JP2015191355A - 移動体による地域情報発見システム及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体を情報収集手段として活用し、地域に埋もれている情報の発見に繋げる。【解決手段】自動走行可能な移動体と、移動体管理サーバとによる交通システムにおいて、移動体は、乗客の車内映像及び車内音声を、乗客の所定の動作、所定の発言又は所定の操作のうち少なくともいずれかをトリガとし、そのときの車内映像及び車内音声を、移動体の位置情報と移動体がそのときに撮影した車外映像に関連付けて車内情報として記録する。移動体管理サーバは、移動体に記録された車内情報を受信して収集し、車内情報に含まれた車内映像及び車内音声を分析し、乗客が所定の動作、所定の発言又は所定の操作をしたときの車外映像と車外映像の撮影地点の位置情報を関付けして、地域発見情報データベースに格納する。また、このとき記録する車内情報には、乗客がその場で入力した文字情報を付加情報として含ませる。【選択図】図5

Description

本発明は、移動体による地域情報発見システムに関する。特に、自動走行が可能な移動体の情報収集による地域情報発見システム及びその方法に関する。
今日の生活においては、自動車をはじめとする各種の乗り物を利用することが日常的に行われているが、人間には移動手段として単に乗り物を利用するだけでなく、車内での時間を有意義に過ごしたいという欲求がある。車内で快適にすごしたり、調べ物をしたり、仕事を片付けたいといった欲求である。また、車内から情報を発信したい場合もある。このような欲求に応えるため、車内における時間の活用を支援する様々なシステムが提案されている。
例えば、特許文献1には、ユーザの生体特性情報に応じて、その都度タイムリーに情報提供し、ひいては自動車側からの自発的なもてなしに相当する機能を高めた情報提供システムが開示されている。このシステムによれば、自動車を利用するユーザの生体特性情報を取得し、ユーザ生体特性情報と記憶されたもてなし情報との予め定められた適合関係に基づいて、ユーザ生体特性情報取得手段が取得するユーザ生体特性情報に適合するもてなし情報を検索して出力することで、ユーザ毎の固有の性格、精神状態あるいは体調に応じて、適正な情報をその都度タイムリーにきめ細かく提供するようにしている。
また、例えば、特許文献2には、車内での会話が盛り上がったときのデータを容易に見つけることのできるドライブ情報の知識化システムが開示されている。このシステムでは、ドライブ中の車外シーンに関してユーザが行った車外シーン会話を、会話データとして記録する。そして知識化システムの量子化部は、会話盛り上がり度に基づいて、会話データのうち車外シーン会話が盛り上がった部分を会話量子データとして抽出する。知識化システムのデータ付加部は、会話量子データに、車外シーン会話が盛り上がったときにポインティングされている対象物に関する対象物関連データを、検索用データとして付加するようにしている。
特開2007−212421号公報 特開2008−197598号公報
ところで、発明者らは、後述するような地域密着型の次世代の交通システムを提案している。この交通システムは、電気を駆動源とする自動走行可能な移動体を地域内に多数運行させ、移動体を情報収集手段として活用することで地域情報を集め、また、地域住民であるユーザに地域情報を提供することにより、様々な地域サービスを提供し、人々の外出を促し、ひいては地域の活性化を目的とするものである。
このような交通システムでは、移動体を単なる移動手段だけでなく、地域の情報を収集する情報収集手段としても活用する。そして、収集された情報は、車内はもちろん、自宅や勤務先などでユーザが閲覧することができる。また、地域の企業や店舗等、情報を提供する側等にとっても移動体が収集した情報は非常に有用である。移動体に乗車したユーザの情報や移動場所や移動経路の情報等を多数集めることが可能だからである。そのためには、情報収集手段としての移動体の情報処理能力の高度化が重要となる。すなわち、地域を常に巡回している移動体を活用することによって、普段は見過ごされ、埋もれているような情報であっても、地域情報として新発見、再発見できる可能性がある。
特許文献1のシステムは、自動車の利用を楽しくさせるためにユーザの生体情報に適合する情報を車内のユーザに提供するものであるが、他のユーザに提供する情報を収集する手段として自動車を活用するものではない。また、特許文献2のシステムは、自動車をまさに知識化システムを構築するための情報収集手段として活用するものであるが、車内の会話が盛り上がったときの車外シーンのみを情報収集の対象としているため、情報収集の機会が少なく、収集される情報量も限定的と考えられる。自動車には一人で乗ることも多いし、複数人で乗車したとしても常に会話が盛り上がるとは限らないからである。そのため、自動車を利用するユーザのより幅広い行動に基づいて情報を収集することが望ましい。
したがって、本発明では、上記のような観点に鑑み、移動体を利用するユーザの車内での自然な行動に基づいて、移動体が情報を収集する機会を高め、移動体を情報収集手段として活用して、地域に埋もれている情報の発見に繋がる地域情報発見システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の地域情報発見システム及び地域情報発見方法は、以下のような解決手段を提供する。
本発明の第1の態様は、自動走行可能な移動体と、前記移動体の運行を管理する移動体管理サーバとが無線通信手段で接続され、地域の情報を収集する地域情報発見システムであって、前記移動体は、前記移動体の乗客の、所定の動作、所定の発言、又は所定の操作のうち少なくともいずれかを検知し、前記検知したことをトリガとして、前記移動体の位置情報及び前記移動体がその時点で撮影した車外映像に関連付けて、車内情報として記録する車内情報記録手段と、前記車内情報記録手段が記録した前記車内情報を前記移動体管理サーバに送信する移動体情報送信手段とを備え、前記移動体管理サーバは、前記移動体情報送信手段から前記車内情報を受信して収集する移動体情報収集手段と、前記車内情報に含まれる車内映像及び車内音声を分析し、前記位置情報から求めた地点IDに関連付けして、前記車外映像及び前記車外映像に関連する情報を地域発見情報データベースに格納する車内情報分析手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記のシステムにおいて、前記車内情報記録手段は、前記車内情報に、前記乗客が音声入力又はキー入力で入力した文字情報を付加情報として含ませるように構成してもよい。
また、上記のシステムにおいて、前記車内情報記録手段は、前記車外映像に、前記乗客のユーザ端末から受信した情報を含ませるように構成してもよい。
また、上記のシステムにおいて、前記車内情報記録手段は、前記車外映像に、前記地点IDで示される地点の映像に加え、前記地点に関連する特定の人物の映像及び関連する情報を含ませるように構成してもよい。
また、上記のシステムにおいて、前記車内情報記録手段は、前記地点IDに関連付けされた情報が既に前記地域発見情報データベースに登録されている場合、前記登録された情報をAR技術を用いて前記移動体が撮影した車外映像に重ねて、前記移動体の表示手段に表示するように構成してもよい。
本発明の第2の態様では、自動走行可能な移動体と、前記移動体の運行を管理する移動体管理サーバとが無線通信手段で接続され、地域の情報を収集する地域情報発見方法であって、前記移動体が、前記移動体の乗客の、所定の動作、所定の発言、又は所定の操作のうち少なくともいずれかを検知するステップと、前記検知したことをトリガとして、前記移動体の位置情報及び前記移動体がその時点で撮影した車外映像に関連付けて、車内情報として記録するステップと、前記記録された前記車内情報を前記移動体管理サーバに送信するステップと、前記移動体管理サーバが、前記移動体から前記車内情報を受信して収集するステップと、前記車内情報に含まれる車内映像及び車内音声を分析し、前記位置情報から求めた地点IDに関連付けして、前記車外映像及び前記車外映像に関連する情報を地域発見情報データベースに格納するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、移動体を利用するユーザの車内での自然な行動に基づいて、移動体が地域の情報を収集する機会を高め、移動体を情報収集手段として活用して、地域に埋もれている情報の発見に繋がる地域情報発見システムを提供することができる。
本発明が前提とする交通システムの概念を示す図である。 本発明が前提とする交通システムの全体概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動体の外観の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動体の外観の別の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動体による地域情報発見システムの構成及び機能ブロックを示す図である。 サービサDB101に格納されるデータの具体例を示す図である。 ユーザDB102に格納されるデータの具体例を示す図である。 移動体DB103に格納されるデータの具体例を示す図である。 地域発見情報DB104に格納されるデータの具体例を示す図である。 車内情報記録処理のフローを示す図である。 車内情報記録シーンの一例のイメージを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号または符号を付している。また、機能構成の図においては、機能ブロック間の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表している。また、処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよいものとする。
(自動走行交通システムの概念/全体概要)
図1、図2は、本発明が前提とする自動走行交通システム(以下、交通システム1)の概念及び全体概要を説明する図である。交通システム1は、既に述べたように、電気を主な駆動源とし、自動走行が可能な移動体を中心とし、地域交通の利便性を向上し、当該地域における住民や地域のサービサにおける人や物の移動需要を喚起し、当該地域を活性化することを目的とするものである。ここで、サービサとは、サービス提供者又は情報提供者全般を指す概念であり、地域の自治体、企業、店舗、レジャー施設、病院、学校、老人ホーム、警察、消防署、並びに、電気、ガス、水道、通信、及び鉄道、バス、タクシー等の交通機関の公共インフラ事業者が中心である。
交通システム1は、図1、図2で示すように、交通システム1の中心となる移動体を管理する移動体管理システム100と、ネットワークを介して接続され、様々なサービサにより提供されるサービサシステム20(図1ではビルのイラストで表す)と、地域住民であり交通システム1のユーザにより操作されるユーザ端末30(図1では家のイラストで表す)と、移動体管理システム100を構成する複数の移動体管理サーバ10の指示に基づき自動走行する移動体40と、で構成され、それぞれが互いに独立して交信可能とする。
交通システム1においては、サービサシステムから各種の情報提供を受けたユーザが外出を促され、ユーザ端末30から移動体管理システム100に配車の依頼をし、配車指示を受けた移動体40がユーザの元に出迎えに向かうことが根幹である。
ここで、移動体管理システム100は、災害に対して強靭性をもたせるため、中央集中型のシステムではなく、分散管理型のシステムであることが望ましい。以下では、移動体管理システム100を構成するサーバ群は、地域の各所に分散した移動体管理サーバ10(以下、単にサーバ10と呼ぶ)であるとする。
サーバ10は、サービサシステム20から店舗等の各種のサービサ情報を受信し、また、ユーザ端末30から各種のユーザ情報を受信する。サーバ10は、サービサ情報及びユーザ情報を収集し、これらの情報をマッチングし、例えば、ユーザの外出を促す外出スケジュール情報を所定のユーザ端末30に提供し、逆に所定のユーザ情報を所定のサービサシステム20に提供する。そして、サーバ10は、サービサシステム20やそのユーザ端末30から受信した移動体40の配車依頼情報に基づき、移動体40に対して、運行の日時やルートを示す配車指示情報を送信する。サービサシステム20は、各サービサのシステムで構成され(例えば、複数の端末とサーバとからなるシステム、サービサのスタッフが使用する携帯端末、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等)、地域情報をユーザに提供し、また、サービサ自身の要望に基づく情報を、サーバ10に送信する。
ユーザ端末30は、各ユーザに適した機器で構成され、携帯端末、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータが一般的であるが、ネットワークに接続可能なテレビやオーディオ機器等の情報家電製品であってもよい。ユーザ端末30は、各ユーザの要望に基づくユーザ情報(配車依頼情報)を、サーバ10に送信する。なお、ユーザ端末30は、上記のような機器そのものであってもよいし、上記の複数の機器と家庭内等のローカルネットワークを介して、情報交信可能な制御機器(ホームコントローラ等)であってもよい。
移動体40は、自動運転に関する周知のシステムを備えた電気自動車であり、サーバ10から受信した配車指示情報に示された日時において、配車指示情報に示されたルートを自動運転により運行する。また、移動体40は、移動体の現在位置、目的地、移動経路情報、電池残量を示す情報を含む移動体情報をサーバ10に送信する。また、移動体40は、電池残量が所定値以下となった場合、最寄りの充電ステーション90で充電する。
このような交通システム1によれば、サービサ及びユーザの都合と目的に合わせた時間と場所に、自動運転する移動体40を運行することで、移動体40の利用料を低廉にできる交通システムを提供できる。
(移動体の概略)
図3は、移動体40の基本形の外観の一例を示す図である。図3(a)に示す移動体40は、円筒形状のボディ400の下側に4つの車輪が設けられ、ボディ400の上側に少なくとも前後左右の4方向を撮影可能な車外カメラ401及び各種センサやディスプレイ(フレキシブルディスプレイが望ましい)を収容したトップ402と、を備える。また、ボディ400には、前方側に前方側連結部403が形成され、後方側に後方側連結部404が形成されている。また、ボディ400には、例えば、人が乗れる踏み台と人が掴めるハンドル等を設けて、移動体40単独でも人を運べる形態としたり、籠やボックスを装着できる機構を設けたりして小型の荷物も運べる形態としてもよい。
移動体40は、前方側連結部403及び後方側連結部404により、他の移動体40や、客車50及び荷台60と連結される。図3(b)は、移動体40に客車50が連結された形態の一例を示す図である。客車50は、人が乗車可能に構成され、前方側に前方側連結部501が形成され、後方側に後方側連結部502が形成されている。また、客車内には、車内モニタ503(車内カメラ及びマイク)が備えられる。客車50は、前方側連結部501及び後方側連結部502により、他の客車50や、移動体40及び荷台60と連結される。
図3(c)は、移動体40に荷台60が連結された形態の一例を示す図である。荷台60は、荷物が積載可能に構成され、荷台60は、前方側に前方側連結部601が形成され、後方側に後方側連結部602が形成されている。荷台60は、前方側連結部601及び後方側連結部602により、他の荷台60や、移動体40及び客車50と連結される。移動体40には、客車50のみでなく、更に荷台60を、客車50の後に連結することもできる。また、ユーザやサービサの要望に応じて、移動体40には、客車50を複数台連結したり、荷台60を複数台連結したり、してもよい。
図4は、図3に示す移動体40の他の形態である移動体80の外観を示す図である。移動体80は、単独で人及び荷物を運ぶことができる点が移動体40と異なる。移動体80は、カップ形状に形成され、人が乗車可能な乗車口が設けられた上ボディ801と、上ボディ801の下において、ソーサー形状に形成され、荷物の積載が可能な下ボディ802と、上ボディ801の外周面に設けられた車外カメラ803とを備える。また、移動体80は、上ボディ801の乗降口に設けられ、例えば、人が触れることで当該人の乗り降りを指紋や掌認証などでユーザを識別可能な生体認証センサ804と、上ボディ801の内周面に設けられ、上ボディ801の内周面に沿って回転可能で且つ上下にも移動可能なディスプレイ805(フレキシブルディスプレイが望ましい)と、を備える。乗客は、このディスプレイ805を見ながら会話したり、少なくとも4方向に備えられた車外カメラ803が撮影する映像を眺めたりすることができる。
また、移動体80にも、客車50と同様に、車内モニタ806(車内カメラ及びマイク)が備えられる。また、風防807を装着するようにしてもよい。なお、移動体の形態は、図3、図4で説明した形態に限らず、乗車人数、荷物、利用目的等によって様々な形態が考えられ、当然、通常の乗用車や小型トラックのような形態であってもよい。以降、様々な形態の移動体をまとめて、単に移動体40と呼ぶことにする。
(移動体による地域情報発見システム)
図5は、本発明の実施形態に係る移動体による地域情報発見システム(以下、本システムと呼ぶ)の構成、及び各装置の機能ブロックを示す図である。この地域情報発見システムは、上記交通システム1の一形態であり、複数のサーバ10、複数のサービサシステム20、複数の移動体40、及び複数のユーザ端末30で構成される。
なお、本システムにおいては、移動体すべてが自動走行可能な車両でなくともよく、一部に自動走行されない車両を含んでいてもよいものとする。また、本システムの移動体40は、音声、文字、画像で、人間に対して直接、情報提供や情報を受け取ることができるので、ユーザ端末30は必須の構成要素ではない。以下、各装置の機能ブロックの構成について順に説明する。
(移動体の構成)
図5に示すように、移動体40は、移動体制御手段41と、外部との通信手段として、サーバ通信手段42a、サービサ通信手段42b、移動体間通信手段42c、ユーザ端末通信手段42dとを備える。上記の通信手段をまとめて、移動体通信手段42ということもある。また、移動体40は、移動体の各種情報を収集して移動体管理サーバ10に送信する移動体情報送信手段45と、移動体の自動走行を実現する駆動手段46と、その駆動源である充電池47と、ディスプレイ(タッチパネル式が望ましい)やスピーカ等の出力装置全般を含む移動体出力手段48と、車内モニタ503(車内カメラ及びマイク)、車外カメラ401等の入力装置全般を含む移動体入力手段49と、を備える。駆動手段46には、別の移動体との連結機構46aを備える。この連結機構46aにより、前述の客車50や荷台60を牽引することはもちろん、他の移動体40を連結することができる。また、充電池47は、外部端子47aを備え、外部に電力を供給することが可能である。
移動体制御手段41は、サーバ10から受信した配車指示情報に基づき、駆動手段46を制御して、また充電池47の消費量を監視しながら移動体40を自動走行させる。また、移動体通信手段42、移動体情報送信手段45、移動体出力手段48、移動体入力手段49を連携させ全体的な制御を行う。
サーバ通信手段42aは、サーバ10との交信専用に利用される無線通信手段であり、移動体情報(移動体の現在位置、電池残量を示す情報、移動体の自己診断情報等)をサーバ10に送信し、配車指示情報等をサーバ10から受信する。サーバとの通信で用いられる無線通信手段は、公衆無線回線網を使用してもよいが、交信可能なサーバ10を順次確認するアドホックネットワーク型の無線通信手段を使用してもよい。アドホックネットワークとは、基地局やアクセスポイントを必要とせず、端末やサーバだけで、限られた域内で無線通信が可能な自立分散型の無線ネットワークのことである。
サービサ通信手段42bは、サービサシステム20との交信専用に利用される無線通信手段であり、サービサシステム20から提供される情報を主に受信し、移動体の表示手段に表示したり、ユーザ端末30に送信し表示させたりする役目を果たす。
移動体間通信手段42cは、移動体間専用の無線通信手段であり、公衆無線回線網又はアドホックネットワーク型の無線通信手段を利用する。アドホックネットワークは、通常は限られた区域内での通信に限られるが、移動体40は常に移動可能なため、区域間に跨っての通信が可能である。特に、移動体が故障時等には、近くにいる移動体に直接救援を求めることができる。
ユーザ端末通信手段42dは、ユーザ端末30とデータを交信する近距離無線通信手段であり、例えば、乗車したユーザ又は周辺にいるユーザのユーザ端末30から、リモコンのように移動体40に対する指示を受信したり、ユーザ端末30内のデータを受信するために用いられる。
上記のように、サーバ通信手段42a、サービサ通信手段42b、移動体間通信手段43c、ユーザ端末通信手段42dについては、公衆無線回線網を利用してもよいが、専用回線又はアドホックネットワーク型の無線通信手段も利用可能とする。特に、ユーザ端末通信手段42dには、IEEE802.11bやBluetooth(登録商標)、赤外線等の近距離通信無線通信手段を用いてもよい。
移動体情報送信手段45は、移動体が取得又は検知する移動体に関する様々な情報を収集してサーバ10の移動体情報収集手段13に送信する。移動体情報とは、移動体の現在位置、移動目的地、移動体の状態(走行中、待機中、充電中等)、移動体の車外カメラ401が撮影した周囲の映像、乗客のユーザID、及び車内情報記録手段45aが、車内モニタ503,806(車内カメラ及びマイク)によって収集した車内情報である、車内情報には、乗客の車内での映像、乗客が車内で発した音声、乗客がタッチパネル等から入力した文字情報が含まれる。乗客がユーザ端末30で撮った映像や音声を移動体に送信した場合には、その映像、音声も含まれる。車内情報記録手段45aについては後述する。
駆動手段46は、移動体40が電気で駆動するために必要な機器(インバータ、モータ、ブレーキ等)を備える。充電池47(バッテリ)を含んでもよい。また、駆動手段46には、GPS(Global Positioning System)等の移動体の位置情報を常に取得する位置情報取得手段、及び周囲の情報を検知する各種センサ類からの情報に基づき車輪を操舵するアクチュエータ等を備える。位置情報取得手段は、移動体情報送信手段45に含ませてもよい。自動運転のための駆動手段46については公知の技術なのでここでは説明を省略する。
移動体出力手段48は、移動体に備えた出力機器全般を指す。具体的には、光を発するLED等のライト(図示せず)、ユーザとのインターフェースとして、トップ402(図3(a)参照)又は客車50に収容されたタッチパネル式のディスプレイ、スピーカを含んで構成され、移動体制御手段41の制御により、乗車したユーザに対して画像、音声、文字で情報を提供する。乗車したユーザ以外にも周囲の人間に情報を提供することもできる。
移動体入力手段49は、移動体に備えた入力機器全般を指す。具体的には、車外のシーンを撮影する車外カメラ401及び車内映像を撮影したり、乗客が発する車内音声を録音する車内モニタ503(図3(b)参照)、移動体の周囲の情報を検知する各種センサ、ユーザとのインターフェースとして、音声を受け付け音声認識する、図示しない音声認識部や操作部(タッチパネル及びその他操作ボタンやスイッチ等)を含んで構成される。また、移動体入力手段49は、車外カメラ401又は車内カメラにより、ユーザの顔の画像を撮影し、公知の顔認識技術により、乗車するユーザを特定することもできる。また、移動体入力手段49には、GPS等の位置検出手段、各種センサを含むものとするが、自動運転に必要なセンサ類は、駆動手段46に含まれると考えてもよい。
移動体40の構成要素の最後として車内情報記録手段45aについて説明する。車内情報記録手段45aは,乗客の車内での動き、車内での会話、一人で発した音声、乗客の移動体に対する操作を常にモニタし、乗客が所定の動作(例えば、特定の方向を指差す、特定の方向を注視する、立ち上がる等)をしたとき、及び/又は、所定の発言(例えば、「あれ見て!」、「あれは何!」、「発見!」、「あれすごい!」、「初めて見た!」とかいうような、驚き又は感動を表現する発言等)を発したとき、又は、所定の操作(例えば、移動体のタッチパネルの「記録開始」ボタンを押下する等)をしたときに、車外カメラ401が撮影している周囲の車外映像を記録する。「所定の発言」は、予め登録されている言葉だけでなく、後述の車内情報分析手段16によって、「記録開始」ボタンを押下した前後に乗客が発した言葉から学習登録するようにしてもよい。例えば、「やばくない?」、「ヤバくね?」といった若者が驚いたり感動したりしたときによく発する言葉等も、所定の発言の登録手段に記憶していくことができる。なお、ここでいう言葉には、外国人観光客等を考慮し、外国語も含むものとする。車外カメラ401は、少なくとも4方向の映像を撮影することができるので、乗客が指差した方向又は視線を投げかけた方向のカメラの映像のみを記録するようにしてもよい。もちろん、この記録動作はいつでも乗客が中止することができる。
また、乗客の動作や発した音声とは無関係に、乗客の一人が移動体の備えられた所定の操作、例えば、「記録開始」ボタンを押したときの車外カメラが撮った映像を記録するようにしてもよい。このとき、記録開始ボタンを押した後の、映像や音声を記録するだけでなく、記録開始ボタンを押す前の所定時間(例えば1分前)の映像や音声も記録することが望ましい。ボタンを押すまでに見逃したシーンがあるかもしれないからである。自動運転でない車を運転している運転者は、たとえ気になるシーンを見つけても、それを指差したり、その方向を向いたり、ましてや立ち上がったりすることは危険でできないが、本システムの移動体は自動運転しているので、すべての乗客の動作を対象として、このような記録開始のトリガとすることができる。
また、記録する情報は、移動体が撮った車外映像だけでなく、乗客自身が入力した情報も付加情報として記録する。入力手段は、タッチパネルからのキー入力や音声入力であってもよい。移動体が車外映像の記録を開始したとき、その時点の移動体の位置情報から、その地点の地点IDを求め、その地点の情報をサーバ10から受信するようにしてもよい。既にその地点の情報がサーバ10の地域発見情報DB104に格納されている場合は、その情報が移動体の表示手段であるディスプレイ805等に表示される。このとき、AR(Augmented Reality)技術を用いて、既に登録されている情報をその地点の映像と共に表示してもよい。乗客は、その映像を見て、そこにはない情報を新たな追加情報として入力することができる。例えば、「今日、○○でアイドルがサイン会をやっていた」とか、「今日の○○店は、意外に空いている。平日の午前中は狙い目だ」とかいった乗客自身の感想などを加えて入力してもよい。もちろん、乗客自身がユーザ端末30で撮影した映像を移動体40に近距離無線通信手段で送信して、地域発見情報DB104に記録する情報に加えることもできる。
このようにすることで、地域内様々な地点において、乗客が見た車外のシーンに対し、ユーザがその場で得た生の情報を加えることができる。また、車内の乗客の所定の動作や車内の所定の音声を、車外映像の記録開始のトリガとすることができるので、自分は気付かなかったが別の乗客が気付いていた場合や、自分がそのシーンに見とれてうっかり記録開始ボタンを押すのを忘れたような場合であっても、地域の情報を確実に記録することができる。
(移動体管理サーバの構成)
移動体管理サーバ10(サーバ10)は、サービサ情報収集手段11、ユーザ情報収集手段12、移動体情報収集手段13、配車依頼受付手段14、移動体配車手段15、及び車内情報分析手段16を備える。また、サーバ10は、データベースとして、サービサデータベース101(以下、サービサDB101)、ユーザデータベース102(以下、ユーザDB102)と、移動体データベース103(以下、移動体DB103)と、地域発見情報データベース104(以下、地域発見情報DB104)を備える。
サーバ10のサービサ情報収集手段11は、サービサのスタッフ又はサービサシステム20より、サービサが提供する情報を収集し、サービサDB101に格納する。格納された情報は、直ちに、通信可能な移動体40やユーザ端末30に送信する。図6は、このサービサDB101に格納されるデータの具体例を示したものである。図示するように、サービサDB101には、サービサを特定するサービサIDに、サービサの名称を含むサービサ固有情報や、各サービサが提供するサービサ情報の公表日時と提供情報の内容が格納される。なお、本システムでは、サービサから提供される情報を利用するだけでなく、移動体自身が積極的に地域の情報の収集にあたるようにする。
サーバ10のユーザ情報収集手段12は、ユーザ端末30より、ユーザ側の情報であるユーザ情報として、ユーザID、名称や住所等の個人情報、配車依頼情報(配車依頼日時、乗車地、目的地)、移動体利用履歴情報を受信し、受信したユーザ情報を記憶手段としてのユーザDB102に格納する。図7は、このユーザDB102に格納されるデータの具体例を示したものである。図示するようにユーザを家族ごとにまとめ、関連するユーザIDを付加するようにしてもよい。また、図示していないが、配車依頼情報には同じ移動体を利用して出掛けるユーザIDを付加してもよい。また、ユーザになんらかの関係(友達、家族、同僚、知人等)のあるユーザを関連ユーザとして加えてもよい。
移動体情報収集手段13は、所定間隔(例えば、5分間)で、移動体40より、移動体情報(移動体の現在位置、移動体の状態、電池残量を示す情報を含む)を受信し、受信した移動体情報を移動体DB103に格納する。また、移動体情報収集手段13は、移動体40より、ユーザごとの移動体40の使用履歴(乗車日時や目的地等)を示す使用履歴情報を受信し、ユーザDB102に記憶する。
図8は、この移動体DB103に格納されるデータの具体例を示したものである。移動体DB103には、移動体を特定する移動体IDに、緯度及び経度で示される移動体の現在位置、移動体の稼働状態、電池残量が対応付けられている。移動体DB103は、図8に示す例では、移動中の場合はその目的地、移動経路情報などが格納されるが、充電中又は待機中の場合(移動中でないため目的地がない場合)、目的地の領域にその情報が格納されている。また、移動体DB103は、現在又は直近の電池残量や、移動体情報を受信した時点において、当該移動体を使用しているユーザがいれば、そのユーザIDやサービサのサービサIDを格納する。
配車依頼受付手段14は、ユーザ端末30又はサービサシステム20から移動体の配車依頼情報を受信し、移動体配車手段15に受け渡す。
移動体配車手段15は、ユーザ又はサービサの要求に基づいて移動体40をユーザの元に配車する機能を担う。このとき乗車するユーザの数に応じて適切な移動体を選択したり、場合によっては複数の移動体を手配する。
車内情報分析手段16は、移動体の車内情報記録手段45aによって記録された車内状況(乗客の所定の動作、発言、操作の記録)を分析する。そして、分析の結果、車内状況により記録すべきと判断された地点の映像とそのときの乗客の発言を音声認識した文字情報を関連付けして、地域発見情報DB104に地点識別情報(地点の位置情報等)と共に格納する。分析の対象は、一又は複数の地域全体の移動体40が記録したデータとしてもよいし、方言等を考慮して一定地域内を走行する移動体40が記録したデータごととしてもよい。また、車内情報分析手段は16は、分析の際に使用する乗客の「所定の発言」を、予め登録手段に記憶されている言葉だけでなく、随時、学習し登録していくことができる。例えば、乗客が「記録開始」ボタンを押下したときに、その前後に乗客が発した言葉を形態素解析により分析してキーワードを抽出し、地域の発見に繋がるような言葉があった場合には、その言葉を所定の発言として登録する。また、登録された所定の発言があった会話の前後を分析し、所定の発言に関連する言葉をさらに抽出して登録するようにしてもよい。どの言葉を登録すべきかは、人間(管理サーバ10の操作員等)の判断を求めてもよい。
図9は、この地域発見情報DB104に格納されるデータの具体例を示す図である。図示するように、地域発見情報DB104には、地点情報として、地点ID、名称、位置情報が格納される。そして地点ごとに、地域発見情報として、その地点に関する映像(音声を含む)と文字の付加情報が登録され、その情報を登録したユーザのIDが格納される。また、登録したユーザがそのとき利用した移動体のIDを格納してもよい。一つの地点を複数の角度から撮った映像がある場合には、複数の映像と付加情報とが地点IDに関連付けされて格納される。地点の映像は、典型的に、店舗、ビル、家屋、その他の施設や建物であるが。その地点に居る特定の人物(著名人や地域の名士等)であってもよい。
(サービサシステム20の構成)
サービサシステム20は、サービサシステム制御手段21と、可能であれば、通信手段として、サーバ通信手段22、ユーザ端末通信手段24とをそれぞれ別に備えることが望ましい。
サービサシステム制御手段21は、サービサシステム20の全体の制御を行う。サーバ通信手段22は、サーバ10との通信の確立を専門に行い、移動体通信手段23は、移動体40との通信の確立を専門に行う、ユーザ端末通信手段24は、ユーザ端末30との通信の確立を専門に行う。
(ユーザ端末30の構成)
ユーザ端末30は、サービサシステム20と基本的には同様であり、ユーザ端末制御手段31と、可能であれば、通信手段として、移動体通信手段32と、サーバ通信手段33と、サービサ通信手段34とをそれぞれ別に備えることが望ましい。また、ユーザ端末操作部35は、ユーザが端末操作を行うときの入力手段であり、タッチパネルや操作ボタンから構成される。
ユーザ端末制御手段31は、ユーザ端末30の全体の制御を行う。移動体通信手段32は、移動体40との通信の確立を専門に行い、サーバ通信手段33は、サーバ10との通信の確立を専門に行い、サービサ通信手段34は、サービサシステム20との通信の確立を専門に行う。
以上、図5で説明した本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
図10は、車内情報記録手段45aが行う車内情報記録処理を、より詳細に説明するためのフロー図を示したものである。移動体40は、まずステップS1において、車内に乗客であるユーザがいるか否かを検知する。乗客を検知すれば、車内モニタ503,806(車内カメラ及びマイク)を作動させる(ステップS2)。
そして、ステップS3で、乗客が記録開始ボタン押下するなどの所定操作によって記録指示があったかどうかをチェックする。記録指示があれば、ステップS6に飛ぶが、記録指示がなければ、次に車内の乗客が所定の発言をしたかどうかをチェックする(ステップS4)。所定の発言とは、前述の「あれ見て!」、「あれは何!」、「発見!」、「あれすごい!」等の驚きや発見を表す発言の他、例えば、「前方右を記録開始」「後方の45度を記録せよ」等、音声による移動体への命令であってもよい。この所定の発言を検知した場合も、ステップS6へ飛ぶ。
ステップS4で所定の発言が検知されなかった場合は、ステップS5で、さらに車内の乗客に所定の動作があるかどうかをチェックする。ここで、所定の動作とは、特定の方向を指さす、特定の方向に顔を一斉に向ける、特定の方向を注視する、立ち上がる等である。ステップS3,S4,S5のいずれの事象も検知できなかった場合は、地域発見情報としての記録は行わず、ステップS3に戻る。ステップS3,S4,S5のいずれかの事象を検知した場合は、ステップS6で、記録指示又は検知した時点の移動体40の位置情報から、周囲の記録地点を特定する。もちろん、周囲に記録すべき地点が複数あってもよい。
続いて、ステップS7では、特定した記録地点の情報がサーバ10の地域発見情報DB104に既に格納されていないかどうかをチェックする。その地点の情報が既にあれば、車内ディスプレイにその地点で既に登録された情報を表示する(ステップS8)。そして、ステップS9において、乗客が更に付加する情報があるかどうかをチェックする。付加する情報とは、具体的には、例えば、「追加情報入力」ボタン等を押して、乗客が音声入力又はキー入力したその地点に関する情報である。そして、乗客が入力した付加情報をその地点の車外カメラの映像を、その地点IDに関連付けて記録する(ステップS10)。
ステップS9で、特に付加された情報がない場合は、その時の車内状況と車外カメラの映像をその地点IDに関連付けて記録する(ステップS11)。ここで車内状況とは、車内モニタ503,806が取得した映像と音声から抽出されるその地点を特定する情報、及び乗客が発したその地点に関する情報を意味するが、この抽出処理は、移動中でなく、当日の夜などに、サーバ10のバッチ処理によって行ってもよい。例えば、乗客が発した音声から、「○○地点で、有名人Aを発見」とか、「○○店が新装オープン」等の情報を抽出する。
このようにして車内モニタ503,806が取得した車内状況又は乗客が明示的に入力した付加情報が、その時点の車外カメラの映像と関連付けされて記録され、サーバ10に送信される(ステップS12)。サーバ10では、車内状況や付加情報の分析後、そのデータを地域発見情報として、地域発見情報DB104に格納する。
図11は、車内情報記録シーンの一例のイメージを示す図である。この図は、移動体80に乗車した家族が移動中に、例えば、新しいラーメン店が開店したことを見つけ、地域発見情報に記録する様子を示す図である。ここでは、母親の「見て!」、「新しいラーメン屋」等の発言やそのときの動作を車内モニタ806が検知し、それをトリガにして、ディスプレイ805に母親が指差した方向又は視線を注視した方向の映像が映し出されている。それを見た父親が、この映像を地域発見情報として登録しておこうと考え、「新発見に記録」と発言すると、実際にそのとき車外カメラ803が撮像した映像が表示される。このとき、その地点の情報が既に登録されていれば(この例では、「○○ラーメン新装オープン」)、AR技術により、移動体が撮影した車外映像に重ねて、その情報が表示されるようにしてもよい。
また、このとき、ディスプレイ805(タッチパネル)に「追加情報入力」のボタンが表示される。追加情報入力ボタンを押下後、子供が、友達から得たこのラーメン店の情報を発言すると、その発言内容が追加情報として地点IDとその映像に関連付けられて地域発見情報DB104に記録される。このように、本システムを利用すると、単に移動体40が撮影した映像を記録するだけでなく、実際にその場を見た乗客からの生の情報を追加情報として記録することができる。そのため、その地点の情報が自然と更新していくことになる。所定期間過ぎた情報は自動的に削除されるようにしてもよい。地点発見情報として登録された情報は、別のユーザからも閲覧可能でキーワード等で検索できることは言うまでもない。
(実施形態の効果)
以上、本システムによれば、移動体が、乗客の車内の動作や乗客の車内の発言を常にモニタし、乗客に所定の動作、所定の発言、又は所定の操作があったときに、そのときの車外映像を記録する。このようにすることで、乗客の行動に基づいて、移動体が地域の情報を収集する機会を高めることができる。また、乗客の車内の行動が移動体が撮影している車外映像を記録するトリガとなるので、乗客自身が車外にカメラを向ける必要がなくなる。もちろん、乗客が自身のユーザ端末で撮影した映像を、その場で移動体に送信して、記録した車外映像に加えることもできるので、乗客が後でサーバにアップロード等をする必要がなくなる。記録する車外映像は、その地点の映像だけでなく、その地点に関連する特定の人物であってもよいので、多くの地域情報の発見に繋がる。また、その地点の情報が既にサーバに登録されていれば、AR技術を用いて、登録されている情報を移動体が撮影した映像に重ねて表示することができるので、その表示を見た乗客がその情報には含まれていない生の情報等を更に追加することができる。このように、本システムによれば、地域を常に巡回している移動体を活用することによって、普段は見過ごされ、埋もれているような情報であっても、地域情報として新発見、再発見することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。なお、上記の実施形態では、本発明を物の発明として地域情報発見システムについて説明したが、本発明は、方法の発明(移動体を利用した地域情報発見方法)としても捉えることもできる。
10 移動体管理サーバ
11 サービサ情報収集手段
12 ユーザ情報収集手段
13 移動体情報収集手段
14 配車依頼受付手段
15 移動体配車手段
16 車内情報分析手段
20 サービサシステム
21 サービサシステム制御手段
22 サーバ通信手段
23 移動体通信手段
24 ユーザ端末通信手段
30 ユーザ端末
31 ユーザ端末制御手段
32 移動体通信手段
33 サーバ通信手段
34 サービサ通信手段
35 ユーザ端末操作部
40 移動体
41 移動体制御手段
42a サーバ通信手段
42b サービサ通信手段
42c 移動体間通信手段
42d ユーザ端末通信手段
45 移動体情報送信手段
45a 車内情報記録手段
46 駆動手段
46a 連結機構
47 充電池
47a 外部端子
48 移動体出力手段
49 移動体入力手段
50 客車
60 荷台
80 移動体の別形態
90 充電ステーション
101 サービサデータベース(サービサDB)
102 ユーザデータベース(ユーザDB)
103 移動体データベース(移動体DB)
104 地域発見情報データベース(地域発見情報DB)
400 ボディ
401 車外カメラ
402 トップ
403 前方側連結部
404 後方側連結部
501 客車の前方側連結部
502 客車の後方側連結部
503 客車の車内モニタ
601 荷台の前方側連結部
602 荷台の後方側連結部
801 移動体80の上ボディ
802 移動体80の下ボディ
803 移動体80の車外カメラ
804 移動体80の生体認証センサ
805 移動体80のディスプレイ
806 移動体80の車内モニタ
807 移動体80の風防

Claims (6)

  1. 自動走行可能な移動体と、前記移動体の運行を管理する移動体管理サーバとが無線通信手段で接続され、地域の情報を収集する地域情報発見システムであって、
    前記移動体は、
    前記移動体の乗客の、所定の動作、所定の発言、又は所定の操作のうち少なくともいずれかを検知し、前記検知したことをトリガとして、前記移動体の位置情報及び前記移動体がその時点で撮影した車外映像に関連付けて、車内情報として記録する車内情報記録手段と、
    前記車内情報記録手段が記録した前記車内情報を前記移動体管理サーバに送信する移動体情報送信手段とを備え、
    前記移動体管理サーバは、
    前記移動体情報送信手段から前記車内情報を受信して収集する移動体情報収集手段と、
    前記車内情報に含まれる車内映像及び車内音声を分析し、前記位置情報から求めた地点IDに関連付けして、前記車外映像及び前記車外映像に関連する情報を地域発見情報データベースに格納する車内情報分析手段と、
    を備えることを特徴とする地域情報発見システム。
  2. 前記車内情報記録手段は、前記車内情報に、前記乗客が音声入力又はキー入力で入力した文字情報を付加情報として含ませることを特徴とする請求項1に記載の地域情報発見システム。
  3. 前記車内情報記録手段は、前記車外映像に、前記乗客のユーザ端末から受信した情報を含ませることを特徴とする請求項1又は2に記載の地域情報発見システム。
  4. 前記車内情報記録手段は、前記車外映像に、前記地点IDで示される地点の映像に加え、前記地点に関連する特定の人物の映像及び関連する情報を含ませることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の地域情報発見システム。
  5. 前記車内情報記録手段は、前記地点IDに関連付けされた情報が既に前記地域発見情報データベースに登録されている場合、前記登録された情報をAR技術を用いて前記移動体が撮影した車外映像に重ねて、前記移動体の表示手段に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の地域情報発見システム。
  6. 自動走行可能な移動体と、前記移動体の運行を管理する移動体管理サーバとが無線通信手段で接続され、地域の情報を収集する地域情報発見方法であって、
    前記移動体が、
    前記移動体の乗客の、所定の動作、所定の発言、又は所定の操作のうち少なくともいずれかを検知するステップと、
    前記検知したことをトリガとして、前記移動体の位置情報及び前記移動体がその時点で撮影した車外映像に関連付けて、車内情報として記録するステップと、
    前記記録された前記車内情報を前記移動体管理サーバに送信するステップと、
    前記移動体管理サーバが、
    前記移動体から前記車内情報を受信して収集するステップと、
    前記車内情報に含まれる車内映像及び車内音声を分析し、前記位置情報から求めた地点IDに関連付けして、前記車外映像及び前記車外映像に関連する情報を地域発見情報データベースに格納するステップと、
    を含むことを特徴とする地域情報発見方法。
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