JP2015086151A - 米糠抽出物 - Google Patents
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Abstract
【課題】
抗酸化活性及びGLP−1産生作用を有する米糠抽出物を提供することを課題とする。
【解決手段】
アシル化ステロール配糖体を2.7〜4.1質量%、γ−オリザノールを1.4〜2.1質量%、ステアロ・オレオ・レシチン換算で、リン脂質を18〜28質量%含有し、
加水分解したときに、加水分解前の質量に対して20〜30質量%のリノール酸、24〜37質量%のオレイン酸、11〜17質量%のパルミチン酸、1.7〜2.6質量%の植物ステロールを含有することを特徴とする米糠抽出物。
【選択図】図1
抗酸化活性及びGLP−1産生作用を有する米糠抽出物を提供することを課題とする。
【解決手段】
アシル化ステロール配糖体を2.7〜4.1質量%、γ−オリザノールを1.4〜2.1質量%、ステアロ・オレオ・レシチン換算で、リン脂質を18〜28質量%含有し、
加水分解したときに、加水分解前の質量に対して20〜30質量%のリノール酸、24〜37質量%のオレイン酸、11〜17質量%のパルミチン酸、1.7〜2.6質量%の植物ステロールを含有することを特徴とする米糠抽出物。
【選択図】図1
Description
本発明は、米糠抽出物に関する。
米糠は玄米を精白する際に出る果皮、種皮、胚芽などの部分のことである。米糠には種々の有用な成分が含有されている。代表的な成分として、フィチン酸、イノシトール、フェルラ酸、γ-オリザノール、食物繊維、蛋白質、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンE、ミネラルなどを例示することができる。これらの成分を利用した米糠の抽出物配合食品や飲料が提案されている。特許文献1(特開2002−20307号公報)には米糠中の無機質、ビタミンB群、食物繊維、フィチン酸及びたんぱく質を含有する水溶性米糠抽出物を有効成分とし、活性酸素消去能を有する抗酸化性組成物が記載されている。特許文献2(特開2007−223990号公報)には玄米、白米および米糠から、亜臨界エタノール、あるいは超臨界エタノールを用いて抽出した抗酸化組成物が記載されている。特許文献3(特開2012−188574号公報)には脱脂米糠等を、微細化処理及び加熱処理の少なくとも何れか一方で処理してなる抗酸化物質が記載されている。
抗酸化活性及びGLP−1産生作用を有する米糠抽出物を提供することを課題とする。
本発明の主な構成は、次のとおりである。
(1)アシル化ステロール配糖体を2.7〜4.1質量%、γ−オリザノールを1.4〜2.1質量%、ステアロ・オレオ・レシチン換算で、リン脂質を18〜28質量%含有し、
加水分解したときに、加水分解前の質量に対して20〜30質量%のリノール酸、24〜37質量%のオレイン酸、11〜17質量%のパルミチン酸、1.7〜2.6質量%の植物ステロールを含有することを特徴とする米糠抽出物。
(2)(1)記載の米糠抽出物を有効成分とする抗酸化剤。
(3)(1)記載の米糠抽出物を有効成分とするGLP−1産生促進剤。
(1)アシル化ステロール配糖体を2.7〜4.1質量%、γ−オリザノールを1.4〜2.1質量%、ステアロ・オレオ・レシチン換算で、リン脂質を18〜28質量%含有し、
加水分解したときに、加水分解前の質量に対して20〜30質量%のリノール酸、24〜37質量%のオレイン酸、11〜17質量%のパルミチン酸、1.7〜2.6質量%の植物ステロールを含有することを特徴とする米糠抽出物。
(2)(1)記載の米糠抽出物を有効成分とする抗酸化剤。
(3)(1)記載の米糠抽出物を有効成分とするGLP−1産生促進剤。
本発明により、抗酸化効果に優れた米糠抽出物を提供することができる。
さらに、本発明の米糠抽出物はグルカゴン様ペプチド−1;glucagon-like peptide-1(以下、GLP−1と略記する。)の産生促進作用を有しており、GLP−1産生促進剤としても有用である。
さらに、本発明の米糠抽出物はグルカゴン様ペプチド−1;glucagon-like peptide-1(以下、GLP−1と略記する。)の産生促進作用を有しており、GLP−1産生促進剤としても有用である。
本発明の米糠抽出物に含まれるアシル化ステロール配糖体は、アシル基や糖鎖の異なる化合物の総称であり、天然物中には通常複数の成分の混合物として存在する。アシル化ステロール配糖体の構成糖は主にグルコースである。また構成ステロールはβ−シトステロール、スチグマステロール、カンペステロール等である。アシル化は主にグルコースの6位が、脂肪酸によってアシル化されており、構成脂肪酸は主にリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸であることが明らかになっている(帯大研報,10,(1977)507〜514)。
本発明の米糠抽出物は、上記のアシル化ステロール配糖体を2.7〜4.1質量%含有する。
本発明に用いられる米糠抽出物中のアシル化ステロール配糖体の含有量の測定は以下の方法により行うことができる。
(1)米糠抽出物を適量秤取し、クロロホルム/メタノール混液(クロロホルム:メタノール=2:1)を加え、メスフラスコにてメスアップする。
(2)(1)で得られた溶液は成分濃度に応じて適宜希釈し、分析用試料溶液とする。
(3)標品はEsterified Steryl Glucoside(フナコシ)とし、高速液体クロマトグラフ法によりアシル化ステロール配糖体の濃度を算出する。
(4)高速液体クロマトグラフ法による分析条件
分析装置:HPLC
移動相A:メタノール:水 = 95:5(v/v)
移動相B:クロロホルム = 100(v/v)
ポンプ:Model 582
solvent delivery system
分析カラム:LiChrospher Si60(5μm)
HPLC−Cartridge(MERCK)
検出器:荷電化粒子検出器(コロナ ダイオネクス社)
Injection Volume:20μL
カラムオーブン:40℃(FLO社 model 502)
分析時間:40min
脱泡装置:uniflows Degasys
Ultimate DV 3003
流速:1mL/min
グラジェント条件
以下に示すとおり
0−15分
移動相A:1% → 25%、移動相B: 99% → 75%
15−20分
移動相A:25% → 90%、移動相B: 75% → 10%
20−25分
移動相A:90%、 移動相B: 10%
25−30分
移動相A:90% → 1%、 移動相B: 10% → 99%
30−40分
移動相A:1%、 移動相B: 99%
(1)米糠抽出物を適量秤取し、クロロホルム/メタノール混液(クロロホルム:メタノール=2:1)を加え、メスフラスコにてメスアップする。
(2)(1)で得られた溶液は成分濃度に応じて適宜希釈し、分析用試料溶液とする。
(3)標品はEsterified Steryl Glucoside(フナコシ)とし、高速液体クロマトグラフ法によりアシル化ステロール配糖体の濃度を算出する。
(4)高速液体クロマトグラフ法による分析条件
分析装置:HPLC
移動相A:メタノール:水 = 95:5(v/v)
移動相B:クロロホルム = 100(v/v)
ポンプ:Model 582
solvent delivery system
分析カラム:LiChrospher Si60(5μm)
HPLC−Cartridge(MERCK)
検出器:荷電化粒子検出器(コロナ ダイオネクス社)
Injection Volume:20μL
カラムオーブン:40℃(FLO社 model 502)
分析時間:40min
脱泡装置:uniflows Degasys
Ultimate DV 3003
流速:1mL/min
グラジェント条件
以下に示すとおり
0−15分
移動相A:1% → 25%、移動相B: 99% → 75%
15−20分
移動相A:25% → 90%、移動相B: 75% → 10%
20−25分
移動相A:90%、 移動相B: 10%
25−30分
移動相A:90% → 1%、 移動相B: 10% → 99%
30−40分
移動相A:1%、 移動相B: 99%
本発明の米糠抽出物は、γ−オリザノールを1.4〜2.1質量%含有する。
γ−オリザノールは、米糠の脂質に含有されるフェルラ酸とステロールのエステルであり、またフェルラ酸24−メチレンシクロアルテニル、フェルラ酸シクロアルテニル、フェルラ酸カンペステリル、フェルラ酸β−シトステリル等の混合物である。
γ−オリザノールは、米糠の脂質に含有されるフェルラ酸とステロールのエステルであり、またフェルラ酸24−メチレンシクロアルテニル、フェルラ酸シクロアルテニル、フェルラ酸カンペステリル、フェルラ酸β−シトステリル等の混合物である。
本発明の米糠抽出物中のγ−オリザノールの含有量は、高速液体クロマトグラフィーにて、逆相カラムを用い、紫外線検出器で検出することができる。
本発明の米糠抽出物は、ステアロ・オレオ・レシチン(ステアロイルオレオイルホスファチジルコリン)換算でリン脂質を18〜28質量%含有する。
本発明の米糠抽出物中のリン脂質の含量はモリブデンブルー吸光光度法により、リンの濃度を測定し、ステアロ・オレオ・レシチン量に換算して求めることができる。具体的には、米糠抽出物からFolch法で脂質を抽出し、灰化後、モリブデンブルー吸光光度法により、リンの濃度を測定する。
本発明の米糠抽出物は、加水分解したときに、加水分解前の質量に対して20〜30質量%のリノール酸、24〜37質量%のオレイン酸、11〜17質量%のパルミチン酸を含有する。
前記した加水分解後のリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸の量は、以下の方法により測定できる。米糠抽出物に0.5mol/L水酸化ナトリウムのメタノール溶液を加えてケン化し、三フッ化ホウ素メタノール錯体メタノール溶液を添加してメチルエステル化する。ヘキサンと飽和食塩水を加えて脂肪酸のメチルエステル化物を分配抽出し、ガスクロマトグラフィーで水素炎イオン検出器を用いて定量分析する。
本発明に用いられる米糠抽出物は、加水分解したときに、加水分解前の質量に対して1.7〜2.6質量%の植物ステロールを含有する。植物ステロールの主成分は、β−シトステロール、スチグマステロール、カンペステロールである。
加水分解後の植物ステロールの量は、以下の方法により測定できる。米糠抽出物に塩化ナトリウム水溶液、ピロガロール−エタノール溶液、水酸化カリウム水溶液、水酸化カリウムを順次加えて、ケン化する。塩化ナトリウム水溶液とヘキサン、酢酸エチル混液を添加して、不ケン化物を分配抽出する。不ケン化物からシリカカートリッジカラムを用いて植物ステロール画分を分離し、植物ステロール画分中の植物ステロールをガスクロマトグラフィーで水素炎イオン検出器を用いて定量分析する。
本発明の米糠抽出物の抽出方法としては、溶媒抽出法、超臨界抽出法、カラムクロマトグラフィー等が挙げられる。
また、具体的な抽出操作を以下に示す。
また、具体的な抽出操作を以下に示す。
<抽出方法>
市場に流通している米糠を選別した後に、ノルマルヘキサンなどの溶媒を用いて脱脂する。得られた油、脱脂糠等の粗原料を蒸留装置により脱溶媒し、さらにノルマルヘキサン、アセトン、エタノール、水などの溶媒によって抽出する。かくして得られた抽出液を、脱溶剤装置を用いて再度脱溶剤することで米糠抽出物を得ることができる。
市場に流通している米糠を選別した後に、ノルマルヘキサンなどの溶媒を用いて脱脂する。得られた油、脱脂糠等の粗原料を蒸留装置により脱溶媒し、さらにノルマルヘキサン、アセトン、エタノール、水などの溶媒によって抽出する。かくして得られた抽出液を、脱溶剤装置を用いて再度脱溶剤することで米糠抽出物を得ることができる。
本発明の米糠抽出物は、抗酸化効果を期待する製剤または食品として利用することができる。また、本発明の米糠抽出物は、GLP−1の産生促進を期待する製剤または食品として利用することができる。剤型は、公知の方法により助剤とともに任意の形態に製剤化して、経口摂取(投与)することができる。カプセル剤又は錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、液状として摂取(投与)できる。
摂取(投与)量は、摂取(投与)方法と、対象者の年齢、病状や一般状態等によって変化し得るが、成人では体重1kg当たり通常、1日当たり有効成分として0.1〜500mgが適当である。
摂取(投与)量は、摂取(投与)方法と、対象者の年齢、病状や一般状態等によって変化し得るが、成人では体重1kg当たり通常、1日当たり有効成分として0.1〜500mgが適当である。
以下に、実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明する。
<実施例1:米糠抽出物の調製(溶媒抽出)>
市場に流通している米糠を選別し胚乳や異物を除いた米糠を得た。得られた選別済みの米糠10kgに対して50Lのノルマルヘキサンを用い脱脂した。この脱脂作業を1回繰り返し、脱脂米糠を得た。得られた脱脂米糠から蒸留装置により溶媒を除去した。
得られた脱脂米糠8kgに対し、50Lの割合でエタノールを用いて70±3℃の温度条件にて1時間還流抽出した。これを3回繰り返し、得られた抽出液について、脱溶剤装置を用いてエタノールを除去した。米糠抽出物中のアシル化ステロール配糖体、γ−オリザノール、ステアロ・オレオ・レシチン換算のリン脂質の濃度並びに、加水分解前の質量に対する、加水分解後のリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸、植物ステロールの濃度を下記の表1に示す。
市場に流通している米糠を選別し胚乳や異物を除いた米糠を得た。得られた選別済みの米糠10kgに対して50Lのノルマルヘキサンを用い脱脂した。この脱脂作業を1回繰り返し、脱脂米糠を得た。得られた脱脂米糠から蒸留装置により溶媒を除去した。
得られた脱脂米糠8kgに対し、50Lの割合でエタノールを用いて70±3℃の温度条件にて1時間還流抽出した。これを3回繰り返し、得られた抽出液について、脱溶剤装置を用いてエタノールを除去した。米糠抽出物中のアシル化ステロール配糖体、γ−オリザノール、ステアロ・オレオ・レシチン換算のリン脂質の濃度並びに、加水分解前の質量に対する、加水分解後のリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸、植物ステロールの濃度を下記の表1に示す。
<比較例1:米糠抽出物の調製(溶媒抽出)>
市場に流通している米糠を選別し胚乳や異物を除いた米糠を得た。得られた選別済みの米糠10kgに対して50Lのノルマルヘキサンを用い脱脂した。この脱脂作業を3回繰り返し、脱脂米糠を得た。得られた脱脂米糠から蒸留装置により溶媒を除去した。
得られた脱脂米糠8kgに対し、50Lの割合でアセトンを用いて50±3℃の温度条件で1時間還流抽出した。これを3回繰り返し、得られた抽出液について、脱溶剤装置を用いてアセトンを除去した。米糠抽出物中のアシル化ステロール配糖体、γ−オリザノール、ステアロ・オレオ・レシチン換算のリン脂質の濃度並びに、加水分解前の質量に対する、加水分解後のリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸、植物ステロールの濃度を表1に示す。
市場に流通している米糠を選別し胚乳や異物を除いた米糠を得た。得られた選別済みの米糠10kgに対して50Lのノルマルヘキサンを用い脱脂した。この脱脂作業を3回繰り返し、脱脂米糠を得た。得られた脱脂米糠から蒸留装置により溶媒を除去した。
得られた脱脂米糠8kgに対し、50Lの割合でアセトンを用いて50±3℃の温度条件で1時間還流抽出した。これを3回繰り返し、得られた抽出液について、脱溶剤装置を用いてアセトンを除去した。米糠抽出物中のアシル化ステロール配糖体、γ−オリザノール、ステアロ・オレオ・レシチン換算のリン脂質の濃度並びに、加水分解前の質量に対する、加水分解後のリノール酸、オレイン酸、パルミチン酸、植物ステロールの濃度を表1に示す。
<過酸化物価試験>
三角フラスコ(200mL)に下記に示した過酸化物価(以下、POV)と採取量の関係に準じ、実施例1、比較例1の米糠抽出物を採取した。これにクロロホルム15mLを加え溶解した。さらに、酢酸15mLおよびヨウ化カリウム飽和溶液1mLを加え、5分間放置し、水75mLを加え激しく振り混ぜたのち、1%でんぷん溶液を数滴加え、0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液にて滴定し、無色になる点を終点とする。本試験と平行して空試験を行う。POV=(a-b)×F×10/S (a:本試験の滴定量、b:空試験の滴定量、F:0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の力価、S:試料の採取量)の式から、POVを求めた。なお、あらかじめ予備試験によりPOVの概算値を求めておき、下記の表2の採取量の範囲で測定試料を秤量するようにした。過酸化物価測定結果を表3に示す。
三角フラスコ(200mL)に下記に示した過酸化物価(以下、POV)と採取量の関係に準じ、実施例1、比較例1の米糠抽出物を採取した。これにクロロホルム15mLを加え溶解した。さらに、酢酸15mLおよびヨウ化カリウム飽和溶液1mLを加え、5分間放置し、水75mLを加え激しく振り混ぜたのち、1%でんぷん溶液を数滴加え、0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液にて滴定し、無色になる点を終点とする。本試験と平行して空試験を行う。POV=(a-b)×F×10/S (a:本試験の滴定量、b:空試験の滴定量、F:0.01mol/Lチオ硫酸ナトリウム溶液の力価、S:試料の採取量)の式から、POVを求めた。なお、あらかじめ予備試験によりPOVの概算値を求めておき、下記の表2の採取量の範囲で測定試料を秤量するようにした。過酸化物価測定結果を表3に示す。
実施例1の米糠抽出物は顕著な抗酸化効果を示した。
<DPPHラジカル消去活性試験>
96wellに100%エタノールで3段階に濃度調整したサンプル(実施例1または比較例1)を150μLずつ分注した。次に各wellに200μmol/LのDPPHエタノール溶液を90μL加えて反応させ、2分後の520nmの吸光度(OD)を分光光度計で測定した。なお、DPPH溶液の代わりにエタノールを加えたものを各サンプル濃度のブランク、サンプルの代わりにエタノールを加えたものをコントロール、DPPHおよびサンプルを加えずエタノールだけを加えたものをコントロールブランクとした。各濃度のDPPH消去率(%)を以下の式から算出し、DPPHラジカル50%消去能を持つサンプル濃度(EC50)を求めた。
消去率(%)=(1−(サンプルOD−ブランクOD)/(コントロールOD−コントロールブランクOD))×100
結果を表4に示す。
96wellに100%エタノールで3段階に濃度調整したサンプル(実施例1または比較例1)を150μLずつ分注した。次に各wellに200μmol/LのDPPHエタノール溶液を90μL加えて反応させ、2分後の520nmの吸光度(OD)を分光光度計で測定した。なお、DPPH溶液の代わりにエタノールを加えたものを各サンプル濃度のブランク、サンプルの代わりにエタノールを加えたものをコントロール、DPPHおよびサンプルを加えずエタノールだけを加えたものをコントロールブランクとした。各濃度のDPPH消去率(%)を以下の式から算出し、DPPHラジカル50%消去能を持つサンプル濃度(EC50)を求めた。
消去率(%)=(1−(サンプルOD−ブランクOD)/(コントロールOD−コントロールブランクOD))×100
結果を表4に示す。
実施例1の米糠抽出物は顕著な抗酸化効果を示した。
<GLP−1産生試験>
次の方法でGLP−1産生促進作用を試験した。
次の方法でGLP−1産生促進作用を試験した。
[培養細胞を用いたGLP−1産生試験]
NCI-H716細胞(ヒト結腸がん由来細胞)1×105cellsを75cm2 の細胞培養フラスコに播種し、10% FBS含有RPMI1640培地で14日間、37℃、5%CO2条件下で、培養を行った。なお NCI-H716細胞は、ATCC(American Type Culture Collection)から入手した。培養後、マトリゲルを塗布した24 well plateに4×104cells/wellとなるように播種し、10%FBS含有DMEM培地で1日間培養を行った。
その後、Hanks緩衝液で2回洗浄し、試験試料を添加し、無血清DMEM培地で2時間培養を行った。培養終了後、培養液中に産生されたGLP-1量を 「GLP-1 ELISA kit (Glucagon-Like Peptide-1 Cat#EGLP-35K:Millipore社)」を用いて測定した。なお、コントロールは 1%DMSOとし、陽性対照として用いたオレオイルエタノールアミド(OEA)は、GLP−1産生促進作用を有することが知られている化合物である。このOEAを50μMとなるように添加した。
NCI-H716細胞(ヒト結腸がん由来細胞)1×105cellsを75cm2 の細胞培養フラスコに播種し、10% FBS含有RPMI1640培地で14日間、37℃、5%CO2条件下で、培養を行った。なお NCI-H716細胞は、ATCC(American Type Culture Collection)から入手した。培養後、マトリゲルを塗布した24 well plateに4×104cells/wellとなるように播種し、10%FBS含有DMEM培地で1日間培養を行った。
その後、Hanks緩衝液で2回洗浄し、試験試料を添加し、無血清DMEM培地で2時間培養を行った。培養終了後、培養液中に産生されたGLP-1量を 「GLP-1 ELISA kit (Glucagon-Like Peptide-1 Cat#EGLP-35K:Millipore社)」を用いて測定した。なお、コントロールは 1%DMSOとし、陽性対照として用いたオレオイルエタノールアミド(OEA)は、GLP−1産生促進作用を有することが知られている化合物である。このOEAを50μMとなるように添加した。
[試験物質]
実施例1で得られた米糠抽出物を試験に用いた。米糠抽出物の濃度が1000μg/ml/1%DMSO(ジメチルスルフォキシド)となるように、DMEM(FBS-,PS-)培地で溶解し、最終培養液中の米糠抽出物の濃度は、250μg/ml、500μg/ml、1000μg/mlになるように添加した。
実施例1で得られた米糠抽出物を試験に用いた。米糠抽出物の濃度が1000μg/ml/1%DMSO(ジメチルスルフォキシド)となるように、DMEM(FBS-,PS-)培地で溶解し、最終培養液中の米糠抽出物の濃度は、250μg/ml、500μg/ml、1000μg/mlになるように添加した。
[結果]
GLP−1測定結果は、1%DMSOのみの場合に得られる測定値を1としたときの相対値として求めた。測定結果を図1に示す。実施例1の米糠抽出物にOEAと同等以上のGLP−1産生促進作用が確認され、さらに濃度依存性も認められた。
この試験から、本発明の米糠抽出物はGLP−1産生促進作用を有しており生体機能維持上有用であることが明らかとなった。
GLP−1測定結果は、1%DMSOのみの場合に得られる測定値を1としたときの相対値として求めた。測定結果を図1に示す。実施例1の米糠抽出物にOEAと同等以上のGLP−1産生促進作用が確認され、さらに濃度依存性も認められた。
この試験から、本発明の米糠抽出物はGLP−1産生促進作用を有しており生体機能維持上有用であることが明らかとなった。
Claims (3)
- アシル化ステロール配糖体を2.7〜4.1質量%、γ−オリザノールを1.4〜2.1質量%、ステアロ・オレオ・レシチン換算で、リン脂質を18〜28質量%含有し、
加水分解したときに、加水分解前の質量に対して20〜30質量%のリノール酸、24〜37質量%のオレイン酸、11〜17質量%のパルミチン酸、1.7〜2.6質量%の植物ステロールを含有することを特徴とする米糠抽出物。 - 請求項1記載の米糠抽出物を有効成分とする抗酸化剤。
- 請求項1記載の米糠抽出物を有効成分とするGLP−1産生促進剤
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