JP2015174720A - エレベータの通話システム - Google Patents

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Kazuo Higashida
一夫 東田
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Abstract

【課題】乗かご内通話装置に対する誤操作または悪戯により乗かご内通話装置から乗かご外通話装置に対して通話が要求されることを阻止する確実性を向上させること。【解決手段】制御装置30は、非常呼出し釦11に対する操作を検知する操作検知部31と、非常呼出し釦11に対する操作が検知される度に、乗かご内操作盤10に対する複数種類の特殊操作のうちから1種類の特殊操作を選択する操作選択部33と、選択された特殊操作の音声案内を乗かご内通話装置10に出力させる音声制御部34と、選択された特殊操作が行われたか否かを判定する操作判定部35と、選択された特殊操作が行われたと判定された場合に乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対し通話を要求することを確定し、選択された特殊操作が行われなかったと判定された場合に乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対し通話を要求しないことを確定する通信処理部36とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、乗かご内の通話装置と乗かご外の通話装置との間での通話を可能にするエレベータの通話システムであって、特に、乗かご内の通話装置に対する誤操作または悪戯により乗かご内の通話装置から乗かご外の通話装置に対して通話が要求されることを阻止するエレベータの通話システムに関する。
従来、エレベータの通話システムは、乗かご内に設けられた通話装置(以下適宜「乗かご内通話装置」という)と、乗かご外に設けられた通話装置(以下適宜「乗かご外通話装置」という)とを備える。乗かご内通話装置は、乗かご内の乗客により操作される非常呼出し釦を備える。乗かご内の乗客は、乗かご内通話装置の非常呼び釦を押すことよって、例えば監視センタに設けられた乗かご外通話装置に通話を要求し、その乗かご外通話装置を扱う者に対して、乗かご内に閉じ込められたこと、エレベータに何らかの異常が発生したことなどを通報する。
非常呼出し釦に対する操作が誤操作または悪戯である場合に乗かご内通話装置から乗かご外通話装置に対して通話が要求されることを阻止する技術としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。その特許文献1には、エレベータかご内の乗客が非常呼び釦を押すと所定のメッセージが放送され、再度非常呼び釦を押すと、監視センタを呼び出す構成が開示されている。同じく特許文献1には、エレベータかご内の乗客が非常呼釦を長時間押していること、または非常呼釦が所定回数以上押されたことの少なくとも一方を検出して電話回線に接続する構成が開示されている。つまり、特許文献1に開示された技術は、監視センタに対する通話の要求を、非常呼出し釦が単に押されただけで行わず、誤操作または悪戯ではない操作として予め決められた特殊操作が非常呼び釦に対して行われた場合に限って行う、というものである。
特開2008−285249号公報(段落0005,0006)
前述のように、特許文献1に開示された技術は、監視センタに対する通話の要求を、非常呼出し釦が単に押されただけで行わず、誤操作または悪戯ではない操作として予め決められた特殊操作が非常呼び釦に対して行われた場合に限って行う、というものである。非常呼出し釦を複数回押したり長押ししたりする特殊操作は、誤操作では行われにくいことであると考えられるが、悪戯を行う者の思い付きで、または、悪戯を行う者が特殊操作の情報を不正に取得して事前に覚えておくことで、行われてしまうことが懸念される。
本発明は前述の事情を考慮してなされたものであり、その目的は、乗かご内通話装置に対する誤操作または悪戯により乗かご内通話装置から乗かご外通話装置に対して通話が要求されることを阻止する確実性を向上させることができるエレベータの通話システムを提供することにある。
前述の目的を達成するために本発明に係るエレベータの通話システムは、乗かご内に設けられ非常呼出し釦を有する乗かご内通話装置と、乗かご外に設けられた乗かご外通話装置とを備え、前記非常呼出し釦が操作されたことに基づいて、前記乗かご内通話装置から前記乗かご外通話装置に対して通話を要求するエレベータの通話システムにおいて、前記乗かご内に設けられ乗客に操作される乗かご内操作盤と、前記乗かご内通話装置を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記非常呼出し釦に対する操作を検知する操作検知部と、前記非常呼出し釦に対する操作が前記操作検知部により検知される度に、前記乗かご内操作盤に対する複数種類の特殊操作のうちから1種類の特殊操作を選択する操作選択部と、前記操作選択部により選択された特殊操作の音声案内を前記乗かご内通話装置に出力させる音声制御部と、前記操作選択部により選択された特殊操作が行われたか否かを判定する操作判定部と、前記乗かご内通話装置から前記乗かご外通話装置に対して通話を要求するか否かを、前記操作判定部による判定の結果に基づいて確定する通信処理部とを備え、前記通信処理部は、前記操作選択部により選択された特殊操作が行われたと前記操作判定部により判定された場合に前記乗かご内通話装置から前記乗かご外通話装置に対して通話を要求することを確定し、前記操作選択部により選択された特殊操作が行われなかったと前記操作判定部により判定された場合に前記乗かご内通話装置から前記乗かご外通話装置に対して通話を要求しないことを確定することを特徴とする。
本発明に係るエレベータの通話システムにおいて、制御装置の通信処理部は、操作選択部により選択された特殊操作が行われたと操作判定部により判定された場合に乗かご内通話装置から乗かご外通話装置に対して通話を要求することを確定し、操作選択部により選択された特殊操作が行われなかったと操作判定部により判定された場合に乗かご内通話装置から乗かご外通話装置に対して通話を要求しないことを確定する。操作選択部により選択される特殊操作は非常呼出し釦対する操作ではないとともに、操作検知部により非常呼出し釦が操作される度に複数種類の特殊操作のうちから選択されることで一定しない。これらのことから、本発明に係るエレベータの通話システムは、乗かご内通話装置に対する誤操作または悪戯により、乗かご内通話装置から乗かご外通話装置に対して通話が要求されることを回避する確実性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るエレベータの通話システムの概略を示すブロック図である。 図1に示した操作選択部により選択可能な複数種類の特殊操作と、これら複数種類の特殊操作のそれぞれに対応に付けられた音声案内とを示す図である。 図1に示した制御装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るエレベータの通話システムについて図1〜図3を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るエレベータの通話システムは、乗かご1内に設けられ非常呼出し釦11を有する乗かご内通話装置10と、乗かご1外に位置し、エレベータを監視する監視センタ40に設けられた乗かご外通話装置50と、乗かご1内に設けられ乗客に操作される乗かご内操作盤10と、乗かご内通話装置10を制御する制御装置30とを備える。
乗かご内通話装置10は、非常呼出し釦11を押圧操作されることで、乗かご外通話装置50との通話を要求する通話要求信号を発生させる電気回路(図示してない)を備える。
乗かご内操作盤10は例えば、1階釦21と、2階釦22と、3階釦23と、4階釦24と、5階釦25と、6階釦26とを、行き先階登録釦として備える。また、乗かご内操作盤10は、1階釦21が押圧操作されることでエレベータに対し乗かご1の行き先階として1階を登録すること(1階にかご呼びをつくること)を指令する行き先階指令信号を発生させる電気回路(図示してない)と、2階釦22が押圧操作されることでエレベータに対し乗かご1の行き先階として2階を登録すること(2階にかご呼びをつくること)を指令する行き先階指令信号を発生させる電気回路(図示してない)と、3階釦23は押圧操作されることでエレベータに対し乗かご1の行き先階として3階を登録すること(3階にかご呼びをつくること)を指令する行き先階指令信号を発生させる電気回路(図示してない)と、4階釦24は押圧操作されることでエレベータに対し乗かご1の行き先階として4階を登録すること(4階にかご呼びをつくること)を指令する行き先階指令信号を発生させる電気回路(図示してない)と、5階釦25が押圧操作されることでエレベータに対し乗かご1の行き先階として5階を登録すること(5階にかご呼びをつくること)を指令する行き先階指令信号を発生させる電気回路(図示してない)と、6階釦26が押圧操作されることでエレベータに対し乗かご1の行き先階として6階を登録すること(6階にかご呼びをつくること)を指令する行き先階指令信号を発生させる電気回路(図示してない)とを備える。
また、乗かご内操作盤10は、ドア開釦27と、ドア閉釦28とを備える。また、乗かご内操作盤10は、ドア開釦27が押圧操作されることでエレベータに対し乗かご1の出入口のドア(図示省略)を開くことを指令するドア開指令信号を発生させる電気回路(図示してない)と、ドア開釦27がエレベータに対し乗かご1の出入口のドアを閉じることを指令するドア閉指令信号を発生させる電気回路(図示してない)とを備える。
通話要求信号、行き先階指令信号、ドア閉指令信号は、制御装置30に入力される。
制御装置30は、CPU、ROM、RAM、補助記憶装置を備え(図示してない)、コンピュータプログラムに従って処理を行う者であり、制御プログラムにより設定された機能部として、操作検知部31、異常判定部32、操作選択部33、音声制御部34、操作判定部35、通信処理部36、を備える。これらの機能部について説明していく。
操作検知部31は、非常呼出し釦に対する操作を検知するものである。より詳細には、操作検知部32は、非常呼出し釦11から制御装置30に通話要求信号が入力されたことを非常呼出し釦11に対する操作が行われたこととして検知し、非常呼出し釦11から制御装置30に通話要求信号が入力されてない状態では、非常呼出し釦11に対する操作を検知しない。
異常判定部32は、非常呼出し釦11に対する操作が操作検知部31により検知されたときに、乗かご内通話装置10による通報を行うことに値する特定の異常が検出された状態であるか否かを判定するものである。特定の異常とは、例えば、乗かご1が乗場に停止したにもかかわらずかごドアが開かない状態であること、乗かご1が走行できない状態であることなど、乗客が乗かご1に閉じ込められるおそれのある異常である。
操作選択部33は、非常呼出し釦11に対する操作が操作検知部31により検知される度に、乗かご内操作盤10に対する複数種類の特殊操作のうちから1種類の特殊操作を選択するものである。より詳細には、操作選択部33は、複数種類の特殊操作のうちから1種類の特殊操作を、コンピュータプログラムによる抽選を行うことで選択する。
図2に示すように、複数種類の特殊操作は、例えば1階釦21〜6階釦26(行き先階登録釦)のいずれか2つに対する操作と、ドア閉釦28に対する操作との組合せから成る。例えば、例えば図2においてNo.1が付された特殊操作は、1階釦21と2階釦22とドア閉釦28を「1階釦21→2階釦22→ドア閉釦28」の順番で操作することである。
図1に戻り、音声制御部34は、操作選択部33により選択された特殊操作の音声案内を乗かご内通話装置10に出力させるものである。より詳細には、図2に示すように複数種類の特殊操作のそれぞれと複数種類の音声案内のそれぞれとの対応関係が予め定められていて、音声制御部34は、操作選択部33により選択された特殊操作と対応関係にある音声案内を、図2に示す対応関係に基づいて選択し、その音声案内を乗かご内通話装置10に出力させる。例えばNo.1が付された音声案内は、「音声案内に従って釦を押してください。1階釦と2階釦を1階釦、2階釦の順番で押した後、ドア閉釦を押してください。」である。
操作判定部35は、操作選択部33により選択された特殊操作が行われたか否かを判定するものである。より詳細には、操作判定部35は、操作選択部33により特殊操作が選択された時点から制限時間内に行き先階指令信号またはドア閉信号が制御装置30に入力された場合に、その特殊操作が制限時間内に行われたか否かを、乗かご内操作盤10から制御装置30に入力された行き先階指令信号およびドア閉指令信号に基づいて判定する。操作判定部35は、操作選択部33により特殊操作が選択された時点から制限時間が経過するまでに行き先階指令信号およびドア閉信号のいずれも制御装置30に入力されたかった場合には、その特殊操作が行われなかったと判定する。制限時間は予め設定されたものであり、音声案内が終了した時点から特殊操作を行うのに十分な長さ、例えば10秒に設定されている。
通信処理部36は、乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求するか否かを、操作判定部35による判定の結果に基づいて確定するものである。
具体的には、通信処理部36は、非常呼出し釦11に対する操作が操作検知部32により検知されたときに特定の異常が検出された状態であると異常判定部32により判定された場合に、乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求することを確定する。乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対する通話の要求は、通信回線60を介して行われる。
また、通信処理部36は、非常呼出し釦11に対する操作が操作検知部32により検知されたときに特定の異常が検出された状態ではないと異常判定部32により判定された場合であって、操作選択部33により選択された特殊操作が行われたと操作判定部35により判定された場合に、乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求することを確定する。また、通信処理部36は、非常呼出し釦11に対する操作が操作検知部32により検知されたときに異常判定部32によって特定の異常有りと判定された状態でない場合であって、操作選択部33により選択された特殊操作が行われなかったと操作判定部35により判定された場合に、乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求しないことを確定する。
このように構成された本実施形態に係るエレベータの通話システムにおいて、制御装置30は、操作検知部31、操作選択部33、音声制御部34、操作判定部35、通信処理部36、異常判定部32による処理を、図3に示す流れで行う。
乗かご1内の乗客100が乗かご内通話装置10の非常呼出し釦11に対して押圧操作を行うと、通話要求信号が制御装置30に入力される。これに伴い、制御装置30の操作検知部31が非常呼出し釦11に対する操作を検知し、図3に示す処理が開始される(スタート)。
この処理においては、はじめに、制御装置30の異常判定部32は、非常呼出し釦11に対する操作が操作検知部32により検知されたときに、特定の異常が検出された状態であるか否かを判定する(ステップS1)。
ステップ1において特定の異常が検出された状態であると異常判定部32によりと判定された場合(ステップS1でNOの場合)、操作選択部33は、複数種類の特殊操作のうちから1種類の特殊操作を抽選で選択する(ステップS2)。
次に、音声制御部34は、操作選択部33により選択された特殊操作と対応関係にある音声案内を、複数種類の音声案内のうちから選択し(ステップS3)、その音声案内を乗かご内通話装置10に出力させる(ステップS4)。
次に、操作判定部35は、操作選択部33により選択された特殊操作が、この特殊操作の選択時点から制限時間内に行われたか否かを判定する(「ステップS5でNO→ステップS6でNO」の繰り返し)。
ステップS5において特殊操作が行われたと操作判定部35により判定された場合(ステップS5でYESの場合)、通信処理部36は乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求することを確定し(ステップS7)、通話を要求して(ステップS8)、図3に示す処理を終了する(END)。
また、ステップS6において特殊操作の選択時点から制限時間が経過した場合(ステップS6でYESの場合)、すなわち、操作選択部により選択された特殊操作が、この特殊操作の選択時点から制限時間内に行われなかった場合、通信処理部36は乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求しないことを確定し(ステップS9)、図3に示す処理を終了する(END)。
また、ステップS1において特定の異常が検出された状態であると異常判定部32により判定された場合(ステップS1でYESの場合)、通信処理部36は乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求することを確定し(ステップS7)、通話を要求して(ステップS8)、図3に示す処理を終了する(END)。つまり、非常呼出し釦11に対して押圧操作が行われたときに特定の異常が検出された状態である場合には、ステップS2〜ステップS6は行われることなく、乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話が要求される。
本実施形態に係るエレベータの通話システムは、次の効果を奏する。
本実施形態に係るエレベータの通話システムにおいて、制御装置30の通信処理部36は、操作選択部33により選択された特殊操作が行われたと操作判定部35により判定された場合に乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求することを確定し、操作選択部33により選択された特殊操作が行われなかったと操作判定部35により判定された場合に乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求しないことを確定する。操作選択部33により選択される特殊操作は非常呼出し釦11に対する操作ではないとともに、操作検知部31により非常呼出し釦11が操作される度に複数種類の特殊操作のうちから選択されることで一定しない。これらのことから、本発明に係るエレベータの通話システムは、乗かご内通話装置10に対する誤操作または悪戯により、乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話が要求されることを阻止する確実性を向上させることができる。
本実施形態に係るエレベータの通話システムにおいて、制御装置30の通信処理部36は、非常呼出し釦11に対する操作が操作検知部31により検知されたときに特定の異常が検出された状態であると異常判定部32により判定された場合には、特殊操作が行われることを条件とすることなく、乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して通話を要求することを確定する。これにより、誤操作でも悪戯でもなく、乗かご1に閉じ込められた乗客100が非常呼出し釦11を操作したときに、乗かご内通話装置10から乗かご外通話装置50に対して迅速に通話を要求することができる。
なお、前述の実施形態に係るエレベータの通話システムにおいて、乗かご外通話装置50は監視センタ40に設けられたものであるが、本発明における乗かご外通話装置50は、監視センタ40以外の場所に設けられたものであってもよい。
前述の実施形態に係るエレベータの通話システムにおいて、制御装置30の操作選択部33は抽選で、複数種類の特殊操作のうちから1種類の特殊操作を選択するものであったが、本発明における操作選択部は抽選を行うものに限定されるものではなく、予め決められた順番に従って複数種類の特殊操作のうちから1種類の特殊操作を選択するものであってもよい。
1 乗かご
10 乗かご内通話装置
11 非常呼出し釦
20 乗かご内操作盤
21 1階釦
22 2階釦
23 3階釦
24 4階釦
25 5階釦
26 6階釦
27 ドア開釦
28 ドア閉釦
30 制御装置
31 異常判定部
32 操作検知部
33 操作選択部
34 音声制御部
35 操作判定部
36 通信処理部
40 監視センタ
50 乗かご外通話装置
60 通信回線
100 乗客

Claims (2)

  1. 乗かご内に設けられ非常呼出し釦を有する乗かご内通話装置と、乗かご外に設けられた乗かご外通話装置と、前記非常呼出し釦が操作されたことに基づいて、前記乗かご内通話装置から前記乗かご外通話装置に対して通話を要求するエレベータの通話システムにおいて、
    前記乗かご内に設けられ乗客に操作される乗かご内操作盤と、前記乗かご内通話装置を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記非常呼出し釦に対する操作を検知する操作検知部と、前記非常呼出し釦に対する操作が前記操作検知部により検知される度に、前記乗かご内操作盤に対する複数種類の特殊操作のうちから1種類の特殊操作を選択する操作選択部と、前記操作選択部により選択された特殊操作の音声案内を前記乗かご内通話装置に出力させる音声制御部と、前記操作選択部により選択された特殊操作が行われたか否かを判定する操作判定部と、前記乗かご内通話装置から前記乗かご外通話装置に対して通話を要求するか否かを、前記操作判定部による判定の結果に基づいて確定する通信処理部とを備え、
    前記通信処理部は、前記操作選択部により選択された特殊操作が行われたと前記操作判定部により判定された場合に前記乗かご内通話装置から前記乗かご外通話装置に対して通話を要求することを確定し、前記操作選択部により選択された特殊操作が行われなかったと前記操作判定部により判定された場合に前記乗かご内通話装置から前記乗かご外通話装置に対して通話を要求しないことを確定する
    ことを特徴とするエレベータの通話システム。
  2. 請求項1に記載のエレベータの通話システムにおいて、
    前記制御装置は、前記乗かご内通話装置による通報を行うことに値する特定の異常が検出された状態であるか否か判定する異常判定部を備え、
    前記通信処理部は、前記非常呼出し釦に対する操作が前記非常呼出し検知部により検知されたときに特定の異常が検出された状態であると前記異常判定部により判定された場合に、前記乗かご内通話装置から前記乗かご外通話装置に対して通話を要求することを確定する
    ことを特徴とするエレベータの通話システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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