JP2015192624A - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハンドル2の巻き取り操作に連動回転するロータ4と、ロータ4のアーム部に取り付けられ、ベール7を支持する支持部材と、支持部材に支持され、釣糸が巻回保持されるスプール3に当該釣糸を案内するラインローラ20と、ベール7の端部7aに設けられ、ベール7によって拾われた釣糸をラインローラ20に導くラインスライダー10と、を備え、ラインスライダー10は、ベール7の端部7aからラインローラ20に向けて延在する複数の線状部材11,12,13で構成されており、複数の線状部材は、ラインローラ20の軸周りに扇状に間隔を空けて配置されている構成とした。
【選択図】図2
Description
また、ベールを釣糸放出位置へ移動させ、仕掛けを投擲すると、スプールに巻回された釣糸が繰り出される。
この魚釣用スピニングリールでは、ラインスライダーの内側を中空とすることで重量軽減が図られている。
また、複数の線状部材は、ラインローラの軸周りに扇状に間隔を空けて配置されているので、ラインローラの軸周りに広がりをもって配置されることとなる。
また、複数の線状部材が、ラインローラの軸周りに扇状に間隔を空けて配置されラインローラの軸周りに広がりをもって配置されるので、ラインスライダーの強度を確保することができる魚釣用スピニングリールが得られる。
また、線状部材11の先端部11bの外面も、図2(c)に示すように、保持部材21の傾斜した外周面21fに略連続する傾斜面とされている。これによって、ラインスライダー10が線状部材11,12,13からなる構成でありながら、ベール7からラインスライダー10を介して保持部材21までを滑らかに連続した一体構造とすることが可能となっている。
保持部材21は、図2、図3、図5に示すように、外形が円錐台状を呈しており、ラインローラ20へ向けてテーパ状に縮径する外周面21fを有している。外周面21fは、線状部材12,13の先端部12b,13bから略連続する傾斜面となっている。これによって、線状部材12,13の先端部12b,13bから保持部材21への釣糸のスムーズな移動が実現される。
支軸15の軸部15aは、円筒状とされており、図5に示すように、その内側には、雌ねじ15bが形成されている。雌ねじ15bには、ベール支持部材6から取り付けられる固定ねじ61の雄ねじ61aが螺合する。これによって、軸受23、スペーサ28、軸受22を介して保持部材21に固定部14が回り止めされる。図示では省略しているが、ベール支持部材6に支軸15の端部が回り止め嵌合される。また、支軸15の外周には、保持部材21または固定部14が回り止め嵌合される。
なお、支軸15と保持部材21とを別々に形成して、固定部14を固定したが、支軸15と保持部材21とを一体成形して支軸15の突出端部に固定部14を回り止め嵌合し、突出端部をカシメて固定部14を抜け止め固定するようにしてもよい。
軸部15aはラインローラ20を回転可能に支持する。
シール部材26は、保持部材21の内側スペース21aに配置され、シール部材27は、ベール支持部材6の内側スペース6aに配置されている。
このようにして、ベール7で拾われた釣糸Lがラインスライダー10を介してラインローラ20に導かれる。
また、先端部11b,12b,13bが固定部14の周方向に広がっているので、ベール7からラインスライダー10に移動した釣糸Lをラインローラ20にスムーズに導くことができる。したがって、魚釣操作性に優れる魚釣用スピニングリールが得られる。
図8、図9を参照して第2実施形態の魚釣用スピニングリールについて説明する。本実施形態では、ナット部材16を用いてラインスライダー10の固定部14を保持部材21に固定している点が異なる。
また、保持部材21の端部に雌ねじを形成し、ナット部材16に代えて、ボルト部材を螺合することで挟着固定してもよい。
図10、図11を参照して第3実施形態の魚釣用スピニングリールについて説明する。本実施形態では、固定部14を薄肉リング状に形成してある。
図10、図11に示すように、保持部材21Aの外周面には、溶接固定面21gが形成されている。溶接固定面21gには固定部14が外嵌される。固定部14は、溶接固定面21gに対して溶接により強固に固着される。
例えば、ラインスライダー10は、主として3本の線状部材を用いたものを示したが、これに限られることはなく、2本の線状部材を用いたもの、4本以上の線状部材を用いたもの等、種々採用することができる。
また、固定部14を板状に形成してもよい。
3 ロータ
5 支持アーム(アーム部)
6 ベール支持部材(支持部材)
7 ベール
7a 端部
10 ラインスライダー
11,12,13 線状部材
14 固定部
20 ラインローラ
21 保持部材
Claims (2)
- ハンドルの巻き取り操作に連動回転するロータと、前記ロータのアーム部に取り付けられ、ベールを支持する支持部材と、前記支持部材に支持され、釣糸が巻回保持されるスプールに当該釣糸を案内するラインローラと、前記ベールの端部に設けられ、前記ベールによって拾われた釣糸を前記ラインローラに導くラインスライダーと、を備えた魚釣用スピニングリールであって、
前記ラインスライダーは、前記ベールの端部から前記ラインローラに向けて延在する複数の線状部材で構成されており、
前記複数の線状部材は、前記ラインローラの軸周りに扇状に間隔を空けて配置されていることを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 前記複数の線状部材は前記ラインローラの径方向外側に湾曲していることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
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JP2014072253A JP6251105B2 (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | 魚釣用スピニングリール |
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2014
- 2014-03-31 JP JP2014072253A patent/JP6251105B2/ja active Active
Patent Citations (6)
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