JP2015081913A - 携帯端末並びに地点登録方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両等の駐車の際にユーザの便宜を図ることが出来る携帯端末のプログラムを提供する。【解決手段】本発明の携帯端末2は、移動体3と携帯端末2との接続状況を監視する接続監視要素と、接続監視要素により移動体3と携帯端末2との間の接続の解除が検知された場合、検知時前後に取得された前記移動体3又は携帯端末2の位置情報を、移動体3の停止位置の位置情報として、携帯端末2が備える記憶要素24に記憶させる又は携帯端末2の外部に存在するサーバ1に送信する停止位置記憶要素とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、車両と接続して使用されるスマートフォン等の携帯端末並びに携帯端末に実行させる方法及び携帯端末にインストールされるプログラムに関する。
従来、自動車やオートバイ等の車両のナビゲーション装置では、車両の駐車位置等を記録するため、ボタン操作等によって現在位置をPOI(Point Of Interest)として地点登録する技術が知られている。
車両を駐車した位置のPOIを自動的に登録することができる装置としては、自動車のイグニッション・スイッチが操作された時点でGPSにより計測した位置データを車載のナビゲーション装置に記憶させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、近年、スマートフォンやタブレット端末と呼ばれる高機能な携帯無線端末が普及しており、これらを自動車やオートバイ等の車両のナビゲーションに使用する技術が開発されている。例えば、携帯端末装置が、車載装置から受け取った位置情報および移動情報に基づいて地図センター装置から地図情報を取得し、さらに車両の現在位置を算出し、取得された地図情報に算出された現在位置を重畳させた画像データを生成して車載装置に提供するナビゲーションシステムが提案されている(特許文献2参照)。
特開平9−280881号公報 特開2009−103521号公報
しかしながら、百貨店の駐車場のように複数の車両が駐車される場所では、ユーザが自己車両の駐車位置を見失ってしまうことがある。このような場合、ユーザが所有する携帯端末にユーザの車両の駐車位置が記憶されていると、ユーザが自己所有の車両の位置を容易に発見できるので、便利である。
しかしながら、特許文献1記載の技術は、車両のイグニッションスイッチの操作に伴い電源が投入されるような車載機器に車両の駐車位置(停止位置)のPOIを記憶させることによって記憶した駐車位置を次回の車両を運転する際の目的地として使用する技術であって、持ち運びが出来る携帯端末における車両の駐車位置の確認を可能にすることによって車両の駐車位置までユーザを案内する技術ではない。
特許文献2の技術は、持ち運びができる携帯端末を使用した技術ではあるものの、車載機器から受け取った位置情報を利用することにより資源の重複を抑制しつつ精度のよい車両ナビゲーションを行う携帯端末等に関する技術であり、携帯端末において車両の駐車位置のPOIの確認を可能にすることによって車両の駐車位置までユーザを案内するための技術ではない。
特許文献2において、車両の駐車位置のPOIを携帯端末で確認可能にするための設計としては、例えば、ユーザの操作に応じて、携帯端末にインストールされた地図アプリケーションにおける現在位置のPOIを携帯端末に駐車位置のPOIとして記憶させることが考えられる。しかし、この場合、駐車の度にユーザが手動で地図アプリケーションを起動した上で場所を記憶させる必要があり、煩雑である。
このように、ナビゲーション機能を備える携帯端末には、特に車両の駐車の際の処理について、ユーザの便宜を図る観点から多くの改良の余地が残されている。
そこで、本発明は、車両等の駐車の際にユーザの便宜を図ることが出来る携帯端末のプログラムを提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、乗員が搭乗可能な移動体と接続可能に構成された携帯端末であって、
前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得要素と、
前記移動体と前記携帯端末との接続状況を監視する接続監視要素と、
前記接続監視要素により前記移動体と前記携帯端末との間の接続の解除が検知された場合、前記位置情報取得要素により前記検知時前後の所定の時間内に取得された前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を、前記移動体の停止位置の位置情報として、前記携帯端末が備える記憶要素に記憶させる又は前記携帯端末の外部に存在するサーバに送信する停止位置記憶要素とを備えることを特徴とする。
本発明の地点登録方法は、乗員が搭乗可能な移動体と接続可能に構成された携帯端末に実行させる方法であって、
前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記移動体と前記携帯端末との接続状況を監視する接続監視ステップと、
前記接続監視ステップにおいて前記移動体と前記携帯端末との間の接続の解除が検知された場合、前記位置情報取得ステップにおいて前記検知時前後の所定の時間内に取得された前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を、前記移動体の停止位置の情報として、前記携帯端末が備える記憶要素に記憶させる又は前記携帯端末の外部に存在するサーバに送信する停止位置記憶ステップとを前記携帯端末に実行させることを特徴とする。
本発明の地点登録プログラムは、乗員が搭乗可能な移動体と接続可能に構成された携帯端末に実行させるプログラムであって、
前記移動体と前記携帯端末との接続状況を監視する接続監視処理と、
前記接続監視処理において前記移動体と前記携帯端末との間の接続の解除が検知された場合、前記携帯端末が前記検知時前後の所定の時間内に取得した前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を、前記移動体の停止位置の情報として、前記携帯端末が備える記憶要素に記憶させる又は前記携帯端末の外部に存在するサーバに送信する停止位置記憶処理とを前記携帯端末に実行させることを特徴とする。
なお、本発明において「接続」とは、ケーブルによる連結、及び物体同士の接触等の物理的な接続並びに有線通信及び無線通信等の電磁的な接続の両方を意味する。
一般に、移動体へ接続可能に構成された携帯端末と当該移動体との接続が解除された場合、当該移動体の乗員が移動体から降りるために当該移動体が停止したという状況である蓋然性が高い。このため、携帯端末と移動体との接続が解除された際の位置情報は、移動体の停止位置の位置情報である蓋然性が高い。
この点に着目して構成された本発明の携帯端末又は地点登録方法若しくはプログラムによれば、移動体と携帯端末との間の接続の解除が検知されたことを契機に、移動体又は携帯端末の位置情報が移動体の停止位置の情報として携帯端末が備える記憶要素に記憶され又は携帯端末の外部に存在するサーバに送信される。
そして、車両の位置を探すユーザ又は第三者に対し、記憶要素に記憶された又はサーバに送信された車両の停止位置の位置情報が提示されることにより、当該ユーザ又は第三者が移動体の停止位置を適切に認識しうる。
すなわち、本発明の携帯端末又は地点登録方法若しくはプログラムによれば、携帯端末のユーザの地点登録操作がなくとも、携帯端末と移動体との接続の解除前後の移動体又は携帯端末の位置情報が、移動体の停止位置の位置情報として記憶要素に記憶され又はサーバに送信される。この記憶され又は送信された位置情報が後に活用されることにより、移動体を探すユーザ等が移動体の停止位置を携帯端末等を介して認識できるので、移動体の停止に際し、ユーザの便宜が図られる。
本発明の携帯端末において、
前記位置情報取得要素は、前記移動体との接続時において、前記移動体から通信を介して前記移動体の位置情報を含む情報の受信をするように構成されており、
前記停止位置記憶要素は、前記検知前に最後に取得された前記移動体の位置情報を、前記移動体の停止位置の情報として、前記携帯端末が備える記憶要素に記憶させる又は前記携帯端末の外部に存在するサーバに送信するように構成されていることが好ましい。
当該構成の携帯端末によれば、移動体から通信を介して受信した位置情報のうち、接続の解除の検知前に最後に取得された移動体の位置情報を移動体の停止位置の位置情報としているので、携帯端末が取得した位置情報と移動体が取得した位置情報とに差分がある場合でも、移動体の位置情報が優先して取得される。また、建物の屋根等の影響により、携帯端末が正常に位置情報を取得できない場合でも、移動体の位置情報が取得される。この結果、移動体の停止位置の位置情報としての信頼性が向上し、引いては、その位置情報を信頼するユーザの便宜が図られる。
本発明の携帯端末において、
指定時間又は指定時刻の入力を受け付ける入力要素と、
時間の経過を計測又は現在時刻を認識する計時要素と、
前記停止時間と前記計時要素により計測された前記接続の解除が検知されたときからの経過時間との差分、又は前記指定時刻と前記計時要素により認識された前記現在時刻との差分を前記携帯端末に出力する残時間出力要素とを備えることが好ましい。
当該構成の携帯端末によれば、携帯端末に出力された差分により、ユーザが移動体を出発させるまでの残時間を認識することが出来るので、ユーザが意図しないような長時間にわたって移動体が停止することが防止される。この結果、移動体の停止に際し、ユーザの便宜が図られる。
本発明の携帯端末において、
前記停止位置記憶要素は、移動体を識別するための識別情報毎に、前記位置情報を記憶するように構成されていることが好ましい。
当該構成の携帯端末によれば、ユーザが複数の移動体を使用する場合でも、移動体の識別情報毎に移動体の停止位置が記憶される。このため、移動体個々ごとの区別がなされた上で複数の移動体の停止位置の情報が記憶されるので、ユーザの更なる便宜が図られる。
本発明の携帯端末において、
前記携帯端末の外部のサーバと無線により通信する無線通信要素とを備え、
前記停止位置記憶要素は、前記携帯端末の無線通信要素を介して前記外部のサーバに前記停止位置の位置情報と移動体の識別情報とを送信するように構成されていることが好ましい。
当該構成の携帯端末によれば、移動体の停止位置の位置情報が携帯端末の外部の記憶要素に記憶されるので、当該位置情報を送信した携帯端末とは別の携帯端末から当該移動体の停止位置の位置情報にアクセスがされうる。この結果、移動体が様々な利用形態(移動体を複数のユーザで共有する等の利用形態)で利用されうるので、さらにユーザの便宜が図られる。
本実施形態のナビシステムの構成の全体説明図。 携帯端末及び車両のブロック図 車両の停止時からユーザが再び車両に戻るまでにおける携帯端末の処理を説明する図。 (a)は、停止位置の撮像をする際に携帯端末の表示部に表示される画面を示す図、(b)は、駐車時間(指定時間)等の駐車情報の入力を促す入力画面を示す図、(c)は、駐車時間の残時間を表示するための画面を示す図。 停止位置までユーザを案内するための案内画面を示す図。 携帯端末と車両との対応関係を示す図で、(a)は1つの携帯端末が複数の車両に対応する場合を示す図で、(b)は複数の携帯に1つの車両が対応する場合を示す図。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を用いて説明する。本明細書では、クライアント・サーバ形式の通信ナビゲーションシステムに本発明を適用した実施形態を用いて説明するが、これに限られず、本発明は、例えばナビゲーション機能を有さないシステムにも適用可能である。まず、本発明がナビクライアントである携帯端末2に使用されたナビシステムの構成について図1を用いて説明する。図1に示されているナビシステムはナビサーバ1と、携帯端末2と、車両3とにより構成されている。
(ナビサーバ1の構成)
ナビサーバ1は一または複数のサーバコンピュータ(CPU,ROM,RAM,I/O回路、A/D回路等により構成されている。)により構成されている。ナビサーバ1は、支援データベース102と、第1支援手段110と、第2支援手段120とを備えている。
支援データベース(支援マップ格納手段)102には道路およびメッシュの配置等を表わす支援マップ情報が記憶または格納されている。道路またはこれを構成するリンク(交差点や右折点、左折点等の道路における任意の2つの点を結ぶ道路要素を意味する。)は、(緯度、経度)または(緯度、経度、高度)により位置が定められている点群により配置態様が表わされている。メッシュは緯度および経度により配置が定められている線分により画定されている。
第1支援手段110は携帯端末2との通信により携帯端末2又は車両3の現在位置(または出発位置)P1および目的位置P2を認識する。第1支援手段110は支援データベース102に格納されている支援マップ情報に基づき、現在位置P1および目的位置P2を結ぶ携帯端末2の支援ルートRを探索する。そして、第1支援手段110は携帯端末2との通信によりこの携帯端末2の表示部23又は車両3の表示部33に支援ルートRを再現するルートを表示させる。
第2支援手段120は、携帯端末2から受信した車両3の停止位置Pを車両3の識別情報とともに記憶部に記憶するように構成される。また、第2支援手段120は、所定の携帯端末2又は所定のユーザの要求に応じて、車両3の識別情報に基づき、サーバ1が備える記憶部から読みだした車両3の停止位置Pを提供するように構成されている。
(携帯端末2の構成)
携帯端末2は、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末等のユーザが携帯可能な端末である。携帯端末2は、ナビルートを後述する車両3の表示部33に表示するため、車両3に有線又は無線で通信可能に接続される。これに加えて又は代えて、携帯端末2は、例えばその電池を充電するため車両3と電気的に接続されてもよいし、車両3に設けられた携帯端末ホルダーに保持されることにより車両3と物理的に接続されてもよい。
図2に示されるように、携帯端末2は、制御部20と、接続部21と、センサ部22と、表示部23と、記憶部24と、撮像部25と、入力部26と、計時部27と、無線部28とを備える。
制御部20は、例えば、ECU(電子制御ユニット(CPU,ROM,RAM,I/O等により構成されている。))により構成される。制御部20は、接続部21、センサ部22、表示部23、記憶部24、撮像部25、入力部26、計時部27及び無線部28との種々のデータの入出力を行い、各種の情報取得と各部の動作制御を行うように構成されている。
また、制御部20は、あらかじめインストールされた又は外部のサーバからダウンロードされた上でインストールされたプログラムにより、識別情報取得処理と、接続監視処理と、位置情報取得処理と、ナビルート表示処理と、停止位置記憶処理と、入力受付処理と、残時間表示処理とを実行するように構成されている。制御部20は、本発明の「位置情報取得要素」、「接続監視要素」、「停止位置記憶要素」、「残時間出力要素」に該当する。
より具体的には、制御部20は、携帯端末2と車両3との接続時に、車両3との通信を介して、車両3の識別情報を取得する(識別情報取得処理)。予め、車両3の識別情報に紐づいた車両3の固有の名称(例えば、「マイカー」等)が設定されている場合には、以下の表示処理において、当該固有の名称が使用され得る。
また、制御部20は、携帯端末2と車両3とが接続状態にあるか否かを周期的に監視する(接続監視処理)。もし携帯端末2と車両3とが接続状態にある場合は、制御部20は、位置情報取得処理として、車両3との通信を介して車両3の現在位置、車速等の移動情報を取得し、車両3の識別情報と共に、記憶部24に記憶する(位置情報取得処理)。なお、車両3の現在位置、車速等の移動情報は、後述する車両3のGPSセンサ32a、車速センサ32c等によって計測される。
制御部20は、接続監視処理による、携帯端末2と車両3との接続の解除(接続状態から非接続状態への切り替え)の検知を契機として、位置情報取得処理において取得された車両3の位置情報を車両3の駐車位置(停止位置)Pの情報として記憶部24に記憶する停止位置記憶処理を行う。
制御部20は、携帯端末2と車両3との接続の解除検知後に、ユーザに指定時間PT(例えばパーキングエリア等で定められた時間)の入力を促す画面を表示部23に出力する。また、制御部20は、ユーザが入力部26を介して入力した指定時間PTと入力時の時刻ITとを記憶部24に記憶する(停止時間受付処理)。また、制御部20は、指定時間PTと現在時刻CTと入力時の時刻ITとに基づき、駐車可能残時間RTを算出し、当該駐車可能残時間RTを表示部23に出力する(残時間表示処理)。
また、制御部20は携帯端末2の現在位置P1および目的位置P2を認識した上でナビサーバ1との通信により第1支援手段110に認識させる。制御部20は第1支援手段110により探索された支援ルートRを認識かつ支援ルートRを再現するルートを表示部23に出力させる(ナビルート表示処理)。制御部20は、車両と接続されていない場合、車両3の停止位置Pを目的位置P2としてもよい。
接続部21は、有線接続部21aと、無線接続部21bとのどちらか、若しくは両方を備える。有線接続部21aは、例えば、USB(登録商標)、又はHDMI(登録商標)等の有線接続のための接続ポートを備える。無線接続部21bは、例えば、Wi−Fi(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)等による無線接続のための接続ポートを備える。
携帯端末2と車両3との接続形態としては、例えば、携帯端末2の有線接続部21aと車両3に搭載された有線接続部31aの通信ケーブルとの連結による有線接続、携帯端末2の無線接続部21bと車両3の無線接続部31bとの無線接続、携帯端末2の一部と車両3に搭載された機器(例えば車両3から供給される電力を利用して携帯端末2を充電するように構成されている充電装置)との接触等の電気的な接続、又は車両3の内部に設けられた携帯端末ホルダー等による携帯端末2の保持等の物理的な接続等が採用され得る。
通信ケーブルとの連結による有線接続の場合、携帯端末2の有線接続部21aの接続ポートに車両3の有線接続部31aの通信ケーブルが差し込まれた状態を、携帯端末2と車両3とが接続された状態(以下、「接続状態」という。)であり、携帯端末2の有線接続部21aの接続ポートに有線接続部31aの通信ケーブル状態が差し込まれていない(引き抜かれた)状態を、携帯端末2と車両3とが接続されていない状態(以下、「非接続状態」という。)である。
無線接続の場合、携帯端末2と車両3との無線通信が確立されている場合が「接続状態」であり、携帯端末2と車両3との無線通信が切断されている場合が「非接続状態」である。携帯端末2と車両3との無線接続が「接続状態」から「非接続状態」に遷移する場合の例としては、車両3のイグニッションスイッチがオンからオフに切り換えられたことにより、車両3の無線通信システムが停止した場合が挙げられる。
車載機器(例えば充電装置)との電気的な接続の場合、携帯端末2と車両3に設置された車載機器とが接触した状態(携帯端末2が充電可能になった状態)が「接続状態」であり、携帯端末2と前記車載機器とが接触していない状態が「非接続状態」である。この場合、携帯端末2と前記車載機器とが物理的に接触している場合であっても、車両3のイグニッションスイッチがオフになったことによって車載機器の機能(充電)が停止された状態が「非接続状態」と判定されてもよい。
車両に設けられた携帯端末ホルダー等との物理的な接続の場合、携帯端末2が接触センサ等により携帯端末ホルダーと接触していることを検知した状態が「接続状態」であり、接触センサ等により携帯端末ホルダーと接触していないことを検知した状態が「非接続状態」である。
また、有線接続、無線接続又は充電等の電気的接続の場合、携帯端末2の制御部20は、周期的に車両3に対して確認シグナルを送信し、所定時間内に正常な返答シグナルを受信できた場合に、「接続状態」と判断し、確認シグナルの送信に失敗した場合又は確認シグナルに対する返答シグナルを所定時間内に受信できなかった場合に「非接続状態」と判断してもよい。
携帯端末2の制御部20は、ケーブルによる連結、及び接触等の場合には、接触センサ等により所定の物体(例えば車載機器)との接触が検知されている状態を「接続状態」と判断し、当該接触が検知されていない状態を「非接続状態」と判断してもよい。
センサ部22は、GPSセンサ22aと、ジャイロセンサ22bとを備える。GPSセンサ22aは、GPS(全地球測位システム)等を用いて携帯端末2の現在位置を計測するように構成されている。ジャイロセンサ22bは、水平面内における携帯端末2の向きや鉛直方向に対する携帯端末2の傾斜角度(たとえば、鉛直方向に対する携帯端末2の前後方向軸の傾斜角度、携帯端末2の重心を通る上下方向軸周りの回転角であるヨー角等)又は当該傾斜角度の変化量(例えば、ヨーレート等)を検出するように構成されている。
各センサ22a,22bは、検出結果を信号として制御部20へ出力するように構成されている。また、各センサ22a,22bから出力される信号とは別に、無線接続部21bから取得される基地局情報によって携帯端末2の位置が算出されるように構成されていてもよい。
表示部23は、例えば、LCD、有機EL等の画像表示装置またはスピーカ等により構成され、制御部20からの指示に応じて視覚または聴覚を通じて認識可能な形態で情報を出力する。
記憶部24は、例えばEEPROM,フラッシュメモリ,RAM等の半導体メモリ、ハードディスク等で構成され、例えば、車両3の識別情報、車両3の停止位置Pの情報、ナビマップ情報等を格納している。ナビマップ情報により道路またはリンクの配置態様等が示され、このナビマップ情報は画像表示装置に表示される。支援マップ情報におけるリンクと、ナビマップ情報におけるリンクとには共通のリンク識別情報が付されている。
撮像部25は、携帯端末2の前面又は背面に配置されたCCD又はCMOS等によって構成され、後述する入力部26を介したユーザの操作に基づき、静止画又は動画の撮影を行い、撮影した画像又は動画を制御部20に送信する。撮像部25は、例えば、ユーザが駐車時の車両3の付近の画像を撮影する場合等に使用され得る。制御部20は、撮像部25が撮影した画像を停止位置Pの位置情報等と紐付けて記憶部24に記憶する。
入力部26は、携帯端末2のセンターコンソール等に配置された入力スイッチ若しくはタッチパネル式の画像表示装置またはマイクロホン等により構成され、ユーザによる入力スイッチ若しくはタッチパネル式の画像表示装置の操作態様またはマイクロホンに検知される発話に応じて目的位置P2等の入力及び各種機能の操作等を可能としている。入力部26は、本発明の「入力要素」に該当する。
計時部27は、公知の技術により、現在時刻を認識するように構成されている。計時部27は、公知の技術により、時間の経過を計測するように構成されている。計時部27は、後述のように、過去に認識された時刻と現在時刻との差分から、当該過去の時点からの経過時間を認識するように構成されてもよい。計時部27が、本発明の「計時要素」及び「時刻認識要素」に該当する。
無線部28は、セルラー又はW−CDMA等の一般的な携帯電話網に接続され図示しない無線基地局を通じて音声及びデータの通信をおこなう。携帯端末2及び車両3の識別情報、並びに後述する車両の駐車位置の情報等が、無線部28を通じてナビサーバ1と送受信されうる。
(車両3の構成)
移動体としての車両3には、例えば自動車、オートバイ、シニアカー等が採用され得る。
車両3は、図2に示されるように、制御部30と、接続部31と、センサ部32と、表示部33とを備える。
制御部30は、例えば、ECU(電子制御ユニット(CPU,ROM,RAM,I/O等により構成されている。))により構成される。制御部30は、接続部31、センサ部32、表示部33との種々のデータの入出力を行い、各種の情報取得と各部の動作制御を行うように構成されている。
接続部31は、有線接続部31aと、無線接続部31bとのいずれか、若しくは両方を備える。有線接続部31aは、通信ケーブルを介して、携帯端末2と接続可能に構成されている。無線接続部31bは、Bluetooth(登録商標)等の無線通信により携帯端末2と接続可能なように構成されている。
センサ部32は、GPSセンサ32aと、ジャイロセンサ32bと、車速センサ32cとを備える。GPSセンサ32aは、GPS(全地球測位システム)等を用いて車両3の現在位置を計測するように構成されている。ジャイロセンサ32bは、水平面内における車両3の向きや鉛直方向に対する車両3の傾斜角度(たとえば、鉛直方向に対する車両3の前後方向軸の傾斜角度、車両3の重心を通る上下方向軸周りの回転角であるヨー角等)又は当該傾斜角度の変化量(例えば、ヨーレート等)を検出するように構成されている。車速センサ32cは、車両3の速度を検出するように構成されている。各センサ32a〜32cは、検出結果を信号として制御部30へ出力するように構成されている。
表示部33は、例えば、車両3のセンターコンソール等に配置された画像表示装置またはスピーカ等により構成され、視覚または聴覚を通じて認識可能な形態で情報を出力する。表示部33は、車両3の入力装置(不図示)に対するユーザの操作に応じた移動情報、音楽等の出力のほか、接続部31を介して受信した携帯端末2の処理に応じた信号に応じた出力(例えばナビルート案内の表示等)を行うように構成されている。
(携帯端末2の機能)
図3を参照して、車両3の運転手であるユーザ(第1ユーザ)が車両3を停止位置Pに駐車した後に再度車両3に戻るまでにおける、携帯端末2の一連の処理を説明する。
制御部20は、接続部21を介して、車両3のGPSセンサ32aで計測された車両3の現在位置を取得し、車両3の位置情報として記憶部24に記憶する(図3/STEP2)。制御部20は、この処理に代えて、携帯端末2のGPSセンサ22aで計測された携帯端末2の現在位置を取得し、携帯端末の位置情報として記憶部24に記憶してもよい。
制御部20は、携帯端末2が車両3と接続しているか否かを判定する(図3/STEP4)。当該判定結果が否定的である場合(図3/STEP4‥NO)、制御部20は、STEP2の処理を再度行う。携帯端末2と車両3との接続状況が「接続状態」から「非接続状態」への変化が、接続の解除として検知される。
当該判定結果が肯定的である場合(図3/STEP4‥YES)、制御部20は、STEP2で取得した車両3の位置情報のうち、接続解除の検知前に最後に取得された位置情報を車両3の停止位置Pの位置情報として、車両3の識別情報とともに記憶部24に記憶する(図3/STEP6)。制御部20は、この処理に代えて、接続解除の検知時前後の所定の時間内に取得された位置情報を車両3の停止位置Pとして、車両3の識別情報と共に記憶部24に記憶してもよい。ここで、「所定の時間」とは、車両3の停止位置を適切に把握する観点から定まる時間であり、例えば、接続の解除検知の前後30秒のように接続解除の検知時刻を基準として対称的な時間内でもよいし、接続解除検知前30秒及び解除検知後60秒のように接続解除の検知時刻を基準として非対称的な時間内でもよい。また、ユーザの行動のフィードバックを基に、当該「所定の時間」がユーザごとに定められてもよい。ユーザにより予め指定されたタイミングで取得された位置情報が車両3の停止位置とされてもよい。また、制御部20は、接続解除の検知を契機として、携帯端末2のGPSセンサ22aを介して携帯端末2の位置情報を取得して、当該位置情報を車両3の停止位置Pの位置情報として、車両3の識別情報とともに記憶部24に記憶してもよい。
制御部20は、図4(a)に示されるように、ユーザに車両3の撮像を促す旨の表示を表示部23に出力する(図3/STEP8)。ユーザが撮像部25を介して車両3を撮像することにより、例えば、交差点、看板又は駐車場の柱等の、車両3の停止位置Pに関するより具体的な情報が携帯端末2に記憶され得る。停止位置Pから多少離れた場所が撮影された場合は、その位置情報とともに当該画像が記憶部24に記憶される。
また、制御部20は、図4(b)に示されるように、駐車時間入力欄41を表示することにより、ユーザに指定時間PTの入力を促す出力を表示部23へ出力する(図3/STEP10)。制御部20は、入力部26を介してユーザから駐車時間入力欄41に入力された指定時間PTを、入力時刻ITとともに記憶部24へ記憶する。なお、制御部20は、図4(b)に示されるように、駐車階入力欄42及び駐車スペース入力欄43を表示することにより、停止位置Pの建物における階数、駐車スペース情報等の入力を促すように構成されていてもよい。駐車階(停止位置Pの建物における階数)及び駐車スペース情報は、特にGPSでは計測することが難しい。このため、駐車階、駐車スペース情報等を駐車階入力欄42及び駐車スペース入力欄43へユーザに自主的に入力させることにより、車両3の停止位置Pに関するより具体的な情報が携帯端末2に記憶され得る。
制御部20は、指定時間PTと入力時刻ITと現在時刻CTとに基づき、残時間RT=PT−(CT−IT)が所定時間(例えば、停止位置Pに戻るまでに必要な平均時間)T以下か否か判定する(図3/STEP12)。
当該判定結果が否定的である場合(図3/STEP12‥NO)、制御部20は再度STEP12の処理を行う。
当該判定結果が肯定的である場合(図3/STEP12‥YES)、図4(c)に示されるように、制御部20は、表示部23へ残時間RTを出力する(図3/STEP14)。この場合、制御部20は、残時間RTと共に、地図上の停止位置P、停止位置Pの住所51、携帯端末2の現在位置から停止位置Pまでの距離52、駐車した階53、駐車スペース情報54が表示される。また、地図上の停止位置Pをクリックすると、図3/STEP8で撮影された画像として、車両3の駐車風景が表示される。
制御部20は、入力部26を介してユーザから車両3の停止位置Pの表示指示が入力されたか否かを判定する(図3/STEP16)。当該判定結果が否定的である場合(図3/STEP16‥NO)、制御部20は再度STEP14の処理を行う。
当該判定結果が肯定的である場合(図3/STEP14‥YES)、制御部20は、図5(a)に示されるように、車両3の停止位置P2、駐車画像、携帯端末2の現在位置P1から車両3の停止位置P2までの支援ルートR、及び車両3までの距離等を表示部23に出力する(図3/STEP18)。
携帯端末2の現在位置P1から車両3の停止位置Pまでのルートを求める処理をより詳しく説明すると、ユーザの入力に基づき、携帯端末2の現在位置P1および目的位置P2(車両3の停止位置P)が認識される。例えば、ユーザは、車両3の停止位置Pと同じ階に移動したときに、支援ルートRの探索指示を入力する。携帯端末2の現在位置P1は携帯端末2のGPSセンサ22aにより受信されたGPS信号、または、携帯端末2の方位または進行方向に応じたジャイロセンサ22bの出力信号等に基づいて測定される。携帯端末2の目的位置P2は記憶部24に記憶された車両3の停止位置Pに基づいて認識される。さらに、制御部20により、携帯端末2の(目的位置P2の入力時点における)現在位置P1および目的位置P2を表わすデータが携帯端末2からナビサーバ1に送信される。
ナビサーバ1において、第1支援手段110により携帯端末2の現在位置P1および目的位置P2が認識され、かつ、支援データベース102から支援マップ情報が読み出された上で、現在位置P1および目的位置P2を結ぶ一または複数の支援ルートRが探索される。これにより、たとえば図5に示されているように携帯端末2の現在位置P1および目的位置P2を結ぶ支援ルートRが探索される。携帯端末2の予測走行時間もしくは走行距離が短い一もしくは複数のルートが支援ルートRとして優先的に探索されうる。
探索された支援ルートRは、その全部又は一部が携帯端末2に送信される。携帯端末2の制御部20は、接続部21を介して受信した支援ルートRを再現するルートを表示部23に出力する。
また、駐車後に、周辺の風景の撮影がなされていた場合、その撮影位置の情報が上記ルート上に反映されて表示部23に出力される。この場合、撮影位置情報をクリック等することにより、当該撮影位置で撮影された画像等が表示部23に表示される。また、本実施形態のプログラムを介さずに(図3/STEP8の処理ではなく携帯端末2の他の機能により)撮影された画像等についても、当該画像が撮影された時刻、撮影位置等に基づいて、当該画像の情報が上記ルート上に反映されてもよい。また、車両3から離れて最初の目的地に行くまでのルート上で本実施形態のプログラムを介さずに撮影された画像が、上記ルート上に反映されてもよい。
また、携帯端末2のGPSセンサ22aにより計測された現在位置が停止位置Pに近い(現在位置と停止位置との距離が所定距離以内である)場合、制御部20は、ルートを表示することに代え、停止位置、駐車階、及び駐車画像等を表示部23に表示してもよい。
制御部20は、再度携帯端末2が車両3に接続されたことを検知すると(図3/STEP20‥YES)、記憶部24に記憶された停止位置Pの情報を削除して、停止位置表示処理を終了する。
(第1実施形態の作用効果)
一般に、車両(移動体)3へ接続可能に構成された携帯端末2と車両3との接続が解除された場合、車両3の乗員が車両3から降りるために当該車両3が停止したという状況である蓋然性が高い。このため、携帯端末2と車両3との接続が解除された際の車両3の位置情報は、車両3の停止位置(駐車位置)Pの位置情報である蓋然性が高い。
この点に着目して構成された本実施形態によれば、車両3と携帯端末2との間の接続の解除が検知されたことを契機に、車両3(又は携帯端末2)の位置情報が車両3の停止位置Pの情報として携帯端末2が備える記憶要素(記憶部)24に記憶される。
そして、車両3の位置を探すユーザに対し、記憶要素24に記憶された車両3の停止位置Pの位置情報が提示されることにより、当該ユーザが車両3の停止位置Pを適切に認識しうる。
すなわち、本実施形態によれば、携帯端末2のユーザの特段の操作がなくとも、携帯端末2と車両3との接続の解除前後の車両3が、車両3の停止位置Pの位置情報として記憶要素24に記憶される。この記憶された位置情報が後に活用されることにより、車両3を探すユーザ等が車両3の停止位置を携帯端末等を介して認識できるので、車両3の停止に際し、ユーザの便宜が図られる。
本実施形態の携帯端末2によれば、車両3から通信を介して受信した位置情報のうち、接続の解除の検知前に最後に取得された車両3の位置情報を車両3の停止位置Pの位置情報としているので、携帯端末2のGPSセンサ22aにより計測した位置情報と車両3のGPSセンサ32aにより計測した位置情報とに差分がある場合でも、車両3の位置情報が優先して取得される。また、建物の屋根等の影響により、携帯端末2のGPSセンサ22aが正常に位置情報を計測できない場合でも、車両3の位置情報が取得される。この結果、車両3の停止位置Pの位置情報としての信頼性が向上し、引いては、その位置情報を信頼するユーザの便宜が図られる。
本実施形態の携帯端末によれば、携帯端末2に出力された時間の差分により、ユーザが車両3を出発させるまでの残時間(停車可能な残時間)を認識することが出来るので、ユーザが意図しないような長時間にわたって車両3が停止することが防止される。この結果、車両3の停止に際し、ユーザの便宜が図られる。
本実施形態の携帯端末2によれば、図6(a)に示されるように、ユーザが複数の車両3A、3B(例えば四輪自動車とオートバイ)を使用する場合でも、車両3A,3Bの識別情報毎に車両3A、3Bの停止位置が記憶される。このため、車両3A,3Bそれぞれの区別がなされた上で複数の車両3A、3Bの停止位置の情報が記憶されるので、ユーザの更なる便宜が図られる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、車両3の停止位置Pが携帯端末2に備えられた記憶部24に記憶されたが、これに代えて又は加えて、制御部20により、車両3の停止位置Pが車両3の識別情報と共に無線部28から無線通信を介してサーバ1に送信されてもよい。この場合、サーバ1の第2支援手段120により、車両3の停止位置Pが車両3の識別情報とともにサーバ1の記憶部(支援データベース102)に記憶される。
サーバ1の第2支援手段120は、図6(b)に示されるように、携帯端末2Aとは別の携帯端末2Bから車両3の識別情報の提示と、車両3の停止位置Pの情報の提供要求を受けた場合、当該携帯端末2Bに対し、当該車両3の識別情報に紐付けられた車両3の停止位置Pを提供する。なお、第2支援手段120は、車両3の停止位置Pの提供に際し、当該携帯端末2Bのユーザ(第2ユーザ、例えば携帯端末2Aのユーザ(第1ユーザ)の家族)が当該アクセス情報に正当なアクセス権限があるユーザであることの認証を行う。当該ユーザ(第2ユーザ)の正当性は、あらかじめサーバ1に登録された認証情報を含むユーザ情報に基づいて認証され得る。
なお、車両3を当初使用していたユーザ(第1ユーザ)の意図に反して他のユーザ(第2ユーザ)に車両3の停止位置Pの情報が取得されないように、携帯端末2Aからサーバ1へ所定の情報(乗り捨て情報)が送信された場合に限って、第2ユーザに停止位置Pの情報が提供されてもよい。この場合、携帯端末2Aからサーバ1へ当該所定の情報が送信された場合には、第2ユーザからの要求がなくとも、サーバ1に記憶されている携帯端末2Bの連絡先(メールアドレス等)宛てに「マイカー(車両3)が○○に乗り捨てられました」というメッセージとともに停止位置Pの情報が提供されてもよい。
(第2実施形態の作用効果)
本実施形態によれば、車両3の停止位置Pが携帯端末2Aの外部の記憶要素に記憶されるので、当該情報を送信した携帯端末2Aとは別の携帯端末2Bから当該移動体の停止位置Pの情報にアクセスがされうる。この結果、車両3が様々な利用形態(車両3を複数のユーザで共有する等の利用形態)で利用されうるので、さらにユーザの便宜が図られる。
(他の実施形態)
制御部20は、携帯端末2と車両3との接続が解除された場合でも、位置情報取得処理の際に取得した車両3の最新の車速、又は携帯端末2のGPSセンサ22a等から計測した携帯端末2の現在位置に基づいて算出した携帯端末2の移動速度が所定の速度以上であった場合は、携帯端末2の制御部20に停止位置記憶処理を行わせないように構成されてもよい。
当該構成の携帯端末2によれば、車両3走行中の携帯端末2と車両3との一時的な接続解除が駐車(停止)としては認識されない。この結果、停止位置Pの情報の精度が向上するので、車両3の停止に際し、さらにユーザの便宜が図られる。
第1実施形態では、図3/STEP10で指定時間が入力されたが、これに代えて指定時刻(例えば車両3を出発させるための時刻)が入力されてもよい。この場合、図3/STEP12では、制御部20は、指定時刻と現在時刻との差分が所定時間いないか否かを判定してもよい。
1‥サーバ、2‥携帯端末、3‥移動体、20‥制御部、21‥接続部、22a‥GPSセンサ、24‥記憶要素。

Claims (7)

  1. 乗員が搭乗可能な移動体と接続可能に構成された携帯端末であって、
    前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得要素と、
    前記移動体と前記携帯端末との接続状況を監視する接続監視要素と、
    前記接続監視要素により前記移動体と前記携帯端末との間の接続の解除が検知された場合、前記位置情報取得要素により前記検知時前後の所定の時間内に取得された前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を、前記移動体の停止位置の位置情報として、前記携帯端末が備える記憶要素に記憶させる又は前記携帯端末の外部に存在するサーバに送信する停止位置記憶要素とを備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 請求項1記載の携帯端末において、
    前記位置情報取得要素は、前記移動体との接続時において、前記移動体から通信を介して前記移動体の位置情報を含む情報の受信をするように構成されており、
    前記停止位置記憶要素は、前記検知前に最後に取得された前記移動体の位置情報を、前記移動体の停止位置の情報として、前記携帯端末が備える記憶要素に記憶させる又は前記携帯端末の外部に存在するサーバに送信するように構成されていることを特徴とする携帯端末。
  3. 請求項1又は2記載の携帯端末において、
    指定時間又は指定時刻の入力を受け付ける入力要素と、
    時間の経過を計測又は現在時刻を認識する計時要素と、
    前記指定時間と前記計時要素により計測された前記接続の解除が検知されたときからの経過時間との差分、又は前記指定時刻と前記計時要素により認識された前記現在時刻との差分を前記携帯端末に出力する残時間出力要素とを備えることを特徴とする携帯端末。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の携帯端末において、
    前記停止位置記憶要素は、移動体を識別するための識別情報毎に、前記位置情報を記憶するように構成されていることを特徴とする携帯端末。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の携帯端末において、
    前記携帯端末の外部のサーバと無線により通信する無線通信要素とを備え、
    前記停止位置記憶要素は、前記携帯端末の無線通信要素を介して前記外部のサーバに前記停止位置の位置情報と移動体の識別情報とを送信するように構成されていることを特徴とする携帯端末。
  6. 乗員が搭乗可能な移動体と接続可能に構成された携帯端末に実行させる方法であって、
    前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    前記移動体と前記携帯端末との接続状況を監視する接続監視ステップと、
    前記接続監視ステップにおいて前記移動体と前記携帯端末との間の接続の解除が検知された場合、前記位置情報取得ステップにおいて前記検知時前後の所定の時間内に取得された前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を、前記移動体の停止位置の情報として、前記携帯端末が備える記憶要素に記憶させる又は前記携帯端末の外部に存在するサーバに送信する停止位置記憶ステップとを前記携帯端末に実行させることを特徴とする地点登録方法。
  7. 乗員が搭乗可能な移動体と接続可能に構成された携帯端末に実行させるプログラムであって、
    前記移動体と前記携帯端末との接続状況を監視する接続監視処理と、
    前記接続監視処理において前記移動体と前記携帯端末との間の接続の解除が検知された場合、前記携帯端末が前記検知時前後の所定の時間内に取得した前記移動体又は前記携帯端末の位置情報を、前記移動体の停止位置の情報として、前記携帯端末が備える記憶要素に記憶させる又は前記携帯端末の外部に存在するサーバに送信する停止位置記憶処理とを前記携帯端末に実行させることを特徴とする地点登録プログラム。
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