JP2015163799A - 油圧緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の削減と全長の短縮を図ることができる油圧緩衝器を提供すること。【解決手段】シリンダ2の内部にピストンロッド3の一部を挿入し、該ピストンロッド3の前記シリンダ2内に臨む部分の先端から第1ピストン13と第2ピストン14を順次結着して成る油圧緩衝器1において、前記第1ピストン13を前記ピストンロッド3の先端部に螺着して該第1ピストン13によって前記第2ピストン14を前記ピストンロッド3に固定するとともに、当該第1ピストン13の内部に減衰力発生手段29を設ける。又、前記シリンダ2内に、圧縮行程終期に前記第1ピストン13が嵌合して該第1ピストン13との間に油室Sを画成する有底筒状の嵌合部材29を固設する。【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車等の車輪を車体に対して懸架する油圧緩衝器に関するものである。
例えば、自動二輪車の後輪を懸架する油圧緩衝器には、車体側又は車軸側の一方にシリンダを取り付け、他方にピストンロッドを取り付け、該ピストンロッドの一部を前記シリンダ内に挿入し、そのシリンダ内に臨む端部に結着されたピストンを前記シリンダの内周に摺動可能に摺接させるとともに、シリンダとピストンロッドの間に懸架スプリングを介装して構成されるものがある。
斯かる油圧緩衝器には、シリンダとピストンロッドの伸縮動に伴うシリンダ内のオイルの流動によって減衰力を発生する減衰力発生手段が設けられている。具体的には、減衰力発生手段は、ピストンに形成された複数の油路を選択的に開閉する減衰バルブによって構成されており、車輪の路面凹凸に追従した上下動に伴うシリンダとピストンロッドとの伸縮動によってピストンがシリンダ内を摺動すると、該ピストンに設けられた減衰バルブを開いてオイルが流動し、このオイルが減衰バルブを通過する際の流動抵抗によって所要の減衰力が発生する。
ところが、ピストンに設けられた減衰力発生手段によって発生する減衰力は、ピストンストローク全域に亘って略一定である。このため、自動二輪車等の車両の乗心地性を高めるために減衰力を低く設定すると、車両が路面のうねり等を通過する際の大きな振幅の上下振動に対する減衰が不十分であり、例えば圧縮行程終期において所謂底付きが発生して乗心地性が逆に悪化してしまうという問題がある。
そこで、ピストンロッドに2つのピストンを装着し、例えば圧縮行程終期において一方のピストンに設けられた減衰力発生手段によって高い減衰力を発生させて底付きの発生を防ぐようにした2ピストン構造の油圧緩衝器が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。ここで、特許文献1,2において提案された油圧緩衝器を図7と図8にそれぞれ示す。
即ち、図7は特許文献1において提案された油圧緩衝器要部の縦断面図であり、図示の油圧緩衝器101においては、シリンダ102内に下方から挿入されたピストンロッド103の上端部に、その先端から第1ピストン104と第2ピストン105が順次装着されている。ここで、第1ピストン104は第2ピストン105よりも小径とされ、第2ピストン105はシリンダ102の内周に摺接している。そして、第1ピストン104の上下面には、該第1ピストン104に貫設された複数の油路106を選択的に開閉するシム107,108がそれぞれ設けられており、第2ピストン105の上下面にも、該第2ピストン105に貫設された複数の油路109を選択的に開閉するシムパック110,111がそれぞれ設けられている。
又、シリンダ102内の上部には、下方が開口するカップ形のカップ状部品112が固設されており、シリンダ102内にはオイルが充填されている。
斯かる油圧緩衝器101において、ピストンロッド103がシリンダ102に対して相対的に上動する圧縮行程の終期において図示のように第1ピストン104がカップ状部品112に嵌合すると、カップ状部品112の内部には第1ピストン104によって油室Sが画成され、該油室S内のオイルが第1ピストン104によって圧縮されてその圧力が高くなる。このため、油室S内のオイルは、図7に矢印にて示すように、油路106を通ってシム108を押し開けて上部室S1内に流入し、このときのオイルの流動抵抗によって減衰力が発生する。又、同時に、上部室S1内のオイルが図7に矢印にて示すように第2ピストン105の油路109を通ってシムパック111を押し開いて下部室S2へと流入するため、このオイルがシムパック111を通過する際の流動抵抗によっても減衰力が発生する。このため、当該油圧緩衝器1には高い減衰力が発生し、圧縮行程終期における底付きの発生が防がれる、尚、第1ピストン104がカップ状部品112に嵌合する前の状態では、減衰力は第2ピストン105に設けられた減衰力発生手段(シムパック110,111)のみによって発生する。
又、図8は特許文献2において提案された油圧緩衝器要部の縦断面図であり、図示の油圧緩衝器201においては、内筒202aと外筒202bによって二重管構造を成すシリンダ202の内部に上方から挿入されたピストンロッド203の下端部に、その先端から第1ピストン(ピストンナット)204と第2ピストン205が順次装着されている。ここで、第1ピストン204は、第2ピストン205よりも小径とされ、第2ピストン205は、シリンダ202の内筒202aの内周に摺接している。そして、第1ピストン204には伸側減衰バルブ206が設けられ、シリンダ202の内筒202a内の底部には、圧側減衰バルブ207が設けられており、内筒202a内の前記圧側減衰バルブ207の上方には円筒状のカラー208が嵌着されている。
斯かる油圧緩衝器201において、ピストンロッド203がシリンダ202に対して相対的に下動する圧縮行程の終期に第1ピストン204がカラー208に嵌合すると、カラー208内には第1ピストン204によって油室Sが画成され、該油室S内のオイルが第1ピストン204によって圧縮されてその圧力が高くなる。このため、油室S内のオイルは、圧側減衰バルブ207を押し開いて流動し、このときのオイルの流動抵抗によって高い減衰力が発生するため、圧縮行程終期における底付きの発生が防がれる。
特開2000−170821号公報 特開2001^074083号公報
しかしながら、特許文献1において提案された図7に示す油圧緩衝器101においては、ピストンロッド103の先端に螺着されたロッドエンド113の端部に第1ピストン104をナット114によって結着する構成が採用されているため、第1ピストン104の取り付けにロッドエンド113やナット114が必要となり、部品点数が増えるとともに、油圧緩衝器の全長が長くなるという問題がある。
又、特許文献2において提案された図8に示す油圧緩衝器201においては、第1ピストン204が第2ピストン205を固定するナットとしての機能を果たしているが、この第1ピストン204には減衰力発生手段が設けられておらず、減衰力発生手段を構成する圧側減衰バルブ207はシリンダ202の内筒202aの底部に第1ピストン204とは別に設けられているため、油圧緩衝器201の全長が長くなるという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数の削減と全長の短縮を図ることができる油圧緩衝器を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、シリンダの内部にピストンロッドの一部を挿入し、該ピストンロッドの前記シリンダ内に臨む部分の先端から第1ピストンと第2ピストンを順次結着して成る油圧緩衝器において、前記第1ピストンを前記ピストンロッドの先端部に螺着して該第1ピストンによって前記第2ピストンを前記ピストンロッドに固定するとともに、当該第1ピストンの内部に減衰力発生手段を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記シリンダ内に、圧縮行程終期に前記第1ピストンが嵌合して該第1ピストンとの間に油室を画成する有底筒状の嵌合部材を固設したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記第1ピストンの減衰力発生手段は、前記第1ピストンに形成された油路を伸長行程時に開き、圧縮行程時に閉じるバルブを含んで構成されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記第2ピストンに、圧縮行程時と伸長行程時の双方においてそれそれ減衰力を発生する減衰力発生手段を設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、第1ピストンをピストンロッドの先端部に螺着して該第1ピストンによって第2ピストンをピストンロッドに固定するようにしたため、第1ピストンが第2ピストンを固定するためのナット部材として機能する。このため、第1ピストン及び第2ピストンをピストンロッドに固定するための専用の部品が不要となり、構成部品点数を削減して構造単純化とコストダウンを図ることができる。又、第1ピストンの内部に減衰力発生手段を設けたため、油圧緩衝器の全長を短縮することができる。
請求項2記載の発明によれば、圧縮行程終期において、シリンダ内に固設された嵌合部材に第1ピストンが嵌合して該第1ピストンとの間に油室を画成するため、該油室内のオイルが流動することによって高い減衰力が発生し、この高い減衰力によって圧縮行程終期における底付きの発生が防がれる。
請求項3記載の発明によれば、圧縮行程終期において第1ピストンが嵌合部材に嵌合することによって該嵌合部材内に画成される油室内のオイルは、閉じ状態にあるバルブに形成された小孔状の複数のオリフィスを通過するため、そのときのオイルの流動抵抗が大きく、圧縮行程終期に高い減衰力が発生して底付きの発生が確実に防がれる。
請求項4記載の発明によれば、第1ピストンが嵌合部材に嵌合する前の状態においては、圧縮行程及び伸長行程において第2ピストンに設けられた減衰力発生手段によって比較的小さな減衰力が発生するため、車両の乗心地性が高められる。
本発明に係る油圧緩衝器の正面図である。 本発明に係る油圧緩衝器の縦断面図である。 本発明に係る油圧緩衝器のピストンロッド先端部の縦断面図である。 本発明に係る油圧緩衝器の圧縮行程終期の状態を示す縦断面図である。 本発明に係る油圧緩衝器の圧縮行程終期におけるピストンロッド先端部の縦断面図である 本発明に係る油圧緩衝器の伸長行程初期におけるピストンロッド先端部の縦断面図である。 特許文献1において提案された油圧緩衝器要部の縦断面図である。 特許文献2において提案された油圧緩衝器要部の縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[油圧]緩衝器の構成]
図1は本発明に係る油圧緩衝器の正面図、図2は同油圧緩衝器の縦断面図、図3は同油圧緩衝器のピストンロッド先端部の縦断面図であり、図示の油圧緩衝器1は、不図示の自動二輪車の後輪を車体に対して懸架する倒立型のリアクッションであって、車体側のシリンダ2の内部に車軸側の中空状のピストンロッド3の一部を下方から挿入し、図1に示すように、シリンダ2とピストンロッド3との間に懸架スプリング4を介装して構成されている。
上記シリンダ2の上端部には車体側取付部材5が結着されており、この車体側取付部材5には、図2に示すように、円筒状のラバーブッシュ6が横方向(図2の紙面垂直方向)に挿通保持され、その内側には同じく円筒状のカラー7が横方向に挿通保持されている。そして、シリンダ2の上端部は、車体側取付部材5に挿通保持された前記カラー7に挿通する不図示の軸によって自動二輪車の車体に取り付けられている。
又、前記ピストンロッド3の下端部に形成されたネジ部3aには、ロックナット8とカラー9が螺着されており、カラー9の下端部外周には車軸側取付部材10が螺着されている。そして、車軸側取付部材10には、図2に示すように、円筒状のラバーブッシュ11が横方向に挿通保持され、その内側には同じく円筒状のカラー12が横方向に挿通保持されている。そして、ピストンロッド3の下端部は、車軸側取付部材10に挿通保持された前記カラー12に挿通する不図示の車軸によって自動二輪車の後輪に取り付けられている。
ところで、図2に示すように、ピストンロッド3のシリンダ2内に臨む部分の上端部には、先端から第1ピストン13と第2ピストン14が順次結着されており、第2ピストン14は、シリンダ2の内周に上下摺動可能に嵌合している。尚、第1ピストン13は、第2ピストン14よりも小径に形成され、シリンダ2の内周には嵌合していない。
又、図2に示すように、シリンダ2内の上部には、下方が開口する有底筒状の隔壁部材15が嵌着されており、この隔壁部材15の上部外周には、ゴム等の弾性部材によって袋状に成形された膨張/収縮可能なブラダ16が被着されており、シリンダ2内のブラダ16よりも上方の空間は、ガス室Sgとされており、その内部には高圧ガスが封入されている。そして、前記隔壁部材15の中心部には油孔15aが形成されるとともに、チェック弁装置17が組み込まれており、隔壁部材15の内周部には、下方が開口する有底筒状(カップ状)嵌合部材18の上端部外周が嵌着されている。
上記嵌合部材18は、供述のように圧縮行程終期において前記第1ピストン13が嵌合するための部材であって、これには前記チェック弁装置17に連なる連通路19が形成されており、この連通路19は、嵌合部材18の中心部に上下方向に形成された1つの油孔19aと横方向に形成された複数の油孔19b(図2には2つのみ図示)によって構成されている。尚、嵌合部材18の下端内周部は下方に向かって広がるテーパ面18aを構成しており、このように構成することによって当該油圧緩衝器1の圧縮行程終期において第1ピストン13を嵌合部材18へとスムーズに嵌合させることができる。
而して、シリンダ2内の前記隔壁部材15によって画成される空間は、シリンダ2の内周に嵌合する前記第2ピストン14によって上部室S1と下部室S2とに区画されており、これらの上部室S1と下部室S2には作動流体であるオイルが充填されている。そして、図3に詳細に示すように、第2ピストン14には、圧側油路20と伸側油路21が複数(図3には各1つのみ図示)が上下方向に貫設されており、第2ピストン14の上面側には、前記の伸側油路21を選択的に開閉する伸側減衰バルブ22が設けられている。ここで、伸側油路21は、前記下部室S2に常時開口している。尚、伸側減衰バルブ22は、複数枚の撓曲可能な薄いシートバルブ22aを重ね合わせて構成されている。
又、第2ピストン14の下面側には、前記圧側油路20を選択的に開閉する圧側減衰バルブ23が設けられており、この圧側減衰バルブ23も前記伸側減衰バルブ22と同様に複数枚の撓曲可能な薄いシートバルブ23aを重ね合わせて構成されている。ここで、圧側油路20は、前記上部室S1に常時開口しており、第2ピストン14には、上部室S1と下部室S2とを常時連通させる小径のオリフィス24が形成されている。尚、第2ピストン14は、その外周に弾性リング25を介して弾性支持されたピストンリング26を介してシリンダ2の内周に上下摺動可能に嵌合している。
而して、前記伸側減衰バルブ22と前記圧側減衰バルブ23は、それぞれ伸側減衰力と圧側減衰力を発生する減衰力発生手段を構成しており、従って、減衰力発生手段は、圧縮行程時と伸長行程時の双方においてそれそれ減衰力を発生する。
ところで、本実施の形態では、前記第1ピストン13は、第2ピストン14をピストンロッド3の上端部に固定するためのナット部材としても機能している。ここで、第1ピストン13及び第2ピストン14のピストンロッド3への固定手順について説明する。
即ち、第1ピストン13と第2ピストン14をピストンロッド3の上端部に固定するには、先ず、リング状のバルブストッパ28をピストンロッド3の上端部に通し、該バルブストッパ28をピストンロッド3の段部3bに当てて位置決めした後、その上から圧側減衰バルブ23、第2ピストン14、伸側減衰バルブ22、バルブストッパ27を順次ピストンロッド3の上端部に通す。そして、最後に第1ピストン13をピストンロッド3の上端部に形成されたネジ部3cに締め付けることによって、第2ピストン14を第1ピストン13によってピストンロッド3に固定することができるとともに、第1ピストン13自体もピストンロッド3に固定することができる。
ところで、図3に詳細に示すように、第1ピストン13の内部中心には減衰力発生手段29が設けられている。即ち、第1ピストン13の頂部には複数の油孔30(図3には2つのみ図示)が貫設されており、減衰力発生手段29は、リング状の1枚のバルブ31と、同じくリング状の薄い複数のバルブ32と、リング状のバルブシート33及びリング状のバルブ押さえ34を重ねて構成されており、これらのバルブ31,32とバルブシート33及びバルブ押さえ34は、第1ピストン13に嵌着されたリング状のバルブストッパ35との間を一体に上下動することができる。尚、バルブ31には小孔状の複数のオリフィス31a(図3には2つのみ図示)が形成されている。
又、第1ピストン13の内部には、ピストンロッド3の上端面との間に空間36が形成されており、この空間36には、前記油孔30と第1ピストン13の側部に形成された複数の横孔37(図3には2つのみ図示)が開口している。
他方、図2に示すように、シリンダ2の下面開口部のピストンロッド3が挿通する部分にはキャップ38が被着されており、シリンダ2の下端部内周には、中心をピストンロッド3が貫通するロッドガイド39がOリング等のシールリング40を介して嵌着されている、そして、このロッドガイド39には、上方からリバウンドラバー41、リバウンドシート42、オイルシール43及びダストシール44が順次保持されており、シリンダ2内のオイルの漏れとシリンダ2内へのダストの侵入は、前記オイルシール43と前記ダストシール44のシール作用によってそれぞれ防がれている。
又、ピストンロッド3の下端部に形成された前記ネジ部3aに螺着された前記ロックナット8の外周には、リング状の下バネ受け45が嵌合保持されており、図1に示すように、この下バネ受け45とシリンダ2の上部外周に嵌着された上バネ受け46との間には前記懸架スプリング6が介装されている。尚,下バネ受け45の上面にはバンプラバー47が固着されている。
ところで、本実施の形態に係る油圧緩衝器1には、減衰力調整手段が設けられている。即ち、図2に示すように、この減衰力調整手段は、中空状のピストンロッド3の内部に上下動可能に挿通されたプッシュロッド48と、前記車軸側取付部材10と前記カラー9に内蔵された駆動源であるステッピングモータ49と、該ステッピングモータ49の出力軸49aの回転を前記プッシュロッド48の上下動に変換する送りネジ機構50を含んで構成されている。
上記プッシュロッド48の上半部は小径とされており、この上半部の周囲には円筒状の隙間51が形成されている。又、ピストンロッド3の前記第2ピストン14の直下には,横孔52が形成されており、前記隙間51は横孔52を介して前記下部室S2に連通している。尚、前記ステッピングモータ49は、カプラー53に接続される不図示の電気コードを介してバッテリ等の不図示の電源に接続されている。
又、図3に詳細に示すように、前記プッシュロッド48の先端部(上端部)は上方に向かって尖鋭なニードル部48aを構成しており、このニードル部48aは、ピストンロッド3の上端内周に嵌着されたリング状の着座部材54の中心に形成された円孔54aを貫通しており、円孔54aは、第1ピストン13内に形成された前記空間36に開口している。
「油圧緩衝器の作用]
次に、以上のように構成された油圧緩衝器1の作用を圧縮行程と伸長行程についてそれぞれ図2〜図6を参照しながら以下に説明する。尚、図4は本実施の形態に係る油圧緩衝器の圧縮行程終期の状態を示す縦断面図、図5は同油圧緩衝器の圧縮行程終期におけるピストンロッド先端部の縦断面図、図6は同油圧緩衝器の伸長行程初期におけるピストンロッド先端部の縦断面図である。
1)圧縮行程:
自動二輪車の走行中に後輪が路面凹凸に追従して上下動すると、後輪を懸架する油圧緩衝器1のシリンダ2とピストンロッド3が伸縮動するが、ピストンロッド3がシリンダ2に対して相対的に上動する圧縮行程においては、上部室S1内のオイルが第2ピストン14によって圧縮されてその圧力が高くなり、この上部室S1内のオイルの一部は、図3に実線矢印にて示すように、第2ピストン14の圧側油路20を通って圧側減衰バルブ23を押し開いて下部室S2へと流入する。そして、このときにオイルが圧側減衰バルブ23を通過する際の流動抵抗によって当該油圧緩衝器1には所要の圧側減衰力が発生する。尚、第2ピストン14の圧側油路20を通過するオイルの一部は、圧側減衰バルブ23をバイパスしてオリフィス24から下部室S2へと直接流れる。
而して、第1ピストン13が嵌合部材18に嵌合する以前の状態では、第1ピストン13は図2に示すようにシリンダ2の内周に嵌合しておらず、その周囲を上部室S1内のオイルが抵抗無く流れるため、第1ピストン13に設けられた減衰力発生手段29においては減衰力は殆ど発生しない。
又、圧縮行程においては、上部室S1のオイルの一部は、第1ピストン13の側壁に形成された横孔37から第1ピストン13内の空間36へと流れ込み、この空間36へと流れ込んだオイルは、ピストンロッド3の先端部に設けられた着座部材54の円孔54aを通過してピストンロッド3内のプッシュロッド48との間の隙間51を流れ、ピストンロッド3の横孔52から下部室S2へと流れ込む。そして、オイルが着座部材54の円孔54aを通過する際の流動抵抗によって当該油圧緩衝器1には減衰力が発生するが、この減衰力は、プッシュロッド48を上下動させて着座部材54の円孔54aの開口面積を変化させることによって調整される。
即ち、ステッピングモータ49を駆動すると、その出力軸49aの回転は送りネジ機構50によってプッシュロッド48の上下動に変換されるため、このプッシュロッド48の上下動によって着座部材54の円孔54aの開口面積が変化して減衰力が調整される。具体的には、プッシュロッド48を上動させれば、該プッシュロッド48の先端に形成されたニードル部48aが着座部材54の円孔54aの開口面積を絞るため、円孔48aを通過するオイルの流動抵抗が大きくなって減衰力が高くなり、ステッピングモータ49を逆転させてプッシュロッド48を下動させれば、着座部材54の円孔54aの開口面積が広がるために該円孔54aを通過するオイルの流動抵抗が小さくなり、減衰力が低くなる。
そして、圧縮行程においては、ピストンロッド3のシリンダ2内への進入体積分の量のオイルが嵌合部材18の周囲の隙間(流路)55から嵌合部材18の連通路19を通って隔壁部材15に設けられたチェック弁装置17へと流れ、該チェック弁装置17を通過して油孔15aからプラダ16内に流入するため、プラダ16が膨張し、このプラダ16の膨張によってピストンロッド3のシリンダ2内への進入に伴う上部室S1の容積変化が補償される。
而して、圧縮行程終期においては、図4に示すように、第1ピストン13が嵌合部材18に下方から嵌合するため、嵌合部材18内には、第1ピストン13によって画成される油室Sが形成される。そして、この油室S内のオイルは、第1ピストン13によって圧縮されてその圧力が高くなるため、図5に示すように、第1ピストン13に内蔵された減衰力発生手段29を構成するバルブ31,32とバルブシート33及びバルブ押さえ34が下方へと移動して複数の油孔30を閉じる。この状態では、油室S内のオイルは、図5に矢印にて示すように、バルブ31に形成された複数の小孔状のオリフィス31aを通過し、複数の油孔30から連通路19を経て上部室S1へと流れ込む。そして、このとき、油室S内のオイルがバルブ31の複数のオリフィス31aとバルブ32を通過する際の大きな流動抵抗によって当該油圧緩衝器1には高い減衰力が発生する。
以上のように、本実施の形態に係る油圧緩衝器1においては、圧縮ストロークに応じて減衰力が2段階に調整され、圧縮行程終期においては、第2ピストン14に設けられた減主力発生手段(圧側減衰バルブ23)によって発生する減衰力に、第1ピストン13に設けられた減衰力発生手段29によって発生する減衰力が加えられて大きな減衰力が発生するため、ピストンロッド3の圧縮ストロークが規制されて油圧緩衝器1の所謂底付きが防がれる。尚、油圧緩衝器1の底付きは、圧縮行程終期においてバンプラバー47がシリンダ2に被着されたキャップ38に当接することによっても防がれる。
2)伸長行程:
ピストンロッド3がシリンダ2に対して相対的に下動する伸長行程初期においては、嵌合部材18に嵌合している第1ピストン13とシリンダ2の内周に嵌合している第2ピストン14が一体的に下動するため、油室S内と上部室S1内のオイルの圧力が共に低下する。このため、第1ピストン13に設けられた減衰力発生手段29においては、図6に示すように、バルブ31,32とバルブシート33及びバルブ押さえ34は、上動してバルブストッパ35に当接するため、第1ピストン13に形成された複数の油孔30が開放状態となる。このため、上部室S1内のオイルは、図6に矢印にて示すように、横孔37から空間36へと流入し、この空間36へと流入したオイルは、複数の油孔30を通って油室Sへと流入する。このときのオイルの流動抵抗は非常に小さいため、第1ピストン13の減衰力発生手段29には減衰力は殆ど発生せず、減衰力は、主として第2ピストン14に設けられた減衰力発生手段(伸側減衰バルブ22)によって発生する。
即ち、伸長行程において第2ピストン14がシリンダ2内を下動すると、下部室S2内のオイルが第2ピストン14によって圧縮されてその圧力が高くなり、この下部室S2内のオイルの一部は、図3に破線矢印にて示すように、第2ピストン14の伸側油路21を通って伸側減衰バルブ22を押し開いて上部室S1へと流入する。そして、このときにオイルが伸側減衰バルブ22を通過する際の流動抵抗によって当該油圧緩衝器1には所要の減衰力が発生する。尚、下部室S2内のオイルの一部は、第2ピストン14に形成されたオリフィス24と油路20を通って上部室S1へと流入する。
又、伸長行程においては、下部室S2内のオイルの一部は、ピストンロッド3に形成された横孔52からピストンロッド3内のプッシュロッド48との間の隙間51へと流れ、着座部材54の円孔54aを通過して第1ピストン14内の空間36へと流れ込み、この空間36へと流れ込んだオイルは、第1ピストン13に形成された複数の横孔37から上部室S1へと流れる。そして、オイルが着座部材54の円孔54aを通過する際の流動抵抗によって当該油圧緩衝器1には減衰力が発生するが、この減衰力は、プッシュロッド48を前述のように上下動させて着座部材54の円孔54aの開口面積を変化させることによって調整される。
そして、圧縮行程においては、ピストンロッド3のシリンダ2内からの退出体積分の量のオイルがブラダ16内から上部室S1へと補充される。即ち、ブラダ16内のオイルは、隔壁部材15に内蔵されたチェック弁装置17を通過して嵌合部材18の連通路19へと流れ、嵌合部材18の周囲の隙間(流路)55を通って上部室S1へと補充される。この結果、ブラダ16が収縮し、このブラダ16の収縮によってピストンロッド3のシリンダ2内からの退出に伴う上部室S1の容積変化が補償される。
以上において、本実施の形態に係る油圧緩衝器1においては、第1ピストン13をピストンロッド3の先端部に螺着して該第1ピストン13によって第2ピストン14をピストンロッド3に固定するようにしたため、第1ピストン13が第2ピストン14を固定するためのナット部材として機能する。このため、第1ピストン13及び第2ピストン14をピストンロッド3に固定するための専用の部品が不要となり、構成部品点数を削減して構造単純化とコストダウンを図ることができる。又、第1ピストン13の内部に減衰力発生手段29を設けたため、油圧緩衝器1の全長を短縮することができる。
そして、本実施の形態に係る油圧緩衝器1によれば、圧縮行程終期において、シリンダ2内に固設された嵌合部材18に第1ピストン13が嵌合して該第1ピストン13との間に油室Sを画成するため、該油室S内のオイルが流動することによって減衰力発生手段29に高い減衰力が発生し、この高い減衰力によって圧縮行程終期における油圧緩衝器1の底付きの発生が防がれる。特に、本実施の形態では、圧縮行程終期において第1ピストン13が嵌合部材18に嵌合することによって該嵌合部材18内に画成される油室S内のオイルは、閉じ状態にあるバルブ31に形成された小孔状の複数のオリフィス31aとバルブ32を通過するため、そのときオイルの流動抵抗が大きく、圧縮行程終期に高い減衰力が発生して底付きの発生が確実に防がれる。
又、本実施の形態に係る油圧緩衝器1においては、第1ピストン13が嵌合部材18に嵌合する前の状態においては、圧縮行程及び伸長行程において第2ピストン14に設けられた減衰力発生手段(伸側減衰バルブ22と圧側減衰バルブ23)によって比較的小さな減衰力が発生するため、車両の乗心地性が高められるという効果が得られる。
尚、以上は車体側にシリンダを取り付け、車軸側にピストンロッドを取り付けて成る倒立型の油圧緩衝器(リアクッション)に対して本発明を適用した形態について説明したが、本発明は、車体側にピストンロッドを取り付け、車軸側にシリンダを取り付けて成る正立型の油圧緩衝器に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
又、以上は本発明を自動二輪車の後輪を懸架するリアクッションとして使用される油圧緩衝器に対して適用した形態について説明したが、本発明は、自動二輪車以外の他の任意の車両の車輪を懸架する油圧緩衝器に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 油圧緩衝器
2 シリンダ
3 ピストンロッド
4 懸架スプリング
5 車体側取付部材
10 車軸側取付部材
13 第1ピストン
14 第2ピストン
17 チェック弁装置
18 嵌合部材
20 圧側油路
21 伸側油路
22 伸側減衰バルブ(減衰力発生手段)
23 圧側減衰バルブ(減衰力発生手段)
29 減衰力発生手段
31,32 バルブ
31a オリフィス
S 油室
S1 上部室
S2 下部室
Sg ガス室

Claims (4)

  1. シリンダの内部にピストンロッドの一部を挿入し、該ピストンロッドの前記シリンダ内に臨む部分の先端から第1ピストンと第2ピストンを順次結着して成る油圧緩衝器において、
    前記第1ピストンを前記ピストンロッドの先端部に螺着して該第1ピストンによって前記第2ピストンを前記ピストンロッドに固定するとともに、当該第1ピストンの内部に減衰力発生手段を設けたことを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 前記シリンダ内に、圧縮行程終期に前記第1ピストンが嵌合して該第1ピストンとの間に油室を画成する有底筒状の嵌合部材を固設したことを特徴とする請求項1記載の油圧緩衝器。
  3. 前記第1ピストンの減衰力発生手段は、前記第1ピストンに形成された油路を伸長行程時に開き、圧縮行程時に閉じるバルブを含んで構成されることを特徴とする請求項2記載の油圧緩衝器。
  4. 前記第2ピストンに、圧縮行程時と伸長行程時の双方にそれそれ減衰力を発生する減衰力発生手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の油圧緩衝器。
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