JP2015098128A - 印刷機のプリセット装置および方法 - Google Patents

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智彦 秋山
正大 平野
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Abstract

【課題】オペレータにかかる負担を軽減するとともに、稼働率を上げ、印刷資材の無駄をなくす。
【解決手段】プリセット装置200において、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴(例えば、紙厚)とその特徴に対して設定される許容値(例えば、紙厚許容値)とから次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲を求め、この許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリに記憶されているか否かを確認し、メモリに記憶されていることを確認した場合、その確認したプリセットデータに対応づけられている印刷用紙の特徴をその差が小さい順(例えば、紙厚差の小さい順)に表示器に表示し、オペレータに選択させるようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、印刷用紙の特徴に応じて印刷機における各部の状態をプリセットする印刷機のプリセット装置および方法に関するものである。
従来より、印刷用紙の特徴に応じて印刷機における各部の状態をプリセットする印刷機のプリセット装置として、印刷用紙の特徴に応じて印刷機の給紙部へのエアの供給量などをプリセットするプリセット装置が提案されている。
例えば、特許文献1に示されたプリセット装置では、印刷用紙の種類、紙寸法、紙の目などを印刷用紙の紙質データ(特徴)とし、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴に応じたプリセット量(プリセットデータ)をプリセット設定テーブルから読み出し、この読み出したプリセットデータを給紙部へのエアの供給量として設定するようにしている。
特開2001−80750号公報
しかしながら、特許文献1に示されたプリセット装置において、プリセット設定テーブルに過去の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴に対応づけてプリセットデータを記憶させておくものとした場合、過去の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴と全く同じものがある場合にしかプリセット設定テーブルからプリセットデータを読み出すことができない。
このため、過去の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴と全く同じものがない場合、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴が過去の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴と似ているような場合でも、オペレータが初めから手動で給紙部へのエアの供給量を調整しなければならず、オペレータに負担がかかると共に調整に時間がかかって稼働率が下がり、かつ、うまく調整できたか否かを確認する為に、「調整→試刷り→調整→試刷り」を繰り返さなければならず、印刷資材が無駄になる、という問題があった。
また、通常、印刷機で印刷される菊全判や菊半裁等の標準サイズの枚葉紙は、抄紙機で作成されたより大きな幅の帯状体の紙を断裁して製造されるが、その際の断裁誤差により、同じ標準サイズの印刷用紙でも実際には天地方向や左右方向の寸法が異なったり、抄紙機で製造される紙のむらから、厚みや秤量が異なることが多く、実測して印刷用紙の厚みや天地方向や左右方向の寸法をその印刷用紙の特徴として入力すると、全く同じ厚み及び寸法の印刷用紙のデータが存在しないことが頻繁に発生し、上記のような問題が頻繁に発生してしまう。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、オペレータにかかる負担を軽減するとともに、稼働率を上げ、印刷資材の無駄をなくすことが可能な印刷機のプリセット装置および方法を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、印刷用紙の特徴に応じて印刷機における各部の状態をプリセットする印刷機のプリセット装置において、過去の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴に対応づけてその印刷用紙を用いての本刷り時の印刷機の各部の状態の調整値をプリセットデータとしてメモリに記憶するプリセットデータ記憶手段と、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対して設定される許容値とから次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲を求め、この許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリに記憶されているか否かを確認するプリセットデータ確認手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対して設定される許容値とから次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲が求められ、この許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリに記憶されているか否かが確認される。例えば、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴を厚みとした場合、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の厚みの許容範囲が求められ、この許容範囲に入る印刷用紙の厚みに対応するプリセットデータがメモリに記憶されているか否かが確認される。
すなわち、本発明では、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴に対して許容される特徴の印刷用紙に対応するプリセットデータがメモリに記憶されているか否かが確認される。この確認されたプリセットデータは、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータの候補であり、この候補の中から所望のプリセットデータを選んで実際のプリセットデータとして用いることにより、印刷機における各部の調整を初めから手動で行わなくてもよくなる。
本発明では、例えば、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリに記憶されていることを確認した場合、その確認したプリセットデータに対応づけられている印刷用紙の特徴を表示するようにする。例えば、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴と許容範囲に入る印刷用紙の特徴とを比較し、その差が小さい順に印刷用紙の特徴を表示するようにする。そして、この表示されている印刷用紙の特徴の中から所望の印刷用紙の特徴が選択された場合、その選択された印刷用紙の特徴に対応づけてメモリに記憶されているプリセットデータを読み出し、この読み出したプリセットデータを用いて印刷機における各部の状態をプリセットするようにする。
本発明によれば、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対して設定される許容値とから次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲を求め、この許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリに記憶されているか否かを確認するようにしたので、この確認された許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータの中から所望のプリセットデータを選んで実際のプリセットデータとして用いることにより、印刷機における各部の状態の調整を初めから手動で行わなくてもよいようにし、オペレータにかかる負担を軽減するとともに、稼働率を上げ、印刷資材の無駄をなくすことが可能となる。
本発明に係る印刷機のプリセット装置の一実施の形態を用いた印刷システムの構成を模式的に示す図である。 この印刷システムにおけるプリセット装置のブロック図である。 プリセット装置に接続された各種の調整装置を示す図である。 プリセット装置におけるメモリの内容を分割して示す図である。 プリセット装置におけるメモリの内容を分割して示す図である。 プリセット装置におけるメモリの内容を分割して示す図である。 プリセット装置におけるメモリの内容を分割して示す図である。 プリセットデータ記憶用のメモリのデータ構造を示す図である。 プリセット装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図9に続くフローチャートである。 図10に続くフローチャートである。 図11に続くフローチャートである。 図12に続くフローチャートである。 図13に続くフローチャートである。 図14に続くフローチャートである。 図15に続くフローチャートである。 図16に続くフローチャートである。 図17に続くフローチャートである。 図18に続くフローチャートである。 図19に続くフローチャートである。 図20に続くフローチャートである。 図21に続くフローチャートである。 図22に続くフローチャートである。 図23に続くフローチャートである。 図24に続くフローチャートである。 図25に続くフローチャートである。 図26に続くフローチャートである。 図27に続くフローチャートである。 図28に続くフローチャートである。 図29に続くフローチャートである。 図30に続くフローチャートである。 図31に続くフローチャートである。 図32に続くフローチャートである。 図33に続くフローチャートである。 図34に続くフローチャートである。 図35に続くフローチャートである。 図36に続くフローチャートである。 図37に続くフローチャートである。 図38に続くフローチャートである。 図39に続くフローチャートである。 図40に続くフローチャートである。 図41に続くフローチャートである。 図42に続くフローチャートである。 図43に続くフローチャートである。 図44に続くフローチャートである。 許容範囲内のプリセットデータ記憶用のメモリへの紙厚とカウント値Nの記憶状況を示す図である。 紙厚差記憶用のメモリへの紙厚差とカウント値Nの記憶状況を示す図である。 最小の紙厚差記憶用のメモリへの最小の紙厚差とカウント値Nとカウント値Lの記憶状況の推移を示す図である。 紙厚差記憶用のメモリへの紙厚差とカウント値Nの記憶状況の推移を示す図である。 表示順記憶用のメモリへの表示順の記憶状況の推移を示す図である。 各種調整装置の内部構成の概略を示すブロック図である。 各種調整装置の処理動作を示すフローチャートである。 図52に続くフローチャートである。 図52に続くフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔印刷システム〕
図1は本発明に係る印刷機のプリセット装置の一実施の形態を用いた印刷システムの構成を模式的に示す図である。
図1において、100は印刷機、200は本発明に係る印刷機のプリセット装置、301〜306はプリセット装置200から指令を受けて印刷機100における各部の状態を調整する各種の調整装置である。
〔印刷機〕
この印刷システムにおいて、印刷機100は、印刷ユニット1と、給紙部2と、排紙部3とを備えている。この例では、説明を簡単とするために、印刷機100を2色の枚葉式オフセット印刷機とし、印刷ユニット1として1色目の印刷ユニット1aと2色目の印刷ユニット1bとを備えた単純な構成としている。
1色目の印刷ユニット1aは、版胴11aと、ゴム胴12aと、圧胴13aとを備えており、版胴11aには刷版10aが装着されている。この1色目の印刷ユニット1aにおいて、刷版10aに供給されたインキはゴム胴12aに転移し、ゴム胴12aに転移したインキはゴム胴12aと圧胴13aとの間を流れる印刷用紙に転写される。
同様に、2色目の印刷ユニット1bも、版胴11bと、ゴム胴12aと、圧胴13aとを備えており、版胴11bには刷版10bが装着されている。この2色目の印刷ユニット1bにおいて、刷版10bに供給されたインキはゴム胴12bに転移し、ゴム胴12bに転移したインキはゴム胴12bと圧胴13bとの間を流れる印刷用紙に転写される。
印刷ユニット1aと1bとは紙渡し胴14aにより連結されており、印刷ユニット1bは紙渡し胴14bにより排紙部3に連結されている。紙渡し胴14aの下部には印刷用紙を吸引しながら案内する紙ガイド15が設けられている。
給紙部2は、サッカ2aを備えており、紙パイル2bに収納されている印刷用紙が1枚ずつサッカ2aで吸い取られてフィーダボード2cに送られる。このフィーダボード2cに送られた印刷用紙は、フィーダボード2cに設けられているはけころ2dで紙の後端部の位置が規制され、見当部2eにて天地方向、左右方向の位置決めが行われた後、1色目の印刷ユニット1aに供給される。見当部2eにはエア横針2fが設けられている。このエア横針2fによって、紙を吸引しながら、紙の側部を横当てへ移動させるようにして、印刷用紙の左右方向の位置決めが行われる。
排紙部3には、ファン3aやドライヤ3bが設けられるとともに、印刷された紙を排紙パイル3cに積み重ねる際に、走行中の紙にブレーキを掛けるため、内部から吸引し、減速させる吸引車(真空車)3dが設けられている。
〔調整装置〕
この印刷システムには、プリセット装置200からの指令を受けて印刷機100における各部の状態を調整する各種の調整装置として、サッカの吸引力調整装置301と、エア横針の吸引力調整装置302と、胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303と、吸引車の吸引力調整装置304と、1色目の版胴の位置調整装置305と、2色目の版胴の位置調整装置306とが設けられている。
サッカの吸引力調整装置301は、サッカの吸引力調整用モータ(図示せず)を備え、給紙部2におけるサッカ2aの吸引力を調整する。エア横針の吸引力調整装置302は、エア横針の吸引力調整用モータ(図示せず)を備え、給紙部2におけるエア横針2fの吸引力を調整する。胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303は、胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータ(図示せず)を備え、紙渡し胴14aの下部に設けられている紙ガイド15の吸引力を調整する。吸引車の吸引力調整装置304は、吸引車の吸引力調整用モータ(図示せず)を備え、排紙部3における吸引車3dの吸引力を調整する。
1色目の版胴位置調整装置305は、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aと、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bと、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cとを備え、版胴11aの印刷用紙に対する相対的な位置を調整する。
具体的には、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aは、1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータを備え、版胴11aの天地方向の位置、言い換えると、版胴11aの回転方向の位置を調整する。これにより、印刷用紙に印刷される絵柄の天地方向の位置が調整されることになる。
また、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bは、1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータ(図示せず)を備え、版胴11aの左右方向の位置、言い換えると、版胴11aの軸線方向の位置を調整する。これにより、印刷用紙に印刷される絵柄の左右方向の位置が調整されることになる。
また、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cは、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータ(図示せず)を備え、版胴11aのヒネリ方向の位置、言い換えると、版胴11aの軸線を傾斜させる方向の位置を調整する。これにより、印刷用紙に印刷される絵柄の左右曲がりが調整されることになる。
2色目の版胴位置調整装置306は、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306Aと、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306Bと、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cとを備え、1色目の版胴位置調整装置305と同様に、版胴11bの印刷用紙に対する相対的な位置を調整する。
〔プリセット装置〕
図2にプリセット装置200のブロック図を示す。プリセット装置200は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、プリセットスイッチ204、選択完了スイッチ205、サッカの吸引力アップスイッチ206、サッカの吸引力ダウンスイッチ207,エア横針の吸引力アップスイッチ208、エア横針の吸引力ダウンスイッチ209、胴下部の紙ガイドの吸引力アップスイッチ210、胴下部の紙ガイドの吸引力ダウンスイッチ211、吸引車の吸引力アップスイッチ212、吸引車の吸引力ダウンスイッチ213を備えている。
また、1色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ214、1色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ215、1色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ216、1色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ217、1色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ218、1色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ219、2色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ220、2色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ221、2色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ222、2色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ223、2色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ224、2色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ225を備えている。
また、手動調整完了スイッチ226、印刷開始スイッチ227、印刷終了スイッチ228、ティーチングスイッチ229、入力装置230、表示器231、出力装置(プリンタ等)232、紙厚許容値設定器233、天地方向サイズ許容値設定器234、左右方向サイズ許容値設定器235、紙の種類設定器236、紙の目の方向設定器237、紙厚設定器238、紙の天地方向サイズ設定器239、紙の左右方向サイズ設定器240、印刷機の原動モータ241、原動モータドライバ242、原動モータ用ロータリーエンコーダ243、D/A変換器244、内部時計245、メモリ246、入出力インターフェイス(I/O,I/F)247〜252を備えている。なお、この実施の形態において、表示器231はタッチパネル式のディスプレイとされている。
このプリセット装置200において、原動モータ用ロータリーエンコーダ243は、印刷機の原動モータ241の所定回転角毎に回転パルス(クロックパルス)を発生して、原動モータドライバ242に出力する。また、プリセット装置200と印刷機100とは、インタフェース250を介して接続されている。また、図3に示すように、プリセット装置200とサッカの吸引力調整装置301,エア横針の吸引力調整装置302,胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303,吸引車の吸引力調整装置304,1色目の版胴の位置調整装置305(305A、305B、305C),2色目の版胴の位置調整装置306(306A、306B、306C)とは、インタフェース251を介して接続されている。CPU201は、インターフェイス247〜252を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM202やメモリ246にアクセスしながら、ROM203に格納されたプログラムに従って動作する。
図4〜図7にメモリ246の内容を分割して示す。メモリ246にはメモリM1〜M46が設けられる。メモリM1は、カウント値DN記憶用のメモリであり、カウント値DN(データナンバ)が記憶される。メモリM2は、紙厚許容値記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚の許容値が記憶される。メモリM3は、紙の天地方向サイズの許容値記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズの許容値が記憶される。メモリM4は、紙の左右方向サイズの許容値記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズの許容値が記憶される。メモリM5は、紙の種類記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙の種類が記憶される。メモリM6は、紙の目の方向記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙の目の方向が記憶される。
メモリM7は、紙厚記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚が記憶される。メモリM8は、紙の天地方向サイズ記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズが記憶される。メモリM9は、紙の左右方向サイズ記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズが記憶される。メモリM10は、許容最大紙厚記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙に対して求められる許容最大紙厚が記憶される。メモリM11は、許容最小紙厚記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙に対して求められる許容最小紙厚が記憶される。
メモリM12は、紙の許容最大天地方向サイズ記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙に対して求められる許容最大天地方向サイズが記憶される。メモリM13は、紙の許容最小天地方向サイズ記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙に対して求められる許容最小天地方向サイズが記憶される。メモリM14は、紙の許容最大左右方向サイズ記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙に対して求められる許容最大左右方向サイズが記憶される。メモリM15は、紙の許容最小左右方向サイズ記憶用のメモリであり、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙に対して求められる許容最小左右方向サイズが記憶される。メモリM16には、カウント値Mが記憶される。メモリM17には、カウント値Nが記憶される。
メモリM18は、プリセットデータ記憶用のメモリであり、過去の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴(紙の種類、紙の目の方向、紙厚、紙の天地方向サイズ、紙の左右方向サイズ)に対応づけて、その印刷用紙を用いての本刷り時の印刷機100の各部の状態(サッカの吸引力調整用モータの位置、エア横針の吸引力調整用モータの位置、胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの位置、吸引車の吸引力調整用モータの位置、1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置、1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置、2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置、2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置)がプリセットデータとして、記憶した日時を付して記憶される(図8参照)。
メモリM19は、許容範囲内のプリセットデータ記憶用のメモリであり、後述する許容範囲内のプリセットデータが記憶される。メモリM20には、カウント値Lが記憶される。メモリM21は、紙厚差記憶用のメモリであり、後述する紙厚差が記憶される。メモリM22には、カウント値Kが記憶される。メモリM23は最小の紙厚差記憶用のメモリ、メモリM24は表示順記憶用のメモリ、メモリM25はカウント値Y記憶用のメモリ、メモリM26はカウント値X記憶用のメモリ、メモリM27は選択位置記憶用のメモリである。メモリM28には、表示器231のX方向およびY方向の画素数が記憶される。メモリM29には、表示器231のカウント値K番目の位置のX方向の最大値及び最小値が記憶される。メモリM30には、表示器231のカウント値K番目の位置のY方向の最大値及び最小値が記憶される。
メモリM31は選択されたプリセットデータ位置記憶用のメモリ、メモリM32はプリセット位置記憶用のメモリ、メモリM33は印刷準備速度記憶用のメモリ、メモリM34は印刷速度記憶用のメモリである。メモリM35は、サッカの吸引力調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後のサッカの吸引力調整用モータの位置が記憶される。メモリM36は、エア横針の吸引力調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後のエア横針の吸引力調整用モータの位置が記憶される。メモリM37は、胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの位置が記憶される。メモリM38は、吸引車の吸引力調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の吸引車の吸引力調整用モータの位置が記憶される。
メモリM39は、1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置が記憶される。メモリM40は、1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置が記憶される。メモリM41は、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置が記憶される。メモリM42は、2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置が記憶される。メモリM43は、2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置が記憶される。メモリM44は、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置記憶用のメモリであり、今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置が記憶される。メモリM45は、最大記憶プリセット数記憶用のメモリであり、この例では最大記憶プリセット数として100が記憶されている。メモリM46は、最も古い年月日データ記憶用のメモリである。
〔プリセット装置の動作〕
以下、図9〜図45に分割して示すフローチャートを参照して、プリセット装置200のCPU201が実行する処理動作について詳細に説明する。
CPU201は、プリセット装置200の動作を開始させるにあたって、先ずメモリM1のカウント値DNを0とする(ステップS101)。すなわち、図1に示した印刷システムにおいてプリセット装置200を初めて用いる場合、カウント値DNを0とする。ここでは、次の印刷ジョブを最初の印刷ジョブとし、カウント値DNは0からスタートされるものとする。
〔次の印刷ジョブ(最初の印刷ジョブ)で使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対する許容値の入力〕
オペレータは、印刷機100を用いての印刷に際し、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対する許容値をプリセット装置200に対して入力する。
この場合、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴として、紙の種類設定器236より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の種類を入力し、紙の目の方向設定器237より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙の目の方向を入力し、紙厚設定器238より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚を入力し、紙の天地方向サイズ設定器239より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズを入力し、紙の左右方向サイズ設定器240より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズを入力する。
また、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴に対する許容値として、紙厚許容値設定器233より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚の許容値を入力し、天地方向サイズ許容値設定器234より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズの許容値を入力し、左右方向サイズ許容値設定器235より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズの許容値を入力する。
CPU201は、紙厚許容値設定器233から次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚の許容値が入力されると(ステップS102のYES)、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚の許容値をαとしてメモリM2に記憶させる(ステップS103)。また、天地方向サイズ許容値設定器234より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズの許容値が入力されると(ステップS104のYES)、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズの許容値をβとしてメモリM3に記憶させる(ステップS105)。また、左右方向サイズ許容値設定器235より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズの許容値が入力されると(ステップS106のYES)、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズの許容値をγとしてメモリM4に記憶させる(ステップS107)。
また、CPU201は、紙の種類設定器236より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の種類が入力されると(ステップS108のYES)、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の種類をメモリM5に記憶させる(ステップS109)。また、紙の目の方向設定器237より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙の目の方向が入力されると(ステップS110のYES:図10)、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙の目の方向をメモリM6に記憶させる(ステップS111)。
また、CPU201は、紙厚設定器238より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚が入力されると(ステップS112のYES)、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚をtとしてメモリM7に記憶させる(ステップS113)。また、紙の天地方向サイズ設定器239より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズが入力されると(ステップS114のYES)、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズをLとしてメモリM8に記憶させる(ステップS115)。また、紙の左右方向サイズ設定器240より次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズが入力されると(ステップS116のYES)、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズをWとしてメモリM9に記憶させる(ステップS117)。
オペレータは、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対する許容値を入力した後、プリセットスイッチ204をオンとする。すると、CPU201は、このプリセットスイッチ204のオンを確認して(ステップS118のYES)、メモリM1中のカウント値DNを読み込み(ステップS119)、このカウント値DNが0か否かをチェックする(ステップS120)。この場合、メモリM1中のカウント値DNは、ステップS101において0とされている。このため、CPU201は、ステップS120でのYESに応じて、ステップS239(図26)へ進む。
〔印刷機における各部の状態の手動調整〕
CPU201は、ステップS239において、印刷機100に印刷開始指令を送る。そして、メモリM33から印刷準備速度を読み込み(ステップS240)、原動モータドライバ242にD/A変換器244を介して印刷準備速度を出力する(ステップS241)。これにより、印刷機100の印刷準備速度での運転が開始される。
オペレータは、この印刷機100の印刷準備速度での運転中、必要に応じて、サッカの吸引力アップスイッチ206とサッカの吸引力ダウンスイッチ207とを用いてのサッカ2aの吸引力の調整、横針の吸引力アップスイッチ208とエア横針の吸引力ダウンスイッチ209とを用いてのエア横針2fの吸引力の調整、胴下部の紙ガイドの吸引力アップスイッチ210と胴下部の紙ガイドの吸引力ダウンスイッチ211とを用いての紙ガイド15の吸引力の調整、吸引車の吸引力アップスイッチ212と吸引車の吸引力ダウンスイッチ213とを用いての吸引車3dの吸引力の調整を行う。
また、1色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ214と1色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ215とを用いての1色目の版胴11aの天地方向の位置の調整、1色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ216と1色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ217とを用いての1色目の版胴11aの左右方向の位置の調整、1色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ218と1色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ219とを用いての1色目の版胴11aのヒネリ方向の位置の調整を行う。
また、2色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ220と2色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ221とを用いての2色目の版胴11bの天地方向の位置の調整、2色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ222と2色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ223を用いての2色目の版胴11bの左右方向の位置の調整、2色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ224と2色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ225とを用いての2色目の版胴11bのヒネリ方向の位置の調整を行う。
CPU201は、サッカの吸引力アップスイッチ206がオンとされると(ステップS242のYES)、サッカの吸引力アップスイッチ206がオフとされるまで(ステップS244のYES)、サッカの吸引力調整装置301に逆転指令を送信し(ステップS243)、サッカの吸引力ダウンスイッチ207がオンとされると(ステップS245のYES)、サッカの吸引力ダウンスイッチ207がオフとされるまで(ステップS247のYES)、サッカの吸引力調整装置301に正転指令を送信する(ステップS246)。CPU201は、サッカの吸引力アップスイッチ206がオフとされると(ステップS244のYES)、またサッカの吸引力ダウンスイッチ207がオフとされると(ステップS247のYES)、サッカの吸引力調整装置301に停止指令を送信する(ステップS248)。
また、CPU201は、エア横針の吸引力アップスイッチ208がオンとされると(ステップS249のYES:図27)、エア横針の吸引力アップスイッチ208がオフとされるまで(ステップS251のYES)、エア横針の吸引力調整装置302に逆転指令を送信し(ステップS250)、エア横針の吸引力ダウンスイッチ209がオンとされると(ステップS252のYES)、エア横針の吸引力ダウンスイッチ209がオフとされるまで(ステップS254のYES)、エア横針の吸引力調整装置302に正転指令を送信する(ステップS253)。CPU201は、エア横針の吸引力アップスイッチ208がオフとされると(ステップS251のYES)、またエア横針の吸引力ダウンスイッチ209がオフとされると(ステップS254のYES)、エア横針の吸引力調整装置302に停止指令を送信する(ステップS255)。
また、CPU201は、胴下部の紙ガイド吸引力アップスイッチ210がオンとされると(ステップS256のYES:図28)、胴下部の紙ガイド吸引力アップスイッチ210がオフとされるまで(ステップSS258のYES)、胴下部の紙ガイド吸引力調整装置303に逆転指令を送信し(ステップS257)、胴下部の紙ガイド吸引力ダウンスイッチ211がオンとされると(ステップS259のYES)、胴下部の紙ガイド吸引力ダウンスイッチ211がオフとされるまで(ステップS261のYES)、胴下部の紙ガイド吸引力調整装置303に正転指令を送信する(ステップS260)。CPU201は、胴下部の紙ガイド吸引力アップスイッチ210がオフとされると(ステップSS258のYES)、また胴下部の紙ガイド吸引力ダウンスイッチ211がオフとされると(ステップS261のYES)、胴下部の紙ガイド吸引力調整装置303に停止指令を送信する(ステップS262)。
また、CPU201は、吸引車の吸引力アップスイッチ212がオンとされると(ステップS263のYES:図29)、吸引車の吸引力アップスイッチ212がオフとされるまで(ステップS265のYES)、吸引車の吸引力調整装置304に逆転指令を送信し(ステップS264)、吸引車の吸引力ダウンスイッチ213がオンとされると(ステップS266のYES)、吸引車の吸引力ダウンスイッチ213がオフとされるまで(ステップS268のYES)、吸引車の吸引力調整装置304に正転指令を送信する(ステップS267)。CPU201は、吸引車の吸引力アップスイッチ212がオフとされると(ステップS265のYES)、また吸引車の吸引力ダウンスイッチ213がオフとされると(ステップS268のYES)、吸引車の吸引力調整装置304に停止指令を送信する(ステップS269)。
また、CPU201は、1色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ214がオンとされると(ステップS270のYES:図30)、1色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ214がオフとされるまで(ステップS272のYES)、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aに正転指令を送信し(ステップS271)、1色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ215がオンとされると(ステップS273のYES)、1色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ215がオフとされるまで(ステップS275のYES)、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aに逆転指令を送信する(ステップS274)。CPU201は、1色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ214がオフとされると(ステップS272のYES)、また1色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ215がオフとされると(ステップS275のYES)、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aに停止指令を送信する(ステップS276)。
また、CPU201は、1色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ216がオンとされると(ステップS277のYES:図31)、1色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ216がオフとされるまで(ステップS279のYES)、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bに正転指令を送信し(ステップS278)、1色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ217がオンとされると(ステップS280のYES)、1色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ217がオフとされるまで(ステップS282のYES)、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bに逆転指令を送信する(ステップS281)。CPU201は、1色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ216がオフとされると(ステップS279のYES)、また1色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ217がオフとされると(ステップS282のYES)、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bに停止指令を送信する(ステップS283)。
また、CPU201は、1色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ218がオンとされると(ステップS284のYES:図32)、1色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ218がオフとされるまで(ステップS286のYES)、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cに正転指令を送信し(ステップS285)、1色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ219がオンとされると(ステップS287のYES)、1色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ219がオフとされるまで(ステップS289のYES)、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cに逆転指令を送信する(ステップS288)。CPU201は、1色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ218がオフとされると(ステップS286のYES)、また1色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ219がオフとされると(ステップS289のYES)、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cに停止指令を送信する(ステップS290)。
また、CPU201は、2色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ220がオンとされると(ステップS291のYES:図33)、2色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ220がオフとされるまで(ステップS293のYES)、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306Aに正転指令を送信し(ステップS292)、2色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ221がオンとされると(ステップS294のYES)、2色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ221がオフとされるまで(ステップS296のYES)、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306Aに逆転指令を送信する(ステップS295)。CPU201は、2色目の版胴の天方向への位置調整スイッチ220がオフとされると(ステップS293のYES)、また2色目の版胴の地方向への位置調整スイッチ221がオフとされると(ステップS296のYES)、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306Aに停止指令を送信する(ステップS297)。
また、CPU201は、2色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ222がオンとされると(ステップS298のYES:図34)、2色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ222がオフとされるまで(ステップS300のYES)、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306Bに正転指令を送信し(ステップS299)、2色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ223がオンとされると(ステップS301のYES)、2色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ223がオフとされるまで(ステップS303のYES)、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306Bに逆転指令を送信する(ステップS302)。CPU201は、2色目の版胴の右方向への位置調整スイッチ222がオフとされると(ステップS300のYES)、また2色目の版胴の左方向への位置調整スイッチ223がオフとされると(ステップS303のYES)、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306Bに停止指令を送信する(ステップS304)。
また、CPU201は、2色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ224がオンとされると(ステップS305のYES:図35)、2色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ224がオフとされるまで(ステップS307のYES)、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cに正転指令を送信し(ステップS306)、2色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ225がオンとされると(ステップS308のYES)、2色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ225がオフとされるまで(ステップS310のYES)、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cに逆転指令を送信する(ステップS309)。CPU201は、2色目の版胴のヒネリの天方向への位置調整スイッチ224がオフとされると(ステップS307のYES)、また2色目の版胴のヒネリの地方向への位置調整スイッチ225がオフとされると(ステップS310のYES)、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cに停止指令を送信する(ステップS311)。
オペレータは、このようにして印刷機100における各部の状態の手動調整を終了すると、手動調整完了スイッチ226をオンとする。すると、CPU201は、この手動調整完了スイッチ226のオンを確認して(ステップS312のYES)、オペレータからの印刷開始スイッチ227のオンを待つ(ステップS313:図36)。
〔本刷り〕
CPU201は、印刷開始スイッチ227がオンとされると(ステップS313のYES)、メモリM34から印刷速度を読み込み(ステップS314)、原動モータドライバ242にD/A変換器244を介して印刷速度を出力する(ステップS315)。これにより、印刷機100の印刷速度での運転が開始される。すなわち、本刷りが開始される。
本刷りが終了すると、オペレータは、印刷終了スイッチ228をオンとする。印刷終了スイッチ228がオンとされると(ステップS316のYES)、CPU201は、印刷機100に停止指令を出力し(ステップS317)、原動モータドライバ242に停止指令を出力し、印刷機100を停止させる。
〔今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴に対応づけたプリセットデータの記憶〕
印刷機100の停止後、オペレータは、ティーチングスイッチ229をオンとする。ティーチングスイッチ229がオンとされると(ステップS319のYES)、CPU201は、サッカの吸引力調整装置301にサッカの吸引力調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS320:図37)。そして、サッカの吸引力調整装置301からサッカの吸引力調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS321のYES)、送信されてきたサッカの吸引力調整用モータの現在位置をメモリM35に書き込む(ステップS322)。
また、CPU201は、エア横針の吸引力調整装置302にエア横針の吸引力調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS323)。そして、エア横針の吸引力調整装置302からエア横針の吸引力調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS324のYES)、送信されてきたエア横針の吸引力調整用モータの現在位置をメモリM36に書き込む(ステップS325)。
また、CPU201は、胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303に胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS326:図38)。そして、胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303から胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS327のYES)、送信されてきた胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの現在位置をメモリM37に書き込む(ステップS328)。
また、CPU201は、吸引車の吸引力調整装置304に吸引車の吸引力調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS329)。そして、吸引車の吸引力調整装置304から吸引車の吸引力調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS330のYES)、送信されてきた吸引車の吸引力調整用モータの現在位置をメモリM38に書き込む(ステップS331)。
また、CPU201は、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aに1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS332)。そして、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aから1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS333のYES)、送信されてきた1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM39に書き込む(ステップS334)。
また、CPU201は、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bに1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS335:図39)。そして、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bから1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS336のYES)、送信されてきた1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM40に書き込む(ステップS337)。
また、CPU201は、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cに1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS338:図40)。そして、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cから1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS339のYES)、送信されてきた1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM41に書き込む(ステップS340)。
また、CPU201は、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306Aに2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS341)。そして、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306Aから2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS342のYES)、送信されてきた2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM42に書き込む(ステップS343)。
また、CPU201は、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306Bに2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS344:図41)。そして、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306Bから2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS345のYES)、送信されてきた2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM43に書き込む(ステップS346)。
また、CPU201は、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cに2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置送信指令を送信する(ステップS347)。そして、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cから2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置が送信されてくると(ステップS348のYES)、送信されてきた2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM44に書き込む(ステップS349)。
そして、CPU201は、メモリM1からカウント値DNを読み込み(ステップS350)、メモリM45から最大記憶プリセット数を読み込み(ステップS351)、カウント値DNが最大記憶プリセット数に達しているか否かをチェックする(ステップS352:図42)。この例において、最大記憶プリセット数は100とされている。この場合、カウント値DNは0であり、最大記憶プリセット数に達していないので(ステップS352のNO)、メモリM17中のカウント値Nをカウント値DNとし(ステップS362)、さらにこのカウント値Nに1を加算して、メモリM17中のカウント値NをDN+1とする(ステップS363)。この場合、メモリM17中のカウント値Nは1となる。
そして、メモリM46にメモリM17中のカウント値Nを書き込み(ステップS364)、メモリM5から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の紙の種類を読み込み(ステップS365:図43)、メモリM6から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の紙の目の方向を読み込み(ステップS366)、メモリM7から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の紙厚tを読み込み(ステップS367)、メモリM8から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の天地方向サイズLを読み込み(ステップS368)、メモリM9から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の左右方向サイズWを読み込み(ステップS369)、メモリM35から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後のサッカの吸引力調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS370)、メモリM36から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後のエア横針の吸引力調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS371)、メモリM37から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS372)、メモリM38から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の吸引車の吸引力調整用モータの現在位置を読み込む(ステップS373)。
また、メモリM39から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS374:図44)、メモリM40から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS375)、メモリM41から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS376)、メモリM42から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS377)、メモリM43から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS378)、メモリM44から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置を読み込む(ステップS379)。
そして、CPU201は、内部時計245より現在の年月日(時刻も含む)を読み込み(ステップS380)、メモリM46よりカウント値Nを読み込み(ステップS381)、メモリM18のN番目のアドレス位置(この場合、N=1番目のアドレス位置)に、ステップS365〜S380で読み込んだ情報を書き込む(ステップS382:図45)。
すなわち、ステップS365〜S369で読み込んだ今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の紙の種類,紙の目の方向,紙厚t,紙の天地方向サイズL,紙の左右方向サイズWを今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴として、ステップS370〜S379で読み込んだ今回の印刷ジョブでの本刷り終了後のサッカの吸引力調整用モータの現在位置,エア横針の吸引力調整用モータの現在位置,胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの現在位置,吸引車の吸引力調整用モータの現在位置,1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置,1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置,1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置,2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置,2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置,2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置を、今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙を用いての本刷り時の印刷機の各部の状態の調整値(プリセットデータ)として、内部時計245より読み込んだ現在の年月日を付して、メモリM18のN=1番目のアドレス位置に対応づけて記憶させる(図8参照)。
そして、CPU201は、メモリM1からカウント値DNを読み込み(ステップS383)、メモリM45から最大記憶プリセット数を読み込み(ステップS384)、カウント値DNと最大記憶プリセット数とを比較し(ステップS385)、カウント値DNが最大記憶プリセット数に達していなければ(ステップS385のNO)、ステップS386,S387を経てステップS102に戻り、カウント値DNが最大記憶プリセット数に達していれば(ステップS385のYES)、直ちにステップS102に戻る。この場合、カウント値DNは0であり、最大記憶プリセット数(100)に達してないので(ステップS385のNO)、ステップS386,387でカウント値DNに1を加算し、メモリM1内のカウント値DNをDN=1として、ステップS102(図9)に戻る。
〔次の印刷ジョブ(2番目の印刷ジョブ)で使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対する許容値の入力〕
オペレータは、印刷機100を用いての次回の印刷に際し、次の印刷ジョブ(2番目の印刷ジョブ)で使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対する許容値をプリセット装置200に対して入力する。
この場合、最初の印刷ジョブと同様にして、次の印刷ジョブ(2番目の印刷ジョブ)で使用する印刷用紙の特徴として、その印刷ジョブで使用する印刷用紙の種類、紙の目の方向、紙厚、天地方向サイズ、左右方向サイズを入力する。また、次の印刷ジョブ(2番目の印刷ジョブ)で使用する印刷用紙の特徴に対する許容値として、その印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚の許容値、天地方向サイズの許容値、左右方向サイズの許容値を入力する。
CPU201は、最初の印刷ジョブと同様にして、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚の許容値をαとしてメモリM2に書き込み、天地方向サイズの許容値をβとしてメモリM3に書き込み、左右方向サイズの許容値をγとしてメモリM4に書き込む(ステップS102〜S107)。また、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の種類をメモリM5に書き込み、紙の目の方向をメモリM6に書き込む(ステップS108〜S111)。また、入力された次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚をtとしてメモリM7に書き込み、天地方向サイズをLとしてメモリM8に書き込み、左右方向サイズをWとしてメモリM9に書き込む(ステップS112〜S117)。
CPU201は、プリセットスイッチ204がオンとされると(ステップS118のYES:図10)、メモリM1中のカウント値DNを読み込み(ステップS119)、このカウント値DNが0か否かをチェックする(ステップS120)。この場合、メモリM1中のカウント値DNは、先のステップS387(図45)において1とされている。このためCPU201は、ステップS120でのNOに応じて、ステップS121(図11)へ進む。
〔次の印刷ジョブ(2番目の印刷ジョブ)で使用する印刷用紙の特徴の許容範囲の演算〕
CPU201は、メモリM7から次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚tを読み込み(ステップS121)、メモリM2から次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚の許容値(紙厚許容値)αを読み込み(ステップS122)、紙厚tに紙厚許容値αを加算して、許容最大紙厚(t+α)を求め、メモリM10に記憶させる(ステップS123)。また、紙厚tから紙厚許容値αを減算して、許容最小紙厚(t+α)を求め、メモリM11に記憶させる(ステップS124)。
また、CPU201は、メモリM8から次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズLを読み込み(ステップS125)、メモリM3から次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の天地方向サイズの許容値βを読み込み(ステップS126)、天地方向サイズLに天地方向サイズの許容値βを加算して、許容最大天地方向サイズ(L+β)を求め、メモリM12に記憶させる(ステップS127)。また、天地方向サイズLから天地方向サイズの許容値βを減算して、許容最小天地方向サイズ(L−β)を求め、メモリM13に記憶させる(ステップS128)。
また、CPU201は、メモリM9から次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズWを読み込み(ステップS129:図12)、メモリM4から次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の左右方向サイズの許容値γを読み込み(ステップS130)、左右方向サイズWに左右方向サイズの許容値γを加算して、許容最大左右方向サイズ(W+γ)を求め、メモリM14に記憶させる(ステップS131)。また、左右方向サイズWから左右方向サイズの許容値γを減算して、許容最小左右方向サイズ(W−γ)を求め、メモリM15に記憶させる(ステップS132)。
〔次の印刷ジョブ(2番目の印刷ジョブ)で使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータの有無の確認〕
次に、CPU201は、メモリM16中のカウント値Mを0とし(ステップS133)、メモリM17中のカウント値Nを1とする(ステップS134)。そして、メモリM18のN番目のアドレス位置に記憶されている紙の種類を読み込み(ステップS135)、メモリM5に記憶されている次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の種類を読み込み(ステップS136)、両者が同じであるか否かをチェックする(ステップS137:図13)。
メモリM18のN番目のアドレス位置に記憶されている紙の種類とメモリM5に記憶されている次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の種類とが同じであれば(ステップS137のYES)、メモリM18のN番目のアドレス位置に記憶されている紙の目の方向を読み込み(ステップS138)、メモリM6に記憶されている次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙の目の方向を読み込み(ステップS139)、両者が同じであるか否かをチェックする(ステップS140)。
メモリM18のN番目のアドレス位置に記憶されている紙の目の方向とメモリM6に記憶されている次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙の目の方向とが同じであれば(ステップS140のYES)、メモリ18のN番目のアドレス位置に記憶されている紙厚tNを読み込み(ステップS141)、メモリM10に記憶されている許容最大紙厚(t+α)を読み込み(ステップS142)、紙厚tNが許容最大紙厚(t+α)以下であるか否かをチェックする(ステップS143)。
紙厚tNが許容最大紙厚(t+α)以下であれば(ステップS143のYES)、メモリM11に記憶されている許容最小紙厚(t−α)を読み込み(ステップS144)、紙厚tNが許容最小紙厚(t−α)以上であるか否かをチェックする(ステップS145)。
紙厚tNが許容最小紙厚(t−α)以上であれば(ステップS145のYES)、メモリ18のN番目のアドレス位置に記憶されている印刷用紙の天地方向サイズLNを読み込み(ステップS146:図14)、メモリM12に記憶されている印刷用紙の許容最大天地方向サイズ(L+β)を読み込み(ステップS147)、天地方向サイズLNが許容最大天地方向サイズ(L+β)以下であるか否かをチェックする(ステップS148)。
天地方向サイズLNが許容最大天地方向サイズ(L+β)以下であれば(ステップS148のYES)、メモリM13に記憶されている印刷用紙の許容最小天地方向サイズ(L−β)を読み込み(ステップS149)、天地方向サイズLNが許容最小天地方向サイズ(L−β)以上であるか否かをチェックする(ステップS150)。
天地方向サイズLNが許容最小天地方向サイズ(L−β)以上であれば(ステップS150のYES)、メモリ18のN番目のアドレス位置に記憶されている印刷用紙の左右方向サイズWNを読み込み(ステップS151)、メモリM14に記憶されている印刷用紙の許容最大左右方向サイズ(W+γ)を読み込み(ステップS152)、左右方向サイズWNが許容最大左右方向サイズ(W+γ)以下であるか否かをチェックする(ステップS153)。
左右方向サイズWNが許容最大左右方向サイズ(W+γ)以下であれば(ステップS153のYES)、メモリM15に記憶されている印刷用紙の許容最小左右方向サイズ(W−γ)を読み込み(ステップS154:図15)、左右方向サイズWNが許容最小左右方向サイズ(W−γ)以上であるか否かをチェックする(ステップS155)。
ここで、ステップS137,S140,S143,S145,S148,S150,S153,S155の各判断ステップにおいて、何れか1つでもNOであれば、CPU201は、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリM18中には無いと判断し、直ちにステップS158へ進む。
この例において、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータはメモリM18中には無く、CPU201は直ちにステップS158へ進むものとする。
この場合、CPU201は、メモリM17中のカウント値NをN+1とし(ステップS158)、メモリM1からカウント値DNを読み込み(ステップS159)、カウント値Nとカウント値DNとを比較する(ステップS160)。ここで、カウント値Nは2、カウント値DNは1であり、N>DNであるので(ステップS160のYES)、CPU201は、ステップS161(図16)へ進む。
CPU201は、ステップS161において、メモリM16中のカウント値Mを読み込む。そして、カウント値Mが0であるか否かをチェックする(ステップS162)。この場合、カウント値Mは先のステップS133において0とされたままであるので、CPU201は、ステップS162でのYESに応じて、ステップS239(図26)へ進む。
〔印刷機における各部の状態の手動調整〕
CPU201は、ステップS239において、印刷機100に印刷開始指令を送る。そして、メモリM33から印刷準備速度を読み込み(ステップS240)、原動モータドライバ242にD/A変換器244を介して印刷準備速度を出力する(ステップS241)。これにより、印刷機100の印刷準備速度での運転が開始される。
オペレータは、この印刷機100の印刷準備速度での運転中、前述と同様にして、必要に応じて、サッカ2aの吸引力の調整、エア横針2fの吸引力の調整、紙ガイド15の吸引力の調整、吸引車3dの吸引力の調整、1色目の版胴11aの天地方向の位置の調整、1色目の版胴11aの左右方向の位置の調整、1色目の版胴11aのヒネリ方向の位置の調整、2色目の版胴11bの天地方向の位置の調整、2色目の版胴11bの左右方向の位置の調整、2色目の版胴11bのヒネリ方向の位置の調整を行う(ステップS242(図26)〜S311(図35))。
そして、オペレータは、この印刷機100における各部の状態の手動調整後、前述と同様にして、手動調整完了スイッチ226をオンとし、印刷開始スイッチ227をオンとし、次の印刷ジョブ(2番目の印刷ジョブ)の本刷りを行わせた後(ステップS312〜S315(図35))、印刷終了スイッチ228をオンとして、印刷機100を停止させる(ステップS316〜S318(図36))。
〔今回の印刷ジョブ(2番目の印刷ジョブ)で使用した印刷用紙の特徴に対応づけたプリセットデータの記憶〕
印刷機100の停止後、オペレータは、ティーチングスイッチ229をオンとする。ティーチングスイッチ229がオンとされると(ステップS319のYES)、CPU201は、前述と同様にして、サッカの吸引力調整装置301から送信されてくるサッカの吸引力調整用モータの現在位置をメモリM35に、エア横針の吸引力調整装置302から送信されてくるエア横針の吸引力調整用モータの現在位置をメモリM36に、胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303から送信されてくる胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの現在位置をメモリM37に、吸引車の吸引力調整装置304から送信されてくる吸引車の吸引力調整用モータの現在位置をメモリM38に書き込む(ステップS320(図37)〜331(図38))。
また、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aから送信されてくる1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM39に、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bから送信されてくる1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM40に、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cから送信されてくる1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM41に、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306Aから送信されてくる2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM42に、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306Bから送信されてくる2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM43に、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cから送信されてくる2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置をメモリM44に書き込む(ステップS332(図39)〜S349(図41))
そして、CPU201は、メモリM1からカウント値DNを読み込み(ステップS350)、メモリM45から最大記憶プリセット数(100)を読み込み(ステップS351)、カウント値DNが最大記憶プリセット数に達しているか否かをチェックする(ステップS352(図42))。この場合、カウント値DNは1であり、最大記憶プリセット数に達していないので(ステップS352のYES)、メモリM17中のカウント値Nをカウント値DNとし(ステップS362)、さらにこのカウント値Nに1を加算して、メモリM17中のカウント値NをDN+1とする(ステップS363)。この場合、メモリM17中のカウント値Nは2となる。
そして、メモリM46にメモリM17中のカウント値Nを書き込み(ステップS364)、メモリM5から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の紙の種類を読み込み(ステップS365(図43))、メモリM6から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の紙の目の方向を読み込み(ステップS366)、メモリM7から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の紙厚tを読み込み(ステップS367)、メモリM8から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の天地方向サイズLを読み込み(ステップS368)、メモリM9から今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の左右方向サイズWを読み込み(ステップS369)、メモリM35から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後のサッカの吸引力調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS370)、メモリM36から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後のエア横針の吸引力調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS371)、メモリM37から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS372)、メモリM38から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の吸引車の吸引力調整用モータの現在位置を読み込む(ステップS373)。
また、メモリM39から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS374(図44))、メモリM40から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS375)、メモリM41から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS376)、メモリM42から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS377)、メモリM43から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置を読み込み(ステップS378)、メモリM44から今回の印刷ジョブでの本刷り終了後の2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置を読み込む(ステップS379)。
そして、CPU201は、内部時計245より現在の年月日(時刻も含む)を読み込み(ステップS380)、メモリM46よりカウント値Nを読み込み(ステップS381)、メモリM18のN番目のアドレス位置(この場合、N=2番目のアドレス位置)に、ステップS365〜S380で読み込んだ情報を書き込む(ステップS382:図45)。
すなわち、ステップS365〜S369で読み込んだ今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の紙の種類,紙の目の方向,紙厚t,紙の天地方向サイズL,紙の左右方向サイズWを今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴として、ステップS370〜S379で読み込んだ今回の印刷ジョブでの本刷り終了後のサッカの吸引力調整用モータの現在位置,エア横針の吸引力調整用モータの現在位置,胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの現在位置,吸引車の吸引力調整用モータの現在位置,1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置,1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置,1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置,2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの現在位置,2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの現在位置,2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの現在位置を、今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙を用いての本刷り時の印刷機の各部の状態の調整値(プリセットデータ)として、内部時計245より読み込んだ現在の年月日を付して、メモリM18のN=2番目のアドレス位置に対応づけて記憶させる(図8参照)。
そして、CPU201は、メモリM1からカウント値DNを読み込み(ステップS383)、メモリM45から最大記憶プリセット数を読み込み(ステップS384)、カウント値DNと最大記憶プリセット数とを比較する(ステップS385)。この場合、カウント値DNは1であり、最大記憶プリセット数(100)に達していないので(ステップS385のNO)、ステップS386,387でカウント値DNに1を加算し、メモリM1内のカウント値DNをDN=2として、ステップS102に戻る。
以下、この2番目の印刷ジョブと同様にして、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリM18中に無いと判断される毎に、オペレータによる印刷機100における各部の状態の手動調整が行われ、この手動調整を行った状態での本刷り終了後に、今回の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴に対応づけて、その印刷用紙を用いての本刷り時の印刷機100の各部の状態の調整値がプリセットデータとしてメモリM18に保存されて行く。
なお、この場合、CPU201は、ステップS135〜S160の処理の繰り返しにより、メモリM18に記憶されている全てのプリセットデータについて、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータの有無について確認する。そして、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータが無いことを確認して、ステップS239への処理へと進む。
また、メモリM1中のカウント値DNは、メモリM18にプリセットデータが保存される毎に1ずつアップして行くが、そのカウント値DNが最大記憶プリセット数(100)に達すると(ステップS385のYES)、ステップS386,S387の処理を経ずに直ちにステップS102へ戻る。このため、メモリM1中のカウント値DNは、最大記憶プリセット数に達した後、その最大記憶プリセット数を維持する。
また、メモリM1中のカウント値DNが最大記憶プリセット数に達し、ステップS352において、カウント値DNと最大記憶プリセット数とが等しいことが確認されると、ステップS353〜S361の処理によってメモリM18中のプリセットデータが古い順に新しいものに書き替えられて行く。
すなわち、CPU201は、カウント値DNが最大記憶プリセット数に達し、カウント値DNと最大記憶プリセット数とが等しいことを確認すると(ステップS352のYES)、メモリM18の1番目のアドレス位置の年月日を読み込み、その読み込んだ年月日をメモリM46に1と共に書き込む(ステップS353)。そして、メモリM17のカウント値Nを2とし(ステップS354)、メモリM18のN番目のアドレス位置の年月日を読み込み(ステップS355)、メモリM46に書き込まれている年月日を読み込み(ステップS355)、メモリM18のN番目のアドレス位置の年月日とメモリM46に書き込まれている年月日との新旧を比較する(ステップS357)。
ここで、メモリM46に書き込まれている年月日の方が古ければ(ステップS357のNO)、カウント値Nに1を加算し(ステップS359)、メモリM45から最大記憶プリセット数を読み込み(ステップS360)、カウント値Nが最大記憶プリセット数を超えるまで(ステップS361のYES)、ステップS355〜361の処理を繰り返す。
これに対し、メモリM18のN番目のアドレス位置の年月日の方が古ければ(ステップS357のYES)、メモリM18のN番目のアドレス位置の年月日をメモリM46にカウント値Nと共に書き込み(ステップS358)、 カウント値Nに1を加算し(ステップS359)、メモリM45から最大記憶プリセット数を読み込み(ステップS360)、カウント値Nが最大記憶プリセット数を超えるまで(ステップS361のYES)、ステップS355〜361の処理を繰り返す。
これにより、メモリM46には、最終的に、メモリM18における1〜100番目のアドレス位置の年月日の内、最も古い年月日とその最も古い年月日のアドレス位置に対応するカウント値Nが書き込まれるものとなる。このため、ステップS381では、このメモリM46中のカウント値Nが読み込まれるものとなり、このカウント値Nで示されるメモリM18のN番目のアドレス位置に、すなわち最も古い年月日のプリセットデータが書き込まれている位置に今回の新しいプリセットデータが書き込まれるものとなる。
〔次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータが存在する場合〕
CPU201は、ステップS135〜S160の処理の繰り返しにより、メモリM18に記憶されている全てのプリセットデータについて、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータの有無について確認する。
ここで、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリM18に有った場合、すなわちステップS137,S140,S143,S145,S148,S150,S153,S155の判断ステップの全てがYESとなった場合、CPU201は、ステップS156,S157(図15)の処理を実行する。
すなわち、メモリM16中のカウント値Mに1を加算し(ステップS156)、メモリM18のN番目のアドレス位置の紙厚tNおよびカウント値Nを、すなわちその特徴が許容範囲に入っている印刷用紙の紙厚tNとプリセットデータが記憶されているメモリM18におけるアドレス位置に対応するカウント値Nを、許容範囲内のプリセットデータ記憶用のメモリM19のM番目のアドレス位置に記憶させる(ステップS157)。
例えば、メモリM18の1番目と6番目と7番目のアドレス位置のプリセットデータが次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータであった場合、CPU201は、メモリM18の1番目のアドレス位置の紙厚t1とカウント値「1」とをメモリM19の1番目のアドレス位置に記憶させ、メモリM18の6番目のアドレス位置の紙厚t6とカウント値「6」とをメモリM19の2番目のアドレス位置に記憶させ、メモリM18の7番目のアドレス位置の紙厚t7とカウント値「7」とをメモリM19の3番目のアドレス位置に記憶させる(図46参照)。
この例では、説明を簡単とするために、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータはこの3つだけであるとする。この場合、メモリM19中の最終的なカウント値MはM=3となる。このカウント値Mは、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータのメモリM18における存在数を示す。
〔紙厚差の演算〕
CPU201は、カウント値Nがカウント値DNを超えると(ステップS160のYES)、メモリM19中のカウント値Mを読み込み(ステップS161)、カウント値MがM=0でないことを確認して(ステップS162のNO)、すなわち次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリM18中に存在することを確認して、ステップS163へと進む。
CPU201は、ステップS163において、メモリM20中のカウント値Lを1とする。そして、メモリM19のL=1番目のアドレス位置の紙厚t1を読み込み(ステップS164)、メモリM7中の次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚tを読み込み(ステップS165)、メモリM19のL=1番目のアドレス位置のカウント値N(N=1)を読み込む(ステップS166)。
そして、メモリM19のL=1番目のアドレス位置から読み込んだ板厚t1から次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の紙厚tを減算して紙厚差(t1−t)を求め、さらにその紙厚差(t1−t)の絶対値Δt1=|t1−t|を求め、紙厚差記憶用のメモリM21のL=1番目のアドレス位置にステップS166で読み込んだカウント値N=1と共に書き込む(ステップS167)。
そして、カウント値Lに1を加算し(ステップS168)、カウント値Mを読み込み(ステップS169)、カウント値Lがカウント値Mを超えるまで(ステップS170のYES)、ステップS164〜S170の処理を繰り返す。これにより、メモリM21のL=2番目のアドレス位置に紙厚差(t6−t)の絶対値Δt6=|t6−t|とカウント値N=6とが書き込まれ、メモリM21のL=3番目のアドレス位置に紙厚差(t7−t)の絶対値Δt7=|t7−t|とカウント値N=7とが書き込まれる(図47参照)。
この例では、具体例として、t=0.5であるとし、Δt1=|t1−t|=|0.48−0.5|=0.02として、Δt6=|t6−t|=|0.47−0.5|=0.03として、Δt7=|t7−t|=|0.5−0.5|=0として求められるものとする。すなわち、Δt7<Δt1<Δt6の関係にあるものとする。
カウント値Lがカウント値Mを超えると(ステップS170のYES)、CPU201は、カウント値MがM=1であるか否かを確認する(ステップS171)。この場合、カウント値MはM=3であるので、ステップS171のNOに応じてステップS173(図17)へ進む。
なお、カウント値MがM=1であった場合には、すなわち次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータがメモリM18中に1つしか存在しなかった場合には、ステップS171のYESに応じてステップS172へ進み、メモリM19の1番目のアドレス位置のカウント値Nを読み込み、表示順記憶用のメモリM24の1番目のアドレス位置に書き込む(ステップS172)。
〔紙厚差の並べ替え(表示順の決定)〕
CPU201は、ステップS173において、メモリM22中のカウント値Kを1とする。また、ステップS174において、メモリM20中のカウント値Lを1とする。そして、メモリM21の1番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値Δt1およびカウント値N=1を読み込み、またカウント値L=1を読み込み、最小の紙厚差記憶用のメモリM23に書き込むと共に(図48(a)参照)、カウント値LをL=2とする(ステップS175)。そして、メモリM21のL=2番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値Δt6を読み込み(ステップS176)、メモリM23より最小の紙厚差の絶対値Δt1を読み込み(ステップS177)、両者を比較する(ステップS178)。
この例では、Δt1<Δt6であるので、ステップS178のNOに応じてステップS180へ進み、カウント値Lに1を加算してL=3とし、カウント値Mを読み込み(ステップS181)、カウント値Lとカウント値M(M=3)とを比較する。この場合、L>Mではないので(ステップS182のNO)、ステップS176へ戻る。
CPU201は、メモリM21のL=3番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値Δt7を読み込み(ステップS176)、メモリM23より最小の紙厚差の絶対値Δt1を読み込み(ステップS177)、両者を比較する(ステップS178)。この例では、Δt7<Δt1であるので、ステップS178のYESに応じてステップS179へ進む。
ステップS179では、メモリM21のL=3番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値Δt7およびカウント値N=7を読み込み、またカウント値L=3を読み込み、最小の紙厚差記憶用のメモリM23に書き込む(図48(b)参照)。そして、カウント値Lに1を加算してL=4とし(ステップS180)、カウント値Mを読み込み(ステップS181)、カウント値Lとカウント値M(M=3)とを比較する。この場合、L>Mであるので(ステップS182のYES)、ステップS183(図18)へ進む。
CPU201は、ステップS183において、メモリM23よりカウント値L=3を読込む。そして、メモリM21のL=3番目のアドレス位置のΔt7を紙厚差の絶対値の極大値に書き替える(ステップS184、図49(a)参照)。そして、カウント値K=1を読み込み(ステップS185)、メモリM23よりカウント値N=7を読み込み、表示順記憶用のメモリM24のK=1番目のアドレス位置に書き込む(ステップS186、図50(a)参照)。
そして、カウント値Kに1を加算してK=2とし(ステップS187)、カウント値Mを読み込み(ステップS188)、カウント値Kとカウント値M(M=3)とを比較する(ステップS189)。この場合、K>Mではないので(ステップS189のNO)、ステップS174へ戻る。
CPU201は、ステップS174において、カウント値Lを1とする。そして、メモリM21の1番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値Δt1およびカウント値N=1を読み込み、またカウント値L=1を読み込み、最小の紙厚差記憶用のメモリM23に書き込むとともに(図48(a)参照)、カウント値Lを2とする(ステップS175)。そして、メモリM21のL=2番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値Δt6を読み込み(ステップS176)、メモリM23より最小の紙厚差の絶対値Δt1を読み込み(ステップS177)、両者を比較する(ステップS178)。
この例では、Δt1<Δt6であるので、ステップS178のNOに応じてステップS180へ進み、カウント値Lに1を加算してL=3とし、カウント値Mを読み込み(ステップS181)、カウント値Lとカウント値M(M=3)とを比較する。この場合、L>Mではないので(ステップS182のNO)、ステップS176へ戻る。
CPU201は、メモリM21のL=3番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値とされている極大値を読み込み(ステップS176)、メモリM23より最小の紙厚差の絶対値Δt1を読み込み(ステップS177)、両者を比較する(ステップS178)。この場合、Δt1<極大値であるので(ステップS178のNO)、カウントLに1を加算してL=4とし(ステップS180)、カウント値Mを読み込み(ステップS181)、カウント値Lとカウント値M(M=3)とを比較する。この場合、L>Mであるので(ステップS182のYES)、ステップS183へ進む。
CPU201は、ステップS183において、メモリM23よりカウント値L=1を読み込む。そして、メモリM21のL=1番目のアドレス位置のΔt1を紙厚差の絶対値の極大値に書き替える(ステップS184、図49(b)参照)。そして、カウント値K=2を読み込み(ステップS185)、メモリM23よりカウント値N=1を読み込み、表示順記憶用のメモリM24のK=2番目のアドレス位置に書き込む(ステップS186、図49(b)参照)。
そして、カウント値Kに1を加算してK=3とし(ステップS187)、カウント値Mを読み込み(ステップS188)、カウント値Kとカウント値M(M=3)とを比較する(ステップS189)。この場合、K>Mではないので(ステップS189のNO)、ステップS174へ戻る。
CPU201は、ステップS174において、カウント値Lを1とする。そして、メモリM21の1番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値とされている極大値およびカウント値N=1を読み込み、またカウント値L=1を読み込み、最小の紙厚差記憶用のメモリM23に書き込むとともに(図48(c)参照)、カウント値Lを2とする(ステップS175)。そして、メモリM21のL=2番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値Δt6を読み込み(ステップS176)、メモリM23より最小の紙厚差の絶対値とされている極大値を読み込み(ステップS177)、両者を比較する(ステップS178)。この場合、Δt6<極大値であるので、ステップS178のYESに応じてステップS179へ進む。
ステップS179では、メモリM21のL=2番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値Δt6およびカウント値N=6を読み込み、またカウント値L=2を読み込み、最小の紙厚差記憶用のメモリM23に書き込む(図48(d)参照)。そして、カウント値Lに1を加算してL=3とし、カウント値Mを読み込み(ステップS181)、カウント値Lとカウント値M(M=3)とを比較する。この場合、L>Mではないので(ステップS182のNO)、ステップS176へ戻る。
CPU201は、メモリM21のL=3番目のアドレス位置の紙厚差の絶対値とされている極大値を読み込み(ステップS176)、メモリM23より最小の紙厚差の絶対値Δt6を読み込み(ステップS177)、両者を比較する(ステップS178)。この場合、Δt6<極大値であるので(ステップS178のNO)、カウント値Lに1を加算してL=4とし(ステップS180)、カウント値Mを読み込み(ステップS181)、カウント値Lとカウント値M(M=3)とを比較する。この場合、L>Mであるので(ステップS182のYES)、ステップS183へ進む。
CPU201は、メモリM23よりカウント値L=2を読み込み(ステップS183)、メモリM21のL=2番目のアドレス位置のΔt6を紙厚差の絶対値の極大値に書き替える(ステップS184、図49(c)参照)。そして、カウント値K=3を読み込み(ステップS185)、メモリM23よりカウント値N=6を読み込み、表示順記憶用のメモリM24のK=3番目のアドレス位置に書き込む(ステップS186、図50(c)参照)。そして、カウント値Kに1を加算してK=4とし(ステップS187)、カウント値Mを読み込み(ステップS188)、カウント値Kとカウント値M(M=3)とを比較する(ステップS189)。この場合、K>Mであるので(ステップS189のYES)、ステップS190(図19)へ進む。
このようにして、CPU201は、紙厚差Δt1,Δt6,Δ7を小さい順に並べ替え、紙厚差の小さい順を表示順として、メモリM18におけるアドレス位置を示すカウント値Nを付して表示順記憶用のメモリM24に記憶させる。
〔許容範囲に入っている印刷用紙の特徴の表示〕
CPU201は、ステップS190において、カウント値Kを1とする。そして、表示順記憶用のメモリM24のK=1番目のアドレス位置のカウント値N=7を読み込み(ステップS191)、メモリM18のN=7番目のアドレス位置の紙の種類、紙の目の方向、紙厚、紙の天地方向サイズ、紙の左右方向サイズを読み込み、表示器231のK=1番目の位置に表示順第1位の印刷用紙の特徴として表示する(ステップS192)。
そして、CPU201は、カウント値Kに1を加算してK=2とし(ステップS193)、カウント値Mを読み込み(ステップS194)、カウント値Kとカウント値M(M=3)とを比較する(ステップS195)。この場合、K>Mではないので(ステップS195のNO)、ステップS191へ戻る。
CPU201は、表示順記憶用のメモリM24のK=2番目のアドレス位置のカウント値N=1を読み込み(ステップS191)、メモリM18のN=1番目のアドレス位置の紙の種類、紙の目の方向、紙厚、紙の天地方向サイズ、紙の左右方向サイズを読み込み、表示器231のK=2番目の位置に表示順第2位の印刷用紙の特徴として表示する(ステップS192)。
そして、CPU201は、カウント値Kに1を加算してK=3とし(ステップS193)、カウント値Mを読み込み(ステップS194)、カウント値Kとカウント値M(M=3)とを比較する(ステップS195)。この場合、K>Mではないので(ステップS195のNO)、ステップS191へ戻る。
CPU201は、表示順記憶用のメモリM24のK=3番目のアドレス位置のカウント値N=6を読み込み(ステップS191)、メモリM18のN=6番目のアドレス位置の紙の種類、紙の目の方向、紙厚、紙の天地方向サイズ、紙の左右方向サイズを読み込み、表示器231のK=3番目の位置に表示順第3位の印刷用紙の特徴として表示する(ステップS192)。
そして、CPU201は、カウント値Kに1を加算してK=4とし(ステップS193)、カウント値Mを読み込み(ステップS194)、カウント値Kとカウント値M(M=3)とを比較する(ステップS195)。この場合、K>Mであるので(ステップS195のYES)、ステップS196(図20)へ進む。
〔表示中の許容範囲に入っている印刷用紙の特徴の選択(プリセットデータの選択)〕
オペレータは、表示器(タッチパネル式のディスプレイ)231に表示されている印刷用紙の特徴を見て、次の印刷ジョブで使用する印刷用紙に適すると思われる印刷用紙の特徴を選択する。この場合、紙厚差の小さい順にその表示順が定められているので、オペレータにとって判断がし易くなる。
CPU201は、オペレータが表示器231(タッチパネル式のディスプレイ)の画面をタッチしていない場合、すなわち表示器(タッチパネル式のディスプレイ)231のアドレス(カウント値X,カウント値Y)の位置をONとしていない場合、メモリM26中のカウント値Xのカウントアップ、メモリM25中のカウント値Yのカウントアップを繰り返している。
すなわち、CPU201は、カウント値Y記憶用のメモリM25に1を書き込み(ステップS196)、カウント値X記憶用のメモリM26に1を書き込み(ステップS197)、ステップS198のNOに応じてステップS200へ進み、メモリM26中のカウント値Xに1を加算し(ステップS200)、メモリM28から表示器231のX方向の画素数を読み込み(ステップS201)、カウント値Xと表示器231のX方向の画素数とを比較し(ステップS202)、カウント値Xが表示器231のX方向の画素数に達するまで(ステップS202のYES)、カウント値Xのカウントアップを繰り返す(ステップS198、S200〜S202)。
カウント値Xが表示器231のX方向の画素数に達すると(ステップS202のYES)、CPU201は、メモリM25中のカウント値Yに1を加算し(ステップS203)、メモリM28から表示器231のY方向の画素数を読み込み(ステップS204)、カウント値Yと表示器231のY方向の画素数とを比較し(ステップS205)、カウント値Yが表示器231のY方向の画素数に達するまで(ステップS205のYES)、カウント値Xを1に戻してのカウント値Xのカウントアップ(ステップS197、S198、S200〜S202)、カウント値Yのカウントアップ(ステップS203〜S205)を繰り返す。
カウント値Yが表示器231のY方向の画素数に達すると(ステップS205のYES)、CPU201は、選択完了スイッチ205がオンとされたか否かを確認し(ステップS206)、選択完了スイッチ205がオンとされていなければ(ステップS206のNO)、カウント値Yを1に戻して(ステップS196)、またカウント値Xを1に戻して(ステップS197)、上述したカウント値Xおよびカウント値Yのカウントアップを繰り返す。
このカウント値Xおよびカウント値Yのカウントアップ中、表示器(タッチパネル式のディスプレイ)231のアドレス(カウント値X,カウント値Y)の位置がONとされると(ステップS198のYES)、すなわちオペレータが表示器231(タッチパネル式のディスプレイ)の画面上の所望の位置をタッチすると、CPU201は、その時のカウント値Xおよびカウント値Yを選択位置記憶用のメモリM27に書き込む(ステップS199)。
CPU201は、カウント値Xおよびカウント値Yを選択位置記憶用のメモリM27に書き込んだ後もカウント値Xおよびカウント値Yのカウントアップを繰り返し(ステップS200〜S205)、カウント値Yが表示器231のY方向の画素数に達すると(ステップS205のYES)、選択完了スイッチ205がオンとされたか否かを確認する(ステップS206)。
ここで、選択完了スイッチ205がオンとされていれば(ステップS206のYES)、CPU201は、カウント値Kを1とし(ステップS207:図21)、メモリM29より表示器のK=1番目の位置のX方向の最大値および最小値を読み込む(ステップS208)。そして、メモリM27よりカウント値Xを読み込み(ステップS209)、カウント値Xが表示器のK=1番目の位置のX方向の最大値と最小値との間(X方向の最大値≧カウント値X≧X方向の最小値)にあれば(ステップS210のYES)、メモリM30より表示器231のK=1番目の位置のY方向の最大値および最小値を読み込む(ステップS211)。
次に、CPU201は、メモリM27よりカウント値Yを読み込み(ステップS212)、カウント値Yが表示器のK=1番目の位置のY方向の最大値と最小値との間(Y方向の最大値≧カウント値Y≧Y方向の最小値)にあれば(ステップS213のYES)、選択されたプリセットデータの位置としてメモリM31にカウント値K=1を書き込む(ステップS215)。
なお、ステップS210において、カウント値Xが表示器のK=1番目の位置のX方向の最大値と最小値との間になかった場合、ステップS213において、カウント値Yが表示器のK=1番目の位置のY方向の最大値と最小値との間になかった場合は、カウント値Kに1を加算してステップS208に戻り、同様の処理を繰り返す。
CPU201は、選択されたプリセットデータの位置をメモリM31に書き込んだ後(ステップS215)、表示順記憶用のメモリM24のK番目のアドレス位置のカウント値Nを読み込み(ステップS216)、メモリM18のN番目のアドレス位置のサッカの吸引力調整用モータの位置,エア横針の吸引力調整用モータの位置,胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの位置,吸引車の吸引力調整用モータの位置,1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置,1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置,1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置,2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置,2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置,2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置を読み出し、プリセット位置記憶用のメモリM32に書き込む(ステップS217)。すなわち、メモリM18のN番目のアドレス位置の印刷用紙の特徴に対応づけられたプリセットデータを読み込み、プリセット位置としてプリセット位置記憶用のメモリM32に書き込む(ステップS217)。
そして、CPU201は、プリセット位置記憶用のメモリM32よりサッカの吸引力調整用モータの位置を読み込み、このサッカの吸引力調整用モータの位置をサッカの吸引力調整装置301に送信する(ステップS218:図22)。また、プリセット位置記憶用のメモリM32よりエア横針の吸引力調整用モータの位置を読み込み、このエア横針の吸引力調整用モータの位置をエア横針の吸引力調整装置302に送信する(ステップS219)。また、プリセット位置記憶用のメモリM32より胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの位置を読み込み、この胴下部の紙ガイドの吸引力調整用モータの位置を胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303に送信する(ステップS220)。また、プリセット位置記憶用のメモリM32より吸引車の吸引力調整用モータの位置を読み込み、この吸引車の吸引力調整用モータの位置を吸引車の吸引力調整装置304に送信する(ステップS221)。
また、CPU201は、プリセット位置記憶用のメモリM32より1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置を読み込み、この1色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置を1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aに送信する(ステップS222)。また、プリセット位置記憶用のメモリM32より1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置を読み込み、この1色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置を1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bに送信する(ステップS223:図23)。また、プリセット位置記憶用のメモリM32より1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置を読み込み、この1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置を1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cに送信する(ステップS224)。
また、CPU201は、プリセット位置記憶用のメモリM32より2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置を読み込み、この2色目の版胴の天地方向の位置調整用モータの位置を2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306Aに送信する(ステップS225)。また、プリセット位置記憶用のメモリM32より2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置を読み込み、この2色目の版胴の左右方向の位置調整用モータの位置を2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306Bに送信する(ステップS226)。また、プリセット位置記憶用のメモリM32より2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置を読み込み、この2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整用モータの位置を2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cに送信する(ステップS227)。
そして、CPU201は、サッカの吸引力調整装置301からのプリセット完了信号、エア横針の吸引力調整装置302からのプリセット完了信号、胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303からのプリセット完了信号、吸引車の吸引力調整装置304からのプリセット完了信号、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305Aからのプリセット完了信号、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305Bからのプリセット完了信号、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305Cからのプリセット完了信号、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306Aからのプリセット完了信号、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306Bからのプリセット完了信号、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cからのプリセット完了信号の全てを確認して(ステップS228〜S237の各ステップのYES:図24〜図25)、サッカの吸引力調整装置301、エア横針の吸引力調整装置302、胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303、吸引車の吸引力調整装置304、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305A、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305B、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305C、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306A、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306B、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cに、プリセット完了信号を送信する(ステップS238)。
〔各種調整装置〕
サッカの吸引力調整装置301、エア横針の吸引力調整装置302、胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置303、吸引車の吸引力調整装置304、1色目の版胴の天地方向の位置調整装置305A、1色目の版胴の左右方向の位置調整装置305B、1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置305C、2色目の版胴の天地方向の位置調整装置306A、2色目の版胴の左右方向の位置調整装置306B、2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置306Cの構成について、図51に示す各種調整装置300を代表して説明する。
各種調整装置300は、CPU300A、ROM300B、RAM300C、調整用モータ300D、調整用モータドライバ300E、調整用モータ用ロータリーエンコーダ300F、現在位置検出用カウンタ300G、入出力インターフェイス(I/O,I/F)300H,300I,メモリ300J〜300Mを備えており、インターフェイス300Hを介してプリセット装置2000と接続されている。メモリ300Jには受信したプリセット位置が記憶される。メモリ300Kには目標とするカウンタのカウント値が記憶される。メモリ300Lには現在位置検出用のカウンタ300Gのカウント値が記憶される。メモリ300Mには調整用モータ300Dの現在の位置が記憶される。
CPU300Aは、プリセット装置200よりプリセット位置が送信されてくると(ステップS401のYES:図52)、その送信されてきたプリセット位置をメモリM300Jに記憶させる(ステップS402)。そして、送信されてきたプリセット位置より、目標とするカウンタのカウント値を演算し、メモリM300Kに記憶させる(ステップS403)。そして、現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値を読み込み(ステップS404)、この現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値と目標とするカウンタのカウント値とを比較する(ステップS405)。
ここで、現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値と目標とするカウンタのカウント値とが同じであれば(ステップS405のYES)、ステップS401に戻るが、現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値と目標とするカウンタのカウント値とが異なっていれば(ステップS405のNO)、現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値が目標とするカウンタのカウント値よりも小さいか否かをチェックする(ステップS406)。
現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値が目標とするカウンタのカウント値よりも小さければ(ステップS406のYES)、調整用モータドライバ300Eに正転指令を出力し(ステップS407)、現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値が目標とするカウンタのカウント値以上であれば(ステップS406のNO)、調整用モータドライバ300Eに逆転指令を出力する(ステップS408)。
そして、現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値を読み込み(ステップS409:図53)、メモリM300K中の目標とするカウンタのカウント値を読み込み(ステップS410)、現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値と目標とするカウンタのカウント値とが等しくなると(ステップS411のYES)、調整用モータドライバ300Eに停止指令を出力する(ステップS412)。そして、プリセット装置300にプリセット完了信号を送信し(ステップS413)、プリセット装置300からプリセット完了信号が送信されてきたことを確認して(ステップS414のYES)、プリセット装置300へのプリセット完了信号の送信を停止する(ステップS415)。
なお、CPU300Aは、プリセット装置300より正転指令が送信されてくると(ステップS416のYES:図54)、プリセット装置300から停止指令が送信されてくるまで(ステップS418のYES)、調整用モータドライバ300Eに正転指令を出力する(ステップS417)。プリセット装置300から停止指令が送信されてくると(ステップS418のYES)、調整用モータドライバ300Eに停止指令を出力する(ステップS419)。
また、CPU300Aは、プリセット装置300より逆転指令が送信されてくると(ステップS420のYES)、プリセット装置300から停止指令が送信されてくるまで(ステップS422のYES)、調整用モータドライバ300Eに逆転指令を出力する(ステップS421)。プリセット装置300から停止指令が送信されてくると(ステップS422のYES)、調整用モータドライバ300Eに停止指令を出力する(ステップS423)。
また、CPU300Aは、プリセット装置300より現在位置送信指令が送信されてくると(ステップS424のYES)、現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値を読み込み(ステップS425)、読み込んだ現在位置検出用カウンタ300Gのカウント値より調整モータ300Dの位置を演算し(ステップS426)、演算した調整モータ300Dの位置をプリセット装置30に送信する(ステップS427)。
なお、上述した実施の形態では、説明を簡単とするために、印刷機100を2色の枚葉式オフセット印刷機としたが、2色の枚葉式オフセット印刷機に限られるものでないことは言うまでもない。
また、上述した実施の形態では、説明を簡単とするために、プリセットデータ記憶用のメモリM18に存在する次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータを3つとしたが、さらに多くのプリセットデータが存在しても同様の処理が行われて、全ての印刷用紙の特徴についてその表示順が定められ、その印刷用紙の特徴が表示器231に表示されるものとなる。
また、上述した実施の形態では、プリセットデータ記憶用のメモリM18に存在する次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴を全て表示するようにしたが、表示順が上位のものだけを選んで表示するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、表示順を紙厚差で定めるようにしたが、印刷用紙の大きさの差(天地方向の寸法差、左右方向の寸法差)などで定めるようにしてもよい。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1(1a,1b)…印刷ユニット、2…給紙部、2a…サッカ、2f…横針、3…排紙部、3d…吸引車(真空車)、100…印刷機、200…プリセット装置、300…各種調整装置、301…サッカの吸引力調整装置、302…エア横針の吸引力調整装置、303…胴下部の紙ガイドの吸引力調整装置、304…吸引車の吸引力調整装置、305…1色目の版胴の位置調整装置、305A…1色目の版胴の天地方向の位置調整装置、305B…1色目の版胴の左右方向の位置調整装置、305C…1色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置、306…2色目の版胴の位置調整装置、306A…2色目の版胴の天地方向の位置調整装置、306B…2色目の版胴の左右方向の位置調整装置、306C…2色目の版胴のヒネリ方向の位置調整装置。

Claims (12)

  1. 印刷用紙の特徴に応じて印刷機における各部の状態をプリセットする印刷機のプリセット装置において、
    過去の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴に対応づけてその印刷用紙を用いての本刷り時の前記印刷機の各部の状態の調整値をプリセットデータとしてメモリに記憶するプリセットデータ記憶手段と、
    次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対して設定される許容値とから次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲を求め、この許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータが前記メモリに記憶されているか否かを確認するプリセットデータ確認手段と
    を備えることを特徴とする印刷機のプリセット装置。
  2. 請求項1に記載された印刷機のプリセット装置において、
    前記プリセットデータ確認手段は、
    次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータが前記メモリに記憶されていることを確認した場合、その確認したプリセットデータに対応づけられている印刷用紙の特徴を表示する
    ことを特徴とする印刷機のプリセット装置。
  3. 請求項2に記載された印刷機のプリセット装置において、
    前記プリセットデータ確認手段は、
    次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴と前記確認したプリセットデータに対応づけられている印刷用紙の特徴とを比較し、その差が小さい順に前記確認したプリセットデータに対応づけられている印刷用紙の特徴を表示する
    ことを特徴とする印刷機のプリセット装置。
  4. 請求項2又は3に記載された印刷機のプリセット装置において、
    前記表示されている印刷用紙の特徴の中から所望の印刷用紙の特徴が選択された場合、その選択された印刷用紙の特徴に対応づけて前記メモリに記憶されているプリセットデータを読み出し、この読み出したプリセットデータを用いて前記印刷機における各部の状態をプリセットするプリセット手段
    を備えることを特徴とする印刷機のプリセット装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載された印刷機のプリセット装置において、
    前記印刷用紙の特徴は、印刷用紙の厚みである
    ことを特徴とする印刷機のプリセット装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載された印刷機のプリセット装置において、
    前記印刷用紙の特徴は、印刷用紙の大きさである
    ことを特徴とする印刷機のプリセット装置。
  7. 印刷用紙の特徴に応じて印刷機における各部の状態をプリセットする印刷機のプリセット方法において、
    過去の印刷ジョブで使用した印刷用紙の特徴に対応づけてその印刷用紙を用いての本刷り時の前記印刷機の各部の状態の調整値をプリセットデータとしてメモリに記憶するプリセットデータ記憶ステップと、
    次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴とその特徴に対して設定される許容値とから次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲を求め、この許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータが前記メモリに記憶されているか否かを確認するプリセットデータ確認ステップと
    を備えることを特徴とする印刷機のプリセット方法。
  8. 請求項7に記載された印刷機のプリセット方法において、
    前記プリセットデータ確認ステップは、
    次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴の許容範囲に入る印刷用紙の特徴に対応するプリセットデータが前記メモリに記憶されていることを確認した場合、その確認したプリセットデータに対応づけられている印刷用紙の特徴を表示する
    ことを特徴とする印刷機のプリセット方法。
  9. 請求項8に記載された印刷機のプリセット方法において、
    前記プリセットデータ確認ステップは、
    次の印刷ジョブで使用する印刷用紙の特徴と前記確認したプリセットデータに対応づけられている印刷用紙の特徴とを比較し、その差が小さい順に前記確認したプリセットデータに対応づけられている印刷用紙の特徴を表示する
    ことを特徴とする印刷機のプリセット方法。
  10. 請求項8又は9に記載された印刷機のプリセット方法において、
    前記表示されている印刷用紙の特徴の中から所望の印刷用紙の特徴が選択された場合、その選択された印刷用紙の特徴に対応づけて前記メモリに記憶されているプリセットデータを読み出し、この読み出したプリセットデータを用いて前記印刷機における各部の状態をプリセットするプリセットステップ
    を備えることを特徴とする印刷機のプリセット方法。
  11. 請求項7〜10の何れか1項に記載された印刷機のプリセット方法において、
    前記印刷用紙の特徴は、印刷用紙の厚みである
    ことを特徴とする印刷機のプリセット方法。
  12. 請求項7〜11の何れか1項に記載された印刷機のプリセット方法において、
    前記印刷用紙の特徴は、印刷用紙の大きさである
    ことを特徴とする印刷機のプリセット方法。
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