JP2015141975A - リアクトル - Google Patents

リアクトル Download PDF

Info

Publication number
JP2015141975A
JP2015141975A JP2014013328A JP2014013328A JP2015141975A JP 2015141975 A JP2015141975 A JP 2015141975A JP 2014013328 A JP2014013328 A JP 2014013328A JP 2014013328 A JP2014013328 A JP 2014013328A JP 2015141975 A JP2015141975 A JP 2015141975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
joint
yoke
inductance
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014013328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6237268B2 (ja
Inventor
朋史 黒田
Tomofumi Kuroda
朋史 黒田
優 櫻井
Yu Sakurai
優 櫻井
秀幸 伊藤
Hideyuki Ito
秀幸 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2014013328A priority Critical patent/JP6237268B2/ja
Priority to US14/602,821 priority patent/US9455080B2/en
Priority to KR1020150011169A priority patent/KR101655752B1/ko
Priority to CN201510041496.1A priority patent/CN104810137B/zh
Priority to DE102015101230.8A priority patent/DE102015101230A1/de
Publication of JP2015141975A publication Critical patent/JP2015141975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6237268B2 publication Critical patent/JP6237268B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/255Magnetic cores made from particles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2823Wires
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/34Special means for preventing or reducing unwanted electric or magnetic effects, e.g. no-load losses, reactive currents, harmonics, oscillations, leakage fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F37/00Fixed inductances not covered by group H01F17/00
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • H01F2003/106Magnetic circuits using combinations of different magnetic materials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • H01F3/14Constrictions; Gaps, e.g. air-gaps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

【課題】 フェライトコアと軟磁性金属コアを組み合わせた複合磁心を用いたリアクトルにおいて、直流電流重畳下でのインダクタンスを改善したリアクトルを提供する。【解決手段】 フェライトで構成された一対のヨーク部コアと、前記ヨーク部コアの対向する平面間に配置された巻回部コアと、前記巻回部コアの周囲に巻回されたコイルからなるリアクトルであって、前記巻回部コアはコア断面積が略一定である軟磁性金属コアで構成され、前記巻回部コアが前記ヨーク部コアと対向する間隙に板状の軟磁性金属圧粉コアで構成される接合部コアが配置され、前記接合部コアが前記ヨーク部コアに対向する部分の面積を前記巻回部コアの断面積の1.3〜4.0倍とすることにより、リアクトルの小型化を損なうことなく直流電流重畳下のインダクタンスを高めることができる。【選択図】 図1

Description

本発明は電源回路や太陽光発電システムのパワーコンディショナなどに用いられるリアクトルに関し、特にインダクタンスの直流重畳特性の改善に関する。
従来のリアクトル用の磁心材料としては、積層電磁鋼板や軟磁性金属圧粉コアが用いられている。積層電磁鋼板は飽和磁束密度が高いものの、電源回路の駆動周波数が10kHzを超えると鉄損が大きくなり、効率の低下を招くという問題があった。軟磁性金属圧粉コアは高周波の鉄損が積層電磁鋼板よりも小さいことから、駆動周波数の高周波化に伴い広く用いられるようになっているが、十分に低損失であるとは言い難く、また飽和磁束密度は電磁鋼板に及ばない、などの問題を有している。
一方、高周波損鉄損の小さい磁心材料としてフェライトコアが広く知られている。しかし、積層電磁鋼板や軟磁性金属圧粉コアに比較して飽和磁束密度が低いことから、大電流を印加した際の磁気飽和を避けるために、コア断面積を大きく取る設計が必要となることから、形状が大きくなってしまうという問題があった。
特許文献1では磁心材料として、コイル巻回部に軟磁性金属圧粉コアを、ヨーク部にフェライトコアを組み合わせた複合磁心を用いることにより、損失、サイズ、コア重量を低減したリアクトルが示されている。
特開2007−128951号公報
フェライトコアと軟磁性金属コアを組み合わせた複合磁心とすることにより、高周波損失は低減する。しかし、軟磁性金属コアとして、飽和磁束密度の高いFe圧粉磁心やFeSi合金圧粉磁心を使用した場合、それらをフェライトコアと組み合わせて用いた複合磁心のインダクタンスの直流重畳特性は、軟磁性金属コアだけを用いた場合に比べて劣るという問題があった。特許文献1にも記載の通り、フェライトコアの飽和磁束密度は軟磁性金属コアよりも低いことから、フェライトコアのコア断面積を大きくすることで一定の改善効果は見られるが、根本的な解決は得られていない。
図4〜図5は従来の形態の一例を示す。フェライトコアと軟磁性金属コアを組み合わせた複合磁心におけるインダクタンスの直流重畳特性の低下の原因の考察を図4〜図5を用いて説明する。図4〜図5はフェライトコア21と軟磁性金属コア22の接合部の構造と磁束23の流れを模式的に表したものである。
図中の矢印は磁束23を表し、軟磁性金属コア22の磁束23がフェライトコア21の磁束23と等しい場合にはそれぞれのコアの中での矢印の数は同数で表される。単位面積あたりの磁束23が磁束密度であることから、矢印の間隔が狭いほど磁束密度が高いことを表す。
フェライトコア21は軟磁性金属コア22に比べて飽和磁束密度が低いことから、フェライトコア中で大きな磁束を流すために、フェライトコア21の磁束方向に直交する断面積は軟磁性金属コア22の磁束方向に直交する断面積よりも大きく設定している。軟磁性金属コアの端部はフェライトコアと接合しており、軟磁性金属コア22とフェライトコア21の対向する部分の面積は、軟磁性金属コア22の断面積に等しい。
図4はコイルに流れる電流が小さい場合、すなわち巻回部の軟磁性金属コアに励磁される磁束23が小さい場合を示している。軟磁性金属コア22の磁束密度がフェライトコア21の飽和磁束密度に比べて小さいため、軟磁性金属コア22から流出する磁束23がそのままフェライトコア21に流入することができ、磁束23の漏れはない。コイルに流れる電流が小さい場合には、インダクタンスの低下は小さく抑えられる。
図5はコイルに流れる電流が大きい場合、すなわち巻回部コアに励磁される磁束が大きい場合を示している。軟磁性金属コア22の磁束密度がフェライトコア21の飽和磁束密度に比べて大きくなると、軟磁性金属コア22から流出する磁束23が接合部を介してそのままフェライトコア21に流入することができず、破線矢印で示すように周囲の空間を介して磁束23が流れることになる。すなわち比透磁率が1の空間を磁束23が流れるため、実効透磁率が低下し、インダクタンスが急激に低下してしまう。つまり、軟磁性金属コア22の磁束密度がフェライトコア21の飽和磁束密度に比べて大きくなるような大きな電流を重畳した場合には、インダクタンスが低下してしまうという問題がある。また、磁束23の漏れが発生するため、その磁束とコイルの鎖交によって銅損が増大するという問題もある。
このように従来の技術では、フェライトコアと軟磁性金属コアの断面積だけを考慮していたため、接合部における磁気飽和の問題が見過ごされ、インダクタンスの直流重畳特性が不十分であった。
本発明では、上記の問題を解決するために案出されたものであって、フェライトコアと軟磁性金属コアを組み合わせた複合磁心を用いたリアクトルにおいて、インダクタンスの直流重畳特性を改善することを課題とする。
本発明のリアクトルは、フェライトで構成された一対のヨーク部コアと、前記ヨーク部コアの対向する平面間に配置された巻回部コアと、前記巻回部コアの周囲に巻回されたコイルからなるリアクトルであって、前記巻回部コアはコア断面積が略一定である軟磁性金属コアで構成され、前記巻回部コアが前記ヨーク部コアと対向する間隙に板状の軟磁性金属圧粉コアからなる接合部コアが配置され、前記接合部コアが前記ヨーク部コアと対向する部分の面積を前記巻回部コアの断面積の1.3〜4.0倍とする。こうすることにより、フェライトコアと軟磁性金属コアを組み合わせて用いる複合磁心のリアクトルにおいて、インダクタンスの直流重畳特性を改善することができる。
また、本発明のリアクトルは、ヨーク部コアと接合部コアとが対向する間隙、あるいは、巻回部コアと接合部コアとが対向する間隙にギャップを設けることが好ましい。こうすることにより透磁率の調整ができ、リアクトルのインダクタンスを任意のインダクタンスに調整することが容易にできる。
本発明によれば、フェライトコアと軟磁性金属コアを組み合わせて用いる複合磁心のリアクトルにおいて、インダクタンスの直流重畳特性を改善することができる。
図1(a)(b)は、本発明の一実施形態に係るリアクトルの構造を示す断面図である。 図2(a)(b)は、本発明の別の実施形態に係るリアクトルの構造を示す断面図である。 図3(a)(b)は、従来例に係るリアクトルの構造を示す断面図である。 図4は、従来例に係るフェライトコアと軟磁性金属コアの接合部の構造と磁束の流れを模式的に表した図である。 図5は、従来例に係るフェライトコアと軟磁性金属コアの接合部の構造と磁束の流れを模式的に表した図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るフェライトコアと軟磁性金属コアの接合部の構造と磁束の流れを模式的に表した図である。
本発明は、フェライトコアと軟磁性金属コアを組み合わせた複合磁心において、フェライトコアと軟磁性金属コアの間で磁束が流出あるいは流入する面におけるフェライトの磁気飽和を防止することで、直流電流重畳下でのインダクタンスを向上させることを可能にしたものである。本発明による、インダクタンスの直流重畳特性の改善効果について、図6を用いて説明する。
図6は、フェライトコア21と軟磁性金属コア22との間に板状の軟磁性金属圧粉コアからなる接合部コア24が挿入されており、接合部コア24の磁束に直交する断面積は軟磁性金属コア22のコア断面積よりも大きいことが特徴である。
断面積の大きな接合部コア24を挿入したことにより、軟磁性金属コア22の磁束密度に対して、接合部コア24の磁束密度を小さくすることができる。コイルに流れる電流が大きい場合であっても、接合部コア24で磁束密度を低減することにより、軟磁性金属コア22から流出する磁束23を、周囲に漏らすことなくフェライトコア21に流入させることができ、実効透磁率の低下を抑制することができる。その結果、直流重畳下でも高いインダクタンスを得ることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、リアクトル10の構造を示す図である。図1の(a)をA−A´で切った断面図を図1の(b)に示す。リアクトル10は2個の対向するヨーク部コア11とそのヨーク部コア11の間に配置された巻回部コア12と巻回部コア12に巻き回されたコイル13とを有し、さらにヨーク部コア11と巻回部コア12の間隙に接合部コア14が配置される。コイル13は巻回部コア12に直接巻回された形態であっても、ボビンに巻回された形態であってもよい。
ヨーク部コア11にはフェライトコアを使用する。フェライトコアは、軟磁性金属コアに比べて、損失が非常に小さいが、飽和磁束密度が低い。ヨーク部コア11にはコイル13が巻回されないことから、幅や厚みを大きくしてもコイル13の寸法には影響がない。よってヨーク部コア11の断面積を大きくすることで、飽和磁束密度の低さを補うことができる。ヨーク部コア11の断面積は磁束の方向に対して直交する断面積であり、幅x厚さが断面積に相当する。フェライトコアは軟磁性金属コアに比べて成形が容易であることから、コア断面積の大きなコアも製造が容易である。フェライトコアはMnZn系フェライトを使用することが好ましい。MnZn系フェライトは他のフェライトに比べて損失が小さく、飽和磁束密度も高いため、コアの小型化に有利となる。
巻回部コア12は軟磁性金属コアを使用する。軟磁性金属コアは、鉄圧粉コアやFeSi合金圧粉コア、積層電磁鋼板、アモルファスコアを使用することが好ましい。これらの軟磁性金属コアはフェライトコアに比べて飽和磁束密度が高いため、コア断面積を小さくすることができ、小型化に有利となる。巻回部コア12のコア断面積は磁束方向に略同一である。そうすることにより、巻回部コア12の均等な励磁が可能となる。磁束方向とはコイル13の作る磁界の方向と同義であり、コイル13の軸方向に相当する。
接合部コア14は板状の軟磁性金属圧粉コアを使用する。接合部コア14は巻回部コア12と同種のコアである必要はない。軟磁性金属圧粉コアは鉄圧粉コアやFeSi合金圧粉コアを使用することが好ましい。鉄圧粉コアやFeSi合金圧粉コアは飽和磁束密度が高いことから、磁束の流れを改善する効果が十分に得られる。また、軟磁性金属圧粉コアは電気抵抗が比較的高いことから、板状のコアの面内に渦電流が流れにくいため、損失が増大することもない。特に、板状のコアを比較的低い圧力でも成形できることから、軟磁性金属圧粉コアは鉄圧粉コアを用いることが好ましい。
接合部コア14の面積は、巻回部コア12のコア断面積の1.3〜4.0倍とする。接合部コア14の面積がこれより小さい場合には、巻回部コア12から流出する磁束の磁束密度を低減する効果が十分に得られず、直流電流重畳下でのインダクタンスが低下してしまう。接合部コア14の面積がこれより大きい場合には、対向するヨーク部コア11を大きくする必要があり、小型化の効果が得られなくなる。
接合部コア14の厚みは0.5mm以上とするのが好ましい。接合部コア14の厚みが0.5mmより小さい場合には、巻回部コア12から流出する磁束の磁束密度を低減する効果が十分に得られず、直流電流重畳下でのインダクタンスが低下してしまう。接合部コア14の厚みが厚い場合にはインダクタンスの改善効果は十分に得られるが、厚くなりすぎると小型化の効果が小さくなる。また、板状の軟磁性金属圧粉コアの厚みが1.0mmよりも薄くなると、成形が難しく、取り扱い時の割れも発生しやすいことから、厚みは1.0〜2.0mm程度とするのが適当である。
対向するヨーク部コア11の間に配置される巻回部コア12は少なくとも1組以上あればよい。小型化設計の観点から巻回部コア12は1組もしくは2組であることが好ましい。
巻回部コア12の組数に応じて、ヨーク部コア11と巻回部コア12の対向する部分の数が変化するが、その全ての箇所において前述の接合部コア14を挿入した場合に、最もインダクタンスの改善効果が得られる。
1組の巻回部コア12は1個の軟磁性金属コアで形成しても、2個以上に分割して形成してもよい。
ヨーク部コア11と巻回部コア12で形成される磁気回路の途中に、透磁率調整のためのギャップ15を設けてもよい。ギャップ15の有無にかかわらず、本発明によるインダクタンスの改善効果は同様に得られ、ギャップ15を使用することでリアクトル10を任意のインダクタンスに設計するための自由度を増すことができる。ギャップ15を入れる位置は特に限定されないが、作業性の観点から、ヨーク部コア11と接合部コア14の間隙、もしくは、巻回部コア12と接合部コア14の間隙に挿入されるのが好ましい。ギャップ15は巻回部コアの透磁率よりも低い透磁率を有する材料で形成すればよく、樹脂材料やセラミクス材料などの非磁性かつ絶縁性材料などを用いるのが好適である。
図2は、本発明の別の実施形態に係るリアクトルの構造を示す断面図である。図2の(a)をB−B´で切った断面図を図2の(b)に示す。ヨーク部コア11はコの字状のフェライトコアであり、背面部とその両端に脚部を備えている。巻回部コア12は軟磁性金属コアであり、図2のようにロの字状の磁気回路を形成するようにコの字状のヨーク部コア11を対向させ、ヨーク部コア11の中央部に、1組の巻回部コア12を配置し、ヨーク部コア11と巻回部コア12の対向する2箇所の間隙に接合部コア14を配置する。接合部コアの面積は巻回部コアのコア断面積の1.3〜4.0倍である。巻回部コア12に所定ターン数のコイル13を巻回してリアクトル10となる。図2の実施形態は、ヨーク部コア11の形状以外は図1の実施形態と大略同様である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
<実施例1>
図1の形態において、接合部コア14の形状(面積と厚み)およびギャップ15の有無を変化させて特性を比較した。
(実施例1−1〜1−5、比較例1−1〜1−2)
ヨーク部コアには直方体のMnZnフェライトコア(TDK製PE22材)を使用し、その寸法を長さ80mm、幅45mm、厚さ20mmとしたものを2個用意した。
巻回部コアには鉄圧粉コアを使用した。鉄圧粉コアの寸法は高さ25mm、巻回部の直径が24mmとした。鉄粉はヘガネスAB社製Somaloy110iを使用し、潤滑剤としてステアリン酸亜鉛を塗布した金型に充填し、成形圧780MPaで加圧成形して、所定形状の成形体を得た。成形体を500℃でアニールを行い、鉄圧粉コアを得た。得られた2個の鉄圧粉コアを接着して1組の巻回部コアとしたものを2組用意した。
接合部コアには板状の鉄圧粉コアを使用した。接合部コアは表1に示した形状(面積および厚み)とし、4枚の接合部コアを用意した。厚みに対して面積が大きなコアは、成形時の粉末充填が不均一となるため、実施例1−4と1−5については面積が半分のコアを2枚、接着剤で貼り合わせることにより表1の形状寸法に作製した。接合部コアに使用した鉄圧粉コアも形状以外は巻回部コアに使用した鉄圧粉コアと同様に作製した。
2個の対向するヨーク部コアの間に、2組の巻回部コアを配置し、ヨーク部コアと巻回部コアが対向する4箇所の間隙に接合部コアを配置した。接合部コアの面積が巻回部コアのコア断面積よりも大きい場合には、巻回部コアの端部全体が接合部コアに対向するように接合部コアを配置した。接合部コアとヨーク部コアが対向する部分は、接合部コアの面積全体がヨーク部コアに対向するように、接合部コアを配置した。
巻回部コアの巻回部に巻数44ターンのコイルを巻回してリアクトル(実施例1−1〜1−5、比較例1−1〜1−2)とした。
(比較例1−3)
また、図3の形態において、ヨーク部コアと巻回部コアとの間隙に接合部コアを配置しない従来の構造での特性を評価した。なお、図3の(b)は、図3の(a)をC−C´で切った断面図である。ヨーク部コアと巻回部コアとの間隙に接合部コアを配置しないこと以外は比較例1−2と同じ形態でリアクトル(比較例1−3)を作製した。
(比較例1−4)
図1の形態において、接合部コアとして積層電磁鋼板を使用した場合の特性を評価した。積層電磁鋼板は厚さ0.1mmの無方向性電磁鋼板を30mmx30mmの寸法に切断し、それを10枚積層することで1個の接合部コアとした。接合部コアの材質以外は実施例1−3と同じ形態でリアクトル(比較例1−4)を作製した。
得られたリアクトル(実施例1−1〜1−5、比較例1−1〜1−4)について、インダクタンスと高周波鉄損の評価を行った。
LCRメータ(アジレント・テクノロジー社製4284A)と直流バイアス電源(アジレント・テクノロジー社製42841A)を用いて、インダクタンスの直流重畳特性を測定した。必要に応じて直流電流を印加しない状態の初期インダクタンスが600μHとなるように、実施例1−2および1−4では、ヨーク部コアと接合部コアの間の4箇所にギャップ材を挿入した。ギャップ材は厚さ0.15mmのPETフィルムを一辺40mmの四角形に切断したものを用いた。直流重畳特性は定格電流20Aのときのインダクタンスを測定した。ギャップ材の厚みおよび、直流重畳特性を表1に示した。
BHアナライザ(岩通計測社製SY−8258)を用いて、高周波の鉄損を測定した。コアロスの測定条件は、f=20kHz、Bm=50mTとした。励磁コイルは25ターン、サーチコイルは5ターンとして、片方の巻回部コアに巻回して測定を行った。鉄損の測定結果を表1に示した。
Figure 2015141975
表1から明らかなように、従来の構造の比較例1−3においては、直流重畳電流20Aにおけるインダクタンスが初期インダクタンス(600μH)よりも40%近く低下し、370μHの低いインダクタンスしか得られない。比較例1−1〜1−2においては接合部コアを配置しているが、接合部コアの面積が、巻回部コアのコア断面積の1.3倍よりも小さいため、直流重畳下(直流重畳電流20A)でのインダクタンスが低下し、初期インダクタンス(600μH)に対し30%以上低下している。実施例1−1〜1−5のリアクトルでは接合部コアを配置し、その接合部コアの面積が1.3〜4.0の範囲にあることから、直流重畳電流20Aにおけるインダクタンスの改善効果が十分であり、インダクタンス値は500μH以上得られ、初期インダクタンスの30%以内の低下に抑えられている。また、高周波鉄損の増大も見られないことも確認された。
比較例1−4は接合部コアの材質が積層電磁鋼板の場合である。比較例1−4ではギャップを挿入していないにもかかわらず、初期インダクタンスが270μHしか得られず、設計値の600μHに到達していない。また、比較例1−4の高周波鉄損は、実施例1−3の高周波鉄損の約10倍に増大している。積層電磁鋼板で板状コアを作製することは比較的容易であるが、鋼板の面内方向では電気抵抗が低いという問題がある。高周波では磁束に垂直な面内に非常に大きな渦電流が流れるため、その渦電流によってインダクタンスが低下し、損失も増大する。これに対して実施例1−3は鉄圧粉コアで同形状の接合部コアとした場合であるが、直流重畳電流20Aにおけるインダクタンス値は500μH以上得られ、初期インダクタンスの30%以内の低下に抑えられており、高周波鉄損の増大も見られない。よって接合部コアには、電気抵抗が等方的に比較的高い軟磁性金属圧粉コアを用いることが必要である。
実施例1−1は接合部コアの形状が円板の場合、実施例1−2〜1−5は接合部コアの形状が角板の場合である。いずれの場合においても直流重畳下のインダクタンスは500μH以上得られ、初期インダクタンス(600μH)の30%以内の低下に抑えられている。接合部コアの形状によらず、インダクタンスの改善効果が得られることが確認できる。
実施例1−3および1−5は接合部コアの厚みが1.0mmの角板の場合、実施例1−2および1−4は接合部コアの厚みが2.0mmの角板の場合である。いずれの場合においても直流重畳下のインダクタンスは500μH以上得られ、初期インダクタンス(600μH)の30%以内の低下に抑えられている。接合部コアの厚みによらず、インダクタンスの改善効果が得られることが確認できる。
実施例1−4の接合部コア(35mmx40mm)は、2枚の板状コア(35mmx20mm)を、接着剤で貼り合わせて構成したものである。このような場合でも直流重畳下のインダクタンスは500μH以上得られ、初期インダクタンス(600μH)の30%以内の低下に抑えられている。よって、接合部コアは小さな面積の板状コアを2枚以上貼り合わせて所定の面積の板状コアとしてもよい。
実施例1−5の接合部コア(一辺40mm)をヨーク部コアに対向して配置した場合には、ヨーク部コアの長さが80mmであるため、2個の接合部コア同士が接触するような配置となる。このような場合でも直流重畳下のインダクタンスは500μH以上得られ、初期インダクタンス(600μH)の30%以内の低下に抑えられている。よって、接合部コア同士が接触するような配置であってもよい。
なお、接合部コアの面積が巻回部コアのコア断面積の4.0倍を超える場合には接合部コアの面積が1810mmを超える。2個合わせると3620mmを超えるため、ヨーク部コアの底面積3600mm(=長さ80mm×幅45mm)よりも大きくなってしまうことから、ヨーク部コアを大きくしなければ組立できず、小型化の要求を満たしえなくなる。
実施例1−2および1−4はヨーク部コアと接合部コアの間にギャップ(ギャップ量0.15mm)を挿入した場合、実施例1−3および1−5はギャップを挿入しない場合である。いずれの場合においてもインダクタンスは500μH以上得られ、初期インダクタンス(600μH)の30%以内の低下に抑えられている。よって、ヨーク部コアと接合部コアとの間隙にギャップを設けることで、インダクタンスの改善効果を損なうことなく、容易に初期インダクタンスを調整することができる。
<実施例2>
図2の形態において、接合部コア14の有無による特性の比較を行った。
(実施例2−1)
ヨーク部コア11はコの字状のMnZnフェライトコア(TDK製PC90材)であり、背面部は長さ80mm、幅60mm、厚さ10mmとし、脚部は長さ14mm、幅60mm、厚さ10mmとした。
巻回部コアにはFeSi合金圧粉コアを使用した。FeSi合金粉の組成はFe−4.5%Siとし、水アトマイズ法にて合金粉を作製し、篩い分けによって粒子径を調整して、平均粒径を50μmとした。得られたFeSi合金粉にシリコーン樹脂を2質量%添加し、これを加圧ニーダーにて室温で30分間混合し、軟磁性粉末表面に樹脂をコーティングした。得られた混合物を目開き355μmのメッシュにて整粒し、顆粒を得た。潤滑剤としてステアリン酸亜鉛を塗布した金型に充填し、成形圧980MPaで加圧成形して高さ24mm、直径24mmの成形体を得た。これを700℃、窒素雰囲気でアニールを行い、得られたFeSi合金圧粉コアを2個接着して1組の巻回部コアとした。
接合部コアには鉄圧粉コアを使用した。形状は面積900mm(30mmx30mm)、厚さ1mmの角板とした。鉄圧粉コアの作製方法は実施例1と同様である。
図2のようにロの字状の磁気回路を形成するように対向させたヨーク部コアの中央部に、1組の巻回部コアを配置し、ヨーク部コアと巻回部コアが対向する2箇所の間隙に接合部コアを配置した。巻回部コアの端部全体が接合部コアに対向するように接合部コアを配置した。接合部コアの面積全体がヨーク部コアに対向するように、接合部コアを配置した。巻回部コアに巻数38ターンのコイルを巻回してリアクトル(実施例2−1)とした。
(比較例2−1)
接合部コアを配置しないこと以外は実施例2−1と同様の形態でリアクトル(比較例2−1)を作製した。
得られたリアクトル(実施例2−1、比較例2−1)について、インダクタンスと高周波鉄損の評価を行った。
実施例1と同様にインダクタンスの直流重畳特性を測定した。直流電流を印加しない状態の初期インダクタンスが570μHとなるように、実施例2−1の場合は接合部コアと巻回部コアの間の2箇所に、比較例2−1の場合はヨーク部コアと巻回部コアの間の2箇所に、ギャップ材を挿入した。ギャップ材は厚さ0.1mmのPETフィルムを重ねて用いた。ギャップ材を挿入するにあたっては、対向するフェライトコアの脚部の間隙がなくなるように、脚部の高さを研削で調整した。直流重畳特性は定格電流20Aのときのインダクタンスを測定し、表2に示した。
実施例1と同様に高周波の鉄損を測定した。コアロスの測定条件は、f=20kHz、Bm=50mTとした。励磁コイルは25ターン、サーチコイルは5ターンとして、巻回部コアに巻回して測定を行った。鉄損の測定結果を表2に示した。
Figure 2015141975
表2から明らかなように比較例2−1のリアクトルでは直流重畳電流20Aにおけるインダクタンスが、初期インダクタンス(570μH)から50%以上低下し、280μHの低いインダクタンスしか得られていない。一方、実施例2−1のリアクトルでは直流重畳電流20Aにおけるインダクタンスが490μHとなり、初期インダクタンス(570μH)からの低下率は30%以内に抑えられている。また、高周波鉄損の増大も見られないことも確認された。
面積比が同等となる(S2/S1=1.99)実施例1−3と実施例2−1を比較すると実施例2−1では高周波損失の低減が認められる。図2の形態のように、巻回部コアを1組で構成する場合には、複合磁心の磁路に占めるフェライトコアの割合が大きくなるため、フェライトの低損失を活かして損失を低減することが可能となる。
実施例2−1は巻回部コアと接合部コアの間にギャップ(ギャップ量0.5mm)を挿入した場合である。直流電流重畳下のインダクタンスは、初期インダクタンス(600μH)の30%以内の低下に抑えられている。よって、巻回部コアと接合部コアとの間隙にギャップを設けることで、インダクタンスの改善効果を損なうことなく、容易に初期インダクタンスを調整することができる。
以上説明した通り、本発明のリアクトルは、損失を低減するとともに直流電流重畳下でも高いインダクタンスを有することから、高効率化および小型化を実現できるので、電源回路やパワーコンディショナなどの電気・磁気デバイス等に広く且つ有効に利用可能である。
10:リアクトル
11:ヨーク部コア
12:巻回部コア
13:コイル
14:接合部コア
15:ギャップ
21:フェライトコア
22:軟磁性金属コア
23:磁束
24:接合部コア

Claims (3)

  1. フェライトで構成された一対のヨーク部コアと、前記ヨーク部コアの対向する平面間に配置された巻回部コアと、前記巻回部コアの周囲に巻回されたコイルからなるリアクトルであって、
    前記巻回部コアはコア断面積が略一定である軟磁性金属コアで構成され、
    前記巻回部コアが前記ヨーク部コアと対向する間隙に板状の軟磁性金属圧粉コアで構成される接合部コアが配置され、
    前記接合部コアが前記ヨーク部コアに対向する部分の面積を前記巻回部コアの断面積の1.3〜4.0倍としたことを特徴とするリアクトル。
  2. 前記ヨーク部コアと前記接合部コアとが対向する間隙にギャップを設けたことを特徴とする請求項1に記載のリアクトル。
  3. 前記巻回部コアと前記接合部コアとが対向する間隙にギャップを設けたことを特徴とする請求項1に記載のリアクトル。
JP2014013328A 2014-01-28 2014-01-28 リアクトル Active JP6237268B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013328A JP6237268B2 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 リアクトル
US14/602,821 US9455080B2 (en) 2014-01-28 2015-01-22 Reactor
KR1020150011169A KR101655752B1 (ko) 2014-01-28 2015-01-23 리액터
CN201510041496.1A CN104810137B (zh) 2014-01-28 2015-01-27 电抗器
DE102015101230.8A DE102015101230A1 (de) 2014-01-28 2015-01-28 Drosselspule

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013328A JP6237268B2 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 リアクトル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015141975A true JP2015141975A (ja) 2015-08-03
JP6237268B2 JP6237268B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=53523122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014013328A Active JP6237268B2 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 リアクトル

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9455080B2 (ja)
JP (1) JP6237268B2 (ja)
KR (1) KR101655752B1 (ja)
CN (1) CN104810137B (ja)
DE (1) DE102015101230A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107516583A (zh) * 2017-10-18 2017-12-26 冯迎安 一种新型电感器
JP2020096099A (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 田淵電機株式会社 インダクタンス素子及び磁気コア
JP7503402B2 (ja) 2020-03-24 2024-06-20 株式会社タムラ製作所 リアクトル及びその製造方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6495730B2 (ja) * 2015-04-30 2019-04-03 ホシデン株式会社 二次コイルモジュール
JP6447405B2 (ja) * 2015-08-04 2019-01-09 株式会社村田製作所 可変インダクタ
CN106998142B (zh) 2016-01-25 2019-08-30 台达电子企业管理(上海)有限公司 多路并联的谐振变换器、电感集成磁性元件和变压器集成磁性元件
JP6667826B2 (ja) * 2016-04-13 2020-03-18 ローム株式会社 交流電源装置
JP7163565B2 (ja) * 2017-05-11 2022-11-01 スミダコーポレーション株式会社 コイル部品
CN110770860B (zh) * 2017-07-14 2022-03-08 墨尚电子技术(上海)有限公司 电抗器磁芯及其电抗器
JP6877695B2 (ja) * 2017-11-21 2021-05-26 株式会社オートネットワーク技術研究所 リアクトル
WO2018127252A2 (zh) * 2018-04-19 2018-07-12 深圳顺络电子股份有限公司 一种组装式电感及其制造方法
JP7061291B2 (ja) * 2018-10-29 2022-04-28 株式会社オートネットワーク技術研究所 リアクトル
US12014868B2 (en) * 2020-08-14 2024-06-18 Cyntec Co., Ltd. Electrode structure

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54164249A (en) * 1978-06-12 1979-12-27 Asea Ab Magnetic circuit for inductive electrical equipment
JPS5624114U (ja) * 1979-07-28 1981-03-04
JPS61224305A (ja) * 1985-03-29 1986-10-06 Toshiba Corp ギヤツプ付鉄心形リアクトル
JPH09153416A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Toshiba Corp ギャップ付鉄心形リアクトル
JP2007013042A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Hitachi Metals Ltd 複合磁心およびこれを用いたリアクトル
JP2007128951A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Hitachi Ferrite Electronics Ltd リアクトル
JP2009071248A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Hitachi Metals Ltd リアクトルおよびパワーコンディショナ装置
JP2012124493A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Epcos Ag コア特性を改善した誘導性の構成エレメント
WO2012147644A1 (ja) * 2011-04-28 2012-11-01 住友電気工業株式会社 リアクトル、複合材料、リアクトル用コア、コンバータ、及び電力変換装置
JP2013247265A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Hitachi Metals Ltd リアクトルおよび電源装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2947961A (en) * 1959-01-07 1960-08-02 Electro Engineering Works Transformer or reactor core structure
US3668589A (en) * 1970-12-08 1972-06-06 Pioneer Magnetics Inc Low frequency magnetic core inductor structure
DE2617465C3 (de) * 1976-04-21 1978-10-19 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Elektrische Spule und Verfahren zu ihrer Herstellung
JPS6015908A (ja) 1983-07-06 1985-01-26 Hitachi Metals Ltd 磁心
US5345209A (en) * 1992-07-30 1994-09-06 Tdk Corporation Adjustment system for a coil device
JPH0722258A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd リアクタ及びその製造方法
JP3116696B2 (ja) * 1993-12-10 2000-12-11 株式会社村田製作所 インダクタ
US7057486B2 (en) * 2001-11-14 2006-06-06 Pulse Engineering, Inc. Controlled induction device and method of manufacturing
JP4132844B2 (ja) * 2002-01-31 2008-08-13 東洋製罐株式会社 ウェブの折返し方法及び装置
US6737951B1 (en) * 2002-11-01 2004-05-18 Metglas, Inc. Bulk amorphous metal inductive device
JP4265358B2 (ja) * 2003-10-03 2009-05-20 パナソニック株式会社 複合焼結磁性材の製造方法
US7426780B2 (en) * 2004-11-10 2008-09-23 Enpirion, Inc. Method of manufacturing a power module
JP2009026995A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Toyota Motor Corp リアクトルコアおよびリアクトル
JPWO2009028247A1 (ja) * 2007-08-31 2010-11-25 スミダコーポレーション株式会社 コイル部品及びそのコイル部品の製造方法
CN101430961A (zh) * 2008-08-28 2009-05-13 焦海波 新型电感铁心
US8164409B2 (en) * 2009-07-02 2012-04-24 Tdk Corporation Coil component
JP2011222711A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd リアクトル装置及びその製造方法
JP5561536B2 (ja) * 2010-06-17 2014-07-30 住友電気工業株式会社 リアクトル、及びコンバータ
CN102360725A (zh) * 2011-07-20 2012-02-22 唐山尚新融大电子产品有限公司 差模、共模一体磁集成电感器
JP5874959B2 (ja) * 2011-10-11 2016-03-02 住友電装株式会社 リアクトルおよびその製造方法
JP2013157352A (ja) * 2012-01-26 2013-08-15 Tdk Corp コイル装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54164249A (en) * 1978-06-12 1979-12-27 Asea Ab Magnetic circuit for inductive electrical equipment
US4257025A (en) * 1978-06-12 1981-03-17 Asea Aktiebolag Laminated metallic plates for supporting core leg in inductive electrical devices to determine magnetic circuit
JPS5624114U (ja) * 1979-07-28 1981-03-04
JPS61224305A (ja) * 1985-03-29 1986-10-06 Toshiba Corp ギヤツプ付鉄心形リアクトル
JPH09153416A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Toshiba Corp ギャップ付鉄心形リアクトル
JP2007013042A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Hitachi Metals Ltd 複合磁心およびこれを用いたリアクトル
JP2007128951A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Hitachi Ferrite Electronics Ltd リアクトル
JP2009071248A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Hitachi Metals Ltd リアクトルおよびパワーコンディショナ装置
JP2012124493A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Epcos Ag コア特性を改善した誘導性の構成エレメント
US20120200382A1 (en) * 2010-12-08 2012-08-09 Epcos Ag Inductive Device with Improved Core Properties
WO2012147644A1 (ja) * 2011-04-28 2012-11-01 住友電気工業株式会社 リアクトル、複合材料、リアクトル用コア、コンバータ、及び電力変換装置
US20140050001A1 (en) * 2011-04-28 2014-02-20 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Reactor, composite material, reactor core, converter, and power conversion device
JP2013247265A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Hitachi Metals Ltd リアクトルおよび電源装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107516583A (zh) * 2017-10-18 2017-12-26 冯迎安 一种新型电感器
JP2020096099A (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 田淵電機株式会社 インダクタンス素子及び磁気コア
JP7219602B2 (ja) 2018-12-13 2023-02-08 ダイヤゼブラ電機株式会社 インダクタンス素子及び磁気コア
JP7503402B2 (ja) 2020-03-24 2024-06-20 株式会社タムラ製作所 リアクトル及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6237268B2 (ja) 2017-11-29
CN104810137B (zh) 2017-09-05
CN104810137A (zh) 2015-07-29
KR20150089946A (ko) 2015-08-05
KR101655752B1 (ko) 2016-09-08
DE102015101230A1 (de) 2015-07-30
US20150213942A1 (en) 2015-07-30
US9455080B2 (en) 2016-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6237268B2 (ja) リアクトル
JP6398620B2 (ja) リアクトル
JP2007128951A (ja) リアクトル
JP6237269B2 (ja) リアクトル
JP2009004670A (ja) ドラム型インダクタとその製造方法
KR20160028369A (ko) 코어 및 이것을 사용한 코일 장치
JP2015230930A (ja) 軟磁性粉末、コア、リアクトル、およびその製造方法
US20230368959A1 (en) Magnetic core and magnetic device
JP2017168587A (ja) リアクトル
JP6888911B2 (ja) コア及びリアクトル
JP2016063068A (ja) 磁性材料およびデバイス
JP2015015364A (ja) 低騒音リアクトル、圧粉磁心およびその製造方法
JP5288228B2 (ja) リアクトル磁心およびリアクトル
JP5288229B2 (ja) リアクトル磁心およびリアクトル
JP2008172116A (ja) リアクトル磁心およびリアクトル
JP6668113B2 (ja) インダクタ
JP2003100509A (ja) 磁気コア及びそれを用いたインダクタンス部品
JP2007012866A (ja) リアクトル用圧粉磁心
JP2018074072A (ja) コイル部品
JP2015138911A (ja) リアクトルコア
JP2002164221A (ja) 磁気バイアス用磁石を有する磁気コア及びそれを用いたインダクタンス部品
JP2005123282A (ja) 磁芯およびそれを用いたインダクタンス部品
JP2002231541A (ja) 磁気バイアス用磁石を有する磁気コアおよびそれを用いたインダクタンス部品
JP2005259811A (ja) 永久磁石
JP2002170719A (ja) インダクタンス部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6237268

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150