JP6272159B2 - エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、エレベータでのいたずらが発生した場合にモスキート音を発生させるエレベータ制御装置およびエレベータ制御方法に関するものである。
従来から、若者(子供)のみに聞こえるとされるモスキート音(例えば、周波数が17kHz程度の音)を発生させることで、若者が侵入禁止領域に留まることを防ぐ乗客コンベアがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−184137号公報
ここで、一般的に、子供が多く住む建物(例えば、マンション、団地等といった集合住宅)にエレベータが設置される場合、子供によるエレベータでのいたずらの発生が多くみられ、結果として、エレベータでのいたずらの発生回数が多いという問題がある。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、子供がいたずらを行おうとするのを抑止し、エレベータでのいたずらの発生回数を減少させることのできるエレベータ制御装置およびエレベータ制御方法を得ることを目的とする。
本発明におけるエレベータ制御装置は、エレベータに設けられる各種機器の中から、エレベータで発生するいたずらの種類に応じてあらかじめ選定された特定の機器からの出力結果に基づいて、エレベータでいたずらが発生したか否かを判定する制御部と、制御部によっていたずらが発生したと判定された場合、エレベータのかごに設けられたスピーカを介してモスキート音を発生させるモスキート音発生部と、を備え、特定の機器は、かごに設けられるインターホン子機であり、制御部は、エレベータの運転状態が正常状態であり、かつ、かごにいる乗客がインターホン子機を操作することで発生するインターホン呼びを検出した場合、いたずらが発生したと判定し、インターホン子機とインターホン親機との接続処理を行い、モスキート音発生部は、制御部によっていたずらが発生したと判定された場合、インターホン子機とインターホン親機との接続が完了するまで、モスキート音を発生させ続け、接続が完了すれば、モスキート音を発生させることを停止するものである。
本発明におけるエレベータ制御方法は、エレベータに設けられる各種機器の中から、エレベータで発生するいたずらの種類に応じてあらかじめ選定された特定の機器からの出力結果に基づいて、エレベータでいたずらが発生したか否かを判定する制御ステップと、制御ステップでいたずらが発生したと判定された場合、エレベータのかごに設けられたスピーカを介してモスキート音を発生させるモスキート音発生ステップと、を備え、特定の機器は、かごに設けられるインターホン子機であり、制御ステップでは、エレベータの運転状態が正常状態であり、かつ、かごにいる乗客がインターホン子機を操作することで発生するインターホン呼びを検出した場合、いたずらが発生したと判定し、インターホン子機とインターホン親機との接続処理を行い、モスキート音発生ステップでは、制御ステップでいたずらが発生したと判定された場合、インターホン子機とインターホン親機との接続が完了するまで、モスキート音を発生させ続け、接続が完了すれば、モスキート音を発生させることを停止するものである。
本発明によれば、エレベータでのいたずらが発生した場合にモスキート音を発生させることにより、子供がいたずらを行おうとするのを抑止し、エレベータでのいたずらの発生回数を減少させることのできるエレベータ制御装置およびエレベータ制御方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置を含むエレベータ制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置の一連の動作例(1)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置の一連の動作例(2)を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置の一連の動作例(3)を示すフローチャートである。
以下、本発明によるエレベータ制御装置およびエレベータ制御方法を、好適な実施の形態に従って図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置50を含むエレベータ制御システムの構成を示すブロック図である。図1において、このエレベータ制御システムは、かご内操作盤10と、マルチビームドアセンサ20と、セーフティドアエッジ30と、秤装置40と、エレベータ制御装置50とを備える。
かご内操作盤10は、エレベータのかご内に設けられており、主としてインターホン子機としての機能と、かご呼び登録装置としての機能とを有する。具体的には、かご内操作盤10は、インターホンボタン11、スピーカ12および行先階ボタン13を有する。なお、ここでは、かご内操作盤10がインターホン子機としての機能を有するように構成する場合を例示するが、かご内にインターホン子機を別途設けてもよい。
インターホンボタン11は、かご内の乗客が外部の情報センター(図示せず)にいる係員と通話するためのボタンである。すなわち、かご内の乗客がインターホンボタン11を押下することでインターホン呼びが発生し、外部の情報センターにあるインターホン親機への接続処理がエレベータ制御装置50によって行われる。これにより、かご内操作盤10とインターホン親機とが接続されるので、かご内の乗客は、外部の情報センターにいる係員と通話することができる。
スピーカ12は、かご内操作盤10とインターホン親機とが接続された場合に、外部の情報センターからの音声をかご内に発するとともに、後述するモスキート音発生部52からのモスキート音をかご内に発する。
行先階ボタン13は、かご内の乗客が所望の行先階を入力するためのボタンである。すなわち、かご内の乗客が所望の行先階に対応する行先階ボタン13を押下することで、入力された所望の行先階へかごを走行させるためのかご呼び登録が行われる。これにより、かご内の乗客は、所望の行先階へ行くことができる。
マルチビームドアセンサ20は、複数の発光素子と複数の受光素子とで構成されており、かごの出入口を通過する乗客を検出し、その検出結果をエレベータ制御装置50に出力する。具体的には、乗客がかごの出入口に存在すれば、発光素子からのビームは、この乗客によって遮断され、受光素子で受光されない。したがって、マルチビームドアセンサ20は、発光素子からのビームが受光素子で受光されない場合、かごの出入口を通過する乗客を検出することとなる。
なお、マルチビームドアセンサ20の設置位置については、例えば、かごの出入口の側端部に設けるように構成すればよい。このように構成した場合、出入口の一方の側端部には複数の発光素子が固定され、出入口の他方の側端部には複数の受光素子が固定される。
セーフティドアエッジ30は、かごの戸閉動作中に乗客が触れることで動作し、かごの戸を反転動作させる。また、セーフティドアエッジ30は、稼働状態(動作しているか否か)をエレベータ制御装置50に出力する。
秤装置40は、かご内の負荷(すなわち、かごの積載荷重)を検出し、その検出結果をエレベータ制御装置50に出力する。
エレベータ制御装置50は、制御部51およびモスキート音発生部52を有する。制御部51は、エレベータ全体の動作を制御するとともに、エレベータの運転状態を監視し、エレベータの運転状態が正常であるか異常であるかを確認する。
また、制御部51は、いたずら判定処理として、エレベータに設けられる各種機器(ここでは、かご内操作盤10、マルチビームドアセンサ20、セーフティドアエッジ30および秤装置40を例示)の少なくとも1つからの出力結果に基づいて、エレベータでいたずらが発生したか否かを判定する。
モスキート音発生部52は、制御部51によってエレベータでいたずらが発生したと判定された場合、モスキート音再生処理を行うことで、かご内操作盤10のスピーカ12を介してモスキート音を発生させる。なお、ここでは、スピーカ12を介してモスキート音を発生させる場合を例示するが、スピーカ12以外の別のスピーカをかご内に新たに設けて、そのスピーカを介してモスキート音を発生させるようにしてもよい。
このようにエレベータでのいたずらが発生すれば、モスキート音発生部52によってモスキート音が発生する。このように構成することで、子供は、一度エレベータでいたずらを行えば、不快なモスキート音を聞くので、次回にいたずらを行えば再度モスキート音を聞くこととなると認識する。したがって、次回にいたずらをしようとする気を失わせることができるので、子供がいたずらを行おうとするのを抑止し、エレベータでのいたずらの発生回数を減少させることができる。
次に、エレベータ制御装置50の動作について、図2〜図4を参照しながら説明する。ここで、子供によるエレベータでのいたずらとしてはさまざまなものが考えられるが、ここでは、子供が以下で例示するいたずら(1)〜(3)のいずれかを行えば、エレベータでいたずらが発生したと判定され、モスキート音が発生する場合を例示する。
いたずら(1):必要がないにも関わらずかご内操作盤10のインターホンボタン11を押下してインターホン親機と接続するいたずら
いたずら(2):かご内操作盤10の行先階ボタン13を押下して呼び登録数を必要以上に多くするいたずら
いたずら(3):セーフティドアエッジ30を意図的に動作させるいたずら
はじめに、いたずら(1)が発生した場合のエレベータ制御装置50の一連の動作例(1)について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置の一連の動作例(1)を示すフローチャートである。
ステップS101において、制御部51は、かご内の乗客がインターホンボタン11を押下することで発生するインターホン呼びを検出したが否かを判定する。また、制御部51は、インターホン呼びを検出した(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS102へと進む。一方、制御部51は、インターホン呼びを検出していない(すなわち、NO)と判定した場合には、再びステップS101の処理を繰り返す。すなわち、制御部51は、インターホン呼びを検出するまで、ステップS101の処理を繰り返すこととなる。
ステップS102において、制御部51は、監視しているエレベータの運転状態が正常であるか否かを判定する。また、制御部51は、エレベータの運転状態が正常である(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS103へと進む。一方、制御部51は、エレベータの運転状態が異常である(すなわち、NO)と判定した場合には、ステップS107へと進む。
ステップS103において、モスキート音発生部52は、モスキート音再生処理を行うことで、かご内操作盤10のスピーカ12を介して、モスキート音を発生させ、ステップS104へと進む。
ここで、通常、エレベータの運転状態が異常である場合にインターホン呼びが発生することが多いので、エレベータの運転状態が正常である場合にインターホン呼びが発生するときは、いたずらである可能性が高い。したがって、制御部51は、インターホン呼びが発生したタイミングでエレベータの運転状態が正常であれば、いたずら(1)が発生したと判定し、モスキート音発生部52に対してモスキート音を発生させるように指令する。
ステップS104において、制御部51は、インターホン親機への接続処理を行い、ステップS105へと進む。
ステップS105において、制御部51は、かご内操作盤10とインターホン親機との接続が完了したか否かを判定する。また、制御部51は、この接続が完了した(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS106へと進む。一方、制御部51は、この接続が完了していないと判定した場合には、ステップS103へと戻り、ステップS103以降の処理を繰り返す。すなわち、モスキート音発生部52は、かご内操作盤10とインターホン親機との接続が完了するまで、スピーカ12を介してモスキート音を発生させ続けることとなる。
ステップS106において、モスキート音発生部52は、モスキート音停止処理を行うことでモスキート音を発生させることを停止し、一連の処理を終了する。なお、ここでは、かご内操作盤10とインターホン親機との接続が完了すれば、モスキート音の発生を停止させるように設定する場合を例示したが、これに限定されず、モスキート音の発生を停止させるタイミングについてはどのように設定してもよい。
ステップS107において、制御部51は、ステップS104と同様の処理を行い、ステップS108へと進む。また、ステップS108において、制御部51は、ステップS105と同様の処理を行い、一連の処理を終了する。このように、エレベータの運転状態が異常である場合にインターホン呼びが発生した場合、いたずらでない可能性が高いので、モスキート音発生部52は、モスキート音を発生させることはない。
続いて、いたずら(2)が発生した場合のエレベータ制御装置50の一連の動作例(2)について図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置の一連の動作例(2)を示すフローチャートである。
ステップS201において、制御部51は、あらかじめ設定された一定期間内に、かご内操作盤10によって行われたかご呼び登録の呼び登録数(すなわち、乗客によって押下された行先階ボタンの数)が、推定したかご内の乗客人数よりも大きいか否かを判定する。また、制御部51は、呼び登録数が乗客人数よりも大きい(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS202へと進む。一方、制御部51は、呼び登録数が乗客人数以下である(すなわち、NO)と判定した場合には、再びステップS201の処理を繰り返す。すなわち、制御部51は、呼び登録数が乗客人数よりも大きくなるまで、ステップS201の処理を繰り返すこととなる。
ここで、制御部51によるかご内の乗客人数の推定について、具体的には、あらかじめ設定された1人あたりの平均体重と、秤装置40から入力されたかご負荷とに基づいて、かご内の乗客人数を計算して推定するように構成すればよい。なお、制御部51は、マルチビームドアセンサ20による検出結果に基づきかご内の乗客人数を推定するように構成してもよい。また、秤装置40およびマルチビームドアセンサ20のそれぞれによる検出結果を組み合わせてかご内の乗客人数を推定するように構成してもよい。
ステップS202において、モスキート音発生部52は、モスキート音再生処理を行うことで、かご内操作盤10のスピーカ12を介して、モスキート音を発生させ、ステップS203へと進む。
ここで、通常、かご内の乗客人数に対して、呼び登録数が必要以上に多ければ、いたずらである可能性が高い。したがって、制御部51は、かご内の乗客人数に対して呼び登録数が多い場合には、いたずら(2)が発生したと判定し、モスキート音発生部52に対してモスキート音を発生させるように指令する。
ステップS203において、制御部51は、かご呼び登録に従ってある階床でかごが停止し、かごの戸開が完了したか否かを判定する。また、制御部51は、かごの戸開が完了した(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS204へと進む。一方、制御部51は、かごの戸開が完了していない(すなわち、NO)と判定した場合には、ステップS202へと戻り、ステップS202以降の処理を繰り返す。すなわち、モスキート音発生部52は、かご呼び登録に従ってある階床でかごが停止し、かごの戸開が完了するまで、スピーカ12を介してモスキート音を発生させ続けることとなる。
ステップS204において、モスキート音発生部52は、モスキート音停止処理を行うことでモスキート音を発生させることを停止し、一連の処理を終了する。なお、ここでは、かご呼び登録に従ってある階床でかごが停止し、かごの戸開が完了すれば、モスキート音の発生を停止させるように設定する場合を例示したが、これに限定されず、モスキート音の発生を停止させるタイミングについてはどのように設定してもよい。
続いて、いたずら(3)が発生した場合のエレベータ制御装置50の一連の動作例(3)について図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態1におけるエレベータ制御装置の一連の動作例(3)を示すフローチャートである。
ステップS301において、制御部51は、セーフティドアエッジ30(SDE)が連続して動作する動作時間があらかじめ設定された時間閾値以上であるか否かを判定する。また、制御部51は、セーフティドアエッジ30の動作時間が時間閾値以上である(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS302へと進む。一方、制御部51は、セーフティドアエッジ30の動作時間が時間閾値未満である(すなわち、NO)と判定した場合には、再びステップS301の処理を繰り返す。すなわち、制御部51は、セーフティドアエッジ30の動作時間が時間閾値以上となるまで、ステップS301の処理を繰り返すこととなる。
ステップS302において、モスキート音発生部52は、モスキート音再生処理を行うことで、かご内操作盤10のスピーカ12を介して、モスキート音を発生させ、ステップS303へと進む。
ここで、通常、セーフティドアエッジ30の動作時間が必要以上に長ければ、乗客が意図的に触れて動作させており、いたずらである可能性が高い。したがって、時間閾値を適宜設定することで、制御部51は、セーフティドアエッジ30の動作時間が必要以上に長い場合には、いたずら(3)が発生したと判定し、モスキート音発生部52に対してモスキート音を発生させるように指令する。
ステップS303において、制御部51は、セーフティドアエッジ30の動作が停止したか否かを判定する。また、制御部51は、セーフティドアエッジ30の動作が停止した(すなわち、YES)と判定した場合には、ステップS304へと進む。一方、制御部51は、セーフティドアエッジ30の動作が停止していない(すなわち、NO)と判定した場合には、ステップS302へと戻り、ステップS302以降の処理を繰り返す。すなわち、モスキート音発生部52は、セーフティドアエッジ30の動作が停止するまで、スピーカ12を介してモスキート音を発生させ続けることとなる。
ステップS304において、モスキート音発生部52は、モスキート音停止処理を行うことでモスキート音を発生させることを停止し、一連の処理を終了する。なお、ここでは、セーフティドアエッジ30の動作が停止すれば、モスキート音の発生を停止させるように設定する場合を例示したが、これに限定されず、モスキート音の発生を停止させるタイミングについてはどのように設定してもよい。
なお、本実施の形態1では、いたずら(1)〜(3)に対するエレベータ制御装置の動作例(1)〜(3)を組み合わせて構成してもよい。
また、本実施の形態1では、エレベータで発生するいたずらの種類として例示した3種類のいたずら(いたずら(1)〜(3))に対して本願発明を適用する場合を具体的に例示したが、これに限定されない。すなわち、エレベータに設けられる各種機器の中から、特定の機器をエレベータで発生するいたずらの種類に応じてあらかじめ選定しておき、選定された機器からの出力結果によっていたずらが発生したと判定するように制御部51を構成すれば、あらゆるいたずらに対して本願発明が適用可能である。
以上、本実施の形態1によれば、エレベータに設けられる各種機器の中から、エレベータで発生するいたずらの種類に応じてあらかじめ選定された特定の機器からの出力結果に基づいて、エレベータでいたずらが発生したか否かを判定する制御部と、制御部によっていたずらが発生したと判定された場合、エレベータのかごに設けられたスピーカを介してモスキート音を発生させるモスキート音発生部と、を備える。
具体的には、制御部は、エレベータの運転状態が正常状態であり、かつ、かごにいる乗客がインターホン子機(特定の機器)を操作することで発生するインターホン呼びを検出した場合、いたずらが発生したと判定する。
また、制御部は、秤装置およびマルチビームドアセンサ(特定の機器)の少なくとも1つによる検出結果に基づいて、かごにいる乗客の人数であるかご内の乗客人数を推定し、かご内操作盤(特定の機器)によって行われたかご呼び登録の登録数が推定した乗客人数よりも大きい場合、いたずらが発生したと判定する。
さらに、制御部は、セーフティドアエッジ(特定の機器)が連続して動作する動作時間があらかじめ設定された時間閾値以上である場合、いたずらが発生したと判定する。
このように、エレベータでのいたずらが発生すれば、モスキート音が発生するように構成することで、子供は、一度エレベータでいたずらを行えば、不快なモスキート音を聞くので、次回にいたずらを行えば再度モスキート音を聞くこととなると認識する。したがって、次回にいたずらをしようとする気を失わせることができるので、子供がいたずらを行おうとするのを抑止し、エレベータでのいたずらの発生回数を減少させることができる。
10 かご内操作盤、11 インターホンボタン、12 スピーカ、13 行先階ボタン、20 マルチビームドアセンサ、30 セーフティドアエッジ、40 秤装置、50 エレベータ制御装置、51 制御部、52 モスキート音発生部。

Claims (4)

  1. エレベータに設けられる各種機器の中から、前記エレベータで発生するいたずらの種類に応じてあらかじめ選定された特定の機器からの出力結果に基づいて、前記エレベータでいたずらが発生したか否かを判定する制御部と、
    前記制御部によって前記いたずらが発生したと判定された場合、前記エレベータのかごに設けられたスピーカを介してモスキート音を発生させるモスキート音発生部と、
    を備え
    前記特定の機器は、前記かごに設けられるインターホン子機であり、
    前記制御部は、
    前記エレベータの運転状態が正常状態であり、かつ、前記かごにいる乗客が前記インターホン子機を操作することで発生するインターホン呼びを検出した場合、前記いたずらが発生したと判定し、前記インターホン子機とインターホン親機との接続処理を行い、
    前記モスキート音発生部は、
    前記制御部によって前記いたずらが発生したと判定された場合、前記インターホン子機と前記インターホン親機との接続が完了するまで、前記モスキート音を発生させ続け、前記接続が完了すれば、前記モスキート音を発生させることを停止する
    エレベータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御装置において、
    前記特定の機器は、前記エレベータに設けられる秤装置、マルチビームドアセンサおよびかご内操作盤であり、
    前記制御部は、
    前記秤装置および前記マルチビームドアセンサの少なくとも1つによる検出結果に基づいて、前記かごにいる乗客の人数であるかご内の乗客人数を推定し、
    前記かご内操作盤によって行われたかご呼び登録の登録数が推定した前記乗客人数よりも大きい場合、前記いたずらが発生したと判定する
    エレベータ制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータ制御装置において、
    前記特定の機器は、前記エレベータに設けられるセーフティドアエッジであり、
    前記制御部は、
    前記セーフティドアエッジが連続して動作する動作時間があらかじめ設定された時間閾値以上である場合、前記いたずらが発生したと判定する
    エレベータ制御装置
  4. エレベータに設けられる各種機器の中から、前記エレベータで発生するいたずらの種類に応じてあらかじめ選定された特定の機器からの出力結果に基づいて、前記エレベータでいたずらが発生したか否かを判定する制御ステップと、
    前記制御ステップで前記いたずらが発生したと判定された場合、前記エレベータのかごに設けられたスピーカを介してモスキート音を発生させるモスキート音発生ステップと、
    を備え
    前記特定の機器は、前記かごに設けられるインターホン子機であり、
    前記制御ステップでは、
    前記エレベータの運転状態が正常状態であり、かつ、前記かごにいる乗客が前記インターホン子機を操作することで発生するインターホン呼びを検出した場合、前記いたずらが発生したと判定し、前記インターホン子機とインターホン親機との接続処理を行い、
    前記モスキート音発生ステップでは、
    前記制御ステップで前記いたずらが発生したと判定された場合、前記インターホン子機と前記インターホン親機との接続が完了するまで、前記モスキート音を発生させ続け、前記接続が完了すれば、前記モスキート音を発生させることを停止する
    エレベータ制御方法。
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