JP2002298296A

JP2002298296A - 経路情報配信システム

Info

Publication number: JP2002298296A
Application number: JP2001102947A
Authority: JP
Inventors: Yukio Yamamoto; 幸夫山本; Yasuo Ito; 泰雄伊藤; Naoki Ushiki; 直樹牛来; Hiroyuki Yamakawa; 博幸山川; Satoshi Kitano; 聡北野; Takashi Sugawara; 隆菅原; Koki Hayashi; 弘毅林; Kazuyuki Hirakawa; 一行平川
Original assignee: Aisin AW Co Ltd; Equos Research Co Ltd
Current assignee: Aisin AW Co Ltd; Equos Research Co Ltd
Priority date: 2001-04-02
Filing date: 2001-04-02
Publication date: 2002-10-11

Abstract

(57)【要約】【課題】自動車や自転車を駐車／駐輪場に預け移動す
る経路案内を簡便に行えるようにする。【解決手段】携帯端末１５や車載端末１１を含む端末
と通信して経路情報を配信するサーバ５を有する経路情
報配信システムであって、端末から経路算出のための指
示情報を受信し経路情報を送信する通信手段と、駐車位
置情報を記憶する記憶手段５と、通信手段により受信し
た指示情報に基づき記憶手段から駐車位置情報を読み出
して経路を算出する経路算出手段とを備え、サーバ６
は、端末１１、１５から指示情報を受信して経路算出手
段により算出した経路情報を端末１１、１５に送信し、
駐車位置を基点とする歩行経路を目的地まであるいは目
的地から駐車位置まで表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末や車載端
末を含む端末と通信して経路情報を配信するサーバを有
する経路情報配信システム、携帯端末と車載端末が通信
して経路情報を配信する経路情報配信システムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】車両用
ナビゲーション装置は、ＧＰＳや車速センサ等を使って
現在位置を追跡し、設定入力された出発地や現在地から
目的地までの経路を案内するものであるが、大型で重量
があり、携帯して歩行者が利用できるものではない。

【０００３】このような車両に搭載するものではなく、
軽量、小型で携帯に便利な携帯用ナビゲーション装置も
提案されている。携帯用ナビゲーション装置は、歩行者
を対象とするため、探索する経路が従来の車両用ナビゲ
ーションと異なり、目的地まで、歩行と交通機関の利用
を組み合わせた経路が探索される。

【０００４】自動車や自転車を用いても、目的地までの
経路の途中において、交通機関を利用する場合には、自
動車や自転車などの車両を駐車場や駐輪場に止め、そこ
から駅までは歩行移動となる。このように自動車や自転
車などの車両を駐車場や駐輪場に止めて、目的地まで移
動し、往路の案内終了後に、駐車場や駐輪場に戻ってく
る際に、特に駐車場や駐輪場が広いと、経路の案内のた
めの車両の位置の決定が煩雑になるという問題がある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、自動車や自転車を駐車／駐輪場に
預け移動する経路案内を簡便に行えるようにするもので
ある。

【０００６】そのために本発明は、携帯端末や車載端末
を含む端末と通信して経路情報を配信するサーバを有す
る経路情報配信システムであって、前記端末から経路算
出のための指示情報を受信し経路情報を送信する通信手
段と、駐車位置情報を記憶する記憶手段と、前記通信手
段により受信した指示情報に基づき前記記憶手段から駐
車位置情報を読み出して経路を算出する経路算出手段と
を備え、前記サーバは、前記端末から指示情報を受信し
て前記経路算出手段により算出した経路情報を前記端末
に送信することを特徴とするものである。

【０００７】また、前記携帯端末は、経路算出の指示情
報を入力する入力手段と、前記入力された指示情報を送
信し経路情報を受信する通信手段とを有し、前記車載端
末は、駐車位置情報を入力する入力手段と、前記入力さ
れた駐車位置情報を送信し経路情報を受信する通信手段
とを有することを特徴とし、前記車載端末は、駐車位置
情報を入力する入力手段と、前記入力された駐車位置情
報を送信する通信手段とを有し、前記携帯端末は、前記
車載端末から駐車位置情報を受信する通信手段と、駐車
位置情報を記憶する記憶手段と、前記通信手段により受
信した駐車位置情報を前記記憶手段から読み出して経路
を算出する経路算出手段と、前記経路算出手段により算
出した経路を表示する表示手段とを有し、前記携帯端末
は、前記車載端末から駐車位置情報を受信して前記経路
算出手段により算出した経路を前記表示手段に表示する
ことを特徴とするものである。

【０００８】さらに、前記入力手段は、駐車位置情報を
取得する位置情報取得手段を有し、前記車載端末の通信
手段は、車両のエンジンオフを条件に駐車位置情報を取
得し送信し、前記入力手段は、車両のエンジンオフを条
件に地図データを照合して駐車場にいるか否かを判断し
て駐車位置情報を取得し、前記入力手段は、キーによる
操作入力手段であり、前記入力手段として、小規模無線
通信手段と通信して駐車位置情報を取得する位置情報取
得手段を有することを特徴とするものである。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図１は本発明に係る経路情報配
信システムの実施の形態を示す図、図２は携帯端末の正
面図を示す図である。図中、１は位置信号発信固定局、
２は車両、３はユーザ、４は公衆回線網、５はサーバ、
６はデータベース、１１は車載端末、１２はキーオフ検
知手段、１３、１６は入力手段、１４、１７は自己位置
特定手段、１５は携帯端末を示す。

【００１０】図１において、位置信号発信固定局１は、
駐車／駐輪場に設置され位置情報を発信する小規模の無
線通信手段である。車載端末１１は、車両２に搭載さ
れ、キーオフ検知手段１２により車両２のエンジンオフ
のときに位置信号発信固定局１からの無線信号を受信し
て位置情報を取得し、入力手段１３の入力、自己位置特
定手段１４による位置の特定を基に公衆回線網４を介し
てサーバ５との交信を行う。携帯端末１５は、ユーザ３
が携帯して、入力手段１３の入力情報を基に位置信号発
信固定局１からの無線信号を受信して位置情報を取得
し、入力手段１３の入力、自己位置特定手段１４による
位置の特定を基に公衆回線波４を介してサーバ５との交
信を行う。

【００１１】車載端末１１は、例えば車両用ナビゲーシ
ョン装置であり、携帯端末１５は、例えば図２に示すよ
うな地図検索リスト、メニューなどを表示することがで
きるディスプレイ表示部２１、英数字やかな漢字を入力
し画面スクロール指示等を入力することができるテンキ
ー入力部２２を有し、通信機能を有する携帯電話やＰＨ
Ｓ電話である。

【００１２】サーバ５は、例えばナビセンタとして公衆
回線網４のインターネット回線を介して車両２の車載端
末１１、ユーザ３の携帯端末１５と交信を行い、探索・
案内データに基づき目的地までの経路を算出する経路算
出手段や、携帯端末１１のキー操作に従い経路算出手段
により算出された経路を携帯端末１１に表示する表示制
御手段を備え、目的地及び現在地を特定した経路要求に
応じて現在地から目的地までの案内経路、最適出入口等
を算出し車載端末１１、携帯端末１５に案内情報として
提供し表示するものである。そのための経路を算出し表
示する探索・案内データを格納したのがデータベース６
であり、例えば地図データ、ＰＯＩデータ、道路デー
タ、公共交通機関データにより駅出入口情報、道路情
報、交差点案内情報などを有する。

【００１３】地図データは、地図イメージを描画するた
めのデータであり、道路を描画するためのノード、リン
ク、座標で領域を定義した家形、公園など特定領域を描
画するためのポリゴンデータ、座標と名称を格納した地
図上に表示するための表示文字データなどを有する。Ｐ
ＯＩデータは、現在地や目的地、案内地点となる各地点
を検索するための施設データを有し、タウンページ情報
なども含まれる。道路データは、経路を算出するための
データであり、最適経路の判定を行うための車載ナビゲ
ーション装置とは異なる歩行者用の経路情報配信システ
ムに特有のコスト、道路の種別などの情報を有し、ある
いは車載ナビゲーションシステムと同様のデータを持
ち、経路計算でコストを変えて歩行者用データを探索時
に最適出入口を決定するために使用する。歩行者用の視
点では、有料道路や高架道路など歩行に向かない道路は
経路算出の対象にせず、右左折や一方通行などの規制も
考慮しない。また、国道などの広い道路、ガードレール
があり歩道の広い道路などは通りやすいとされる。公共
交通機関データは、ＪＲ・私鉄の鉄道は勿論、航空、バ
ス、船などを含む交通機関のデータであり、例えばＪＲ
○○線、山手線などの路線毎の駅情報を有する路線デー
タ、時刻表データなどである。

【００１４】サーバ５において携帯端末１５に経路案内
を行う処理は、例えば概略次のようになる。現在地を特
定することにより、現在地から最寄りの駅（乗車駅）を
数駅、例えば３駅に絞って特定し、同様に目的地を特定
することにより、目的地から最寄りの駅（降車駅）を数
駅、例えば３駅に絞って特定する。そして、道路データ
を用い現在地から各乗車駅までの歩行経路、公共交通機
関データを用い各乗車駅から各降車駅までの交通機関経
路、さらに道路データを用い各降車駅から目的地までの
歩行経路をそれぞれ算出し、乗降駅においては、現在地
／目的地に対して最適の出入口を選択すると共に、その
駅構内における出入口と出改札口との間の経路を算出す
る。さらに、これらの歩行経路、交通機関経路を組み合
わせて、現在地から目的地までの総合コストを算出し、
最もコストの低い経路を提示する。このとき、総合コス
トとして、最短時間、最少運賃、最少乗換え回数などを
算出条件として入力することにより、コストの変更がで
きる。

【００１５】本発明に係る経路情報配信システムでは、
自動車、バイク、自転車などを駐車／駐輪場に預け、算
出した移動経路を携帯端末に表示し、目的地まで歩行、
交通機関を用いて移動する場合、往路の案内終了後、復
路で再度目的地を設定することなく、車両の位置まで携
帯端末に経路案内を行う。そのため、車載端末１１、携
帯端末１５で駐車／駐輪時に位置情報、及びその他付帯
情報を設定し、サーバ５に送信する。駐車／駐輪位置の
設定は、車両エンジンオフにより例えばＢｌｕｅｔｏｏ
ｔｈなどの小規模無線通信手段と携帯端末あるいは車載
端末が通信して自動的に検知し、あるいは携帯端末、車
載端末を操作して手動により入力して行う。このとき、
駐車場などの名称、階数、駐車エリア（出入り口名、エ
リア番号、駐車位置）などについても合わせて設定を行
うが、それぞれの端末又はサーバに保持させるようにし
てもよい。また、エンジンオフしたとき、地図データか
ら現在地が駐車場周辺にいるかどうかを判断することに
より、例えばコンビニに立ち寄った場合など、駐車場以
外でエンジンオフした場合には、位置情報をサーバへ送
信しないようにしてもよい。また、復路の経路案内だけ
でなく、往路の経路案内についてもエンジンオフなどを
条件として同様に行ってもよい。

【００１６】次に、本発明に係る経路情報配信システム
の全体の処理概要を説明する。図３は全体の処理と目的
地設定処理の例を説明するための図、図４は現在地から
の経路の表示処理の例を説明するための図、図５は現在
地の設定処理及び時刻等の初期化処理の例を説明するた
めの図、図６はユーザーチェック処理の例を説明するた
めの図である。

【００１７】本発明に係る経路情報配信システムでは、
全体として図３（Ａ）に示すように目的地設定を行って
（ステップＳ１１）、目的地までの経路を算出して現在
地からの経路の表示を行う（ステップＳ１２）。

【００１８】上記処理のうち、ステップＳ１１の目的地
設定処理では、図３（Ｂ）に示すように目的地を入力し
て（ステップＳ２１）、その目的地を検索し（ステップ
Ｓ２２）、検索結果を表示することにより（ステップＳ
２３）、表示された目的地を確定する（ステップＳ２
４）。

【００１９】そして、ステップＳ１２の現在地からの経
路の表示処理では、図４に示すようにまず、現在地の設
定処理を行い（ステップＳ３１）、現在地から目的地ま
での経路探索処理を行い（ステップＳ３２）、時刻等の
初期化、目的地の到着予定時刻の計算処理を行い（ステ
ップＳ３３）、案内状況を判断してユーザが道に迷って
いる状態か否かユーザーチェック処理を行う（ステップ
Ｓ３４）。道に迷ったときの案内は、ユーザからの要求
があれば、ユーザの要求に従って案内図や文を表示し、
また、予定時刻を基に道に迷っているか否かの判断をし
て案内図を表示させるようにしてもよい。

【００２０】上記ステップＳ３１の現在地の設定処理で
は、図５（Ａ）に示すように現在地の入力画面を表示し
て（ステップＳ４１）、現在地の入力を行って（ステッ
プＳ４２）、現在地の検索を行い（ステップＳ４２）、
現在地を確定する（ステップＳ４３）。

【００２１】上記ステップＳ３３の時刻等の初期化処理
では、図５（Ｂ）に示すようにカウンタを「０」にリセ
ットし（ステップＳ４５）、タイマ１を現在の時刻にセ
ットして（ステップＳ４６）、到着予定時刻の計算を行
う（ステップＳ４７）。到着予定時刻は、例えば経路距
離÷歩行者の平均時速（例えば４ｋｍ／ｈ）の計算を行
って求める。

【００２２】上記ステップＳ３４のユーザーチェック処
理では、図６に示すように地図を表示して（ステップＳ
５１）、ユーザーからの指示による地図の変更があるか
否かを判定する（ステップＳ５２）。そして、地図の変
更がある場合には、カウンタを＋１インクリメントして
（ステップＳ５３）、そのカウント値が一定値αを越え
たか否かを判定し（ステップＳ５４）、越えなければス
テップＳ５１に戻り、上記の処理と同様の処理を繰り返
し実行する。カウント値が一定値αを越えた場合には、
「道に迷っている」と表示する（ステップＳ５７）。

【００２３】また、ステップＳ５２の判定の結果、地図
の変更がない場合には、目的地に到着したか否かを判定
し（ステップＳ５５）、目的地に到着していなければ、
現在の時刻が到着予定時刻＋一定値βを越えたか否かを
判定する（ステップＳ５６）。現在の時刻が到着予定時
刻から既に一定の時間経過している場合、つまり、到着
予定時刻からさらにβの時間経過しても目的地に到着し
ていない場合には、「道に迷っている」と表示し（ステ
ップＳ５７）、まだ、現在の時刻が許容範囲内である場
合には、ステップＳ５１に戻り、上記の処理と同様の処
理を繰り返し実行する。

【００２４】上記のように地図の変更が頻繁に行われ一
定値αを越えた場合や、到着予定時刻からさらに一定時
間βを経過しても目的地に到着しない場合に、道に迷っ
ていると判断している。そのほか、地図を拡大させた
あと縮小させなかった場合、何回も同じところを拡大
させた場合などを条件として、道に迷っていると判断し
てもよい。

【００２５】次に、本発明に係る経路情報配信システム
においてユーザの携帯端末とサーバとの間での通信処理
フローの例を説明する。図７は駐車場や駐輪場に到着時
の自車位置を通知する場合の処理の例を説明するための
図、図８は携帯端末で経路案内を開始する場合の処理の
例を説明するための図、図９は駐車場への誘導の具体例
を示す図である。

【００２６】自車位置の通知を行う処理では、図７に示
すようにまず、車載端末であれば、自動車が駐車場に到
着してキーオフしたことを判定し、携帯端末であれば、
駐輪場に到着したことをユーザが操作する（ステップＳ
６１）。この到着信号により、駐車位置情報があるか否
かを判定する（ステップＳ６２）。駐車位置情報は、位
置信号発信固定局からの無線信号の他、ＧＰＳの受信情
報、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈなどから取得される位置情報を
含む。駐車位置情報がなければ、駐車位置情報として駐
車場名、階数、駐車エリアなどの情報をユーザから入力
して（ステップＳ６３）、駐車位置情報、駐車場名、階
数、駐車エリアなどをサーバへ送信する（ステップＳ６
４）。

【００２７】案内を開始する処理では、携帯端末におい
て図８（Ａ）に示すようにまず、車両を用いて移動する
ことを明示的に選択して目的地を選択することにより
（ステップＳ７１）、サーバと交信し、経路案内データ
を受け取り（ステップＳ７２）、経路案内を表示する
（ステップＳ７３）。

【００２８】サーバにおける携帯端末との交信処理で
は、図８（Ｂ）に示すように携帯端末からの目的地情報
を受信すると（ステップＳ８１）、移動経路を算出し
（ステップＳ８２）、携帯端末表示用データを作成し、
駐車場の情報を付与して（ステップＳ８３）、携帯端末
に経路案内情報を送出する（ステップＳ８４）。

【００２９】携帯端末で現在地から駐車場への経路案内
を表示する場合、例えば図９（Ａ）に示すように現在地
から駐車場入口まで経路付き地図を表示する。このと
き、その間に複数の交差点を通る場合には、地図を交差
点別に複数のページで構成して順次切り替え表示する。
駐車場に到着すると、図９（Ｂ）に示すように駐車場所
のおおまかな位置を表示し、さらに、図９（Ｃ）に示す
ようにサーバに保存されている駐車場の階数、駐車エリ
アの情報を表示する。車両入庫時の駐車場名は、Ｂｌｕ
ｅｔｏｏｔｈなどで情報の取得が可能であればそれを用
い、それ以外は、位置情報よりデータベースから取得す
る。Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈは、階あるいはエリア毎に設置
され、その階あるいはエリアの情報を送出する。このた
め、駐車位置で情報をすい上げなければならない。この
ような経路案内により車両に戻ると、残りの経路案内
は、車載端末が継続して実行する。

【００３０】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、インターネット回線を介して携帯電
話と通信を行うサーバ（ナビセンタ）を利用したシステ
ムとして説明したが、インターネット回線以外の有線、
無線の通信回線を利用して携帯端末がサーバと通信を行
い小画面で経路案内を行うシステムにおいても同様に適
用可能である。また、携帯端末とサーバ、車載端末とサ
ーバとの間で経路情報を配信するだけでなく、車両がエ
ンジンオフしたときに車載端末から携帯端末へ駐車位置
情報を送信することにより、携帯端末でサーバと同様の
経路探索を行い表示してもよい。

【００３１】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、携帯端末や車載端末を含む端末と通信して経
路情報を配信するサーバを有する経路情報配信システム
であって、端末から経路算出のための指示情報を受信し
経路情報を送信する通信手段と、駐車位置情報を記憶す
る記憶手段と、通信手段により受信した指示情報に基づ
き記憶手段から駐車位置情報を読み出して経路を算出す
る経路算出手段とを備え、サーバは、端末から指示情報
を受信して経路算出手段により算出した経路情報を端末
に送信することを特徴とし、また、携帯端末は、経路算
出の指示情報を入力する入力手段と、入力された指示情
報を送信し経路情報を受信する通信手段とを有し、車載
端末は、駐車位置情報を入力する入力手段と、入力され
た駐車位置情報を送信し経路情報を受信する通信手段と
を有することを特徴とし、車載端末は、駐車位置情報を
入力する入力手段と、入力された駐車位置情報を送信す
る通信手段とを有し、携帯端末は、車載端末から駐車位
置情報を受信する通信手段と、駐車位置情報を記憶する
記憶手段と、通信手段により受信した駐車位置情報を記
憶手段から読み出して経路を算出する経路算出手段と、
経路算出手段により算出した経路を表示する表示手段と
を有し、携帯端末は、車載端末から駐車位置情報を受信
して経路算出手段により算出した経路を表示手段に表示
するので、自動車やバイク、自転車を駐車場又は駐輪場
に預けて移動する場合に、その位置情報に従って目的地
まで、あるいは復路に駐車場又は駐輪場を目的地として
経路案内を行うことができる。しかも、駐車／駐輪時の
位置情報の設定にしたがい広い場合でも駐車／駐輪場所
を基点として経路の案内を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る経路情報配信システムの実施の
形態を示す図である。

【図２】携帯端末の正面図を示す図である。

【図３】全体の処理と目的地設定処理の例を説明する
ための図である。

【図４】現在地からの経路の表示処理の例を説明する
ための図である。

【図５】現在地の設定処理及び時刻等の初期化処理の
例を説明するための図である。

【図６】ユーザーチェック処理の例を説明するための
図である。

【図７】駐車場や駐輪場に到着時の自車位置を通知す
る場合の処理の例を説明するための図である。

【図８】携帯端末で経路案内を開始する場合の処理の
例を説明するための図である。

【図９】駐車場への誘導の具体例を示す図である。

【符号の説明】

１…位置信号発信固定局、２…車両、３…ユーザ、４…
公衆回線網、５…サーバ、６…データベース、１１…車
載端末、１２…キーオフ検知手段、１３、１６…入力手
段、１４、１７…自己位置特定手段、１５…携帯端末

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者伊藤泰雄東京都千代田区外神田２丁目19番12号株式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者牛来直樹東京都千代田区外神田２丁目19番12号株式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者山川博幸東京都千代田区外神田２丁目19番12号株式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者北野聡東京都千代田区外神田２丁目19番12号株式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者菅原隆東京都千代田区外神田２丁目19番12号株式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者林弘毅東京都千代田区外神田２丁目19番12号株式会社エクォス・リサーチ内 (72)発明者平川一行東京都千代田区外神田２丁目19番12号株式会社エクォス・リサーチ内Ｆターム(参考） 2C032 HB25 HC08 HC11 2F029 AA02 AA07 AC02 AC14 AC19 5H180 AA01 AA21 BB02 BB04 CC12 FF04 FF13 FF22 FF33 KK08

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】携帯端末や車載端末を含む端末と通信し
て経路情報を配信するサーバを有する経路情報配信シス
テムであって、前記端末から経路算出のための指示情報
を受信し経路情報を送信する通信手段と、駐車位置情報
を記憶する記憶手段と、前記通信手段により受信した指
示情報に基づき前記記憶手段から駐車位置情報を読み出
して経路を算出する経路算出手段とを備え、前記サーバ
は、前記端末から指示情報を受信して前記経路算出手段
により算出した経路情報を前記端末に送信することを特
徴とする経路情報配信システム。
【請求項２】携帯端末と通信してサーバより経路情報
を配信する経路情報配信システムであって、前記携帯端
末は、経路算出の指示情報を入力する入力手段と、前記
入力された指示情報を送信し経路情報を受信する通信手
段とを有し、前記サーバは、前記携帯端末から指示情報
を受信し経路情報を送信する通信手段と、駐車位置情報
を記憶する記憶手段と、前記通信手段により受信した指
示情報に基づき前記記憶手段から駐車位置情報を読み出
して経路を算出する経路算出手段とを有し、前記サーバ
は、前記携帯端末から指示情報を受信して前記経路算出
手段により算出した経路情報を前記携帯端末に送信する
ことを特徴とする経路情報配信システム。
【請求項３】車載端末と通信してサーバより経路情報
を配信する経路情報配信システムであって、前記車載端
末は、駐車位置情報を入力する入力手段と、前記入力さ
れた駐車位置情報を送信し経路情報を受信する通信手段
とを有し、前記サーバは、前記車載端末から駐車位置情
報を受信し経路情報を送信する通信手段と、駐車位置情
報を記憶する記憶手段と、前記通信手段により受信した
駐車位置情報を前記記憶手段から読み出して経路を算出
する経路算出手段とを有し、前記サーバは、前記車載端
末から駐車位置情報を受信して前記経路算出手段により
算出した経路情報を前記車載端末に送信することを特徴
とする経路情報配信システム。
【請求項４】携帯端末と車載端末が通信して経路情報
を配信する経路情報配信システムであって、前記車載端
末は、駐車位置情報を入力する入力手段と、前記入力さ
れた駐車位置情報を送信する通信手段とを有し、前記携
帯端末は、前記車載端末から駐車位置情報を受信する通
信手段と、駐車位置情報を記憶する記憶手段と、前記通
信手段により受信した駐車位置情報を前記記憶手段から
読み出して経路を算出する経路算出手段と、前記経路算
出手段により算出した経路を表示する表示手段とを有
し、前記携帯端末は、前記車載端末から駐車位置情報を
受信して前記経路算出手段により算出した経路を前記表
示手段に表示することを特徴とする経路情報配信システ
ム。
【請求項５】前記入力手段は、駐車位置情報を取得す
る位置情報取得手段を有することを特徴とする請求項３
又は４記載の経路情報配信システム。
【請求項６】前記車載端末の通信手段は、車両のエン
ジンオフを条件に駐車位置情報を取得し送信することを
特徴とする請求項３又は４記載の経路情報配信システ
ム。
【請求項７】前記入力手段は、車両のエンジンオフを
条件に地図データを照合して駐車場にいるか否かを判断
して駐車位置情報を取得することを特徴とする請求項６
記載の経路情報配信システム。
【請求項８】前記入力手段は、キーによる操作入力手
段であることを特徴とする請求項２、３又は４記載の経
路情報配信システム。
【請求項９】前記入力手段として、小規模無線通信手
段と通信して駐車位置情報を取得する位置情報取得手段
を有することを特徴とする請求項２、３又は４記載の経
路情報配信システム。