または複数の隔壁)とを含む基板と、空隙の内部の蓄積蛍光体粉末を含むセルとを含んでもよい。
別の実施形態において、コンピューテッドラジオグラフィ装置は、画像蓄積装置と、刺激照射を発生させる刺激照射装置(stimulating radiation device)と、光を検出する光センサとを含んでもよい。画像蓄積装置は、複数の空隙と空隙間に配置された隔壁とを含む基板と、空隙の内部の蓄積蛍光体粉末を含むセルとを含んでもよい。
別の実施形態において、画像蓄積装置を形成する方法は、複数の空隙と空隙間に配置された隔壁とを含むパターン化基板を準備するステップを含んでもよい。方法は、セルを形成するために、パターン化基板の空隙の中に蓄積蛍光体粉末を添加するステップを含んでもよい。方法は、蓄積蛍光体粉末が実質的にないトップコート層を適用するステップをさらに含んでもよい。トップコート層は、耐擦傷性であってもよい。
図1は、蓄積蛍光体粉末の添加前の基板100の特定の例示的な実施形態の断面図である。図1の基板100は、複数の空隙102と、空隙102間に配置された隔壁104とを含む。画像蓄積装置(例えば、CR画像蓄積「プレート」)は、セル202を形成するために、基板100の空隙102の中に蓄積蛍光体粉末を添加、充填、または他の場合には組み込むことにより、形成されてもよい(図2を参照)。当業者は、セル202の充填密度を最大化し、且つ隔壁104の厚さを最小限にすることが望ましい場合があることを認識するだろう。
図1の断面図において、空隙102は、幅(すなわち隔壁104によって定義される空隙102の壁の間の距離)表現する第1の寸法(W)と、深さ(すなわち蓄積蛍光体粉末が充填される基板100の表面からの距離)を表現する(D)第2の寸法とを有する。
ドクターブレード技術を用いて蓄積蛍光体層によりコーティングされたCR画像蓄積プレートにおいて、X線の照射に対する感度は、蓄積蛍光体層の厚さを増加させることによって高めることができる。しかしながら、感度を高めるために蓄積蛍光体層の厚さを増加させることによって、(読み出しの間のレーザー光の散乱および光刺激光の散乱により)鮮明度は低下する。鮮明度は、蓄積蛍光体層の厚さを減少させることで高めることができる。しかしながら、鮮明度を高めるために、蓄積蛍光体層の厚さを減少させると、X線の照射に対する感度は低下する。したがって、ドクターブレード技術を用いて適用される蓄積蛍光体層の厚さは、制限され得る。
基板の空隙102の中に蓄積蛍光体粉末を充填することによって、厚さ(すなわち、図1および図2の深さD)は、感度の犠牲を伴わずに維持することができる。空隙102の壁は、蓄積蛍光体粉末内の刺激レーザー光の拡散を制限し、検出装置の変調伝達関数(「MTF」)および空間分解能を向上して、刺激光を放出面に誘導することができる。これは、空隙102の内部の蓄積蛍光体粉末を含むセル202が、ドクターブレードアプローチを介して基板の表面に適用された蓄積蛍光体層より厚くなることを可能にしてもよい。したがって、特定の実施形態において、深さ(D)に関して、セル202は、約200μm以上、または約300μm以上のような、約100μm以上である平均深さを有してもよい。さらに、セル202は、約700μm以下、または約600μm以下のような、約800μm以下の平均深さを有してもよい。
特定の実施形態において、基板100は、パターン化基板であってもよい。例えば、蓄積蛍光体粉末を含むセル202を画素の中へ分離するために、空隙102の各々の間に壁(例えば、隔壁104)を設ける装備を作成するために、基板100をエッチングまたは機械加工することができる。特定の実施形態において、基板100は、パターン化された半導体基板(例えば、シリコン基板)を含んでもよい。別の例として、基板100は、パターン化された金属基板を含んでもよい。さらなる例として、基板100は、パターン化された非金属基板(例えば、セラミック基板またはプラスチック基板)を含んでもよい。当業者は、パターン化基板を作成するために、他のタイプの材料を用いてもよいことを認識するだろう。
例示的な例として、平面視で、セル202は、(図3の実施形態において示されたような)円形状セルを含んでもよい。別法として、平面視で、セル202は、多角形状セルを含んでもよい。例えば、セル202は、(図4の実施形態に示されたような)矩形状セルまたは正方形状セルを含んでもよいし、または、セル202は、(図5の実施形態に示されるような)六角形状セルを含んでもよい。当業者は、平面視で、セル202が、別の形状を有してもよいことを認識するだろう。特定の実施形態において、セル202の内部の蓄積蛍光体粉末を刺激するように動作可能なレーザーのラスタパターンに対応するセルパターン内にセル202を配置するように、基板100をパターン化してもよい。
平面視で(図3の実施形態に示されたような)セル202が円形状を有する実施形態において、セル202の幅は、最大寸法を表現してもよい。別法として、平面視で、セル202は、図2の断面図に示された幅(W)より大きい最大寸法を有してもよい。例えば、(図4および図5の実施形態に示されたような)多角形状セルの場合には、平面視での最大寸法は、対角線の距離であってもよい。特定の実施形態において、平面視で、セル202の各々は、約20μm以上、または約30μm以上のような、約10μm以上である最大寸法を有してもよい。さらに、セル202の各々は、約60以下、または約50μm以下のような、約70μm以下である最大寸法を有してもよい。例示的且つ非限定的な例として、セル202の各々は、約30μm〜約50μmの間の最大寸法を有してもよい。
隔壁104は、断面を見たときに、隔壁104の厚さ(すなわち、セル202を分離する壁の厚さ)を表現する寸法(T)を有する。特定の実施形態において、セル202の内部の蓄積蛍光体粉末を分離するように機能する隔壁104は、約1μm以上、約5μm以上、または約10μm以上のような、約0.1μm以上である平均厚みを有してもよい。
図2を参照すると、画像蓄積装置の特定の実施形態の断面図が図示され、概して200と指定される。図2は、空隙102に蓄積蛍光体粉末が充填された後の図1の基板100を示す。すなわち、図2の画像蓄積装置200は、複数の空隙102と空隙102間に配置された隔壁104とを有する基板100と、空隙102の内部の蓄積蛍光体粉末を含むセル202とを含んでもよい。当業者は、図2のセル202が蓄積蛍光体粉末だけでなく他の材料(例えば、結合剤)も含んでもよいことを認識するだろう。
照射露光(例えば、X線露光)の間に、画像蓄積装置200の蓄積蛍光体粉末は、照射を吸収する。その後、蓄積蛍光体粉末は、刺激照射(例えば、レーザー光)に晒されてもよく、照射の間に保存されたエネルギー量に比例した光を、蓄積蛍光体粉末に発光させる。したがって、X線の照射露光の間に、画像蓄積装置200のセル202の各々の内部の蓄積蛍光体粉末は、吸収されるX線の数に、およびそれらのX線のエネルギーに比例したエネルギーを保存する。刺激照射は、一連の画像の「読み出し」を可能にする。すなわち、セル202の各々は、読み出しの間に検出される「光刺激光」の量に基づいて判定された各画素のX線の露光のレベルによってデジタル画像の「画素」を表現する。
例示的且つ非限定的な例として、蓄積蛍光体粉末は、希土類元素を含んでもよい。例えば、蓄積蛍光体粉末は、BaX:RE3+などのバリウムハロゲン化物粉末を含んでもよい。ここで、「X」は、Br、F、またはClを含み、「RE」は、希土類元素を含む。特定の実施形態において、蓄積蛍光体粉末は、バリウムフルオロハライド粉末を含んでもよい。例えば、蓄積蛍光体粉末202は、BaFX:RE2+粉末を含んでもよい。ここで、「X」は、Cl、Br、I、またはその組み合わせを含み、「RE」は、希土類元素(例えば、Eu、Nd、Sm、Dy、Tm、またはYb)を含む。例示的な例として、蓄積蛍光体粉末202は、BaFBr:Eu2+粉末、またはBaFI:Eu2+粉末を含んでもよい。別の例として、蓄積蛍光体粉末202は、BaFBr1−x:Eu2+粉末(ここで、xは0.001以上である)を含んでもよい。すなわち、この場合、蓄積蛍光体粉末202は、BrとIとの両方の組み合わせを含む。例示的な非限定的な例として、xは、蓄積蛍光体粉末202がBaFBr0.850.15:Eu2+粉末を含んでもよいように、約0.15であってもよい。
別の実施形態において、蓄積蛍光体粉末202は、CsBr:Eu2+粉末を含んでもよい。さらなる実施形態において、蓄積蛍光体粉末202は、RbBr:Tl+粉末を含んでもよい。前述の例は、説明目的のみのためにある。当業者は、別の蓄積蛍光体粉末を用いてもよいことを認識するだろう。
特定の実施形態において、蓄積蛍光体粉末は、約500nm〜約800nmの範囲内の波長を有する刺激照射に露光されたときに、約300nm〜約600nmの範囲内の波長を有するシンチレーション光を発光してもよい。例示的な例として、BaFBr:Eu2+蓄積蛍光体粉末は、約390nmの発光ピークを有してもよく、約500nmおよび約650nmの間の刺激のためのスペクトラムを有してもよい。別の例として、BaFBr0.850.15:Eu2+蓄積蛍光体粉末は、約390nmの発光ピークを有してもよく、約550nm〜約700nmの間の刺激のためのスペクトラムを有してもよい。別の例として、BaFI:Eu2+蓄積蛍光体粉末は、約405nmの発光ピークを有してもよく、約550nmおよび約700nmの間の刺激のためのスペクトラムを有してもよい。
特定の実施形態において、蓄積蛍光体粉末は、結合剤と混合されてもよい。結合剤の例示的且つ非限定的な例は、いくつかある他の選択肢の中で特に、ニトロセルロース、ポリエステル、アクリル樹脂、またはポリウレタンを含んでもよい。蓄積蛍光体粉末に対する結合剤の比率は、重量ベースで、約0.01:1以上であってもよい。蓄積蛍光体粉末に対する結合剤の比率は、重量ベースで、約1:1以下であってもよい。結合剤は、蓄積蛍光体粉末の発光波長において実質的に透過してもよい。
特定の実施形態において、平面視で、空隙102は、約30μm〜約50μmの間の最大寸法を有してもよい。空隙102の中に蓄積蛍光体粉末粒子を充填するために、蓄積蛍光体粉末の粒径分布は、約1μm〜約10μmの範囲内の平均粒子径を有してもよい。例示的な例として、蓄積蛍光体粉末は、約4μm〜約5μmの間の平均粒子径を有してもよい。さらに、特定の実施形態において、蓄積蛍光体粉末は、10μm未満であるD90、10μm未満であるD95、または、さらに10μm未満であるD99をもつ粒径分布を有してもよい。蓄積蛍光体粉末が、実質的に空隙102の最大寸法未満である最大粒径を有してもよいことは、認識されるだろう。
図2に図示された特定の実施形態において、画像蓄積装置200は、基板100の表面を覆い、且つ蓄積蛍光体粉末202を覆うトップコート層204をさらに含み、基板100は、トップコート層204と反射層206との間に配置される。トップコート層204には、蓄積蛍光体粉末が実質的になくてもよい。さらに、基板100の表面には、蓄積蛍光体粉末が実質的になくてもよい。
図1および図2に示した実施形態において、空隙102は、蓄積蛍光体粉末が基板100の反対側の表面を通じて充填される、基板100の表面からの開口部として示される。すなわち、図1および図2に示した実施形態において、空隙102の深さは、基板100の深さに対応する。これが説明目的のみのための1つの実施形態を表現することは認識されるだろう。別法として、空隙102の深さは、基板100の深さ未満であってもよい。すなわち、空隙102は、基板全面100の端から端まで広がらなくてもよい。さらに、図2に図示した反射層206は、空隙102が基板100を完全に貫通する場合の特定の実施形態を表現する。空隙102が基板100を完全に貫通しない場合、反射層206を、蓄積蛍光体粉末を含むセル202の下の空隙102内に配置してもよい。したがって、蓄積蛍光体粉末は、反射層206を直接覆ってもよいが、基板100は、反射層206を直接覆わなくてもよい。すなわち、空隙102が基板全面100を貫通しない場合に、反射層206は、隔壁104の下ではなく、蓄積蛍光体粉末の下の基板100の空隙102内に存在する不連続層であってもよい。
図2に図示した実施形態において、基板100は、強度のために基板100上に配置されてもよいトップコート層204とバッキングプレート208との間に配置される。他の実施形態において、基板100は、自己支持型であってもよいし、バッキングプレート208を含まなくてもよい。
図3を参照すると、パターン化基板の特定の実施形態の平面図が図示され、概して300と指定される。特定の実施形態において、図3のパターン化基板300は、図1の基板100に対応してもよいし、図2の画像蓄積装置200内に含まれてもよい。上述の通り、図3は、パターン内に配置された複数の円形状セルの平面図を示す。当業者は、図3のセルも、また、実質的に円形(例えば、卵形または楕円形)であってもよいことを認識するだろう。
図4を参照すると、パターン化基板の特定の実施形態の平面図が図示され、概して400と指定される。特定の実施形態において、図4のパターン化基板400は、図1の基板100に対応してもよいし、図2の画像蓄積装置200内に含まれてもよい。上述の通り、図4は、パターン内に配置された複数の多角形状セル(例えば、矩形または正方形)の平面図を示す。
図5を参照すると、パターン化基板の特定の実施形態の平面図が図示され、概して500と指定される。特定の実施形態において、図5のパターン化基板500は、図1の基板100に対応してもよいし、図2の画像蓄積装置200内に含まれてもよい。上述の通り、図5は、パターン内に配置された複数の六角形状セルの平面図を示す。
図3〜図5が(平面視で)四角形の基板を図示しているが、基板が別の形状を有してもよいことは認識されるだろう。例示的な例として、基板は、実質的に円形の半導体ウェハであってもよい。
図6を参照すると、図2の画像蓄積装置200の一部分の断面図600が示される。図6は、複数の空隙102の中に蓄積蛍光体粉末を充填すると、ドクターブレード技術を用いて蓄積蛍光体層によってコーティングされた従来のCR画像蓄積プレートと比較して、画質(すなわち分解能)を向上させることができることを図示する。
ドクターブレード技術を用いて蓄積蛍光体層によってコーティングされたCR画像蓄積プレートにおいて、読み出しの分解能は、蛍光体および蛍光体層内の光子の拡散/散乱の読み出しに用いるレーザーのスポットサイズ(例えば30μm)によってコントロールされる。層内部の散乱および多重反射は、発生点からの光エネルギーを分散する。光の分散は、線広がり関数(「LSF」)の増加および変調伝達関数(「MTF」)の低下を結果としてもたらす。LSFの増加およびMTFの低下は、デジタル画像の解像度の減少を結果として生じ得る。読み出しの間の蓄積蛍光体層内部の光学光子の拡散を打ち消すために、層の厚さを減少してもよい。但し、光子が衝突し得るさらに少数の蓄積蛍光体粒子があるので、蓄積蛍光体層が薄くなると、その変換効率も低下する。
図6は、複数の空隙102の中に蓄積蛍光体粉末を充填と、光の取り扱い内の画素またはニードルを模倣するように、刺激照射(例えばレーザー光)の拡散を制限できることを図示する。すなわち、複数の空隙102の中に蓄積蛍光体粉末を充填することは、線広がり関数の減少を結果として生じることができる。結果として、蓄積蛍光体粉末の厚さ(すなわち図1および図2のD)を、ドクターブレードアプローチと比較して、増加させてもよい。例えば、セル202は、約600μmのような、約300μm〜約800μmの間の平均深さを有してもよい。これは、読み出しの間に光子が衝突し得る多くの蓄積蛍光体粒子があるので、変換効率を増加させてもよい。
さらに、複数の空隙102の中に蓄積蛍光体粉末を充填すると、(図7の実施形態に示されたように)その散乱を制限して、出口表面に刺激光を誘導することを支援することができる。これらは両方とも、ドクターブレード技術を用いて蓄積蛍光体層によよってコーティングされた従来のCR画像蓄積プレートと比較して、画像蓄積装置200からの画質(すなわち分解能)を向上させることができる。
図7を参照すると、コンピューテッドラジオグラフィ装置の特定の実施形態が示され、概して700と設計される。図7のCR装置700は、画像蓄積装置(例えば、図2の画像蓄積装置200)と、刺激照射(例えば、レーザー光)を発生させる刺激照射装置702と、シンチレーション光(例えば、光刺激光)を検出する光センサ704とを含む。説明目的のみのために、図2の画像蓄積装置200の一部分のみの断面図が、図7に示されることに留意されたい。
特定の実施形態において、刺激照射装置702は、レーザーを含む。当業者は、刺激照射が、レーザーとは別の光源からの光を含んでもよいことを認識するだろう。走査鏡712は、セル202の各々の内部の蓄積蛍光体粉末202での刺激照射に方向づけるように用いてもよい。画像蓄積装置200のセル202は、刺激照射装置702のラスタパターンがセルパターンに対応するように、セルパターン内に配置されてもよい。刺激照射装置702のスポットサイズを、基板のパターン化された寸法に調整してもよい。例えば、図3〜図5を参照すると、平面視で、セル202は、約30μm〜約50μmの間の最大寸法を有してもよい。それゆえ、刺激照射装置702のスポットサイズを、最大寸法未満になるように調整してもよい。例えば、最大寸法が約30μmである場合、レーザーのスポットサイズは、光刺激レーザー光が隔壁104ではなくセル202内部の蓄積蛍光体に実質的に方向づけられてもよいように、30μmと同じまたはそれ未満であってもよい。
簡易化された例として、図3〜図5は、9×9マトリックスのセルをもつパターン化基板を図示する。実際には、パターン化基板は、実質的にさらに多くのセルを含んでもよい。特定の実施形態において、読み出しの間に刺激照射をセル202の各々の内部の蓄積蛍光体に実質的に方向づけるように、ステッピングモータまたは他の動作制御装置を、走査鏡712の動作をコントロールするために用いてもよい。この簡易化された例において、ステッピングモータは、所定のシーケンスにおける9×9マトリックスのセルにおいて刺激照射をセル202の各々に方向づけるように、走査鏡712の動作をコントロールしてもよい。
刺激照射装置702のラスタパターンも、また、隔壁104の厚さを占め得る。特定の実施形態において、隔壁104は、約1μm以上、約5μm以上、または約10μm以上のような、約0.1μm以上である平均厚みを有してもよい。例示的且つ非限定的な例として、図3を参照すると、セル202は、約30μmの幅(W)を有してもよいし、隔壁104の厚さ(T)は、約1μmであってもよい。この場合、実質的にセル202の各々の(平面視での)中心にレーザーを整列させるために、ステッピングモータは、約31μmの総距離で、走査鏡712を前進させてもよい。この場合、31μmの総距離は、1/2×W(すなわち、第1のセルの中心から隔壁104によって規定された第1のセルの壁までの約15μm)、T(すなわち、約1μm)、および1/2×W(すなわち、隔壁104から第2のセルの中心までの約15μm)を組み合わせた合計を表してもよい。
当業者は、画像蓄積装置のセルの特定の配置に応じて、刺激照射装置702のラスタパターンを調節してもよいことを認識するだろう。すなわち、セル202の最大寸法および隔壁104の厚さを占めるように、ラスタパターンを調節してもよい。
特定の実施形態において、光センサ704は、光電子増倍管、フォトダイオード、またはその組み合わせを含んでもよい。特定の実施形態において、光センサ704は、約300nm〜約600nmの範囲内の波長を有する光を検出してもよい。
図7に図示した実施形態において、コンピューテッドラジオグラフィ装置700は、また、電子パルスが検出光に対応する場合に、光センサ704からの電子パルスに基づいて(ディスプレイ装置710を介して)デジタル画像708を発生させる計算装置706を含む。
動作中、刺激照射装置702は、画像蓄積装置200のセル202の各々内に含まれる蓄積蛍光体粉末を刺激するために、照射を発生させてもよい。例えば、刺激照射装置702は、約500nm〜約800nmの範囲内の波長を有する照射によって蓄積蛍光体粉末を照射するレーザーであってもよい。刺激照射の露光は、オリジナルのX線照射に比例する量の刺激レーザー光よりも短い波長を有する照射714(例えば光刺激光)を蓄積蛍光体粉末に対して発光させることができる。例えば、刺激レーザー光は、約500nm〜約800nmの範囲内の波長を有してもよいし、その一方で、光刺激光714は、約300nm〜約600nmの範囲内の波長を有してもよい。
光センサ704は、光刺激光714を検出してもよい。上述のように、蓄積蛍光体粉末によって発光された光刺激光714の量は、X線照射のオリジナルの量に比例してもよい。したがって、光センサ704は、セル202の各々について、オリジナルのX線照射に対応する電子パルスを発生させてもよい。これは、計算装置706がデジタル画像708の複数の画素を発生させることを可能にすることができる。ここで、各画素は、複数のセル202の個別のセルに対応する。
本開示の画像蓄積装置は、ドクターブレードアプローチを用いて適用される蓄積蛍光体層をもつCRイメージングプレートから生成したデジタル画像と比較して、デジタル画像708の改善された解像度を提供することができる。本開示の画像蓄積装置は、蓄積蛍光体の垂直領域が互いに異なる場合の円柱状のアプローチ(columnar approach)を用いて画質を向上させてもよい。蒸着が遅く、費用がかかり、また、場合によってはサイズが制限される構造のような蒸着されたニードルを含むCRイメージングプレートとは対照的に、本開示の画像蓄積装置は、基板の複数の空隙の中にセルを形成するために、蓄積蛍光体粉末を充填することで形成されてもよい。
様々な態様および実施形態が可能である。それらの態様および実施形態のいくつかは、本明細書に記載される。この明細書を読んだ後、当業者は、それらの態様および実施形態が、例示的に過ぎず、本発明の範囲を限定しないことを認識するだろう。実施形態は、以下にリストアップするような事項のいずれか1つ以上にしたがってもよい。
[事項1]画像蓄積装置は、複数の空隙と前記空隙の間に配置された隔壁とを含む基板と、前記空隙の内部の蓄積蛍光体粉末を含むセルとを含むことができる。
[事項2]前記基板の表面を覆い、且つ前記蓄積蛍光体粉末を覆うトップコート層をさらに含む事項1に記載の画像蓄積装置。
[事項3]前記トップコート層には、前記蓄積蛍光体粉末が実質的にない事項2に記載の画像蓄積装置。
[事項4]前記基板の前記表面には、前記蓄積蛍光体粉末が実質的にない事項2に記載の画像蓄積装置。
[事項5]反射層をさらに含み、前記基板は、前記トップコート層と前記反射層との間に配置される事項2〜4のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項6]バッキングプレートをさらに含み、前記基板は、前記トップコート層と前記バッキングプレートとの間の配置される事項2〜5のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項7]前記蓄積蛍光体粉末は、約500nm〜約800nmの範囲内の波長を有する刺激照射に露光されたときに、約300nm〜約600nmの範囲内の波長を有するシンチレーション光を発光することができる事項1〜6のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項8]前記蓄積蛍光体粉末は、バリウムフルオロハライド粉末を含む事項1〜7のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項9]前記蓄積蛍光体粉末は、BaFX:RE2+粉末を含み、Xは、Cl、Br、I、またはその組み合わせを含み、REは、希土類元素を含む事項8に記載の画像蓄積装置。
[事項10]前記蓄積蛍光体粉末は、BaFBr:Eu2+粉末を含む事項8に記載の画像蓄積装置。
[事項11]前記蓄積蛍光体粉末は、BaFI:Eu2+粉末を含む事項8に記載の画像蓄積装置。
[事項12]前記蓄積蛍光体粉末は、BaFBr1−x:Eu2+粉末を含み、xは0.001以上である事項8に記載の画像蓄積装置。
[事項13]前記蓄積蛍光体粉末は、CsBr:Eu2+粉末を含む事項1〜7のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項14]前記蓄積蛍光体粉末は、RbBr:Tl粉末を含む事項1に記載の画像蓄積装置。
[事項15]前記セルは、前記蓄積蛍光体粉末と前記結合剤との混合物を含む事項1〜14のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項16]前記蓄積蛍光体粉末に対する前記結合剤の比率は、重量ベースで、約0.01:1以上である事項15に記載の画像蓄積装置。
[事項17]前記蓄積蛍光体粉末に対する前記結合剤の比率は、重量ベースで、約1:1以下である事項15または16に記載の画像蓄積装置。
[事項18]前記結合剤は、前記蓄積蛍光体粉末の発光波長において実質的に透過する事項15〜17のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項19]平面視で、前記セルは、円形状セルを含む事項1〜18のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項20]平面視で、前記セルは、多角形状セルを含む事項1〜19のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項21]平面視で、前記セルは、矩形状セルを含む事項20に記載の画像蓄積装置。
[事項22]前記セルは、六角形状セルを含む事項20に記載の画像蓄積装置。
[事項23]前記セルは、約200μm以上、または約300μm以上のような、約100μm以上である平均深さを有する事項1〜22のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項24]前記セル202は、約700μm以下、または約600μm以下のような、約800μm以下である平均深さを有する事項1〜23のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項25]平面視で、前記セルの各々は、約20μm以上、または約30μm以上のような、約10μm以上である最大寸法を有する事項1〜24のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項26]前記最大寸法は、約60μm以下、または約50μm以下のような、約70μm以下である事項25に記載の画像蓄積装置。
[事項27]前記隔壁は、約1μm以上、約5μm以上、または約10μm以上のような、約0.1μm以上である平均厚みを有する事項1〜26のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項28]前記基板は、パターン化された半導体基板を含む事項1〜27のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項29]前記基板は、パターン化された金属基板を含む事項1〜27のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項30]前記基板は、パターン化された非金属基板を含む事項1〜27のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項31]前記セルは、前記蓄積蛍光体粉末を刺激するように動作可能なレーザーのラスタパターンに対応するセルパターン内に配置される事項1〜30のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
[事項32]コンピューテッドラジオグラフィ装置は、複数の空隙と前記空隙の間に配置された隔壁とを含む基板と、前記空隙の内部の蓄積蛍光体粉末を含むセルとを含む画像蓄積装置を含むことができる。前記コンピューテッドラジオグラフィ装置は、刺激照射を発生させる刺激照射装置と、光を検出する光センサとをさらに含むことができる。
[事項33]前記刺激照射装置は、レーザーを含む事項32に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
[事項34]前記画像蓄積装置の前記セルは、セルパターン内に配置され、前記レーザーのラスタパターンは、前記セルパターンに対応する事項33に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
[事項35]前記刺激照射は、約500nm〜約800nmの範囲内の波長を有する事項32〜34のいずれか1項に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
[事項36]前記光センサは、光電子増倍管、フォトダイオード、またはその組み合わせを含む事項32〜35のいずれか1項に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
[事項37]前記検出光は、約300nm〜約600nmの範囲内の波長を有する事項32〜36のいずれか1項に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
[事項38]前記光センサからの電子パルスに基づいてデジタル画像を発生させる計算装置をさらに含み、前記電子パルスは、前記検出光に対応する事項32〜37のいずれか1項に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
[事項39]画像蓄積装置を形成する方法は、複数の空隙と前記空隙の間に配置された隔壁とを含むパターン化基板を準備するステップと、前記パターン化基板の前記空隙の中にセルを形成するために蓄積蛍光体粉末を添加するステップと、前記蓄積蛍光体粉末が実質的にないトップコート層を適用するステップとを含むことができる。
[事項40]前記パターン化基板を作成するために基板をエッチングするステップをさらに含む事項39に記載の方法。
[事項41]前記パターン化基板を作成するために基板を機械加工するステップをさらに含む事項39または40に記載の方法。
概説または例における上記載の動作のすべてが必要とされるとは限らず、特定の動作の一部が必要とされないこともあり、また、1つ以上のさらなる動作が記載のものに加えて実行されてもよいことに留意されたい。さらになお、動作がリストアップされる順序は、必ずしもそれら動作が実行される順序ではない。
明確化のために、個別の実施形態との関連で本明細書に記載した一部の特徴も、単一の実施形態の組み合わせで提供されてもよい。反対に、簡潔さのために、単一の実施形態との関連において記載される様々な特徴も、別々にまたは任意の部分的組み合わせで提供されてもよい。さらに、範囲において明示した値に対する言及は、その範囲内の各々の値およびすべての値を含む。
有益性、他の有利性、および課題の解決手段を、特定の実施形態に関連して以上に記載した。しかしながら、あらゆる有益性、有利性、または解決手段を生じることができる、もしくはさらに顕著にすることができる有益性、有利性、課題の解決手段、およびあらゆる特徴は、特許請求の範囲の任意またはすべての臨界的、必須的、もしくは本質的な特徴として解釈することができない。
本明細書に記載された実施形態の明細書および図面は、様々な実施形態の構造の概略の理解を提供するように意図される。明細書および図面は、本明細書に記載の構造または方法を用いる装置およびシステムの構成要素および特徴の全ての網羅的・包括的説明として機能するようには意図されない。個別の実施形態もまた、単一の実施形態の組み合わせで提供されてもよいし、反対に、簡潔さのために、単一の実施形態との関連において記載された様々な特徴もまた、別々にもしくは任意の部分的組み合わせで提供されてもよい。さらに、範囲において明示した値に対する言及は、その範囲内の各々の値およびすべての値を含む。他の多くの実施形態は、この明細書を読んだ後で初めて、当業者にとって明らかになり得る。本開示の範囲から逸脱せずに、構造的な置換、論理的な置換、または別の変更がなされてもよいように、他の実施形態が用いられ、本開示から導き出されてもよい。したがって、本開示は、限定的ではなく、例示的であると見なされるべきである。

Claims (41)

  1. 複数の空隙と前記空隙の間に配置された隔壁とを含む基板と、
    前記空隙の内部に蓄積蛍光体粉末を含むセルと
    を備える画像蓄積装置。
  2. 前記基板の表面を覆い、且つ前記蓄積蛍光体粉末を覆うトップコート層をさらに備える、請求項1に記載の画像蓄積装置。
  3. 前記トップコート層には、前記蓄積蛍光体粉末が実質的にない、請求項2に記載の画像蓄積装置。
  4. 前記基板の表面には、前記蓄積蛍光体粉末が実質的にない、請求項2に記載の画像蓄積装置。
  5. 反射層をさらに備え、前記基板は、前記トップコート層と前記反射層との間に配置される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  6. バッキングプレートをさらに備え、前記基板は、前記トップコート層と前記バッキングプレートとの間に配置される、請求項2〜5のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  7. 前記蓄積蛍光体粉末は、約500nm〜約800nmの範囲内の波長を有する刺激照射に露光されたときに、約300nm〜約600nmの範囲内の波長を有するシンチレーション光を発光することができる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  8. 前記蓄積蛍光体粉末は、バリウムフルオロハライド粉末を含む、事請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  9. 前記蓄積蛍光体粉末は、BaFX:RE2+粉末を含み、ここでXは、Cl、Br、I、またはその組み合わせを含み、REは、希土類元素を含む、請求項8に記載の画像蓄積装置。
  10. 前記蓄積蛍光体粉末は、BaFBr:Eu2+粉末を含む、請求項8に記載の画像蓄積装置。
  11. 前記蓄積蛍光体粉末は、BaFI:Eu2+粉末を含む、請求項8に記載の画像蓄積装置。
  12. 前記蓄積蛍光体粉末は、BaFBr1−x:Eu2+粉末を含み、ここでxは、0.001以上である、請求項8に記載の画像蓄積装置。
  13. 前記蓄積蛍光体粉末は、CsBr:Eu2+粉末を含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  14. 前記蓄積蛍光体粉末は、RbBr:Tl粉末を含む、請求項1に記載の画像蓄積装置。
  15. 前記セルは、前記蓄積蛍光体粉末と結合剤との混合物を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  16. 前記蓄積蛍光体粉末に対する前記結合剤の比率は、重量ベースで、約0.01:1以上である、請求項15に記載の画像蓄積装置。
  17. 前記蓄積蛍光体粉末に対する前記結合剤の比率は、重量ベースで、約1:1以下である、請求項15または16に記載の画像蓄積装置。
  18. 前記結合剤は、前記蓄積蛍光体粉末の発光波長において実質的に透過性である、請求項15〜17のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  19. 平面視で、前記セルは円形状セルを含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  20. 平面視で、前記セルは多角形状セルを含む、請求項1〜19のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  21. 平面視で、前記セルは矩形状セルを含む、請求項20に記載の画像蓄積装置。
  22. 前記セルは、六角形状セルを含む、請求項20に記載の画像蓄積装置。
  23. 前記セルは、約200μm以上、または約300μm以上のような、約100μm以上である平均深さを有する、請求項1〜22のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  24. 前記セルは、約700μm以下、または約600μm以下のような、約800μm以下である平均深さを有する、請求項1〜23のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  25. 平面視で、前記セルの各々は、約20μm以上、または約30μm以上のような、約10μm以上である最大寸法を有する、請求項1〜24のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  26. 前記最大寸法は、約60μm以下、または約50μm以下のような、約70μm以下である、請求項25に記載の画像蓄積装置。
  27. 前記隔壁は、約1μm以上、約5μm以上、または約10μm以上のような、約0.1μm以上である平均厚みを有する、請求項1〜26のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  28. 前記基板は、パターン化された半導体基板を含む、請求項1〜27のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  29. 前記基板は、パターン化された金属基板を含む、請求項1〜27のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  30. 前記基板は、パターン化された非金属基板を含む、請求項1〜27のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  31. 前記セルは、前記蓄積蛍光体粉末を刺激するように動作可能なレーザーのラスタパターンに対応するセルパターン内に配置される、請求項1〜30のいずれか1項に記載の画像蓄積装置。
  32. 複数の空隙と前記空隙の間に配置された隔壁とを含む基板と、前記空隙の内部の蓄積蛍光体粉末を含むセルとを備える画像蓄積装置と、
    刺激照射を発生させる刺激照射装置と、
    光を検出する光センサと
    を備えるコンピューテッドラジオグラフィ装置。
  33. 前記刺激照射装置は、レーザーを含む、請求項32に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
  34. 前記画像蓄積装置の前記セルはセルパターン内に配置され、前記レーザーのラスタパターンは前記セルパターンに対応する、請求項33に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
  35. 前記刺激照射は約500nm〜約800nmの範囲内の波長を有する、請求項32〜34のいずれか1項に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
  36. 前記光センサは、光電子増倍管、フォトダイオード、またはその組み合わせを備える、請求項32〜35のいずれか1項に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
  37. 前記検出された光は、約300nm〜約600nmの範囲内の波長を有する、請求項32〜36のいずれか1項に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
  38. 前記光センサからの電子パルスに基づいてデジタル画像を発生させる計算装置をさらに備え、前記電子パルスは、前記検出された光に対応する、請求項32〜37のいずれか1項に記載のコンピューテッドラジオグラフィ装置。
  39. 画像蓄積装置を形成する方法であって、
    複数の空隙と前記空隙の間に配置された隔壁とを含むパターン化基板を準備するステップと、
    前記パターン化基板の前記空隙の中にセルを形成するために蓄積蛍光体粉末を添加するステップと、
    前記蓄積蛍光体粉末が実質的にないトップコート層を適用するステップと
    を備える方法。
  40. 前記パターン化基板を作成するために基板をエッチングするステップをさらに備える、請求項39に記載の方法。
  41. 前記パターン化基板を作成するために基板を機械加工するステップをさらに備える、請求項39または40に記載の方法。
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