JP2015116849A - タイヤ配置器具およびタイヤ配置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの外観上の不具合を抑制できるタイヤ配置器具およびタイヤ配置方法を提供すること。
【解決手段】このタイヤ配置器具1は、サイドウォール部に装飾部18を有する複数のタイヤ10をタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置するために用いられる。タイヤ配置器具1は、スペーサ2を備える。スペーサ2は、隣り合うタイヤ10、10の間あるいはタイヤ10と床面Fとの間に挟み込まれると共に装飾部18に対して非接触状態で配置されて、1つのタイヤ10の装飾部18と他のタイヤ10あるいは周辺部材とを離間させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、タイヤ配置器具およびタイヤ配置方法に関し、さらに詳しくは、タイヤの外観上の不具合を抑制できるタイヤ配置器具およびタイヤ配置方法に関する。
従来から、タイヤを保管、運搬あるいは展示する際には、複数のタイヤあるいは複数のタイヤ・ホイール組立体をタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置する方法が広く用いられている。例えば、タイヤ回転軸を鉛直方向に向けつつ、複数のタイヤを床面に積み上げて一列に配置する方法が用いられている。
かかる従来のタイヤ配置方法として、特許文献1、2に記載される技術が知られている。
特開2004−268665号公報 特許4899995号公報
ところで、タイヤを保管、運搬あるいは展示する際には、隣接するタイヤの側面同士が相互に接触する場合があり、また、タイヤの側面と床面等とが相互に接触する場合がある。すると、擦れや変形などがサイドウォール部の装飾部に生じて、外観上の不具合が発生するという課題がある。
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイヤの外観上の不具合を抑制できるタイヤ配置器具およびタイヤ配置方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるタイヤ配置器具は、サイドウォール部に装飾部を有する複数のタイヤをタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置するためのタイヤ配置器具であって、隣り合う前記タイヤの間あるいは前記タイヤと周辺部材との間に挟み込まれると共に前記装飾部に対して非接触状態で配置されて、1つの前記タイヤの前記装飾部と他の前記タイヤあるいは前記周辺部材とを離間させるスペーサを備えることを特徴とする。
また、この発明にかかるタイヤ配置器具は、サイドウォール部に装飾部を有するタイヤおよびホイールから成る複数のタイヤ・ホイール組立体をタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置するためのタイヤ配置器具であって、隣り合う前記タイヤ・ホイール組立体の間あるいは前記タイヤ・ホイール組立体と周辺部材との間に挟み込まれると共に前記装飾部に対して非接触状態で配置されて、1つの前記タイヤ・ホイール組立体の前記装飾部と他の前記タイヤ・ホイール組立体あるいは前記周辺部材とを離間させるスペーサを備えることを特徴とする。
また、この発明にかかるタイヤ配置方法は、上記のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具を用いることを特徴とする。
この発明にかかるタイヤ配置器具およびタイヤ配置方法では、複数のタイヤが一列に配置されたときに、スペーサが、1つのタイヤの装飾部と、他のタイヤあるいは周辺部材とを離間させる。これにより、装飾部の擦れや変形が抑制されて、タイヤの外観上の不具合が抑制される利点がある。
図1は、この発明の実施の形態にかかるタイヤ配置方法を示す説明図である。 図2は、この発明の実施の形態にかかるタイヤ配置方法を示す説明図である。 図3は、タイヤを示すタイヤ子午線方向の断面図である。 図4は、タイヤ配置器具を示す平面図である。 図5は、タイヤ配置器具を示すA−A視断面図である。 図6は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図7は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図8は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図9は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図10は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図11は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図12は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図13は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図14は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図15は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図16は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図17は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図18は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。 図19は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図20は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図21は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図22は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図23は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図24は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図25は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図26は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図27は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図28は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図29は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図30は、図28に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図31は、図28に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図32は、図28に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図33は、図28に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図34は、図28に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図35は、図28に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。 図36は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図37は、従来例のタイヤ配置方法を示す説明図である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[タイヤ配置器具およびタイヤ配置方法]
従来から、タイヤを保管、運搬あるいは展示する際には、複数のタイヤあるいは複数のタイヤ・ホイール組立体をタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置する方法が広く用いられている。例えば、タイヤ回転軸を鉛直方向に向けつつ複数のタイヤを床面に積み上げて一列に配置する方法、タイヤ回転軸を水平方向に向けつつ複数のタイヤを一列に配置して水平ラックに収納する方法などが用いられている。
しかしながら、従来のタイヤ配置方法では、隣接するタイヤの側面が相互に接触し、あるいは、タイヤの側面と周辺部材(例えば、床面、壁面、器具など)とが相互に接触する。すると、サイドウォール部の装飾部に擦れや変形が生じて、タイヤに外観上の不具合が生じるため、好ましくない。
さらに、タイヤがフィンなどの突起部をサイドウォール部に備える場合には、タイヤの積み上げ状態が不安定となり、荷崩れが生じ易いという課題もある。
そこで、このタイヤ配置方法では、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用している(図1〜図5参照)。
図1および図2は、この発明の実施の形態にかかるタイヤ配置方法を示す説明図である。図3は、タイヤを示すタイヤ子午線方向の断面図である。図4および図5は、タイヤ配置器具を示す平面図(図4)およびA−A視断面図(図5)である。これらの図において、図1は、複数のタイヤ10を床面Fに縦積みしたときのタイヤ回転軸の断面図を示している。図2は、図1におけるタイヤ10とタイヤ配置器具1とのタイヤ径方向の位置関係を示している。図3は、単体のタイヤ10の径方向の片側領域を示している。図4および図5は、単体のタイヤ配置器具1を示している。なお、図1の符号Oは、タイヤ回転軸を示し、図3の符号CLは、タイヤ赤道面を示している。
図3に示すように、一般的な空気入りタイヤ10は、左右一対のビードコア11、11と、これらのビードコア11、11に架け渡されたカーカス層12と、複数のベルトプライ131、132を積層して成ると共にカーカス層12のタイヤ径方向外周に配置されたベルト層13と、タイヤ外面を覆うトレッドゴム、サイドウォールゴム、リムクッションゴムなどのゴム部材(符号省略)とを備える。また、タイヤ10は、トレッド面を構成するトレッド部14、タイヤ側面を構成するサイドウォール部15、リム嵌合面を構成するビード部16、トレッド部14とサイドウォール部15とを接続するショルダー部17とを備える。
また、タイヤ10は、装飾部18を備える。装飾部18とは、サイドウォール部15の壁面に施された装飾をいう。この装飾部18は、例えば、着色部、プリント部、凹凸部、貼付物であり、サイドウォール部15の所定の領域に形成される。かかる装飾部18は、例えば、ブランドや文字などの標章、タイヤ側面の意匠、突起あるいは突条などから成るフィンなどを構成する。
例えば、図3の構成では、装飾部18が、一方のサイドウォール部15に形成されたフィンである。このフィンは、サイドウォール部15のプロファイル(図3における破線部)から突出して形成され、タイヤ転動時にて乱流を発生することにより、空気の流れを整流して、走行時の空気抵抗を低減させて、燃費改善を図ることができる。
図1に示すように、このタイヤ配置方法では、タイヤ配置器具1が用いられて、複数のタイヤ10がタイヤ回転軸方向に一列に並べられて配置される。
タイヤ配置器具1は、複数のスペーサ2を備える。スペーサ2は、図1に示すように、隣り合うタイヤ10、10の間あるいはタイヤ10と周辺部材(図1では、床面F)との間に配置される。また、スペーサ2は、図2に示すように、サイドウォール部15の装飾部18に対して非接触状態で配置される。また、スペーサ2は、タイヤ10の装飾部18と、他のタイヤ10あるいは周辺部材とを離間させる間挿部材として機能する。
周辺部材とは、例えば、複数のタイヤを縦積みしたときのタイヤ配置スペースの床面、タイヤ搬送用パレット、展示用のタイヤ配置台、搬送車両の荷台などが含まれる。
例えば、図1および図2の構成では、スペーサ2が、金属製あるいは樹脂製であり、図4および図5に示すように、周方向に一様な断面をもつ円環形状を有している。また、スペーサ2が、所定の外径Ro、内径Ri、断面高さHおよび幅Wを有している。断面高さHは、スペーサ2の軸方向の高さであり、幅Wは、スペーサ2の径方向の幅である。
上記のように、スペーサ2は、金属製あるいは樹脂製であることが好ましい。かかる材質のスペーサ2は、製造容易性や耐久性の観点で優れる。しかし、これに限らず、スペーサ2は、例えば、エラストマー製、紙製などであっても良い。具体的には、スペーサ2が、タイヤ重量に耐え得ることを条件として、エラストマー製のチューブ材に内圧を充填して成る構造を有しても良いし、紙製の円筒材(紙管)を環状に成形して成る構造を有しても良い(図示省略)。また、スペーサ2は、中空構造を有しても良いし、中実構造を有しても良い。また、スペーサ2は、繊維補強されても良い。
また、図2の構成では、スペーサ2の外径Ro(図4参照)と、タイヤ最大幅位置Pにおけるタイヤ径R1(図3参照)とが、Ro<R1の関係を有する。これにより、スペーサ2が、タイヤ最大幅位置Pよりもタイヤ径方向内側に配置される。
タイヤ最大幅位置Pは、タイヤ断面幅の最大幅位置をいう。タイヤ断面幅は、タイヤ単体を無負荷状態として測定される。また、タイヤ断面幅は、装飾部18を除外した、サイドウォール部15のプロファイルを基準として測定される。
さらに、図2の構成では、スペーサ2の外径Ro(図4参照)と、サイドウォール部15の装飾部18の内径R2(図3参照)とが、Ro<R2の関係を有している。これにより、スペーサ2と装飾部18とが相互に干渉しないように、スペーサ2が装飾部18に対してタイヤ径方向内側にオフセットして配置されている。
装飾部18の内径R2は、装飾部18の配置領域におけるタイヤ径方向の最も内側の点を基準として、測定される(図3参照)。
また、図2の構成では、スペーサ2の外径Ro(図4参照)と、ビードコア11の径R3(図3参照)とが、R3<Roの関係を有している。したがって、スペーサ2の外径Roがビードコア11の径R3よりも大きい。これにより、タイヤ配置状態にて、スペーサ2がタイヤ内部に落ち込むことなくビード部16に対して安定的に係合できる。
ビードコア11の径R3は、タイヤ子午線方向の断面視におけるビードコア11のタイヤ径方向最内側の箇所を基準として、測定される。
さらに、図2の構成では、スペーサ2の外径Roおよび内径Ri(図4参照)と、ビードコア11の径R3(図3参照)とが、Ri<R3<Roの関係を有している。これにより、タイヤ配置状態にて、スペーサ2とビードコア11とがタイヤ回転軸Oの方向に相互にラップして相互に安定的に係合する。
なお、上記に限らず、スペーサ2の内径Riは、特に限定がなく、ビードコア11の径R3に対してR3≦Riの関係を有しても良い(図示省略)。かかる構成としても、タイヤ配置状態にて、スペーサ2がビード部16に安定的に係合できる。
図1の構成では、複数のタイヤ10が、タイヤ回転軸Oを鉛直方向に向けつつ、床面Fに一列に積み上げられて配置されている。また、1つのスペーサ2が、隣り合うタイヤ10、10の間およびタイヤ10と床面Fとの間にそれぞれ挟み込まれて配置されている。また、複数組のタイヤ10とスペーサ2とが、交互に配置されている。
具体的には、まず、1つ目のスペーサ2が床面Fに配置され、このスペーサ2の上部に、1つ目のタイヤ10が軸を揃えて載せ置かれる。すると、タイヤ10のビード部16とスペーサ2とが係合して、タイヤ10がスペーサ2に支持される。これにより、タイヤ10が床面Fから離間した状態で支持される。次に、2つ目のスペーサ2が、1つ目のタイヤ10の上部に軸を揃えて配置される(図2参照)。次に、2つ目のタイヤ10が、2つ目のスペーサ2の上部に載せ置かれる。すると、2つ目のタイヤ10のビード部16と2つ目のスペーサ2とが係合して、タイヤ10がスペーサ2に支持される。これにより、1つ目のタイヤ10と2つ目のタイヤ10とが相互に離間した状態で支持される。そして、複数組のスペーサ2およびタイヤ10が、タイヤ回転軸方向に交互かつ一列に積み重ねられて配置される。これにより、サイドウォール部15にある装飾部18と、隣り合うタイヤ10あるいは床面Fとが非接触となるように、複数のタイヤ10が配置される。
なお、図1の構成では、上記のように、スペーサ2とタイヤ10とが、タイヤ回転軸方向に交互かつ一列に積み重ねられて配置されている。
しかし、これに限らず、一部において、複数のタイヤ10がスペーサ2を介することなく積み重ねられる場合があり得る。すなわち、相互に対向するタイヤ10、10のサイドウォール部15、15の間に装飾部18がない場合(図示省略)には、装飾部の外観不良にかかる問題が発生しないため、この位置におけるスペーサ2の配置を省略できる。また、最下層のタイヤ10と床面Fとの間に装飾部18がない場合(図1参照)にも、この位置におけるスペーサ2の配置を省略できる。
例えば、図3のように、タイヤ10が片側のサイドウォール部15にのみ装飾部18を備えるときに、1つ目のタイヤ10が、装飾部18を有さないサイドウォール部15を床面F側に向けて、スペーサ2を介することなく床面Fに直接配置される(図示省略)。次に、2つ目のタイヤ10が、装飾部18を有するサイドウォール部15を床面F側に向けて、1つ目のタイヤ10の上に積み重ねられる。このとき、装飾部18が1つ目のタイヤ10と2つ目のタイヤ10との間にあるため、図1の場合と同様に、スペーサ2が対向するサイドウォール部15、15の間に挟み込まれて配置される。また、対向する装飾部18、18が相互に接触しないように、スペーサ2の断面高さH(図5参照)が適宜設定される。次に、3つ目のタイヤ10が、装飾部18を有さないサイドウォール部15を床面F側に向けて、2つ目のタイヤ10の上に積み重ねられる。すると、2つ目のタイヤ10と3つ目のタイヤ10との間には、装飾部18がないため、この位置におけるスペーサ2の配置を省略できる。
スペーサ2の断面高さH(図5参照)の下限値は、図1に示すタイヤ配置状態にて、タイヤ10のサイドウォール部15(特に、装飾部18)と、隣り合うタイヤ10あるいは床面Fとが接触しない範囲で適宜設定される。具体的には、スペーサ2の断面高さHが、装飾部18であるフィンの断面高さやタイヤサイズに応じて、適宜設定される。このとき、図1のように複数のタイヤ10を積み上げる配置方法では、ビード部16が上層のタイヤ10の重量および自重により撓むことを考慮して、スペーサ2の断面高さHが設定される。スペーサ2の断面高さHが不足すると、特に、下層にあるタイヤ10のビード部16が変形したときに、タイヤ10のサイドウォール部15が隣り合うタイヤ10あるいは床面Fに対して接触し得るため、好ましくない。
一方、スペーサ2の断面高さH(図5参照)の上限値は、タイヤ断面幅SWに対してH/SW≦1.00の関係を有することが好ましく、H/SW≦0.5の関係を有することがより好ましい。スペーサ2の断面高さHが大き過ぎると、図1のように複数のタイヤ10を積み上げたときに、タイヤ10の配置状態が不安定となるため、好ましくない。
タイヤ断面幅SWは、タイヤ単体を無負荷状態としたときに、タイヤ側面における模様、文字などの装飾部18を除いたサイドウォール部15、15間の直線距離として測定される。
スペーサ2の幅W(図5参照)は、特に限定がなく、スペーサ2の剛性を確保できる範囲内で、スペーサ2の外径Roおよび内径Ri(図4参照)に基づいて適宜設定できる。
なお、図1の構成では、上記のように、複数のタイヤ10が床面Fに積み上げられて配置されている。
しかし、これに限らず、複数のタイヤ10を水平ラックに収納するタイヤ配置方法が採用されても良い。かかる場合にも、図1と同様の構成を採用できる(図示省略)。具体的には、複数のタイヤ10が、タイヤ回転軸Oを水平方向に向けつつタイヤ回転軸Oを揃えて一列に配置される。また、1つのスペーサ2が、隣り合うタイヤ10、10の間に挟み込まれて配置される。
このとき、スペーサ2(タイヤ配置器具1)が、タイヤ10に対して着脱可能な構造を有することが好ましい。例えば、(a)スペーサ2が、ビード部16の内径に合致する外径をもつ嵌合部を有し、この嵌合部をビード部16の内周面に嵌め込んでビード部16に保持される構造、(b)スペーサ2が、フックなどの係留部を有し、この係留部をビード部16のビードトゥに係留してビード部16に保持される構造などが挙げられる(図示省略)。これにより、スペーサ2が、タイヤ10の間から脱落することなく、適正に配置される。
[変形例]
図6〜図9は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。これらの図において、図6は、タイヤ配置器具1の第1の変形例の平面図を示し、図7は、図6のタイヤ配置器具1のB−B視断面図を示している。図8は、タイヤ配置器具1の第2の変形例の平面図を示し、図9は、図8のタイヤ配置器具1のC−C視断面図を示している。なお、図6および図8における破線は、スペーサ2の内周面および外周面を接続して成る仮想円である。
図4の構成では、上記のように、スペーサ2が、周方向に連続する円環構造を有している。かかる構成では、タイヤ10に対するスペーサ2の接触面が大きく確保されて、スペーサ2とタイヤ10(図1では、ビード部16)とが適正に係合する。また、スペーサ2の周方向および軸方向の剛性が確保されて、スペーサ2の変形が抑制される。このため、図1のように複数のタイヤ10を積み上げたときに、タイヤ10の配置状態が安定する点で好ましい。
しかし、これに限らず、図6〜図9に示すように、スペーサ2が、タイヤ周方向に不連続な構造を有しても良い。
例えば、図6〜図9の構成では、スペーサ2が、一様断面の円弧形状を有し、また、複数のスペーサ2が、周方向に所定間隔をあけて環状に配置されている。また、タイヤ配置器具1が、これらのスペーサ2を支持する腕3を備えている。また、腕3が、スペーサ2の数に応じて放射状に腕を伸ばした形状(図6では、十字形状、図8では、Y字形状)を有し、その先端部にてスペーサ2の内径部にそれぞれ連結されてスペーサ2を支持している。
また、図6〜図9の構成では、タイヤ配置器具1が、3つ以上のスペーサ2を備えている。かかる構成では、タイヤ配置器具1がタイヤ10に対して3点以上で係合するので、タイヤ配置状態にて、タイヤ10が安定的に支持される点で好ましい。しかし、これに限らず、タイヤ配置器具1が、一対のスペーサ2と、これらのスペーサ2を支持する腕3とを備えても良い(図示省略)。
また、図6〜図9の構成では、図6および図8に示すように、スペーサ2の外径Roおよび内径Riが、環状に配置された複数のスペーサ2の内周面および外周面を接続して成る仮想円を基準として測定される。
なお、図6〜図9の構成では、スペーサ2が中空部を有するので、タイヤ配置器具1を軽量化できる点で好ましい。しかし、これに限らず、スペーサ2がビード部16に係合する構成(図1および図2参照)では、スペーサ2が円板、楕円板などの板状形状を有しても良い(図示省略)。かかる構成としても、スペーサ2が、隣り合うタイヤ10、10を離間させる挿間部材として適正に機能する。
図10および図11は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。これらの図において、図10(a)および図11(a)は、スペーサ2の拡径時の様子を示し、図10(b)および図11(b)は、スペーサ2の縮径時の様子を示している。これらの構成において、図4および図8に記載したタイヤ配置器具と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4および図5の構成では、スペーサ2の周長が一定であり、スペーサ2の外径Roおよび内径Riが固定されている。また、図6〜図9の構成では、腕3の長さが一定であり、スペーサ2の外径Roおよび内径Riが固定されている。かかる構成では、スペーサ2が単純な構造を有するので、スペーサ2を容易に加工成形できる点で好ましい。
これに対して、図10および図11の構成では、タイヤ配置器具1が、スペーサ2の径Ro、Riを拡大および縮小できる構造を備える。かかる構成では、タイヤ配置器具1が、スペーサ2をタイヤサイズに応じて拡径あるいは縮径することにより、異なるタイヤサイズのタイヤ10に適用できる。
例えば、図10の構成では、スペーサ2が、スペーサ本体21と、セグメント22とから構成される。スペーサ本体21は、樹脂などの可撓性材料から成り、また、間欠部をもつC字形状を有する。また、スペーサ本体21は、その間欠部の両端部を相互に突き合わせて連結できる。セグメント22は、スペーサ本体21の間欠部を補完する部材であり、スペーサ本体21の間欠部に着脱可能に連結できる。スペーサ本体21の間欠部における連結構造としては、例えば、蟻継ぎ構造などの任意の構造を採用できる。
図10(a)の状態では、セグメント22がスペーサ本体21の間欠部に嵌め込まれて、大径かつ環状のスペーサ2が形成される。図10(b)の状態では、セグメント22がスペーサ本体21から取り外され、スペーサ本体21の両端部が相互に連結されて、小径かつ環状のスペーサ2が形成される。これにより、環状構造を有するスペーサ2の径Ro、Riを拡径および縮径できる。
さらに、図10の構成では、周長が異なる複数種類のセグメント22を交換して用いることにより、図10(a)の状態におけるスペーサ2の径Ro、Riを変更できる(図示省略)。また、スペーサ本体21が、周方向に分割可能な構造を有しても良い(図示省略)。これらの構造は、当業者自明の範囲内にて適宜設計変更できる。
図11の構成では、3つのスペーサ2を支持する腕3が、3つの腕本体31と、支持部32とから構成される。3つの腕本体31は、対応するスペーサ2の内径部にそれぞれ連結されてスペーサ2を支持する。支持部32は、これらの腕本体31を放射状に支持する部材であり、腕本体31の長さを変更できる。具体的には、支持部32が、周方向に60°間隔で配置されると共に径方向に放射状に伸びるY字形状の筒状体から成る。また、支持部32が、3つの腕本体31をY字形状の筒状体の開口端部にそれぞれ挿入して支持する。また、支持部32が、固定ボタンを有し、この固定ボタンで腕本体31をそれぞれ係留することにより、腕本体31の位置を固定できる。
図11(a)の状態では、3つの腕本体31が、支持部32から径方向外側に最も突出しており、この位置にて固定ボタンを介して支持部32にそれぞれ固定される。これにより、3つのスペーサ2が大径かつ環状に配置される。図11(b)の状態では、3つの腕本体31が、支持部32に収納されて固定ボタンを介してそれぞれ固定される。これにより、3つのスペーサ2が小径かつ環状に配置される。このように、3つのスペーサ2を径方向に進退させて所定の位置で固定することにより、スペーサ2の径Ro、Riを拡径および縮径できる。
なお、上記した腕本体31に対する支持部32の進退構造および腕本体31と支持部32との固定構造は、当業者自明の範囲内にて適宜設計変更できる。また、図11の構成に限らず、スペーサ2の径Ro、Riを拡径および縮径させるための腕3の可変構造は、当業者自明の範囲内にて適宜設計変更できる。
図12〜図18は、図4に記載したタイヤ配置器具の変形例を示す説明図である。これらの図は、スペーサ2の径方向断面図を示している。
図4の構成では、図12に示すように、スペーサ2が円形断面を有している。しかし、これに限らず、スペーサ2が、三角形断面を有しても良いし(図13参照)、矩形断面を有しても良い(図14参照)。スペーサ2の形状は、当業者自明の範囲内にて適宜選択できる。
一方、図15〜図17の構成では、スペーサ2が、タイヤ10の周面に嵌合する凹部23を有する。かかる構成では、タイヤ配置状態にて、スペーサ2の凹部23とタイヤ10の周面とが嵌合することにより、スペーサ2がタイヤ10に対して安定的に係合する。これにより、スペーサ2とタイヤ10との位置ずれが抑制される。
例えば、図15の構成では、スペーサ2が、円弧状の凹部23をもつ円形断面を有している。また、凹部23が、タイヤ10のビード部16のビードヒールに嵌合可能な位置および大きさを有している。具体的には、スペーサ2が、スペーサ2の径方向外側かつ軸方向の上下の位置に、一対の凹部23、23を有している。また、スペーサ2が、周方向に一様な断面を有することにより、これらの凹部23、23が、スペーサ2の全周に渡って形成されている。また、凹部23が、タイヤ子午線方向の断面視におけるビード部16のビードヒールのプロファイルと略同一の曲率を有している。
かかる構成では、図1および図2のようにタイヤ10が積み上げられて配置されたときに、スペーサ2の凹部23とビード部16のビードヒールとが密着して安定的に係合する。これにより、スペーサ2とタイヤ10との位置ずれが効果的に抑制されて、タイヤ10の荷崩れなどが抑制される。
なお、凹部23は、図15〜図17のように円弧形状を有しても良いし、矩形状や三角形状を有しても良い(図示省略)。
図18の構成では、スペーサ2が、位置をずらして配置された複数段の凹部23を有している。具体的には、スペーサ2が、スペーサ2の径方向外側かつ軸方向の上下の位置に、複数組の凹部23をそれぞれ有している。また、これらの凹部23が、スペーサ2の径方向および軸方向の位置を段階的に変化させて配置されている。また、スペーサ2が周方向に一様な断面を有することにより、これらの凹部23、23がスペーサ2の全周に渡って形成されている。また、凹部23が、ビード部16のビードヒールに嵌合可能な大きさをそれぞれ有している。
かかる構成では、図1および図2のようにタイヤ10が積み上げられて配置されたときに、スペーサ2のいずれかの凹部23とビード部16のビードヒールとが密着して安定的に係合する。これにより、スペーサ2とタイヤ10との位置ずれが効果的に抑制されて、タイヤ10の荷崩れなどが抑制される。また、1つのスペーサ2が、複数段の凹部23を有することにより、相互に異なるタイヤサイズを有する複数種類のタイヤ10に対応できる。具体的には、タイヤサイズに応じてビード部16のビードヒールの位置が変化する場合であっても、スペーサ2がビードヒールの位置に凹部23を有することにより、スペーサ2とビード部16とが安定的に係合する。
図19〜図22は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。これらの図において、図19は、複数のタイヤ10を床面Fに積み重ねて配置した状態を示し、図20は、図19に記載した中間部材4の斜視図を示している。また、図21は、図19に記載したスペーサ2の径方向の拡大断面図を示し、図22は、スペーサ2と中間部材4との組立体の斜視図を示している。
図1の構成では、複数のスペーサ2が相互に独立して配置されている。例えば、低い偏平率を有するタイヤ10では、サイドウォール部15の剛性が高いため、かかるタイヤ配置方法を容易に実現できる。しかしながら、サイドウォール部15の剛性が低い場合には、ビード部16がタイヤ回転軸方向に撓んで、隣り合うタイヤ10、10の間隔を適正に確保できない可能性もある。
この点において、図19の構成では、タイヤ配置器具1が、隣り合うスペーサ2、2の間に介在して隣り合うスペーサ2、2の配置間隔を保持する中間部材4を備える。これにより、隣り合うタイヤ10、10の間隔が適正に確保されて、サイドウォール部15(特に、装飾部18)の擦れや変形が抑制される。
中間部材4は、大きく変形あるいは座屈しない程度の適正な剛性を有する限り、任意の材質および形状を採用できる。例えば、図19の構成では、図20に示すように、中間部材4が、樹脂製、金属製あるいは紙製の単純な円筒部材から構成されている。
中間部材4の高さHmは、タイヤ配置状態にてビード部16の撓みを除外したときの隣り合うスペーサ2、2の配置間隔を基準として適宜設定される。中間部材4の高さHmは、中間部材4とスペーサ2、2との組み立て構造により変動するが、概ね、無負荷状態におけるタイヤ断面幅SWに近い大きさとなる。
中間部材4の外径Rmは、タイヤ内径よりも小さく、且つ、隣り合うスペーサ2、2の間に介在できる大きさを有することを要する。
中間部材4とスペーサ2とは、相互に連結可能な構造を有する。例えば、図19の構成では、図21に示すように、スペーサ2が、径方向内側かつ軸方向の上下に、ザグリ部24、24をそれぞれ有している。また、これらのザグリ部24、24が、中間部材4の外径と略同一の内径を有している。そして、中間部材4の端部がスペーサ2のザグリ部24に挿入されて嵌合することにより、中間部材4とスペーサ2とが相互に連結可能となっている。
図19の構成では、1つのスペーサ2が、隣り合うタイヤ10、10の間にそれぞれ挟み込まれて配置され、また、1つの中間部材4が、タイヤ10の内部に挿入されて、隣り合うスペーサ2、2の間にそれぞれ挟み込まれて配置される。また、複数組のスペーサ2および中間部材4がタイヤ回転軸Oに沿って交互に配置されることにより、柱状のタイヤ配置器具1が構成されている。
具体的には、まず、図22に示すように、1つ目のスペーサ2が床面Fに配置され、このスペーサ2の上部に、1つ目の中間部材4が配置される。このとき、中間部材4の端部がスペーサ2のザグリ部24に嵌合して(図21参照)、中間部材4とスペーサ2とが径方向に位置決めされる。次に、1つ目のタイヤ10が、上方から中間部材4に嵌め合わされてスペーサ2の上部に載せ置かれる。すると、タイヤ10のビード部16とスペーサ2とが係合して、タイヤ10がスペーサ2に支持される。これにより、タイヤ10が床面Fから離間した状態で支持される。次に、2つ目のスペーサ2が、中間部材4の上端部に嵌め込まれ、このスペーサ2の上部に、2つ目の中間部材4が嵌め込まれる。次に、2つ目のタイヤ10が、上方から2つ目の中間部材4に嵌め合わされて、2つ目のスペーサ2の上部に載せ置かれる。すると、2つ目のタイヤ10のビード部16と2つ目のスペーサ2とが係合して、タイヤ10がスペーサ2に支持される。これにより、1つ目のタイヤ10と2つ目のタイヤ10とが相互に離間した状態で支持される。そして、スペーサ2、中間部材4およびタイヤ10が、タイヤ回転軸方向に順次積み上げられて配置される。その結果、スペーサ2と中間部材4とが交互に連結されて、柱状のタイヤ配置器具1が構成される。
かかる構成では、中間部材4が、隣り合うスペーサ2、2の間に介在して、隣り合うスペーサ2、2の配置間隔を保持する。これにより、隣り合うタイヤ10、10の間隔およびタイヤ10と床面Fとの間隔が適正に確保されて、サイドウォール部15(特に、装飾部18)の擦れや変形が抑制される。さらに、スペーサ2と中間部材4とが相互に嵌合することにより(図21参照)、スペーサ2および中間部材4から成るタイヤ配置器具1の構造上の強度が増加する。これにより、タイヤ10の荷崩れが抑制される。
なお、上記の構成では、スペーサ2と中間部材4とが相互に独立した部材から成り、スペーサ2と中間部材4とが嵌合することにより、スペーサ2と中間部材4との組立体(図22参照)が構成されている。
しかし、これに限らず、1つのスペーサ2と1つの中間部材4とが、一体構造を有しても良い。例えば、1つのスペーサ2と1つの中間部材4とが、図22の状態で、当初から一体成型されても良い。これにより、スペーサ2と中間部材4との組立体の構造強度が増加する。また、スペーサ2と中間部材4との組立作業を簡略化できる。
図23および図24は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。これらの図において、図23は、複数のタイヤ10を床面Fに縦積みしたときのタイヤ回転軸の断面図を示している。図24は、図23におけるタイヤ10とタイヤ配置器具1とのタイヤ径方向の位置関係を示している。これらの図において、図1に記載した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図1および図2の構成では、スペーサ2が、タイヤ最大幅位置Pよりも径方向内側に配置され、タイヤ10のビード部16に係合してタイヤ10を支持している。
これに対して、図23および図24の構成では、スペーサ2が、タイヤ最大幅位置Pよりも径方向外側に配置され、タイヤ10のショルダー部17に係合してタイヤ10を支持する。具体的には、スペーサ2の内径Ri(図4参照)と、タイヤ最大幅位置Pにおけるタイヤ径R1(図3参照)とが、R1<Riの関係を有する。また、スペーサ2の内径Riは、スペーサ2がショルダー部17に係合できるように、タイヤ外径R5(図3参照)に対してRi<R5となる範囲で適宜設定される。かかる構成としても、隣り合うタイヤ10、10の間隔およびタイヤ10と床面Fとの間隔を適正に確保できる。
装飾部18の外径R4は、装飾部18の配置領域におけるタイヤ径方向の最も外側の点を基準として、測定される(図3参照)。
タイヤ外径R5は、無負荷状態におけるタイヤ単体にて、タイヤ赤道面CL上の外径として測定される。
例えば、図23の構成では、スペーサ2の内径Ri(図4参照)と、装飾部18の外径R4およびタイヤ外径R5(図3参照)とが、R4<Ri<R5の関係を有している。また、スペーサ2の外径Ro(図4参照)が、タイヤ外径R5よりもやや大きい。また、スペーサ2の断面高さH(図5参照)が、隣り合うタイヤ10、10を離間させ得る適正な大きさに設定されている。
また、複数のタイヤ10が、タイヤ回転軸Oを鉛直方向に向けつつ、床面Fに一列に積み上げられて配置されている。また、1つのスペーサ2が、隣り合うタイヤ10、10の間およびタイヤ10と床面Fとの間にそれぞれ挟み込まれて配置されている。また、複数組のタイヤ10とスペーサ2とが、交互に配置されている。
具体的には、まず、1つ目のスペーサ2が床面Fに配置され、このスペーサ2の上部に、1つ目のタイヤ10が軸を揃えて載せ置かれる。すると、タイヤ10のショルダー部17とスペーサ2とが係合して、タイヤ10がスペーサ2に支持される。これにより、タイヤ10が床面Fから離間した状態で支持される。次に、2つ目のスペーサ2が、1つ目のタイヤ10の上部に軸を揃えて配置される(図24参照)。次に、2つ目のタイヤ10が、2つ目のスペーサ2の上部に載せ置かれる。すると、2つ目のタイヤ10のショルダー部17と2つ目のスペーサ2とが係合して、タイヤ10がスペーサ2に支持される。これにより、1つ目のタイヤ10と2つ目のタイヤ10とが相互に離間した状態で支持される。そして、複数組のスペーサ2およびタイヤ10が、タイヤ回転軸方向に交互かつ一列に積み重ねられて配置される。これにより、サイドウォール部15にある装飾部18と、隣り合うタイヤ10あるいは床面Fとが非接触となるように、複数のタイヤ10が配置される。
図25〜図27は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。これらの図において、図25および図26は、タイヤ10とタイヤ配置器具1とのタイヤ径方向の位置関係を示している。また、図27は、スペーサ2の径方向断面図を示している。
図23の構成では、図24に示すように、スペーサ2が、図4および図5に示す円環構造を有し、単体でタイヤ10に配置されている。かかる構成では、タイヤ配置状態にて、スペーサ2とタイヤ10の装飾部18とが交差しないようにスペーサ2を配置できるので、スペーサ2と装飾部18との接触による装飾部18の擦れや変形を抑制できる点で好ましい。
しかし、これに限らず、スペーサ2が、図6〜図9に示す構成を有しても良い。かかる場合には、図25および図26に示すように、スペーサ2とタイヤ10の装飾部18とが平面的に交差し得る。そこで、スペーサ2の断面高さH(図5参照)を適正に確保することにより、スペーサ2と装飾部18との間隔を適正に確保することが好ましい。
また、図23の構成では、図27に示すように、スペーサ2が、タイヤ10の周面に嵌合する凹部23を有することが好ましい。かかる構成では、タイヤ配置状態にて、スペーサ2の凹部23とタイヤ10の周面とが嵌合することにより、スペーサ2がタイヤ10に対して安定的に係合する。これにより、スペーサ2とタイヤ10との位置ずれが抑制される。
例えば、図27の構成では、スペーサ2が、円弧状の凹部23をもつ円形断面を有している。また、凹部23が、タイヤ10のショルダー部17の非接地領域に嵌合可能な位置および大きさを有している。具体的には、スペーサ2が、スペーサ2の径方向外側かつ軸方向の上下の位置に、一対の凹部23、23を有している。また、スペーサ2が、周方向に一様な断面を有することにより、これらの凹部23、23が、スペーサ2の全周に渡って形成されている。また、凹部23が、タイヤ子午線方向の断面視におけるショルダー部17のプロファイルと略同一の曲率を有している。
かかる構成では、図1および図2のようにタイヤ10が積み上げられたときに、スペーサ2の凹部23とビード部16のビードヒールとが密着して安定的に係合する。これにより、スペーサ2とタイヤ10との位置ずれが効果的に抑制されて、タイヤ10の荷崩れなどが抑制される。
図28および図29は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。これらの図において、図28は、複数のタイヤ10を床面Fに縦積みしたときのタイヤ回転軸の断面図を示している。図29は、図28におけるタイヤ10とタイヤ配置器具1とのタイヤ径方向の位置関係を示している。これらの図において、図1に記載した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図1の構成では、複数のスペーサ2が相互に独立して配置されている。例えば、大きなタイヤサイズを有するタイヤ10では、複数のタイヤ10を鉛直方向に積み上げて配置した場合であっても、荷崩れが生じ難い。しかしながら、小さなタイヤサイズを有するタイヤ10では、タイヤ10の積み上げ状態が不安定となり、荷崩れが生じる可能性もある。
この点において、図28および図29の構成では、タイヤ配置器具1が、複数のスペーサ2を支持する支柱5を備える。これにより、タイヤ10の荷崩れが抑制される。
支柱5は、柱状部材から成り、隣り合うスペーサ2の相対変位を拘束する。支柱5の形状、材質、大きさなどは、特に限定がないが、軽量かつ十分な剛性を有し、タイヤ配置時にて取り扱い容易なものが好ましい。
例えば、図28および図29の構成では、支柱5が、金属製であり、小径かつ長尺な円形断面の棒状部材から構成されている。また、4本の支柱5が用いられる。また、スペーサ2が、支柱5を保持するための4つの保持部25を有している。これらの保持部25は、例えば、短尺な円管部材であり、長手方向をスペーサ2の軸方向に向けつつ、スペーサ2の内周面に固定設置あるいは一体成形されている。
また、複数のタイヤ10が、タイヤ回転軸Oを鉛直方向に向けつつ、床面Fに一列に積み上げられて配置されている。また、1つのスペーサ2が、隣り合うタイヤ10、10の間およびタイヤ10と床面Fとの間にそれぞれ挟み込まれて配置されている。また、複数組のタイヤ10とスペーサ2とが、交互に配置されている。また、合計4本の支柱5が、各スペーサ2の保持部25にそれぞれ挿通されて、各スペーサ2を支持している。これにより、隣り合うスペーサ2の径方向への相対変位が支柱5により拘束されている。
図30〜図33は、図28に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。これらの図は、タイヤ10とタイヤ配置器具1とのタイヤ径方向の位置関係を示している。
図28および図29の構成では、スペーサ2が、円環構造を有し、タイヤ10のビード部16に係合してタイヤ10を支持している。また、支柱5を保持するための保持部25が、スペーサ2の内周面に配置されている。
しかし、これに限らず、図30に示すように、スペーサ2が、円環構造を有し、タイヤ10のショルダー部17に係合してタイヤ10を支持しても良い。かかる場合には、支柱5を保持するための保持部25が、スペーサ2の外周面に配置される。
また、図31〜図33に示すように、タイヤ配置器具1が、所定間隔をあけて環状に配置された複数のスペーサ2と、これらのスペーサ2を支持する腕3とを備える構造を有しても良い。また、かかる構成において、図31に示すように、複数のスペーサ2がタイヤ10のビード部16に係合してタイヤ10を支持しても良いし、図32および図33に示すように、複数のスペーサ2がタイヤ10のショルダー部17に係合してタイヤ10を支持しても良い。このとき、図32に示すように、支柱5を保持するための保持部25が、スペーサ2の外周面に配置されても良いし、図31および図33に示すように、腕3が、支柱5を保持するための保持部33を有しても良い。例えば、図31および図33の構成では、腕3の中心に腕3を軸方向に貫通する孔が保持部33として設けられ、支柱5がこの孔に挿通されて保持される。
図34および図35は、図1に記載したタイヤ配置方法の変形例を示す説明図である。これらの図は、複数組のタイヤ・ホイール組立体10、100を床面Fに縦積みしたときのタイヤ回転軸の断面図を示している。
図1の構成では、単体のタイヤ10が複数配置されている。このため、隣り合う単体のタイヤ10、10の間にスペーサ2が挟み込まれて配置されて挿間部材として用いられている。
しかし、これに限らず、図34および図35に示すように、複数組のタイヤ・ホイールの組立体10、100をタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置する構成では、スペーサ2が、隣り合うタイヤ・ホイール組立体の間あるいはタイヤ・ホイール組立体と周辺部材との間に挟み込まれて配置されても良い。かかる場合においても、図1の場合と同様に、スペーサ2が、タイヤ10の装飾部18に対して非接触状態で配置され、タイヤ10の装飾部18と他のタイヤ・ホイール組立体あるいは周辺部材とを離間させる挿間部材として用いられる。これにより、タイヤ10の装飾部18の擦れや変形を抑制できる。
上記のように、図1の構成では、小径のスペーサ2のみが使用されて、隣り合うタイヤ10、10のビード16、16に挟み込まれて配置されている。一方で、図23の構成では、大径のスペーサ2のみが使用されて、隣り合うタイヤ10、10のショルダー部17、17に挟み込まれて配置されている。これらの構成では、スペーサ2の種類を小径あるいは大径のいずれか一方に統一できる点で好ましい。
しかし、これに限らず、小径のスペーサ2(図1)と大径のスペーサ2(図23)とが混在して使用されても良い(図示省略)。また、同様の観点から、複数種類のスペーサ2、例えば、図4のような環状のスペーサ2と、図6あるいは図8のような腕3を有するスペーサ2とが混在して使用されても良い。
[効果]
以上説明したように、このタイヤ配置器具1は、サイドウォール部15に装飾部18を有する複数のタイヤ10をタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置するために用いられる(図1、図2、図23および図24参照)。タイヤ配置器具1は、スペーサ2を備える。スペーサ2は、隣り合うタイヤ10、10の間あるいはタイヤ10と周辺部材(図1および図23では、床面F)との間に挟み込まれると共に装飾部18に対して非接触状態で配置されて、1つのタイヤ10の装飾部18と他のタイヤ10あるいは周辺部材とを離間させる。
かかる構成では、複数のタイヤ10が一列に配置されたときに、スペーサ2が、1つのタイヤ10の装飾部18と、他のタイヤ10あるいは周辺部材とを離間させる。これにより、装飾部18の擦れや変形が抑制されて、タイヤ10の外観上の不具合が抑制される利点がある。
また、このタイヤ配置器具1は、隣り合うスペーサ2、2の間に介在して隣り合うスペーサ2、2の配置間隔を保持する中間部材4を備える(図19〜図21参照)。かかる構成では、中間部材4が隣り合うスペーサ2、2の配置間隔を保持するので、例えば、タイヤ10が撓んで変形したときに、タイヤ10の装飾部18が他のタイヤ10に接触する事態が抑制される利点がある。
また、このタイヤ配置器具1では、1つのスペーサ2と、1つの中間部材4とが一体構造を有する(図22参照)。これにより、スペーサ2と中間部材4との組み立て作業が容易化される利点がある。
また、このタイヤ配置器具1は、タイヤ10に対して着脱可能な構造を備える(図示省略)。かかる構成では、タイヤ配置器具1をタイヤ10に装着することにより、タイヤ10の配置状態を安定的に維持できる。これにより、配置されたタイヤ10の荷崩れを抑制できる利点がある。特に、タイヤ10を水平方向に並べて配置するときに、スペーサ2の落下を抑制できる点で好ましい。
また、このタイヤ配置器具1では、スペーサ2の外径Ro(図4参照)と、タイヤ最大幅位置Pにおけるタイヤ径R1(図3参照)とが、Ro<R1の関係を有する。これにより、スペーサ2をタイヤ最大幅位置Pよりもタイヤ径方向内側に配置できる利点がある(図1および図2参照)。
また、このタイヤ配置器具1では、スペーサの外径Ro(図4参照)と、装飾部18の内径R2(図3参照)とが、Ro<R2の関係を有する。これにより、スペーサ2と装飾部18との干渉を抑制しつつ、スペーサ2をタイヤ最大幅位置Pよりもタイヤ径方向内側に配置できる利点がある(図1および図2参照)。
また、このタイヤ配置器具1では、スペーサ2の外径Ro(図4参照)と、タイヤ10のビードコア11の径R3(図3参照)とが、R3<Roの関係を有する。これにより、スペーサ2がタイヤ内部に脱落する事態を抑制できる利点がある。
また、このタイヤ配置器具1は、スペーサ2の内径Ri(図4参照)と、タイヤ最大幅位置Pにおけるタイヤ径R1(図3参照)とが、R1<Riの関係を有する。これにより、スペーサ2をタイヤ最大幅位置Pよりもタイヤ径方向外側に配置できる利点がある(図23および図24参照)。
また、このタイヤ配置器具1では、スペーサ2の内径Ri(図4参照)と、装飾部18の外径R4(図3参照)とが、R4<Riの関係を有する。これにより、スペーサ2と装飾部18との干渉を抑制しつつ、スペーサ2をタイヤ最大幅位置Pよりもタイヤ径方向外側に配置できる利点がある(図23および図24参照)。
また、このタイヤ配置器具1では、スペーサ2が、環状構造を有する(図4および図5参照)。これにより、スペーサ2とタイヤ10との接触面積が増加して、スペーサ2がタイヤ10を安定的に支持できる利点がある。また、円盤形状を有するスペーサ(図示省略)と比較して、スペーサ2を軽量化できる利点がある。
また、このタイヤ配置器具1では、所定間隔をあけて環状に配置された複数のスペーサ2と、これらのスペーサ2を支持する腕3とを備える(図6および図7参照)。これにより、スペーサ2を軽量化できる利点がある。
また、このタイヤ配置器具1では、スペーサ2が、外径Roおよび内径Riを拡大および縮小できる構造を有する(図10および図11参照)。これにより、異なるタイヤサイズを有する複数種類のタイヤ10に対してスペーサ2を配置できる利点がある。
また、このタイヤ配置器具1では、スペーサ2が、タイヤ10の周面に嵌合する凹部23を有する(図15〜図17および図27参照)。かかる構成では、タイヤ配置状態にて、スペーサ2の凹部23とタイヤ10の周面とが嵌合することにより、スペーサ2とタイヤ10とが精度良く位置決めされる利点がある。また、タイヤ10が積み上げられて配置される構成(図1および図23参照)では、スペーサ2がタイヤ10を安定的に支持するので、タイヤ10の荷崩れを効果的に抑制できる利点がある。
また、このタイヤ配置器具1は、複数のスペーサ2を支持する支柱5を備える(図28および図29)。これにより、複数のスペーサ2の相対変位が抑制されるので、タイヤ10の荷崩れが効果的に抑制される利点がある。かかる構成は、特に、タイヤ10を積み上げて配置するときに有益である。
また、このタイヤ配置器具1では、スペーサ2が、金属製または樹脂製である。これにより、スペーサ2の変形を抑制できる利点がある。
また、このタイヤ配置器具1は、サイドウォール部15に装飾部を有するタイヤ10およびホイールから成る複数のタイヤ・ホイール組立体をタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置するために用いられる(図示省略)。また、タイヤ配置器具1は、スペーサ2を備える。スペーサ2は、隣り合うタイヤ・ホイール組立体の間あるいはタイヤ・ホイール組立体と周辺部材との間に挟み込まれると共に装飾部18に対して非接触状態で配置されて、1つのタイヤ・ホイール組立体の装飾部と他のタイヤ・ホイール組立体あるいは周辺部材とを離間させる。
かかる構成では、複数のタイヤ・ホイール組立体が一列に配置されたときに、スペーサ2が、1つのタイヤ・ホイール組立体の装飾部18と、他のタイヤ・ホイール組立体あるいは周辺部材とを離間させる。これにより、装飾部18の擦れや変形が抑制されて、タイヤ配置状態におけるタイヤ10の外観上の不具合が抑制される利点がある。
また、このタイヤ配置方法は、上記のタイヤ配置器具1を用いる(図1、図2、図23および図24参照)。これにより、タイヤ10の装飾部18の擦れや変形が抑制されて、タイヤ配置状態におけるタイヤ10の外観上の不具合が抑制される利点がある。
また、このタイヤ配置方法では、複数の前記タイヤと複数の前記スペーサとがタイヤ回転軸方向に交互に配置される(図1、図2、図23および図24参照)。これにより、複数のタイヤ10を相互に離間させて配置できる利点がある。
図36は、この発明の実施の形態にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。図37は、従来例のタイヤ配置方法を示す説明図である。
この性能試験では、サイドウォール部の所定の領域に装飾部(着色部あるいはフィン)有する複数種類のタイヤについて、4本のタイヤ単体をタイヤ回転軸を揃えて積み重ねて配置したときの装飾部の外観上の不具合が観察される。そして、4本のタイヤに生じた不具合箇所の合計数が測定されて、評価が行われる。この評価は、数値が少ないほど好ましい。なお、各タイヤのタイヤサイズは、195/65R15 91Hである。
(1)タイヤの装飾部が着色部である場合には、性能試験が以下のように行われる。まず、4本のタイヤ単体が、タイヤ回転軸を揃えて台車に鉛直方向に積み上げられて配置される。そして、台車が、100mの所定経路を10回移動する。その後に、装飾部の外観上の不具合(特に、着色部の擦れ)が観察される。
(2)タイヤの装飾部がフィンである場合には、性能試験が以下のように行われる。まず、4本のタイヤ単体が、タイヤ回転軸を揃えて平坦な床面に鉛直方向に積み上げられて配置される。そして、7日間放置して保管した後に、装飾部の外観上の不具合(特に、フィンの変形)が観察される。
実施例1、2のタイヤは、着色部をサイドウォール部に有し、実施例3、4のタイヤは、フィンをサイドウォール部に有する。また、実施例1、3では、4本のタイヤ単体が、図1および図2に示す態様で台車の床面Fに積み上げられて配置される。実施例2、4では、4本のタイヤ単体が、図23および図24に示す態様で倉庫の床面Fに積み上げられて配置される。また、タイヤ配置器具1は、図4および図5に示す円環構造のスペーサ2のみから構成される。
従来例1のタイヤは、着色部をサイドウォール部に有し、従来例2のタイヤは、フィンをサイドウォール部に有する。従来例1、2では、4本のタイヤ単体が、タイヤ配置器具1を用いることなく、直接床面に積み上げられて配置される。このため、図37に示すように、隣り合うタイヤがサイドウォール部を相互に接触させて配置される。
試験結果に示すように、実施例1〜4のタイヤ配置方法では、装飾部に不具合箇所が発生しないことが分かる。
1:タイヤ配置器具、2:スペーサ、21:スペーサ本体、22:セグメント、23:凹部、24:ザグリ部、25:保持部、3:腕、31:腕本体、32:支持部、33:保持部、4:中間部材、5:支柱、10:タイヤ、11:ビードコア、12:カーカス層、13:ベルト層、131、132:ベルトプライ、14:トレッド部、15:サイドウォール、16:ビード部、17:ショルダー部、18:装飾部、100:ホイール

Claims (18)

  1. サイドウォール部に装飾部を有する複数のタイヤをタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置するためのタイヤ配置器具であって、
    隣り合う前記タイヤの間あるいは前記タイヤと周辺部材との間に挟み込まれると共に前記装飾部に対して非接触状態で配置されて、1つの前記タイヤの前記装飾部と他の前記タイヤあるいは前記周辺部材とを離間させるスペーサを備えることを特徴とするタイヤ配置器具。
  2. 前記タイヤに対して着脱可能な構造を備える請求項1に記載のタイヤ配置器具。
  3. 前記スペーサの外径Roと、前記タイヤ最大幅位置におけるタイヤ径R1とが、Ro<R1の関係を有する請求項1または2に記載のタイヤ配置器具。
  4. 前記スペーサの外径Roと、前記装飾部の内径R2とが、Ro<R2の関係を有する請求項1〜3のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  5. 前記スペーサの外径Roと、前記タイヤのビードコアの径R3とが、R3<Roの関係を有する請求項1〜4のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  6. 前記スペーサの内径Riと、前記タイヤ最大幅位置におけるタイヤ径R1とが、R1<Riの関係を有する請求項1または2に記載のタイヤ配置器具。
  7. 前記スペーサの内径Riと、前記装飾部の外径R4とが、R4<Riの関係を有する請求項1、2および6のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  8. 前記スペーサが、環状構造を有する請求項1〜7のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  9. 所定間隔をあけて環状に配置された複数の前記スペーサと、前記スペーサを支持する腕とを備える請求項1〜8のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  10. 前記スペーサが、外径Roおよび内径Riを拡大および縮小できる構造を有する請求項1〜9のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  11. 前記スペーサが、前記タイヤの周面に嵌合する凹部を有する請求項1〜10のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  12. 複数の前記スペーサを支持する支柱を備える請求項1〜11のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  13. 前記スペーサが、金属製または樹脂製である請求項1〜12のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  14. 隣り合う前記スペーサの間に介在して前記隣り合うスペーサの配置間隔を保持する中間部材を備える請求項1〜13のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具。
  15. 1つの前記スペーサと、1つの前記中間部材とが一体構造を有する請求項14に記載のタイヤ配置器具。
  16. サイドウォール部に装飾部を有するタイヤおよびホイールから成る複数のタイヤ・ホイール組立体をタイヤ回転軸方向に一列に並べて配置するためのタイヤ配置器具であって、
    隣り合う前記タイヤ・ホイール組立体の間あるいは前記タイヤ・ホイール組立体と周辺部材との間に挟み込まれると共に前記装飾部に対して非接触状態で配置されて、1つの前記タイヤ・ホイール組立体の前記装飾部と他の前記タイヤ・ホイール組立体あるいは前記周辺部材とを離間させるスペーサを備えることを特徴とするタイヤ配置器具。
  17. 請求項1〜16のいずれか一つに記載のタイヤ配置器具を用いることを特徴とするタイヤ配置方法。
  18. 複数の前記タイヤと複数の前記スペーサとがタイヤ回転軸方向に交互に配置される請求項17に記載のタイヤ配置方法。
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