JP2015201181A - 情報処理システム及び情報保存方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】保存している情報の安全を確保できる情報処理システム及び情報保存方法を提供することを課題とする。
【解決手段】複数の情報端末と情報処理装置と情報記憶装置とを含み、情報処理装置及び情報記憶装置が異なるネットワークに接続される情報処理システムであって、情報処理装置は複数の情報端末のうち一の情報端末から送信される情報を受信する受信手段と受信手段で受信した情報を他の情報端末及び前記情報記憶装置に送信する送信手段とを有し、情報端末は情報を情報処理装置に送信する送信手段と情報処理装置から送信される情報を受信する受信手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は情報処理システム及び情報保存方法に関する。
リアルタイムかつ安全にメッセージやファイルの送受信を行うため、チャットサーバから送信されるテキストデータのチャットメッセージを画像データのチャットメッセージ画像に変換してチャット端末装置に送信するチャットシステムは従来から知られている。
従来のチャットシステムでは、チャット端末装置において、チャットメッセージを画像データによって表される画像として表示することで、チャットメッセージ内容の修正や改ざん、テキストデータの抽出による情報漏洩などの可能性を低めていた(例えば特許文献1参照)。
例えばチャットシステム等の情報処理システムではインターネットなどのグローバルなネットワークにおいてスマートデバイス等の情報端末がやり取りしたチャットログ等の情報をチャットサーバなどの情報処理装置に保存しておく場合がある。
しかしながら、グローバルなネットワークに設けられたチャットサーバなどの情報処理装置が保存している情報はセキュア(安全)でないという問題があった。
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みなされたもので、保存している情報の安全を確保できる情報処理システム及び情報保存方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、複数の情報端末と、情報処理装置と、情報記憶装置とを含み、前記情報処理装置及び前記情報記憶装置が異なるネットワークに接続される情報処理システムであって、前記情報処理装置は、前記複数の情報端末のうち一の情報端末から送信される情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した情報を、他の情報端末及び前記情報記憶装置に送信する送信手段と、を有し、前記情報端末は、前記情報を情報処理装置に送信する送信手段と、前記情報処理装置から送信される情報を受信する受信手段と、を有し、前記情報記憶装置は、前記情報処理装置から送信される情報を記憶する記憶手段、を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、保存している情報の安全を確保できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るスマートデバイスの一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るチャットサーバの一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るリレーサーバの一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るファイルサーバの一例の処理ブロック図である。 2次元コードを表示したWebUIの一例のイメージ図である。 2次元コードを読み取らせるための画面の一例のイメージ図である。 2次元コードから取得する情報の一例の構成図である。 スマートデバイス登録処理の一例のフローチャートである。 成功画面の一例のイメージ図である。 グループ作成処理の一例のシーケンス図である。 グループ作成画面の一例のイメージ図である。 チャットを行うグループ選択画面の一例のイメージ図である。 選択したグループにメッセージを送信する処理の一例のシーケンス図である。 チャット画面の一例のイメージ図である。 ログ画面の一例のイメージ図である。 ユーザ・グループ情報の一例の構成図である。 ファイル選択画面の一例のイメージ図である。 選択したグループにファイルリンクを送信する処理の一例のシーケンス図である。 チャットの会話内容のログをファイルサーバに残すか否かの選択手順の一例の説明図である。 ユーザ・グループ情報の他の例の構成図である。 グループにユーザを後から追加する処理の一例のシーケンス図である。 グループにユーザを後から追加する手順の一例の説明図である。 参加済みのユーザAと後から参加したユーザCのチャット画面の差を表した一例のイメージ図である。 本実施形態に係る情報処理システムの他の例の構成図である。 グループ作成及びメッセージ送信処理の一例のシーケンス図である。 チャットを行うグループ選択画面の一例のイメージ図である。 要求受付管理情報の一例の構成図である。 ユーザ・グループ情報の一例の構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムの他の例の構成図である。 ユーザ・端末情報の一例の構成図である。 メッセージ送信処理の他の例を示すシーケンス図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、リレーサーバ11、チャットサーバ12、スマートデバイス13、ファイルサーバ14、ファイアウォール(FW)15を有する構成である。
リレーサーバ11と、チャットサーバ12と、スマートデバイス13の少なくとも一部とは、インターネットなどのグローバルなネットワークN1に接続されている。また、スマートデバイス13の少なくとも一部と、ファイルサーバ14とは、LANなどのローカルなネットワークN2に接続されている。ネットワークN1とネットワークN2とはFW15を介して接続されている。
リレーサーバ11は、ネットワークN1に接続されたチャットサーバ12やスマートデバイス13からネットワークN2に接続されたファイルサーバ14に対する要求(リクエスト)を一旦受け付け、ファイルサーバ14からの要求に応じて、受け付けた要求をファイルサーバ14に対して送信する。
チャットサーバ12はスマートデバイス13間でチャットを行うための会話内容などをスマートデバイス13から受け付け、配信する。スマートデバイス13はユーザが利用する端末装置である。
ファイルサーバ14には各ユーザが共有するファイル、各ユーザがチャットサーバ12を介して行った会話内容のログなどが保存される。ファイルサーバ14はネットワークN2に接続されているために、ネットワークN1に接続されたリレーサーバ11、チャットサーバ12及びスマートデバイス13から直接アクセスできない。ファイルサーバ14からネットワークN1に接続されたリレーサーバ11、チャットサーバ12及びスマートデバイス13へのアクセスは可能である。
ファイルサーバ14は要求を受け付けていないかを継続してリレーサーバ11に問い合わせ、リレーサーバ11が要求を受け付けていれば、その要求をリレーサーバ11から取得して処理する。また、ファイルサーバ14は要求の処理結果をリレーサーバ11に送信する。要求を行ったスマートデバイス13はリレーサーバ11から要求の処理結果を受け取ることができる。このように、ネットワークN1に接続されたスマートデバイス13からネットワークN2に接続されたファイルサーバ14への要求はリレーサーバ11を介して間接的に送信できる。
ネットワークN1に接続されているリレーサーバ11、チャットサーバ12、スマートデバイス13は相互に通信可能である。また、ネットワークN2に接続されたスマートデバイス13及びファイルサーバ14は相互に通信可能である。図1において、スマートデバイス13はユーザが操作する端末装置の一例である。スマートデバイス13はスマートフォン、タブレット端末の他、携帯電話、ノートPCなど、ユーザが操作できる装置であればよい。
なお、図1の情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。例えば図1のリレーサーバ11、チャットサーバ12及びファイルサーバ14は複数のコンピュータに分散して構成してもよい。また、図1のリレーサーバ11及びチャットサーバ12は一台のコンピュータに統合して構成してもよい。
<ハードウェア構成>
リレーサーバ11、チャットサーバ12、スマートデバイス13及びファイルサーバ14は例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2のコンピュータ100は入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM104、ROM105、CPU106、通信I/F107及びHDD108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置101及び表示装置102は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置101はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102はディスプレイ等を含み、コンピュータ100による処理結果を表示する。なお、入力装置101及び表示装置102は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
通信I/F107はコンピュータ100をネットワークN1又はN2に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ100は通信I/F107を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ100全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータ100はHDD108に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
HDD108は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDBにより管理している。外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。
これにより、コンピュータ100は外部I/F103を介して記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM105にはコンピュータ100の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ100全体の制御や機能を実現する演算装置である。
リレーサーバ11、チャットサーバ12、スマートデバイス13及びファイルサーバ14は例えば図2に示すコンピュータ100のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《スマートデバイス》
本実施形態に係るスマートデバイス13は、例えば図3に示すような処理ブロックで実現される。図3は本実施形態に係るスマートデバイスの一例の処理ブロック図である。スマートデバイス13はアプリケーションを実行することにより、表示部21、操作受付部22、2次元コード読み取り部23、画像情報生成部24、画像生成部25、設定記憶部26、データ送信部27、データ受信部28、ファイル管理部29、テキスト情報生成部30を実現している。
表示部21は、ユーザにファイルの内容やチャットの会話内容、ファイル選択画面などを表示する。操作受付部22はユーザからの操作を受け付ける。2次元コード読み取り部23は2次元コードを読み取る。
画像情報生成部24は表示部21に表示されているファイルの画像のうち、ユーザが選択した部分画像の位置やファイル名などの画像情報を生成する。画像生成部25は画像情報から画像を生成する。設定記憶部26はユーザ名、パスワード、グループなどの設定を記憶する。
データ送信部27はチャットの会話内容や画像情報などを送信する。データ受信部28はチャットの会話内容や画像情報、ファイルなどを受信する。ファイル管理部29は受信したファイルのキャッシュの保存や破棄を行う。テキスト情報生成部30は表示部21に表示されているファイルのうち、ユーザが選択した文字列の位置やファイル名などの文字列情報を生成する。
《チャットサーバ》
本実施形態に係るチャットサーバ12は、例えば図4に示すような処理ブロックで実現される。図4は本実施形態に係るチャットサーバの一例の処理ブロック図である。例えばチャットサーバ12はプログラムを実行することにより、データ送信部41、データ受信部42、ユーザ・グループ管理部43、データ送信先判断部44を実現している。
データ送信部41はチャットの会話内容などのデータを送信する。データ受信部42はチャットの会話内容などのデータを受信する。ユーザ・グループ管理部43はチャットに参加しているユーザやチャットの会話内容を送信するグループを管理する。データ送信先判断部44はチャットの会話内容を送信するグループを判断する。チャットサーバ12はチャット機能を提供する。
《リレーサーバ》
本実施形態に係るリレーサーバ11は、例えば図5に示すような処理ブロックで実現される。図5は、本実施形態に係るリレーサーバの一例の処理ブロック図である。例えばリレーサーバ11はプログラムを実行することで、データ受信部51、データ記憶部52、リクエスト受付部53、データ判断部54、データ送信部55を実現している。
データ受信部51は、例えばネットワークN1に接続されたスマートデバイス13からデータと、そのデータの送信元のスマートデバイスIDと、送信先のファイルサーバIDとを受信する。データ記憶部52は、データ受信部51で受信した各種データを関連付けて記憶する。リクエスト受付部53は、ファイルサーバ14からリクエストがあるかの問い合わせを受け付ける。
データ判断部54はリクエスト受付部53が問い合わせを受け付けたファイルサーバ14のファイルサーバIDに関連付けられたデータが記憶されているかを判断する。データ送信部55はデータ判断部54でデータが記憶されていると判断されたとき、そのデータを問い合わせを受け付けたファイルサーバ14に送信する。
《ファイルサーバ》
本実施形態に係るファイルサーバ14は、例えば図6に示すような処理ブロックで実現される。図6は、本実施形態に係るファイルサーバの一例の処理ブロック図である。例えばファイルサーバ14はプログラムを実行することで、データ送信部61、データ受信部62、ユーザ・グループ管理部63、ファイル管理部64、ログ管理部65、リクエスト問い合わせ部66、リクエスト処理部67を実現している。
データ送信部61はファイルやリクエストの処理結果などのデータを送信する。データ受信部62はファイル、チャットの会話内容のログ、他のスマートデバイス13からのリクエストなどのデータを受信する。ユーザ・グループ管理部63はチャットに参加しているユーザやチャットの会話内容を送信するグループを管理する。
ファイル管理部64は受信したファイルの保存、保存されているファイルの読み出しなどを行う。ログ管理部65はチャットの会話内容のログを保存する。リクエスト問い合わせ部66はリレーサーバ11に対してリクエストの有無を問い合わせる。リクエスト処理部67はリクエストの内容に基づいてリクエストを処理する。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。
《機器登録》
本実施形態に係る情報処理システム1では、まず、ファイルサーバ14にアクセス可能なスマートデバイス13を登録する必要がある。例えば情報処理システム1では以下のように2次元コードを利用してファイルサーバ14にアクセス可能なスマートデバイス13を登録(ペアリング)する。
図7は2次元コードを表示したWebUIの一例のイメージ図である。図7のWebUIにはQRコード(登録商標)などの2次元コードが表示されている。ユーザはWebUIに表示されている2次元コードを、ファイルサーバ14にアクセス可能なスマートデバイス13として登録したいスマートデバイス13に読み取らせる。
図8は2次元コードを読み取らせるための画面の一例のイメージ図である。図8の画面の点線の内側に撮影した2次元コードが表示されるようにスマートデバイス13の位置を調整することにより、ユーザはスマートデバイス13に2次元コードを読み取らせることができる。なお、スマートデバイス13の登録はリレーサーバ11を経由するか否かに関わらず、行う。スマートデバイス13は2次元コードを読み取ることにより、図9に示すようなファイルサーバ14へのアクセスに必要な情報を取得できる。
なお、図7のWebUIはユーザが操作する端末装置によりファイルサーバ14等の情報処理装置にアクセスして表示させてもよい。また、2次元コードはプリントアウトされたものを利用してもよい。
図9は2次元コードから取得する情報の一例の構成図である。図9はファイルサーバ14へのアクセスに必要な情報の一例を示している。図9はファイルサーバ14固有のID及びIPアドレス、リレーサーバ11を経由する際に利用するID、アクティべーションに利用するリンクが含まれている。
図10はスマートデバイス登録処理の一例のフローチャートである。スマートデバイス13はステップS1において、例えば図7の2次元コードから読み取った図9に示したようなアクティべーションに利用するリンクを取得する。
ステップS2において、スマートデバイス13はスマートデバイス13のスマートデバイスIDを送りながら、アクティベーションに利用するリンク(アクティベーションのアドレス)にアクセスする。
ステップS3において、スマートデバイス13はアクティベーションに利用するリンクにアクセスしてファイルサーバ14への登録ができたかを判定する。アクティベーションに利用するリンクにアクセスしてファイルサーバ14への登録ができた場合、スマートデバイス13はステップS4において図11に示すような成功画面を表示する。
図11は成功画面の一例のイメージ図である。図11の成功画面はスマートデバイス13の登録に成功した旨と、スマートデバイス13を登録したファイルサーバ14のIPアドレス、ファイルサーバ名及びファイルサーバIDとが表示されている。ステップS4に続いてステップS5に進み、スマートデバイス13はファイルサーバ14へのアクセスに必要な情報(ファイルサーバ14へのアクセス情報)を保存する。ステップS3においてファイルサーバ14への登録ができなかった場合、スマートデバイス13はステップS6において失敗画面を表示する。
図10のフローチャートは2次元コードから取得したアクティベーションのアドレスを基にアクティベーションを行い、ファイルサーバ14にスマートデバイス13の情報を登録し、スマートデバイス13にファイルサーバ14の情報を登録するものである。
ファイルサーバ14は図10のスマートデバイス登録処理を行っていないスマートデバイス13からのアクセスを許可しない。スマートデバイス13からファイルサーバ14を利用する場合は図10に示したスマートデバイス登録処理を行う必要がある。スマートデバイス登録処理を行ったスマートデバイス13はファイルサーバ14に保存されている情報やファイルを取り出せるようになる。図10に示したスマートデバイス登録処理によりスマートデバイス13に固有のスマートデバイスIDが登録されるため、ファイルサーバ14は他のスマートデバイス13による「なりすまし」を防ぐことができる。
具体的には、ファイルサーバ14のユーザ・グループ管理部63は、登録済みのユーザ名(ユーザを識別するための識別情報)及びユーザ登録時に送信された端末ID(端末を識別するための識別情報)を図32のように記憶している。なお、登録されたユーザごとに、ユーザのみがアクセス可能なフォルダ(ユーザフォルダ)を作成するようにしても良い。
《グループ作成》
本実施形態に係る情報処理システム1では、チャットの会話内容を送信するグループを作成する必要がある。例えば情報処理システム1では以下のようにチャットの会話内容を送信するグループを作成する。なお、以下ではユーザ(User)Aが利用するスマートデバイスをスマートデバイス13A、ユーザBが利用するスマートデバイスをスマートデバイス13Bと呼ぶ。
図12はグループ作成処理の一例のシーケンス図である。スマートデバイス13Aを操作するユーザAはステップS11において、グループ作成開始をスマートデバイス13Aに指示する。ステップS12、S13において、スマートデバイス13Aはチャットに参加可能な登録済みのユーザの情報の取得を、リレーサーバ11経由でファイルサーバ14に要求する。ファイルサーバ14は登録済みのユーザの情報を、リレーサーバ11経由でスマートデバイス13Aに返す。
つまり、ステップS12、13において、ファイルサーバ14は、図32のように記憶していた、当該ファイルサーバ14に登録済みのユーザ名をスマートデバイス13Aに送信する。
ステップS14において、スマートデバイス13Aは受信した登録済みのユーザの情報を利用して図13に示すようなグループ作成画面を表示する。図13はグループ作成画面の一例のイメージ図である。グループ作成画面はグループ作成のためにスマートデバイス13Aに表示される画面の一例である。図13のグループ作成画面には、グループ名を入力する欄と、ユーザを選択する欄と、が含まれる。
ステップS15において、ユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、グループ作成画面にグループ名を入力する。また、ステップS16において、ユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、グループ作成画面からグループに参加させるユーザを選択する。ステップS17において、ユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、グループ作成画面の完了ボタンなどを押下して、完了操作を行う。
ユーザAによる完了操作が行われると、ステップS18に進み、スマートデバイス13AはステップS15で入力されたグループ名と、ステップS16で選択されたユーザとを利用して、ファイルサーバ14にグループの作成を依頼する。スマートデバイス13Aからのグループ作成依頼はステップS19においてリレーサーバ11からファイルサーバ14に送信される。グループの作成を依頼されたファイルサーバ14は、ステップS15で入力されたグループ名と、ステップS16で選択されたユーザとを利用してグループを作成し、図18に示すように同一グループのユーザを対応付けて管理する。
《チャット処理》
本実施形態に係る情報処理システム1では、以下に説明するように、グループに参加しているスマートデバイス13間でチャットを行う。図14はチャットを行うグループ選択画面の一例のイメージ図である。ユーザは図14のようなグループ選択画面からチャットを行うグループを選択し、会話を開始ボタンを押下する。なお、グループ選択画面に表示されるグループの情報はファイルサーバ14から取得できる。会話を開始するボタンが押下されると、スマートデバイス13はグループ選択画面から選択されたチャットを行うグループをチャットサーバ12に通知する。
なお、グループの一覧は、ファイルサーバ14から取得される(詳細には、スマートデバイス13が、リレーサーバ11を介してファイルサーバ14から図18に示すグループの情報を取得する)。
グループを選択したあと、例えばユーザAが操作するスマートデバイス13Aは図15のシーケンス図に示すようにチャットの会話内容のログを取得したあと、メッセージの送信を行う。図15は選択したグループにメッセージを送信する処理の一例のシーケンス図である。
ステップS21において、ユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、図14に示すようなグループ選択画面からチャットを行うグループを選択して、会話を開始ボタンを押下する。ステップS22、S23において、スマートデバイス13Aはリレーサーバ11を介してファイルサーバ14に、選択されたグループのログの取得を要求する。ここで取得を要求するログは、選択されたグループでやり取りされた、これまでのチャットの会話内容のログである。
ステップS24において、チャットを行うグループのユーザが操作しているスマートデバイス13には例えば図16に示すようなチャット画面が表示される。図16はチャット画面の一例のイメージ図である。
図16のチャット画面は左側にチャットの会話内容を表示し、チャットの会話内容を表示する部分の下方に、送信するメッセージを入力するボックスが配置されている。図16のチャット画面の右側には、選択されたファイルの内容が表示される。スマートデバイス13Aはファイルサーバ14から取得した、これまでのチャットの会話内容のログを例えば図16のチャット画面の左側に表示する。
ステップS25において、ユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、図16に示したチャット画面の左下に配置されているボックスにメッセージを入力して送信ボタンを押下する。
ステップS26においてスマートデバイス13Aはグループを指定してチャットサーバ12にメッセージを送信する。チャットサーバ12のデータ送信先判断部44は指定されたグループのチャットに参加しているユーザAのスマートデバイス13A、ユーザBのスマートデバイス13B及びファイルサーバ14をメッセージの送信先として判断する。このようにチャットサーバ12はファイルサーバ14をメッセージの送信先の一つとして判断する。グループとファイルサーバ14とを関連付ける情報はチャットサーバ12が保持していてもよいし、ファイルサーバ14からのグループを指定した要求などから生成するようにしてもよい。
ステップS27においてチャットサーバ12はメッセージをスマートデバイス13Aに送信し、表示部21に表示させる。また、ステップS28においてチャットサーバ12はメッセージをスマートデバイス13Bに送信し、表示部21に表示させる。
ステップS29において、チャットサーバ12はメッセージをファイルサーバ14に送信する。ステップS30において、ファイルサーバ14はチャットサーバ12から受信したメッセージをログとして保存できる。
なお、ファイルサーバ14は、受信したメッセージをチャットの会話内容のログとしてグループと関連付けて自動的に保存するようにしてもよい。また、チャットサーバ12はファイルサーバ14に対してログ保存要求を行い、送信したメッセージをチャットの会話内容のログとしてグループと関連付けて保存させるようにしてもよい。
図15のシーケンス図ではステップS29においてチャットサーバ12からファイルサーバ14にメッセージが送信されるように記載されているが、ファイアウォール15を超える工夫が必要となる。
例えばチャットサーバ12はファイルサーバ14からのメッセージ取得要求を受け付けた状態で待機し、そのメッセージ取得要求の応答としてメッセージをファイルサーバ14に送信することでファイアウォール15を超えることができる。また、チャットサーバ12はリレーサーバ11を利用することによりファイアウォール15を超えてメッセージをファイルサーバ14に送信できる。
ファイルサーバ14に保存されたチャットの会話内容のログは例えば図17に示すログ画面をスマートデバイス13に表示することでユーザに閲覧させることができる。図17はログ画面の一例のイメージ図である。なお、図17のログ画面に表示させることができるチャットの会話内容のログはスマートデバイス13を利用するユーザが属するグループに対応するものとなる。
ファイルサーバ14は例えば図18に示すようなユーザ・グループ管理部63が管理しているユーザ・グループ情報を利用することで、スマートデバイス13を利用するユーザが属するグループを判断できる。図18はユーザ・グループ情報の一例の構成図である。
例えば図18のユーザ・グループ情報では「グループ1」のチャットの会話内容のログはユーザAの利用するスマートデバイス13A及びユーザBの利用するスマートデバイス13Bから閲覧できる。
図16のチャット画面の上方にある切り替えボタンが押下されると、スマートデバイス13はファイルサーバ14からファイルの一覧を取得し、図19に示すようなファイル選択画面を表示する。図19はファイル選択画面の一例のイメージ図である。
図19のファイル選択画面は左側にファイルの一覧をファイルアイコンにより表示している。ユーザはファイルの一覧から内容を表示したいファイルのファイルアイコンを選択して選択ボタンを押下する。ファイルアイコンが選択されると、例えばスマートデバイス13Aは図20のシーケンス図に示すようにファイルを取得したあと、ファイルリンクの送信を行う。図20は選択したグループにファイルリンクを送信する処理の一例のシーケンス図である。
ステップS31において、ユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、図19に示したファイル選択画面の左下に表示されているファイルの一覧から内容を表示したいファイルのファイルアイコンを選択して選択ボタンを押下する。
ステップS32、S33において、スマートデバイス13Aはリレーサーバ11を介してファイルサーバ14に、選択されたファイルアイコンに対応したファイルリンクの取得を要求し、ファイルリンクを取得する。
ステップS34においてスマートデバイス13Aはグループを指定してチャットサーバ12にファイルリンクを送信する。チャットサーバ12のデータ送信先判断部44は指定されたグループのチャットに参加しているユーザAのスマートデバイス13A、ユーザBのスマートデバイス13B及びファイルサーバ14をファイルリンクの送信先として判断する。このようにチャットサーバ12はファイルサーバ14をファイルリンクの送信先の一つとして判断する。
ステップS35においてチャットサーバ12はファイルリンクをスマートデバイス13Aに送信し、表示部21に表示させる。また、ステップS36においてチャットサーバ12はファイルリンクをスマートデバイス13Bに送信し、表示部21に表示させる。例えばスマートデバイス13A及び13Bは受信したファイルリンクを利用して、例えば図16に示したチャット画面の右側にファイルの内容を表示できる。
ステップS37において、チャットサーバ12はファイルリンクをファイルサーバ14に送信する。ステップS38において、ファイルサーバ14はチャットサーバ12から受信したファイルリンクをログとして保存できる。
なお、本実施形態の情報処理システム1はチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残すか否かをユーザに選択させることもできる。本実施形態の情報処理システム1ではチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残すか否かを例えば図21に示すような手順でユーザに選択させる。
図21はチャットの会話内容のログをファイルサーバに残すか否かの選択手順の一例の説明図である。チャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残すか否かを選択させるタイミングは図13に示したグループ作成画面によりグループを作成した後、図14に示したグループ選択画面からグループを選択した後などである。
また、チャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残すか否かを選択させるタイミングは図14のグループ選択画面上に設けられたログ保存有無の設定ボタンが押下された後であってもよい。
チャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残すか否かを選択させるタイミングにおいて、スマートデバイス13の表示部21にはログを残すか否かをユーザに選択させる画面が表示される。ユーザは図21に示すようなログを残すか否かをユーザに選択させる画面からチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残すか否かの選択を行うことができる。
チャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残すか否かをユーザに選択させる場合のユーザ・グループ情報は例えば図22のようになる。図22はユーザ・グループ情報の他の例の構成図である。図22のユーザ・グループ情報は図18のユーザ・グループ情報の構成にログ保存先が追加されたものである。
図22のユーザ・グループ情報では、グループごとにログ保存先を設定できる。例えばチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残さない選択が行われたグループの保存先にはファイルサーバ14が設定されない。図22の「グループ2」はチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残さない選択が行われたグループを表している。
チャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残す選択が行われたグループの保存先にはファイルサーバ14が設定される。図22の「グループ1」と「グループ2」とはチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残す選択が行われたグループを表している。
したがって、本実施形態の情報処理システム1ではチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残すか否かをユーザが選択できる。ユーザはチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残したいとき、チャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残す選択を行えばよい。また、ユーザはチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残したくないとき、チャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残さない選択を行えばよい。
また、本実施形態の情報処理システム1はグループにユーザを後から追加することもできる。本実施形態の情報処理システム1では例えば図23に示すような手順でグループにユーザを後から追加させる。
図23はグループにユーザを後から追加する処理の一例のシーケンス図である。ユーザCはステップS41においてスマートデバイス13Cを操作し、ユーザCが後から参加できるグループ一覧の取得を要求する。
ステップS42、S43において、スマートデバイス13Cはリレーサーバ11を介してファイルサーバ14に、ユーザCが後から参加できる(ユーザCが未参加の)グループ一覧の取得を要求し、取得する。
ステップS44において、ユーザCが操作しているスマートデバイス13Cには例えば図24の上側に示すようなグループ選択画面が表示される。図24はグループにユーザを後から追加する手順の一例の説明図である。
図24の上側に示したグループ選択画面はユーザCが後から参加できるグループ1が表示されている。ステップS45において、ユーザCはスマートデバイス13Cを操作して例えば図24の上側に示したグループ選択画面からグループ1を選択する。スマートデバイス13Cには図24の下側に示すような確認画面が表示される。ユーザCは確認画面のYesボタンを押下することでグループ1へ自分を追加する要求を行うことができる。
ステップS46において、スマートデバイス13Cはグループ1を指定してグループ追加の要求をチャットサーバ12に送信する。ステップS47において、チャットサーバ12はグループ1を指定したグループ追加の要求をファイルサーバ14に送信する。ファイルサーバ14はステップS48において、グループ1を指定したグループ追加の要求に基づき、ユーザCをグループ1に追加できる。
グループ1に追加されたユーザCのスマートデバイス13Cは図15のシーケンス図に示した手順によりグループ1でやり取り(共有)された、これまでのチャットの会話内容のログを取得し、図16に示すようなチャット画面を表示できる。
ただし、ユーザCのスマートデバイス13Cはグループ1においてチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残さない選択が行われていた場合、グループ1でやり取りされた、これまでのチャットの会話内容のログの一部をチャット画面に表示できない。
図25は参加済みのユーザAと後から参加したユーザCのチャット画面の差を表した一例のイメージ図である。図25(A)のチャット画面はユーザAのスマートデバイス13Aに表示されたチャット画面の一例である。図25(A)のチャット画面ではユーザA及びユーザBにより送信されたメッセージ「こんにちは」が表示されている。
図25(A)のチャット画面が表示されたあと、例えばユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、チャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残さない設定を行ったものとする。
チャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残さない設定を行ったあと、ユーザA及びユーザBによりメッセージ「おはよう」が送信されたものとする。図25(B)のチャット画面は、ユーザAのスマートデバイス13Aに表示されたチャット画面の一例である。図25(B)のチャット画面ではユーザA及びユーザBによるメッセージ「こんにちは」が表示されている。
図25(B)のチャット画面が表示されたあと、例えばユーザCはスマートデバイス13Cを操作して、グループ1に後から参加したものとする。図25(C)のチャット画面は後から参加したユーザCのスマートデバイス13Cに表示されたチャット画面の一例である。図25(C)のチャット画面は図15のシーケンス図に示した手順によりファイルサーバ14から取得されたログにより表示されたものである。図25(B)のチャット画面に示したユーザA及びユーザBによるメッセージ「こんにちは」はチャットの会話内容のログをファイルサーバ14に残さない設定を行ったあとのメッセージであるため、図25(C)のチャット画面に表示されていない。
このように、本実施形態の情報処理システム1ではメッセージをログとして残すか否かの設定を切り換えることにより、グループに後から参加したユーザのチャット画面に表示させるメッセージを選択できる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態の情報処理システム1は、一台のファイルサーバ14にペアリングされたスマートデバイス13間でやり取りされたチャットの会話内容のログを一台のファイルサーバ14に保存していた。
第2の実施形態の情報処理システム1Aは、複数のファイルサーバ14A、14Bにペアリングされたスマートデバイス間でやり取りされたチャットの会話内容のログを複数のファイルサーバ14A、14Bに保存するものである。
なお、第2の実施形態の情報処理システム1Aは一部を除いて第1の実施形態の情報処理システム1と同様であるため、適宜説明を省略する。
<システム構成>
第2の実施形態の情報処理システム1Aは図1の情報処理システム1のファイルサーバ14を二台のファイルサーバ14A、14Bに置き換えたものである。スマートデバイス13はファイルサーバ14A、14Bの片方又は両方にペアリング可能である。その他の情報処理システム1Aの構成は図1の情報処理システム1と同様であるため、説明を省略する。また、ハードウェア構成及びソフトウェア構成も図1の情報処理システム1と同様であるため、説明を省略する。
<処理の詳細>
ここでは本実施形態に係る情報処理システム1Aの処理の詳細について説明する。
《機器登録》
情報処理システム1Aにおける機器登録は第1の実施形態と同様に行われる。以下の説明ではユーザA、B、C及びDが利用するスマートデバイスをそれぞれスマートデバイス13A、13B、13C及び13Dと呼ぶ。スマートデバイス13Aはファイルサーバ14A及び14Bにペアリングする。スマートデバイス13Bはファイルサーバ14Bにペアリングする。スマートデバイス13Cはファイルサーバ14Bにペアリングする。スマートデバイス13Dはファイルサーバ14Aにペアリングする。
《グループ作成及びチャット処理》
図27はグループ作成及びメッセージ送信処理の一例のシーケンス図である。情報処理システム1Aでも、第1の実施形態の情報処理システム1と同様にチャットの会話内容を送信するグループを作成する必要がある。
スマートデバイス13Aを操作するユーザAはステップS51において、グループ作成開始をスマートデバイス13Aに指示する。ステップS52、S53において、スマートデバイス13Aはチャットに参加可能な登録済みのユーザの情報の取得を、リレーサーバ11経由でファイルサーバ14Aに要求する。ファイルサーバ14Aは登録済みのユーザの情報を、リレーサーバ11経由でスマートデバイス13Aに返す。ステップS54において、スマートデバイス13Aは受信した登録済みのユーザの情報を利用して図13に示したようなグループ作成画面を表示する。
ステップS55においてユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、グループ作成画面にグループ名を入力する。また、ステップS56において、ユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、グループ作成画面からグループに参加させるユーザを選択する。ステップS57において、ユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、グループ作成画面の完了ボタンなどを押下して、完了操作を行う。
ユーザAによる完了操作が行われると、ステップS58に進み、スマートデバイス13AはステップS55で入力されたグループ名と、ステップS56で選択されたユーザとを利用して、ファイルサーバ14Aにグループの作成を依頼する。スマートデバイス13Aからのグループ作成依頼はステップS59においてリレーサーバ11からファイルサーバ14Aに送信される。
グループの作成を依頼されたファイルサーバ14Aは、ステップS55で入力されたグループ名と、ステップS56で選択されたユーザとを利用してグループを作成し、同一グループのユーザを対応付けて管理する。なお、ファイルサーバ14Aは作成したグループのグループIDをスマートデバイス13Aに返す。
スマートデバイス13Aはファイルサーバ14A以外にペアリングされているファイルサーバ14Bがあるので、作成したグループのグループIDをファイルサーバ14Bに通知することで作成したグループに参加させる。ファイルサーバ14Aのグループにファイルサーバ14Bを参加させることにより、情報処理システム1Aはファイルサーバ14Aのチャットの会話内容のログをファイルサーバ14Bにも保存させることができる。
ステップS60、S61において、スマートデバイス13AはグループIDを指定してグループへの参加を、リレーサーバ11経由でファイルサーバ14Bに要求する。ファイルサーバ14BはグループIDにより指定されたグループのログをファイルサーバ14Aに要求し、取得したログをステップS63において保存する。
その後、ユーザAは図28のようなグループ選択画面からチャットを行うグループを選択し、会話を開始ボタンを押下する。図28はチャットを行うグループ選択画面の一例のイメージ図である。グループ選択画面に表示されるグループの情報はファイルサーバ14A及び14Bから取得できる。
図28のグループ選択画面はファイルサーバ14Aの「グループ1」とファイルサーバ14Bの「グループ2」及び「グループ3」からグループを選択可能である。ユーザAはファイルサーバ14Aの「グループ1」を選択して会話を開始するボタンを押下したものとする。会話を開始するボタンが押下されると、スマートデバイス13Aは図15に示したシーケンス図に示すようにチャットの会話内容のログを取得したあと、メッセージの送信を行う。
ステップS64において、ユーザAはスマートデバイス13Aを操作し、図16に示したようなチャット画面の左下に配置されているボックスにメッセージを入力し、ステップS65において送信ボタンを押下する。
ステップS66においてスマートデバイス13Aはグループを指定してチャットサーバ12にメッセージを送信する。チャットサーバ12のデータ送信先判断部44は指定されたグループに参加しているユーザAのスマートデバイス13A、ファイルサーバ14A及び14Bをメッセージの送信先として判断する。このようにチャットサーバ12はファイルサーバ14A及び14Bをメッセージの送信先として判断する。
チャットサーバ12は例えば図29に示すような要求受付管理情報を保持しておくことにより、メッセージの送信先を判断できる。図29は要求受付管理情報の一例の構成図である。例えばスマートデバイス13Aは、ユーザAにより会話を開始するボタンが押下されたあと、スマートデバイス13Aからチャットサーバ12に参加要求などを行うことにより「グループ1」の要求受付ユーザとして登録される。ファイルサーバ14AはユーザAにより「グループ1」が作成されたあと、チャットサーバ12に参加要求などを行うことで「グループ1」の要求受付ユーザとして登録される。
また、ファイルサーバ14Bはスマートデバイス13Aから「グループ1」への参加の要求があったあと、チャットサーバ12に参加要求などを行うことで「グループ1」の要求受付ユーザとして登録される。
ステップS67において、チャットサーバ12はメッセージをファイルサーバ14Bに送信する。ステップS68において、ファイルサーバ14Bはチャットサーバ12から受信したメッセージをログとして保存できる。ステップS69においてチャットサーバ12はメッセージをスマートデバイス13Aに送信し、表示部21に表示させる。
ステップS70においてチャットサーバ12はメッセージをファイルサーバ14Aに送信する。ステップS71において、ファイルサーバ14Aはチャットサーバ12から受信したメッセージをログとして保存できる。
図27のシーケンス図では図15のシーケンス図と同様、ステップS67、S70においてチャットサーバ12からファイルサーバ14A及び14Bにメッセージが送信されるように記載されているが、ファイアウォール15を超える工夫が必要となる。
ファイルサーバ14A及び14Bに保存されたチャットの会話内容のログは、スマートデバイス13を利用するユーザが属するグループに対応するものとなる。ファイルサーバ14A及び14Bは例えば図30に示すようなユーザ・グループ管理部63が管理しているユーザ・グループ情報を利用することで、スマートデバイス13を利用するユーザが属するグループを判断できる。図30はユーザ・グループ情報の一例の構成図である。
図30の上側に表したユーザ・グループ情報は、ファイルサーバ14Aが有するものである。図30の下側に表したユーザ・グループ情報は、ファイルサーバ14Bが有するものである。
例えば図30のユーザ・グループ情報では「グループ1」のチャットの会話内容のログはユーザAの利用するスマートデバイス13A及びユーザDの利用するスマートデバイス13Dから閲覧できる。
また、図30のユーザ・グループ情報では「グループ2」のチャットの会話内容のログはユーザAの利用するスマートデバイス13A及びユーザBの利用するスマートデバイス13Bから閲覧できる。なお、図27のシーケンス図に示したように、情報処理システム1Aではスマートデバイス13Aがファイルサーバ14A及び14Bにペアリングされているため「グループ2」のチャットの会話内容のログがファイルサーバ14Aにも保存される。
スマートデバイス13Aは、ファイルサーバ14A及び14Bにペアリングされているため、ファイルサーバ14A及び14Bに保存されている「グループ2」のチャットの会話内容のログを表示できる。一方、スマートデバイス13Bは、ファイルサーバ14Aにペアリングされていないため、ファイルサーバ14Aに保存されている「グループ2」のチャットの会話内容のログを表示できない。
なお、本実施形態の情報処理システム1Aも情報処理システム1と同様、チャットの会話内容のログをファイルサーバ14A及び14Bに残すか否かをユーザに選択させることもできる。
<他のシステム構成>
図1に示した情報処理システム1、図26に示した情報処理システム1Aの構成は一例であって、図31に示す構成であってもよい。図31は本実施形態に係る情報処理システムの他の例の構成図である。
図31の情報処理システム1BはLANなどのネットワークN2にチャットサーバ12と、複数のスマートデバイス13と、ファイルサーバ14とが接続されている。図31の情報処理システム1BはFW15を超えた通信を行わないため、リレーサーバ11が省略されている。図31に示した情報処理システム1Bによっても、上述した情報処理システム1、1Aと同様な処理を行うことができる。なお、図31の情報処理システム1Bにおいてはチャットサーバ12とファイルサーバ14とが一体化した構成であってもよい。
図33はメッセージ送信処理の他の形態を説明する図である。なお、ここではグループにはUseA、UserB、UserCが所属しているとし、それぞれスマートデバイス13A、13B、13Cを利用しているとする。
スマートデバイス13Aは、UserAからアプリケーションの起動指示を受け付け、アプリケーションを起動する(ステップS401、S402)。またスマートデバイス13Bは、UserBからアプリケーションの起動指示を受け付け、アプリケーションを起動する(ステップS403、S404)。なお、スマートデバイス13は、アプリケーションを起動するときにログイン画面を表示させ、ユーザ識別情報(ユ―ザID等、ユーザを識別する情報)をユーザに入力させてもよいし、予めアプリケーションにユーザ識別情報を保持させておいてもよい。このようにして、スマートデバイス13は、アプリケーションに関連付けてユーザ識別情報を保持させる。
スマートデバイス13Aおよびスマートデバイス13Bは、アプリケーションが起動されると、アプリケーションに関連付けたユーザ識別情報を用いて、チャットサーバ12にユーザ識別情報で識別されるユーザ(UserAおよびUserB)宛のメッセージの取得要求を送信する(ステップS405、S406)。チャットサーバ12は、取得要求の示すユーザ(UserAおよびUserB)宛のチャットサーバを受信したかを判断し、受信していなければメッセージが無い旨(メッセージ受信結果)をスマートデバイス13Aおよびスマートデバイス13Bへ送信する(ステップS407、S408)。なお、スマートデバイス13は、アプリケーションが起動されている間、ステップS405〜ステップS408のメッセージ受信結果の取得要求を繰り返し行うようにするとよい。
また、ファイルサーバ14は、スマートデバイス13Aやスマートデバイス13Bと同じく、自身が管理しているグループを宛先とするメッセージの取得要求を送信し(ステップS490、S491)、チャットサーバ12からメッセージの受信を行う(ステップS493、S494)。
次に、スマートデバイス13Aは、メッセージの機能の開始指示を受け付けてグループ一覧を表示する(ステップS409〜414)。スマートデバイス13Aは、表示されたグループからグループの選択を受け付ける(ステップS415)と、グループのメッセージ画面を表示する(ステップS416)。
次に、スマートデバイス13Aは、メッセージ送信指示を受け付ける(ステップS417)と、メッセージ情報をチャットサーバ12へ送信する(ステップS418)。なお、本形態のメッセージ情報には、ファイルサーバ14を特定する情報も含まれる。
チャットサーバ12は、メッセージ情報に含まれるグループの情報をファイルサーバ14から取得し(ステップS419〜S422)、メッセージの配信先を決定する(ステップS423)。ここで、メッセージの取得要求のあったスマートデバイス13A、13B、およびファイルサーバ14に対してメッセージ情報を送信する(ステップS424〜S431)。スマートデバイス13Aおよび13Bは、受信したメッセージをそれぞれ表示装置に表示する(ステップS432、S433)。一方、ファイルサーバ14は、受信したメッセージをグループ情報(つまりグループに属するユーザの情報)と関連付けて記憶する(ステップS434)。そして、チャットサーバ12は、メッセージを削除する(ステップS435)。
一方、スマートデバイス13Cは、アプリケーションの起動指示を受け付けると、アプリケーションを起動する(ステップS436、S437)。スマートデバイス13Cは、アプリケーションが起動されると、ファイルサーバ14に対してメッセージの取得要求を送信し、ファイルサーバ14に記憶されたメッセージを取得する(ステップS438〜S441)。
なお、スマートデバイス13Cのみ、アプリケーションが起動されたときにファイルサーバ14へメッセージの確認をするように記載したが、これに限らずスマートデバイス13Aおよび13Bも取得要求を送信するようにしてもよい。また、アプリケーションを起動した時ではなく、メッセージ機能開始指示を受け付けたとき、またはメッセージ画面を表示するとき(グループの選択を受け付けたとき)にファイルサーバ14に取得要求を送信してもよい。
また、チャットサーバ12は、ステップS423で配信先が特定されたとき、配信先のスマートデバイス13A〜13Cに通知サーバを介して通知するようにしても良い。
このように、メッセージがチャットサーバ(つまりパブリックなネットワーク上)12に保持せずに、ファイルサーバ(つまりローカルなネットワークのサーバ)14に保持することになるため、メッセージの送受信におけるセキュリティを向上させることができる。
〈まとめ〉
本実施形態では、チャットにおける機能のうちリアルタイム性が必要なメッセージのやり取りをグローバルなネットワークに設置されたチャットサーバ12で行う。また、本実施形態では、チャットにおける機能のうちリアルタイム性よりもセキュリティを確保したいログの保存やグループ管理をローカルなネットワークに設置されたファイルサーバ14で行う。
本実施形態は、ログの保存を行う従来のチャットサーバの課題であった、グローバルなネットワークに設置されたときにログの安全を確保できず、ローカルなネットワークに設置されたときにリアルタイム性を確保できない、という問題を解決できる。
このように、本実施形態ではチャットシステムなどの情報処理システム1においてリアルタイム性を確保しつつ、ログのセキュリティも確保できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
なお、スマートデバイス13は情報端末の一例である。チャットサーバ12は情報処理装置の一例である。ファイルサーバ14は情報記憶装置の一例である。リレーサーバ11は中継装置の一例である。また、ネットワークN1はグローバルなネットワークの一例である。ネットワークN2はローカルなネットワークの一例である。
なお、本実施形態は本願発明の範囲を限定するものではなく、図1、図26及び図31に示した構成に限定するものではない。例えば情報処理システム1、1A及び1Bのリレーサーバ11、チャットサーバ12及びファイルサーバ14は1台以上のコンピュータによって構築することができ、上述したような機能を実現できれば、どのコンピュータに機能を備えさせてもよい。
1、1A、1B 情報処理システム
11 リレーサーバ
12 チャットサーバ
13、13A〜13D スマートデバイス
14、14A、14B ファイルサーバ
15 ファイアウォール(FW)
21 表示部
22 操作受付部
23 2次元コード読み取り部
24 画像情報生成部
25 画像生成部
26 設定記憶部
27 データ送信部
28 データ受信部
29 ファイル管理部
30 テキスト情報生成部
41 データ送信部
42 データ受信部
43 ユーザ・グループ管理部
44 データ送信先判断部
51 データ受信部
52 データ記憶部
53 リクエスト受付部
54 データ判断部
55 データ送信部
61 データ送信部
62 データ受信部
63 ユーザ・グループ管理部
64 ファイル管理部
65 ログ管理部
66 リクエスト問い合わせ部
67 リクエスト処理部
100 コンピュータ
101 入力装置
102 表示装置
103 外部I/F
103a 記録媒体
104 RAM
105 ROM
106 CPU
107 通信I/F
108 HDD
B バス
N1、N2 ネットワーク
特開2011−209926号公報

Claims (11)

  1. 複数の情報端末と、情報処理装置と、情報記憶装置とを含み、前記情報処理装置及び前記情報記憶装置が異なるネットワークに接続される情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の情報端末のうち一の情報端末から送信される情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報を、他の情報端末及び前記情報記憶装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記情報端末は、
    前記情報を情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置から送信される情報を受信する受信手段と、
    を有し、
    前記情報記憶装置は、
    前記情報処理装置から送信される情報を記憶する記憶手段、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報処理装置は、
    情報を共有するグループに属する前記複数の情報端末と、前記情報記憶装置と、を前記受信手段で受信した情報の送信先と判断する送信先判断手段
    を更に有する請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記送信先判断手段は、前記グループと対応付けられて前記情報記憶装置が設定されていなければ、前記情報記憶装置を前記受信手段で受信した情報の送信先と判断しない
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記送信先判断手段は、前記情報記憶装置が複数含まれている場合に、情報を共有するグループに属する前記複数の情報端末と、複数の前記情報記憶装置と、を前記受信手段で受信した情報の送信先と判断する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の情報処理システム。
  5. 前記複数の情報端末は前記情報記憶装置に記憶されている情報を取得するために前記情報記憶装置への登録が必要であり、前記送信先判断手段は、前記情報記憶装置が複数含まれている場合に、複数の前記情報記憶装置のうち前記登録がされている前記情報記憶装置を前記受信手段で受信した情報の送信先と判断する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理システム。
  6. 前記情報処理装置と同じネットワークに接続されており、前記情報処理装置から前記情報記憶装置に対する要求を一旦受け付け、前記情報記憶装置からの問い合わせに対する応答として、一旦受け付けた前記情報記憶装置に対する要求を前記情報記憶装置に送信する中継装置を更に有する請求項1乃至5何れか一項記載の情報処理システム。
  7. 前記情報処理装置がグローバルなネットワークに接続され、前記情報記憶装置はローカルなネットワークに接続される
    ことを特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の情報処理システム。
  8. 情報処理装置と異なるネットワークに接続される情報記憶装置と、複数の情報端末とを含む情報処理システムであって、
    前記情報端末は、
    情報を情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置から送信される前記複数の情報端末のうち一の情報端末から前記情報処理装置に送信された情報を受信する受信手段と、
    を有し、
    前記情報記憶装置は、
    前記情報処理装置から送信される情報を記憶する記憶手段、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  9. 複数の情報端末と、情報処理装置と、情報記憶装置とを含み、前記情報処理装置及び前記情報記憶装置が異なるネットワークに接続される情報処理システムにおいて行われる情報保存方法であって、
    前記情報端末が情報を情報処理装置に送信するステップと、
    前記情報処理装置が前記複数の情報端末のうち一の情報端末から送信される情報を受信するステップと、
    前記情報処理装置が受信した情報を、他の情報端末及び前記情報記憶装置に送信するステップと、
    前記情報端末が前記情報処理装置から送信される情報を受信するステップと、
    前記情報記憶装置が前記情報処理装置から送信される情報を記憶する記憶ステップと、
    を有することを特徴とする情報保存方法。
  10. 複数の情報端末に搭載されたプログラムと、情報処理装置と、情報記憶装置とを含み、前記情報処理装置及び前記情報記憶装置が異なるネットワークに接続される情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の情報端末のうち一の情報端末から送信される情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報を、他の情報端末及び前記情報記憶装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記情報端末に搭載されたプログラムは、
    前記情報を情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置から送信される情報を受信する受信手段と、
    して前記情報端末を機能させ、
    前記情報記憶装置は、
    前記情報処理装置から送信される情報を記憶する記憶手段、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  11. 情報処理装置と異なるネットワークに接続される情報記憶装置と、複数の情報端末に搭載されたプログラムとを含む情報処理システムであって、
    前記情報端末に搭載されたプログラムは、
    情報を情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置から送信される前記複数の情報端末のうち一の情報端末から前記情報処理装置に送信された情報を受信する受信手段と、
    して前記情報端末を機能させ、
    前記情報記憶装置は、
    前記情報処理装置から送信される情報を記憶する記憶手段、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
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