JPS6015908A - 磁心 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はＥＴ型磁心の改良に関するものである。

従来チョークコイル用磁心や高周波１〜ランス用磁心と
しては主に、フエライ１〜等のＥｌコアやＥＥココア用
いられていた。

しかながら、これらの磁心はコアが飽和に近づくまでは
透磁率がほぼ一定の線形特性を示づ゛ため、スイッチン
グ電源の平滑用チョークとしては十分な特性ではなかっ
た。すなわち、この様な通常の線形特性の磁心ではチョ
ーク用磁心として用いた場合、低電流でもインダクタン
スが大きくならず、負荷電流が小さい場合に出力電圧が
上昇してしまい問題どなる。このため通常は出力電圧の
変動をＪ５ざえる回路を作りこの問題を解決していた。

従って部品の増加によ−るコストの上昇１部品の増加に
よる電源の大型化などの問題、効率の低下などの点で好
ましいとはいえなかった。

このような目的にはコイルに流れる電流が小ざい場合に
インダクタンスが大きく、ある電流以上から磁心が飽和
する電流まではインダクタンスがほぼ一定Ｃ直流重Ｅ特
性の良い磁心が必要である。

これを解決するため、ＥｌコアやＥＥココアは接合面に
段差をつりギレップを形成した磁心の提案がなされＣい
る。

しかしながらこれを行なうためには、接合面の一部を精
度良くけする必要があり、工数が犬となり技術的にも１
η難な面がある。またフェライトなどの］アでは飽和磁
束密度が低く低電流側で十分な直ｒＡＬ重畳特性が得ら
れない。

このため、巻線の増加、コアの大型化などの問題がある
。

本発明は上記従来技術の欠点を改良し、直流重畳特性に
優れた非線形のインダクタンス特性を示す磁心を提供す
ることを目的とする。

本発明の要点は、Ｅ型コア等の中央脚とその両側の脚の
間に板状の軟磁性体を配置し、その上にＩ型コアを配置
したことにある。

軟磁性体どして、強磁性薄帯を用いると低磁場の透ｖＪ
１率の周波数依存性を小さくできるため好ましい。更に
ア上ルファス薄帯を使用した場合は打ち扱きホトエッチ
ラミネ−１・後切断する等により容易に成形でさ、高周
波特性も優れフエライ１〜等より飽和磁束密度が高いた
め、直流重畳特性を改善できより好ましい結果を得るこ
とができる。

また、脚の部分に配置する軟磁性体とＩ型コアの間に非
磁性のスペーサーを配置することにより直流重畳特性を
任意に変えることが可能である。

脚の部分に配置する軟磁性体は全部の脚でなく、２つの
脚近傍に配置しただけでも良い。

更に、非線形である直流重畳特性はＩ型コアに晶を入れ
たり、脚に配置する軟磁性体の幅をＥ型。

Ｉ型コアの幅より小さくすることによ・〕ても任意に変
えられる。

強磁↑４薄帯の代わりにスパッタリングや蒸着等の方法
で軟磁性膜を形成し、同一の構造としたものも同じ効果
が得られ本発明の範囲に含まれるのは明らかである。Ｅ
型コア、（型コアの形状と類似のものを用いた場合も本
発明の範囲に含まれるのは明らかである。

本発明による磁心は特にスイッチング電源の出力型ｉＡ
コ平滑用チョークに用いた場合その効果が著しい。

以下、本発明を実施例に従って３１明する。

実施例１ 第１図ぼ本発明の磁心の実施例の一部を示した口である
。図に示すように本発明による磁心は、）Ｊライト等か
らなるＥ型磁心１と）型磁心２お、ｊ、び板状の軟磁性
体３から溝底されている。

（２１）は軟磁性１ホ３と「型磁心１，１型磁心２を直
接重ね合せた場合であり、磁気特性の違いからヂョーク
コイル等に用いた場合、低電流時のインダクタンスが上
昇し非線形特性となる。

（１））は２つに分割した軟磁性体３ａを配置した場合
であり、（ａ　）と同様、非線形特性が得られ分割した
軟磁性体どうしの間隔を変えることにより、直流重畳特
性を任意に変えることができる。

（Ｃ）は軟磁性体とＩ型磁心の間に非磁性のスペーサー
を入れた場合であり、やはり非線形特性が得られる。ス
ペーサーの厚みにより直流重畳特性を任意に変えること
が可能となる。（ｄ　）は幅が■型磁心、Ｅ型磁心の幅
より小さい軟磁性体３ｂを配置した揚台であり、幅を変
えることにより直流重畳特性を変えることができる。（
ｅ　）は１つの脚に非磁性のスペーサー４ａ、中央脚と
反ヌ４側の間に軟磁１ｆｆ一体３Ｇを配置した場合、＜
ｆ）はＩ型磁心に溝５を入れた場合、（ｇ）はＥ型磁心
の脚の間のＩ型磁心の下側に軟磁性１ホ３ｄを配置した
場合、（ｈ）は２つ以上に分割したＩ型コア２ａを配置
し１ζ場合であり、どの構造も非線形１°ｊ性を示す。

実施例２ 第２図は本発明の磁心の直流重畳特性の１例を示した図
である。比較のため軟磁性２体を配置しない場合の直流
重畳特性も示す。

図から明らかなようにコイルに流れる電流が小さい場合
のインダクタンスが上昇しており、スイッチング電源の
平滑用チョークの磁心として１７ら優れているのがわか
る。

本発明により、低電流時のインダクタンスが改善され、
かつ従来のコアより直流重畳特性が優れており作製も容
易なためその効果は著しい。

【図面の簡単な説明】

１図は本発明の磁心の実施例の一部を示した図、第２図
は本発明の直流重畳特性の１例を示した図である。 第　１　図 第２　回 ＩＤｃ　（Ａ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、Ｅ型コア等の中央脚とその両側の脚の間に板状の軟
   磁性体を配置し、イの上にＩ型コアを配置したことを特
   徴とする磁心。 ２、Ｅ型コア等の脚の部分に配置づる板状の軟磁性体に
   強磁性薄帯を積層したものあるいは一枚単独で用いたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁心。 ３、強磁性薄帯どしてアモルファス薄帯を用いたことを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載の磁心。 ４、脚の部分に配置する軟磁性１ホとＩ型コアの間に非
   磁性のスペーサーを配置したことを特徴とする特ＷＦ請
   求の範囲第１項、第２項ならびに第３項記載の磁心。 ５．１型コアの中央に溝を入れたことを特徴とする１４
   訂請求の範囲第１項、第２項、第３項ならびに第４項記
   載の磁心。 ６、軟磁性体の幅をＥ型、Ｉ型コアの幅より小さくした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項。 第２項、第３項、ならびに第４項記載の磁心。 ７、■型コアを切断し配置したことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項ならびに第６
   項記載の磁心。 ８、スイッチング電源の出力電流事情用チョークに用い
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項。 第２項、第３項、第４項、第５項、第６項ならびに第７
   項記載の磁心。