JP6263961B2 - 管理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、管理装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、受信したデータの中から識別データを抽出し、この抽出データが許可される識別データである場合にはコンテンツを提供し、許可されない識別データである場合にはコンテンツを提供しないようにすることにより、携帯端末を持つユーザであって限られた特定のユーザに対してのみコンテンツを提供することができるようにした通信方法が開示されている。
特開2002−124994号公報
本発明の目的は、他の使用者との間でデータの共有設定を行う場合に、他の使用者が設定行為を行うことなく共有設定を実現できる管理およびプログラムを提供することである。
[管理装置]
請求項1に係る本発明は、第1の使用者からデータ及び第2の使用者に関する情報を取得する取得手段と、
前記第2の使用者に関する情報を取得した場合であって、当該第2の使用者に関する識別子であって且つ当該データを格納するデータ処理装置に対する識別子が登録されていないとき、前記第2の使用者に関する識別子であって当該データ処理装置において格納されたデータにアクセスするための識別子を代理で作成し、当該作成した識別子を用いて、前記データに対する共有設定を行う共有設定手段とを備える管理装置である。
請求項2に係る本発明は、前記共有設定手段による共有設定が完了した場合、共有設定が完了した旨と、新たに作成した識別子の情報を前記第2の使用者に通知する通知手段を備える請求項1に記載の管理装置である。
請求項3に係る本発明では、前記共有設定手段は、前記識別子が登録済みであるとき、登録済みの識別子を用いて、前記データに対する共有設定を行う請求項1又は2に記載の管理装置である。
請求項4に係る本発明は、前記第2の使用者が前記データ処理装置に格納されているデータにアクセスした旨の情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によりアクセスした旨の情報を受信した場合であって、前記共有設定手段により作成された識別子を用いて前記データにアクセスされた後に、前記作成された識別子を削除する削除手段とを備える請求項1又は2に記載の管理装置である。
[プログラム]
請求項5に係る本発明は、第1の使用者からデータ及び第2の使用者に関する情報を取得する取得ステップと、
前記第2の使用者に関する情報を取得した場合であって、当該第2の使用者に関する識別子であって且つ当該データを格納するデータ処理装置に対する識別子が登録されていないとき、前記第2の使用者に関する識別子であって当該データ処理装置において格納されたデータにアクセスするための識別子を代理で作成し、当該作成した識別子を用いて、前記データに対する共有設定を行う共有設定ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、他の使用者との間でデータの共有設定を行う場合に、他の使用者が設定行為を行うことなく共有設定を実現できる。
請求項2に係る本発明によれば、第2の使用者が、共有設定されたことを知ることができる。
請求項3に係る本発明によれば、第2の使用者がデータ処理装置に識別子を既に登録済みの場合には、その登録済みの識別子を用いて共有設定を行うことができる。
請求項4に係る本発明によれば、識別子を削除しない場合に比べて、管理すべき識別子を減少させることができる。
請求項5に係る本発明によれば、他の使用者との間でデータの共有設定を行う場合に、他の使用者が設定行為を行うことなく共有設定を実現できる。
本発明の第1の実施形態のクラウドサービスシステムのシステム構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるクラウドサービスブリッジ20のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるクラウドサービスブリッジ20の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のクラウドサービスシステムにおけるアカウント情報テーブルを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態におけるクラウドサービスブリッジ20の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のクラウドサービスシステムの動作を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施形態のクラウドサービスシステムの動作を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施形態のクラウドサービスシステムにおけるアカウント情報テーブルを説明するための図である。 本発明の第2の実施形態におけるクラウドサービスブリッジ20の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のクラウドサービスシステムの動作を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施形態のクラウドサービスシステムの動作を説明するためのシーケンスチャートである。
[第1の実施形態]
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態のクラウドサービスシステムの構成を示すシステム図である。
本実施形態のクラウドサービスシステムは、図1に示されるように、端末装置41、42と、画像形成装置10と、クラウドサービスブリッジ(1次サーバ)20と、複数のサービス提供サーバ(2次サーバ)31〜33とがインターネット等により相互に接続された構成となっている。
画像形成装置10は、データ中継装置であるクラウドサービスブリッジ20と通信回線であるインターネットを介して接続され、このクラウドサービスブリッジ20に対して画像データを送信して処理の実行を指示する。本実施形態における、画像形成装置10は、印刷(プリント)機能、スキャン機能、複写(コピー)機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。
また、端末装置41、42は、それぞれユーザ1、2により使用される装置であり、クラウドサービスブリッジ20と通信回線であるインターネットを介して接続されている。
なお、本実施形態では、説明を簡単にするために1台の画像形成装置10と2台の端末装置41、42のみを用いて説明するが、複数の画像形成装置や他の端末装置が存在するような場合でも同様の処理が行われるものである。
クラウドサービスブリッジ20は、画像形成装置10や端末装置41、42から受信したデータを、複数のサービス提供サーバ31〜33のうち指示されたサービス提供サーバに転送することによりデータの中継を行うデータ中継装置である。
ここで、このようなクラウドサービスブリッジ20を介してサービスの中継を行うようにしている理由を以下に説明する。
近年では、インターネット上において様々なクラウドサービスが提供されている。しかし、これらのクラウドサービスでは、各クラウドサービス毎に異なるAPI(Application Programming Interface)を用いている。そのため、画像形成装置10、端末装置41、42等のクライアント装置がインターネットを経由して各クラウドサービスを利用しようとした場合、利用するクラウドサービスを提供しているサーバの接続先情報や、利用するクラウドサービス毎のAPIを予め知っておく必要がある。
このような問題を解決するために、各クラウドサービス毎に異なるAPIを把握しなくてもクライアント装置からのサービス要求を各クラウドサービスに転送して実行可能なクラウドサービスブリッジが用いられている。
このクラウドサービスブリッジに接続するためには、このクラウドサービスブリッジのAPIのみを知っていればよい。つまり、クラウドサービスブリッジは、各クラウドサービスのAPIを隠蔽して統一したAPIのみをクライアント装置に提供する1次サーバとして機能する。
そのため、このようなクラウドサービスブリッジを1次サーバとして利用することにより、クライアント装置は、利用するクラウドサービスを提供しているサーバの接続先情報や、利用するクラウドサービス毎のAPIを予め知ることなくクラウドサービスを利用することが可能となる。
サービス提供サーバ31〜33は、2次サーバとして機能して、クラウドサービスブリッジ20から転送されてきたデータに対して予め設定された処理を実行することにより、それぞれ、クラウドサービスA〜Cを提供している。
本実施形態では、クラウドサービスを利用して複数のユーザ間でファイルデータの共有設定を行うものであり、例えばクラウドサービスサーバ31は、クラウドサービスAとしてデータ格納サービスを提供している。そして、このクラウドサービスAを利用してファイルデータの共用を行いたい場合、共有ファイルをサービス提供サーバ31にアップロードして、共有したいユーザを設定することにより設定したユーザとの間でファイルの共有が可能となる。
次に、図1に示したクラウドサービスブリッジ20のハードウェア構成を図2を参照して説明する。
クラウドサービスブリッジ20は、図2に示されるように、CPU21、メモリ22、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置23、ネットワークを介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)24、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置25を有する。これらの構成要素は、制御バス26を介して互いに接続されている。
CPU21は、メモリ22または記憶装置23に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、クラウドサービスブリッジ20の動作を制御する。なお、本実施形態では、CPU21は、メモリ22または記憶装置23内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU21に提供することも可能である。
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現されるクラウドサービスブリッジ20の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態のクラウドサービスブリッジ20は、図3に示されるように、制御部51と、アカウント情報管理部52と、アカウント情報格納部53と、外部クラウド通信部54と、CSB(Cloud Service Bridge)ユーザ通信部55とを備えている。
外部クラウド通信部54は、制御部51による制御に基づいて、各クラウドサービスA〜C毎に異なるクラウドAPIを処理することにより、各クラウドサービスA〜Cとの間で通信を行っている。
CSBユーザ通信部55は、クラウドサービスブリッジ20を利用するユーザ(CSBユーザ)のクライアント装置(端末装置41、42、画像形成装置10)との間で通信を行い、統一したクラウドAPIを各クライアント装置に提供している。
アカウント情報格納部53は、クラウドサービスブリッジ20を利用するユーザを特定するためのアカウント情報を格納している。例えば、アカウント情報格納部53は、図4に示すように、各ユーザ毎にCSBアカウントが登録されているアカウント情報テーブルを格納している。この図4に示した例では、ユーザ1のCSBアカウントとして、“aaaa”というアカウントが登録され、ユーザ2のCSBアカウントとして、“bbbb”というアカウントが登録されている。
アカウント情報管理部52は、制御部51による制御に基づいてアカウント情報格納部53に格納されるアカウント情報の管理を行っており、アカウント情報の登録、変更、削除等を行う。
制御部51は、外部クラウド通信部54を介して、クラウドサービスA〜Cを提供しているサービス提供サーバ31〜33との間で通信を行ってデータの送受信を行うとともに、CSBユーザ通信部55を介して端末装置41、42、画像形成装置10との間で通信を行っている。
そして、制御部51は、例えば、ユーザ1(第1の使用者)の端末装置41から、ユーザ1とは異なるユーザ2(第2の使用者)との間で共有設定を行おうとするファイルデータが転送されてきた場合、ユーザ2の端末装置42に対して、共有設定しようとするファイルデータを格納するサービス提供サーバ31に対するアカウント(識別子)を登録済みであるか否かを問い合わせる(問い合わせ手段)。
そして、制御部51は、行った問い合わせに対して、アカウントが未登録である旨の回答をユーザ2の端末装置42から受けた場合、サービス提供サーバ31におけるアカウントを代理で新たに作成し、作成したアカウントを用いて、ユーザ1の端末装置41から転送されてきたファイルデータに対する共有設定を行う。
つまり、制御部51は、ユーザ1からファイルデータ及びユーザ2に関する情報を取得した場合(取得手段)、当該ユーザ2に関するアカウントであって且つ当該ファイルデータを格納するサービス提供サーバ31に対するアカウントが登録されていないとき、ユーザ2に関するアカウントであってサービス提供サーバ31におけるアカウントを作成し、この作成したアカウントを用いて、ファイルデータに対する共有設定を行う(共有設定手段)。
そして、制御部51は、共有設定が完了した場合、共有設定が完了した旨と、新たに作成したアカウントの情報をユーザ2の端末装置42に通知する(通知手段)。
また、制御部51は、行った問い合わせに対して、アカウントが登録済みである旨の回答をユーザ2の端末装置42から受けた場合、登録済みのアカウントを用いて、ユーザ1の端末装置41から転送されてきたファイルデータに対する共有設定を行う。
つまり、制御部51は、ユーザ2のアカウントが登録済みであるとき、登録済みのアカウントを用いて、ファイルデータに対する共有設定を行う(共有設定手段)。
そして、この場合には、制御部51は、共有設定が完了した場合、共有設定が完了した旨をユーザ2の端末装置42に通知する(通知手段)。
次に、本実施形態のクラウドサービスシステムの動作を図面を参照して詳細に説明する。
先ずは、本実施形態におけるクラウドサービスブリッジ20の動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
クラウドサービスブリッジ20がユーザ1の端末装置41から、共有したいファイルデータ、共有したいユーザ(ユーザ2)、共有ファイルを格納するクラウドサービス(クラウドサービスA)の情報とともに共有依頼を受信した場合(ステップS51)、ユーザ2の端末装置42に対してクラウドサービスAのアカウントの有無の問い合わせを行う(ステップS52)。
そして、ユーザ2がクラウドサービスAのアカウントを持っている場合(ステップS53においてyes)、クラウドサービスブリッジ20は、既に登録済みのユーザ2のアカウントを用いてクラウドサービスAを利用した共有設定を行う(ステップS54)。そして、クラウドサービスブリッジ20は、ユーザ2の端末装置42に対して共有設定が完了した旨の通知を行う(ステップS55)。
ユーザ2がクラウドサービスAのアカウントを持っていない場合(ステップS53においてno)、クラウドサービスブリッジ20は、クラウドサービスAに対して新規のアカウントを代理で作成する(ステップS56)。そして、クラウドサービスブリッジ20は、作成したアカウントを用いてクラウドサービスAを利用した共有設定を行う(ステップS57)。そして、クラウドサービスブリッジ20は、ユーザ2の端末装置42に対して共有設定が完了した旨の通知を、作成したアカウント情報とともに行う(ステップS55)。
次に、本実施形態のクラウドサービスシステム全体の動作を図6、図7のシーケンスチャートを用いて説明する。
最初に、図6を参照して、ユーザ2がクラウドサービスAのアカウントを予め登録しておく場合の動作を説明する。
図6では、ユーザ1は、端末装置41を介してクラウドサービスAにおけるクラウドアカウント(“abcdef”)を作成する(ステップS101)。また、ユーザ2は、端末装置42を介してクラウドサービスAにおけるクラウドアカウント(“vwxyz”)を作成する(ステップS102)。
そして、ユーザ1は、端末装置41を介してクラウドサービスブリッジ20にアクセスしてCSBアカウント(“aaaa”)を作成する(ステップS103)。また、ユーザ2は、端末装置42を介してクラウドサービスブリッジ20にアクセスしてCSBアカウント(“bbbb”)を作成する(ステップS104)。
このような状態において、ユーザ1が端末装置41からクラウドサービスブリッジ20に対して、共有設定したいファイルデータを転送する(ステップS105)。すると、クラウドサービスブリッジ20は、このファイルデータをサービス提供サーバ31に転送して共有ファイルの作成を行う(ステップS106)。
そして、ユーザ1が端末装置41を介してクラウドサービスブリッジ20に対して、ファイルを共有したいユーザとしてユーザ2を指定してファイルの共有依頼を行う(ステップS107)。
すると、クラウドサービスブリッジ20は、ユーザ2の端末装置42に対して、クラウドサービスAのクラウドアカウントを有しているか否かを問い合わせる(ステップS108)。
ここではユーザ2は、クラウドサービスAのクラウドアカウントとして“vwxyz”というアカウントを保有しているため、端末装置42からクラウドサービスブリッジ20に対して保有しているアカウント情報(“vwxyz”)を回答する(ステップS109)。
そのため、クラウドサービスブリッジ20は、この“vwxyz”というユーザ2のアカウントを用いて、サービス提供サーバ31に対してファイル共有権の設定を行う(ステップS110)。
そして、クラウドサービスブリッジ20は、端末装置42に対してファイル共有権の設定が完了した旨を通知する(ステップS111)。
次に、図7を参照して、ユーザ2がクラウドサービスAのアカウントを持っていない場合の動作を説明する。
この図7では、ユーザ1は、端末装置41を介してクラウドサービスAにおけるクラウドアカウント(“abcdef”)を作成する(ステップS101)。しかし、ユーザ2は、クラウドサービスAにおけるクラウドアカウントは作成しない。
そして、ユーザ1は、端末装置41を介してクラウドサービスブリッジ20にアクセスしてCSBアカウント(“aaaa”)を作成する(ステップS103)。また、ユーザ2は、端末装置42を介してクラウドサービスブリッジ20にアクセスしてCSBアカウント(“bbbb”)を作成する(ステップS104)。
このような状態において、ユーザ1が端末装置41からクラウドサービスブリッジ20に対して、共有設定したいファイルデータを転送する(ステップS105)。すると、クラウドサービスブリッジ20は、このファイルデータをサービス提供サーバ31に転送して共有ファイルの作成を行う(ステップS106)。
そして、ユーザ1が端末装置41を介してクラウドサービスブリッジ20に対して、ファイルを共有したいユーザとしてユーザ2を指定してファイルの共有依頼を行う(ステップS107)。
すると、クラウドサービスブリッジ20は、ユーザ2の端末装置42に対して、クラウドサービスAのクラウドアカウントを有しているか否かを問い合わせる(ステップS108)。
ここで、ユーザ2は、クラウドサービスAのクラウドアカウントを保有していないため、端末装置42からクラウドサービスブリッジ20に対してクラウドアカウントを保有していない旨を回答する(ステップS109a)。
そのため、クラウドサービスブリッジ20は、サービス提供サーバ31に対して新規のクラウドアカウント(“vwxyz”)を代理で作成する処理を行う(ステップS120)。
そして、クラウドサービスブリッジ20は、新たに作成した“vwxyz”というアカウントを用いて、サービス提供サーバ31に対してファイル共有権の設定を行う(ステップS110)。
そして、クラウドサービスブリッジ20は、端末装置42に対してファイル共有権の設定が完了した旨を、新たに作成したクラウドサービスAのアカウント情報(“vwxyz”)とともに通知する(ステップS111)。
なお、制御手段51は、ユーザ2がクラウドサービスAのクラウドアカウントを予め保有していなかったため新たにユーザ2のアカウントを作成した場合、ユーザ2がサービス提供サーバ31に格納されているファイルデータにアクセスしてデータ内容の確認や取得した旨の情報を受信すると(受信手段)、新たに作成されたアカウントを用いてファイルデータにアクセスされた後に、作成されたアカウントを削除するようにしても良い(削除手段)。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態のクラウドサービスシステムについて図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態のクラウドサービスシステムでは、上記で説明した第1の実施形態のクラウドサービスシステムに対して、アカウント情報格納部53に格納されているアカウント情報テーブルが図8に示すような構成となっている点が異なっている。
本実施形態におけるアカウント情報テーブルでは、図8に示されるように、複数のユーザがクラウドサービスを提供している各サービス提供サーバ31〜33に対してそれぞれ登録しているアカウント情報をCSBアカウントと対応付けて格納する。なお、図8(A)は、ユーザ2がクラウドサービスAのアカウントを登録していない場合のアカウント情報テーブルを示していて、図8(B)は、ユーザ2がクラウドサービスAのアカウントとして“vwxyz”というアカウントを登録済みである場合のアカウント情報テーブルを示している。
そして、本実施形態における制御部51は、例えば、ユーザ1(第1の使用者)の端末装置41から、ユーザ1とは異なるユーザ2(第2の使用者)との間で共有設定を行おうとするファイルデータが転送されてきた場合、共有設定しようとするファイルデータを格納するサービス提供サーバ31(クラウドサービスA)に対するアカウントをユーザ2が登録済みであるか否かを、上記のアカウント情報テーブルを参照して確認する(確認手段)。
そして、制御部51は、その確認結果においてユーザ2がアカウントをクラウドサービスAに対して未登録である場合、クラウドサービスAにおけるアカウントを新たに作成し、作成したアカウントを用いて、ユーザ1の端末装置41から転送されてきたファイルデータに対する共有設定を行う(共有設定手段)。
そして、制御部51は、共有設定が完了した場合、共有設定が完了した旨と、新たに作成したアカウントの情報をユーザ2の端末装置に42通知する(通知手段)。
次に、本実施形態のクラウドサービスシステムの動作を図面を参照して詳細に説明する。
先ずは、本実施形態におけるクラウドサービスブリッジ20の動作を図9のフローチャートを用いて説明する。
図9のフローチャートは、図5において説明した第1の実施形態におけるクラウドサービスブリッジ20の動作を説明したフローチャートに対して、ステップS52の処理がステップS52aに置き換えられたものである。そのため、ここではこのステップS52aの処理のみを説明する。
本実施形態におけるクラウドサービスブリッジ20では、ユーザ1からの共有依頼を受けた場合(ステップS51)、ユーザ2の端末装置42に対してクラウドサービスAのアカウントの有無の問い合わせを行うのではなく、ユーザ2がクラウドサービスAのアカウントを既に登録済みであるか否かを、図8に示したようなアカウント情報テーブルを参照して確認する(ステップS52a)。
そして、この確認結果においてユーザ2がクラウドサービスAのクラウドアカウントを持っている場合と持っていない場合のステップS53以降の処理については、図5で説明したフローチャートと同様の処理になる。
次に、本実施形態のクラウドサービスシステム全体の動作を図10、図11のシーケンスチャートを用いて説明する。
最初に、図10を参照して、ユーザ2がクラウドサービスAのアカウントを予め登録しておく場合の動作を説明する。
図10では、ユーザ1は、端末装置41を介してクラウドサービスAにおけるクラウドアカウント(“abcdef”)を作成する(ステップS201)。また、ユーザ2は、端末装置42を介してクラウドサービスAにおけるクラウドアカウント(“vwxyz”)を作成する(ステップS202)。
そして、ユーザ1は、端末装置41を介してクラウドサービスブリッジ20にアクセスしてCSBアカウント(“aaaa”)を作成する(ステップS203)。そして、ユーザ1が作成したCSBアカウント“aaaa”とクラウドアカウント(“abcdef”)はアカウント情報テーブルにおいて対応付けて登録される(ステップS204)。
また、ユーザ2は、端末装置42を介してクラウドサービスブリッジ20にアクセスしてCSBアカウント(“bbbb”)を作成する(ステップS205)。そして、ユーザ2が作成したCSBアカウント“bbbb”とクラウドアカウント(“vwxyz”)はアカウント情報テーブルにおいて対応付けて登録される(ステップS206)。
このような状態において、ユーザ1が端末装置41からクラウドサービスブリッジ20に対して、共有設定したいファイルデータを転送する(ステップS207)。すると、クラウドサービスブリッジ20は、このファイルデータをサービス提供サーバ31に転送して共有ファイルの作成を行う(ステップS208)。
そして、ユーザ1が端末装置41を介してクラウドサービスブリッジ20に対して、ファイルを共有したいユーザとしてユーザ2を指定してファイルの共有依頼を行う(ステップS209)。
すると、クラウドサービスブリッジ20は、アカウント情報テーブルを参照して、ユーザ2がクラウドサービスAのクラウドアカウントを有しているか否かを確認する(ステップS210)。
ここではユーザ2は、クラウドサービスAのクラウドアカウントとして“vwxyz”というアカウントを保有しているため、クラウドサービスブリッジ20は、この“vwxyz”というユーザ2のアカウントを用いて、サービス提供サーバ31に対してファイル共有権の設定を行う(ステップS211)。
そして、クラウドサービスブリッジ20は、端末装置42に対してファイル共有権の設定が完了した旨を通知する(ステップS212)。
次に、図11を参照して、ユーザ2がクラウドサービスAのアカウントを持っていない場合の動作を説明する。
この図11では、ユーザ1は、端末装置41を介してクラウドサービスAにおけるクラウドアカウント(“abcdef”)を作成する(ステップS201)。しかし、ユーザ2は、クラウドサービスAにおけるクラウドアカウントは作成しない。
そして、ユーザ1は、端末装置41を介してクラウドサービスブリッジ20にアクセスしてCSBアカウント(“aaaa”)を作成する(ステップS203)。そして、ユーザ1が作成したCSBアカウント“aaaa”とクラウドアカウント(“abcdef”)はアカウント情報テーブルにおいて対応付けて登録される(ステップS204)。
また、ユーザ2は、端末装置42を介してクラウドサービスブリッジ20にアクセスしてCSBアカウント(“bbbb”)を作成する(ステップS205)。しかし、ユーザ2はクラウドサービスAのクラウドアカウントを保有していないため、ユーザ2についてはCSBアカウントのみがアカウント情報テーブルに登録されることになる。
このような状態において、ユーザ1が端末装置41からクラウドサービスブリッジ20に対して、共有設定したいファイルデータを転送する(ステップS207)。すると、クラウドサービスブリッジ20は、このファイルデータをサービス提供サーバ31に転送して共有ファイルの作成を行う(ステップS208)。
そして、ユーザ1が端末装置41を介してクラウドサービスブリッジ20に対して、ファイルを共有したいユーザとしてユーザ2を指定してファイルの共有依頼を行う(ステップS209)。
すると、クラウドサービスブリッジ20は、アカウント情報テーブルを参照して、ユーザ2がクラウドサービスAのクラウドアカウントを有しているか否かを確認する(ステップS210)。
ここで、ユーザ2は、クラウドサービスAのクラウドアカウントを保有していないため、クラウドサービスブリッジ20は、サービス提供サーバ31に対して新規のクラウドアカウント(“vwxyz”)を代理で作成する処理を行う(ステップS220)。
そして、クラウドサービスブリッジ20は、新たに作成した“vwxyz”というアカウントを用いて、サービス提供サーバ31に対してファイル共有権の設定を行う(ステップS211)。
そして、クラウドサービスブリッジ20は、端末装置42に対してファイル共有権の設定が完了した旨を、新たに作成したクラウドサービスAのアカウント情報(“vwxyz”)とともに通知する(ステップS212)。
[変形例]
上記実施形態では、クラウドサービスブリッジ20がクラウドサービスを利用して複数のユーザ間でファイルデータの共有設定を行う場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ファイルデータの共有設定を管理する管理装置であれば同様に本発明を適用することができるものである。
10 画像形成装置
20 端末装置
20 クラウドサービスブリッジ(1次サーバ)
21 CPU
22 メモリ
23 記憶装置
24 通信インタフェース(IF)
25 ユーザインタフェース(UI)装置
26 制御バス
31〜33 サービス提供サーバ(2次サーバ)
41、42 端末装置
51 制御部
52 アカウント情報管理部
53 アカウント情報格納部
54 外部クラウド通信部
55 CSB(Cloud Service Bridge)ユーザ通信部

Claims (5)

  1. 第1の使用者からデータ及び第2の使用者に関する情報を取得する取得手段と、
    前記第2の使用者に関する情報を取得した場合であって、当該第2の使用者に関する識別子であって且つ当該データを格納するデータ処理装置に対する識別子が登録されていないとき、前記第2の使用者に関する識別子であって当該データ処理装置において格納されたデータにアクセスするための識別子を代理で作成し、当該作成した識別子を用いて、前記データに対する共有設定を行う共有設定手段と、
    を備える管理装置。
  2. 前記共有設定手段による共有設定が完了した場合、共有設定が完了した旨と、新たに作成した識別子の情報を前記第2の使用者に通知する通知手段と、
    を備える請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記共有設定手段は、前記識別子が登録済みであるとき、登録済みの識別子を用いて、前記データに対する共有設定を行う請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記第2の使用者が前記データ処理装置に格納されているデータにアクセスした旨の情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によりアクセスした旨の情報を受信した場合であって、前記共有設定手段により作成された識別子を用いて前記データにアクセスされた後に、前記作成された識別子を削除する削除手段と、
    を備える請求項1又は2に記載の管理装置。
  5. 第1の使用者からデータ及び第2の使用者に関する情報を取得する取得ステップと、
    前記第2の使用者に関する情報を取得した場合であって、当該第2の使用者に関する識別子であって且つ当該データを格納するデータ処理装置に対する識別子が登録されていないとき、前記第2の使用者に関する識別子であって当該データ処理装置において格納されたデータにアクセスするための識別子を代理で作成し、当該作成した識別子を用いて、前記データに対する共有設定を行う共有設定ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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