JP2015110382A - 車輪駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で高トルクを出力可能な車輪駆動装置を提供する。
【解決手段】車輪駆動装置1は、モータ2と、モータ2の回転を減速して出力する減速機3とを備える。減速機3は、モータ2の回転軸33と同軸上に配置される太陽歯車41と、太陽歯車41に噛合するとともに周方向に間隔を空けて配置される複数の遊星歯車42と、各遊星歯車42を該遊星歯車42の中心周りで回転可能に支持するキャリヤ43と、各遊星歯車42と噛合する内歯車44とを備える。内歯車44の内方側端部には、径方向外側に延出された第1リム部74が形成され、内歯車44の外方側端部には、径方向外側に延出された第2リム部75が形成される。そして、タイヤ5は、その内周縁部が第1及び第2リム部74,75によって支持されることで、内歯車44の外周に装着される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車輪駆動装置に関する。
従来、車輪を駆動する車輪駆動装置として、タイヤが装着されるホイールの内側に減速機及びモータ(インホイールモータ)を搭載したものがある。こうした車輪駆動装置では、その小型化及び高トルク化が要求されるため、減速機には小型で大きな減速比を得ることのできる遊星歯車機構等が多く用いられている。例えば特許文献1の車輪駆動装置では、内歯車がハウジング内に固定されるとともに、キャリヤがホイールと一体回転可能に連結されており、モータの回転は内歯車と外歯車との歯数差に応じて減速されてキャリヤからホイールに出力(伝達)される。
特開2013−148198号公報
ところで、近年、車輪駆動装置においては、より一層の小型化及び高トルク化が要求されるようになってきている。そのため、上記特許文献1のように遊星歯車機構を用いて減速機を構成してもなお、要求される水準に達しているとは言い切れず、更なる改善が求められていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、小型で高トルクを出力可能な車輪駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決する車輪駆動装置は、モータと、前記モータの回転を減速する減速機とを備えたものにおいて、前記減速機は、前記モータの回転軸と同軸上に配置され、該モータの駆動により回転する内歯車を備え、前記内歯車の外周には、タイヤを装着するためのリム部が設けられたことを要旨とする。
上記構成によれば、内歯車の外周にタイヤが装着可能であるため、内歯車がホイールとしても機能することになる。そのため、ホイールの内周にハウジングを配置するとともに該ハウジングの内周に内歯車を設ける場合に比べ、内歯車を大径化することができる。これにより、車輪(ホイール)を大径化せずに、内歯車の歯数を増やして減速比を大きくすることができる。一方、モータ自体の出力を大きくする場合には、モータの大型化が避け難い。この点、上記構成では、モータがホイールとなる内歯車と同軸上に配置されるため、モータが大型化しても、該モータが車輪からはみ出し難くなる。したがって、装置全体の大型化を抑制しつつ、最大出力の大きな大型のモータを用いるとともに減速機の減速比を大きくすることができ、小型で高いトルクが出力可能となる。
上記車輪駆動装置において、前記減速機は、転がり軸受を介して前記内歯車を内周側から回転可能に支持する支持部材と、前記支持部材に固定され、前記転がり軸受の内輪を前記モータと反対側から押さえ付ける押さえ部材とを備え、前記内歯車の内周には、前記転がり軸受の外輪が前記モータと反対側から当接する凸部が形成され、前記内歯車は、前記押さえ部材によって前記転がり軸受を介して前記モータ側に押さえ付けられた状態で前記支持部材に対して回転可能に支持されることが好ましい。
上記構成によれば、例えばタイヤ交換等を行う際には、押さえ部材を支持部材から取り外すことで、減速機を構成する他の歯車から内歯車を取り外せるようになる。このとき、転がり軸受の外輪が内歯車の凸部に引っ掛かることで、内歯車には転がり軸受が組み付けられた状態となる。そのため、内歯車を減速機に取り付ける際には、転がり軸受の内輪を支持部材に嵌合させることで、内歯車がモータの回転軸と同軸上に配置されるように該内歯車の位置合わせを行うことができ、内歯車を容易に着脱できる。
本発明によれば、小型で高いトルクを出力できる。
車輪駆動装置の断面図。 (a)〜(c)は車輪駆動装置に内歯車を着脱する様子を示す模式図。
以下、車輪駆動装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車輪駆動装置1は、モータ2と、モータ2の回転を減速して出力する減速機3とを備えており、減速機3を構成する内歯車44の外周にタイヤ5を装着してなる車輪6を駆動するものである。なお、車輪駆動装置1は、モータ2が車両幅方向の内方側に配置されるとともに、減速機3が外方側に配置されるように車両(図示略)に搭載される。そのため、以下の説明では、図1におけるモータ2が配置された左側を内方側とし、減速機3が配置された右側を外方側とする。
先ず、モータの構成について説明する。
モータ2には、ブラシレスモータが採用されている。モータ2は、モータケース11と、モータケース11の内周に固定されたステータ12と、ステータ12の内周側に回転可能に配置されたロータ13とを備えている。
詳しくは、モータケース11は、有底円筒状のケース本体21と、ケース本体21の開口端に固定された円板状のカバー22とを備えている。ケース本体21の底部23の中央には、軸方向に貫通した貫通孔24が形成されている。カバー22の中央には、外方側に凹んだ凹部25が形成されるとともに、凹部25の中央には、軸方向に貫通した貫通孔26が形成されている。また、カバー22の外周縁部には、外方側に突出する円筒状の嵌合筒部27が形成されている。そして、カバー22は、嵌合筒部27がケース本体21の筒状部28に嵌合した状態で、ボルト29によりケース本体21に固定されている。なお、嵌合筒部27と筒状部28との間には、Oリング等のシール部材30が介在されており、これら嵌合筒部27と筒状部28との間がシールされている。
ステータ12は、筒状部28の内周に固定された円環状のステータコア31と、ステータコア31のティースに設けられたコイル32とを備えている。ロータ13は、丸棒状の回転軸33と、回転軸33の外周に固定された円柱状のロータコア34と、ロータコア34の外周に固定された複数の永久磁石35とを備えている。回転軸33の外方側端部には、セレーション嵌合等により一体回転可能に円筒状のジョイント部材36が連結されている。そして、回転軸33の外方側端部は、ケース本体21の貫通孔24に設けられた軸受37によりジョイント部材36を介してモータケース11に対して回転可能に支持されるとともに、回転軸33の内方側端部は、カバー22の貫通孔26に設けられた軸受38によりモータケース11に対して回転可能に支持されている。
また、モータ2は、ロータ13の回転角を検出するレゾルバ15と、配線基板16とを備えている。配線基板16には、レゾルバ15及びステータ12のコイル32を外部の制御装置(図示略)に接続するための各種配線が形成されている。なお、レゾルバ15は、カバー22の凹部25内に収容され、配線基板16は、モータケース11内における凹部25の外周側に設けられている。
次に、減速機の構成について説明する。
減速機3には、遊星歯車機構が採用されている。減速機3は、モータ2の回転軸33と同軸上に配置される太陽歯車41と、太陽歯車41に噛合するとともに周方向に間隔を空けて配置される複数の遊星歯車42と、各遊星歯車42を該遊星歯車42の中心周りで回転可能に支持するキャリヤ43と、各遊星歯車42と噛合する内歯車44とを備えている。また、減速機3は、キャリヤ43に固定されて内歯車44の離脱を規制する押さえ部材45と、内歯車44に固定される支持リング46と、支持リング46に固定されて内歯車44の内部への異物の侵入を抑制するホイールキャップ47とを備えている。
詳しくは、キャリヤ43は、内方側に配置された円板状の第1プレート51と、外方側に配置された円板状の第2プレート52と、第1プレート51と第2プレート52との間に周方向に間隔を空けて配置される複数の支柱53とを備えている。
第1プレート51の中央には、軸方向に貫通した貫通孔54が形成されている。また、第1プレート51の内方側端部には、径方向外側に延出された円環状のフランジ部55が形成されるとともに、フランジ部55の外周縁部には、内方側に延出された円筒状の収容筒部56が形成されている。収容筒部56内には、モータケース11の筒状部28が嵌合する態様で収容されており、ボルト57によってモータ2が第1プレート51に固定されている。なお、筒状部28と収容筒部56との間には、Oリング等のシール部材58が介在されており、これら筒状部28と収容筒部56との間がシールされている。また、収容筒部56の開口端には、径方向外側に延出された取付部59が形成されており、車輪駆動装置1は、取付部59がボルト等により車体(ともに図示略)に締結されることで車両に固定されるようになっている。
第2プレート52は、図示しないボルトにより第1プレート51に固定されている。第2プレート52の中央には、内方側に開口する丸穴状の支持穴61が形成されている。各支柱53は、円柱状に形成されている。そして、各支柱53は、太陽歯車41を中心とする同心円上に配置されており、その内方側端部が第1プレート51に固定され、その外方側端部が第2プレート52に固定されている。
押さえ部材45は、第2プレート52よりも大きな外径を有する円板状に形成されている。そして、押さえ部材45は、ボルト62によって第2プレート52の外方側の側面に該第2プレート52と同軸上で固定されている。これにより、押さえ部材45の外周縁部は、第2プレート52の外周面よりも径方向外側に突出している。
太陽歯車41は、丸棒状に形成されている。太陽歯車41の軸方向中央部には、径方向外側に突出する複数の外歯41aが形成されている。なお、各外歯41aは、太陽歯車41と一体で形成されていても、別体で形成されていてもよい。太陽歯車41の内方側端部は、上記回転軸33が連結されたジョイント部材36に対してセレーション嵌合等により一体回転可能に連結されている。これにより、太陽歯車41は、回転軸33と同軸上で一体回転可能となっている。そして、太陽歯車41は、第1プレート51の貫通孔54に設けられた軸受65、及び第2プレート52の支持穴61に設けられた軸受66によりキャリヤ43に対して回転可能に支持されている。
各遊星歯車42は、円環状に形成されている。各遊星歯車42には、径方向外側に突出する複数の外歯42aが形成されている。なお、各外歯42aは、遊星歯車42と一体で形成されていても、別体で形成されていてもよい。そして、各遊星歯車42は、キャリヤ43の支柱53の外周に軸受67を介して相対回転可能に支持されており、その外歯42aが太陽歯車41の外歯41aと噛合している。
内歯車44は、円筒状に形成されている。内歯車44の軸方向中央部には、径方向内側に突出して遊星歯車42の外歯42aと噛合する複数の内歯44aが形成されている。なお、各内歯44aは、内歯車44と一体で形成されていても、別体で形成されていてもよい。そして、内歯車44は、各内歯44aの軸方向両側に設けられた転がり軸受(ハブベアリング)71,72により、モータ2の回転軸33と同軸上でキャリヤ43に対して回転可能に支持されている。
より詳しくは、転がり軸受71の外輪71aは、内歯車44の内周に直接嵌合して各内歯44aの内方側端部に当接し、内輪71bは、第1プレート51の外周に嵌合してそのフランジ部55に当接している。転がり軸受72の外輪72aは、内歯車44の内周に直接嵌合して各内歯44aの外方側端部に当接し、内輪72bは、第2プレート52の外周に嵌合して押さえ部材45の外周縁部に当接している。なお、本実施形態の内輪72bの内径は、第2プレート52の外径よりも僅かに大きく設定されており、内輪72bは第2プレート52の外周に隙間嵌めされている。つまり、本実施形態では、第1プレート51が転がり軸受72を介して内歯車44を内周側から回転可能に支持する支持部材に相当し、各内歯44aが凸部に相当する。
これにより、内歯車44は、押さえ部材45によって転がり軸受72を介して外方側(モータ2と反対側)から押さえ付けられる一方、転がり軸受71を介して第1プレート51によって内方側(モータ2側)から支持されており、軸方向に移動して減速機3から離脱することが規制された状態で、キャリヤ43に回転可能に支持されている。すなわち、内歯車44は、転がり軸受71,72によって軸方向両側から挟み込まれることにより軸方向への移動が規制された状態で、該転がり軸受71,72によりキャリヤ43に対して回転可能に支持されている。なお、内歯車44と第1プレート51のフランジ部55との間には、リップシール等のシール部材73が介在されており、これら内歯車44と第1プレート51との間がシールされている。
内歯車44の内方側端部には、径方向外側に延出された第1リム部74が形成され、内歯車44の外方側端部には、径方向外側に延出された第2リム部75が形成されている。第1リム部74は、円環状に形成されるとともに、第1リム部74の外周縁部は、内方側に膨出する断面L字状に湾曲している。第2リム部75は、円環状に形成されるとともに、第2リム部75の外周縁部は、外方側に膨出する断面L字状に湾曲している。そして、タイヤ5は、その内周縁部が第1及び第2リム部74,75のL字状に湾曲した部分に支持されることで、内歯車44の外周に装着されている。つまり、本実施形態では、第1及び第2リム部74,75によりリム部が構成されており、内歯車44は、ホイールとしても機能している。換言すると、本実施形態の車輪駆動装置1では、ホイールの内周に内歯44aが形成され、該ホイールが内歯車44としても機能している。
また、第2リム部75には、タイヤ5に空気を注入するためのタイヤバルブ78が設けられている。なお、タイヤバルブ78は、第2リム部75から径方向内側に延出された後に外方側に折れ曲がったL字状に形成されている。そして、タイヤバルブ78は、その先端部(軸方向に延びた部分)が転がり軸受72の外輪72aよりも径方向内側に突出しないように第2リム部75に設けられている。
支持リング46は、円筒状の固定筒部81、及び固定筒部81の外方側端部から径方向内側に延出された円環状のリング部82を有している。支持リング46は、固定筒部81が第2リム部75の内周に嵌合した状態で、溶接等により内歯車44に固定されている。なお、固定筒部81と第2リム部75との間には、コーキング剤83が充填されており、これら固定筒部81と第2リム部75との間がシールされている。リング部82の内径は、転がり軸受72の外輪72aの外径よりも大きく設定されている。そして、リング部82には、ボルト84によって円板状のホイールキャップ47が固定されており、内歯車44内への異物の侵入が抑制されている。なお、リング部82とホイールキャップ47との間には、円環状のパッキン85が介在されており、これらリング部82とホイールキャップ47との間がシールされている。また、タイヤバルブ78の先端は、支持リング46及びホイールキャップ47に形成された図示しない開口から外部に露出しており、タイヤバルブ78と支持リング46との間は、Oリング等のシール部材86によりシールされている。
このように構成された車輪駆動装置1では、モータ2の駆動により回転軸33から太陽歯車41に回転が入力されると、各遊星歯車42が支柱53周りに自転することで、内歯車44に回転が伝達される。これにより、車輪6は、太陽歯車41に入力された回転を外歯41aと内歯44aとの歯数比に応じて減速した回転数で駆動される。
次に、内歯車の着脱について説明する。
タイヤ交換等を行うために内歯車44を取り外す際には、図2(a)に示すように、先ずボルト84を外してホイールキャップ47を取り外す。続いて、図2(b)に示すように、ボルト62を外して押さえ部材45を取り外す。そして、図2(c)に示すように、内歯車44を減速機3(各遊星歯車42)から取り外す。このとき、転がり軸受72の外輪72aが内歯車44の各内歯44aに引っ掛かることで、内歯車44には転がり軸受72が組み付けられた状態となる。
一方、内歯車44を取り付ける際には、図2(c)に示す状態の減速機3に対して、先ず転がり軸受72の内輪72bを第2プレート52に嵌合させる。これにより、内歯車44がモータ2の回転軸33と同軸上に位置合わせされるため、各内歯44aと各外歯42aとの周方向位置を合わせるのみで内歯車44と各遊星歯車42とを噛合させることが可能になる。そして、内歯車44を各遊星歯車42に噛合させた後に、押さえ部材45をキャリヤ43に固定し、ホイールキャップ47を支持リング46に固定することで、内歯車44の取り付けが完了する。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)内歯車44の外周には、タイヤ5を装着するための第1及び第2リム部74,75を形成し、内歯車44がホイールとしても機能するようにしたため、ホイールの内周にハウジングを配置するとともに該ハウジングの内周に内歯車を設ける場合に比べ、内歯車44を大径化することができる。これにより、車輪6を大径化せずに、内歯車44の歯数を増やして減速比を大きくすることができる。一方、モータ自体の出力を大きくする場合には、モータ2の大型化が避け難い。この点、本実施形態では、モータ2を内歯車44と同軸上に配置するため、モータ2を大型化しても、該モータ2が内歯車44(車輪6)からはみ出し難くなる。したがって、車輪駆動装置1全体の大型化を抑制しつつ、最大出力の大きな大型のモータ2を用いるとともに減速機3の減速比を大きくすることができ、小型で高いトルクが出力可能となる。
(2)内歯車44を減速機3から取り外したときに転がり軸受72が組み付けられた状態となるようにした。そのため、内歯車44を減速機3に取り付ける際には、転がり軸受72の内輪72bをキャリヤ43の第2プレート52に嵌合させることで、内歯車44がモータ2の回転軸33と同軸上に配置されるように位置合わせを行うことができ、内歯車44を容易に着脱できる。
(3)内歯車44をその内周に直接嵌合された転がり軸受71,72により回転可能に支持したため、転がり軸受71,72を大径化でき、例えば車輪6の支持剛性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、内歯車44の内周に転がり軸受71,72を直接嵌合させたが、これに限らず、内歯車44と転がり軸受71,72との間に環状のスペーサ等を設け、転がり軸受71,72がスペーサを介して内歯車44を支持するようにしてもよい。
・上記実施形態では、転がり軸受72の外輪72aが内歯44aに当接するようにしたが、これに限らず、内歯車44の内周に外輪72aが当接する凸部を内歯44aとは別に形成してもよい。
・上記実施形態において、減速機3を、例えば偏心揺動型(ハイポサイクロイド型)の遊星歯車機構や波動歯車機構等、内歯車を有する他の歯車機構を用いて構成してもよい。
次に、上記各実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)前記内歯車は、その内周に直接嵌合された転がり軸受により回転可能に支持されたことを特徴とする車輪駆動装置。上記構成によれば、ホイールとなる内歯車を支持する転がり軸受を大径化できるため、例えば車輪の支持剛性を向上させることができる。
1…車輪駆動装置、2…モータ、3…減速機、5…タイヤ、6…車輪、29,57,62,84…ボルト、33…回転軸、41…太陽歯車、41a,42a…外歯、42…遊星歯車、43…キャリヤ、44…内歯車、44a…内歯(凸部)、45…押さえ部材、46…支持リング、47…ホイールキャップ、52…第2プレート(支持部材)、71,72…転がり軸受、71a,72a…外輪、71b,72b…内輪、74…第1リム部(リム部)、75…第2リム部(リム部)。

Claims (2)

  1. モータと、
    前記モータの回転を減速する減速機とを備えた車輪駆動装置において、
    前記減速機は、前記モータの回転軸と同軸上に配置され、該モータの駆動により回転する内歯車を備え、
    前記内歯車の外周には、タイヤを装着するためのリム部が設けられたことを特徴とする車輪駆動装置。
  2. 請求項1に記載の車輪駆動装置において、
    前記減速機は、
    転がり軸受を介して前記内歯車を内周側から回転可能に支持する支持部材と、
    前記支持部材に固定され、前記転がり軸受の内輪を前記モータと反対側から押さえ付ける押さえ部材とを備え、
    前記内歯車の内周には、前記転がり軸受の外輪が前記モータと反対側から当接する凸部が形成され、
    前記内歯車は、前記押さえ部材によって前記転がり軸受を介して前記モータ側に押さえ付けられた状態で前記支持部材に対して回転可能に支持されたことを特徴とする車輪駆動装置。
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