JP2014177265A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014177265A
JP2014177265A JP2013198315A JP2013198315A JP2014177265A JP 2014177265 A JP2014177265 A JP 2014177265A JP 2013198315 A JP2013198315 A JP 2013198315A JP 2013198315 A JP2013198315 A JP 2013198315A JP 2014177265 A JP2014177265 A JP 2014177265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
reduction gear
rotor
motor
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013198315A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Okada
真一 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd, Denso Corp filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2013198315A priority Critical patent/JP2014177265A/ja
Priority to CN201410054164.2A priority patent/CN103997159A/zh
Priority to US14/182,613 priority patent/US20180342927A1/en
Publication of JP2014177265A publication Critical patent/JP2014177265A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
    • H02K1/2766Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM] having a flux concentration effect

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Retarders (AREA)

Abstract

【課題】 体格を小型化することの可能な駆動装置を提供する。
【解決手段】 駆動装置1は、車軸10に固定されたモータハウジング20の内側に、ステータ31、ロータ40及びロータシャフト41を有するモータ30を備える。ロータシャフト41の回転は、第1減速機51および第2減速機60を経由し、モータハウジング20に対して相対回転可能に設けられたハブ70に伝わる。第1減速機51は、ステータ31に巻回されたコイル34のコイルエンド341の径内側に設けられる。これにより、モータ30のコイルエンド341の径内側の空間を利用し、コイルエンド341と第1減速機51とが径方向に重なるように設けられるので、駆動装置1の軸方向の体格を小型化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動自転車などに用いられる駆動装置に関する。
従来、電動自転車の車輪に取り付けられ、搭乗者によるペダルの踏込を補助する駆動装置、或いは、電動自転車を自走させる駆動装置が知られている。
特許文献1に記載の駆動装置は、電動自転車のフロントフォークに車軸が固定され、その車軸にモータが取り付けられている。モータは、車軸に固定されたステータに対し、ロータシャフトが回転可能に設けられている。このロータシャフトの回転は、第1減速機、第2減速機およびワンウェイクラッチを経由し、ハブに伝えられる。ハブの回転により電動自転車の車輪が回転する。
特開2000−53068号公報
しかしながら、特許文献1に記載の駆動装置は、モータの外径と第1減速機の外径と第2減速機の外径とが略同一である。そして、モータの軸方向の一方に第1減速機と第2減速機とが並べて配置されているので、駆動装置の軸方向の体格が大型化している。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、体格を小型化することの可能な駆動装置を提供することを目的とする。
本発明は、モータの有するロータシャフトの回転を第1減速機および第2減速機を経由して回転体に伝える駆動装置において、モータのステータに巻回されたコイルのコイルエンドの径内側に第1減速機を設けたことを特徴とする。
これにより、モータのコイルエンドの径内側の空間を利用し、コイルエンドと第1減速機とが径方向に重なるように設けられるので、駆動装置の軸方向の体格を小型化することができる。
また、モータのステータコアおよびロータコアの軸方向の体格に変更を加えないので、モータと第1減速機とを径方向に重ねることがモータの出力トルクに影響を与えることなく、駆動装置の軸方向の体格を小型化することができる。
また、第2減速機は、第2リングギヤからその径外方向に位置する回転体に駆動力を伝達する。これにより、駆動装置の軸方向の体格を小型化することができる。
本発明の第1実施形態による駆動装置の断面図である。 図1のII部分の拡大図である。 図2のIII−III線の断面図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の分解図である。 本発明の第1実施形態による駆動装置の分解図である。 本発明の第2実施形態による駆動装置の断面図である。
以下、本発明による実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図5に示す。本実施形態では、電動自転車の駆動源として用いられる駆動装置1について説明する。この駆動装置1は、電動自転車の車輪に取り付けられ、搭乗者によるペダルの踏力に応じた駆動力を出力する。
駆動装置1は、固定軸としての車軸10、モータハウジング20、モータ30、減速機50、回転体としてのハブ70、及びワンウェイクラッチ80などを備えている。
車軸10は、同軸に設けられた第1車軸11と第2車軸12とから構成され、電動自転車の左右のフロントフォークに固定される。図1の紙面上側に記載した第1車軸11は、軸部13及びその軸部13の端部から径外方向に延びる固定盤14を有する。第1車軸11の固定盤14は、後述するモータハウジング20にボルト15により固定される。図1の紙面下側に記載した第2車軸12は、モータハウジング20にナット16により固定される。
モータハウジング20は、例えばアルミなどから形成され、有底筒状の第1ハウジング21と、皿状の第2ハウジング22とから構成される。第1ハウジング21は第1車軸側の端面から軸方向に突出するブロック211が、第1車軸11の固定盤14にボルト15により固定される。第1ハウジング21は、モータ30のステータ31を覆うステータ保護部23、およびそのステータ保護部23の径内側でロータ側へ凹むロータ保護部24を有する。
第2ハウジング22の中央部に設けられた孔に第2車軸12は挿入され、第2ハウジング22と第2車軸12とがナット16により固定される。
モータ30は、モータハウジング20の内側に設けられた例えばブラシレスモータであり、ステータ31、ロータ40およびロータシャフト41を有する。
ステータ31は、環状のステータコア32、絶縁体33およびコイル34などから構成される。
ステータコア32は磁性体から形成され、第1ハウジング21と第2ハウジング22との間で、ステータ保護部23の内側に通しボルト25により固定される。
コイル34は、ステータコア32の有する図示しないスロットに絶縁体33を介して巻き回される。ステータコア32から軸方向に突出したコイル34を、コイルエンド341と称する。
コイル34は、コイルエンド341の第2車軸側に設けられたバスバー35により、例えばY結線またはデルタ結線されている。
図1及び図2に示すように、ロータ40は、ステータ31の径内側でステータ31に対して回転可能に設けられ、ロータコア42、磁石43及び接続部44を有する。ロータコア42は、磁性体から形成され、ステータコア32の軸方向の厚さと同一の厚さに形成される。ロータコア42に設けられた穴に複数の磁石43が設けられる。この複数の磁石43により、ロータコア42の回転方向にN極とS極とが交互に形成される。接続部44は、ロータコア42とロータシャフト41とを接続している。そのため、ロータシャフト41は、ロータ40と共に回転する。
ロータシャフト41は、一端が軸受45を介して第1ハウジング21に回転可能に設けられ、他端が軸受46を介して第2ハウジング22に回転可能に設けられる。ロータシャフト41は、減速機50が設けられる第1車軸側から軸方向第2車軸側に凹む収容穴47を有する。
ロータ40の軸方向第2車軸側に設けられた円盤状の回路基板48には、図示しない磁気センサが設けられている。この磁気センサにより、ロータ40の回転方向の位置が検出される。ロータ40の位置に応じて、第2ハウジング22に取り付けられたハーネス36からバスバー35を通じてコイル34に通電されると、ステータコア32は、回転磁界を生じる。これにより、ロータ40とロータシャフト41は、ステータ31に対して回転駆動する。
ロータシャフト41の収容穴47の内側に2個のワンウェイクラッチ80が設けられる。ワンウェイクラッチ80は、一方の側がロータシャフト41に接続され、他方の側が後述する第1減速機51の入力軸55に接続されている。つまり、ロータシャフト41とワンウェイクラッチ80と入力軸55とは、径方向に重なるように設けられている。
ワンウェイクラッチ80は、例えばニードル型クラッチであり、軸方向に2個直列に配設されている。
ワンウェイクラッチ80は、外輪81およびローラ82などを有する。外輪81は、ロータシャフト41の収容穴47の内壁に圧入固定される。ローラ82の内側に、第1減速機51の入力軸55が挿入される。
図3に示すように、ロータシャフト41と外輪81が、図3の矢印Aに示す方向に回転すると、ローラ82が破線Bの場所へ移動し、外輪81の傾斜面83と入力軸55とを係合する。これにより、ロータシャフト41の回転が入力軸55に伝わる。
一方、入力軸55が、図3の矢印Cに示す方向に回転すると、ローラ82は図3の実線の状態になり、外輪81の傾斜面83と入力軸55との係合を解除する。これにより、入力軸55の回転がロータシャフト41に伝わることが遮断される。
なお、図3に示すものは、ワンウェイクラッチ80の一例である。
図1及び図2に示すように、第1ハウジング21と第1車軸11との間に減速機50が設けられる。減速機50は、第1減速機51および第2減速機60から構成される。
第1減速機51は、第1ハウジング21が有する凹状のロータ保護部24の内側に設けられる。ロータ保護部24は、ステータ31のコイルエンド341の径内側に設けられる。つまり、第1減速機51は、ステータ31のコイルエンド341の径内側に、ロータ保護部24を挟んで設けられる。
第1減速機51は、例えば遊星歯車減速機であり、第1サンギヤ52、第1遊星ギヤ53、及び第1リングギヤ54を有する。この第1減速機51は、第1サンギヤ52が入力、第1遊星ギヤ53が出力、及び第1リングギヤ54が固定である。
第1サンギヤ52は、第1ハウジング21のロータシャフト41の回転が入力される入力軸55に固定されるか、又は入力軸55と一体に形成される。
第1リングギヤ54は、径外側に突出する突起部542がロータ保護部24に設けられた溝部241への嵌合し、ロータ保護部24の径内側にねじ56により固定される(図4及び図5参照)。
第1遊星ギヤ53は、第1リングギヤ54の内側に例えば3個設けられる。図2に示すように、それぞれの第1遊星ギヤ53は、軸部材531、及びその軸部材531に軸受532を介して設けられたリング状の外歯533を有する。
第1遊星ギヤ53の外歯533は、第1サンギヤ52の外歯と、第1リングギヤ54の内歯に噛合う。
第1遊星ギヤ53の軸部材531は、第2車軸側の端部が下支持部材57に固定され、第1車軸側の端部が上支持部材58に固定されている。
下支持部材57は、入力軸55と第1ハウジング21にそれぞれ軸受26,27を介して設けられる。
図1に示すように、上支持部材58は、第1遊星ギヤ53の軸部材531の端部が固定される回転盤581と、その回転盤581から第1車軸側へ延びる第2入力軸582を有する。第2入力軸582は、第1車軸11に形成された凹部17の内側に軸受18を介して設けられる。
下支持部材57と上支持部材58とは、第1遊星ギヤ53の軸部材531、およびビス59により連結し、同時に回転する。
入力軸55に固定された第1サンギヤ52が回転すると、第1遊星ギヤ53は自転すると共に第1サンギヤ52の周りを公転する。この第1遊星ギヤ53の公転は、入力軸55の回転が減速されたものであり、上支持部材58の第2入力軸582から第2減速機60へ出力される。
第2減速機60は、第1減速機51の軸方向の反モータ側に設けられる。第2減速機60の外径は、第1減速機51の外径よりも大きい。
第2減速機60も、例えば遊星歯車減速機であり、第2サンギヤ61、第2遊星ギヤ62、及び第2リングギヤ63を有する。この第2減速機60は、第2サンギヤ61が入力、第2遊星ギヤ62が固定、及び第2リングギヤ63が出力である。
第2サンギヤ61は、第1減速機51の回転が入力される第2入力軸582に固定されるか、又は第2入力軸582と一体に形成される。
第2リングギヤ63は、後述するハブ70の径内側に、ねじ64により固定される。
第2遊星ギヤ62は、第2リングギヤ63の内側に例えば3個設けられている。それぞれの第2遊星ギヤ62は、軸部材621、及びその軸部材621に軸受622を介して設けられたリング状の外歯623を有する。
第2遊星ギヤ62の外歯623は、第2サンギヤ61の外歯と、第2リングギヤ63の内歯に噛合う。
第2遊星ギヤ62の軸部材621は、第2車軸側の端部が第1リングギヤ54の孔541に固定され、第1車軸側の端部が第1車軸11の固定盤14に固定されている。なお、ロータ保護部24の剛性が高ければ、第2遊星ギヤ62の軸部材621の第2車軸側の端部は、ロータ保護部24に固定してもよい。
第2入力軸582に固定された第2サンギヤ61が回転すると、第2遊星ギヤ62は自転し、第2リングギヤ63を回転させる。この第2リングギヤ63の回転は、第2入力軸582の回転が減速されたものである。第2リングギヤ63の回転駆動力は、その径外方向に位置するハブ70へ出力される。
ハブ70は、筒状に形成され、モータハウジング20及び減速機50の外側に、モータハウジング20及び減速機50に対して相対回転可能に設けられる。
ハブ70は、皿状の第1ハブ71と、筒状の第2ハブ72とから構成される。図1の紙面上側に記載した第1ハブ71は、第1車軸11に軸受73を介して設けられ、図1の紙面下側に記載した第2ハブ72は第2ハウジング22に軸受74を介して設けられる。第1ハブ71と第2ハブ72とはボルト75により固定される。そのため、第2減速機60の回転が、第2リングギヤ63から第1ハブ71へ出力されると、第1ハブ71と第2ハブ72とは一体で回転する。
ハブ70は、フランジに設けられた穴76に、図示しない電動自転車のスポークを接続可能である。その電動自転車のスポークは、リムを介してタイヤに連結する。これにより、モータ30の回転は、ワンウェイクラッチ80、減速機50及びハブ70を経由し、電動自転車の車輪を回転させる。
一方、電動自転車が前進するときの車輪の回転は、ワンウェイクラッチ80により遮断され、モータ30に伝わらない。
本実施形態では、次の作用効果を奏する。
(1)本実施形態では、モータ30のコイルエンド341の径内側に第1減速機51を設けている。
これにより、コイルエンド341と第1減速機51とが径方向に重なるように設けられるので、駆動装置1の軸方向の体格を小型化することができる。
また、モータ30のステータコア32およびロータコア42の軸方向の体格に変更を加えないので、モータ30と第1減速機51とを径方向に重ねることがモータ30の出力トルクに影響を与えることなく、駆動装置1の軸方向の体格を小型化することができる。
さらに、複数の減速機を備えることにより、減速比を大きくすることが可能になる。そのため、モータ30の出力トルクを小さくすることが可能となり、モータ30を小型化することができる。
(2)本実施形態では、第2減速機60は、第2サンギヤ61の外歯に噛合う第2遊星ギヤ62が自転し、その第2遊星62ギヤの外歯に噛み合う第2リングギヤ63が、その径外方向に位置するハブ70に駆動力を伝達する。これにより、第2減速機60の軸方向の体格を小さくすることが可能である。したがって、駆動装置1の軸方向の体格を小型化することができる。
(3)本実施形態では、第1減速機51の外径は、第2減速機60の外径よりも小さい。
第1減速機51にはロータシャフト41の回転が入力され、第2減速機60には第1減速機51の回転が入力される。そのため、第1減速機51に作用するトルクは、第2減速機60に作用するトルクよりも小さい。したがって、第1減速機51の外径を小さくして、モータ30のコイルエンド341の径内側に第1減速機51を設け、駆動装置1の軸方向の体格を小型化することができる。
(4)本実施形態では、モータハウジング20は、ステータ保護部23と、そのステータ保護部23の径内側でロータ側に凹み第1減速機51を収容するロータ保護部24とを有する。
第1減速機51とモータ30との間にモータハウジング20を介在させることで、第1減速機側からモータ30の中に異物が混入することを防ぐことができる。
(5)本実施形態では、第2遊星ギヤ62の軸部材621は、一端が第1車軸11の固定盤14に固定され、他端が第1リングギヤ54またはモータハウジング20のロータ保護部24に固定される。
これにより、第2遊星ギヤ62の軸部材621を固定する部材を第1減速機51と第2減速機60との間に別途設けることなく、駆動装置1の軸方向の体格を小型化することができる。
(6)本実施形態では、駆動装置1は、入力軸55とロータシャフト41との間にワンウェイクラッチ80を備える。
これにより、仮に第2減速機60とハブ70との間にワンウェイクラッチ80を設けることに比べ、ワンウェイクラッチ80に作用するトルクが小さいものとなる。したがって、ワンウェイクラッチ80を小型化すると共に、駆動装置1の体格を小型化することができる。
(7)本実施形態では、第1減速機51および第2減速機60に遊星歯車減速機構を使用している。これにより、減速機の回転軸が軸ぶれすることなく、駆動装置1の振動を低減することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図6に示す。第2実施形態において、上述した第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、駆動装置1は、ロータシャフト41の内側にワンウェイクラッチ80を備えていない。ロータシャフト41は、第1減速機51の入力軸として第1サンギヤ52と一体で構成されるか、又は、第1サンギヤ52に固定される。
第2実施形態では、駆動装置1は、回転体としての第2ハブ72と、第2減速機60の第2リングギヤ63との間に第2ワンウェイクラッチ85を備えている。
第2ワンウェイクラッチ85は、外輪86およびローラ87などを有する。第2ワンウェイクラッチ85の外輪86は、第2ハブ72の内壁に圧入固定される。第2ワンウェイクラッチ85のローラ87の内側に、第2リングギヤ63の径外方向の外壁が挿入される。なお、この形態は、第2ワンウェイクラッチ85の一例を示すものである。
モータ30の動力は、第1減速機51、第2減速機60、第2ワンウェイクラッチ85及びハブ70に伝達され、電動自転車の車輪を回転させる。
一方、電動自転車が前進するときの車輪の回転は、第2ワンウェイクラッチにより遮断され、第1減速機51、第2減速機60及びモータ30に伝わらない。
第2実施形態では、次の作用効果を奏する。
(1)第2実施形態では、第2減速機60の第2リングギヤ63と第2ハブ72との間に第2ワンウェイクラッチ85が設けられる。
これにより、第1実施形態の備えるワンウェイクラッチ80に比べて、第2ワンウェイクラッチ85の回転数が小さくなる。そのため、第2ワンウェイクラッチ85が有するロータ87の摩耗などを低減することが可能である。したがって、経年変化に対する第2ワンウェイクラッチ85の信頼性を高めることができる。
(2)第2実施形態では、電動自転車が前進するときの車輪の回転は、第2ワンウェイクラッチ85により遮断され、第1減速機51、第2減速機60及びモータ30に伝わらない。そのため、電動自転車の前進時に、第1減速機51、第2減速機60及びモータ30の摺動抵抗などによるエネルギーロスを低減することができる。
また、仮に第1減速機51または第2減速機60のギヤがロックした場合でも、第2ワンウェイクラッチ85によりハブ70が回転可能であるので、電動自転車の搭乗者はペダルの踏込により車輪を回転することができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、電動自転車の駆動源として使用される駆動装置について説明した。これに対し、他の実施形態では、駆動装置は、種々の駆動源として使用することが可能である。
上述した実施形態では、ブラシレスモータを用いた駆動装置について説明した。これに対し、他の実施形態では、駆動装置に用いるモータは、例えばブラシ付モータなど、種々のモータを用いることが可能である。
上述した実施形態では、遊星歯車減速機を用いた駆動装置について説明した。これに対し、他の実施形態では、駆動装置に用いる減速機は、例えばサイクロイド減速機など、種々の減速機を用いることが可能である。
上述した実施形態では、ニードル型のワンウェイクラッチを用いた駆動装置について説明した。これに対し、他の実施形態では、駆動装置に用いるワンウェイクラッチは、外輪またはローラの形状または個数を変更するか、または例えばカム式クラッチを使用する等、種々のワンウェイクラッチを用いることが可能である。
また、他の実施形態では、ワンウェイクラッチを廃止してもよい。この場合、ロータシャフトと入力軸とを一体にする。そうすることで、モータに回生充電機能を持たせることも可能になる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・駆動装置
10 ・・・車軸(固定軸)
20 ・・・モータハウジング
30 ・・・モータ
34 ・・・コイル
341・・・コイルエンド
41 ・・・ロータシャフト
51 ・・・第1減速機
60 ・・・第2減速機
70 ・・・ハブ(回転体)

Claims (5)

  1. 固定軸(10)と、
    前記固定軸に固定されたモータハウジング(20)と、
    前記モータハウジングに固定されたステータ(31)、そのステータに対して回転可能に設けられたロータ(40)、及びそのロータと共に回転するロータシャフト(41)を有するモータ(30)と、
    前記モータハウジングに対して相対回転可能に設けられた筒状の回転体(70)と、
    前記ステータに巻回されたコイル(34)のコイルエンド(341)の径内側に設けられ、前記ロータシャフトの回転を減速した回転を出力する第1減速機(51)と、
    前記第1減速機の反モータ側で第1減速機の外径よりも大きく形成され、前記第1減速機による回転を前記回転体へ出力する第2減速機(60)と、を備え、
    前記第1減速機は、前記ロータシャフトの回転が入力される第1サンギヤ(52)、その第1サンギヤの外歯に噛合って公転する第1遊星ギヤ(53)、及びその第1遊星ギヤの外側で前記モータハウジングに固定され前記第1遊星ギヤの外歯に噛合う第1リングギヤ(54)を有し、
    前記第2減速機は、前記第1遊星ギヤの公転により回転する第2サンギヤ(61)、その第2サンギヤの外歯に噛合い自転する第2遊星ギヤ(62)、及びその第2遊星ギヤの外側で前記第2遊星ギヤの自転により回転し、径外方向に位置する前記回転体に駆動力を伝達可能な第2リングギヤ(63)を有することを特徴とする駆動装置。
  2. 前記モータハウジングは、
    前記ステータおよび前記コイルエンドを覆うステータ保護部(23)と、
    そのステータ保護部の径内側で前記ロータ側へ凹んで前記第1減速機を収容するロータ保護部(24)と、を有することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記固定軸は、前記モータの反第2減速機側に設けられた第1車軸(11)と前記第2減速機の反モータ側に設けられた第2車軸(12)とから構成され、
    前記第2遊星ギヤの自転の軸となる軸部材(621)は、一端が前記第1車軸に固定され、他端が前記第1リングギヤまたは前記モータハウジングの前記ロータ保護部に固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の駆動装置。
  4. 前記第1サンギヤから延びる入力軸(55)と前記ロータシャフトとの間にワンウェイクラッチ(80)を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の駆動装置。
  5. 前記第2減速機の前記第2リングギヤと前記回転体との間に第2ワンウェイクラッチ(85)を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の駆動装置。
JP2013198315A 2013-02-18 2013-09-25 駆動装置 Pending JP2014177265A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013198315A JP2014177265A (ja) 2013-02-18 2013-09-25 駆動装置
CN201410054164.2A CN103997159A (zh) 2013-02-18 2014-02-18 驱动设备
US14/182,613 US20180342927A1 (en) 2013-02-18 2014-02-18 Drive apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013028930 2013-02-18
JP2013028930 2013-02-18
JP2013198315A JP2014177265A (ja) 2013-02-18 2013-09-25 駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014177265A true JP2014177265A (ja) 2014-09-25

Family

ID=51697651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013198315A Pending JP2014177265A (ja) 2013-02-18 2013-09-25 駆動装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20180342927A1 (ja)
JP (1) JP2014177265A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112673557A (zh) * 2018-09-12 2021-04-16 Lg伊诺特有限公司 电机
WO2023248851A1 (ja) * 2022-06-23 2023-12-28 ジヤトコ株式会社 自転車の電動アシストユニット及び電動アシスト自転車

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109510364B (zh) * 2017-09-15 2021-04-16 日本电产株式会社 驱动装置
CN109510390B (zh) * 2017-09-15 2021-07-09 日本电产株式会社 驱动装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0939872A (ja) * 1995-07-28 1997-02-10 Shimano Inc 動力付き自転車の駆動装置
JPH11255177A (ja) * 1998-03-16 1999-09-21 Yamaha Motor Co Ltd 電動自転車
JP2000053068A (ja) * 1998-08-18 2000-02-22 Yamaha Motor Co Ltd 電動自転車用モータ駆動ユニット
US20060111214A1 (en) * 2004-11-22 2006-05-25 National Cheng Kung University Geared motor with planetary gear assembly
JP2012070558A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Seiko Epson Corp 電気機械装置およびそれを用いたアクチュエーター、モーター
WO2012113468A1 (de) * 2011-02-24 2012-08-30 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Antriebsanordnung eines hybridfahrzeugs

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0939872A (ja) * 1995-07-28 1997-02-10 Shimano Inc 動力付き自転車の駆動装置
JPH11255177A (ja) * 1998-03-16 1999-09-21 Yamaha Motor Co Ltd 電動自転車
JP2000053068A (ja) * 1998-08-18 2000-02-22 Yamaha Motor Co Ltd 電動自転車用モータ駆動ユニット
US20060111214A1 (en) * 2004-11-22 2006-05-25 National Cheng Kung University Geared motor with planetary gear assembly
JP2012070558A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Seiko Epson Corp 電気機械装置およびそれを用いたアクチュエーター、モーター
WO2012113468A1 (de) * 2011-02-24 2012-08-30 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Antriebsanordnung eines hybridfahrzeugs

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112673557A (zh) * 2018-09-12 2021-04-16 Lg伊诺特有限公司 电机
CN112673557B (zh) * 2018-09-12 2023-12-12 Lg伊诺特有限公司 电机
WO2023248851A1 (ja) * 2022-06-23 2023-12-28 ジヤトコ株式会社 自転車の電動アシストユニット及び電動アシスト自転車

Also Published As

Publication number Publication date
US20180342927A1 (en) 2018-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI615319B (zh) 用於人工驅動車輛的驅動組件及其控制方法、具有該驅動組件之車輛及其控制方法
EP2204316B1 (en) Drive system for driving a vehicle wheel
US20130162112A1 (en) Motor-Gear Unit
JP4337800B2 (ja) ハイブリッド車両の動力伝達装置
JP5523770B2 (ja) 電動車両
JP5070367B2 (ja) 電動自転車
KR101724787B1 (ko) 인휠모터시스템
CA2744315A1 (en) Direct-current motor and hub unit
JP5084977B1 (ja) 電動用ハブ装置および電動自転車
JP2014177265A (ja) 駆動装置
EP3059155B1 (en) Hub unit for electric power-assisted human powered vehicle
JP6006137B2 (ja) 駆動装置
EP2549137A2 (en) Traction motor
JP2007159287A (ja) 車両用駆動装置の電動機支持機構
US9595850B2 (en) Construction of motorized wheel for vehicle motorization
JP2013129311A (ja) モータ駆動力伝達装置
JP7235227B2 (ja) ブレーキ付きモータ、ブレーキ付き駆動装置、およびブレーキ付き車輪駆動装置
WO2015100630A1 (zh) 具有行星电机的轮毂驱动装置及采用该轮毂驱动装置的车轮动力***
WO2012137427A1 (ja) ハブユニットおよび電動自転車
CN103997159A (zh) 驱动设备
JP7017500B2 (ja) 人力駆動車用ドライブユニット
CN107804162A (zh) 变速驱动***
JP2005124274A (ja) 回転電機の回転センサー配置構造
JP2023051373A (ja) 人力駆動車用のコンポーネント
JP2020005440A (ja) 駆動用電動機及び電動車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150722

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170110