JP2015102031A - エンジン始動装置 - Google Patents

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長田 正彦
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正彦 長田
拓三 向井
Takuzo Mukai
向井  拓三
鈴木 秀明
Hideaki Suzuki
秀明 鈴木
蛭間 淳之
Atsuyuki Hiruma
淳之 蛭間
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Abstract

【課題】ピニオン押出機構の小型化により搭載性を向上できるエンジン始動装置1の提供。【解決手段】ピニオン押出機構は、励磁コイル12bへの通電によりステータ磁極を形成するステータ12と、シャフト4の外周にヘリカルスプライン嵌合するプランジャ13とを有する。プランジャ13は、径方向の外周に突歯13aが設けられ、且つ、ステータ12の磁気中心に対しプランジャ中心が反リングギヤ側へオフセットして配置される。エンジン始動時には、インバータの周波数制御によりモータ2をゆっくり回転させた後、励磁コイル12bに通電することでプランジャ13に軸方向の推進力が発生する。この推進力とプランジャ13に作用するステータ12の磁気吸引力との合力によりプランジャ13が反モータ方向へ移動することにより、ピニオン押出部材14を介してピニオン6がクラッチ5と一体に押し出されてリングギヤ10に噛み合う。【選択図】図1

Description

本発明は、交流モータを搭載するエンジン始動装置に関する。
従来、エンジン始動用のスタータでは、電磁スイッチの吸引力によりシフトレバーを駆動してピニオンをエンジンのリングギヤ側へ押し出す方式(ピニオン飛び込み式と呼ばれることがある)が知られている。しかし、このピニオン飛び込み式スタータは、電磁スイッチの軸心とスタータモータの軸心とが平行に配置される二軸構成となる。つまり、電磁スイッチがスタータモータの径方向外側に配置されるため、スタータの搭載スペースを確保することが困難である。
これに対し、電磁スイッチをシャフトの外周に配置した同軸型のスタータが公知である(特許文献1参照)。
特許第3223119号公報
ところが、特許文献1に開示された従来技術では、ピニオンを押し出す際にシフトレバーによる「てこの原理」を利用することなく、電磁スイッチの吸引力のみでピニオンを押し出す必要がある。この構成では、ピニオンの押し出し力を確保するためにコイルスペースが大きくなるため、搭載上の制約を受ける。
また、ピニオンの押し出し力をコントロールできない、言い換えると、ピニオンをゆっくりと押し出すことができないため、リングギヤとの噛み合い音が大きくなる問題もある。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、ピニオンをリングギヤに噛み合わせるためのピニオン押出機構を小型化して搭載性の向上を図ると共に、ピニオンとリングギヤとの噛み合い音を低減できるエンジン始動装置を提供することにある。
本発明は、インバータにより回転数および通電電流を独立に制御可能な交流モータと、この交流モータに駆動されて回転するシャフトと、このシャフトの軸上を移動可能に配置されるピニオンと、このピニオンをエンジンのリングギヤに噛み合わせるためのピニオン押出機構とを備えるエンジン始動装置であって、ピニオン押出機構は、ステータコアに励磁コイルを巻回して構成され、励磁コイルへの通電によりステータコアが磁化されて磁極(以下、ステータ磁極と呼ぶ)を形成するステータと、シャフトの外周にヘリカルスプライン嵌合してステータの内周を軸方向に移動可能に配置され、且つ、径方向の外周に突歯を有するプランジャと、このプランジャがシャフト上をリングギヤ側へ移動する際に、そのプランジャの移動をピニオンに伝達してピニオンを押し出すピニオン押出部材とを備え、ステータ磁極の軸方向の中心を磁気中心と呼び、プランジャの軸方向の中心をプランジャ中心と呼ぶ時に、プランジャは、ステータの磁気中心に対しプランジャ中心が軸方向の反リングギヤ側へオフセットして配置されていることを特徴とする。
本発明のエンジン始動装置は、ステータの磁気中心とプランジャ中心とが軸方向にオフセットしているので、励磁コイルへの通電により電磁石が形成されると、その電磁石の吸引力(プランジャを軸方向に吸引する力)がプランジャに作用する。
また、プランジャの外周に突歯が形成されているため、励磁コイルへの通電によりステータ磁極が形成されると、そのステータ磁極とプランジャの突歯との間にリラクタンストルクが発生し、そのリラクタンストルクがプランジャの回転抑止力として働く。この状態(プランジャの回転が抑止された状態)でモータに通電してシャフトを回転させると、シャフトに形成されたヘリカルスプラインのねじれ角に沿ってプランジャに軸方向の推進力が発生する。これらの合力(電磁石の吸引力+ヘリカルスプラインの作用による推進力)がプランジャをリングギヤ側へ移動させる推進力となる。このため、電磁スイッチの吸引力だけでプランジャを押し出す従来技術(特許文献1の方式)と比較して、励磁コイルの巻線スペースを小さくでき、結果的にピニオン押出機構の小型化を図ることが可能である。
実施例1に係るエンジン始動装置の縦断面図である。 実施例1に係るピニオン押出機構の横断面図である。 実施例1に係るピニオン押出機構の縦断面図である。 実施例1に係るエンジン始動装置の作動フローチャートである。 実施例2に係るピニオン押出機構の縦断面図である。 実施例2に係るピニオン押出機構の縦断面図である。 実施例3に係るエンジン始動装置の縦断面図である。
本発明を実施するための形態を以下の実施例により詳細に説明する。
〔実施例1〕
図1に示すエンジン始動装置1は、インバータ駆動される交流モータ2と、減速機3を介してモータ2のトルクが伝達されるシャフト4と、シャフト4の軸上に配置されるクラッチ5及びピニオン6と、後述するピニオン押出機構等より構成される。
モータ2は、例えば、三相の電機子巻線を有する固定子(図示せず)と、回転子軸7を有する回転子(図示せず)とを備え、インバータ(図示せず)より電機子巻線に三相交流を印加して回転磁界を発生させることにより、回転子が回転磁界に吸引されて回転する。回転子は、鉄心に永久磁石を埋設した永久磁石埋設型、あるいは鉄心の外周に突極を形成する突極型などを採用できる。
インバータ(図示せず)は、IGBTやMOS−FET等のスイッチング素子のON/OFF動作により直流電力を交流電力に変換して電機子巻線に印加する周知の電力変換装置であり、モータ2の回転数および通電電流を独立に制御できる。
シャフト4は、図示左側の端部が軸受8を介してスタータハウジング9に支持され、図示右側の端部が減速機3を介してモータ2の回転子軸7に連結される。
減速機3は、例えば、複数の遊星歯車3aを有する周知の遊星歯車減速機であり、遊星歯車3aの公転運動が遊星キャリア3bを介してシャフト4に伝達される。
クラッチ5は、シャフト4の外周にヘリカルスプライン嵌合して配置される。このクラッチ5は、シャフト4の回転をピニオン6に伝達する一方、エンジンの始動によりピニオン6の回転速度がシャフト4の回転速度を上回った時に、ピニオン6の回転がシャフト4に伝達されることを遮断する一方向クラッチである。
ピニオン6は、クラッチ5の反モータ側(図示左側)に配置され、クラッチ5と一体にシャフト4の軸上を反モータ方向へ移動してエンジンのリングギヤ10に噛み合うことができる。ピニオン6の反クラッチ側には、ピニオン6を反リングギヤ方向(図示右方向)へ押し戻すためのスプリング11が配設されている。
続いて、本発明に係るピニオン押出機構について、図1と共に図2及び図3を参照して説明する。
ピニオン押出機構は、減速機3とクラッチ5との間に配置されるステータ12と、クラッチ5より反ピニオン側でシャフト4の外周にヘリカルスプライン嵌合するプランジャ13と、このプランジャ13に連結されたピニオン押出部材14とを有する。
ステータ12は、例えば、図2に示すように、スタータハウジング9の内周に90度間隔で4箇所にステータコア12aが配置されて、各ステータコア12aに励磁コイル12bが巻回される。ステータコア12aは、突極を有し、この突極が励磁コイル12bへの通電により磁化されてステータ磁極を形成する。
プランジャ13は、例えば、図2に示すように、径方向の外周に90度間隔で4箇所に突歯13aが設けられ、この突歯13aがプランジャ13の軸方向全長に渡って形成される。また、プランジャ13は、図3に示すように、ステータ12の磁気中心に対しプランジャ中心が軸方向の反リングギヤ側(図示右側)へオフセットして配置される。このオフセット量は、ピニオン6が静止状態(図1に示す状態)からリングギヤ10に噛み合う位置まで移動する距離と同一である。なお、ステータ12の磁気中心とは、ステータ磁極の軸方向の中心であり、プランジャ中心とは、プランジャ13の軸方向の中心を言う。
ピニオン押出部材14は、プランジャ13がシャフト4上を反モータ方向(図1の左方向)へ移動する際に、そのプランジャ13の移動をクラッチ5に伝達して、ピニオン6をクラッチ5と共にリングギヤ10側へ押し出す働きを有する。
次に、エンジン始動装置1の作動を図4に示すフローチャートを基に説明する。
ここでは、例えば、交差点での信号停止時にエンジンを自動停止させるためのアイドリングストップが実施された後、エンジンの再始動要求が発生した時に、ピニオン6をリングギヤ10に噛み合せるまでの手順を説明する。なお、図4に示すフローチャートには、各処理にS番号(S1〜S8)を付している。
まず、S1で始動モードを判定する。この始動モードには、以下の三つのモード(1)、(2)、(3)が設定され、エンジン回転数Neに応じて判定される。
モード(1)…Ne≧200rpm
モード(2)…0<Ne<200rpm
モード(3)…Ne=0rpm
つまり、モード(1)と(2)は、エンジンが完全に停止するまでの惰性回転中にエンジンの再始動要求が発生した場合であり、モード(3)はエンジンが完全に停止した状態で再始動要求が発生した場合である。
S1でモード(1)と判定された場合は、エンジン回転数Neが高いと判断できるので、この時点でピニオン6を押し出してリングギヤ10に噛み合せると、噛み合い時の衝撃が大きくなる。あるいは、リングギヤ10の回転数が低下するまでは、ピニオン6がリングギヤ10の側面に当接したままリングギヤ10との噛み合いが成立しないこともある。そこで、モード(1)の場合は、ピニオン6を押し出す前にモータ2への通電を行い、ピニオン6の回転速度を高めた状態でピニオン6の押し出しを行う。すなわち、図4のS2でモータ2への通電を行い、S3でインバータの周波数制御によりモータ2を高速回転させる。その後、S4でステータ12の励磁コイル12bに通電する。
励磁コイル12bに通電してステータ磁極が形成されると、プランジャ13に磁気吸引力が作用するため、ステータ12の磁気中心とプランジャ中心とのオフセット量(図3参照)だけプランジャ13がシャフト4上を反モータ方向へ移動する。
なお、励磁コイル12bへの通電により、ステータ磁極とプランジャ13の突歯13aとの間にリラクタンストルクが発生し、そのリラクタンストルクがプランジャ13の回転を抑制する回転抑止力として働くが、シャフト4がモータ2に駆動されて回転するので、プランジャ13は回転抑止力に抗してシャフト4上を移動する。
このプランジャ13の移動により、ピニオン押出部材14を介してピニオン6がクラッチ5と一体に押し出されて惰性回転中のリングギヤ10に噛み合う。
S1でモード(2)と判定された場合は、エンジン回転数Neが200rpmより低いので、ピニオン6を押し出す前にモータ通電を行う必要はない。つまり、ピニオン6の回転を上げる必要はないので、図4のS5でステータ12の励磁コイル12bに通電する。この励磁コイル12bへの通電により、ステータ12の磁気吸引力がプランジャ13に作用するため、ステータ12の磁気中心とプランジャ中心とのオフセット量だけプランジャ13がシャフト4上を反モータ方向へ移動する。この時、上記モード(1)の場合と同様に、リラクタンストルクがプランジャ13の回転抑止力として働くため、プランジャ13は、シャフト4上をヘリカルスプラインのねじれ角に沿ってシャフト4上を移動する。
このプランジャ13の移動により、ピニオン押出部材14を介してピニオン6がクラッチ5と一体に押し出されて惰性回転中のリングギヤ10に噛み合う。
S1でモード(3)と判定された場合は、エンジン回転数Ne=0rpmであるため、モータ2をゆっくり回転させた状態でピニオン6を押し出してリングギヤ10に噛み合せる。すなわち、図4のS6でモータ2への通電を行い、S7でインバータの周波数制御によりモータ2をゆっくり回転させる。その後、S8でステータ12の励磁コイル12bに通電する。この場合、リラクタンストルクによる回転抑止力がプランジャ13に働く状態でシャフト4がモータ2に駆動されてゆっくり回転することにより、ヘリカルスプラインのねじれ角に沿ってプランジャ13に軸方向の推進力が発生する。この推進力とプランジャ13に作用するステータ12の磁気吸引力との合力によりプランジャ13がシャフト4上を反モータ方向へ移動する。
このプランジャ13の移動により、ピニオン押出部材14を介してピニオン6がクラッチ5と一体に押し出されてリングギヤ10に噛み合う。なお、このモード(3)では、リングギヤ10が惰性回転することなく停止している状態でピニオン6が押し出されるが、ピニオン6がリングギヤ10に当接した後、噛み合い可能な位置まで回転することでリングギヤ10との噛み合いが成立する。
〔実施例1の作用および効果〕
実施例1のエンジン始動装置1は、ステータ12の磁気中心とプランジャ中心とが軸方向にオフセットしているので、励磁コイル12bへの通電によりステータ磁極が形成されると、ステータ12の磁気吸引力がプランジャ13に作用する。
また、プランジャ13の外周に突歯13aが形成されているので、ステータ磁極とプランジャ13の突歯13aとの間にリラクタンストルクが発生し、そのリラクタンストルクがプランジャ13の回転抑止力として働く。この状態(プランジャ13の回転が抑止された状態)でモータ2をゆっくり回転させると、シャフト4に形成されたヘリカルスプラインのねじれ角に沿ってプランジャ13に軸方向の推進力が発生する。
上記の推進力とステータ12の磁気吸引力との合力がプランジャ13をリングギヤ10側へ移動させる推進力となる。この場合、ステータ12の磁気吸引力だけでプランジャ13を移動させる必要がないので、従来技術(特許文献1)と比較して励磁コイル12bの巻線スペースを小さくできる。その結果、ピニオン押出機構の小型化を図ることができるので、エンジン始動装置1の搭載性が向上する。また、モータ2をゆっくり回転させることで、ピニオン6とリングギヤ10との噛み合い時に生じる衝撃を小さくできるので、静粛性の点でも有利である。なお、モータ2をゆっくり回転させる場合は、モータ2への通電電流を最小限に抑制することで、省電力化に寄与できる。
以下、本発明に係る他の実施例について説明する。
なお、実施例1と共通する部品あるいは同一機能を有するものは、実施例1と同一の符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
〔実施例2〕
この実施例2は、プランジャ13の外周に設けられる突歯13aの高さをテーパ状に傾斜させた事例である。具体的には、図5に示すように、軸方向の右端から左端に向かって突歯13aの高さが次第に小さくなるように傾斜している。この構成によれば、プランジャ13がシャフト4上を反モータ方向(図示左方向)へ移動するに連れて、プランジャ13に作用する回転抑止力が減少するため、回転ロスを小さくできる効果がある。
なお、突歯13aの高さをテーパ状に傾斜させる場合に、図5とは逆向き、つまり、図6に示すように、軸方向の左端から右端に向かって突歯13aの高さが次第に小さくなるように傾斜する形状でも同様の効果を得ることができる。
〔実施例3〕
この実施例3は、図7に示すように、ステータ12の励磁コイル12bとモータ2の電機子巻線(図示せず)とを直列に接続した事例である。この場合、一つの制御回路で励磁コイル12bへの通電とモータ2への通電とを関係させて制御できるので、制御系統の簡素化および低コスト化を図ることが可能である。
1 エンジン始動装置
2 交流モータ
4 シャフト
6 ピニオン
10 リングギヤ
12 ステータ(ピニオン押出機構)
12a ステータコア
12b 励磁コイル
13 プランジャ(ピニオン押出機構)
13a プランジャの突歯
14 ピニオン押出部材(ピニオン押出機構)

Claims (4)

  1. インバータにより回転数および通電電流を独立に制御可能な交流モータ(2)と、
    この交流モータ(2)に駆動されて回転するシャフト(4)と、
    このシャフト(4)の軸上を移動可能に配置されるピニオン(6)と、
    このピニオン(6)をエンジンのリングギヤ(10)側へ押し出すためのピニオン押出機構とを備えるエンジン始動装置(1)であって、
    前記ピニオン押出機構は、
    ステータコア(12a)に励磁コイル(12b)を巻回して構成され、前記励磁コイル(12b)への通電により前記ステータコア(12a)が磁化されて磁極(以下、ステータ磁極と呼ぶ)を形成するステータ(12)と、
    前記シャフト(4)の外周にヘリカルスプライン嵌合して前記ステータ(12)の内周を軸方向に移動可能に配置され、且つ、径方向の外周に突歯(13a)を有するプランジャ(13)と、
    このプランジャ(13)が前記シャフト(4)上を前記リングギヤ(10)側へ移動する際に、そのプランジャ(13)の移動を前記ピニオン(6)に伝達して前記ピニオン(6)を押し出すピニオン押出部材(14)とを備え、
    前記ステータ磁極の軸方向の中心を磁気中心と呼び、前記プランジャ(13)の軸方向の中心をプランジャ中心と呼ぶ時に、
    前記プランジャ(13)は、前記ステータ(12)の磁気中心に対し前記プランジャ中心が軸方向の反リングギヤ側へオフセットして配置されていることを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 請求項1に記載したエンジン始動装置(1)において、
    前記プランジャ(13)は、軸方向の一端から他端に向かって前記突歯(13a)の高さが次第に大きくまたは小さくなるように傾斜していることを特徴とするエンジン始動装置。
  3. 請求項1または2に記載したエンジン始動装置(1)において、
    前記エンジンを自動停止させるアイドリングストップが実施された後、前記エンジンを再始動させるための再始動要求が発生した時に、エンジン回転数(Ne)に応じて前記交流モータ(2)への通電と前記励磁コイル(12b)への通電とを独立に制御することを特徴とするエンジン始動装置。
  4. 請求項1または2に記載したエンジン始動装置(1)において、
    前記交流モータ(2)の電機子巻線と前記ステータ(12)の励磁コイル(12b)とを直列に接続したことを特徴とするエンジン始動装置。
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