JP2013181645A - 電気自動車用駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リングギヤのない遊星ギヤ減速機を使用したコンパクトで軽量な電気自動車用駆動装置を得られるようにすることである。
【解決手段】 モータロータ21の内径面に遊星ギヤ減速機12のキャリヤ23を固定し、このキャリヤ23にピニオンピン24によって軸方向に2列のギヤ部22a、22bを有するピニオンギヤ22を回転可能に軸受支持し、このピニオンギヤ22の一方のギヤ部22bと噛み合うサンギヤ33をハウジング15に固定し、ハブユニット14の出力軸13にピニオンギヤ22の他方のギヤ部22aと噛み合う出力ギヤ31を設け、この出力ギヤ31とサンギヤ33の歯数と、ピニオンギヤ22の2列のギヤ部22a、22bの歯数を、モータロータ21の回転が出力軸13に減速されて伝達されるように設定した。
【選択図】図1

Description

この発明は、電動モータを駆動源とした電気自動車用駆動装置に関し、特に、インホイールモータ形式の電気自動車用駆動装置に関するものである。
従来から知られているインホイールモータ形式の電気自動車用駆動装置は、電動モータと、そのモータ出力を入力とする遊星ギヤ減速機と、その遊星ギヤ減速機の減速出力によって回転駆動されるハブユニットにより構成される(特許文献1)。
特許文献1に開示された電気自動車用駆動装置は、電動モータが遊星ギヤ減速機の径方向外側に配置される。遊星ギヤ減速機は、軸方向に2段に配置したものが用いられる。
前記遊星ギヤ減速機の基本的な構成は、入力軸にサンギヤが同軸状態に設けられ、そのサンギヤの周りにリングギヤが同軸状態に固定される。前記サンギヤとリングギヤの間に複数のピニオンギヤが介在され、各ピニオンギヤを支持するピニオンピンが共通のキャリヤに連結される。そして、キャリヤは、出力軸と一体化される。
前記の入力軸は、軸方向に配置された2個所の軸受、即ち、アウトボード側(ホイール側)軸受と、インボード側(反ホイール側)軸受によって支持されている。アウトボード側軸受は、出力軸に取り付けられ、インボード側軸受は、ハウジングに取り付けられる。ハウジングは、サスペンションを介して車体に支持され、出力軸は、ハブユニットの内方部材と結合一体化され車輪を回転駆動する。
特開2001−32914号公報
インホイールモータ形式の電気自動車用駆動装置は、軽量で、コンパクトなものが要求される。
ところが、前記電気自動車用駆動装置の遊星ギヤ減速機は、減速比を大きくするために、軸方向に2段設置され、部品点数が多く、重量も重い。また、電気自動車用駆動装置の遊星ギヤ減速機は、サンギヤの周りにリングギヤが同軸状態に固定されるため、径方向の寸法も大きい。
また、遊星ギヤ減速機のリングギヤは、アルミ製のハウジングに対して回り止めされるが、径方向には、隙間をもたせて、変形や加工公差を吸収して、ピニオンギヤが滑らかに回転するようにしている。
このため、リングギヤとアルミ製のハウジングとの間で、摩耗粉が発生するという問題がある。
そこで、この発明は、リングギヤのない遊星ギヤ減速機を使用したコンパクトで軽量な電気自動車用駆動装置を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明は、電動モータと、そのモータ出力を入力とする遊星ギヤ減速機と、その遊星ギヤ減速機の減速出力によって回転駆動されるハブユニットと、前記電動モータ及び遊星ギヤ減速機を収納したハウジングからなり、前記ハブユニットの内方部材と外方部材の間にハブ軸受が介在され、前記外方部材が前記ハウジングに固定された電気自動車用駆動装置において、前記モータのモータロータの内径面に遊星ギヤ減速機のキャリヤを固定し、このキャリヤにピニオンピンによって軸方向に2列のギヤ部を有するピニオンギヤを回転可能に軸受支持し、このピニオンギヤの一方のギヤ部と噛み合うサンギヤをハウジングに固定し、ハブユニットの出力軸にピニオンギヤの他方のギヤ部と噛み合う出力ギヤを設け、この出力ギヤとサンギヤの歯数と、ピニオンギヤの2列のギヤ部の歯数を、モータロータの回転が出力軸に減速されて伝達されるように設定したことを特徴とする。
前記ピニオンギヤの2列のギヤ部の歯数を同一にし、出力ギヤの歯数を、サンギヤの歯数よりも多くしてもよいし、前記出力ギヤとサンギヤの歯数を同一にし、ピニオンギヤの2列のギヤ部の歯数を、サンギヤに噛み合うギヤ部を、出力ギヤと噛み合うギヤ部よりも多くしてもよい。
前記ピニオンピンにピニオンギヤを回転可能に支持する軸受を深溝玉軸受とし、この深溝玉軸受を軸方向に位置決めするカラーを内輪側に設けることにより、潤滑油が確実に深溝玉軸受に供給される。一方、カラーを外輪側に設置した場合には、潤滑油の流れが遮断され、焼付きの原因となるので、前記のように、カラーを内輪側に設けることが好ましい。
前記ハウジングの外部に、ハウジング内に潤滑油を供給するオイルポンプを設け、ハウジングの軸心部と上部とに、遊星ギヤ減速機の軸心部と電動モータ上部に向けて潤滑油を供給する給油通路を設けることが好ましい。
また、前記ハウジングの内部に、出力軸によって駆動する潤滑油の回転ポンプを設けてもよい。
前記出力軸の端面とサンギヤとの間の隙間をラビリンス構造とし、そのラビリンス構造の一部に遊星ギヤ減速機に向く油路を設けることが好ましい。
前記キャリヤに、電動モータに向く油穴を形成してもよい。
前記出力軸とハウジングとの間にタッチダウン軸受を配置することが好ましい。
この発明に係る電気自動車用駆動装置の遊星ギヤ減速機は、リングギヤがないので、部品点数も少なく、コンパクトで軽量かつ高減速比である。
また、リングギヤを使用しないので、アルミ製のハウジングから摩耗粉も生じ難い。
図1は、実施形態1の断面図である。 図2は、実施形態2の断面図である。 図3は、実施形態3の断面図である。 図4は、図3の一部拡大断面図である。 図5は、実施形態4の断面図である。 図6は、車両の概略平面図である。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1に示した実施形態1に係る電気自動車用駆動装置は、電動モータ11、その電動モータ11の出力によって駆動される遊星ギヤ減速機12の出力軸13によって回転されるハブユニット14及び電動モータ11と遊星ギヤ減速機12を収納するハウジング15を主要な構成要素としている。
前記のハウジング15は、円筒部16とその前端(アウトボード側の端部、図1の左側の端部)に設けられた径方向の前端部17を有する。前端部17のセンター部に開放穴18が設けられる。
なお、この発明において「アウトボード」とは車両の外方、「インボード」とは、車両の内方を意味する。
電動モータ11は、図示の場合、ラジアルギャップ形のブラシレスDCモータであり、ハウジング15の円筒部16、前端部17及びハウジング15のリヤカバー19によって囲まれたスペースに組み込まれる。
前記電動モータ11は、円筒部16の内径面に固定されたモータステータ20と、そのモータステータ20の内径面にラジアルギャップをおいて配置されたモータロータ21とからなる。
このモータロータ21の内径面には、遊星ギヤ減速機12のピニオンギヤ22を支持するキャリヤ23が固定されている。
前記ピニオンギヤ22は、ピニオンピン24によってキャリヤ23に回転自在に支持される。
前記キャリヤ23は、ピニオンピン24のアウトボード側端部に連結されたアウトボード側キャリヤフランジ23aと、インボード側端部に連結されたインボード側キャリヤフランジ23bを有する。
前記ハウジング15の前端部17の開放穴18には、インボード側に突き出したボス部25が形成されている。このボス部25に対向するように、リヤカバー19のアウトボード側の側壁には、段部26が形成されている。
前記キャリヤ23のアウトボード側キャリヤフランジ23aには、アウトボード側に突き出し、ハウジング15のボス部25に対面するように、フランジ27が設けられ、このフランジ27とボス部25の間に転がり軸受28を介在させている。
また、前記キャリヤ23のインボード側キャリヤフランジ23bのインボード側の側壁には、リヤカバー19のアウトボード側の側壁に形成した段部26と対面するように、インボード側に突き出したフランジ29が設けられ、このフランジ29とリヤカバー19の段部26の間にも転がり軸受30を介在させている。
前記モータロータ12は、キャリヤ23のアウトボード側キャリヤフランジ23aとインボード側キャリヤフランジ23bにより、転がり軸受28、30を介してハウジング15とリヤカバー19に回転可能に支持される。
ピニオンギヤ22は、軸方向に2列のギヤ部22a、22bを有し、針状ころ軸受57を介してピニオンピン24によって支持される。
遊星ギヤ減速機12は、出力軸13のインボード側の端部外周に設けられた出力ギヤ31と、この出力ギヤ31と同軸状態で対向し、リヤカバー19のアウトボード側のセンター部にボルト32により固定されたサンギヤ33を有し、ピニオンギヤ22の2列のギヤ部22a、22bが、出力ギヤ31とサンギヤ33に噛み合うようになっている。
ピニオンギヤ22は、出力軸13の出力ギヤ31とサンギヤ33の円周上に、3乃至4個設けられる。
出力ギヤ31とサンギヤ33の歯数と、ピニオンギヤ22の2列のギヤ部22a、22bの歯数は、モータロータ21の回転が、出力軸13に減速されて伝達されるように設定される。
即ち、出力ギヤ31とサンギヤ33の歯数を同じに設定した場合には、ピニオンギヤ22の2列のギヤ部22a、22bの歯数を、サンギヤ33に噛み合うギヤ部22bを、出力ギヤ31と噛み合うギヤ部22aよりも多くし、一方、ピニオンギヤ22の2列のギヤ部22a、22bの歯数を同じに設定した場合には、出力ギヤ31の歯数を、サンギヤ33の歯数よりも多くする。
前記の出力軸13は、出力ギヤ31のアウトボード側に小径の軸部34を有し、この軸部34のアウトボード側端部に軸部34より小径のスプライン軸35が設けられ、その境界部分が段差部36となっている。
前記ハブユニット14は、出力軸13のスプライン軸35にスプライン結合された内方部材37と、その外径側に同軸状態に設けられた外方部材38とを有し、内方部材37と外方部材38の対向面に2列の軌道面を有し、2列の軌道面間に複数の転動体39を介装している。内方部材37の外周面には、ホイール40を取付けるハブフランジ41が形成されている。内方部材37の2列の軌道面のうち、アウトボード側の軌道面は、内方部材37に一体に形成され、インボード側の軌道面は、別体の内輪部材42に形成している。
外方部材38の2列の軌道面は、外方部材38の内周面に一体に形成されている。また、外方部材38の外周面には、フランジ43が形成され、このフランジ43とハウジング15の前端部17とがボルト44によって固定される。
内方部材37はスプライン軸35の先端部にネジ結合されたナット45により固定される。内方部材37のハブフランジ41にホイール40が取り付けられる。
ハブユニット14は、出力軸13の段差部36においてインボード側の位置決めが行われる。外方部材38のフランジ43がボルト44によって前記ハウジング15の前端部17に設けられた開放穴18の周囲に固定される。
前記ハウジング15の前端部17に設けられた開放穴18と、出力軸13の軸部35の間にオイルシール46が装着され、遊星ギヤ減速機12側とハブユニット14側をオイルシールしている。図示のハブユニット14は、いわゆる第3世代と呼ばれる形式であるが、第1世代もしくは第2世代の形式のものを用いることができる。
前記ハウジング15のリヤカバー19のアウトボード側の側面には、キャリヤ23のインボード側キャリヤフランジ23bのインボード側に突き出したフランジ29と対面するように突出し部47が設けられ、キャリヤ23のフランジ29に回転センサー48(図示の場合はレゾルバ)のセンサーロータ48aが取り付けられ、これに対向して突出し部47の内径面にセンサーステータ48bが設けられる。
前記の回転センサー48は、モータロータ21の回転角を検知する。その検知情報が図示省略の制御装置に入力され、モータロータ21の回転角情報として電動モータ11の回転制御に使用される。
実施形態1は、以上のような構成であり、使用時においては、ホイール40の内側のセンター部にハブフランジ41を固定することにより、いわゆるインホイール形式として取り付けられ、ハウジング15は、図示省略のサスペンション連結部を介して車体に連結される。
次に、その作用について説明する。図6は、車両70の一例を示している。前輪71が従動輪であり、後輪72に前記の駆動装置74が取り付けられる。前輪71がステアリング73によって操舵される。
運転席のアクセルが作動されることによって電動モータ11が駆動されると、そのモータロータ21と連結されたキャリヤ23が一体に回転され、キャリヤ23に支持されたピニオンギヤ22の2列のギヤ部22a、22bのうち、インボード側のギヤ部22bがサンギヤ33と噛み合って、ピニオンギヤ22がサンギヤ33に沿って自転しつつ公転する。
ピニオンギヤ22のアウトボード側のギヤ部22aは、出力軸13の出力ギヤ31に噛み合っているので、ピニオンギヤ22の公転速度で回転し、出力軸13に減速回転が出力される。出力軸13の回転によりハブユニット14の内方部材37、ハブフランジ41を経て後輪72が駆動される。
[実施形態2]
図2に示した実施形態2に係る電気自動車用駆動装置は、基本的に前記の実施形態1と同様の構成である。相違点は、ハウジング15の外部に潤滑用のオイルポンプ(図示省略)を設け、外部のオイルポンプからハウジング15内に潤滑油を供給することにより、遊星ギヤ減速機12の潤滑と電動モータ11の冷却を行っている点である。
図2に示した実施形態2では、ハウジング15のリヤカバー19の軸心部と上部に、給油通路49、50を設けている。
リヤカバー19の軸心部の給油通路49は、遊星ギヤ減速機12の出力軸13の軸心に設けた中空部に達するように設けられ、出力軸13の端面とサンギヤ33との間の隙間から遊星ギヤ減速機12と電動モータ11に潤滑油が供給される。
リヤカバー19の上部の給油通路50は、電動モータ11に上部から直接潤滑油が供給されるように設けられる。
前記リヤカバー19の軸心部の給油通路49から遊星ギヤ減速機12に向けて、潤滑油が効果的に供給されるように、出力軸13の端面とサンギヤ33との間の隙間をラビリンス構造51とし、ラビリンス構造51の一部に遊星ギヤ減速機12に向く油路52を設けている。
前記キャリヤ23の電動モータ11側の端部には、油穴56を形成している。
なお、潤滑油の流れは、白抜き矢印で示している。
[実施形態3]
図3に示した実施形態3に係る電気自動車用駆動装置は、基本的に前記の実施形態2と同様の構成である。相違点は、実施形態1及び実施形態2では、ピニオンギヤ22を、ピニオンピン24に針状ころ軸受57を介して支持しているのに対し、実施形態3では、図4に示すように、ピニオンギヤ22を、ピニオンピン24に深溝玉軸受53を介して支持している。
実施形態3では、ピニオンピン24に深溝玉軸受53を介して支持し、深溝玉軸受53の内輪側にカラー54を設け、ピニオンギヤ22がキャリヤ23のアウトボード側キャリヤフランジ23aとインボード側キャリヤフランジ23bに非接触になるように、軸方向の位置決めを行っている。
深溝玉軸受53を軸方向に位置決めするカラー54を外輪側に設けると、潤滑油が遮断され、焼付きの原因になるが、実施形態3のように、カラー54を内輪側に設けることにより、潤滑油が確実に深溝玉軸受53に給油され、安定した潤滑状態が維持される。
また、カラー54により軸方向の位置決めを行うことにより、ピニオンギヤ22がキャリヤ23のアウトボード側キャリヤフランジ23aとインボード側キャリヤフランジ23bに非接触になるので、効率の低下を防止できる。
[実施形態4]
図5に示した実施形態4に係る電気自動車用駆動装置は、ピニオンギヤ22を、ピニオンピン24に深溝玉軸受53を介して支持している点で、基本的に前記の実施形態3と同様である。実施形態3との相違点は、実施形態3では、オイルポンプをハウジング15の外部に設置しているのに対し、実施形態4では、ハウジング15の内部に、出力軸13で駆動する潤滑油の回転ポンプ55を設けている点である。
この実施形態4では、ハウジング15の外周に潤滑油路58を形成し、回転ポンプ55で吸い上げた潤滑油を、電動モータ11と軸心部分とに導き、回転ポンプ55に還流させている。
タイヤからハブに旋回荷重が作用した場合、出力軸13はハブの転動体間を中心に回転する。そのためピニオンギヤ22と出力ギヤ31の噛み合いが片当たりとなり歯欠け等のおそれがある。対策として出力軸13とボス部25の間にタッチダウン軸受を設けることにより、ピニオンギヤ22と出力ギヤ31の噛み合いを正常に保つことができる。
11 電動モータ
12 遊星ギヤ減速機
13 出力軸
14 ハブユニット
15 ハウジング
16 円筒部
17 前端部
18 開放穴
19 リヤカバー
20 モータステータ
21 モータロータ
22 ピニオンギヤ
23 キャリヤ
23a アウトボード側キャリヤフランジ
23b インボード側キャリヤフランジ
24 ピニオンピン
25 ボス部
26 段部
27 フランジ
28 転がり軸受
29 フランジ
30 転がり軸受
31 出力ギヤ
32 ボルト
33 サンギヤ
34 軸部
35 スプライン軸
36 段差部
37 内方部材
38 外方部材
39 転動体
40 ホイール
41 ハブフランジ
42 内輪部材
43 フランジ
44 ボルト
45 ナット
46 オイルシール
47 突出し部
48 回転センサー
48a センサーロータ
48b センサーステータ
49、50 給油通路
51 ラビリンス構造
52 油路
53 深溝玉軸受
54 カラー
55 回転ポンプ
56 油穴
57 針状ころ軸受
58 潤滑油路
59 タッチダウン軸受
70 車両
71 前輪
72 後輪
73 ステアリング
74 駆動装置

Claims (9)

  1. 電動モータと、そのモータ出力を入力とする遊星ギヤ減速機と、その遊星ギヤ減速機の減速出力によって回転駆動されるハブユニットと、前記電動モータ及び遊星ギヤ減速機を収納したハウジングからなり、前記ハブユニットの内方部材と外方部材の間にハブ軸受が介在され、前記外方部材が前記ハウジングに固定された電気自動車用駆動装置において、前記モータのモータロータの内径面に遊星ギヤ減速機のキャリヤを固定し、このキャリヤにピニオンピンによって軸方向に2列のギヤ部を有するピニオンギヤを回転可能に軸受支持し、このピニオンギヤの一方のギヤ部と噛み合うサンギヤをハウジングに固定し、ハブユニットの出力軸にピニオンギヤの他方のギヤ部と噛み合う出力ギヤを設け、この出力ギヤとサンギヤの歯数と、ピニオンギヤの2列のギヤ部の歯数を、モータロータの回転が出力軸に減速されて伝達されるように設定したことを特徴とする電気自動車用駆動装置。
  2. 前記ピニオンギヤの2列のギヤ部の歯数を同一にし、出力ギヤの歯数を、サンギヤの歯数よりも多くしたことを特徴とする請求項1に記載の電気自動車用駆動装置。
  3. 前記出力ギヤとサンギヤの歯数を同一にし、ピニオンギヤの2列のギヤ部の歯数を、サンギヤに噛み合うギヤ部を、出力ギヤと噛み合うギヤ部よりも多くしたことを特徴とする請求項1に記載の電気自動車用駆動装置。
  4. 前記ピニオンピンにピニオンギヤを回転可能に支持する軸受を深溝玉軸受とし、この深溝玉軸受を軸方向に位置決めするカラーを内輪側に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気自動車用駆動装置。
  5. 前記ハウジングの外部に、ハウジング内に潤滑油を供給するオイルポンプを設け、ハウジングの軸心部と上部とに、遊星ギヤ減速機の軸心部と電動モータ上部に向けて潤滑油を供給する給油通路を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気自動車用駆動装置。
  6. 前記ハウジングの内部に、出力軸によって駆動する潤滑油の回転ポンプを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気自動車用駆動装置。
  7. 出力軸の端面とサンギヤとの間の隙間をラビリンス構造とし、そのラビリンス構造の一部に遊星ギヤ減速機に向く油路を設けたことを特徴とする請求項5又は6に記載の電気自動車用駆動装置。
  8. 前記キャリヤに、電動モータに向く油穴を形成したことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の電気自動車用駆動装置。
    電気自動車用駆動装置。
  9. 前記出力軸とハウジングとの間にタッチダウン軸受を配置したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の電気自動車用駆動装置。
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