JP2015118763A - インバータ装置及びプラズマ発生装置 - Google Patents
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Abstract
Description
一般には出力電力値が数W程度のものが多く使用されているが、プラズマ発生装置などには、出力電圧が十数KVで電力値が数十W以上の交流の出力を持つインバータ装置が使用される。
その出力電圧を一定電圧に維持するために、例えば特許文献1に見られるように、出力電圧を検出してフィードバック電圧を生成する。それによって、スイッチング素子のオン時間とオフ時間の比率(デューティ比)を制御するパルス幅変調(PWM)制御を行なっている。
また、インバータ装置は、上述と同様に電圧変換用トランスの一次側の励磁巻線に直流電圧をスイッチング素子でスイッチングして断続的に印加し、二次側の出力巻線に発生する交流電圧をそのまま負荷へ出力する。
その理由は、波高値の時間が1点であることと、制御の遅延があり、出力電圧波形が繰り返される周波数が高くなればなるほどその遅延の影響が顕著になって、波高値電圧が降下し過ぎたり上昇し過ぎたりするからである。
プラズマ放電として、例えば大気圧プラズマ放電は、一般的に常圧条件において6KV以上の電圧が印加されると発生するといわれている。その大気圧プラズマ放電を実現するための手段として、誘電体バリヤ放電又は無声放電あるいは大気中でのコロナ放電等が存在する。
このようなプラズマ放電を、紙に代表されるいわゆる印刷等に使用される記録材の表面処理に利用する場合、放電によって生成されるラジカルやイオンなどの活性種が記録材の表面改質に重要な役割を果たす。
連続的に活性種を生成させる方法として、インバータ装置におけるトランスの一次側のスイッチングを高速にすることによって、放電回数を増やすことが考えられる、しかし、そうすることにより、トランスやスイッチング素子の発熱の問題が生じる。
特許文献3に開示された高電圧インバータ装置では、このような問題に関しては考慮されていなかった。
そして、上記第1、第2のトランス群の各トランスの励磁巻線を並列又は直列に接続して同時に励磁電流を流すように構成する。
さらに、上記第1、第2のトランス群がそれぞれ1個のトランスからなる場合は、それぞれ該1個のトランスの出力巻線を各トランス群の出力巻線とし、それぞれ複数のトランスからなる場合は、その複数の各トランスの出力巻線をそれぞれ直列に接続して各トランス群の出力巻線とし、その第1のトランス群の出力巻線と第2のトランス群の出力巻線とを並列に接続して、負荷への出力電圧の波形を上記スイッチングの周期内で少なくとも2つ以上に分散させて出力するようにしたことを特徴とする。
この発明を実施するための形態を説明するのに先立って、この発明の対象とするインバータ装置を使用したプラズマ発生装置の一例について説明する。
図11は、そのプラズマ発生装置の一例を簡略化して示す回路図であり、図12はそのインバータ装置における各部の電圧及び電流波形を示す波形図である。
図11に示すプラズマ発生装置100は、インバータ装置10とその負荷である放電部20とによって構成されている。
トランス13は励磁巻線Npと出力巻線Nsを有し、その励磁巻線Npをスイッチング素子Qと直列に、整流・平滑回路12からの給電回路に接続している。そのスイッチング素子Qは、制御回路15がゲート端子に出力するスイッチング信号Spによって、オン(ON)・オフ(OFF)制御される。
インバータ装置10は、フライバック型電圧共振インバータである。したがって、入力電圧Vinをスイッチング素子Qによってスイッチングして、トランス13の励磁巻線Npに流す励磁電流をオン・オフする。そして、ONのときに励磁巻線Npに励磁エネルギーをため、OFFのときにトランス13の出力巻線Nsから図12の(c)に示すような波形の出力電圧Vout を出力して、負荷である放電部20の電極間に印加する。
出力電圧Vout は、出力巻線NsのインダクタンスLsと、その出力巻線Nsの分布容量Cs及び負荷である放電部20の等価静電容量(「負荷容量」という)Coの合成容量Cとによる並列共振回路によって発生する。
制御回路15がスイッチング信号Spをパルス幅変調(PWM)制御して、1周期TにおけるON期間とOFF期間の比率(デューティ)を変えることにより、出力電圧Voutを制御することが可能である。そのスイッチング信号Spの周波数及び周期を変更することもできる。
放電電極21は、この例では銅やアルミニウム等の導電性のよい金属線21aの周囲に、絶縁体(誘電体)21bを被覆した丸棒状の複数(図示の例では15本)の放電電極21によって放電電極列を構成している。すなわち、複数の放電電極21が、平板状のカウンタ電極22の対向面22aに平行な面内で、図12で左右方向に互いに隣接する電極同士の外周が接するように並んで、紙面に垂直な方向に延びて配列されている。各放電電極21の直径(φ)は、例えば8mm程度である。
放電電極21と誘電体23との間も、間隔を拡げて示しているが、実際には、表面改質を施す印刷用紙等のシート状記録材が一点鎖線の矢印Fで示すように通過できる程度の隙間があればよい。
カウンタ電極22は接地する。放電電極21に印加する電圧は正負逆転しても、作用効果に差異はない。
そのためのインバータ装置及びプラズマ発生装置を提供する。
そこで、この発明によるインバータ装置及びプラズマ発生装置の第1の実施形態を図1から図8によって説明する。
図1は、そのインバータ装置を用いたプラズマ発生装置を簡略化して示す回路図である。この図1に示すインバータ装置1とその負荷である放電部2とによって、プラズマ発生装置を構成している。
入力電圧Vinは、例えば図11に示した例と同様に、商用電源からの交流電圧を整流及び平滑する整流・平滑回路で整流及び平滑して供給される。
そして、図11及び図12によって説明したインバータ装置10と同様に、トランス3の出力巻線から交流電圧を出力し、出力端子O1,O2から負荷である放電部2に給電する。
この図1に示すインバータ装置1が、図11に示したインバータ装置10と相異するのは、トランス3を、互いに特性が異なる第1のトランス群Aと第2のトランス群Bとによって構成した点である。
そして、第1、第2のトランス群A,Bの各トランスT1,T2の励磁巻線Np1,Np2を並列に接続して、共通のスイッチング素子4を介して同時に励磁電流を流すように構成している。
また、第1のトランス群AのトランスT1の出力巻線Ns1と第2のトランス群BのトランスT2の出力巻線Ns2とを並列に接続して、負荷への出力電圧の波形をスイッチングの周期内で少なくとも2つ以上に分散させて出力するように構成している。
また、必要以上に出力電圧を高く設定する必要も無くなるので、システムの消費電力を抑制することができる。
このように、トランス3の第1のトランス群Aと第2のトランス群Bを構成するトランスT1の出力巻線Ns1とトランスT2のと出力巻線Ns2とを並列に接続して、その出力電圧を放電部2へ印加する。
この例では、トランスT1とT2では二次側のインダクタンス、すなわち出力巻線Ns1と出力巻線Ns2のインダクタンスが異なっていることによって、異なる特性を示す。それを分かり易く示すために、図2では出力巻線Ns1と出力巻線Ns2の形状を異ならせている。
f=1/2π√(Ls×C)
ここで、図3、図4に示すように、トランスT1の出力巻線Ns1又はトランスT2の出力巻線Ns2のみが負荷容量C0の放電部2にそれぞれ接続されていると仮定する。
この時のそれぞれの出力電圧波形(図3、図4のそれぞれ右側に示す)の共振周波数f1、f2は、トランスT1、トランスT2の二次側の出力巻線Ns1、Ns2のインダクタンスLs1、Ls2の関係がLs1>Ls2とすれば、f1<f2となる。したがって、周期t1、t2はt1>t2になる。
この場合、トランスT1とトランスT2によるそれぞれの出力電圧波形を合成させることによって、意図的に歪み波を作り出すことになる。
しかしながら、放電パルス間隔を短くするには、インバータ装置におけるスイッチング周波数を高速にする必要が生じてしまう。そうすると、スイッチング素子自体の発熱やトランスの発熱などの問題が発生する。
そこで、図5に示したように、意図的に歪み波を生成することによって、擬似的に出力電圧のパルス間隔を短くすることができ、それによって、上述した発熱や出力電圧を増加させることなく、放電部2で連続的に活性種を生成することが出来る。
図7は、異特性の2個のトランスの出力巻線を並列に接続して、出力を加算した場合のスイッチング素子のON/OFF信号と出力電圧波形と活性種の量の概略を説明するための波形図である。これが、図1に示したインバータ装置1のトランス3を特性が異なる2個のトランスT1、T2によって構成した第1の実施形態に相当する。
図6に示す出力電圧波形における電圧値のピーク・トゥ・ピーク値をV1pk−pk、図7に示す出力電圧波形における電圧値のピーク・トゥ・ピーク値をV2pk−pk、V3pk−pkとすると、次の関係になる。
V1pk−pk>V2pk−pk>V3pk−pk
図6に示す同一特性の2個のトランスによる場合は、1回の放電で生成される活性種量は多いが、活性種の寿命に対してスイッチング素子の周期が長い場合には、活性種の量が減少し、例えば搬送される記録材に対する表面改質効果にムラが発生してしまう。
そのため、印刷用紙等の記録材に対して連続して且つ均一に表面改質を行える効果がある。
そのため、負荷である放電部2への出力電圧の波形は、出力電圧6kV以上の波形が、スイッチングの周期内で少なくとも2つ以上に分散されるようにするのが望ましい。それによって、誘電体バリア放電を確実に発生させることができる。
図8に示すように、出力電圧波形間の周期を、活性種の量が少なくとも半分以下にならないように設定することにより、連続的に均一な活性種を生成することができる。それによって、記録材への改質効果のムラが抑制される。この期間は、例えば数十μs以下となる。
f1=1/2π√(Ls1・Ca) f2=1/2π√(Ls2・Cb)
Caは、出力巻線Ns1の分布容量Cs1と放電部2の等価静電容量である負荷容量Coとの合成容量、Cbは出力巻線Ns2の分布容量Cs2と負荷容量Coとの合成容量である。Cs1≒Cs2とすれば、Ca≒Cbであり、それを合成容量Cとすると、
f1=1/2π√(Ls1・C) f2=1/2π√(Ls2・C)
となる。
一般に、トランスの二次側インダクタンス(出力巻線のインダクタンス)は、以下の式で算出される。
Ls=AL・ns2
したがって、トランスT2の二次側インダクタンスをトランスT1の1/4に設定するには、コアの特性で決定されるインダクション係数ALが1/4のコアを選定するか、出力巻線Ns2の巻数を出力巻線Ns1の巻数の1/2にしたトランスを作製すればよい。
トランスの励磁巻線やコアのギャップ特性によって異特性のトランスを作製しようとすると、トランス間の発熱のバラツキが大きくなってしまう。
次に、この発明によるインバータ装置及びプラズマ発生装置の第2の実施形態を図9によって説明する。図9は、そのインバータ装置を使用したプラズマ発生装置を簡略化して示す回路図であり、図1と対応する部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
この発明によるインバータ装置のトランスを構成する第1のトランス群Aと第2のトランス群Bは、いずれも2個以上のトランスで構成してもよい。また、第1のトランス群Aのトランスの個数と第2のトランス群Bのトランスの個数とが異なっていてもよい。
そして、第1、第2のトランス群A,Bの各トランスT3〜T6の励磁巻線Np3〜Np6を全て並列に接続して、共通のスイッチング素子4を介して同時に励磁電流を流すように構成している。
しかし、第1のトランス群Aと第2のトランス群Bとは異なる特性を有する。この場合の特性は、第1、第2のトランス群A,Bのそれぞれ二次側インダクタンス、すなわち各トランス群内の2個トランスの出力巻線をそれぞれ直列に接続したインダクタンスである。そのため、この実施形態では、第1のトランス群AのトランスT3,T4と、第2のトランス群BのトランスT5,T6には、特性が異なるトランスを使用する。
すなわち、前述したように意図的に歪み波を生成し、擬似的に出力電圧のパルス間隔を短くすることができ、それによって、スイッチング素子の発熱や出力電圧を増加させることなく、放電部2で連続的に活性種を生成することが出来る。
第1のトランス群Aの出力巻線のインダクタンスLsAはトランスT1の出力巻線Ns1のインダクタンスLs1の2倍になり、第2のトランス群Bの出力巻線のインダクタンスLsBはトランスT2の出力巻線Ns2のインダクタンスLs2の2倍になる。
そして、インバータ装置1の入力電圧Vinが第1の実施形態と同じ場合に、第2の実施形態における出力電圧Vout の波高値は約2倍になる。
次に、この発明によるインバータ装置及びプラズマ発生装置の第3の実施形態を図10によって説明する。図10は、そのインバータ装置を用いたプラズマ発生装置を簡略化して示す回路図であり、図1及び図9と対応する部分には同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
この図10に示すインバータ装置1のトランス31を構成する第1のトランス群Aは、2個のトランスT3,T4からなり、第2のトランス群Bは3個のトランスT5,T6,T7からなっている。
また、第1のトランス群Aの各トランスT3,T4の各出力巻線Ns3とNs4を直列に接続し、第2のトランス群Bの各トランスT5,T6、T7の各出力巻線Ns5,Ns6,Ns7も直列に接続している。そのそれぞれ直列に接続した第1のトランス群Aの出力巻線と第2のトランス群Bの出力巻線とを並列に接続して、放電部2へ給電する出力端子O1,O2に接続している。
例えば、各トランスT1〜T7の各出力巻線のインダクタンスをLsとすると、第1のトランス群Aの出力巻線(Ns3+Ns4)のインダクタンスLsAは2Lsとなる。第2のトランス群Bの出力巻線(Ns5+Ns6+Ns7)のインダクタンスLsBは3Lsとなる。したがって、LsB=LsA・3/2=1.5LsAとなる。
したがって、第1のトランス群A側の共振周波数f1と第2のトランス群B側の共振周波数f2を異ならせることができる。
したがって、第1の実施形態とは逆になるが、第1のトランス群Aの出力巻線のインダクタンスLsAが第2のトランス群Bの出力巻線のインダクタンスLaBの1/4になる。それによって、第1のトランス群A側の共振周波数f1が第2のトランス群B側の共振周波数f2の2倍になる。したがって、第1、第2の実施形態の場合と同様な効果を得ることができる。
第1、第2のトランス群がそれぞれ1個のトランスからなる場合は、それぞれ該1個のトランスの出力巻線を各トランス群の出力巻線とする。それぞれ複数のトランスからなる場合は、その複数の各トランスの出力巻線をそれぞれ直列に接続して各トランス群の出力巻線とする。そして、その第1のトランス群の出力巻線と第2のトランス群の出力巻線とを並列に接続して、負荷への出力電圧の波形をスイッチングの周期内で少なくとも2つ以上に分散させて出力するようにする。
・全てのトランスの励磁巻線を直列に接続する。
・同じ群のトランスの励磁巻線を並列に接続し、異なる群のトランスの前記並列に接続した励磁巻線を互いに直列に接続する。
・同じ群のトランスの励磁巻線を直列に接続し、異なる群のトランスの前記直列に接続した励磁巻線を互いに並列に接続する。
以上、この発明の各実施形態について説明してきたが、その各実施形態の各部の具体的な構成や処理の内容等は、そこに記載したものに限るものではない。
また、この発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に記載された技術的特徴を有する以外は、何ら限定されるものではないことは言うまでもない。
さらに、以上説明してきた各実施形態の構成例、動作例及び変形例等は、適宜変更又は追加したり一部を削除してもよく、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施することも可能であることは勿論である。
3,13,30,31:トランス 4:スイッチング素子
5,15:制御回路 11:商用電源 12:整流・平滑回路
21:放電電極 21a:金属線 21b:絶縁体 22:カウンタ電極
22a:対向面 23:誘電体 100:プラズマ発生装置
Q:スイッチング素子 A:第1のトランス群 B:第2のトランス群
T1〜T7:トランス Np,Np1〜Np7:励磁巻線
Ns,Ns1〜Ns7:出力巻線 I1,I2:入力端子 O1,O2:出力端子
Vin:入力電圧 Vout:出力電圧 C0:負荷容量
Claims (8)
- 直流もしくは直流成分に脈流が重畳された入力電圧をスイッチングして、トランスの励磁巻線に励磁電流を流し、該トランスの出力巻線から交流電圧を出力するインバータ装置において、
前記トランスを、それぞれ1個以上のトランスからなり、互いに特性が異なる第1のトランス群と第2のトランス群とによって構成し、
前記第1、第2のトランス群の各トランスの励磁巻線を並列又は直列に接続して同時に励磁電流を流すように構成し、
前記第1、第2のトランス群がそれぞれ1個のトランスからなる場合は、それぞれ該1個のトランスの出力巻線を各トランス群の出力巻線とし、それぞれ複数のトランスからなる場合は、その複数の各トランスの出力巻線をそれぞれ直列に接続して各トランス群の出力巻線とし、前記第1のトランス群の出力巻線と前記第2のトランス群の出力巻線とを並列に接続して、負荷への出力電圧の波形を前記スイッチングの周期内で少なくとも2つ以上に分散させて出力するようにしたことを特徴とするインバータ装置。 - 前記第1、第2のトランス群の全てのトランスの励磁巻線を並列に接続したことを特徴とする請求項1に記載のインバータ装置。
- 前記第1のトランス群と前記第2のトランス群とは、互いに前記出力巻線のインダクタンスが異なることを特徴とする請求項1又は2に記載のインバータ装置。
- 前記第1、第2のトランス群のうち複数のトランスからなるトランス群内の各トランスは同一特性を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のインバータ装置。
- 前記負荷への出力電圧の波形は、出力電圧6kV以上の波形が前記スイッチングの周期内で少なくとも2つ以上に分散されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のインバータ装置。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載のインバータ装置と、該インバータ装置の前記出力電圧が印加される放電電極とカウンタ電極を有する放電部とを備え、前記放電電極とカウンタ電極との間に交流電圧が印加されることによってプラズマ放電を発生し、それによってラジカルやイオンなどの活性種を生成することを特徴とするプラズマ発生装置。
- 前記インバータ装置における前記分散された出力波形間の周期が、前記放電部における前記活性種の量がピーク時の量の半分以下にならない期間に設定されたことを特徴とする請求項6に記載のプラズマ発生装置。
- 前記放電部が、前記放電電極とカウンタ電極との間に介在する誘電体を有し、前記放電電極とカウンタ電極との間で誘電体バリア放電を発生させる放電部であることを特徴とする請求項6又は7に記載のプラズマ発生装置。
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